はじめに
本マニュアルでは、AXIS Companionソフトウェアのバージョン4.0以降を使用する方法について説明しています。
- 現在、AXIS Companion Classicをご利用ですか?
バージョン4にアップグレードするには、AXIS Companion Classicからバージョン4への移行を参照してください。
AXIS Companionの詳細
ビデオチュートリアル、Webアプリについては、axis.com/products/axis-companion/how-it-worksを参照してください。
推奨システム
OS: Windows 10 64ビット
CPU: Intel Core i5
RAM: 4 GB
グラフィックカード: 256 MBのオンボードビデオメモリ
グラフィックカードドライバー : 常に最新のバージョンを使用する
ネットワーク : 100 Mbps
システムの設定と管理を行うときはインターネットアクセスが必要 (ライブ映像と録画映像にオフラインでアクセス可能)
無停電電源 (UPS)
モバイルデバイス: iOS 14またはAndroid 8.1
ファームウェア5.50を搭載したデバイスを使用している場合は、ファームウェア5.50を搭載したデバイスの使用を参照してください。
AXIS Companionを使用して作業を始める
- 注
システムの設定を行うときはインターネットアクセスが必要です。
- インストールの概要:
システムのインストールの結果 :
すべてのAxisデバイスでファームウェアがアップグレードされます。
デバイスのパスワードが設定されます。
デフォルト設定によって録画が有効になっています。
リモートアクセスが有効になっています。
MyAxisアカウントを登録する
axis.com/my-axis/loginでMyAxisアカウントを登録します。
多要素認証 (MFA) をアクティブにすることで、MyAxisアカウントの安全性を高くすることができます。 MFAは、ユーザーの身元を確認するために別の確認レイヤーを追加するセキュリティシステムです。
- MFAをアクティブにする
MyAxisの資格情報を使用してログインします。
MyAxisに移動し、ドロップダウンメニューで [Account settings (アカウント設定)] を選択します。
2段階認証をオンにします。
- ログインページにリダイレクトされます。
MyAxisの資格情報を使用してログインします。
- MFAがアクティブになりました。
以下の方法でMFAがアクティブな場合にログインします。お使いのMyAxisアカウントにログインします。
- メールが送信されます。
電子メールを開き、[Authenticate (認証)] をクリックします。
- メールを受信しなかった場合は、迷惑メールフォルダー内にあるかを確認してください。 そこにメールが無い場合は、ITサポートにお問い合わせください。
ハードウェアのインストール
カメラのハードウェアをインストールします。
LANポート経由でレコーダーをネットワークに接続します。
- 注
レコーダーがない場合、ビデオを録画するにはAXIS Surveillance Cardを備えたカメラが必要です。
カメラをレコーダー内蔵のPoEスイッチまたは外部PoEスイッチに接続します。
コンピューターをレコーダーと同じネットワークに接続します。
電源をレコーダーに接続します。
- 重要
まずレコーダーに電源コードを接続し、電源ケーブルをコンセントに接続する必要があります。
録画やカメラが起動するまで数分間待ってから、続行してください。
オーバーヒートを避けるため、換気の良い環境にレコーダーを置き、レコーダーの周りに十分なスペースを確保してください。
デスクトップアプリをインストールする
axis.com/products/axis-companionに移動し、[Download (ダウンロード)] をクリックして、Windows用のAXIS Companionデスクトップアプリをダウンロードします。
お使いのMyAxisアカウントでサインインします。
ライセンス契約を読み、いずれかの選択肢を選んで続行します。
ファイルを任意の場所に保存します。
ファイルを開き、[Run (実行)] をクリックしてインストールを開始します。
デバイスに変更を加えることをアプリに許可する場合は、[Yes (はい)] をクリックします。
言語を選択して [OK] をクリックします。
セットアップウィザードに従います。
サイトを作成する
サイトは、監視ソリューション (たとえば、店舗内のすべてのカメラ) への入り口です。 1つのMyAxisアカウントで複数のサイトを追跡することができます。
古いバージョンのAXIS Companionをご利用の場合、AXIS Companionバージョン4では対応していないデバイスをご利用の可能性が考えられます。対応していないデバイスには、サードパーティ製のNASデバイスや古いAxisデバイスが含まれており、これらのファームウェアは5.50やそれ以降にアップデートできません。 ウィザードではこのような問題について通知し、それらに対処するのに役立ちます。
AXIS Companionバージョン4より前のバージョンで作成されたサイトは、サイトのリストには表示されません。 詳細については、サポートWebページで提供されている移行ガイドを参照してください。
