使用に当たって
装置について
サポートされているAxisカメラにデバイスを接続すると、カメラのWebページに音声の設定が表示されます。カメラのWebページからこのマニュアルに記載されているすべての設定を管理することができます。
AXIS TQ5901 Audio Ringを使用するには、ファームウェアのバージョンがAXIS OS 12.10以降のカメラが必要です。最新のリリースをダウンロードするには、axis.com/supportに移動します。
デバイスを構成する
音声
音声入力を有効にする
[Audio (音声)] > [Device settings (デバイス設定)] に移動します。
[TQ5901] タブをクリックします。
内蔵マイクを有効にします。
録画に音声を追加する
- 音声をオンにする:
[Video > Stream > Audio (ビデオ > ストリーム> 音声)] に移動し、音声を対象に含めます。
装置に複数の入力ソースがある場合は、ソースで適切な ソースを選択します。
[Audio > Device settings (音声 > デバイスの設定)] に移動し、適切な入力ソースをオンにします。
- 録画に使用するストリームプロファイルを編集します:
[System (システム) > Stream profiles (ストリームプロファイル)] に移動し、ストリームプロファイルを選択します。
Include audio (音声を含める) を選択してオンにします。
[Save (保存)] をクリックします。
赤外線照明を有効にする
[Video (ビデオ)] > [Image (画像)] をクリックします。
[Day-night mode (デイナイトモード)] に移動します。
IR設定を選択する:
IRカットフィルター: [Off (オフ)]、[On (オン)]、[Auto (自動)] から選択します。
閾値: [IR-cut filter (IRカットフィルター)] が [Auto (自動)] に設定されているときのフィルターの強度を選択します。
照明を有効にする: 赤外線照明をオンにします。
イベントのルールを設定する
特定のイベントが発生したときにデバイスにアクションを実行させるように、ルールを作成することができます。ルールは条件とアクションで構成されます。条件を使用して、アクションをトリガーすることができます。たとえば、デバイスはスケジュールに従って、または呼び出しを受信したときに音声クリップを再生したり、デバイスのIPアドレスが変更されたときに電子メールを送信したりすることができます。
詳細については、「イベントのルールの使用開始」を参照してください。
アクションをトリガーする
[System (システム)] > [Events (イベント)] に移動し、[+ Add a rule (ルールの追加)] をクリックします。このルールでは、装置が特定のアクションを実行するタイミングを定義します。ルールは、スケジュールや繰り返しとして設定することも、手動でトリガーするように設定することもできます。
[Name (名前)] に入力します。
アクションをトリガーするために満たす必要がある [Condition (条件)] を選択します。ルールに複数の条件を指定した場合は、すべての条件が満たされたときにアクションがトリガーされます。
条件が満たされたときに実行する Action (アクション) を選択します。
ライトプロファイルを作成する
[Light (ライト)] > [Profiles (プロファイル)] に移動します。
新規プロファイルを作成します。
プロファイルに名前を付けます。複数のプロファイルを作成する場合は、説明を追加しておくと素早く見つけられます。
ライトパターンを選択します。パターンを選択すると、以下のようなさまざまな要素を選択できます。
速度
強度
カラー
所要時間
[Save (保存)] をクリックします。
複数の条件がトリガーされた場合、優先度スコアが最も高いライトプロファイルが実行されます。
イベントを視覚的に表示する
特定のイベントが発生すると、LEDライトをオンまたはオフにするように設定できます。たとえば、LEDライトをオンにして、録画中であることを周囲に知らせることができます。
必要なハードウェア
AXIS TQ5901
AXIS M5526-E PTZ CameraなどのAxisネットワークビデオカメラ
次の例は、カメラの録画中にLEDをオンにするルールの設定方法を示しています。
[System > Events (システム > イベント)] に移動します。
新しいルールを作成します.
