最新情報
2025年1月~3月
デバイスの概要に、デバイスのデータシートやaxis.comの製品ページへのリンク、技術仕様を含む表など、より多くの情報が含まれるようになりました。
また、測定ツールにもいくつかの改善が加えられています。マップやフロアプラン上の1つ以上のポイント間の距離を測定でき、最終ポイントでの合計距離と、途中の各ポイント間のサブ測定値も取得できるようになりました。
プロジェクト特別価格設定のリクエストがさらに簡単になりました。AxisパートナーWebへの必要なアクセス権があれば、プロジェクト特別価格設定のためにプロジェクトを送信するときに、部品表 (BOM) を自動的に含めることができます。詳細については、プロジェクト特別価格設定のリクエストを参照してください。
最後に、既存の2つのプロジェクトを統合することが可能になりました。詳細については、2つのプロジェクトを統合するを参照してください。
AXIS Site Designerについて
Axis SiteDesignerを使用すると、ニーズに合ったシステムを効率的に計画および設計できます。このツールを使用して、適切な製品を見つけ、サイトの地図やフロアプランに配置し、その範囲を視覚化します。選択した内容に基づいて、ツールは電力、帯域幅、ストレージの概算を行い、適切な録画ソリューションとネットワークソリューションを提案します。最後に、販売見積書の作成、包括的な部品表の作成、サイトメモや推奨事項などの貴重な情報を設置担当者と共有することができます。
このツールの詳しい内容をご覧いただくには、axis.com/support/tools/axis-site-designer に移動し、AXIS SiteDesignerを起動してください。
検討事項
ブラウザーサポート
AXIS SiteDesignerはウェブアプリケーションであり、ほとんどの一般的なウェブブラウザの最新バージョンに対応しています。Windows、macOS、さらにほとんどのタブレットデバイスからアクセスすることができます。このツールは携帯電話には対応していません。
データストレージ
Axis SiteDesignerで作成したプロジェクトは、ブラウザのローカルストレージを使用して、コンピューターまたはタブレットにローカルに保存されます。各ブラウザには独自のストレージがあるため、複数のブラウザで作業している場合、プロジェクトのリストが異なる可能性があることに留意してください。
サインインして作業を保存する
Axis SiteDesignerで作業する際は、My Axisにサインインし、プロジェクトが保存されていることを確認することをお勧めします。サインインすると、複数のデバイスやブラウザからプロジェクトで作業することもできます。
オフライン作業
Axis SiteDesignerでは、ブラウザからいつでもオフラインで作業できます。オンラインに戻ると、プロジェクトはAxis SiteDesignerのサーバーと同期化されます。オフラインでのみ作業する場合は、ローカルでのみ利用可能なプロジェクトを作成できます。詳細については、ローカルプロジェクトを参照してください。
Axis Site Designerの使用開始
Axis SiteDesignerでプロジェクトを素早く開始するには、以下の手順をしたがうことをお勧めします:
販売見積書や部品表などのレポートを作成します。詳細については、レポートとドキュメントの管理を参照してください。
My Axisアカウントを登録する
axis.com/my-axis/loginでMy Axisアカウントを登録します。
My Axisアカウントの安全性を高めるため、多要素認証 (MFA) を有効にしてください。MFAは、ユーザーの身元確認のために別の認証レイヤーを追加するセキュリティシステムです。
- MFAを有効にするには:
axis.com/my-axis/loginに移動します。
My Axisの認証情報を使用してログインします。
に移動し、[Account settings (アカウント設定)] を選択します。
[Security settings (セキュリティ設定)] をクリックします。
[Handle your 2-factor authentication (2要素認証の処理)] をクリックします。
My Axisの認証情報を入力します。
認証方法として [Authenticator App (TOTP) (認証アプリ(TOTP)] または [Email (電子メール)] のいずれかを選択し、画面の指示に従います。
プロジェクトを作成する
Axis SiteDesignerで、プロジェクトを追加をクリックします。
プロジェクトを同期して保存できるようにするには、マイプロジェクトページでプロジェクトを作成します。
プロジェクのオーバービュー に、プロジェクトの名前、プロジェクトの対象者、メモなどの詳細を入力します。
ロケーションをクリックして、サイトのロケーションを設定します。
- 注
プロジェクトが設置される国または地域で、正しい国または地域を選択してください。このフィールドは、見積書や部品表に追加される製品番号に影響します。
設定をクリックして、設置高さを設定し、希望する地域単位と温度スケールを選択し、電力計算の基準となるものを選択します。
