バージョン情報
AXIS Camera Station Edge は、小規模から中規模の監視システム向けのビデオ管理ソリューションです。Axisネットワークカメラからの映像の監視、録画、管理を簡素化します。AXIS Camera Station Edgeに対応する製品を確認するには、対応製品を参照してください。
アクセスのオプション
- Windowsクライアント
- 録画、ライブビデオ、ログ、および設定にアクセスできます。クライアントは任意のコンピューターにインストールでき、インターネットや社内ネットワーク上のどこからでもリモートで監視や制御を行うことができます。
- AXIS Camera Station Webクライアント
- AXIS Camera Station Edgeの録画とライブビデオにWebブラウザからアクセスできるようになります。詳細については、AXIS Camera Station Webクライアントユーザーマニュアルを参照してください。
- AXIS Camera Station Edge モバイルアプリ
- 複数のシステムの録画やライブビデオにアクセスできます。このアプリはAndroid装置やiOS装置にインストールでき、他の場所からリモートで監視を行うことができます。
推奨システム
OS: Windows 11
CPU:Intel Core i5
RAM: 4 GB
グラフィックカード: 256 MBオンボードビデオメモリー
グラフィックカードドライバー :常に最新のバージョンを使用する
ネットワーク: 100 Mbps
システムの設定と管理を行うときはインターネットアクセスが必要 (ライブ映像と録画映像にオフラインでアクセス可能)
無停電電源装置 (UPS)
モバイル装置:iOS 15またはAndroid 8.1
AXIS Companion Classicを使用しており、最新バージョンにアップグレードする場合は、AXIS Camera Station Edgeへの移行を参照してください。
ソリューションの概要
A. Axisクラウドサービスへのクライアント接続
B. Axisクラウドサービスへのデバイス接続
C. デバイスへのローカル接続 (検出、初期設定、緊急オフラインモード)
D. クライアントとデバイス間のPeer-to-Peer (P2P) 接続
E. レコーダーでのRTSP over HTTP(S)録画
F. Axis Cloud Connect
G. クライアントLAN
H. ローカルネットワーク
A - Axisクラウドサービスへのクライアント接続
URL |
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ポート |
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プロトコル | HTTPS |
Direction (方向) | 発信 |
説明 | クライアントからAxis Cloud Connectサービスへの接続 |
B - Axisクラウドサービスへのデバイス接続
URL |
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ポート |
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プロトコル |
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Direction (方向) | 発信 |
説明 | デバイスからAxis Cloud Connectサービスへの接続 |
C - デバイスへのローカル接続 (検出、初期設定、緊急オフラインモード)
URL | ローカルネットワーク |
ポート |
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プロトコル |
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説明 | データ転送 (クライアントとデバイス間) ユニキャスト検出 Multicast検出 |
D - クライアントとデバイス間のPeer-to-Peer (P2P) 接続
URL | Peer to Peer (P2P) |
ポート | 49152-65535 |
プロトコル | DTLS (UDPおよびTCP) |
Direction (方向) | 発信 |
説明 | WebRTC標準に基づく。 WebRTC TURNを正しく動作させるには、ポート49152-65535で、アドレス*.turn.prod.webrtc.connect.axis.comのWebRTC TURNサーバーへの送信接続を許可する必要があります。 |
E - レコーダーでのRTSP over HTTP(S)録画
URL | ローカルネットワーク |
ポート | 554 |
プロトコル | TCP |
Direction (方向) | ローカルネットワーク上 |
説明 | カメラへのRTSPを使用したAXIS S30シリーズでの録画。 |
サイトの拡張性
サイトは、監視ソリューション (たとえば、店舗内のすべてのカメラ) への入り口です。 1つのMy Axisアカウントで複数のサイトを追跡できます。
各サイトは、最大 150台のデバイスに対応可能です。この範囲内では、接続されたすべてのデバイスで信頼性の高い動作を維持できます。大規模な展開の場合は、デバイスを複数のサイトに分割することをお勧めします。
使用に当たって
My Axisアカウントを登録する
axis.com/my-axis/loginでMy Axisアカウントを登録します。
多要素認証 (MFA) 方法として認証アプリ (TOTP) またはEメールのいずれか1つを選択し、画面に表示される指示に従います。MFAは、ユーザーの本人確認のためのさらなるレイヤーを追加するセキュリティシステムです。
ハードウェアのインストール
ハードウェアをインストールする前に:
インターネットにアクセスできることを確認してください。
コンピューターと設置するデバイスが同じネットワークに接続されていることを確認してください。
以前別のシステムで使用していた装置はハードリセットしてください。
AXIS Surveillance Cardを録画装置として使用する
録画元にする装置にAXIS Surveillance Cardを挿入します。
Axisデバイスをネットワークに接続します。
それらの装置が起動するまで数分間待ってから、続行してください。
