AXIS Body Worn Live Self-hosted - ユーザーマニュアル

AXIS Body Worn Liveとは

AXIS Body Worn Liveを使用すると、装着式カメラのユーザーはWi-Fi®またはモバイルネットワークを介してライブ映像と音声をストリーミングできます。オペレーターはライブ映像を表示することができます。ビデオストリームは安全に送信できるよう、暗号化されます。

AXIS Body Worn Liveを設定する際は、次の2つのホスティングオプションがあります。

Axis-hosted – Axisクラウド上で運用される。

Self-hosted – ユーザーの環境で運用される。

このマニュアルは、self-hosted オプションの設定と使用を支援します。カスタム設定の方法について説明していますが、設定はVMS (ビデオ管理ソフトウェア) によって異なります。詳細については、VMSのマニュアルを参照してください。

Axis-hostedオプションの設定手順については、AXIS Body Worn Live Axis-hosted ユーザーマニュアルを参照してください。

ソリューションの概要

  1. 装着式カメラ
  2. Peer-to-Peer (P2P) ストリーミング (暗号化)
  3. WebRTCクライアント
  4. WebRTCシグナリング
  5. AXIS Body Worn Live Self-hosted Serverデバイス
  6. AXIS Body Worn Live Self-hosted Serverアプリ

AXIS Body Worn Live Self-hostedソリューションでは、Live Self-hosted Serverデバイス (5) にインストールされたLive Self-hosted Serverアプリ (6) を使用して、装着式カメラ (1) とWebRTCクライアント (3) 間のWebRTCシグナリング (4) を設定します。接続が確立されると、装着式カメラは暗号化されたP2P接続(2)を使用して、ライブ映像をWebRTCクライアントにストリーミングします。

ネットワークに関する推奨事項

これは、プロフェッショナルなセグメント化されたネットワーク設定の例です。ネットワークが例と同じようにインターネットに接続されている必要はありません。ネットワークの設定については、IT管理者にお問い合わせください。

  1. Wi-Fiに接続された装着式カメラ
  2. ストリーム視聴用クライアント
  3. システムコントローラー
  4. ビデオ管理ソフトウェアサーバー
  5. AXIS Body Worn Live Self-hosted Serverデバイス
  6. ネットワークインフラストラクチャーサービス
  7. ゲートウェイ/ファイアウォールソリューション
  8. インターネット (インターネット接続ネットワークの場合のみ)
  9. モバイルネットワークに接続された装着式カメラ (インターネット接続ネットワークの場合のみ)
  10. さまざまなネットワークセグメント

提案・推奨事項

  • Wi-Fiを使用する場合は、アクセスポイントがIEEE 802.11k/v/rに対応している必要があります。

  • 必要性に応じてネットワークをセグメント化します (この例では4つのセグメントがあります - 10)。装着式システム (システムコントローラー - 3、ビデオ管理ソフトウェアサーバー - 4) は別のセグメントにします。

  • 推奨される最低限のネットワークインフラストラクチャーサービスは、DHCP、DNS、NTPサーバー (6) です。

  • ネットワークがインターネットに接続されている場合、AXIS Body Worn Live Self-hosted Serverデバイス (5) は、パブリックIPv4アドレスから到達できる必要があります (CGNATなし)。

  • ネットワークがインターネットに接続されており、モバイルネットワークに接続された装着式カメラを使用する場合、AXIS Body Worn Live Self-hosted Serverデバイス (9) に適切なDDoS緩和策 (ゲートウェイ/ファイアウォールソリューション - 7) が適用されている必要があります。

    デフォルトの受信/送信ポート: 8082 (TCP)、3478 (TCP and UDP)。

  • 証明書要求の署名に使用する認証局へのアクセス。

  • 装着式カメラ1台あたり2.5Mbps (解像度360p)または8Mbps (解像度720p) に対応するインフラストラクチャー。

制限事項

カメラ接続は、IEEE 802.1x、IPv6、プロキシーに対応していません。

使用を開始する - クイック設定

ソリューションを評価したい場合は、Live Self-hostedのクイック設定を行うことができます。クイック設定を行うには、装着式システム、AXIS Body Worn Live Self-hosted Serverデバイス、PCがすべて同じネットワークに接続されている必要があります。システムコントローラーをインストールしてから30日間、ソリューションを試用することができます。

クイック設定を開始する:

  1. Live Self-hosted Serverデバイスが新品でない場合は、デバイスを工場出荷時の設定にリセットします。手順については、デバイスのユーザーマニュアル (help.axis.com) を参照してください。

  2. デバイスを最新のAXIS OSバージョンにアップグレードします。

  3. [System (システム)] > [Network (ネットワーク)] に移動し、静的なIPアドレスを割り当てます。

  4. AXIS Body Worn Live Self-hosted Serverアプリをインストールする

  5. スイッチを使用して、AXIS Body Worn Live Self-hosted Serverアプリを起動します。

  6. アプリを開きます。

  7. [Quick setup (クイック設定)] を選択します。

  8. 装着式システムのホスト名、ユーザー名、パスワードを入力します。

  9. [Continue (続行)] をクリックします。

ライセンスを追加すると、評価期間後もソリューションを引き続き使用できます。装着式システムを追加したい場合、クイック設定を再度使用することはできません。

使用を開始する - 通常の設定

AXIS Body Worn Managerでシステムコントローラー設定ファイルを作成する

  1. AXIS Body Worn Managerで、[Add-on services (アドオンサービス) ] に移動します。

  2. [AXIS Body Worn Live] で [Self-hosted (セルフホスト)] をクリックします。

  3. [インストール] をクリックします。

  4. [Certificate validity (証明書の有効期限)] にファイルの有効期限を入力し、[Next (次へ)] をクリックします。

  5. [System controller configuration file (システムコントローラー設定ファイル)] で [Download (ダウンロード)] をクリックし、システムコントローラー設定ファイルをダウンロードします。

Live Self-hosted Serverデバイスの準備

AXIS W401 Body Worn Activation Kitを使用して、AXIS Body Worn Live Self-hosted Serverアプリを実行します。

  1. デバイスが新品でない場合は、デバイスを工場出荷時の設定にリセットします。手順については、デバイスのユーザーマニュアル (help.axis.com) を参照してください。

  2. デバイスを最新のAXIS OSバージョンにアップグレードします。

  3. [System (システム] > [Security (セキュリティ)] に移動し、証明書を追加します。

  4. 署名要求を使用して、組織のクライアントサーバー証明書をアップロードし、インストールします。

  5. [System (システム)] > [Network (ネットワーク)] > [HTTP and HTTPS (HTTPとHTTPS)] の順に移動します。

  6. [Allow access through (次によるアクセスを許可)] で、[HTTPS] を選択します。

  7. 証明書のリストからインストールした証明書を選択し、[Save (保存)] をクリックします。

AXIS Body Worn Live Self-hosted Serverアプリをインストールする

開始する前に

axis.com/products/axis-body-worn-liveから、AXIS Body Worn Live Self-hosted Serverアプリをダウンロードします。

  1. AXIS Body Worn Live Self-hosted Serverに使用するデバイスで、[Apps (アプリ)] に移動します。

  2. [Add app (アプリの追加)] をクリックします。

  3. アプリをドラッグアンドドロップし、[Install (インストール)] をクリックします。

AXIS Body Worn Live Self-hostedを設定する

  1. AXIS Body Worn Live Self-hosted Serverを実行するデバイスで、[Apps (アプリ)] に移動します。

  2. スイッチを使用して、AXIS Body Worn Live Self-hosted Serverアプリを起動します。

  3. アプリを開きます。

  4. 詳細設定] をクリックします。

  5. [Settings (設定)] > [HTTPS] に移動します。

  6. サーバー証明書のリストから、デバイスを準備したときにインストールした証明書を選択します。

  7. [Apply settings (設定を適用)] をクリックします。サーバー設定が自動的に読み込まれます。

カスタム証明書を使用する場合は、手動でサーバー設定データを入力する必要があります。エンドポイントは、ドメイン名またはIPv4アドレスとポートです。

AXIS Body Worn LiveをAXIS Body Worn Managerに接続する

  1. AXIS Body Worn Live Self-hosted Serverアプリの設定で、[Body worn systems (装着式システム)] に移動し、[Add (追加)] をクリックします。

  2. [Select file (ファイルを選択)] をクリックし、AXIS Body Worn Managerで作成したシステムコントローラー設定ファイルを選択します。

  3. [追加] をクリックします。

  4. 現在使用中のセルフホスト型サーバーの設定ファイルをダウンロードします。

  5. AXIS Body Worn Managerで、[Add-on services (アドオンサービス)] > [AXIS Body Worn Live] に移動します。

  6. [インポート] をクリックします。

  7. 現在使用中のセルフホスト型サーバーの設定ファイルを選択します。

  8. ストリーミングにWi-Fiを使用する場合は、[Settings (設定)] > [Camera (カメラ)] > [Wi-Fi® networks (Wi-Fi®ネットワーク)] に移動してネットワークを選択します。