プロジェクトのシナリオを変更または新規追加するには、シナリオとスケジュールの管理を参照ください。
シナリオ設定は、プロジェクトのカメラに必要なストレージと帯域幅の概算に役立ちます。
カメラやその他のデバイスをプロジェクトに追加するには、マップページまたはデバイスページに移動します。詳細については、プロジェクトに装置を追加するを参照してください。
プロジェクトに装置を追加する
プロジェクトにデバイスを追加するには、2通りの方法があります。フロアプランがある場合は、ツールのマップ表示でインポートし、プランに直接デバイスを追加することをお勧めします。必要なすべてのデバイスをリストに追加し、後でフロアプランに追加することもできます。
マップ表示でのデバイスの追加
マップ画像にデバイスを追加するには、マップに直接デバイスを追加するか、フロアプランをアップロードしてからデバイスをプランに追加します。
- フロアプランの追加:
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
マップページに移動します。
をクリックしてファイルを選択し、アップロードします。
Axis SiteDesignerは、最大サイズ10 MBのPNG、JPG、JPEG、PDFファイルのアップロードをサポートしています。
名前を入力し、フロアプランの追加をクリックします。
フロアプランの縮尺を設定します。
- マップまたはフロアプランにデバイスを追加する:
マップの横にあるメニューで、追加するデバイスタイプのタブに移動します。
この手順では、カメラタブを例に説明します。
をクリックしてドラッグし、マップ上に汎用カメラを配置します。
追加するカメラがすでに決まっている場合は、[Camera (カメラ)] をクリックし、ドロップダウンリストから直接モデルを選択します。
マップ上でカメラをクリックして追加し、設定を編集します。例:
カメラをクリックしてドラッグし、移動させる
アンカーポイントをクリックしてドラッグし、ビューを回転させて撮影範囲を調整する
マップの横のメニューで詳細を設定する
カメラモデルを選択するには、マップ上でカメラをクリックし、マップの横のメニューでカメラのアイコンをクリックしてデバイスセレクターを開きます。詳細については、デバイスセレクターを参照してください。
- 注
追加したカメラにはデフォルトのシナリオが割り当 てられます。シナリオの詳細については、シナリオについてを参照してください。
- 地図表示で使用できるコントロールボタンの詳細については、マップでの作業を参照してください。
デバイスをリストに追加する
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
[Devices (デバイス)] ページに移動します。
デバイスを追加をクリックして、デバイスセレクターに移動します。
追加するデバイス名がすでにわかっている場合は、[Quick add a device (デバイスをクイック追加)] をクリックして直接追加できます。
右上のメニューから追加するデバイスのタイプを選択します:カメラ、F/FAシリーズ、エンコーダ...
フィルターを使用して、サイトの要件を定義します。詳細については、デバイスセレクターを参照してください。
おすすめの製品の一覧、または一致する製品の一覧からモデルを選択します。
- 注
- デバイスの仕様を確認するには、データシートをクリックして、デバイスのデータシートをダウンロードしてください。
- 製造中止のデバイスを適合製品リストに含めるには、製造中止のデバイスを含むに切り替えます。
追加 をクリックし、デバイスをプロジェクトに追加します。
モデルを後で追加する場合は、後にモデルを選択するを選択し、追加 をクリックします。指定した要件が保存されます。
デバイスをさらに追加するには、この手順を繰り返します。
追加したカメラにはデフォルトのシナリオが割り当 てられます。シナリオの詳細については、シナリオについてを参照してください。
録画デバイスとネットワークデバイスを追加する
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
[Recording (録画)] に移動します。
ソリューションを選択する で、希望のベンダーを選択します。
AxisまたはGenetecを選択すると、プロジェクトの概算要件に基づいて、録画、ストレージ、電源の推奨ソリューションが提供されます。ソリューションをクリックして選択します。
独自のソリューションを設計するには、サーバー、端末、スイッチ、ライセンスのリストからデバイスを選択して追加します。
オーバービューは、選択したデバイスがプロジェクトの推定要件を満たしているかどうか、またはデバイスを追加する必要があるかどうかを示します。
選択したソリューションやデバイスは、利用可能なライセンス、サーバー容量、ストレージオプション、利用可能なポートやPoEの仕様に関する情報とともにプロジェクトに追加されます。
プロジェクトの管理
プロジェクトを複製する
保存時間を短縮するために、新規プロジェクトをゼロから作成する代わりに、既存のプロジェクトを複製することができます。
Axis SiteDesignerのプロジェクトリストに移動します。
をクリックして、複製するプロジェクトのドロップダウンメニューを開きます。
複製 をクリックします。