AXIS Companionデスクトップアプリを起動します。
お使いのMyAxisアカウントでサインインします。
[Get started (開始する)] をクリックします。
サイトの名前を指定し、会社名を入力します。
[Next (次へ)] をクリックします。
サイトに追加するデバイスを選択します。
パスワードで保護されているデバイスを選択するには、パスワードを入力する必要があります。
- 注
サポートされていないデバイスを使用している場合は、[Read more (詳細)] をクリックして、サポートされていない理由を確認できます。
[Next (次へ)] をクリックします。
パスワードを入力します。
このパスワードは、デバイスのWebページまたはAXIS Companionモバイルアプリのオフラインモードにアクセスするために使用します。
[Next (次へ)] をクリックします。
[Ready to install (インストールの準備完了)] ページに、リストアが必要なカメラのリストが表示される場合があります。 その場合は、[Restore device (デバイスのリストア)] リンクをクリックして、デバイスのWebページで問題を解決してください。
[完了] をクリックして、AXIS Companionがカメラを設定している間、待機します。
- 注
設定の完了までに数分かかる場合があります。
入門ビデオチュートリアルを見るには、AXIS Companionのチュートリアルを参照してください。
モバイルアプリをインストールする
AXIS Companion モバイルアプリを使ってシステムを設定すると、どこからでもコントロールできます。不審なアクティビティがあった場合には、リアルタイムでアラート通知が行われます。 ビデオ録画を表示し、エクスポートすることもできます。
App StoreまたはGoogle Playに移動します。
AXIS Companion 4を検索し、ダウンロードします。
AXIS Companionアプリを開き、Axisの認証情報を使用してログインします。
Axisアカウントをお持ちでない場合は、axis.com/my-axisにアクセスして新しいアカウントを登録できます。
このアプリの使用方法の詳細については、AXIS Companionのチュートリアルを参照してください。
日常的な使用
カメラにアクセスする
コンピューターまたはモバイルデバイスで、MyAxisアカウントを使用してAXIS Companionにログインします。
カメラを含むサイトを入力します。
詳細については、AXIS Companionのチュートリアルを参照してください。
ライブビデオを見る
に移動します。
表示するカメラを選択します。
ズーム、パン、スナップショット撮影の方法のビデオを見るには、AXIS Companionのチュートリアルを参照してください。
録画を再生する
に移動します。
タイムラインとカレンダーを使用し、録画を見つけます。
タイムライン中でカメラを選択し、再生マーカーを目的の時刻に移動します。
- 注
再生マーカーを移動すると、ビデオ映像が連続して更新されます。 これにより、録画中の特定の瞬間を簡単に見つけることができます。
Play (再生) をクリックします。
録画を参照して再生する方法のビデオを見るには、AXIS Companionのチュートリアルを参照してください。
録画を保存する
> に移動します。
カメラ録画の開始時間と終了時間を選択します。
録画を保存するカメラを選択します。
AXIS S3008 RecorderのUSBドライブに保存するには、レコーダーUSBに保存するチェックボックスをオンにします。
- 注
USBデバイスの最初のパーティションには、exFATまたはNTFSファイルシステムを使用する必要があります。
録画を保存します。
録画を保存する方法のビデオを見るには、AXIS Companionのチュートリアルを参照してください。
保存した録画を再生する
保存した録画を再生するには、AXIS File Playerで開いてください。
録画を保存すると、AXIS File Playerが同じフォルダーに保存されます。 AXIS File Playerには、録画が行われた時間を示すタイムラインが表示されます。
保存した録画を検証する
録画を検証すると、録画を最初に保存した後にタイムスタンプや映像が操作されていないことを確認することができます。 この目的のために、録画を保存する際にデジタル署名がファイルに組み込まれます。 このデジタル署名にパスワードを追加して、セキュリティを向上させることができます。
- 録画の保存時にデジタル署名をパスワードで保護するには、以下の手順に従います。
> [Settings (設定)] > [File (ファイル)] に移動します。
[Video format (ビデオ形式)] で、Windows Media形式 (.asf) を選択します。
[Show digital signature options when saving recordings (録画を保存する際にデジタル署名のオプションを表示する)] を選択します。
この後で録画を保存すると、[Digital signature (デジタル署名)] ウィンドウが表示され、署名のパスワードを選択することができます。
