イベントのルールの開始

イベントのルールのしくみ

装置は、ビデオストリームや装置の動作温度など、さまざまなタイプのデータを分析します。その目的は、システムが自動的に反応するような重要なイベントを検知することです。このようなイベントには、ビデオストリームで検知された動き、ボタンの押下、ネットワーク接続の切断などがあります。イベントが検知されるとアクションをトリガーするようにシステムを設定できます。たとえば、カメラが動きを検知すると自動的に音声クリップを再生したり、破壊行為が検知された場合に電子メールを送信したりできます。

イベントによって自動的にアクションがトリガーされるようにするには、1つ以上の条件と1つのアクションで構成されるルールを作成します。すべての条件が満たされると、アクションがトリガーされます。

特定の条件とアクションの詳細については、条件とアクションを参照してください。

不法侵入を防ぐために、スピーカーとカメラを設置したとします。カメラの動体検知アプリケーションを、制限区域内の動きのみを検知するように設定したとします。

制限区域内で動きがあった場合、侵入者にその区域からの退去を求める事前録音済みのメッセージが、スピーカーで自動的に再生されるようにするとします。このためには、装置で次のルールを設定する必要があります。

  • ルール - 動きが検知されるとメッセージを再生する。

    • 条件 - 動きが検知される。

    • アクション - メッセージを再生する。

  1. イベント - 誰かが制限区域に入ると、カメラが動きを検知する。

  2. 条件 - イベントがルールによって分析される。条件が満たされると、アクションがトリガーされる。

  3. アクション - スピーカーで音声クリップを再生する。

ルールの設定には多くのオプションがあります。たとえば、ルールが特定の時間帯にのみアクションをトリガーするように、条件にスケジュールを追加できます。ルールが営業時間外にのみアクティブである場合、スタッフは営業時間内にそのエリアに立ち入っても音声メッセージはトリガーされません。

イベントのルールを設定する

イベントの設定方法を理解しやすくするために、一般的な使用事例のビデオチュートリアルのセットを作成しました。これらのチュートリアルでは、設定に装置のWebページを使用します。ブラウザーに装置のIPアドレスを入力して、装置のWebページにアクセスします。

カメラが動きを検知したときにビデオを録画する

この例では、カメラが動きを検知する5秒前にSDカードへの録画を開始し、1分後に停止するようにカメラを設定する方法を示します。

カメラが動きを検知したときにビデオストリームを録画する方法
  1. AXIS Video Motion Detectionが実行されていることの確認:
  2. [Settings > Apps (設定 > アプリ)] > [AXIS Video Motion Detection] に移動します。

  3. アプリケーションが実行されていない場合は、起動します。

  4. ニーズに合わせてアプリケーションを設定していることを確認します。ヘルプが必要な場合は、AXIS Video Motion Detection 4のユーザーズマニュアルを参照してください。

  1. ルールの作成:
  2. [Settings > System > Events (設定 > システム > イベント)] に移動し、ルールを追加します。

  3. ルールの名前を入力します。

  4. 条件のリストで、[Application (アプリケーション)] の [AXIS Video Motion Detection (VMD)] を選択します。

  5. アクションのリストで、[Recordings (録画)] の [Record video while the rule is active (ルールがアクティブである間、ビデオを録画する)] を選択します。

  6. 既存のストリームプロファイルを選択するか、新しいプロファイルを作成します。

  7. プリバッファ時間を5秒に設定します。

  8. ポストバッファ時間を60秒に設定します。

  9. ストレージオプションのリストで、[SD card (SDカード)] を選択します。

  10. [保存] をクリックします。

カメラが動きを検知したときにカメラをプリセットポジションに向ける

この例では、画像内の動きを検知したときにプリセットポジションに移動するようにカメラを設定する方法を示します。

  1. AXIS Video Motion Detectionが実行されていることの確認:
  2. [Settings > Apps (設定 > アプリ)] > [AXIS Video Motion Detection] に移動します。

  3. アプリケーションが実行されていない場合は、起動します。

  4. ニーズに合わせてアプリケーションを設定していることを確認します。ヘルプが必要な場合は、AXIS Video Motion Detection 4のユーザーズマニュアルを参照してください。

プリセットポジションの追加:

[Settings > PTZ (設定 > PTZ)] に移動し、プリセットポジションを作成して、カメラを向ける場所を設定します。

  1. ルールの作成:
  2. [Settings > System (設定 > システム)] > [Events > Rules (イベント > ルール)] に移動し、ルールを追加します。