ルールの名前を選択します。
カメラをトリガーして録画を開始するための [Condition (条件)] を選択します。たとえば、タイムスケジュールや動体検知などを行うことができます。
アクションのリストで、[Record video (ビデオを録画する)] を選択します。
ストレージスペースを選択します。
ストリームプロファイルを選択するか、新しいストリームプロファイルを作成します。
必要に応じて、[Prebuffer (プリバッファ)] と [Postbuffer (ポストバッファ)] を設定します。
ルールを保存します。
新しい名前で2つ目のルールを作成します。
1つ目のルールと同じ [Condition (条件) を選択します。
アクションのリストで、[Run light profile (ライトプロファイルを実行する)] または [Run light profile while the rule is active (ルールが適用されている間、ライトプロファイルを実行する)] を選択します。
ライトプロファイルを作成します。
プロンプトが表示されたら、アクションを選択します。
ルールを保存します。
SIP音声の設定
AXIS TQ5901 Audio RingをSIP通話用の音声デバイスとして設定する:
[Settings (設定)] > [SIP] に移動します。[Set up SIP (SIPの設定)] 画面が表示されたら、[Close (閉じる)] をクリックします。
[Settings (設定)] タブで、[Audio and video (音声およびビデオ)] を開きます。
[Audio input device (音声入力デバイス)] を [TQ5901] に設定します。
[Audio output device (音声出力デバイス)] を [TQ5901] に設定します。
[Save (保存)] をクリックします。
webインターフェース
AXIS OS搭載デバイスのWebインターフェースで利用可能なすべての機能および設定については、AXIS OS Webインターフェースヘルプを参照ください。
仕様
製品概要
- スピーカー
- LEDおよび赤外線照明ガイド
- ネットワークコネクタ (PoE)
- LED
- マイクのオン/オフスイッチ
- マイク
- ネットワークケーブル (RJ45)
ボタン
マイクスイッチ
マイクロフォンスイッチの位置については、製品概要を参照してください。
マイクロフォンスイッチは、マイクロフォンを機械的にオンまたはオフにするために使用します。工場出荷時の設定では、このスイッチはオンになっています。
コネクター
ネットワーク コネクター
Power over Ethernet Plus (PoE+) 対応RJ45イーサネットコネクター
本装置は、シールドネットワークケーブル (STP) を使用して接続してください。本装置は、用途に合ったケーブルを使用してネットワークに接続してください。ネットワーク装置がメーカーの指示どおりに設置されていることを確認します。法的要件については、Axisのホームページwww.axis.comでインストールガイドを参照してください。
ドーム
AXIS TQ5901 Audio Ringには、AXIS TM5805-E Dome Smokedが搭載されています。このドームは、AXIS M5526-E PTZ Cameraに付属しているAXIS TM5804-E Dome Clearと交換して使用することができます。ドームの取り付けについては、インストールガイドを参照してください。
装置を清掃する
- 装置はぬるま湯と以下の化学物質を含む洗浄剤で洗浄できます。
イソプロパノール 70% (IPA)
過酸化水素 3% (H2O2)
次亜塩素酸ナトリウム 5%未満 (NaCIO)
酢酸 10%(CH3COOH)
過酢酸 0.12% (CH3CO3H)
洗浄剤を使用する前に、洗浄剤メーカーが提供する安全データシート (SDS) を読み、遵守してください。
- 強力な化学薬品は装置を損傷する可能性があります。アセトンやガソリンなどの化学薬品を使用して装置をクリーニングしないでください。
- 装置に洗浄剤を直接スプレーしないでください。代わりに、傷がつかない布に洗浄剤を染み込ませて装置を拭いてください。
- 洗浄剤が装置の上で乾いてしまうと、除去できないシミになることがあります。水と柔らかい布を使って、残った洗浄剤をすぐに拭き取ってください。
- シミの原因となるため、直射日光や高温下での清掃は避けてください。
圧縮空気を使用すると、装置からほこりやごみを取り除くことができます。
必要に応じて、ぬるま湯と洗浄剤を含ませた柔らかいマイクロファイバーの布で装置を清掃してください。
残った洗浄剤を除去するには、ぬるま湯に浸した柔らかいマイクロファイバーの布で装置を拭いてください。
シミを防ぐために、きれいな非研磨性の布で装置から水分を拭き取ってください。
Axisデバイスの清掃に関する詳細については、ホワイトペーパー「一般的な洗浄剤に対する耐薬品性」をご覧ください。
詳細情報
オーバーレイ
オーバーレイは、ビデオストリームに重ねて表示されます。オーバーレイは、タイムスタンプなどの録画時の補足情報や、製品のインストール時および設定時の補足情報を表示するために使用します。テキストまたは画像を追加できます。
PoE Class 3で接続する場合、SIP通話を除くすべてのビデオストリームにオーバーレイが含まれます。
