AXIS Body Worn Liveとは
AXIS Body Worn Liveを使用すると、装着式カメラのユーザーはWi-Fi®またはモバイルネットワークを介してライブビデオをストリーミングできます。オペレーターはライブビデオを表示し、それを見ていることをカメラユーザーに知らせることができます。マップビューでは、オペレーターは現在ライブビデオをストリーミングしているカメラの位置を表示できます。
開始する
AXIS Body Worn Liveにライブ ストリーミングするには、以下の手順をすべて実行する必要があります。
ストリーミングにWi-Fiを使用する場合:Wi-Fiネットワークを追加する
Genetec™Security Centerの内蔵ブラウザでAXIS Body Worn Live を使用する場合:Genetec™Security Centerでデフォルトのブラウザを変更します。
時刻の同期
- AXIS Body Worn Liveストリームの表示に使用するブラウザーは、数秒の違いがあるかもしれませんが、装着式システムと同じ時間である必要があります。
- AXIS Body Worn Liveは、システムとクライアント間の時間が同期していない場合、ビデオストリーミングを停止します。
- AXIS Body Worn Liveストリームの表示に使用するコンピューターでは、装着式システムと同じNTPサーバーと時間設定を使用することをお勧めします。
AXIS BodyWorn Managerで日時の設定を確認するには、[Settings (設定)] > [System (システム)] > [Date and time (日付と時刻)] の順に移動します。
装着式システムでクラウド拡張機能を有効にする
利用可能なクラウド拡張機能については、クラウド拡張機能 を参照してください。
AXIS Body Worn Managerを開きます。
[Cloud (クラウド)] に移動します。
[Region (範囲)] を選択します。
- 注
Region (範囲) によって、メタデータがどこに保存されるかが決まります。メタデータの詳細については、証拠データとメタデータを参照してください。
[接続] をクリックします。
[Connect (接続)] をクリックして確定します。
装着式システムがアクセスできる必要のあるホスト名のリストについては、ホスト名を参照してください。
My Axisアカウントを作成する
My Axisアカウントを使用すると、My Systemsにアクセスして、AXIS Body Worn Liveなどのクラウドベースのシステムやサービスを利用できます。すでにMy Axisアカウントをお持ちの場合は、この手順を省略できます。
情報を入力し、[CREATE ACCOUNT (アカウントの作成)] をクリックします。
装着式システムをAXIS Body Worn Liveに接続する
装着式システムにAXIS W100またはAXIS W101装着式カメラが含まれている場合で、これが北米以外の場所に設置されている場合は、ライブストリーミングが最適に機能するように、カメラのすべてのワイヤレスネットワークチャンネルをオンにする必要があります。AXIS Body Worn Liveに接続する前に、Axisサポート (bodywornlive.support@axis.com) に連絡し、システムのIDと設置国をお知らせください。Axisサポートは、装着式カメラに必要なワイヤレスチャンネルを有効にします。
AXIS Body Worn Managerで、に移動します。
[Start AXIS Body Worn Live setup (AXIS Body Worn Live設定の開始)] をクリックします。
使用許諾契約書に同意します。
[Start AXIS Body Worn Live setup (AXIS Body Worn Live設定の開始)] リンクをクリックします。
お使いのMy Axisアカウントにログインします。
[Organization (組織)] で、[+ Create new organization (+ 組織の新規作成)]を選択します。組織全体の組織所有者になります。また、管理者権限も取得します。組織およびユーザー権限を参照してください。
[Storage location (保存先)] で、証拠データを保存する国を選択します。証拠データの詳細については、証拠データとメタデータを参照してください。
AXIS Body Worn Managerに移動し、認証コードをコピーします。
認証手順に戻り、コードを貼り付けます。
Finish (終了) をクリックします。
AXIS Body Worn Liveの30日間試用ライセンスが自動的に有効になります。
エンドツーエンド暗号化を有効にする