  3. ルールの名前を入力します。

  4. 条件のリストで、[Application (アプリケーション)] の下からビデオ動体検知の条件を選択します。

  5. アクションのリストから、[Go to preset position (プリセットポジションに移動する)] を選択します。

  6. カメラの移動先のプリセットポジションを選択します。

  7. Save (保存) をクリックします。

音声を使用して侵入者を防ぐ

この例では、スピーカーをカメラに接続し、カメラが制限区域内で動きを検知した際に、警告メッセージを再生するように設定する方法について説明します。

  • 必要なハードウェア:
  • 接続ワイヤーが付属するアンプ内蔵アクティブスピーカー

注意

接続を行う前に、カメラの電源が入っていないことを確認します。ワイヤーを接続した後、再び電源を入れます。

  1. カメラに音声クリップを追加する:
  2. [Settings > Audio (設定 > 音声)] > [Output (出力)] に移動し、をクリックします。

  3. [Upload new clip (新しいクリップをアップロード)] をクリックします。

  4. オーディオクリップの場所を参照し、[Done (完了)] をクリックします。

ルールの作成:

  1. カメラで使用する装置Webページを開きます。

  2. [Settings > System > Events (設定 > システム > イベント)] の順に移動します。

  3. [Recipients (送信先)] に移動し、送信先を追加します。

    1. SDカードに音声クリップが保存されているスピーカーのデバイスWebページに移動します。

    2. 音声クリップへのリンクをコピーします。

    3. カメラのデバイスWebページに戻ります。

  4. [Rules (ルール)] に移動し、新しいルールを追加します:

    1. [Condition (条件)] で、[Video motion detection (ビデオ動体検知)] を選択します。

    2. [Action (アクション)] で [Send notification through HTTP (HTTP経由で通知を送信する)] を選択します。

装置が動きを検知したときにビデオストリームにテキストオーバーレイを表示する

この例では、装置が動きを検知したときに「動体検知」というテキストを表示する方法を示します。

カメラが動きを検知したときにテキストオーバーレイを表示する方法

AXIS Video Motion Detectionが実行されていることの確認:

  1. [Settings > Apps (設定 > アプリ)] > [AXIS Video Motion Detection] に移動します。

  2. アプリケーションが実行されていない場合は、起動します。

  3. ニーズに合わせてアプリケーションを設定していることを確認します。

  4. オーバーレイテキストの追加:
  5. [Settings > Overlay (設定 > オーバーレイ)] に移動します。

  6. テキストフィールドに「#D」と入力します。

  7. テキストのサイズと外観を選択します。

  8. ルールの作成:
  9. [System > Events > Rules (システム > イベント > ルール)] に移動し、ルールを追加します。

  10. ルールの名前を入力します。

  11. 条件の一覧から、[AXIS Video Motion Detection] を選択します。

  12. アクションのリストで、[Use overlay text (オーバーレイテキストを使用する)] を選択します。

  13. [Camera 1 (カメラ1)] を選択します。

  14. 「動体検知」と入力します。

  15. 期間を設定します。

  16. [保存] をクリックします。

レンズにスプレーを吹き付けられた場合に自動的にメールを送信する

レンズにスプレー塗料を吹き付けられた場合に自動的にメール通知を送信する方法
  1. [Settings > System > Detectors (設定 > システム > 検知)] に移動します。

  2. [Trigger on dark images (暗い画像でトリガー)] をオンにします。これで、レンズにスプレーが吹き付けられたり、覆われたり、ひどく焦点がぼかされた場合にアラームがトリガーされます。

  3. [Trigger after (トリガーする時間)]の期間を設定します。この値は、メールが送信される前に経過する必要がある時間を示します。

  1. ルールの作成:
  2. [Settings > System > Events > Rules (設定 > システム > イベント > ルール)] に移動し、ルールを[add(追加)]します。

  3. ルールの名前を入力します。

  4. 条件の一覧で、[Tampering (いたずら)] を選択します。

  5. アクションのリストで、[Send notification to email (電子メールに通知を送信する)] を選択します。

  6. リストから送信先を選択するか、[Recipients (送信先)] を選択して新しい送信先を作成します。

    新しい送信先を作成するには、 をクリックします。既存の送信先をコピーするには、 をクリックします。

  7. メールの件名とメッセージを入力します。

  8. [保存] をクリックします。

入力信号でいたずらを検知する

この例では、入力信号が切断されたときやショートしたときにアラームをトリガーする方法について説明します。I/Oコネクターの詳細については、を参照してください。

誰かが入力信号にいたずらした場合に電子メール通知を送信する方法
    1. ルールの作成:
    2. [Settings > System > Events (設定 > システム > イベント)] に移動し、ルールを追加します。

