AXIS Body Worn Live - ユーザーマニュアル

AXIS Body Worn Liveとは

AXIS Body Worn Liveを使用すると、装着式カメラのユーザーはワイヤレスまたはモバイルネットワークを介してライブビデオをストリーミングできます。 オペレーターはライブビデオを表示し、それを見ていることをカメラユーザーに知らせることができます。 マップビューでは、オペレーターは現在ライブビデオをストリーミングしているカメラの位置を表示できます。

開始する

装着式システムでクラウド拡張機能を有効にする

  1. AXIS Body Worn Managerを開きます。

  2. に移動します。

  3. [Region (地域)] を選択します。

    • 地域は、メタデータデータが保存されている地理的な場所です。 メタデータの詳細については、証拠データとメタデータを参照してください。
    • 地域を変更するには、装着式システムをリセットする必要があります。
  4. [Connect (接続)] をクリックします。

  5. [Connect (接続)] をクリックして確定します。

クラウド拡張機能の詳細については、装着式ソリューションのユーザーマニュアルのクラウド拡張機能を参照してください。

My Axisアカウントを作成する

My Axisアカウントは、Axis IDとAXIS Body Worn Liveなどのクラウドベースのシステムやサービスへのアクセスを提供します。 すでにMy Axisアカウントをお持ちの場合は、この手順を省略できます。

  1. My Axis - Create Account (アカウントの作成)に移動します。

  2. 情報を入力し、[CREATE ACCOUNT (アカウントの作成)] をクリックします。

装着式システムをAXIS Body Worn Liveに接続する

装着式システムにAXIS W100またはAXIS W101 Body Worn Camerasが含まれ、北米以外の場所にある場合、AXIS Body Worn Liveでライブストリームを開始するには、カメラのすべてのワイヤレスネットワークチャンネルをオンにする必要があります。AXIS Body Worn Liveに接続する前に、Axisサポート (bodywornlive.support@axis.com) に連絡し、システムのIDと設置国をお知らせください。 Axisサポートは、装着式カメラに必要なワイヤレスチャンネルを有効にします。

  1. AXIS Body Worn Managerで、に移動します。

  2. [Start AXIS Body Worn Live setup (AXIS Body Worn Live設定の開始)] をクリックします。

  3. 使用許諾契約書に同意します。

  4. [Start AXIS Body Worn Live setup (AXIS Body Worn Live設定の開始)] リンクをクリックします。

  5. MyAxisアカウントにログインします。

  6. をクリックすると、1つのフォルダーを含む新しい組織が作成されます。 組織全体の組織所有者になります。組織、フォルダー、ユーザー権限を参照してください。

  7. AXIS Body Worn Managerに移動し、認証コードをコピーします。

  8. 認証手順に戻り、コードを貼り付けます。

  9. 証拠データを保存する国を指定するには、[Advanced settings (詳細設定)] をクリックし、リストからオプションを選択します。

    国を指定しない場合、すべてのデータは、AXIS Body Worn Managerで定義された地域に保存されます。 証拠データの詳細については、証拠データとメタデータを参照してください。

  10. [Finish (完了)] をクリックします。

    AXIS Body Worn Liveの30日間試用ライセンスが自動的に有効になります。

エンドツーエンド暗号化を有効にする

エンドツーエンドの暗号化により、装着式カメラとAXIS Body Worn Liveとの間で安全な通信が保たれます。 詳細については、エンドツーエンド暗号化を参照してください。

  • エンドツーエンドの暗号化は必須であり、AXIS Body Worn Liveを使用する各ブラウザーで暗号化を追加する必要があります。
  • AXIS Body Worn Managerは、カメラをドッキングした時点で公開鍵をカメラに配布します。
  1. AXIS Body Worn Liveに移動し、My Axisアカウント認証情報を使用してサインインします。

  2. [Settings (設定)] に移動します。

  3. [Generate keys (キーの生成)] をクリックします。

  4. 秘密鍵を再利用して、別のブラウザーや別のコンピューターでビデオストリームを表示できるようにする場合は、[Download (ダウンロード)] をクリックします。