  9. ストリーミングにモバイルネットワークを使用する場合は、[Settings (設定)] > [Camera (カメラ)] > [Mobile networks (モバイルネットワーク)] に移動して設定します。

  10. [Camera profiles (カメラプロファイル)] > [AXIS Body Worn Live] に移動し、[Streaming (ストリーミング)] を許可します。

  11. ストリーミングにWi-Fiを使用する場合は、[Wireless connection (ワイヤレス接続)] をクリックしてネットワークを選択します。

ライセンス

AXIS Body Worn Live Self-hostedのライセンスを付与するには、システムファイルをエクスポートし、AXIS License Managerにアップロードしてライセンスファイルを生成してからファイルをインポートする必要があります。

  1. AXIS Body Worn Managerで、[Settings (設定) ] > [AXIS Body Worn Live] > [License (ライセンス)] に移動します。

  2. [Add licenses (ライセンスの追加)] をクリックして、説明を展開します。

  3. [Export (エクスポート)] をクリックして、システムファイルをPCに保存します。

  4. AXIS License Manager にログインします。

  5. AXIS License Managerで、システムファイルをアップロードします。手順については、My SystemsユーザーマニュアルのLicense offline systems (オフラインシステムをライセンスする) を参照してください。

  6. サブスクリプションを開始するには、サブスクリプションの開始を参照してください。

  7. ライセンスの購入については、ライセンスの購入 を参照してください。

  8. ライセンスキーの再発行については、ライセンスキーの再発行を参照してください。

  9. [Systems setup (システムの設定)] に移動して、システム名をクリックします。

  10. [Download license file (ライセンスファイルのダウンロード)] をクリックします。

  11. AXIS Body Worn Managerで、[Import (インポート)] をクリックします。

詳細情報

ライブ映像ストリームの表示オプション

ライブ映像ストリームの表示には、次のようなオプションがあります。

  • Milestone XProtect®やAirship AIなどのビデオ管理ソフトウェアを介してAXIS Body Worn Live Self-hosted Serverアプリに接続します。このオプションを使用すると、複数のクライアントでライブストリームを表示できます。

  • シンプルなWebクライアントをWebタイルとしてビデオ管理ソフトウェアに埋め込みます。次のURLを使用します: https://[live_self-hosted_server_device_IP]/local/BodyWornLiveSelfHosted/index.html#/targets/[camera_MAC_address]?compact。このオプションでは、ライブストリームを表示できるクライアントは1つのみです。

  • ブラウザからAXIS Body Worn Live Self-hosted Serverアプリに接続します。このオプションでは、ライブストリームを表示できるクライアントは1つのみです。

日常的な使用

ライブストリームの開始

ライブストリームを開始するには、以下の手順に従います。

  1. 装着式カメラの機能ボタンを2回押します。録画LEDが赤色に変わり、カメラのモデルに応じて次のLEDが点灯します。

    • Wi-Fi接続® LEDが黄色で点滅し始めます。

    • が白に変わります。

  2. カメラの接続が確立されると、モデルに応じて次のように表示されます。

    • Wi-Fi® 接続LEDが緑色で点滅し始めます。

    • が青色に変わります。

  3. カメラがストリーミングを開始すると、モデルに応じて次のように表示されます。

    • Wi-Fi接続LEDが緑色に変わります。

    • が緑色に変わります。

すでに録画済みかどうかに関係なく、ライブストリームを開始することができます。まだ録画していない場合は、ライブストリームと同時に録画が開始されます。

トラブルシューティング

AXIS W102 Body Worn CameraとAXIS W120 Body Worn Cameraでは、トラブルシューティングモードを使用して問題を解決することができます。次の手順に沿って、モードをオンにします。

  1. AXIS Body Worn Managerで、[Add-on services (アドオンサービス)] > [AXIS Body Worn Live] に移動します。

  2. [Server configuration (サーバー設定)] で [Show more (さらに表示)] をクリックします。

  3. [Allow troubleshooting mode (トラブルシューティングモードを許可)] をオンにします。

  4. 装着式カメラで、上部ボタンを2回押します。

    次のページを表示するには、上部ボタンを1回押します。

    トラブルシューティングモードを終了するには、上部ボタンを5秒間押し続けます。

情報は次の形式でページ分けされています。

  • ページ1:
  • システム時刻

  • ネットワークステータス (Net)

  • Wi-Fiまたはモバイルネットワークモード (サブモード: WLANまたはLTE)

  • 信号強度 (db)

  • ページ2 - Wi-Fi使用時:
  • SSID

  • 認証方法 (Auth)

  • カメラのIPv4アドレス

  • 認証ステータス (Status)