    3. ルールの名前を入力します。

    4. 条件のリストで、[Digital input (デジタル入力)] を選択し、ポートを選択します。

    5. アクションのリストで、[Send notification to email (電子メールに通知を送信する)] を選択し、リストから送信先を選択します。[Recipients (送信先)] に移動して、新しい送信先を作成します。

      新しい送信先を作成するには、 をクリックします。既存の送信先をコピーするには、 をクリックします。

    6. メールの件名とメッセージを入力します。

    7. [保存] をクリックします。

    VMSでルールを設定する

    ビデオ管理システム (VMS) ソフトウェアでルールを設定することもできます。各VMSで動作原理は同じですが、インターフェースは異なります。

    VMSでルールを設定する方法については、VMSのユーザーマニュアルを参照してください。

    サードパーティ製の装置を統合する

    I/O接続

    サードパーティ製の装置をAxisデバイスのI/Oポートに接続できます。

    ドアが開いたときに録音を開始します。

    この例では、カメラはドアの近くに配置されていて、ドアセンサーはケーブルでカメラのI/Oポートに接続されています。

    1. ドアセンサーは、ドアが開いたときに信号を送信します。

    2. カメラのI/O接続は信号を受信し、カメラで録画を開始するアクションをトリガーします。

    仮想入力

    着信HTTPリクエストに仮想入力を使用できます。

    ドアが開いたときに録音を開始します。

    この例では、カメラはドアの近くに配置されていません。ドアセンサーはI/Oリレーにケーブルで接続されていて、そのリレーはネットワークを介してカメラに接続されています。

    1. ドアセンサーは、ドアが開いたときに信号を送信します。

    2. I/Oリレーボックスは信号を受信し、ネットワークを介してカメラの仮想入力へのHTTPリクエストをトリガーします。

    3. カメラは仮想入力を受信し、カメラで録画を開始するアクションをトリガーします。

    条件とアクション

    製品ごとにさまざまな条件とアクションを使用できます。ここでは、これらのすべてについて説明します。

    条件

    この条件をトリガーとして使用する
    このオプションは、アクションを開始するためのアクティブ化条件として使用します。1つ以上の条件のあるルールに使用できます。ただし、このオプションがあるのは最初の条件だけで、一部のアクションでのみアクティブ化条件として使用できます。
    アクションがトリガーされるには、アクティブ化条件の前の他のすべての条件が満たされる必要があります。アクションが継続されるかどうかは、アクションのタイプと、ルールが複数の条件で構成されているかどうかによって決まります。アクションは、アクティブ化条件の状態に関係なく、他のすべての条件が満たされている限り継続されます。他の条件の1つ以上が満たされなくなると、アクションは停止します。アクティブ化条件を使用しない場合、すべての条件が満たされたときにアクションがトリガーされます。
    • 音声

      • Audio clip playing (音声クリップを再生中):装置が音声クリップの再生を開始したときにアクションをトリガーする場合に選択します。

      • Audio clip currently playing (音声クリップを現在再生中):音声クリップが再生されている限りアクションをトリガーする場合に選択します。

      • 音声検知:サウンドレベルがアラームレベルを上回ったか下回ったときにアクションをトリガーする場合に選択します。アラームレベルは [System > Detectors (システム > 検知器)] で設定できます。

      • Digital signal contains Axis metadata (デジタル信号にAxisメタデータが含まれている):デジタル信号に問題がなく、マイクの装置情報がAxis Audio Metadata Protocol (AAMP) を介して受信されたときに、アクションをトリガーする場合に選択します。

      • デジタル信号のサンプリングレートが無効です:タイムソースであるマイクのサンプルレートが装置の音声コーデックと同期されていないときにアクションをトリガーする場合に選択します。通常、マイクへの接続はあっても、サンプルレートが無効なためデータは解釈できなくなっています。

      • デジタル信号がありません:デジタル信号が受信されないときにアクションをトリガーする場合に選択します。この状況は通常、マイクの電源が切れたとき、またはケーブルが切断されたときに発生します。