    鍵の暗号化は任意です。

  5. [Copy public key (公開鍵をコピー)] をクリックします。

  6. AXIS Body Worn Managerで、に移動します。

  7. AXIS Body Worn Liveカード上の [Public key (公開鍵)] で、[Add (追加)] をクリックします。

  8. 公開鍵の名前を入力します。

    秘密鍵を使用するコンピューターとブラウザーを識別しやすい名前をキーに付けることをお勧めします (「John's Chrome browser」など)。

  9. コピーした公開鍵を貼り付けます。

  10. 装着式システムに属するすべてのカメラをドッキングします。

秘密鍵の再利用

AXIS Body Worn Liveを使用するブラウザーごとに1つのキーペアを生成するのではなく、すでにダウンロードした秘密鍵を再利用できます。 鍵を再利用することで、AXIS Body Worn Managerに保存する公開鍵は1つで済みます。

すでにキーを持っている場合は、新しいキーをインポートする前に削除する必要があります。

  1. AXIS Body Worn Liveに移動し、My Axisアカウント認証情報を使用してサインインします。

  2. [Settings (設定)] に移動します。

  3. [Import keys (キーのインポート)] をクリックします。

  4. 鍵を参照し、選択します。

エンドツーエンド暗号化を確認する

公開鍵には公開鍵拇印があり、これを使用してエンドツーエンド暗号化を確認することができます。 公開鍵拇印は、AXIS Body Worn ManagerとAXIS Body Worn Liveの両方で確認できます。 エンドツーエンド暗号化を確認するには、これら2つの拇印を比較し、同じであることを確認します。

AXIS Body Worn Managerでは、公開鍵拇印は [Cloud (クラウド)] ページのAXIS Body Worn Liveの公開鍵の一覧に掲載されています。

AXIS Body Worn Liveでは、公開鍵拇印は [Settings (設定)] ページの [End-to-end encryption (エンドツーエンド暗号化)] の下にあります。

ライブストリーミングを有効にする

使用するライセンスの数を最小限に抑えるために、ライブストリーミング専用のカメラプロファイルを用意することをお勧めします。ライセンスを参照してください。

  1. AXIS Body Worn Managerを開きます。

  2. に移動します。

  3. ライブストリーミングを有効にするカメラプロファイルを選択します。

  4. AXIS Body Worn Liveで、[Streaming (ストリーミング)] をオンにします。

場所を有効にする

現在ライブビデオをストリーミングしているカメラの地理的位置を表示することができます。 位置を表示するには、場所を有効にする必要があります。

位置は、すべてのカメラモデルで利用できるわけではありません。

  1. AXIS Body Worn Managerを開きます。

  2. に移動します。

  3. ライブストリーミングを有効にしたカメラプロファイルを選択します。

  4. カメラモデルごとに、[Location (場所)] を選択し、[Power saving mode (省電力モード)] をオフにします。

ワイヤレスネットワークを追加する

カメラにSIMカードがあり、モバイルネットワークのみを使用する場合は、ワイヤレスネットワークを追加して割り当てる必要はありません。

ビデオをストリーミングするには、装着式カメラをワイヤレスまたはモバイルネットワークに接続する必要があります。 ワイヤレスネットワークの場合、装着式カメラはカメラユーザーに割り当てられたワイヤレスネットワークを使用します。 ワイヤレスネットワークは、カメラプロファイルを介してカメラユーザーに割り当てるか、またはカメラユーザーに直接割り当てることができます。

オプション1: ワイヤレスネットワークをカメラプロファイルを介して割り当てる –
AXIS Body Worn Managerで1つ以上のワイヤレスネットワークを追加して、異なるカメラプロファイルに割り当てることができます。 手順については、AXIS Body Worn Managerでカメラプロファイルを介してワイヤレスネットワークを割り当てるを参照してください。
オプション2: ワイヤレスネットワークをカメラユーザーに直接割り当てる –
AXIS Body Worn ManagerまたはAXIS Body Worn Assistantのいずれかで、ワイヤレスネットワークをカメラユーザーに直接割り当てることができます。AXIS Body Worn Assistantでは、カメラユーザーが自分でワイヤレスネットワークを追加できます。 これは、カメラユーザーが多く、個別のワイヤレスネットワークを多数使用する場合に特に便利です。AXIS Body Worn Managerでワイヤレスネットワークをユーザーに直接割り当てると、そのネットワークはカメラプロファイルを介して割り当てられたどのネットワークよりも優先されます。AXIS Body Worn Assistantでワイヤレスネットワークをユーザーに直接割り当てると、そのネットワークは割り当てられた他のどのネットワークよりも優先されます。 手順については、AXIS Body Worn Managerでカメラユーザーにワイヤレスネットワークを直接割り当てるまたはAXIS Body Worn Assistantでワイヤレスネットワークをカメラユーザーに直接割り当てるを参照してください。