録画を検証する:
保存した録画をAXIS File Playerで開きます。
[Tools (ツール)] をクリックし、[Verify digital signature (デジタル署名の検証)] を選択します。
パスワードが署名に適用されている場合はパスワードを入力し、[OK] をクリックします。
録画が有効かどうかを知らせるウィンドウが表示されます。
スナップショットを撮影する
- ライブビューからスナップショットを撮影するには、次のようにします。
をクリックします。
- 録画からスナップショットを撮影するには、次のようにします。
タイムラインとカレンダーを使用し、録画を見つけます。
タイムライン中でカメラを選択し、再生マーカーを目的の時刻に移動します。
をクリックして、検証モードを開始します。
検証モードにより、録画されたビデオをフレームごとに進め、事象が発生した正確な瞬間を見つけ出し、その瞬間のスナップショットを撮ることができます。
事象を見つけるには、サムネイル上でクリックし、30、15、5、1フレーム後方 (上部パネル) または前方 (下部パネル) に進みます。 スライダーを動かすこともできます。
目的のフレームが見つかったら、をクリックしてスナップショットを撮ります。
ほとんどのカメラで、画面内のズームレベルに関わらず、カメラ映像全体がスナップショットとして撮影されます。 映像の歪み補正に対応したカメラの場合、ズームインした映像がスナップショットとして撮影されます。
- スナップショットを保存するフォルダーを変更するには、次のようにします。
> [カスタマイズ] に移動します。
[Snapshots (スナップショット)] の下の設定を変更します。
映像設定を調整する
> [Cameras (カメラ)] に移動します。
調整を行うカメラで、 > [Image settings (映像設定)] をクリックします。
- 以下のような設定で画像を調整できます:
外観
露出
オーバーレイ
デイ/ナイト
プライバシーマスク
フォーカスとズーム
ビデオ品質の設定
画質の要件や使用できる帯域幅に合わせて、ビデオ品質を設定することができます。 ビデオ品質の設定は、動体録画、連続録画、ライブビューに影響します。
> [カメラ] に移動します。
設定するカメラを右クリックし、[Video Quality Settings (ビデオ品質の設定)] を選択します。
以下のプロファイル設定を編集します。
[High (高)] (画像の幅が640ピクセルを超える解像度)
[Low (低)] (画像の幅が1920ピクセルまでの解像度)
- 注
[Low (低)] 設定の高解像度は、録画を表示するときのスクラビングのパフォーマンスに影響する可能性があります。
[OK] をクリックして保存します。
イベントを表示する
をクリックして、動体検知やフェンスガードなど、Axisの分析機能によって検知されたイベントのリストを表示します。
リスト内のイベントをクリックして、そのイベントの録画を表示します。
イベントをトリガーしたカメラのライブビューを表示する場合は、リスト内のイベントを右クリックします。
- 対応するAxisの分析機能が有効な場合にのみ、イベントがリストに表示されます。
Axisの分析機能を有効化するには、 > [Events (イベント)] に移動します。
Example
受付係がパニックボタンを押しました。 オペレーターに通知が送られ、イベントを表示します。
ビデオ動体検知を設定する
動きが検知されたときのみ録画を実行すると、連続録画に比べてディスク容量と帯域幅を大幅に抑えることができます。
動体検知が頻繁にトリガーされる場合は、ビューの一部または特定のタイプのイベントを無視するように設定を調整することができます。
AXIS Companionで、 > [Cameras (カメラ)] に移動します。
カメラで [Motion detection (動体検知)] が有効になっていることを確認します。
をクリックし、[Motion recording... (動体録画...)] を選択します。
[Motion recording (動体録画)] ダイアログで、[Settings... (設定...)] をクリックします。
動体検知に含めるカメラビュー部分を選択します:
動体検知に含める領域を設定するため、暗く表示されているエリアを編集します。
動体検知から除外するエリアを作成するには、[Exclude area (除外範囲)] を選択し、明るく表示されているエリアを編集します。
- 注
正方形だけを描くことができるカメラモデルもあれば、より複雑な多角形を描くことができるモデルもあります。
[Advanced (詳細設定)] を展開して、フィルターの設定を調整します。
Small objects filter (小さな物体フィルター) — 動物などの小さな物体を無視します。
Swaying objects filter (揺らめいている物体フィルター) — 強風時に動く木や旗など、短い距離しか移動しない物体を無視します。
- 注
揺らめいている物体フィルターは、すべてのカメラモデルで使用できるわけではありません。
Short-lived objects filter (一時的な物体フィルター) — 通過する自動車が発する光線やすばやく動く影など、短時間しか現れない物体を無視します。