      • Digital signal ok (デジタル信号OK):時刻同期された有効なデジタル入力がある限りアクションをトリガーする場合に選択します。

      • Ring power over current protection (リングパワー過電流保護):デジタルマイクのリングパワーが短絡したときにアクションをトリガーする場合に選択します。

      • Speaker test result (スピーカーテスト結果):スピーカー機能テストの結果に基づいてアクションをトリガーする場合に選択します。テストが成功したとき、または失敗したときに、アクションをトリガーできます。

    • 呼び出し

      • DTMF: 設定したDTMFシーケンスがアクティブになったときにアクションをトリガーする場合に選択します。この条件を使用して、たとえば、ドアを開けたり、ライトをオンにしたりできます。

      • 状態:呼び出しサービスの状態がアクティブ、発信中、待機中、または着信中に変わったときにアクションをトリガーする場合に選択します。この条件を使用して、たとえば、呼び出しがアクティブなときにライトを点滅させたり、呼び出しが接続中のときにダイヤルトーンを再生したりできます。

      • 状態を変更:呼び出し状態が変化したときにアクションをトリガーする場合に選択します。この条件を使用して、呼び出しが通話中のときにビジートーンを再生したり、呼び出しが通話中のときに別の指定したSIPアカウントを呼び出したりできます。

        Accepted by device (デバイスで受け入れ):着信呼び出しが装置によって受け入れられます。

        Accepted by remote (リモートで受け入れ):発信呼び出しがリモート接続先で受け入れられます。

        Busy (通話中):呼び出しのリモート接続先が通話中です。

        Deny (拒否):着信呼び出しが拒否されました。

        Early media (早期メディア):呼び出しで早期メディアが受信され、ローカルで再生されます。

        Failed (失敗):呼び出しの開始に失敗したか、通話中または応答なし以外の理由で呼び出しが失敗しました。

        Ignored by device (デバイスによって無視):着信呼び出しが装置によって無視されました。

        Initiated (開始):呼び出しが開始されました。

        No answer (応答なし):呼び出しがタイムアウトになりました。

        Terminated (終了):呼び出しが終了しました。

    • 装置ステータス

      • Above operating temperature (動作温度より高い):装置の温度が動作温度範囲を上回ったときにアクションをトリガーする場合に選択します。

      • 動作温度範囲外:装置の温度が動作温度範囲外にあるときにアクションをトリガーする場合に選択します。

      • Amplifier overload (アンプの過負荷):監視対象の音声出力の過負荷保護がアクティブになったときにアクションをトリガーする場合に選択します。

      • 動作温度より低い:装置の温度が動作温度範囲を下回ったときにアクションをトリガーする場合に選択します。

      • ケーシング開放:接続された外部装置 (ジャンクションボックスなど) のケーシングが取り外されたときや開かれたときにアクションをトリガーする場合に選択します。

        例:メンテナンス上の理由でケーシングが開かれた場合や、誰かがケーシングにいたずらした場合に、オペレーターに通知を送信します。

      • ファンの故障:1つまたは複数の内蔵ファンに障害が発生したときにアクションをトリガーする場合に選択します。

      • IPアドレスがブロックされました:装置の現在のIPアドレスがブロックされたときにアクションをトリガーする場合に選択します。

      • IP address removed (IPアドレスが削除された):装置の現在のIPアドレスが削除されたときにアクションをトリガーする場合に選択します。

      • Live stream active (ライブストリームがアクティブ):ライブストリームがアクティブなときにアクションをトリガーする場合に選択します。

      • ネットワーク接続断絶:装置が接続されたネットワークスイッチまたはミッドスパンへのネットワークリンクを失ったときにアクションをトリガーする場合に選択します。

      • 新しいIPアドレス:装置が新しい固定IPアドレスを取得したとき、またはDHCPリースを介して取得したときにアクションをトリガーする場合に選択します。

      • PIR sensor (PIRセンサー):PIRセンサーが動きを検知したときにアクションをトリガーする場合に選択します。

      • PTZ power failure (PTZ停電):PTZカメラの電源が突然切れたときにアクションをトリガーする場合に選択します。

      • Radar data failure (レーダーデータの障害):装置がセンサーから受信したレーダーデータに問題を検知したときや受信信号の干渉を検知したときにアクションをトリガーする場合に選択します。