AXIS S30 Series Recorderを録画装置として使用する
AXIS S30 Series Recorderを、LANポートを介してネットワークに接続する
AxisデバイスをレコーダーのPoEポートに接続します。
電源をレコーダーに接続します。
レコーダーとそれらの装置が起動するまで数分間待ってから、続行してください。
過熱を避けるため、換気の良い環境にレコーダーを置き、レコーダーの周りに十分なスペースを確保してください。
電源要件や接続できるデバイスの数など、レコーダーの詳細については、axis.com でレコーダーのサポートページを参照してください。
デスクトップアプリをインストールする
axis.com/products/axis-camera-station-edgeに移動し、[Download (ダウンロード)] をクリックして、Windows用のAXIS Camera Station Edgeをダウンロードします。
設定ファイルを開き、設定アシスタントに従います。
My Axisアカウントでサインインします。
サイトを作成する
AXIS Camera Station Edgeデスクトップアプリを起動します。
My Axisアカウントでサインインします。
[Create new site (新規サイトの作成)] をクリックして、サイト名を付けます。
[Next (次へ)] をクリックします。
サイトに追加するデバイスを選択します。
[Next (次へ)] をクリックします。
ストレージを選択します。
[Next (次へ)] をクリックします。
[Install (インストール)] をクリックし、AXIS Camera Station Edgeで装置が設定されるまで待ちます。
設定の完了までに数分かかる場合があります。
インストールが完了したら:
システム内のすべてのAxis装置には最新のファームウェアが搭載されています。
すべての装置にはパスワードがあります。
デフォルト設定での録画が有効です。
リモートアクセスが使用できます。
録画および画像の設定
AXIS Camera Station Edge システムにカメラを追加すると、カメラの連続録画が設定されます。連続録画とスケジュール録画の設定を参照してください。さらに、以下の操作を実行します。
AXIS Object Analyticsを搭載したカメラでは、AXIS Object Analyticsを使用して、あらゆる物体タイプに対するイベントベースの録画を設定します。詳細については、物体分析の設定を参照してください。
AXIS Object Analyticsを搭載していないカメラでは、ビデオ動体検知を使用して、イベントベースの録画を設定します。詳細については、ビデオ動体検知を設定するを参照してください。
「一時的な物体」「揺れている物体」「小さな物体」のフィルターを使用して、撮影シーン内の無関係な動きをフィルタリングすることをお勧めします。除外範囲を使用することで、不要なイベントをさらに制限することができます。
映像設定を調整する:
> [Cameras (カメラ)] > [Image (画像)] の順に移動します。
調整するカメラを選択します。
- 以下のような設定で画像を調整できます:
表示
露出
オーバーレイ
デイナイト
プライバシーマスク
フォーカスとズーム
日常的な使用
デバイスにアクセス
コンピューターまたはモバイルデバイスで、My Axis アカウントを使用して、AXIS Camera Station Edgeにサインインします。
AXIS Camera StationのWebクライアントでデバイスにアクセスするには、My Systemsに移動します。My Systemsでデバイスにアクセスする前に、それらをコネクテッドサービスに追加する必要があります。詳細については、axis.comでMy Systemsユーザーマニュアルをお読みください。
装置を含むサイトを入力します。
ユーザーを追加する
> [Users (ユーザー)] の順に移動します。
[Add... (追加...)] をクリックします。
メールアドレスを入力し、アクセスレベルを選択します。
[OK] をクリックします。
- ユーザーに開始方法が記載された電子メールが送信されます。最後のステップは招待を承諾することです。
- 注
My Axisアカウントを持っていないユーザーを追加すると、そのユーザーはアカウントを作成するよう求められます。
- 以下のアクセスレベルを利用できます :
管理者
フルアクセスオペレーター
録画およびライブビューにアクセスできますが、サイト設定を変更することはできませんビューワー
ライブビューにのみアクセスできます
招待の承諾
サイトへの招待を受け取ったら、サイトにアクセスする前にまず招待を承諾する必要があります。
> [Invitations (招待)] の順に移動します。
[Accept (承諾)] をクリックします。
完了したら、[Close (閉じる)] をクリックします。
装置をサイトに追加する
レコーダーのPoEポートまたは外部PoEスイッチを使用して、Axisデバイスをネットワークに接続します。
> [Cameras (カメラ)] > [Overview (オーバービュー)] の順に移動します。
Add devices (デバイスを追加) をクリックします。
サイトに追加する装置を選択します。
[Next (次へ)] をクリックします。
パスワードを入力します。このパスワードは、装置のWebインターフェースやAXIS Camera Station Edgeモバイルアプリのオフラインモードにアクセスするために使用します。
[Next (次へ)] をクリックします。
[Install (インストール)] をクリックし、AXIS Camera Station Edgeが装置を設定するまで待ちます。
設定の完了までに数分かかる場合があります。
ライブビデオを表示する
に移動します。
表示するカメラを選択します。
AXIS Camera Station Webクライアントでライブビデオや録画ビデオを表示するには、[My Systems] に移動します。My Systemsでデバイスにアクセスする前に、それらをコネクテッドサービスに追加する必要があります。
分割ビューの作成
に移動します。
[Add view (ビューの追加)] をクリックします。
[Add a split view (分割ビューの追加)] で、グリッドのサイズを選択します。
分割ビューの名前を入力します。