[OK] を2回クリックします。
通知を設定する
カメラビューで特定のタイプの動きが発生した場合に、AXIS Companionからモバイルアプリに通知を送信することができます。
- Motionトリガーは、以下のACAPに基づいています。
AXIS Video Motion Detection
AXIS Fence Guard
- ワークフロー:
デバイスでACAPがアクティブになっていることを確認します。
AXIS Companionで、 > [Events (イベント)] に移動し、ACAPを選択します。
通知を受信するスケジュールを設定します。
[Activation (有効化)] の下で、通知を送信するカメラを選択します。
モバイルデバイスでの通知の受信:
モバイルでMyAxisアカウントにログインしている場合、プッシュ通知がモバイルアプリに送信されます。
AXIS Companion 4モバイルアプリをインストールする際は、通知を受け取るかどうかを尋ねるメッセージが表示されたときに同意する必要があります。 後で通知を非アクティブ化する場合は、モバイルデバイスの設定に移動し、AXIS Companion 4アプリを選択して、通知を無効にします。
- モバイルアプリで通知をオンまたはオフにするには、次のようにします。
> [Notifications (通知)] に移動します。
[Motion detection (動体検知)] をオンまたはオフにします。
通知が送信されると、モバイルデバイス上にポップアップメッセージとして表示されます。 メッセージをタップすると、進行中のイベントの再生画面が開きます。
ビデオ動体検知
動きが検知されたときに通知を受け取ることができます。
- ワークフロー:
デバイスの動体検知が有効になっていることを確認します。
スケジュールを設定します。
動体検知に基づいて通知を有効にします。
Fence Guard
カメラビューで仮想フェンスが交差したときに通知を受け取ることができます。
- ワークフロー:
デバイスのWebページに移動し、AXIS Fence Guardを開きます。
仮想フェンスを描きます。
AXIS Companionに移動して、Fence Guard通知を有効にします。
ユーザーを追加する
> [Users (ユーザー)] に移動します。
[Add... (追加...)] をクリックします。
メールアドレスを入力し、アクセスレベルを選択してから、[OK] をクリックします。
以下のアクセスレベルを利用できます :管理者
フルアクセスオペレーター
録画およびライブビューにアクセスできますが、サイト設定を変更することはできません閲覧者
ライブビューにのみアクセスできます
オフラインモードをアクティブにする
インターネットに接続していない状態でAXIS Companionを実行している場合は、オフラインモードにすることができます。 これにより、[Live view (ライブビュー)] と [Recordings (録画)] がローカルで使用可能になります。 ただし、インターネット接続がダウンしている間は [Configuration (設定)] メニューにアクセスできません。
- オフラインモードをアクティブにするには、次のようにします。
> [Site (サイト)] をクリックし、[Offline mode (オフラインモード)] をオンにします。
ライブビューと再生はオフラインモードでのみ使用できます。 その他のすべての操作には、インターネットへの接続が必要です。
オフラインモードでサイトにアクセスするPCは、カメラと同じサブネットに接続する必要があります。 PCが接続されているいずれかのネットワークがインターネットに接続されている場合、オフラインモードを使用することはできません。
インターネットに接続せずにサイトにアクセスするには、オフラインモードが有効になっていることを確認してから、オフラインにしてください。
サイトを作成して設定するには、コンピューターとすべてのデバイスがインターネットにアクセスできる必要があります。
モバイルアプリは、サイトの作成時にデバイスに設定されたものと同じパスワードを使用します。
主にオフラインで使用されるサイトの場合は、静的IPまたはDHCP予約で設定することをお勧めします。
オフラインモードでは通知は送信されません。
完全なシステムレポートを取得するには、インターネットアクセスが必要です。
外部ディスプレイにビデオを表示する
- 次のものが必要です:
Apple TVまたはAndroid TVデバイス。
モバイルデバイスにインストールされているAXIS Companion 4アプリ。
Apple TVまたはAndroid TVデバイスのアプリストアからインストールされたAXIS Companion TVアプリ。
カメラ、モバイルアプリ、およびTVアプリは、すべて同じローカルネットワークに接続されている必要があります。
Android 6以降を搭載したAppleTV 4およびNvidia Shield。
- 手順は次のとおりです。
AXIS Companion 4モバイルアプリを開き、ログインします。
[Devices (デバイス)] > に移動し、外部ディスプレイを選択します。
- 注