  • 接続されているアクセスポイントのMACアドレス

  • ページ2 - モバイルネットワーク使用時:
  • カメラのIPアドレス

  • ローミングステータス

  • SIMステータス

  • APN

  • ページ3:
  • カメラが使用するネームサーバー

  • ページ4:
  • Live Self-hosted Serverデバイスのステータス (Server)

  • ビューワークライアントのステータス (Peer)

  • エンドポイントクエリのレスポンスコード

  • Live Self-hosted ServerデバイスのIPアドレス (Sig IP)

一般的な問題

問題: クライアントにライブストリームが表示されない。

現象

原因

解決策

AXIS Body Worn Live Self-hostedにアクセスできない。

  • ファイアウォールの問題

  • ポートフォワーディングの問題

  • DMZルール

  • プロキシーが必須

AXIS Body Worn Live Self-hostedにポート443経由でアクセスできる場合は、[Settings (設定)] > [Health (ヘルス)] に移動し、[Perform ICE self-test (ICEセルフテストの実行)] をクリックします。

アクセスできない場合は、次のPowerShellコマンドを使用して接続を確認します。

  • Test-NetConnection [IPv4アドレス] - ポート 8082

  • Test-NetConnection [IPv4アドレス] - ポート 3478

問題: ライブ映像をストリームしようとしても、装着式カメラがリストに表示されない。

現象

原因

解決策

トラブルシューティングモードをオンにしても、Live Self-hosted Serverデバイスに関する情報が表示されない。

カメラに、デバイスに接続するために必要な情報がない。

カメラをドッキングし、装着式システムと同期させます。

装着式カメラがリストに表示されない。

  • ファイアウォールの問題

  • ポートフォワーディングの問題

  • DMZルール

  • プロキシーが必須

トラブルシューティングモードをオンにし、カメラがpingを試行できるネットワークテストエンドポイントを入力します。

証明書の有効期限切れの表示が出る。

カメラ、Live Self-hosted Serverデバイス、装着式システムの時刻が同期していない。

  1. カメラの時刻とLive Self-hosted Serverデバイスおよび装着式システムの時刻を確認し、比較します。

    カメラの時刻を確認するには、トラブルシューティングモードをオンにします。

  2. カメラの時刻がデバイスまたはシステムと異なる場合は、カメラをドッキングします。

  3. AXIS Body Worn Managerで、カメラにRTCエラーがないか確認します。ある場合は、Axisサポートに連絡してください。

  4. RTCエラーがない場合は、システムコントローラーとLive Self-hosted ServerデバイスにNTPサーバーを設定して時間を同期させます。

  5. 設定をやり直します。

証明書の有効期限が切れている。

AXIS Body Worn Managerで証明書を更新し、設定をやり直します。

カメラとLive Self-hosted Serverデバイス間に証明書の不一致がある。

AXIS Body Worn Live Self-hostedのログファイルとシステムレポートに、不一致のエラーがないか確認します。エラーがある場合は、カメラをドッキングして設定をやり直します。

AXIS Body Worn Liveライセンスの有効期限切れの表示が出る。

ライセンスの有効期限が切れている。

ライセンスを更新します。

トラブルシューティングモードをオンにすると、No signaling IP (シグナリング用のIPアドレスが検出されません) と表示される。

不適切なDNSの設定。

DNSの設定を確認します。

問題: 装着式カメラがリストに表示されるが、ストリームできない。

現象

原因

解決策

デバイスと通信できません」というメッセージが表示される。

ICEによるすべての接続経路の候補が機能しない。

Chromeの場合はchrome://webrtc-internals/を、Firefoxの場合はabout:webrtcを使用して、ネットワークインフラストラクチャーを改善してください。

ビデオが正しくレンダリングされない。ビデオクライアントの情報ボタンをクリックすると、ビットレートが360pでは2.5Mbps以下、または720pでは8Mbps以下と表示される。

UDPパケットがドロップされる。

ネットワークインフラストラクチャーを改善し、より高いスループットを確保します。以下は、1台のカメラをシミュレートし、UDPスループットを検証するためのコマンドの例です。