カメラをグリッドにドラッグアンドドロップします。
[OK] をクリックします。
グリッドでライブビデオを見る
に移動します。
[Split views (分割ビュー)] をクリックして、分割ビューを選択します。または、[Default views (デフォルトビュー)] をクリックして、既定ビューを選択します。
シーケンスビューの作成
に移動します。
[Add view (ビューの追加)] をクリックします。
[Add a sequence view (シーケンスビューの追加)] をクリックします。
シーケンスビューの名前を入力します。
ドラッグアンドドロップで、カメラを指定されたエリアにドロップします。
各カメラのドエルタイムを選択し、画像を表示する時間を決めます。
[OK] をクリックします。
ライブビデオを連続して見る
に移動します。
[Sequence views (シーケンスビュー)] をクリックして、シーケンスを1つ選択します。
録画を再生する
に移動します。
カメラを選択します。
タイムラインとカレンダーを使用し、録画を見つけます。
希望の時間までスクラビングし、[Play (再生)] をクリックします。再生速度を変更するには、再生ボタンにカーソルを合わせてマウスホイールをスクロールします。
録画を保存する
> の順に移動します。
録画を保存するデバイスを選択します。
録画の開始時間と終了時間を選択します。
録画をあらかじめ選択した場所に保存します。
AXIS S30 Series RecorderのUSBドライブに保存するには、[Save to recorder USB (レコーダーUSBに保存する)] チェックボックスをオンにします。
保存した録画を再生する
保存した録画を再生するには、AXIS File Playerで開いてください。
録画を保存すると、AXIS File Playerが同じフォルダーに保存されます。AXIS File Playerには、録画が行われた時間を示すタイムラインが表示されます。
保存した録画を検証する
録画を検証すると、録画を最初に保存した後にタイムスタンプや映像が操作されていないことを確認することができます。この目的のために、録画を保存する際にデジタル署名がファイルに組み込まれます。このデジタル署名にパスワードを追加して、セキュリティを向上させることができます。
- 録画の保存時にデジタル署名をパスワードで保護するには、以下の手順に従います。
> [Settings (設定)] > [File (ファイル)] の順に移動します。
[Video format (ビデオ形式)] で、Windows Media形式 (.asf) を選択します。
[Show digital signature options when saving recordings (録画を保存する際にデジタル署名のオプションを表示する)] を選択します。
次に録画を保存すると、[Digital signature (デジタル署名)] ウィンドウが表示され、署名のパスワードを選択できます。
- 録画を検証する:
保存した録画をAXIS File Playerで開きます。
[Tools (ツール)] をクリックし、[Verify digital signature (デジタル署名の検証)] を選択します。
パスワードが署名に追加されている場合はパスワードを入力し、[OK] をクリックします。
録画が有効かどうかを通知するウィンドウが表示されます。
録画のクラウドへの保存
AXIS Camera Station Cloud Storageを活用することで、録画をクラウドに保存することができます。AXIS Camera Station Cloud Storageの設定方法については、Cloud Storageユーザーマニュアルを参照してください。
スナップショットを撮影
- ライブビューからスナップショットを撮影するには、次のようにします。
に移動します。
をクリックします。
- 録画からスナップショットを撮るには:
に移動します。
タイムラインとカレンダーを使用し、録画を見つけます。
タイムライン中でカメラを選択し、再生マーカー を目的の時刻に移動します。
をクリックして、検証モードを開始します。
検証モードにより、録画されたビデオをフレームごとに進め、事象が発生した正確な瞬間を見つけ出し、その瞬間のスナップショットを撮ることができます。
事象を見つけるには、サムネイル上でクリックし、30、15、5、1フレーム後方 (上部パネル) または前方 (下部パネル) に進みます。スライダーを動かすこともできます。
目的のフレームが見つかったら、 をクリックしてスナップショットを撮ります。
ほとんどのカメラで、画面内のズームレベルに関わらず、カメラ映像全体がスナップショットとして撮影されます。映像の歪み補正に対応したカメラの場合、ズームインした映像がスナップショットとして撮影されます。
- 保存したスナップショットの場所を変更:
> [Settings (設定)] > [File (ファイル)] の順に移動します。
[Snapshots (スナップショット)] で場所を変更します。
イベントを表示する
装置によって検知されたイベントのリストを表示できます。
をクリックして、イベントのリストを表示します。
リスト内の特定のイベントをクリックして、その録画を表示します。
リスト内の特定のイベントを右クリックし、[Go to live view (ライブビューに移動)] を選択して、そのイベントをトリガーした装置のライブビューに移動します。
リスト内のイベントを表示し、イベントの発生時に通知を受けるようにするには、イベント通知を設定する必要があります。
AXIS Camera Station Edgeの内蔵動体検知に基づくイベント通知を設定するには、ビデオ動体検知を設定するを参照してください。
例
受付係がパニックボタンを押しました。オペレーターに通知が送られ、イベントを表示します。
設定
ビデオ品質の設定
画質の要件や使用できる帯域幅に合わせて、ビデオ品質を設定することができます。ビデオ品質の設定は、動体録画、連続録画、ライブビューに影響します。
> [Cameras (カメラ)] > [Video quality (ビデオ品質)] の順に移動します。
設定するカメラを選択します。
高プロファイルまたは低プロファイルで、[Resolution (解像度)] や [Frame rate (フレームレート)] を編集します。
[Apply (適用)] をクリックして保存します。
動体録画の設定