複製したプロジェクトの新しい名前を入力します。
プロジェクトをエクスポートする
AXIS Site Designerプロジェクトをエクスポートして、バックアップや共有を行ったり、プロジェクト設定をVMSにインポートしたりできます。
プロジェクトをファイルとしてエクスポートする
バックアップを作成したり、プロジェクトを他のユーザーと共有したりするには、プロジェクトをファイルとしてエクスポートします。一度に1つのプロジェクトをエクスポートすることも、複数のプロジェクトを同時にエクスポートすることもできます。
Axis SiteDesignerのプロジェクトリストに移動します。
- 1つのプロジェクトをエクスポート:
をクリックして、エクスポートするプロジェクトのドロップダウンメニューを開きます。
プロジェクトをエクスポートをクリックします。
プロジェクトファイルをダウンロード
- 1つまたは複数のプロジェクトをエクスポート :
エクスポートするプロジェクトにチェックを入れて選択します。
[エクスポート] をクリックします。
- プロジェクトは .aspdx プロジェクト ファイルとしてエクスポートされ、コンピューターの ダウンロード フォルダーで利用できるようになります。
プロジェクト設定をVMSにエクスポート
プロジェクトが完了したら、AXIS Site Designer からプロジェクト設定をエクスポートし、AXIS Optimizer を使用して AXIS Camera Station または Milestone Xprotect にインポートできます。
Axis SiteDesignerのプロジェクトリストに移動します。
エクスポートするプロジェクトを選択します。
をクリックして、エクスポートするプロジェクトのドロップダウンメニューを開きます。
プロジェクトをエクスポートをクリックします。
VMSがインターネットに接続されている場合は、コードの生成 をクリックして、設定のスナップショットをオンラインで作成します。設定をインポートするには、AXIS CameraStationまたはAXIS Optimizerにコードを入力します。
VMSがオフラインで動作している場合は、設定ファイルのダウンロードをクリックし、ファイルをAXIS Camera Station または AXIS Optimizerにインポートします。
プロジェクトをインポートする
Axis SiteDesignerで、プロジェクトをインポートをクリックします。
インポートするプロジェクトファイルを選択します。
- 注
AXIS SiteDesignerプロジェクトのファイルエンドは、新しいプロジェクトでは.asdpx 、古いプロジェクトでは.asdpです。
- インポートが完了すると、プロジェクトはリストの一番上に表示されます。
2つのプロジェクトを統合する
既存のプロジェクトを別のプロジェクトにインポートすることで、2つのプロジェクトを1つに統合することができます。
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
プロジェクトオーバービューで、プロジェクトからインポート をクリックします。
- 注
プロジェクトを別のプロジェクトにインポートすると、元に戻すことはできません。このため、オプション インポートする前にこのプロジェクトをバックアップする を選択することが推奨されています。
既存のプロジェクトファイルをインポートする場合は、ファイルを選択をクリックします。
現在のプロジェクトリストからプロジェクトをインポートする場合は、プロジェクトの選択 をクリックします。
- インポートが完了したら、統合したプロジェクトで作業を始めることができます。
プロジェクトをアーカイブする
プロジェクトのリストが長い場合や、読み込みに時間のかかる大規模なプロジェクトが多数ある場合は、それらをアーカイブできます。一度に1つのプロジェクトをアーカイブすることも、複数のプロジェクトを同時にアーカイブすることもできます。
Axis SiteDesignerのプロジェクトリストに移動します。
- 1つのプロジェクトをアーカイブする:
をクリックして、アーカイブするプロジェクトのドロップダウンメニューを開きます。
アーカイブ をクリックします。
- 1つまたは複数のプロジェクトをアーカイブする:
アーカイブするプロジェクトにチェックを入れて選択します。
アーカイブ をクリックします。
- アーカイブされたプロジェクトを表示または非表示にするには、アーカイブしたプロジェクトを表示するに切り替えます。
マップでの作業
マップページでは、マップやフロアプランにデバイスを追加してその撮影範囲を視覚化したり、マップにフィルターやブロッカーを追加したり、デバイスの一部の設定を調整したりすることができます。
マップコントロールボタンの使用
マップやフロアプランでは、次のコントロールボタンを使用できます。