エンドツーエンドの暗号化により、装着式カメラと AXIS Body Worn Liveとの間で安全な通信が保たれます。エンドツーエンドの暗号化に、その仕組みやさまざまなオプションの詳細および具体的な例が記載されています。
AXIS BodyWorn Liveを使用しているコンピューターとブラウザで、AXIS Body Worn Liveにアクセスし、My Axisアカウント情報を使用してサインインします。
正しい組織を選択してください。
[Settings (設定)] に移動します。
[Generate keys (鍵の生成)] をクリックします。
秘密鍵を複数のコンピューターやブラウザで再利用する場合は、ダウンロード をクリックします。鍵の再利用については、暗号化キーの再利用を参照してください。
[Copy public key (公開鍵をコピー)] をクリックします。鍵はクリップボードにコピーされます。
AXIS Body Worn Managerで、[Settings (設定)] > [AXIS Body Worn Live] の順に移動します。
[Configure (設定)] をクリックします。
[Public key (公開鍵)] で、[Add (追加)] をクリックします。
鍵の用途をすぐに思い出せるような名前を入力します。
クリップボードから公開鍵を貼り付けます。
AXIS Body Worn Managerは、カメラをドッキングした時点で公開鍵をカメラに配布します。
複数クライアントでの秘密鍵の再利用
AXIS Body Worn Liveストリームの視聴に異なるコンピューターを使用しているオペレーターが存在する場合は、秘密鍵を再利用することで、エンドツーエンドの暗号化に関連する管理を最小限に抑えることができます。詳細と例については、暗号化キーの再利用を参照してください。
すでに鍵を生成している場合は、鍵をインポートする前に、 をクリックします。
AXIS BodyWorn Liveを使用しているコンピューターとブラウザで、AXIS Body Worn Liveにアクセスし、My Axisアカウント情報を使用してサインインします。
[Settings (設定)] に移動します。
[Import keys (キーのインポート)] をクリックします。
エンドツーエンド暗号化の有効化時に生成およびダウンロードした鍵を参照して選択します。
エンドツーエンド暗号化を確認する (オプション)
公開鍵には公開鍵拇印があり、これを使用してエンドツーエンドの暗号化を検証することができます。公開鍵拇印は、AXIS Body Worn ManagerとAXIS Body Worn Liveの両方で確認することが可能です。エンドツーエンド暗号化を確認するには、これら2つの拇印を比較し、同じであることを確認します。
AXIS Body Worn Managerでは、[Settings (設定)] > [AXIS Body Worn Live] の順に移動した先の公開鍵リストに公開鍵拇印が含まれています。
AXIS Body Worn Liveでは、公開鍵拇印は [Settings (設定)] > [End-to-end encryption (エンドツーエンド暗号化)] にあります。
ライブストリーミングを有効にする
使用するライセンスの数を最小限に抑えるために、ライブストリーミング専用のカメラプロファイルを用意することをお勧めします。ライセンスを参照してください。
AXIS Body Worn Managerを開きます。
に移動します。
AXIS Body Worn Liveで、[Streaming (ストリーミング)] をオンにします。
Wi-Fiネットワークを追加する
カメラにSIMカードがあり、モバイルネットワークのみを使用している場合は、Wi-Fiネットワークを追加して割り当てる必要はありません。
ビデオをストリーミングするには、装着式カメラをWi-Fiネットワークまたはモバイルネットワークに接続する必要があります。Wi-Fiネットワークの場合、装着式カメラはカメラユーザーに割り当てられたネットワークを使用します。Wi-Fiネットワークは、カメラプロファイルを介してカメラユーザーに割り当てるか、またはカメラユーザーに直接割り当てることができます。
- オプション1:AXIS Body Worn Managerでカメラプロファイルを介してWi-Fiネットワークを割り当てる
- AXIS Body Worn Managerで1つ以上のWi-Fi ネットワークを追加して、異なるカメラプロファイルに割り当てることができます。手順については、オプション1:AXIS Body Worn Managerでカメラプロファイルを介してWi-Fiネットワークを割り当てるを参照してください。
- オプション2a:AXIS Body Worn ManagerでWi-Fiネットワークをカメラユーザーに直接割り当てる