アイコンが表示されるまで数秒かかる場合があります。
外部ディスプレイに表示するカメラを選択します。
をタップし、設定が完了するまで待ちます。
一度に1台のカメラを表示するか、最大16台までの分割ビューを作成することができます。
AXIS Companion 4 TVアプリが開いたら、アプリ内の移動方法に関する画面の指示をご覧ください。
狭いスペースを監視する
階段、廊下、道路またはトンネルなどの細長いスペースにおける視野をすべてよりよく活用するためには、Corridor Formatを使用します。

カメラまたはレンズを垂直視野に調整します。
AXIS Companionで、 > [Cameras (カメラ)] に移動します。
調節するカメラの行で、 > [Image settings (画像設定)] をクリックします。
[Appearance (外観)] タブで、[Orientation (向き)] に適した角度を選択します。
[Close (閉じる)] をクリックします。
ドアステーションに接続する
ドアステーションは、AXIS Companionデスクトップアプリとモバイルアプリの両方に接続することができます。 これにより、呼び出しへの応答、ドアの開錠、モバイルデバイスでのドアステーションビデオの表示が可能になります。
ドアを開錠するには、ドアステーションがドアの電子ロックに正しく接続されている必要があります。 ドアステーションのマニュアルには、この接続を正しく行う方法に関する情報が記載されています。 ドアステーションのマニュアルを見つけるには、axis.com/products/access-control/network-door-stationsを参照してください。
ドアステーションがお使いのコンピューターと同じネットワークに接続されていることを確認してください。そうでない場合、AXIS Companionアプリでドアステーションはデバイスの一覧に表示されません。
デスクトップアプリをドアステーションに接続する
AXIS Companionデスクトップアプリで、 > [Cameras (カメラ)] に移動します。
[Add devices (デバイスの追加)] をクリックし、ドアステーションを追加します。
これで、AXIS Companionデスクトップアプリでドアステーションに応答できます。
モバイルアプリをドアステーションに接続する
AXIS Companion 4モバイルアプリを起動します。
デスクトップアプリで使用したものと同じMyAxisアカウントにログインします。
これで、AXIS Companion 4モバイルアプリでドアステーションに応答できます。
- 他のユーザーがドアステーションにアクセスできるようにするには、次のようにします。
AXIS Companionデスクトップアプリから、 > [Users (ユーザー)] に移動します。
ユーザーをサイトに招待します。
- ドアステーションからの呼び出しをオフにするには、次のようにします。
AXIS Companion 4モバイルアプリで、[User (ユーザー)] に移動します。
[Notifications (通知)] に移動し、[Door station calls (ドアステーション呼び出し)] をオフにします。
サイトにカメラを追加する
カメラをレコーダー内蔵のPoEスイッチまたは外部PoEスイッチに接続します。
> [Cameras (カメラ)] に移動します。
[Add devices (デバイスの追加)] をクリックします。
サイトに追加するデバイスを選択します。
パスワードで保護されているデバイスを選択するには、パスワードを入力する必要があります。
- 注
サポートされていないデバイスを使用している場合は、[Read more (詳細)] をクリックして、サポートされていない理由を確認できます。
[Next (次へ)] をクリックします。
パスワードを入力します。
このパスワードは、デバイスのWebページまたはAXIS Companionモバイルアプリのオフラインモードにアクセスするために使用します。
[Next (次へ)] をクリックします。
[Ready to install (インストールの準備完了)] ページに、リストアが必要なカメラのリストが表示される場合があります。 その場合は、[Restore device (デバイスのリストア)] リンクをクリックして、デバイスのWebページで問題を解決してください。
[完了] をクリックして、AXIS Companionがカメラを設定している間、待機します。
- 注
設定の完了までに数分かかる場合があります。
サイトからカメラを削除する
> [Cameras (カメラ)] に移動します。
削除するカメラの行で、 > [Remove (削除)] をクリックします。
カメラで録画を実行中の場合は、[動体録画と連続録画を停止する] を選択して録画を停止します。
[OK] をクリックします。
システムをリモートで管理する
監視システムへのリモートアクセスは、システムのメンテナンスやトラブルシューティングに費やす多くの時間とコストを節約できます。
- AXIS Companion用のリモートシステム管理ツールを使用すると、インストールの概要を把握し、簡単なメンテナンス手順をすぐに実行できます。
製品を再起動中...