      • リングパワー過電流保護:装置が通常のリングパワー値を超える電流を検知したときにアクションをトリガーする場合に選択します。

      • Shock detected (衝撃検知):装置が向きを変えられたり打撃を加えられたりしたことを検知したときにアクションをトリガーする場合に選択します。最初に [System > Detectors (システム > 検知器)] で衝撃検知をオンにする必要があります。

      • ストレージの障害:装置がSDカードまたはネットワークストレージ接続の問題を検知したときにアクションをトリガーする場合に選択します。ストレージに障害が発生すると、録画が中断されて、保存されない可能性があります。

      • システムの準備完了:システムの準備完了状態がアクティブなとき、つまり装置が正常に起動したときにアクションをトリガーする場合に選択します。

      • Within operating temperature (動作温度範囲内):装置の温度が動作温度範囲内にあるときにアクションをトリガーする場合に選択します。

    • エッジストレージ

      • 録画中:装置がエッジストレージに録画するときにアクションをトリガーする場合に選択します。

        例:装置が録画を開始または停止した場合にLEDライトを点滅させることで、オペレーターに通知できます。

      • ストレージの中断:ストレージの問題が検知されたときにアクションをトリガーする場合に選択します。問題が何であるかを特定するために、ログの確認が必要になる場合があります。

        問題の一例:ストレージ装置が使用できない、取り外された、いっぱいになっている、ロックされている、読み取りまたは書き込みできないなどです。

      • ストレージの健全性に関する問題が検出されました:SDカードの摩耗レベルが特定の値に達したときにアクションをトリガーする場合に選択します。[System > Storage > Onboard storage (システム > ストレージ > オンボードストレージ)] に移動して値を設定します。

    • エントリーリスト

      • アクセス拒否期限切れ/一時停止中の資格情報、またはエントリリストで使用できない資格情報が使用された場合にアクションをトリガーする場合に選択します。

      • アクセス許可エントリリストで使用可能であり、アクセス許可条件に関連付けられている認証情報をユーザーが使用したときにアクションをトリガーする場合に選択します。

      • カスタム:エントリリストで使用可能であり、カスタム条件に関連付けられている資格情報をユーザーが使用したときにアクションをトリガーする場合に選択します。

    • I/O

      • Digital input is active (デジタル入力がアクティブ):選択したデジタル入力ポートのいずれかで状態が変わったときにアクションをトリガーする場合に選択します。特定のポートがアクティブになったときにアクションをトリガーする入力ポートを選択します。

      • Digital output is active (デジタル出力がアクティブ):選択したデジタル出力ポートのいずれかで状態が変わったときにアクションをトリガーする場合に選択します。特定のポートがアクティブになったときにアクションをトリガーする出力ポートを選択します。

      • 手動トリガー:ライブビューでボタンをクリックして手動でアクションを開始および停止する場合に選択します。ボタンは、この条件を使用するルールがあるときにのみ表示されます。

      • Supervised input tampering is active (いたずらの状態監視がアクティブ):誰かがPIRやドア/窓接触センサーなどのデジタルI/O装置への接続にいたずらしたときにアクションをトリガーする場合に選択します。入力がアクティブ/非アクティブ (開/閉) の場合と、入力がいたずら (切断/短絡) された場合の両方を検知できます。この機能を使用するには、外部I/Oループ内に追加のハードウェア (終端抵抗器) が必要です。

        例:プッシュボタンを入力ポートに接続します。ボタンの標準状態は開回路です。誰かがボタンを押すと、現在の状態が閉回路に変わり、入力がアクティブになります。そして、本製品がトリガーされます (たとえば、ビデオを録画するように)。

      • Virtual input is active (仮想入力がアクティブ):選択した仮想入力のいずれかで状態が変わったときにアクションをトリガーする場合に選択します。ビデオ管理システムなどの外部クライアントは、この条件を使用してアクションを開始したり、あるルールを別のルールでトリガーしたりできます。特定のポートがアクティブになったときにアクションをトリガーする仮想ポートを選択します。