AXIS W100 Body Worn CameraとAXIS W101 Body Worn Cameraは2.4 GHzの周波数バンドのみに対応しています。

AXIS Body Worn Managerでカメラプロファイルを介してワイヤレスネットワークを割り当てる

  1. AXIS Body Worn Managerを開きます。

  2. [Settings (設定)] > [Camera (カメラ)] に移動します。

  3. [Wi-Fi networks (Wi-Fiネットワーク)] で、[Add (追加)] をクリックします。

  4. ワイヤレスネットワークのName (SSID) (名前 (SSID))Password (パスワード)を入力します。

  5. [Add (追加)] をクリックします。

  6. に移動します。

  7. ワイヤレスネットワークの割り当て先のカメラプロファイルを選択します。

  8. AXIS Body Worn Liveパネルを展開します。

  9. カメラプロファイルに割り当てるワイヤレスネットワークを選択します。

  10. [Users (ユーザー)] 移動し、ワイヤレスネットワークの割り当て先のカメラユーザーを選択します。

  11. 適切なワイヤレスネットワークを持っているカメラプロファイルを選択します。

AXIS Body Worn Managerでカメラユーザーにワイヤレスネットワークを直接割り当てる

ワイヤレスネットワークをカメラユーザーに直接割り当てる前に、ストリーミングを有効にする必要があります (ライブストリーミングを有効にするを参照)。

  1. AXIS Body Worn Managerを開きます。

  2. に移動し、ワイヤレスネットワークを追加する対象ユーザーを選択します。

  3. をクリックします。

  4. ワイヤレスネットワークのName (SSID) (名前 (SSID))Password (パスワード)を入力します。

  5. [Add (追加)] をクリックします。

AXIS Body Worn Assistantでワイヤレスネットワークをカメラユーザーに直接割り当てる

  1. AXIS Body Worn Assistantを開きます。

  2. [Camera (カメラ)] に移動します。

  3. ペンアイコンをタップします。

  4. ワイヤレスネットワーク名とパスワードを入力し、[OK] タップします。

この方法でワイヤレスネットワークを追加すると、そのネットワークはカメラプロファイルで追加されたネットワーク、またはAXIS Body Worn Managerでユーザーに直接追加されたネットワークよりよりも優先されます。

時刻の同期

重要
  • AXIS Body Worn Liveストリームの表示に使用するブラウザーは、数秒の違いがあるかもしれませんが、装着式システムと同じ時間である必要があります。
  • AXIS Body Worn Liveは、システムとクライアント間の時間が同期していない場合、ビデオストリーミングを停止します。
  • AXIS Body Worn Liveストリームの表示に使用するコンピューターでは、装着式システムと同じNTPサーバーと時間設定を使用することをお勧めします。

システムの設定

ユーザーの追加

AXIS Body Worn Liveにユーザーを追加するには、組織所有者として、まずユーザーを組織に招待します。 ユーザーは招待を受け入れます。 その後、組織所有者がユーザー権限を割り当てます。 さまざまな権限の詳細については、ユーザー権限を参照してください。

ユーザーの招待

組織所有者である場合は、組織に他のユーザーを招待します。 ユーザーにはMy Axisアカウントが必要です。

  1. [Identity and Access Management (IDとアクセス管理)] に移動します。

  2. [SIGN IN (サインイン)] をクリックし、My Axisアカウント認証情報を使用してサインインします。

  3. 装着式システムを表すフォルダーを含んでいる組織を選択します。

  4. [CONTINUE (続行)] をクリックします。

  5. [INVITE USER (ユーザーの招待)] をクリックします。

  6. 招待するユーザーの電子メールアドレスを入力します。 これは、ユーザーが自分のMy Axisアカウントで使用する電子メールアドレスです。

  7. [SEND INVITE (招待状を送信)] をクリックします。 ユーザーが招待者のリストに追加され、電子メールで招待状を受け取ります。

招待状は7日間有効です。 ユーザーが招待状を受け取った場合は、招待の承諾を参照してください。ユーザーに異なるAXIS Body Worn Liveの権限を割り当てることができます。詳細については、ユーザーの役割の割り当てを参照してください。