製品のアップグレード中...
ユーザーのアクセス許可を管理する
リモート管理の開始
管理者権限を持つユーザーのみがサイトにアクセスできます。
お使いのMyAxisアカウントにログインします。
サイトの一覧が表示されます。

サイトを検索するには、検索フィールドを入力します。
エラーが含まれているサイトのみを表示するには、[Has error (エラーがある)] をクリックします。
サインアウトするには、イニシャル メニューをクリックし、次に [Sign out (サインアウト)] をクリックします。
現在ログインしているユーザーを確認するには、イニシャルメニューをクリックします。
サイトの管理
ユーザーをサイトに招待するには
> [Users (ユーザー)] をクリックします。
[Add user (ユーザーの追加)] をクリックします。
ユーザーの電子メールを入力し、アクセス許可レベルを選択します。
- Viewer (閲覧者): [Live view (ライブビュー)] へアクセスします。
- Operator (オペレーター) : [Live view (ライブビュー)] と [Recordings (録画)] へアクセスします。
- Administrator (管理者): [Live view (ライブビュー)]、[Recordings (録画)]、[Configuration (設定)] へアクセスします。
[Invite (招待)] をクリックします。
サイトからユーザーを削除するには:
> [Users (ユーザー)] をクリックします。
> [Remove from site (サイトから削除)] をクリックします。
サイトの名前を変更するには > [Rename (名前の変更)] をクリックします。
ファイルを削除するには、 > [Remove (削除)] をクリックします。
サイトをクリックして開きます。
サイトに属するデバイスのリストが表示されます。
デバイスの管理
サイトを開くと、そのサイトに属するすべてのデバイスの一覧が表示されます。
デバイスをクリックすると、そのプロパティが表示されます。
単一デバイスのファームウェアをアップグレードします。
デバイスをクリックすると、そのプロパティが表示されます。
[Upgrade (アップグレード)] をクリックします。
すべてのデバイスのファームウェアを一度にアップグレードします。
[Upgrade all (すべてアップグレード)] をクリックします (このオプションは、利用可能なファームウェアのアップグレードがいくつかある場合にのみ表示されます)。
- 注
ファームウェアのアップグレードには数分かかることがあります。
デバイスの名前を変更するには、> [Rename (名前の変更)] をクリックします。
デバイスを再起動するには、 > [Restart (再起動)] をクリックします。
デバイスを削除するには、 > [Delete (削除)] をクリックします。
ネットワークスピーカーの使用
ビデオ監視システムにスピーカーを追加することにより、イベント駆動型のアナウンスや直接的な呼びかけを使用して、施設のセキュリティを向上させることができます。
スピーカー音量の調整、ゾーンの設定、イベントトリガーの使用の詳細については、スピーカーのユーザーズマニュアルを参照してください。 ユーザーズマニュアルはaxis.comの製品サポートページから入手できます。
ネットワークスピーカーの追加
[Configuration (設定)] > [Speakers (スピーカー)] に移動します。
[Add device (デバイスを追加)] をクリックし、ウィザードに従います。
ライブアナウンスの送信
AXIS Companionでは、PTT機能を使用して、1つまたは複数のスピーカーにライブアナウンスを送信することができます。
スピーカーへのアナウンスの送信:
サイト内の任意のカメラの [Live view (ライブビュー)] に移動し、スピーカーを選択します。
マイクアイコンを押したままにして、マイクを有効にします。
アナウンスを送信したら、マイクアイコンを放します。
複数のスピーカーへのアナウンスの送信:
スピーカーのWebページを使用してゾーンに追加し、ゾーン内のいずれかのスピーカーをマスターとして選択します。 アナウンスをマスタースピーカーに送信すると、ゾーン内のすべてのスピーカーによってサウンドが再生されます。
トラブルシューティング
技術的な問題、ヒント、解決策
問題 | 解決策 |
ライブビューがありません。 | 一般的な問題を解決するに移動します。 |
録画が利用できません。 | 一般的な問題を解決するに移動します。 |
カメラに接続できません。 | 一般的な問題を解決するに移動します。 |
エラー通知が表示されます: 「接続できません」 | 一般的な問題を解決するに移動します。 |
モバイルアプリに自分のサイトが表示されません。 | AXIS Companionモバイルアプリのバージョンが4であることを確認してください。 |
ビデオストリームにラグが発生しています。 | グラフィックカードが最新のドライバーで更新されていることを確認してください。 |
一般的な問題を解決する
再起動、デバイスの設定またはリセットを行う前に、システムレポートを保存することをお勧めします。
システムレポートを保存するを参照してください。
カメラとレコーダーに電力が供給されていることを確認します。
インターネットに接続されていることを確認します。
ネットワークが動作していることを確認します。
リモートでない場合は、カメラがコンピューターと同じネットワークに接続されていることを確認します。
- まだ動作しませんか?
