AXIS Radar Integration for Microbus

アプリケーションについて

AXIS Radar Integration for Microbusを使用すると、Axisレーダーまたはレーダービデオ融合カメラをMicrobusのLEDディスプレイ付きSpeed Signとペアリングできます。

設定は簡単です。レーダーは定義されたエリアで接近する車両の速度を測定し、そのデータをSignに送信し、Signはその速度をドライバーに表示します。 また、ドライバーの速度違反時に速度を点滅させるなど、特定の要件に合わせてSignの動作を設定することもできます。

このアプリケーションは、Axisレーダーおよびレーダービデオ融合カメラと共に使用するMicrobus ABのSpeed Signと互換性があります。 互換性のあるSignの詳細については、leddisplay.se/produkter/vms-skylt-trafik/speed-sign/を参照してください。

Speed SignはAxisではなくMicrobus ABによって販売およびサポートされています。

はじめに

準備

  • axis.comで提供されているユーザーマニュアルに従って、Axisレーダーまたはレーダービデオ融合カメラを設置します。

  • Microbus ABが提供するユーザーマニュアルに従って、Speed Signを設置します。

  • レーダーのwebインターフェースでシナリオを設定して、対象範囲を定義し、速度制限フィルターを設定します。 詳細については、axis.comでAxisレーダーまたはレーダービデオ融合カメラのユーザーマニュアルを参照してください。

統計処理のためにレーダーデータを記録する場合は、サポートされているAxisレーダーと併せてAXIS Speed Monitorを使用してください。 詳細については、AXIS Speed Monitorのユーザーマニュアルを参照してください。

アプリケーションをインストールする

製品にアプリケーションをインストールするには、管理者権限が必要です。

  1. axis.comでアプリケーションの製品ページに移動し、アプリケーションの最新バージョンをダウンロードします。

  2. レーダーのwebインターフェースで:
  3. [Apps (アプリ)] に移動します。

  4. [Add app (アプリの追加)] をクリックします。

  5. ダウンロードフォルダー内のファイルを選択します。

  6. [Install (インストール)] をクリックします。

  7. アプリを起動します。

アプリケーションを設定する

  1. Speed Signに接続する:
  2. レーダーのwebインターフェースで:
  3. [Apps (アプリ)] に移動します。

  4. AXIS Radar Integration for Microbusを開きます。

  5. アプリケーションで:
  6. SignのIPアドレスとTCPポートの詳細については、Microbus ABが提供するユーザーマニュアルを参照してください。

  7. [IP address (IPアドレス)] に移動し、SignのIPアドレスを設定します。

  8. [TCP port (TCPポート)] に移動し、SignのTCPポート番号を設定します。

  9. [Connect (接続)] をクリックします。

  10. Signの動作を設定する:
  11. Signに表示される速度の単位 (km/hまたはmph) を選択するには、レーダーのwebインターフェースで [System (システム)] > [Time and location (時間と場所)] > [Regional settings (地域設定)] に移動します。

  12. レーダーが定義されたエリアでの最高速度をSpeed Signに送信する頻度を指定するには、[Update interval (更新間隔)] で間隔を秒単位で設定します。

  13. 最後に通過した車両の速度をSignに表示したままにする時間を指定するには、[Speed display duration (速度表示期間)] で期間を秒単位で設定します。

  14. 接近する車両が速度違反をしている場合に、Signで速度が点滅するようにするには、[Flash on speeding (速度違反時に点滅)] をオンにします。

    速度制限フィルターはレーダーシナリオで設定します。

  15. 点滅の間隔を指定するには、[Flashing interval (点滅間隔)] で間隔を秒単位で設定します。

    指定した点滅間隔は、実際の点滅時間と同じになります。

  16. [Radar scenarios (レーダーシナリオ)] に移動して、Signに速度フィルターと速度制限フィルターを送信するレーダーシナリオを選択します。

  17. 設定を確認し、Signの動作をテストするには、[Verify configuration (設定を確認)] をクリックします。

    Speed Signに「1」、「2」、「3」に続いて「99」が表示され、Signへの接続とLEDが機能していることを視覚的に確認できます。