招待の承諾

AXIS Body Worn Liveユーザーとして、組織への招待に同意する必要があります。

  1. 招待電子メールを開きます。

  2. 電子メールのリンクをクリックします。 これにより、[Identity and Access Management (IDとアクセスの管理)] が表示されます。

  3. [SIGN IN (サインイン)] をクリックし、My Axisアカウント認証情報を使用してサインインします。

  4. [ACCEPT ALL INVITES (すべての招待を承諾する)] をクリックします。

ユーザーの役割の割り当て

組織所有者はAXIS Body Worn Liveユーザーにユーザー権限を割り当てます。

  1. [Identity and Access Management (IDとアクセス管理)] に移動します。

  2. [SIGN IN (サインイン)] をクリックし、My Axis認証情報を使用してサインインします。

  3. 装着式システムを表すフォルダーを含んでいる組織を選択します。

  4. [CONTINUE (続行)] をクリックします。

  5. [Folders (フォルダー)] に移動します。

  6. 1人のユーザーが複数の装着式システムで特定の権限を持つようにする場合は、そのユーザーに親フォルダーの権限を与えることができます。 フォルダーとユーザー権限の詳細については、組織、フォルダー、ユーザー権限を参照してください。

  7. 装着式システムを表すフォルダーを選択します。

  8. [ADD ACCESS (アクセスを追加)] をクリックします。

  9. [Users (ユーザー)] で、役割を割り当てるユーザーを選択します。 複数のユーザーを選択できます。

  10. [Roles (権限)] で、[Administrator (管理者)] または [Operator (オペレーター)] を選択します。

  11. [ADD (追加)] をクリックします。

システムを別の組織フォルダーに移動する

装着式システムを組織フォルダーから別の組織フォルダーに移動するには、まず現在のフォルダーからシステムを切断し、その後、別のフォルダーに接続する必要があります。

  1. 切断または移動するシステムのAXIS Body Worn Managerを開きます。

  2. 上のバーのコンテキストメニューを開き、[About (情報)] をクリックします。

  3. System name (システム名)System ID (システムID) をメモします。

  4. AXIS Body Worn Liveに移動し、My Axis認証情報を使用してサインインします。

  5. [Settings (設定)] に移動します。

  6. [Connected systems (接続済みのシステム)] で、移動するシステムを特定し、[Disconnect (切断)] をクリックします。

  7. 装着式システムをAXIS Body Worn Liveに接続するの手順に従って、装着式システムを別の組織フォルダーに接続します。

SOCへの自動通知を設定する

新しいライブストリームが開始されたときにSOC (セキュリティオペレーティングセンター) のオペレーターに通知が届くよう、通知を自動的に送信するようにシステムを設定できます。 組織とSOC (セキュリティオペレーティングセンター) 間の接続を設定します。

  1. [Settings (設定)] に移動します。

  2. [+ New SOC integration (SOC統合の新規追加)] をクリックします。

  3. SOC (セキュリティオペレーティングセンター) のURLを入力します。

  4. 必要に応じて、[Sign messages (メッセージの署名)] をクリックし、ペイロード署名を入力します。 これは、受信側で通知が正しいソースから送信されたことを確認するために使用されます。

  5. [Add (追加)] をクリックします。

詳細情報

組織、フォルダー、ユーザー権限

組織は、お客様のAxisシステム導入状況を仮想的に表現したものであり、装着式カメラのクラウドサービスの中心に位置しています。 新しい組織を作成すると、その組織には1つのフォルダーが含まれます。 組織を作成した人が、組織全体の所有者になります。

  • 組織は、装着式システムをAXIS Body Worn Liveライセンスに接続します。

  • 組織は、装着式システムをAXIS Body Worn Liveユーザーに接続します。

  • 組織所有者はAXIS Body Worn Liveユーザーを組織に追加できます。ユーザーの招待を参照してください。

  • 組織はフォルダーやサブフォルダーに構造化できます。 通常、フォルダーは組織内の装着式システムの物理的なサイトまたは位置を表します。

  • フォルダー上のAXIS Body Worn Liveユーザーには、さまざまなユーザーの役割が割り当てられます。 フサブフォルダーは、その親から役割を継承します。

  • ユーザーに特定のフォルダーのオペレーター役割を割り当てると、ユーザーはそのフォルダーに接続されている装着式システムからのライブストリームのみを表示できます。

組織を作成するには、My Axisアカウントが必要です。

ユーザー権限

  • AXIS Body Worn LiveユーザーはAXIS Body Worn Managerのカメラユーザーとは別です。
  • AXIS Body Worn Liveにサインインするには、My Axisアカウントが必要です。