    • ライトとサイレン

      • Health check is done (健全性チェックが完了しました):装置の機能の健全性チェックが完了しました。

      • Health is okay (健全性に問題はありません):機能は健全性チェックに合格しました。

      • Health isn't okay (健全性に問題があります):1つ以上の機能が健全性チェックに合格しませんでした。

      • Light health isn't okay (ライトの健全性に問題があります):ライトの機能が健全性チェックに合格しませんでした。

      • Siren health isn't okay (サイレンの健全性に問題があります):サイレンの機能が健全性チェックに合格しませんでした。

    • MQTT

      • [Stateless (ステートレス)] および [Stateful (ステートフル)]:着信MQTTメッセージに基づいてアクションをトリガーする場合に選択します。これらのメッセージはイベントに変換された後、isStateDataフィールドがtrueに設定されている場合はステートフル (プロパティ) に分類され、そのフィールドがfalseに設定されている場合はステートレスに分類されます。ステートフルイベントのトピックは、tnsaxis:MQTT/Message/Statefulであり、ステートレスイベントのトピックは、tnsaxis:MQTT/Message/Statelessです。トピックは、イベントのmqtt-topicフィールド内にに埋め込まれます。最初の1,024文字がコピーされ、残りの部分はスキップされます。メッセージのペイロードは、イベントのmqtt-payloadフィールドに埋め込まれます。ペイロードがUTF-8でエンコードされたテキストの場合、最初の1,024文字がコピーされ、残りの部分はスキップされます。[Settings (設定)] > [MQTT] > [MQTT subscriptions (MQTTサブスクリプション)] で、MQTTメッセージを受信するようにMQTTサブスクリプションを設定できます。

    • PTZ

      • PTZ control queue (PTZコントロールキュー):PTZ制御キュー内の特定のユーザーグループがPTZを制御しているときにアクションをトリガーするように選択します。この条件を使用してガードツアーが PTZ を制御しているときに常にオーバーレイテキストを表示できます。

      • PTZ動作不良:装置でパン、チルト、またはズームに問題があるときにアクションをトリガーする場合に選択します。この条件を使用して、PTZ機能に問題があることをオペレーターに通知できます。

      • PTZ movement (PTZ動作):装置がパン、チルト、またはズームしたときにアクションをトリガーする場合に選択します。この条件を別の条件と組み合わせて使用すると、パン、チルト、ズーム中の動体検知などのアクションを停止できます。

      • PTZ preset reached (PTZプリセットに到達):ビューがプリセットポジションに到達したときにアクションをトリガーする場合に選択します。この条件を使用して、ガードツアーのプリセットポジションから画像を保存したり、各プリセットポジションに画像をアップロードしたりできます。2番目のドロップダウンリストで [Any (任意)] を選択すると、いずれかのプリセットポジションに到達したときアクションがトリガーされるようになります。

        [Preset reached (プリセットに到達)] オプションの場合、[Yes (はい)] ではプリセットポジションに到達したときにアクションがトリガーされ、[No (いいえ)] では装置がプリセットポジションから離れ始めたときにアクションがトリガーされるようになります。

      • PTZ ready (PTZ準備完了):PTZが準備完了状態になったときにアクションをトリガーする場合に選択します。たとえば、再起動後にPTZの使用準備ができたときに、装置がアクションをトリガーするようにできます。この条件を使用して、再起動後に装置が特定のプリセットポジションに移動するようにできます。

    • レーダーの動き

      • RMD: ゾーン設定に従ってレーダーが動きを検知したときにアクションをトリガーする場合に選択します。

    • スケジュールおよび繰り返し

      • Pulse (パルス):パルスのリストでの既定の繰り返しに基づいてアクションをトリガーする場合に選択します。この条件を使用して、30分ごとに画像をアップロードするなど、定期的なアクションを開始できます。[System > Events > Schedules (システム > イベント > スケジュール)] で新しいパルスを作成できます。

      • Schedule (スケジュール):スケジュールのリストでの既定のスケジュールに基づいてアクションをトリガーする場合に選択します。この条件を使用して、特定の期間 (営業時間や週末など) にビデオを録画できます。[System > Events > Schedules (システム > イベント > スケジュール)] で新しいスケジュールを作成できます。

    • ビデオ

      • 平均ビットレート低下:予期しない劣化が生じたときにアクションをトリガーする場合に選択します。この状況は、ビットレートが予想よりも高いためビデオストリームの品質が低くなっている場合に発生する可能性があります。

      • Day-night mode (デイナイトモード):装置が自動IRカットフィルターなどでデイモードとナイトモードを切り替えたときにアクションをトリガーする場合に選択します。この条件を使用して、たとえば、出力ポートを介して外部赤外線照明を制御できます。

      • ライブストリームオープン:ビデオクライアントがWebインターフェースのライブストリームにアクセスしたときにアクションをトリガーする場合に選択します。ストリームには、ビデオや音声など、任意のメディアタイプを使用できます。