AXIS Camera Station Edge システムにデバイスを追加すると、デバイスの連続録画が自動的に構成されます。連続録画に加え、以下のいずれかを使用することをお勧めします。
AXIS Object Analyticsを搭載したカメラでは、物体分析を使用して動体録画をトリガーすることをお勧めします。物体分析の設定を参照してください。
分析機能が搭載されていないカメラの場合は、ビデオ動体検知に基づく通知が付いた連続録画を使用することをお勧めします。ビデオ動体検知を設定するを参照してください。
物体分析の設定
> [Recording settings (録画設定)] > [Motion recording (動体録画)] の順に移動します。
物体分析を使用するカメラを選択します。
[Enable motion recording (動体録画の有効化)] を選択します。
[Object analytics (物体分析)] を選択します。
[適用] をクリックします。
[Motion settings (動体設定)] をクリックして、シナリオを設定します。詳細については、axis.comに記載されているAXIS Object Analyticsユーザーマニュアルを参照してください。
ビデオ動体検知を設定する
分析機能が搭載されていないカメラの場合は、ビデオ動体検知に基づくイベント通知が付いた連続録画を使用することをお勧めします。
- 動体検知に基づくイベント通知をAXIS Camera Station Edgeデスクトップアプリに送信します。
> [Events (イベント)] > [Video Motion Detection (ビデオ動体検知)] の順に移動します。
スケジュールを設定します。
[Activation (有効化)] で、通知を受け取る装置を選択します。
- 動体検知が頻繁にトリガーされる場合は、ビューの一部または特定のタイプのイベントを無視するように設定を調整することができます。
> [Recordings settings (録画設定)] > [Video motion detection (ビデオ動体検知)] の順に移動します。
調整するカメラを選択します。
動体検知中にカメラビューのどの部分を含めるか除外するかを選択します。
動体検知中に含める既定範囲を編集します。
[Exclude areas (除外範囲)] を選択し、動体検知から除外する範囲を編集します。
- 注
長方形の形状のみを追加できるカメラモデルもあれば、多角形を追加できるモデルもあります。
[Advanced (詳細設定)] を展開して、フィルターの設定を調整します。
Small objects filter (小さな物体フィルター):動物などの小さな物体を無視します。
Swaying objects filter (揺らめいている物体フィルター):強風時に動く木や旗など、短い距離しか動かない物体は無視します。
- 注
揺らめいている物体フィルターは、すべてのカメラモデルで使用できるわけではありません。
Short-lived objects filter (一時的な物体フィルター):通過する自動車が発する光線やすばやく動く影など、画像に短時間しか現れない物体は無視します。
AXIS Camera Station Edgeモバイルアプリでイベント通知をオンにするには、通知をオンにするを参照してください。
連続録画をオフにして、動きが検知されたときのみ録画する場合は、動きが検知されたときにのみ録画するを参照してください。
動きが検知されたときにのみ録画する
AXIS Camera Station Edgeシステムで連続録画を録画方法として使用しない場合は、動きが検知されたときにのみ録画するようにAXIS Camera Station Edgeを設定できます。
> [Cameras (カメラ)] の順に移動します。
装置の [Continuous recording (連続録画)] をオフにします。
選択した装置の [Motion detection (動体検知)] をオンにします。
動体検知の詳細については、ビデオ動体検知を設定するを参照してください。
インターコムの追加
映像監視システムにインターコムを追加すると、デスクトップやモバイルアプリから呼び出しに応答したり、ドアのロックを解除したりできます。
ドアのロックを解除するには、インターカムがドアの電子ロックに正しく接続されている必要があります。インターカムのマニュアルには、この接続を正しく行う方法に関する情報が記載されています。インターカムのマニュアルについては、axis.com/products/axis-network-intercomsにアクセスしてください。
出力ゲインを調整する
インターカムの着信音や着信呼び出しの出力ゲインを調整できます。
> [Cameras (カメラ)] > [Intercom (インターコム)] の順に移動します。
調整するインターカムを選択します。
[Output gain (出力ゲイン)] でdB数を調整します。
[適用] をクリックします。
呼び出しタイムアウトを管理する
呼び出しが応答されない場合、何秒間鳴れば自動的に拒否されるかを決めることができます。
> [Cameras (カメラ)] > [Intercom (インターコム)] の順に移動します。
調整するインターカムを選択します。
[Calling timeout (呼び出しタイムアウト)] で秒数を調整します。
[適用] をクリックします。
ロック解除時間を調整する
AXIS Camera Station Edgeにより、ドアを開けた後にロック解除したままにする時間を決定できます。
> [Cameras (カメラ)] > [Intercom (インターコム)] の順に移動します。
調整するインターカムを選択します。
[Unlock duration (ロック解除時間)] で秒数を編集します。
[適用] をクリックします。
着信音の変更
[Configuration (設定)] > [Customize (カスタマイズ)] の順に移動します。
デフォルトの着信音を使用するか、独自の着信音をアップロードします。
ネットワークスピーカーの追加
映像監視システムにスピーカーを追加し、イベント駆動型のアナウンスや直接的な呼びかけを使用することで、施設のセキュリティを向上させることができます。
- スピーカーの音量調整やイベントトリガーの使用方法については、スピーカーのユーザーマニュアルを参照してください。ユーザーマニュアルはaxis.comの製品サポートページまたはhelp.axis.comから入手できます。