AXIS Body Worn Liveには2つの異なるユーザー権限があります。

オペレーター –
着信ライブストリームを表示して確認します。
管理者 –
AXIS Body Worn Liveの設定を管理します。 組織所有者の権限も組み合わせて使用して、管理者は、装着式システムをAXIS Body Worn Liveに接続し、ユーザーを招待して、ユーザー権限を割り当てます。 管理者は、着信ライブストリームを表示して確認することもできます。

ライセンス

24時間の間にライブストリーミングが有効なカメラプロファイルを持つユーザーに割り当てられたカメラの数 (過去1週間の平均) によって、必要なAXIS Body Worn Liveライセンスの数が決まります。

固定割り当てのカメラ割り当てを使用している場合でも、自己割り当てのカメラ割り当てを使用している場合でも、ライセンスモデルは同じです。

使用するライセンスの数を最小限に抑えるために、ライブストリーミング専用のカメラプロファイルを用意することをお勧めします。

Axisの製品とサービスのライセンスの詳細については、AXIS License Managerユーザーマニュアルを参照してください。

エンドツーエンド暗号化

エンドツーエンド暗号化により、送信先のみがストリーミングビデオにアクセスできるようにします。 各装着式カメラの公開鍵と、AXIS Body Worn Liveを利用する各ブラウザーの秘密鍵によって、この安全な通信が可能になります。

重要
  • Cookieや他のサイトデータを削除すると、ブラウザーによって秘密鍵が削除されます。 閲覧履歴をクリアすると、この問題が発生することがあります。 これを回避する1つの方法として、ブラウザーでAXIS Body Worn Liveの例外を設定します。
  • 閲覧履歴をクリアするときなど、秘密鍵を削除する場合は、エンドツーエンド暗号化を有効にするの手順を繰り返す必要があります。

証拠データとメタデータ

装着式カメラがライブビデオをストリーミングすると、証拠データとメタデータの両方が生成されます。AXIS Body Worn Liveでは、証拠データを保存する国をいくつか選択できます。 メタデータは、クラウド拡張機能をオンにするときにAXIS Body Worn Managerで選択するメインクラウド地域 (EUまたはUS) のいずれかに保存する必要があります。

  • 証拠データ:
  • 暗号化されたビデオストリームと音声ストリーム

  • 暗号化されたインシデント位置データ

  • メタデータ:
  • ユーザーID、ユーザー名、ストリームID、組織IDなどのユーザー関連。

  • 開始時刻、終了時刻、期間などのストリーム関連。

日常的な使用

重要

セキュリティ上の理由から、少なくとも6日に1回以上はAXIS Body Worn Liveにカメラをドッキングする必要があります。 ライブストリーミングは、6日以内にカメラをドッキングしている場合に限り機能します。

AXIS Body Worn Liveを開く

  1. AXIS Body Worn Liveに移動します。

  2. MyAxisアカウント認証情報を使用してサインインします。

  • Webブラウザーが開いている間は、[AXIS Body Worn Live] タブを閉じても、ログイン状態が維持されています。
  • Webブラウザーを閉じて、7日以内に再度開かなかった場合はログアウトされます。

ライブストリームの開始

ライブストリームを開始するには、以下の手順に従います。

  1. 装着式カメラの機能ボタンを2回押します。 録画LEDが赤色に変わり、カメラのモデルに応じて次のLEDが点灯します。

    • Wi-Fi接続® LEDがオレンジ色に点滅し始めます。

    • が白に変わります。

  2. カメラが接続を確立し、AXIS Body Worn Liveにストリーミングを開始すると、カメラのモデルに応じて、次のようにLEDが点灯します。

    • Wi-Fi接続LEDが緑色に変わります。

    • が緑色に変わります。

  3. SOC (セキュリティオペレーティングセンター) のオペレーターがストリームを確認すると、カメラはフィードバックを提供します (ライブストリームの表示と確認を参照)。

録画中にライブストリームを開始することも、録画とストリーミングを同時に開始することもできます。

ライブストリームの停止

ライブストリームと録画を停止するには、録画ボタンを長押しします。 ボタンの長押しに必要な時間については、カメラのユーザーマニュアルをご確認ください。

ライブストリームの表示と確認

カメラユーザーがライブストリームを開始すると、装着式カメラのユーザー名が [Active streams (アクティブなストリーム)] に表示されます。 ライブストリームを表示するには、以下の手順に従います。