- AXIS Body Worn Managerで、カメラユーザーにWi-Fiネットワークを直接割り当てることができます。このネットワークは、カメラ プロファイルを通じて割り当てられたネットワークよりも優先されます。手順については、オプション2a:AXIS Body Worn ManagerでWi-Fiネットワークをカメラユーザーに直接割り当てるを参照してください。
- オプション2b:AXIS Body Worn AssistantでWi-Fiネットワークをカメラユーザーに直接割り当てる
- AXIS Body Worn Assistantで、カメラユーザーにWi-Fiネットワークを直接割り当てることができます。カメラユーザーは独自のWi-Fiネットワークを追加することができます。これは、カメラユーザーが多く、個別のWi-Fiネットワークを多数使用する場合に特に便利です。AXIS Body Worn AssistantでWi-Fiネットワークをユーザーに直接割り当てると、そのネットワークは割り当てられた他のどのネットワークよりも優先されます。手順については、オプション2b:AXIS Body Worn AssistantでWi-Fiネットワークをカメラユーザーに直接割り当てるを参照してください。
AXIS W100およびAXIS W101 Body Worn Camerasでは、2.4 GHzの周波数帯域のみがサポートされています。
オプション1:AXIS Body Worn Managerでカメラプロファイルを介してWi-Fiネットワークを割り当てる
AXIS Body Worn Managerを開きます。
[Settings (設定)] > [Camera (カメラ)] の順に移動します。
[Wi-Fi networks (Wi-Fiネットワーク)] で、[Add (追加)] をクリックします。
Wi-FiネットワークのName (SSID) (名前 (SSID)) とPassword (パスワード)を入力します。
[追加] をクリックします。
に移動します。
Wi-Fiネットワークの割り当て先のカメラプロファイルを選択します。
[Wireless connection (ワイヤレス接続)] パネルを展開します。
カメラプロファイルに割り当てるWi-Fiネットワークを選択します。
[Users (ユーザー)] に移動し、Wi-Fiネットワークの割り当て先のカメラユーザーを選択します。
適切なWi-Fiネットワークを持っているカメラプロファイルを選択します。
オプション2a:AXIS Body Worn ManagerでWi-Fiネットワークをカメラユーザーに直接割り当てる
Wi-Fiネットワークをカメラユーザーに直接割り当てる前に、ストリーミングを有効にする必要があります (ライブストリーミングを有効にするを参照)。
AXIS Body Worn Managerを開きます。
に移動して、Wi-Fiネットワークを追加する対象ユーザーを選択します。
[Network (ネットワーク)] で、 をクリックします。
Wi-FiネットワークのName (SSID) (名前 (SSID)) とPassword (パスワード)を入力します。
[追加] をクリックします。
オプション2b:AXIS Body Worn AssistantでWi-Fiネットワークをカメラユーザーに直接割り当てる
AXIS Body Worn Assistantを開きます。
[Camera (カメラ)] に移動します。
ペンアイコン をタップします。
Wi-Fiネットワーク名とパスワードを入力し、[OK] タップします。
この方法でWi-Fiネットワークを追加すると、そのネットワークはカメラプロファイルで追加されたネットワーク、またはAXIS Body Worn Managerでユーザーに直接追加されたネットワークよりよりも優先されます。
Genetec™Security Centerでデフォルトのブラウザを変更します。
Genetec™Security Centerを使用している場合は、ライブストリームの問題を回避するために、デフォルトのブラウザを変更する必要があります。Genetec™ Security Centerは、デフォルトでGoogle Chrome™ブラウザーを使用します。configファイルを編集して、これをMicrosoft Edge®に変更します。
コンピューターで、[Program Files (x86)] > [Genetec Security Center 5.11] > [ConfigurationFiles] > [App.SecurityDesk.config] の順に移動します。
[Presentation] の [WebBrowserType] を [Edge] に追加するか変更します。
ストリーミング開始の準備完了