: クリッすると新しいフロアプランをアップロードできます。フロアプランは新しいタブに追加されます。 注 フロアプランのファイル形式は、PNG、JPG、JPEF、PDFに対応しています。 フロアプランの最大ファイルサイズは10MBです。 :クリックすると、マップやフロアプランの使用方法に関するビデオが表示され、使用可能なキーボードショートカットの詳細を確認できます。 : クリックするとGoogleマップでプリセット位置を追加できます。マップタブで使用可能です。 :クリックすると、マップ内のフロアプランの不透明度を調整できます。マップタブにフロアプランを追加した場合に利用できます。 マップに追加:クリックすると、フロアプランがマップに追加されます。フロアプランをアップロードすると利用できます。 設定:クリックすると、フロアプランの設定を編集できます(例えば、名称の変更や縮尺の編集など)。フロアプランをアップロードすると利用できます。 : クリックすると、マップまたはフロア プランにフィルターが追加されます。たとえば、デバイスの色を選択し、表示または非表示にする情報の種類を選択します。 : クリックするとマップまたはフロアプランが拡大表示されます。 : クリックするとマップまたはフロアプランが縮小表示されます。 :クリックして拡大縮小して調整します。 :クリックすると、マップまたはフロアプランにブロッカーの描画が開始されます。ブロッカーは、壁や通路など、シーン内の固体オブジェクトを表します。 :クリックするとブロッカーを編集できます。 :クリックするとブロッカーを削除できます。 :クリックすると測定ツールが切り替わります。たとえば、ケーブル管理を容易にするために、マップやフロアプランで距離を測定できます。 : クリックすると、マップまたはフロア プラン内の DORI ピクセルゾーンが切り替わります。 : クリックすると、マップまたはフロアプランのコピーを印刷できます。 |
製品を追加
マップとフロアプランの隣には、デバイスを追加したりデバイス設定の一部を調整したりするためのメニューがあります。
: クリックすると、カメラやカメラ内蔵インターコムを選択できるカメラタブに移動します。 : クリックするとスピーカータブに移動します。 : クリックするとレーダータブに移動します。 : クリックするとドアコントローラータブに移動します。 : クリックするとモジュラー型カメラに移動します。 ...: クリックすると、他の種類のデバイスを選択できるタブに移動します。 |
デバイスをマップまたはフロアプランに追加する方法の詳細については、マップ表示でのデバイスの追加を参照してください。
アクセサリーを追加する
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
デバイス またはマップページに移動し、アクセサリーを追加するデバイスを選択します。
アクセサリータブを開くには、をクリックします。
デバイスの配置を選択します。
屋内使用のみに推奨されるマウントを除外するには、屋外フィルターをオンにしてください。
AXIS Site Designer は、互換性のあるプライマリ マウントと、必要に応じて追加のマウント アクセサリを提案します。代替方法については、プライマリマウントまたはマウントアクセサリをクリックしてください。
デバイスまたはマウントの追加アクセサリーを選択するには、+ アクセサリーをクリックします。
アプリケーションの追加
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
デバイス またはマップページに移動し、アプリケーションを追加するデバイスを選択します。
アプリケーションタブを開くには、をクリックします。
一覧から1つ以上の互換性のある分析アプリケーションを選択します。
含むとマークされているアプリケーションは、プリインストールまたはダウンロードにより、追加料金なしで利用できます。含まれているアプリケーションは、販売見積または部品表に追加されません。
システムアクセサリーを追加する
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
アクセサリーページに移動します。
アクセサリーのカテゴリーを選択するか、すべてのアクセサリーを選択します。
アクセサリーの名前を知っている場合は、検索フィールドで検索することができます。
アクセサリーを追加するには、追加をクリックします。
必要に応じて数量を調節します。
汎用カメラの追加
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
[Devices (デバイス)] ページに移動します。
[+ Add device (装置を追加)] をクリックします。
[Cameras (カメラ)] タブで [Pick model later (後でモデルを選択する)] を選択し、[Add (追加)] をクリックします。
[Devices (デバイス)] ページに戻ります。
追加したカメラのアイコンをクリックします。
[Overview (概要)] タブで、[Generic camera (汎用カメラ)] を有効にします。
汎用カメラに関連する設定を追加します。
その他の項目を追加する
他のベンダーのアクセサリや、販売見積または部品表に必要なその他のアイテムを追加できます。
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
その他ページに移動します。
アイテムの次の詳細を入力または選択します:名称、ベンダー、製品番号、カテゴリー、数量
マイ・アイテムの追加をクリックします。
アイテムを編集するには、編集する値を選択します。投稿を複製または削除するには、をクリックしてドロップダウンメニューにアクセスします。