- 複数のスピーカーを使用する場合は、AXIS Audio Manager Edgeを使用して、ゾーンでグループ化します。AXIS Audio Manager Edgeのユーザーマニュアルはサポートページまたはhelp.axis.comから入手できます。
- AXIS Camera Station EdgeでAxisネットワークスピーカーを使用して録音済みのアナウンスを再生する方法については、axis.com/products/axis-camera-station-edge/supportに記載されているハウツー記事を参照してください。
ライブアナウンスの送信
AXIS Camera Station Edgeでは、Push-To-Talkを機能を使用して、1つまたは複数のスピーカーにライブアナウンスを送信することができます。
- スピーカーへのアナウンスの送信:
に移動し、目的のカメラを選択します。
スピーカーを選択します。
マイクアイコンを長押しして、マイクを有効にします。
アナウンスを送信したら、マイクアイコンを放します。
複数のスピーカーにアナウンスを送信する場合は、AXIS Audio Manager Edgeを使用してスピーカーをグループ化し、ゾーンに追加してから、アナウンスを送信してください。
AXIS Audio Manager Edgeのユーザーマニュアルは製品のサポートページまたはhelp.axis.comから入手できます。
ストロボサイレンの追加
映像監視システムにストロボサイレンを追加し、イベントトリガー信号とアラームを使用することで、敷地内のセキュリティを向上させることができます。
- ストロボサイレンの設定方法については、AXIS D4100-E Network Strobe Sirenのユーザーマニュアルを参照してください。
- AXIS Camera Station EdgeでAXIS D4100-E Network Strobe Sirenを使用する方法については、axis.com/products/axis-camera-station-edge/supportに記載されているハウツー記事を参照してください。
連続録画とスケジュール録画の設定
連続録画は連続的に画像を保存するため、他の録画オプションよりも多くのストレージ容量を必要とします。
AXIS Camera Station Edge では、デフォルトで AXIS Object Analyticsによる動体録画 (ハイプロファイル) と連続録画 (ロープロファイル) が使用されます。AXIS Object Analyticsが搭載されていないカメラの場合は、連続録画 (ハイプロファイル) がデフォルトとなります。
> [Recording settings (録画設定)] > [Continuous recording (連続録画)] の順に移動します。
設定するカメラを選択します。
[Enable continuous recording (連続録画の有効化)] を選択します。
希望の画質を選択します。
常に録画する場合は、[Always on (常時オン)] を選択します。
または、特定の時間帯のみ録画する場合は、[Schedules (スケジュール)] を選択して、既存のスケジュールを1つまたは複数選択します。詳細については、スケジュールの作成と編集を参照してください。
[適用] をクリックします。
スケジュールの作成と編集
AXIS Camera Station Edge には、既定のスケジュールがいくつか設定されています。これにより、特定の時間帯のみ録画することが可能となります。こうしたスケジュールは編集すること、また独自のスケジュールを作成することができます。カメラのスケジュールを作成または編集すると、変更はそのカメラにのみ適用されます。
スケジュールの編集方法:
> [Recording settings (録画設定)] > [Continuous recording (連続録画)] の順に移動します。
スケジュールを編集するカメラを選択します。
[Schedules (スケジュール)] を選択します。
編集するスケジュールの行をクリックして、[Edit... (編集...)] をクリックします。
スケジュールを編集し、[OK] をクリックして保存します。
新規スケジュールの作成方法:
> [Recording settings (録画設定)] > [Continuous recording (連続録画)] の順に移動します。
新規スケジュールを作成するカメラを選択します。
[Schedules (スケジュール)] を選択します。
[New... (新規...)] をクリックします。
新規スケジュールを編集し、[OK] をクリックして保存します。
通知を設定する
デスクトップおよびモバイルアプリに通知を送信するようにAXIS Camera Station Edgeを設定できます。
AXIS Camera Station Edgeの内蔵動体検知に基づくイベント通知を設定するには、ビデオ動体検知を設定するを参照してください。
他のAxis分析アプリケーションに基づいたイベント通知を設定するには、axis.com/products/axis-camera-station-edge/supportに記載されているハウツー記事を参照してください。
AXIS Camera Station Edgeモバイルアプリでイベント通知をオンにするには、通知をオンにするを参照してください。
オフラインモードをアクティブにする
オフラインモードを有効にすると、インターネットに接続していなくてもAXIS Camera Station Edgeを使用できますが、一部の機能は制限されます。ライブビュー と録画 にアクセスできますが、設定 メニューでサイトの変更を行うことはできません。
オフラインモードをアクティブにするには:
> [Site (サイト)] の順に移動します。
[Offline mode (オフラインモード)] をオンにします。
- オフラインモードをオンにする場合、サイトはオンラインである必要があります。各Windowsユーザーは、クライアントのオフラインモードをオンにする必要があります。
- オフラインモードは永続的な使用を意図したものではありません。AXIS Camera Station Edgeシステムを少なくとも3か月ごとにインターネットに接続し、装置のファームウェアと証明書を更新してください。