ライトプロファイルとイベントルール
装置が設計どおりに動作するように、事前に設定されたプロファイルやルールを編集しないでください。
[Light > Profiles (ライト > プロファイル)] にはアクティブ化できる事前設定済みのプロファイルとルールがあり、[System > Events (システム > イベント)] には事前設定済みのルールがあります。これらの設定により、装置のいくつかの使用事例の実装が容易になります。別の設定が必要な場合は、代わりに新しいプロファイルとルールを作成してください。
トラブルシューティング
技術的な問題と解決策
AXIS OSのアップグレード時の問題
AXIS OSアップグレード失敗 アップグレードに失敗した場合、装置は前のバージョンを再度読み込みます。最も一般的な理由は、AXIS OSの間違ったファイルがアップロードされた場合です。装置に対応したAXIS OSのファイル名であることを確認し、再試行してください。 |
AXIS OSのアップグレード後の問題 アップグレード後に問題が発生する場合は、[Maintenance (メンテナンス)] ページから、以前にインストールされたバージョンにロールバックします。 |
デバイスへのアクセスの問題
ブラウザからデバイスにアクセスする際、ログインできない HTTPSが有効になっている場合、ログインを試行するときに正しいプロトコル (HTTPまたはHTTPS) を使用していることを確認します。場合によっては、ブラウザのアドレスフィールドに手動で |
IEEE 802.1X使用時の証明書エラー 認証を正しく行うには、Axisデバイスの日付と時刻をNTPサーバーと同期させなければなりません。[System (システム) > Date and time (日付と時刻)] に移動します。 |
このページで解決策が見つからない場合は、axis.com/supportのトラブルシューティングセクションに記載されている方法を試してみてください。
パフォーマンスに関する一般的な検討事項
システムを設定する際には、さまざまな設定や条件がシステムのパフォーマンスにどのように影響するかを検討することが重要です。
考慮すべき最も重要な要因:
M5526-Eでは、AXIS Object AnalyticsおよびAXIS Scene Metadataが無効になっています。
貧弱なインフラによるネットワークの使用率が高いと帯域幅に影響します。
複数のAXIS Camera Application Platform (ACAP) アプリケーションを同時に実行すると、全般的なパフォーマンスに影響する場合があります。
サポートに問い合わせる
さらにサポートが必要な場合は、axis.com/supportにアクセスしてください。
サイバーセキュリティ
サイバーセキュリティは、リスクを最小限に抑えながら、健全な製品ライフサイクルを支援します。当社のサイバーセキュリティへの取り組みに関する詳細な情報や資料は、axis.com/about-axis/cybersecurity でご覧いただけます。以下のサイバーセキュリティガイドラインに従ってAxisからの製品に関するセキュリティ通知を受け取り、製品の安全なライフサイクルおよび運用停止のための設定を行ってください。
Axis Trust Centerでは、Axisが実施するセキュリティコンプライアンス、透明性、データ保護、およびプライバシーについての情報をご覧いただけます。
脆弱性の管理
Axisは、共通脆弱性識別子 (CVE) 採番機関 (CNA)です。当社は、セキュリティリスクを最小限に抑えるため、当社のデバイス、ソフトウェア、およびサービスの脆弱性の特定と修正において業界標準に従って対応しています。当社の脆弱性管理ポリシーに関する詳細や、脆弱性の報告については、axis.com/vulnerability-managementを参照してください。
セキュリティ通知
axis.com/security-notification-service から、Axisのセキュリティ通知電子メールを購読してください。お使いのAxis製品に関する脆弱性、関連するセキュリティアドバイザリ、およびその他のセキュリティ関連事項について情報をお送りします。
安全な製品ライフサイクル管理
Axisは、安全なライフサイクル管理を通じて、製品のライフサイクル全体でリスクを最小限に抑えています。help.axis.comに掲載されているハードニングガイドには、Axis製品のより安全な設定と操作に関する情報、および以下の情報が含まれています。
- 安全な初回使用
- Axis製品は、高度な保護機能がデフォルトで組み込まれているため、初回使用時から安全な初期化と暗号化された通信が可能です。
- 使用目的とよくある設定ミス
- 当社のガイドには、Axis製品の使用目的について記載されています。これには、避けるべきよくあるセキュリティ関連の誤った使用や設定ミスについても含まれています。
- 脆弱性の管理とサプライチェーンの透明性
- 脆弱性の開示およびサプライチェーンの透明性向上を目的として、ソフトウェアのリリースごとに、axis.comでソフトウェア部品表 (SBOM) を公開しています。
- 利用停止とデータの安全な消去
- 製品のライフサイクル終了時に安全に利用を停止するために、工場出荷時の設定にリセットしてください。これにより、設定、保存されたデータ、およびセンシティブな情報が消去されます。