シナリオとスケジュールの管理
シナリオを使用して、プロジェクトのカメラのストレージと帯域幅の概算に必要な設定を定義します。
Axis SiteDesignerで新規プロジェクトを作成する場合、2つのデフォルトシナリオがあります。星印の付いたシナリオがデバイスに割り当てられます。新しいシナリオを作成したり、既存のシナリオを編集したり、必要に応じてデバイスに割り当てることができます。シナリオの詳細については、シナリオについてを参照してください。
スケジュールを使用して、録画設定をさらに定義します。Axis Site Designerにはデフォルトのスケジュールが 1 つあり、必要に応じて新しいスケジュールを作成できます。
新しいシナリオを作成する
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
プロジェクトのオーバービュー ページで、シナリオの追加 をクリックします。
シナリオ名を追加します。
シーン、録画、Zipstream、ストレージの設定など、シナリオに合わせたデフォルト設定を調整します。
完了したら、閉じる をクリックします。
シナリオの編集
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
プロジェクトオーバービューページで、編集するシナリオをクリックします。
をクリックし、ドロップダウンメニューからシナリオの編集を選択することもできます。
必要に応じて、シナリオ名または設定を編集します。
完了したら、閉じる をクリックします。変更は自動的に保存されます。
新しいデフォルトシナリオを設定する
デフォルト設定したシナリオは、プロジェクトに追加する新規カメラごとに割り当てられます。
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
プロジェクトオーバービューページで、デフォルトとして設定するシナリオに移動します。
星アイコンをクリックします。
をクリックし、ドロップダウンメニューからデフォルトに設定を選択することもできます。
シナリオをコピーする
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
プロジェクトオーバービューページで、コピーするシナリオに移動します。
メニューをクリックし、複製を選択します。
- 同じ設定を持つ新しいシナリオが作成されます。
新しいスケジュールを作成する
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
プロジェクトのオーバービュー ページで、スケジュールの追加 をクリックします。
編集するスケジュールの名前をクリックします。
タイムライン上のアンカーポイントを動かして時間を調整します。
スケジュールがアクティブである日を指定します。
完了したら、閉じる をクリックします。
スケジュールの編集
スケジュールを編集すると、そのスケジュールが使用されている全てのシナリオが更新されます。
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
プロジェクトオーバービューページで、編集するスケジュールをクリックします。
をクリックし、ドロップダウンメニューからスケジュールの編集を選択することもできます。
必要に応じてスケジュール名、時間、日数を編集します。
完了したら、閉じる をクリックします。変更は自動的に保存されます。
Zipstreamとストレージ時間設定の定義
プロジェクトのZipstreamと保存時間の設定を定義する方法は2つあります。プロジェクト全体の設定を定義することも、個々のシナリオの設定を定義することもできます。
Zipstreamがどのように機能するかに関する詳細については、ホワイトペーパーAxis Zipstream テクノロジー をご覧ください。
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
プロジェクトオーバービュー ページに移動します。
- プロジェクト設定の定義 :
すべてのプロジェクトのZipstream設定を定義するには、プロジェクトのZipstream設定のスライダーのアンカーポイントを移動します。
ストレージ時間を定義するには、プロジェクトストレージ時間eで日数を調整します。
- シナリオ固有の設定を定義する :
編集するシナリオをクリックします。
Zipstreamに移動し、プロジェクト設定を使用するをオフにします。
強度、ダイナミックGOP、最小フレーム/秒など、必要なZipstream設定を選択します。
ストレージに移動し、プロジェクト設定を使用するをオフにします。
ストレージタイムの日数を調整します。
シナリオまたはスケジュールを削除する
カメラに割り当てられたシナリオ (デフォルトのシナリオを含む) は削除できません。また、シナリオで使用されているスケジュールは削除できません。
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
プロジェクトオーバービューページで、削除するシナリオまたはスケジュールを見つけます。
をクリックし、ドロップダウンメニューから削除をクリックします。