- オフラインモードでサイトにアクセスするコンピューターは、装置と同じサブネットに接続する必要があります。AXIS Camera Station Edgeクライアントがインターネットに接続されている場合、オフラインモードは使用できません。
- モバイルアプリは、サイトの作成時にデバイスに設定されたものと同じパスワードを使用します。
- インターネットに接続されていないと、完全なシステムレポートを取得することはできません。
- 主にオフラインで使用されるサイトの場合は、静的IPまたはDHCP予約で設定することをお勧めします。
高度な設定
装置のWebインターフェースで、高度な設定にアクセスすることができます。
- 高度な設定は、経験豊富なユーザーのみが行うことをお勧めします。
- AXIS Camera Station Edge では、すべての高度な設定オプションをサポートされているわけではありません。
- AXIS Camera Station Edge では、高度な設定を使用する場合のみ、サードパーティのACAPアプリケーションのインストールがサポートされています。IPアドレスを使用して装置に直接アクセスする場合は、これはサポートされません。
高度な設定へのアクセス方法:
> [Cameras (カメラ)] > [Overview (オーバービュー)] の順に移動します。
アクセスするカメラのコンテキストメニュー を開きます。
[Advanced settings... (高度な設定...)] をクリックします。
装置のWebインターフェースが内蔵ブラウザで開きます。
メンテナンス
デバイスの管理
サイト内の装置を交換する
レコーダーに接続されている装置を交換する必要がある場合は、装置を取り外して交換する前に、録画を保存することをお勧めします。装置がサイトから削除されると、の [Recordings (録画)AXIS Camera Station Edge] エリアに録画が表示されなくなります。
- 録画を保存する:
> の順に移動します。
録画を保存する装置を選択します。
AXIS Camera Station Edge は、一度に最大24時間の録画素材を保存できます。
- 装置を削除する:
> [Cameras (カメラ)] の順に移動します。
> 削除する装置の横にある [Remove (削除)] の順にクリックします。
表示されるダイアログで、[Remove recordings from recorder (レコーダーから録画を削除)] を選択します。
このオプションを選択しない場合、レコーダーは関連付けられた録画スロットを解放せず、他の装置は同じスロットに接続できません。
代替装置を追加するには、装置をサイトに追加するを参照してください。
サイトから装置を削除する
> [Cameras (カメラ)] または > [Other devices (その他のデバイス)] の順に移動します。
> 削除する装置の横にある [Remove (削除)] の順にクリックします。
[OK] をクリックします。
装置がレコーダーに接続されている場合、レコーダーから録画を削除するかどうかを選択する必要があります。
AXIS Camera Station Edge サイトから装置を削除すると、工場出荷時の設定にリセットされます。
装置のハードリセット
- ハードリセットを行っても、録画には影響しません。
- ハードリセットを行うと、IPアドレスを含むすべての設定がリセットされます。
ハードリセットする装置を選択し、サイトから削除します。
サイトから装置を削除するを参照してください。
装置を電源から外します。
デバイスのコントロールボタンを押したままにし、電源に再接続します。
ステータスLEDインジケーターがオレンジで点滅するまでコントロールボタンを15~30秒間押し続けます。
コントロールボタンを放します。
プロセスが完了すると、ステータスLEDが緑色に変わります。
これで、製品が工場出荷時の設定にリセットされました。
装置をサイトに再度追加します。
装置をサイトに追加するを参照してください。
レコーダーの管理
サイト内のレコーダーを交換する
サイト内のレコーダーを交換するには、以下の手順に従います。
> [Recorders (レコーダー)] の順に移動します。
削除するレコーダーで、 > [Remove (削除)] の順にクリックします。
[Remove device (デバイスの削除)] ダイアログで、[OK] をクリックし、レコーダーの削除を続行します。
[Remove device (デバイスの削除)] ダイアログで [Yes (はい)] をクリックし、接続されているカメラのすべての録画を削除することを確認します。
[Cameras (カメラ)] を開きます。
各カメラの [Communication error (通信エラー)] をクリックし、接続を修復します。
サイトに新しいレコーダーを追加します。詳細については、装置をサイトに追加するを参照してください。
[Cameras (カメラ)] > [Storage (ストレージ)] に移動し、各カメラの新規レコーダーを選択します。
AXIS OSバージョン9.80以前のデバイスがある場合、新規レコーダーを選択するためには、それらをサイトから削除して再度追加する必要があります。
サイトからレコーダーを削除する
レコーダーを削除する前に、レコーダーに接続されている装置のストレージオプションを変更する必要があります。
- ストレージオプションを変更する:
> [Cameras (カメラ)] > [Storage (ストレージ)] の順に移動します。
変更する装置を選択します。
[No storage (ストレージなし)] を選択します。
[適用] をクリックします。
- レコーダーを削除する:
> [Recorders (レコーダー)] の順に移動します。
削除するレコーダーの行で、 > [Remove (削除)] の順にクリックします。
[OK] をクリックします。
レコーダーをハードリセットする
レコーダーは電源がオンになっている間は慎重に動かしてください。突然動かしたり衝撃を与えたりすると、ハードドライブが破損する場合があります。
- ハードリセットを行うと、IPアドレスを含むすべての設定がリセットされます。
- ハードリセットを行っても、録画は削除されません。
- ハードリセットを行っても、暗号化パスワードは削除されません。
レコーダーの電源を切る :
レコーダーの前面にある電源ボタンを、ビープ音が聞こえるまで4~5秒間押し続けます。
レコーダーがオフになるまで待ってから、裏返してコントロールボタンにアクセスします。