カメラ、レコーダー、およびAXIS Companionデスクトップアプリに最新のファームウェアとソフトウェア更新プログラムがインストールされていることを確認してください。
「ファームウェアをアップグレードする」を参照してください。
AXIS Companionデスクトップアプリを再起動します。
カメラとレコーダーを再起動します。
- まだ動作しませんか?
カメラとレコーダーのハードリセットを行って、完全に工場出荷時の設定に戻します。
レコーダーをハードリセットするを参照してください。
リセットしたカメラをもう一度サイトに追加します。
- まだ動作しませんか?
最新のドライバーを使用してグラフィックカードをアップデートしてください。
- まだ動作しませんか?
システムレポートを保存し、Axisのテクニカルサポートに連絡してください。
システムレポートを保存するを参照してください。
ファームウェアをアップグレードする
新しいファームウェアの更新により、最新の改善された一連の機能、機能、およびセキュリティ強化が提供されます。
リーダーデバイスのウェブページに移動します。
System (システム) > Maintenance (メンテナンス) に移動し、Firmware upgrade (ファームウェアのアップグレード)でUpgrade (アップグレード)をクリックします。
画面上の指示に従ってください。
カメラをハードリセットする
ハードリセットを行っても、録画には影響しません。
ハードリセットを行うと、IPアドレスを含むすべての設定がリセットされます。
ハードリセットするカメラを選択し、サイトから取り外します。
サイトからカメラを削除するを参照してください。
デバイスを電源から外します。
デバイスのコントロールボタンを押したままにし、電源に再接続します。
ステータスLEDインジケーターがオレンジ色で点滅するまで、コントロールボタンを15~30秒間押し続けます。
コントロールボタンを離します。
プロセスが完了すると、ステータスLEDインジケーターが緑色に変わります。
これで本製品は工場出荷時の設定にリセットされました。
もう一度カメラをサイトに追加します。サイトにカメラを追加するを参照してください。
レコーダーをハードリセットする
レコーダーの電源がオンになっている間は、静かにゆっくりと動かしてください。 突然動かしたり衝撃を与えたりすると、ハードドライブが破損する場合があります。
ハードリセットを行うと、保存されているハードドライブの暗号化パスワードが削除されます。 暗号化されたハードドライブの暗号化パスワードを覚えておかないと、すべての録画が完全に失われます。
ハードリセットを行うと、IPアドレスを含むすべての設定がリセットされます。
レコーダーの電源を切る :
レコーダーの前面にある電源ボタンを、ビープ音が聞こえるまで4~5秒間押し続けます。
レコーダーがオフになるまで待ってから、裏返してコントロールボタンにアクセスします。
コントロールボタンを押し続けます。 電源ボタンを押して放し、レコーダーを起動します。 コントロールボタンを15~30秒間押し、LEDインジケーターがオレンジ色に光ったらリセットボタンを放します。
レコーダーを所定の場所にゆっくり戻します。
プロセスが完了すると、ステータスLEDインジケーターが緑色に変わります。 これで本製品は工場出荷時の設定にリセットされました。 ネットワーク上に利用可能なDHCPサーバーがない場合、デフォルトのIPアドレスは
192.168.0.90
になります。レコーダーに接続されているカメラをリセットします。
ハードドライブが暗号化されている場合は、レコーダーをリセットしてから手動でマウントする必要があります。
デバイスのウェブページに移動します。
[System (システム)] > [Storage (ストレージ)] に移動し、[Mount (マウント)] をクリックします。
ハードドライブを暗号化する際に使用する暗号化パスワードを入力します。
システムレポートを保存する
AXIS Companionでは、 > [Save system report (システムレポートを保存)] を参照してください。
Axisヘルプデスクに新しいサポート案件を登録する際には、システムレポートを添付してください。
ファームウェア5.50を搭載したデバイスの使用