これで、システムの設定に必要な手順が完了しました。日常的な使用 に移動して、ストリームの開始方法をご確認ください。
システムの設定
ユーザーの追加
管理者はAXIS Body Worn Liveにユーザーを追加できます。
My Systemsで組織にユーザーを招待します。詳細については、My Systemsユーザーマニュアルを参照してください。
ユーザーは招待を受け入れます。すべてのユーザーにはMy Axisアカウントが必要です。
各ユーザーにユーザー権限を割り当てます。詳細については、My Systemsユーザーマニュアルを参照してください。AXIS Body Worn Liveで各権限により実行できることについては、ユーザー権限を参照してください。
地図へのカメラの表示
オペレーターは、現在ライブビデオをストリーミングしているカメラの地理的位置を表示することができます。そのためには、AXIS BodyWorn Managerで、[Location (ロケーション)] を有効化する必要があります。
地理的位置を表示できるのは、一部のカメラモデルのみです。
AXIS Body Worn Managerを開きます。
に移動します。
ライブストリーミングを有効にしたカメラプロファイルを選択します。
各カメラモデルで、[Location (位置情報)] をオンにします。
SOCへの自動通知を設定する
新しいライブストリームが開始されたときにSOC (セキュリティオペレーティングセンター) のオペレーターに通知が届くよう、通知を自動的に送信するようにシステムを設定できます。組織とSOC (セキュリティオペレーティングセンター) 間の接続を設定します。
[Settings (設定)] に移動します。
[+ New SOC integration (SOC統合の新規追加)] をクリックします。
SOC (セキュリティオペレーティングセンター) のURLを入力します。
必要に応じて、[Sign messages (メッセージの署名)] をクリックし、ペイロード署名を入力します。これは、受信側で通知が正しいソースから送信されたことを確認するために使用されます。
[追加] をクリックします。
受信側での統合の設定手順については、「SOC統合」ドキュメントをダウンロードしてください。
詳細情報
組織
組織は、お客様のAxisシステム導入状況を仮想的に表現したものであり、装着式カメラのクラウドサービスの中心に位置しています。
組織は、装着式システムをAXIS Body Worn Liveライセンスに接続します。
組織は、装着式システムをAXIS Body Worn Liveユーザーに接続します。
組織の詳細については、My Systemsユーザーマニュアルを参照してください。
ユーザー権限
- AXIS Body Worn LiveユーザーはAXIS Body Worn Managerのカメラユーザーとは別です。
- AXIS Body Worn Liveにサインインするには、My Axisアカウントが必要です。
AXIS Body Worn Liveには、3つの異なるユーザー権限があります。
- ビューワー
- 着信ライブストリームを表示して確認します。
- オペレーター
- 着信ライブストリームを表示して確認します。
- 管理者
- AXIS Body Worn Liveの設定を管理します。管理者は装着式システムをAXIS Body Worn Liveに接続し、ユーザーを招待して、ユーザー権限を割り当てます。管理者は、着信ライブストリームを表示して確認することもできます。
ライセンス
24時間の間にライブストリーミングが有効なカメラプロファイルを持つユーザーに割り当てられたカメラの数 (過去1週間の平均) によって、必要なAXIS Body Worn Liveライセンスの数が決まります。
固定割り当てのカメラ割り当てを使用している場合でも、自己割り当てのカメラ割り当てを使用している場合でも、ライセンスモデルは同じです。
使用するライセンスの数を最小限に抑えるために、ライブストリーミング専用のカメラプロファイルを用意することをお勧めします。
Axisの製品とサービスのライセンスの詳細については、My Systemsユーザーマニュアルを参照してください。
エンドツーエンドの暗号化
エンドツーエンドの暗号化により、送信元と送信先間の安全な通信プロセスが実現します。エンドツーエンドの暗号化を行うことで、AXIS Body Worn Liveからのビデオ ストリームにアクセスできるのは意図されている送信先のみとなります。エンドツーエンドの暗号化は、装着式カメラの公開鍵とAXIS Body Worn Liveが実行されるブラウザの秘密鍵という2つの一致する鍵を通じて実行されます。 AXIS Body Worn Liveで鍵を生成し、公開鍵をAXIS Body Worn Managerに追加します。カメラがドッキングされた時点で、AXIS Body Worn Managerによって公開鍵がカメラに配布されます。