      • いたずら:誰かが画像にいたずらしたとき (ビデオが録画されないようにビューを覆ったときなど) にアクションをトリガーする場合に選択します。カメラに対するいたずら検知は [System (システム)] > [Detectors (検知機能)] で設定できます。

      • Temperature detection (温度検知): 温度が設定レベルを上回ったか下回ったときにアクションをトリガーする場合に選択します。許容温度レベルを設定するには、[Thermometry (温度測定) > [Temperature detection (温度検知)] に移動します。

      • Temperature detection in any area (任意のエリアでの温度検知):任意のエリアで温度が設定レベルを上回ったか下回ったときにアクションをトリガーする場合に選択します。検知エリアの許容温度レベルを設定するには、[Thermometry (温度測定) ] > [Temperature detection (温度検知) ] に移動します。

      • Temperature detection in any area in the preset position (プリセットポジション内の任意のエリアでの温度検知):任意のエリアのプリセットポジションで温度が設定レベルを上回ったか下回ったときにアクションをトリガーする場合に選択します。検知エリアの許容温度レベルを設定し、プリセットポジションを選択するには、[Thermometry (温度測定) ] > [Temperature detection (温度検知) ] に移動します。

        • Preset position (プリセットポジション):[preset position (プリセットポジション)] を選択します。

    • ビデオエンコーダ

      • ビデオの接続:ビデオエンコーダがアナログカメラからビデオ信号を受信したときにアクションをトリガーする場合に選択します。ビデオチャンネルごとに1つのイベントがあります。

    アクション

    • 音声

      • Run automatic speaker test (自動スピーカーテストを実行):テスト信号を送信する場合に選択します。

    • 音声クリップ

      • オーディオクリップの再生:録画済みの音声クリップを再生する場合に選択します。この機能を使用して、本製品で動きを検知したときにオペレーターに自動的に通知を行うことができます。[Clip (クリップ)] ドロップダウンリストから、再生する音声クリップを選択します。

      • Play audio clip while the rule is active (ルールがアクティブである間、音声クリップを再生する):条件が満たされなくなるまで録画済みの音声クリップを再生する場合に選択します。

      • Stop playing audio clip (音声クリップの再生を停止):現在再生中の音声クリップを停止する場合に選択します。

    • 呼び出し

      • 呼び出しに応答する:着信呼び出しに応答するアクションをアクティブにする場合に選択します。

      • End calls (呼び出しを終了):装置またはビデオ管理システム (VMS) の発信または着信呼び出しを終了する場合に選択します。このアクションは、呼び出しが着信中、発信中、またはアクティブ状態のときに使用できます。

      • Make calls (呼び出しを行う):指定したSIPまたはVMS送信先に呼び出しを行う場合に選択します。VMS送信先は呼び出し条件を使用して、装置がVMSストリーミングアクセスの発信呼び出しを模倣するようにします。

    • デイナイトモード

      照明条件に適したIRカットフィルターを使用できます。

      • [Video (ビデオ)] > [Image (画像)] > [Day-night mode (デイナイトモード)] では、[IR-cut filter (IRカットフィルター)] を [Auto (自動)] に設定しないでください。

      • ルールがアクティブである間、デイナイトモードを使用する:

        • Video source (ビデオソース):ビデオソースを選択します。

        • Mode when active (アクティブ時のモード):ルールの条件が満たされた場合に使用するモードを選択します。

        • Mode when inactive (非アクティブ時のモード):ルールの条件が満たされない場合に使用するモードを選択します。

          • Day (日):IRカットフィルターをオンにする場合に選択します。

          • 夜間 :IRカットフィルターをオフにする場合に選択します。

          • [オート]:照明条件に応じてIRカットフィルターをオンまたはオフにする場合に選択します。

    • デフォグ機能

      • Set defog mode (デフォッグモードの設定):デフォッグモードをオンまたはオフに設定する場合に選択します。モードを自動的に切り替える必要がある場合に、このアクションを使用します。特定のモードに設定する製品に対して、[Defog on (デフォッグオン)] または [Defog off (デフォッグオフ)] を選択します。

      • Set defog mode while the rule is active (ルールがアクティブである間、デフォッグモードを設定する):条件が満たされなくなるまでデフォッグモードをオンまたはオフに設定する場合に選択します。特定のモードに設定する製品に対して、[Defog on (デフォッグオン)] または [Defog off (デフォッグオフ)] を選択します。