  • iperf3.exe --server

  • iperf3.exe --client SERVER_IP --udp --bitrate 8M --time 30 --length 1460

ビデオが正しくレンダリングされない。ビデオクライアントの情報ボタンをクリックすると、リレーモードが使用される。

Peer-to-Peer (P2P) ストリーミングの代わりにTURNが使用されている。

Wi-Fiの問題

問題:装着式カメラがWi-Fiネットワークに接続しない。

現象

原因

解決策

トラブルシューティングモードをオンにすると、サブモードがLTEになる。

カメラの中にSIMカードが入っています。

カメラの電源をオフにして、SIMカードを取り出してください。

トラブルシューティングモードをオンにすると、カメラにIPv4アドレスが割り当てられない。

アクセスポイントでWPA2が許可されていません。

アクセスポイントでWPA2を有効にします。

Wi-Fiネットワークのパスワードが間違っています。

AXIS Body Worn ManagerまたはAXIS Body Worn Assistantで、正しいパスワードを入力します。

トラブルシューティングモードをオンにすると、アクセスポイントにMACアドレスが割り当てられない。

SSIDが間違っています。

正しいSSIDを入力します。

カメラのディスプレイにが表示される。

カメラがWi-Fiアクセスポイントから離れすぎています。

カメラをアクセスポイントに近づけて使用してください。

カメラがあるWi-Fiアクセスポイントから別のアクセスポイントに切り替えると、ストリームが遅れることがある。

これは既知の制限事項です。詳細については、リリースノートを参照してください。

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モバイルネットワークの問題

問題:装着式カメラがモバイルネットワークに接続しない。

現象

原因

解決策

トラブルシューティングモードをオンにすると、サブモードがWLANになる。

カメラの中にSIMカードが入っていません。

カメラの電源をオフにして、SIMカードを挿入してください。

AXIS Body Worn Managerで、SIMカードの状態がUnknown (不明)になっている。

SIMカードが対応していません。

通信事業者に問い合わせるか、別のSIMカードを試してください。

カメラのディスプレイにが表示される。

カメラの電源がオンになっていてドッキングされていないときにSIMカードが交換されました。

カメラをドッキングします。

ネットワークプロバイダーによってカメラが有効化されていません。

  1. AXIS BodyWorn Managerで、Cameras (カメラ) に移動し、カメラをクリックして、カメラの国際移動体装置識別 (IMEI) 番号を確認します。

  2. IMEIがブロックされていないか、imeicheck.comなどで確認してください。

  3. IMEIがブロックされている場合は、通信事業者に連絡して許可するよう依頼してください。

カメラをドッキングすると、AXIS Body Worn Managerに「SIMカードがロックされています」というアラートが表示される。

SIMカードがロックされています。

PUKコードを使用して新規PINを設定してください。

カメラをドッキングすると、AXIS Body Worn Managerに「PINが正しくありません/入力されていません」というアラートが表示される。

SIMカードのPINが間違っているか、入力されていません。

AXIS BodyWorn Managerで、Cameras (カメラ) に移動し、カメラをクリックします。正しいPINを入力します。

がカメラディスプレイに表示されない。

通信事業者が、カメラがサポートしているLTEバンドをサポートしていません。

カメラのデータシートに記載されているLTEバンドと、通信事業者の対応バンドを比較してください。

カメラが電波塔から離れすぎています。

カメラを電波塔に近づけて使用してください。

トラブルシューティングモードをオンにすると、カメラにIPv4アドレスが割り当てられず、APNも表示されない。

モバイルネットワークとインターネットをつなぐゲートウェイとして、通信事業者が指定するアクセスポイント名 (APN) を入力する必要があります。

  1. AXIS Body Worn ManagerにAPNを追加します。
  2. [Settings (設定)] > [Camera (カメラ)] > [Mobile networks (モバイルネットワーク)] の順に移動します。

  3. [Show more (さらに表示)] をクリックします。

  4. ネットワークプロバイダーが使用するアクセスポイント名を入力します。

トラブルシューティングモードをオンにすると、カメラにIPv4アドレスが割り当てられず、ローミングが無効になる。

モバイルネットワーク契約で、ローミングが無効になっています。

  1. カメラをドッキングします。

  2. モバイルネットワーク契約でローミングを有効にします。

トラブルシューティングモードをオンにすると、カメラにIPv4アドレスが割り当てられる。

データ転送用のクレジットが不足しています。

ネットワークオペレーターにお問い合わせください。

アプリのアップグレード

開始する前に

axis.com/support/softwareから、AXIS Body Worn Live Self-hosted Serverアプリの最新版をダウンロードします。

  1. AXIS Body Worn Live Self-hosted Serverに使用するデバイスで、[Apps (アプリ)] に移動します。

  2. [Add app (アプリの追加)] をクリックします。

  3. アプリをドラッグアンドドロップし、[Install (インストール)] をクリックします。

  4. アプリを開きます。

  5. [Settings (設定)] > [HTTPS] に移動します。

  6. サーバー証明書のリストから、デバイスを準備したときにインストールした証明書を選択します。

  7. [Apply settings (設定を適用)] をクリックします。サーバー設定が自動的に読み込まれます。