レポートとドキュメントの管理
販売見積もりを作成する
セールス見積もりを使用すると、見積もりをエンドカスタマーに送信する前に、部品表を確認し、見積もり額を編集できます。
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
レポートページに移動します。
- 注
プロジェクトオーバービューからもレポートにアクセスできます。プロジェクトの横にあるをクリックし、レポートの表示を選択します。
セールス見積もりのプレビューを取得するには、セールス見積もり)タブをクリックします。
見積価格、ロゴ、ヘッダー、有効期限などの詳細を追加します。
送信時に表示される詳細を確認するには、販売見積を表示をクリックします。
見積書を編集するには、見積書の編集 をクリックします。
完了したら、プロジェクトをロックをクリックします。
見積をExcelファイルとしてダウンロードするには、Excelへエクスポートをクリックします。
見積のコピーを印刷する、またはPDFファイルとして保存するには、印刷 をクリックします。
部品表 (BOM) を作成する
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
レポート ページに移動し、部品表タブをクリックします。
- 注
プロジェクトオーバービューからもレポートにアクセスできます。プロジェクトの横にあるをクリックし、レポートの表示を選択します。
プロジェクトの特別価格設定用に部品表 (BOM) を提出するなどの目的で、部品表 (BOM) をJSON形式のファイルとしてダウンロードするには、次の2つのオプションがあります。
AxisパートナーWebにアクセスできる場合は、[Request project pricing (プロジェクト特別価格設定をリクエスト)] をクリックしてください。詳しい手順については、プロジェクト特別価格設定のリクエストを参照してください。
AxisパートナーWebにアクセスできない場合は、[Export BOM file (BOMファイルをエクスポート)] をクリックしてファイルをダウンロードします。
BOMをExcelファイルとしてダウンロードするには、[Export to Excel (Excelへエクスポート)] をクリックします。
BOMのコピーを印刷する、またはPDFファイルとして保存するには、[Print (印刷)] をクリックします。
プロジェクト特別価格設定のリクエスト
プロジェクトの特別価格をリクエストする際に、部品表 (BOM) をダウンロードして送信できます。必要なアクセス権があれば、Axis Project Pricing ToolにBOMを直接含めることができます。BOMをダウンロードして別途送信することもできます。
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
レポート ページに移動し、部品表タブをクリックします。
- 注
プロジェクトオーバービューからもレポートにアクセスできます。プロジェクトの横にあるをクリックし、レポートの表示を選択します。
右上の [Request project pricing (プロジェクト特別価格設定のリクエスト)] をクリックします。
- AxisパートナーWebから直接リクエストを送信する場合:
[Open Axis Project Pricing Tool (Axis Project Pricing Toolを開く)] をクリックします。
プロジェクトの詳細を入力して送信します。BOMファイルは自動的に添付されます。
- ディストリビューターを通じてリクエストを送信する場合:
[Download the BOM file (BOMファイルをダウンロード)] をクリックし、ディストリビューターにリクエストを送信する際にファイルを添付します。
電力および帯域幅レポートの作成
レポートの生成電力、帯域幅、ストレージの値は、あくまでも概算です。
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
レポート ページに移動し、電力と帯域幅タブをクリックします。
- 注
プロジェクトオーバービューからもレポートにアクセスできます。プロジェクトの横にあるをクリックし、レポートの表示を選択します。
電力と帯域幅のレポートをExcelファイルとしてダウンロードするには、Excelへエクスポートをクリックします。
電力および帯域幅レポートのコピーを印刷する、またはPDFファイルとして保存するには、印刷 をクリックします。
設置レポートを作成する
インストールレポートには、インストールするデバイスの数、予測される必要なストレージと帯域幅、およびサイトに設定されたスケジュールの概要が記載されます。
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
レポート ページに移動し、設置レポートタブをクリックします。
- 注
プロジェクトオーバービューからもレポートにアクセスできます。プロジェクトの横にあるをクリックし、レポートの表示を選択します。
設置担当者にメモを追加するには、Notesに入力します。
レポートにデバイスを表示する方法を変更するには、デバイスごとに1ページ を切り替えます。