- エンドツーエンドの暗号化は不可欠です。
- 秘密鍵をダウンロードする際にこれをパスフレーズで暗号化することで、セキュリティを一段と高めることができます。鍵をインポートする際に、各オペレーターがパスフレーズを入力する必要があります。
- Cookieや他のサイトデータを削除すると、ブラウザーによって秘密鍵が削除されます。閲覧履歴をクリアすると、この問題が発生することがあります。これを回避する1つの方法として、ブラウザでAXIS Body Worn Liveの例外を設定する手段が挙げられます。
- 秘密鍵をダウンロードして保存していない状態で、秘密鍵を紛失した場合は、新しい鍵ペアを生成する必要があります。新しい鍵を生成する前に、AXIS BodyWorn Managerから対応する公開鍵を削除することを推奨します。
暗号化キーの再利用
複数のコンピューターやブラウザでライブストリームを視聴する場合、または複数の装着式システムが存在する場合は、すべてのブラウザとシステムで1つの鍵ペアを再利用することで、エンドツーエンドの暗号化に関連する管理を最小限に抑えることができます。鍵を再利用することで、AXIS BodyWorn Managerに追加しなければならない公開鍵の総数を減らすことができます。
- 以下の場合に秘密鍵を再利用することが推奨されます。
複数のコンピューターやブラウザでライブストリームを閲覧する場合。
ブラウザのCookieが定期的にクリアされる場合。
例
組織に3台の装着式システムが存在し、個別のコンピューターでライブストリームを視聴する5人のオペレーターがいると想定します。
オプションA – ブラウザごとに1つの鍵ペア:5人のオペレーターがそれぞれAXIS Body Worn Liveで1つの鍵ペアを生成します。AXIS BodyWorn Managerの管理者が3台のシステムに追加しなければならない公開鍵は5つとなります。
オプションB - 1つの鍵ペアの再利用:1人のオペレーターがAXIS Body Worn Liveで1つの鍵ペアを生成します。そのオペレーターが秘密鍵を他の4人のオペレーターに配布します。AXIS BodyWorn Managerの管理者が3台のシステムに追加しなければならない公開鍵は1つのみとなります。
証拠データとメタデータ
装着式カメラがライブビデオをストリーミングすると、証拠データとメタデータの両方が生成されます。AXIS Body Worn Live設定では、証拠データを保存する国をいくつか選択できます。メタデータは、AXIS Body Worn Managerでクラウド拡張機能をオンにしたときに選択した場所に保存されます。
- 証拠データ:
暗号化されたビデオストリームと音声ストリーム
暗号化されたインシデント位置データ
- Metadata (メタデータ):
ユーザーID、ユーザー名、ストリームID、組織IDなどのユーザー関連。
開始時刻、終了時刻、期間などのストリーム関連。
日常的な使用
セキュリティ上の理由から、少なくとも6日に1回以上はAXIS Body Worn Liveにカメラをドッキングする必要があります。ライブストリーミングは、6日以内にカメラをドッキングしている場合に限り機能します。
AXIS Body Worn Liveを開く
AXIS Body Worn Liveに移動します。
MyAxisアカウント認証情報を使用してサインインします。
- Webブラウザーが開いている間は、[AXIS Body Worn Live] タブを閉じても、ログイン状態が維持されています。
- Webブラウザーを閉じて、7日以内に再度開かなかった場合はログアウトされます。
ライブストリームの開始
ライブストリームを開始するには、以下の手順に従います。
装着式カメラの機能ボタンを2回押します。録画LEDが赤色に変わり、カメラのモデルに応じて次のLEDが点灯します。
Wi-Fi接続® LEDが黄色で点滅し始めます。
が白に変わります。
カメラが接続を確立し、AXIS Body Worn Liveにストリーミングを開始すると、カメラのモデルに応じて、次のようにLEDが点灯します。
Wi-Fi接続LEDが緑色に変わります。
が緑色に変わります。
SOC (セキュリティオペレーティングセンター) のオペレーターがストリームを確認すると、カメラはフィードバックを提供します (ライブストリームの表示と確認を参照)。
すでに録画済みかどうかに関係なく、ライブストリームを開始することができます。まだ録画していない場合は、ライブストリームと同時に録画が開始されます。
ライブストリームの停止
ライブストリームと録画を停止するには、録画ボタンを長押しします。ボタンの長押しに必要な時間については、カメラのユーザーマニュアルを参照してください。
