インストール
AXIS C8310 Volume Controllerをシステム内の装置のI/Oコネクターに接続します。お使いのAXIS C8310 Volume Controllerに最も近い装置を選択することをお勧めします。
AXIS C8310のボリュームコントローラー4ピンコネクターは、コネクティビティハブのI/Oポート1と連携して動作するように特別に設計されており、ピン1~4 (GND、12V、I/O、I/O) を使用します。いったん接続されると、これらのポートは他の用途に設定することはできません。
ホスト装置のファームウェアバージョンは11.6以降である必要があります。
使用に当たって
AXIS C8310 Volume ControllerをAXIS Audio Manager Edgeとともに使用する
手順については、AXIS Audio Manager EdgeユーザーマニュアルのAXIS C8310 Volume Controllerによる音声の制御を参照してください。
AXIS C8310 Volume ControllerをAXIS Audio Manager Proとともに使用する
AXIS C8310 Volume Controllerとともに使用するには、AXIS Audio Manager Proバージョン4.4が必要です。
手順については、AXIS Audio Manager ProユーザーマニュアルのAXIS C8310 Volume Controllerによる音声の制御を参照してください。
デバイスを構成する
SIP通話を開始する
AXIS C8310を使用して、内蔵マイクロフォン付きスピーカーからSIP送信先へのSIP通話を開始します。
この例では、同じボタンで通話を開始し、通話を終了します。ここではソースボタン1を選択していますが、AXIS C8310のどのボタンも選択できます。
AXIS Audio Manager EdgeやProのソースコントロールに同じボタンを使用している場合は、それらのアプリケーションでその機能の割り当てを解除してください。
アクションをトリガーするルールの詳細については、「イベントのルールの使用開始」を参照してください。
以下の手順に従って、AXIS C8310が接続されているスピーカーのWebインターフェースを開きます。
ブラウザでスピーカーのIPアドレスを入力します。
[Audio (音声)] > [Peripherals (ペリフェラル)] に移動し、AXIS C8310が接続されていることを確認します。
[System (システム)] > [SIP] に移動し、SIPが設定され、有効になっていることを確認します。
Add a recipient (送信先の追加):
[System (システム)] > [Events (イベント)] > [Recipients (送信先)] に移動し、[+ Add recipient (送信先の追加)] をクリックします。
送信先に名前を付けます。
[Type (タイプ)] で、[SIP] または [VMS] を選択します。
[SIP] を選択し、詳細を入力します。
[保存] をクリックします。
以下の手順に従って、通話開始のルールを追加します。
[System (システム)] > [Events (イベント)] > [Rules (ルール)] に移動し、[+ Add a rule (ルールの追加)] をクリックします。
ルールに名前を付けます。
[Condition (条件)] で [I/O] > [Digital input is active (デジタル入力がアクティブ)] を選択します。
[Port (ポート)] 下で [Source 1 button (ソース1 ボタン)] を選択します。
複数の通話が開始されるのを避けるために、以下の手順に従って、条件を追加します。
[+ Add a condition (条件を追加)] をクリックします。
[Call (通話)] > [State (状態)] を選択します。
[State (状態)] で、Idle (アイドル)] を選択します。
[Action (アクション)] で [Call (通話)] > [Make a call (通話を開始)] を選択します。
[Recipient (送信先)] で送信先を選択します。
[Save (保存)] をクリックします。
以下の手順に従って、通話を終了するルールを追加します。
[+ Add a rule (ルールを追加)] をクリックします。
ルールに名前を付けます。
[Condition (条件)] で [I/O] > [Digital input is active (デジタル入力がアクティブ)] を選択します。
[Port (ポート)] 下で [Source 1 button (ソース1 ボタン)] を選択します。
進行中の通話がある場合のみアクションを実行するには、以下の手順に従って、別の条件を追加する必要があります。
[+ Add a condition (条件を追加)] をクリックします。
[Call (通話)] > [State (状態)] を選択します。
[State (状態)] で、[Active (アクティブ)] を選択します。
[Action (アクション)] で [Calls (通話)] > [End calls (通話を終了)] を選択します。
[Save (保存)] をクリックします。
一定時間操作がない場合のデバイスのロック
[Audio (音声)] > [Peripherals (ペリフェラル)] に移動します。
[Enable auto-lock (自動ロックを有効にする)] をオンにします。
[Auto-lock time (自動ロックまでの時間)] で時間を選択します。
- 選択した時間、AXIS C8310のボタン操作がなかった場合、すべてのボタンがロックされます。
ボタンのロックを解除するには、音量アップボタンと音量ダウンボタンを同時に押します。
仕様
製品概要
- 音量を上げる
- ソースボタン
- 音声のミュートとミュート解除
- 音量を下げる
- I/Oコネクター
サポートに問い合わせる
さらにサポートが必要な場合は、axis.com/supportにアクセスしてください。