レポートの並べ替え順序を変更するには、並べ替え... をクリックし、デバイスに付けた名前で並べ替えるか、モデル名で並べ替えるかを選択します。
設置レポートのコピーを印刷する、またはPDFファイルとして保存するには、印刷 をクリックします。
システム提案書の作成
システム提案書には、デバイスの説明、フロアプラン、スケジュール、帯域幅、ストレージ、受電側装置の要件など、プロジェクトのオーバービュー全体が記載されています。
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
レポートページに移動し、システム提案書タブをクリックします。
- 注
プロジェクトオーバービューからもレポートにアクセスできます。プロジェクトの横にあるをクリックし、レポートの表示を選択します。
システム提案書のコピーを印刷する、またはPDFファイルとして保存するには、印刷 をクリックします。
ドキュメントのダウンロード
プロジェクトで使用するデバイスのデータシートは、簡単にダウンロードできます。Axis Architecture & Engineering (A&E) プログラムに参加している場合は、追加のドキュメントをダウンロードすることもできます。
- データシートのダウンロード:
Axis SiteDesignerでプロジェクトを開きます。
ドキュメントページに移動します。
個々のデータシートをダウンロードするには、ダウンロードをクリックしてください。
複数のデバイスのデータシートをダウンロードするには、対象のデバイスを選択するか、すべて選択にチェックマークを入れて、選択したものをダウンロード をクリックしてください。
- 追加書類のダウンロード(A&Eプログラム) :
AXIS Specification Compilerで、仕様書のダウンロードをクリックします。
ログインし、A&E Mediaに移動すると、利用可能なすべての文書が見つかります。
詳細情報
ローカルプロジェクト
Axis SiteDesignerでオフラインでのみ作業を行う場合は、ローカルプロジェクトを作成することができます。ローカルプロジェクトはブラウザのローカル ストレージでのみ利用可能で、オンラインで同期化または保存されることはありません。参照データをクリアするとローカルプロジェクトが削除され、復元できないことに注意してください。作業内容を失わないために、ローカルプロジェクトをエクスポートして定期的にバックアップしてください。この場合、使用するデバイスとブラウザにアクセスできる人は誰でもプロジェクトを見ることができるということに注意する必要があります。このため、公共のコンピューターや共有のコンピューターでローカルプロジェクトを作成しないように注意してください。
ローカルプロジェクトを作成するには、Axis SiteDesigner を開き、ローカルプロジェクトに移動します。
シナリオについて
AXIS Site Designerで、[Scenarios (シナリオ)] を使用してカメラのストレージと帯域幅の推定に必要な関連設定を定義します。以下の設定です。
シーンの設定
シーン内の動きの推定
シーンレベルの詳細
場所と光条件
録画の設定
解像度、フレームレート、圧縮の設定
動きをトリガーとした録画、連続録画、ライブビューのスケジュール
Zipstreamとストレージの設定
プロジェクト内のカメラは、常にシーンと録画の設定を指定する単一のシナリオに関連付けられています。プロジェクトに必要な数のシナリオを、すべて異なるシーンと録画の設定で定義できます。録画のスケジュール (録画がアクティブになる時期を決める) は、多くのシナリオで同じになる場合がありますが、シーンと録画の設定はシナリオに固有です。複数のカメラで同じシナリオを使用し、シナリオを変更せずにスケジュールなどのカメラ固有の変更を行うことができます。
例
屋内シナリオ
動きによるトリガー録画: スケジュールは常時に設定されます
連続録画: スケジュールはオフ(なし)に設定されます。
カメラ1、2、3は屋内シナリオを使用します。ただし、カメラ2は受付エリアに設置されているため、連続録画を常時オンにしたいとします。カメラ2のシナリオのみを調整するには、[Devices (デバイス)] でカメラ2をクリックします。シナリオを編集して、カメラ1と3のシナリオ設定に影響を与えることなく、連続録画設定を [Always (常時)] に変更することができます。
さらに、屋内シナリオを変更して動きによるトリガーのスケジュールを [Office hours (営業時間)] に設定したいとします。3台のカメラすべてのスケジュールを調整するには、[Project overview (プロジェクトの概要)] にアクセスして屋内シナリオを変更します。
帯域幅の概算
AXIS Site Designerは帯域幅の概算を提供することで、最適な録画・ストレージソリューションの選択をサポートします。この概算値は、ビデオの録画や視聴時の平均帯域幅に基づいています。以下は、帯域幅の概算に影響を与える要素の一例です。
カメラモデル
Axisは、AXIS Site Designerで最適な帯域幅の概算値を提供できるよう、ほとんどのモデルの帯域幅のパフォーマンスを測定しています。カメラごとに機能が異なるため、概算値はカメラのモデルによって変わります。
録画