ライブストリームの表示と確認
カメラユーザーがライブストリームを開始すると、装着式カメラのユーザー名が [Active streams (アクティブなストリーム)] に表示されます。ライブストリームを表示するには、以下の手順に従います。
ストリーム に移動します。
ビデオストリームを表示するカメラユーザーをクリックします。
マップビューとライブストリームビューを切り替えるには、 と をクリックします。
カメラユーザーにライブストリームを開いたことを知らせるには、 をクリックします。カメラが振動して、カメラユーザーに通知します。
複数のライブストリームを同時に表示する
隣同士の最大4人のカメラユーザーからのライブストリームを並べて表示できます。カメラユーザーのグループを作成し、ライブストリームを同時に表示するには、以下の手順に従います。
ストリーム に移動します。
をクリックします。
グループの名前を入力します。
をクリックして、最大4人のカメラユーザーを選択します。
[Create (作成)] をクリックします。
ライブストリームを表示するには、グループ名をクリックします。
カメラユーザーをドラッグアンドドロップして、新しいグループを作成すること、および既存のグループにユーザーを追加することができます。
最近のストリームを表示する
AXIS Body Worn Liveでは、すべてのストリームが24時間保存されます。最近のストリームを表示するには、以下の手順に従います。
録画 に移動します。
ビデオストリームを表示するカメラユーザーをクリックします。
表示するストリームをクリックします。
地図へのカメラの表示
現在ライブビデオをストリーミングしているカメラユーザーがどこにいて、どのように移動しているかを知りたい場合は、地図上でカメラの地理的位置を表示できます。
- カメラの位置を表示するには、AXIS Body Worn Managerで、[Location (ロケーション)] をオンにする必要があります。地図へのカメラの表示を参照してください。
- カメラでGPS信号を受信できない場合は、カメラの動きを表示することができません。カメラによるGPS信号の受信が停止した場合は、地図の にインジケーターが表示されます。アイコンにマウスを合わせると、位置が最後に更新された日時が表示されます。
- ストリーミングを開始しても、位置を取得していないカメラユーザーは地図に表示されません。
- カメラユーザーの位置を地図に表示するには:
AXIS Body Worn Liveを開きます。
ストリーム に移動します。
をクリックします。
- 過去20~30秒間におけるカメラユーザーの移動状況を確認するには、 をクリックして、軌跡をオンにします。
- 複数のカメラユーザーが相互に近い位置にいる場合は、それが地図上でクラスタ化され、クラスタに含まれるカメラの数が数字で示されます。
- カメラユーザーのリストで、ユーザーにマウスを合わせて、 をクリックすると、そのユーザーを中心に地図が表示されます。
トラブルシューティング
問題または症状 | 原因 | 解決策 |
---|---|---|
AXIS BodyWorn Managerでクラウド拡張機能をオンにすることはできません。 | ネットワーク設定に問題があります。 | [Settings (設定)] > [Network (ネットワーク)] の順に移動して、IPアドレス、DNS設定、プロキシサーバー、ファイアウォールルールなどのネットワーク設定を確認し、装着式システムで接続を確立できることを確認します。 |
ライブストリームを開始しようとしたところ、身体装着式カメラが反応しません。 | ユーザーのカメラプロファイルでストリーミングがオンになっていません。 | ライブストリーミングを有効にするを参照してください。 |
お使いのAXIS Body Worn Liveライセンスが有効期限切れです。 | [AXIS Body Worn Live] > [Settings (設定)] の順に移動して、ライセンス情報を確認してください。 | |
装着式カメラがワイヤレスネットワークに接続しません。Wi-Fi®接続LED/AXIS Body Worn Live接続アイコンは緑色に変わりません。 | カメラを使用しているユーザーにワイヤレスネットワークが割り当てられていません。 | Wi-Fiネットワークを追加するを参照してください。 |
カメラが6日以上ドッキングされていません。セキュリティ上の理由から、AXIS Body Worn Liveでは少なくとも6日ごとにカメラをドッキングする必要があり、ライブストリームは6日の間隔内にカメラをドッキングした場合にのみ機能します。 | カメラをドッキングして証明書を更新します。 | |
ネットワーク名またはパスワードが間違っています。 | ネットワーク名とパスワードが正しいことを確認してください。 | |