コントロールボタンを押し続けます。電源ボタンを押して放し、レコーダーを起動します。コントロールボタンを15~30秒間押し、LEDインジケーターがオレンジ色に光ったらリセットボタンを放します。
レコーダーを所定の場所に慎重に戻します。
プロセスが完了すると、ステータスLEDが緑色に変わります。これで本製品は工場出荷時の設定にリセットされました。ネットワーク上に利用可能なDHCPサーバーがない場合、デフォルトのIPアドレスは
192.168.0.90
になりますレコーダーに接続されている装置をリセットします。
ハードリセット後にレコーダーをサイトに追加すると、暗号化パスワードを入力してロックを解除するか、[Format disk (ディスクをフォーマットする)] をクリックして新しいパスワードを設定するよう求められます。
ソフトウェアの更新
AXIS Camera Station Edge は、デバイスの自動ソフトウェア更新に対応しています。デバイスソフトウェアの自動更新に関する詳細については、AXIS Camera Station Edgeソフトウェアの自動更新 ガイドを参照してください。
モバイルアプリ
AXIS Camera Station Edgeモバイルアプリを使用すると、どこからでも装置や録画にアクセスできます。また、不審なイベントが発生した場合や、インターカムから誰かが呼び出しを行った場合にも、通知を受け取ることができます。
概要
モバイルアプリには、デスクトップアプリで使用できる多くの機能と設定が含まれています。これらの4つのタブを使用して、サイトにアクセスし、変更を加えます。
ビデオ:ここで、装置のライブビューや録画にアクセスしたり、複数のサイトにアクセスしている場合にサイトを切り替えたり、新しいサイトを作成したりします。
Events (イベント):ここで、装置によって検知されたイベントのリストが表示されます。特定のイベントをクリックすると、そのイベントの録画が再生されます。
装置:ここで、装置の設定にアクセスします。たとえば、ファームウェアをアップグレードしたり、録画方法を変更したり、装置を追加または削除したりできます。
その他:ここで、ユーザーと通知を管理したり、テーマを変更したり、問題が発生した場合にヘルプを得たりします。
モバイルアプリをインストールする
Android版
[Download (ダウンロード)] をクリックするか、次のQR Code®をスキャンします。
iOS版
[Download (ダウンロード)] をクリックするか、次のQR Codeをスキャンします。
AXIS Camera Station Edgeモバイルアプリを開き、Axisの認証情報を使用してログインします。
My Axisアカウントをお持ちでない場合は、axis.com/my-axisにアクセスして新しいアカウントを登録できます。
QRコードは、日本およびその他の国々におけるデンソーウェイブ株式会社の登録商標です。
モバイルアプリで装置を追加する
モバイルアプリが、装置およびデスクトップアプリケーションがインストールされたコンピューターと同じネットワークに接続されていることを確認します。
[Devices (デバイス)] に移動します。
をクリックします。
追加する装置を選択します。
[Next (次へ)] をクリックします。
パスワードを入力します。
このパスワードを使用して、装置のWebページまたはモバイルアプリのオフラインモードにアクセスします。
[Next (次へ)] をクリックし、AXIS Camera Station Edgeが装置を設定するまで待ちます。
設定の完了までに数分かかる場合があります。
モバイルアプリでサイトを作成する
モバイルアプリが、装置およびデスクトップアプリケーションがインストールされたコンピューターと同じネットワークに接続されていることを確認します。
My Axisアカウントにログインします。
My Axisアカウントに関連付けられたサイトがある場合:左上隅のサイト名をクリックします。
My Axisアカウントに関連付けられたサイトがない場合:左上隅の [Welcome (ようこそ)] をクリックします。
をクリックします。
[Next (次へ)] をクリックします。
サイトに名前を付け、[Next (次へ)] をクリックします。
サイトに追加する装置を選択し、[Next (次へ)] をクリックします。
装置のパスワードを入力します。
このパスワードは、装置のWebページやモバイルアプリのオフラインモードにアクセスするために使用します。
[Next (次へ)] をクリックします。
追加したサイトの詳細と装置が正しいことを確認し、[Next (次へ)] をクリックします。
AXIS Camera Station Edgeが装置を設定するまで待ちます。
設定の完了までに数分かかる場合があります。
通知をオンにする
動きが検知されたときや、インターカムから誰かが呼び出しを行ったときなど、さまざまなイベントが発生したときに、モバイルアプリで通知を受け取ることができます。
通知をオンにする方法:
AXIS Camera Station EdgeWindowsアプリケーションで、[Configuration (設定)] > [Events (イベント)] の順に移動します。
[Activation (有効化)] で、すべての装置または個別の装置の通知をオンにします。
モバイル装置の通知設定で、AXIS Camera Station Edgeモバイルアプリの通知をオンにします。
AXIS Camera Station Edgeモバイルアプリを開きます。
[More (詳細)] > > [Notifications (通知)] の順に移動します。
オンまたはオフにする通知を選択します。
トラブルシューティング
AXIS Camera Station Edge は、工場出荷時の設定で新品または中古のデバイスで使用できるように設計されています。以前に他のシステムで使用していた装置をサイトに追加する前に、必ずハードリセットを実行してください。AXIS Camera Station Edgeで利用できない装置設定に変更すると、システムに影響が出て、パフォーマンスに影響が及ぼされる可能性があります。
さらに、AXIS Camera Station EdgeクライアントとAxis装置が最新のソフトウェアとファームウェア更新プログラムで更新されていることを常に確認してください。
- 以下の情報については、axis.com/products/axis-camera-station-edgeを参照してください。