概算値は、シナリオで選択した録画のタイプによっても変わります。動きをトリガーとした録画の場合は、常に動きがあることが想定されます。一方、連続録画には、アクティビティが少ない期間の概算値が含まれます。そのため、動きによってトリガーされる録画の帯域幅の概算値は、一般的に連続録画よりも高くなります。
照明条件
そのため、動きによってトリガーされる録画の帯域幅の概算値は、一般的に連続録画よりも高くなります。しかし、イメージセンサーとZipstreamの改良により、最近のカメラは低光量シーンでの映像ノイズをはるかにうまく処理できるようになりました。これにより、暗いシーンでは帯域幅の概算値が低くなることもあります。
複数のビデオストリーム
AXIS Site Designerは、動きをトリガーとした録画、連続録画、ライブビュー (ストレージの概算値には影響しません) の最大3つのビデオストリームの帯域幅を概算できます。帯域幅レポートに表示されるデバイスの帯域幅概算値は、これらの各ビデオストリームの帯域幅概算値の合計です。
デバイスセレクター
AXIS Site Designerは、プロジェクトの要件に適したデバイスの選択をサポートします。デバイスセレクターは、Devices (デバイス) ページからアクセスできます。またはMaps (マップ)ページでデバイスを追加すると表示されます。
セレクターは、検索するデバイスの種類によって異なります。セレクターには以下の種類があり、それぞれ別のタブで表示されます。
カメラ
F/FAシリーズ
エンコーダ
スピーカー
アクセスコントロール
ウェアラブル
その他
すべての種類のデバイスについて、特徴や機能でフィルタリングして検索結果を絞り込むことができます。適用できるフィルターの例としては、デバイスが音声に対応しているか、持続可能性機能があるか、屋外対応かどうかなどがあります。
販売終了製品は検索結果に含まれません。販売終了製品を含めるには、[Include discontinued (販売終了製品を含める)] を有効にします。
デバイスの仕様
デバイスの種類によっては、選択前または選択後に追加機能があります。
カメラ:フィルターに加え、シーンの要件を追加して最適なカメラを見つけることができます。また、カメラの視野角とカバレッジパターンを3Dで可視化することもできます。
F/FAシリーズ:セレクターでは、モジュラー型メインユニットを選択するオプションがあります。選択すると、 AXIS Site Designerはメインユニットのチャンネル数に基づいて、接続するセンサーユニットを追加するオプションを自動的に表示します。センサーユニットを追加するオプションは、[Devices (デバイス)] または [Maps (マップ)] ページに表示されます。
エンコーダ:エンコーダを選択すると、AXIS Site Designerは、選択したエンコーダのチャンネル数に基づいて汎用アナログカメラを自動的に追加します。[Devices (デバイス)] または [Maps (マップ)] ページで、さらにアナログカメラを指定できます。
スピーカー:セレクターは、推奨されるスピーカーの数の計算を支援します。そのためには、まず必要な配置を選択し、設置高さを設定する必要があります。天井設置型スピーカーの場合はリスニングエリアを、壁面設置型スピーカーの場合は壁の長さを入力します。適合するスピーカーのリストからスピーカーを選択すると、AXIS Site Designerが必要な数量を提示します。
アクセスコントロール:インターコム、ドアコントローラー、I/Oリレーモジュールを選択できます。ドアコントローラーの場合、AXIS Site Designerは自動的にドアを追加し、そこにカードリーダーや関連アクセサリーを追加できるようにします。新しいI/Oリレーモジュールには、接続する拡張モジュールを追加するオプションがあります。これらのオプションは、[Devices (デバイス)] または [Maps (マップ)] ページに表示されます。
ウェアラブル:装着式ソリューション用のデバイスを選択できます。選択したデバイスに基づいて、AXIS Site Designerは、互換性のあるドッキングステーションと必要なベイの数、さらにソリューションのシステムコントローラーを提案します。
トラブルシューティング
マップやフロアプランのアップロード時の問題 | |
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PNG、JPG、JPEGファイル | ファイルサイズを確認してください。最大許容サイズは10 MBです。 |
PDFファイル | アップロード中、PDFファイルはPNG形式に変換されます。PDFの用紙サイズが大きい場合、結果として得られるPNGはフロア プランの10 MB制限、さらには2 GBのストレージクォータを超える可能性があります。これを回避するには、PDFをビューアーで開き、A4やA3などの小さい用紙サイズを使用して新しいPDFに印刷します。 |
プロジェクト読み込み時の問題 | |
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プロジェクトの読み込みに時間がかかりすぎる |
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