AXIS W100およびAXIS W101 Body Worn Cameraは2.4 GHzワイヤレスネットワークのみサポートします。 | ワイヤレスネットワークで2.4 GHzの周波数 帯域が使用されていることを確認してください。多くのスマートフォンでは、デフォルトで5 GHz周波数 帯域が使用されます。モバイルホットスポットに接続する場合は、スマートフォンの設定に移動し、2.4 GHz周波数 帯域を有効にする必要があります。 | |
ライブストリームプレーヤーに画像が表示されません。 | 装着式システムの時刻が、AXIS Body Worn Liveを使用しているコンピューターの時刻と異なります。 | NTPサーバーを使用して、装着式システムとAXIS BodyWorn Liveに使用するコンピューターの両方で日付と時刻を設定します。 |
Genetec™ Security Centerの内蔵ブラウザでライブストリームの問題が発生しています。 | Genetec™ Security Centerは、デフォルトでGoogle Chrome™ブラウザーを使用します。 | configファイルを編集して、デフォルトのブラウザーをMicrosoft Edge®に変更します。たとえば、[Program Files (x86)] > [Genetec Security Center 5.11] > [ConfigurationFiles] > [App.SecurityDesk.config] の順に移動します。[Presentation (プレゼンテーション)] で、「WebBrowserType」を「Edge」に追加または変更します。 |
AXIS Camera Stationの内蔵ブラウザでライブストリームの問題が発生しています。 | AXIS Camera Stationのバージョンが古すぎます。 | バージョン5.50以降にアップグレードしてください。 |
Microsoft® Windowsのバージョンが古すぎます。 | 最新バージョンにアップグレードします。 |
ホスト名
以下は、AXIS Body Worn Live Cloudを設定して使用する際に、装着式システムがアクセスできる必要のあるホスト名です。ポートは常に443です。
グローバル
ドメイン | 情報 | デバイスタイプ |
*.mysystems.axis.com | Webアプリケーション。 | クライアント (Webブラウザー) |
*.bodyworn.axis.com | 装着式システム固有のAPI。 | クライアント (Webブラウザー)、装着式カメラ、システムコントローラー |
*.bodyworn.axis.cloud | 装着式システム固有のAPI。 | システムコントローラー |
*.axis.com | 共通のAxis API。 | クライアント (Webブラウザー)、システムコントローラー |
axisbwsprod.webpubsub.azure.com | アプリケーションデータ用のWebソケット。 | クライアント (Webブラウザー) |
axisbws-prod.azure-devices.net | 装置とクラウド間のアプリケーション通信。 | 装着式カメラ、システムコントローラー |
地域別ストリーミングストレージ
ドメイン | 地域 | デバイスタイプ |
axislive31517ebf9edd88f9.blob.core.windows.net | 米国東部 | クライアント (Webブラウザー)、装着式カメラ |
axislive1c7751f2e2c4df77.blob.core.windows.net | 米国西部 | |
axislivee6dc2820e149af9f.blob.core.windows.net | EU | |
axislive980d6ba8adbbf223.blob.core.windows.net | オーストラリア | |
axislive9280c1821b19cd35.blob.core.windows.net | カナダ | |
axislive5894d7bc3cd547d1.blob.core.windows.net | インド | |
axislive09082556af5ba7de.blob.core.windows.net | フランス | |
axislive8adf5397b85a521e.blob.core.windows.net | ドイツ | |
axislive7411d120eb3dc484.blob.core.windows.net | スイス | |
axislive39b4a3a4e44aa1f5.blob.core.windows.net | イギリス | |
axislivef1c7db59e587d874.blob.core.windows.net | 日本 |