  1. ストリームに移動します。

  2. ビデオストリームを表示するカメラユーザーをクリックします。

  3. マップビューとライブストリームビューを切り替えるには、 をクリックします。

  4. カメラユーザーにライブストリームを開いたことを知らせるには、をクリックします。 カメラが振動して、カメラユーザーに通知します。

複数のライブストリームを同時に表示する

隣同士の最大4人のカメラユーザーからのライブストリームを並べて表示できます。 カメラユーザーのグループを作成し、ライブストリームを同時に表示するには、以下の手順に従います。

  1. ストリームに移動します。

  2. をクリックします。

  3. グループの名前を入力します。

  4. をクリックして、最大4人のカメラユーザーを選択します。

  5. [Create (作成)] をクリックします。

  6. ライブストリームを表示するには、グループ名をクリックします。

最近のストリームを表示する

AXIS Body Worn Liveでは、すべてのストリームが24時間保存されます。 最近のストリームを表示するには、以下の手順に従います。

  1. 録画に移動します。

  2. ビデオストリームを表示するカメラユーザーをクリックします。

  3. 表示するストリームをクリックします。

場所を表示する

現在ライブビデオをストリーミングしているカメラユーザーがどこにいて、どのように移動しているかを知りたい場合は、地図上でカメラの地理的位置を表示できます。

  • 場所を表示するには、AXIS Body Worn Managerで場所を有効にする必要があります。場所を有効にするを参照してください。
  • GPS信号を受信できないカメラの動きは表示できません。
  1. AXIS Body Worn Liveを開きます。

  2. ストリームに移動します。

  3. 現在ライブビデオをストリーミング中のカメラユーザーをクリックします。

  4. をクリックします。

トラブルシューティング

問題または症状原因対処法
ライブストリームを開始しようとしたところ、身体装着式カメラが反応しません。ユーザーのカメラプロファイルでストリーミングがオンになっていません。ライブストリーミングを有効にするを参照してください。
お使いのAXIS Body Worn Liveライセンスが有効期限切れです。[AXIS Body Worn Live] > [Settings (設定)]を開き、ライセンス情報を確認してください。
装着式カメラがワイヤレスネットワークに接続しません。 Wi-Fi®接続LED/AXIS Body Worn Live接続アイコンは緑色に変わりません。カメラを使用しているユーザーにワイヤレスネットワークが割り当てられていません。ワイヤレスネットワークを追加するを参照してください。
カメラが6日以上ドッキングされていません。 セキュリティ上の理由から、AXIS Body Worn Liveでは少なくとも6日ごとにカメラをドッキングする必要があり、ライブストリームは6日の間隔内にカメラをドッキングした場合にのみ機能します。カメラをドッキングして証明書を更新します。
ネットワーク名またはパスワードが間違っています。ネットワーク名とパスワードが正しいことを確認してください。
AXIS W100およびAXIS W101 Body Worn Cameraは2.4 GHzワイヤレスネットワークのみサポートします。ワイヤレスネットワークが2.4 GHzの周波数帯域を使用していることを確認してください。 多くのスマートフォンは、デフォルトで5 GHzの周波数帯域を使用します。 モバイルホットスポットに接続する場合は、スマートフォンの設定に移動し、2.4 GHz周波数帯域を有効にする必要があります。
ライブストリームプレーヤーに画像がありません。装着式システムの時刻が、AXIS Body Worn Liveを使用しているパソコンの時刻とは異なります。装着式システムで自動時刻を使用していることを確認してください。
Genetec™ Security Centerで、埋め込みブラウザー内のライブストリームに問題があります。Genetec™ Security Centerは、デフォルトでGoogle Chrome™ブラウザーを使用します。configファイルを編集して、デフォルトのブラウザーをMicrosoft Edge®に変更します。 一例として、[Program Files (x86)] > [Genetec Security Center 5.11] > [ConfigurationFiles] > [App.SecurityDesk.config] に進みます。[Presentation][WebBrowserType][Edge] に変更します。
AXIS Camera Station で、埋め込みブラウザー内のライブストリーミングに問題があります。AXIS Camera Station のバージョンが古すぎます。バージョン5.50以降にアップグレードしてください。
Microsoft® Windowsのバージョンが古すぎます。最新バージョンにアップグレードします。