データシート
対応製品
サポート&リソース
技術的な問題と解決策
サイトの作成 | |
---|---|
装置が検出されない | 装置が給電され、コンピューターと同じサブネットに接続されていることを確認してください。 |
装置が対応していない | AXIS OSをバージョン5.50以降に更新できない古いAxisデバイスは対応していません。 |
通信エラー | AXIS Camera Station Edge が装置に接続できませんでした。考えられる理由と解決策:
|
ログイン | |
---|---|
ユーザー名またはパスワードが正しくありません | ユーザー名とパスワードの組み合わせが無効です。 |
サイトが利用できない |
|
My Axisアカウントの問題 | オンラインFAQを参照してください。https://auth.axis.com/user-center/faq |
ライブビュー | |
---|---|
ビデオがない |
|
ビデオが遅延する |
|
接続できません | ネットワーク上で装置にアクセスできない。装置に電源とインターネット接続があることを確認してください。 |
ストリームを取得できません | カメラにストリームを要求しすぎていないことを確認してください。help.axis.comで個々のカメラのユーザーマニュアルを入手し、トラブルシューティングのセクションを参照してください。 |
設定ワークスペース | |
---|---|
通信エラー | デバイスとの接続が失われています。提示されたリンクをクリックし、AXIS Camera Station Edgeに復元を試みさせてください。デバイスが有効なネットワーク設定でオンラインになっていることを確認してください。 |
設定エラー | デバイスのネットワーク設定が無効であるか、正しく設定されていません。提示されたリンクをクリックし、AXIS Camera Station Edgeに修復を試みさせてください。失敗した場合は、サイトからデバイスを削除し、ハードリセットを実行して、再度追加してください。 |
接続できません | 装置がネットワーク上で利用できなくなっています。デバイスまたはレコーダーに電源があり、インターネットに接続できることを確認してください。 |
ストレージエラー | デバイスがレコーダーと通信できません。AXIS Camera Station Edgeは通信にIPv6を使用するため、デバイスでIPv6が有効になっていることを確認してください。 |
コネクテッドサービス | |
---|---|
コネクテッドサービスを有効にできない | コネクテッドサービスを有効にするには、デバイスにAXIS OS 11.11以降が必要です。デバイスのバージョンがAXIS OS 6.50~11.10の場合でも、 AXIS S30レコーダーシリーズ をブリッジとして使用して接続できます(録画ソースとして設定する場合)。 以下のデバイスは、AXIS OSのバージョンにかかわらず、コネクテッドサービスに対応していません:
|
ストレージと録画 | |
---|---|
ストレージエラー | SDカードがない、ディスクに障害がある、設定が正しくないなど、録画メディアに問題がある。
|
レコーダーにアクセスできない | レコーダーがオフラインになっています。レコーダーが給電され、インターネットに接続されていることを確認してください。 |
[Configuration (設定)] > [Cameras (カメラ) > [Storage (ストレージ)] のストレージ変更のオプションがロックされています。 | 現在のストレージはブリッジデバイスとして使用されています。サイト内のレコーダーを交換するを参照してください。 |
インターコム | |
---|---|
インターカムからの呼び出しが着信しない | クライアント (パソコンまたは携帯電話) がインターネットに接続されているかどうかを確認してください。 |
ドアのロックを解除できない | インターカムが正しく配線され、設定されていることを確認してください。詳細については、インターカムのユーザーマニュアルを参照してください。ユーザーマニュアルはhelp.axis.comから入手できます。 |
モバイルアプリ | |
---|---|
通知がない | 携帯電話やアプリで通知がオンになっていることを確認してください。詳細については、通知をオンにするを参照してください。 |
自分のサイトにリモートでアクセスできない |
|
モバイルアプリで新規サイトを作成する際にエラーが発生する |
|
Axisサポートに問い合わせる
トラブルシューティングを試みても問題が解消されない場合や、問題の解決策が見つからない場合は、Axis Supportにお問い合わせください。
- システムレポートを保存する:
AXIS Camera Station Edgeで、 > [Save system report (システムレポートを保存する)] の順に移動します。
Axisヘルプデスクに新しいサポート案件を登録する際には、システムレポートを添付してください。
AXIS Camera Station Edgeへの移行
AXIS Companion Classicは、Axis デバイスにデフォルトで付属するビデオ管理ソフトウェアとして、AXIS Camera Station Edgeに置き換えられ、機能とセキュリティの両方が向上されました。
アップグレードの要件
すでにAXIS Companion Classicを使用していて、最新のバージョンにアップグレードする場合は、以下の表を参照して、デバイスが要件を満たしていることを確認してください。
AXIS Camera Station Edge | AXIS Companion Classic | |
---|---|---|
サポート対象製品 |
|
|
ストレージメディア |
|
|
マルチユーザーサポート | 必要 | なし |
アラート通知 | 必要 | なし |
リモートシステム管理 | 必要 | なし |
インターネットアクセス | システムの設定と管理の際に必要です。ライブ映像と録画映像にはオフラインでアクセスできます。 | 不要 |
1 制限事項の詳細については、axis.com/products/axis-camera-station-edge/supportに記載されているテクニカルペーパー「免責事項 - AXIS S3008およびAXIS Companion Classic」を参照してください。