AXIS Companionは、ファームウェア5.50以上を搭載したAxisデバイスをサポートしています。 ただし、ファームウェア5.50はAxisによってサポートされなくなったため、アップグレードできません。 ファームウェア5.50を搭載したAxis製品を使用する際は、さまざまな設定や状況がパフォーマンスにどのような影響を与える可能性があるかを検討することが重要です。 音声など、接続されたクライアントの数が増えると、パフォーマンスに影響を与える可能性があります。 AXIS Companionシステムでファームウェア5.50で実行されているデバイスは、ビデオが遅れたり、カメラからの応答時間が長くなるなどの症状を示す場合があります。
AXIS Companionはパッケージ化されたソリューションです。 デバイスがインストールされてサイトに追加されると、デバイスは最高のパフォーマンスが得られるように自動的に設定されます。 そのため、ビデオ動体検知ではなく、連続録画などのデフォルト設定を使用することを強くお勧めします。
それでもパフォーマンスが低下する場合は、以下の手順に従ってデバイスにかかる負荷を軽減してください。
AXIS Companionで、 [Configuration (設定)] > [Cameras (カメラ)] に移動します。
設定するカメラを右クリックし、[Video Quality Settings (ビデオ品質の設定)] を選択します。
ライブおよび録画ビデオのカメラの解像度を下げます。
ライブおよび録画ビデオのフレームレート (FPS) を下げます。
AXIS Companion Classicからバージョン4への移行
要件
すでにAXIS Companion Classicを使用していてバージョン4にアップグレードする場合は、以下の表を参照して、デバイスが要件を満たしていることを確認してください。
AXIS Companionバージョン4 | AXIS Companion Classic | |
サポート対象製品 | AXIS Companion IPカメラ。 AXIS S3008 Recorderを含むAXIS Companionソリューションは、ファームウェア5.50以上を搭載したAxisのカメラおよびエンコーダに対応しています。 AXIS S3008 Recorderを含まないAXIS Companionソリューションは、ファームウェア8.40以上を搭載したAxisのカメラおよびエンコーダに対応しています。 詳細については、ファームウェア5.50を搭載したデバイスの使用を参照してください。 | ファームウェアバージョン5.50以上を搭載したAXIS Companion IPカメラ、Axisネットワークカメラおよびエンコーダ |
ストレージメディア | Axis SDカード AXIS Companion Recorder (日本未発売) サードパーティ製のNASには対応していません AXIS S3008 Recorder | Axis SDカード AXIS Companion Recorder (日本未発売) 指定されたサードパーティ製NASデバイス AXIS S3008 Recorder1 |
マルチユーザーサポート | あり | なし |
アラート通知 | あり | なし |
リモートシステム管理 | あり | なし |
インターネットアクセス | システムの設定と管理の際に必要です。 ライブ映像と録画映像にはオフラインでアクセスできます。 | 不要です。 |
1制限事項については、axis.com/products/axis-companion-3/supportのテクニカルペーパー「免責事項 - AXIS S3008およびAXIS Companion Classic」を参照してください。
バージョン4の使用は必須ですか?
AXIS Companion Classicを使い続けることもできます。 Axisはこれを継続してサポートします。
バージョン4にアップグレードする
AXIS Companion Classicで使用されたすべてのデバイスは、AXIS Companionバージョン4で使用できるようにするために、ハードリセットまたはリストアする必要があります。
デバイスをハードリセットまたはリストアしても、録画は削除されません。
インストールウィザードは、ハードリセットまたはリストアが必要なデバイスがあることを検知し、ユーザーをサポートします。 デバイスをリストアする必要がある場合は、そのデバイスのWebページに移動します。このページで、ユーザー名ACCAdmin
と、AXIS Companion Classicで使用したサイトパスワードでログインします。