    • ガードツアー

      • ルールがアクティブである間、ガードツアーを実行する:条件が満たされなくなるまでガードツアーを実行する場合に選択します。チャンネルとツアーIDを選択します。ホームに移動を選択し、完了したらホームポジションに移動します。

      • ガードツアーを開始する:選択して、ガードツアーを開始します。チャンネルとツアーIDを選択します。ホームに移動を選択し、完了したらホームポジションに移動します。

    • ガードツアー (記録済み)

      • Run recorded guard tour while the rule is active (ルールがアクティブである間、記録済みのガードツアーを実行する):条件が満たされなくなるまで記録されたガードツアーを実行する場合に選択します。チャンネルとツアーIDを選択します。ホームに移動を選択し、完了したらホームポジションに移動します。

    • HDMI、

      • HDMIを使用

        • Source (ソース):プレビューするカメラを選択します。

        • [Duration (継続時間)]:接続の継続時間を設定します。

      • Use HDMI while the rule is active (ルールがアクティブである間、HDMIを使用する):条件が満たされなくなるまでHDMI接続を開いたままにする場合に選択します。

        • Source (ソース):プレビューするカメラを選択します。

    • I/O

      • I/Oを1度切り替える:ルールの条件が満たされたときにI/Oを切り替える場合に選択します。

        ポート:使用する出力ポートを選択します。

        状態:I/Oポートをアクティブにするか非アクティブにするかを選択します。

        [Duration (継続時間)]:出力ポートの状態の継続時間を設定する場合に選択します。この期間後、出力ポートは反対の状態になります。

      • ルールがアクティブである間、I/Oを切り替える:ルールの継続時間中にI/Oを切り替える場合に選択します。

    • 照明

      内蔵の赤外線 (IR) 照明および白色光イルミネーターにより、カメラは外部照明を必要とせずに、低光量の場所でビデオ監視を実行できます。

      • Use illumination for a duration (一定期間、照明を使用する):設定した期間中に内蔵の赤外線照明イルミネーターをアクティブにする場合に選択します。ライトがアクティブのままになる秒数、分数、時間数を選択できます。

      • Use illumination while the rule is active (ルールがアクティブである間、照明を使用する):ルールの期間中に内蔵の赤外線照明イルミネーターをアクティブにする場合に選択します。

    • 画像

      • HTTP(S)経由で画像を送信する: 画像をリモートHTTPまたはHTTPSサーバーに送信する場合に選択します。このアクションを含むルールを作成する前に、対応するHTTP(S) 送信先を作成する必要があります。必要に応じて、保存先フォルダーまたはファイル名を定義できます。デフォルトのストリーミング設定を使用しない場合は、ストリームプロファイルを選択できます。プリバッファとポストバッファでは、実際のイベントの発生前後に含める時間を定義します。限られた量の画像のみを送信する場合は、送信する画像の最大数を定義するか、カスタムフレームレートを選択します。

      • (S)FTP経由で画像を送信する: FTPまたはSFTP経由で画像を送信するかどうかを選択します。 このアクションを含むルールを作成する前に、対応する(S)FTP送信先を作成する必要があります。必要に応じて、保存先フォルダーまたはファイル名を定義できます。デフォルトのストリーミング設定を使用しない場合は、ストリームプロファイルを選択できます。プリバッファとポストバッファでは、実際のイベントの発生前後に含める時間を定義します。送信する画像の最大数を定義できます。限られた量の画像のみを送信する場合は、送信する画像の最大数を定義するか、カスタムフレームレートを選択します。

      • Send images to email (電子メールに画像を送信する):画像を電子メールで送信する場合に選択します。このアクションを含むルールを作成する前に、対応する電子メール送信先を作成する必要があります。必要に応じて、ファイル名を定義できます。デフォルトのストリーミング設定を使用しない場合は、ストリームプロファイルを選択できます。プリバッファとポストバッファでは、実際のイベントの発生前後に含める時間を定義します。限られた量の画像のみを送信する場合は、送信する画像の最大数を定義するか、カスタムフレームレートを選択します。

      • Send images to network share (ネットワーク共有に画像を送信する):ネットワーク内のリモートNAS上のネットワーク共有に画像を送信する場合に選択します。このアクションを含むルールを作成する前に、対応するネットワーク共有送信先を作成する必要があります。必要に応じて、保存先フォルダーまたはファイル名を定義できます。デフォルトのストリーミング設定を使用しない場合は、ストリームプロファイルを選択できます。プリバッファとポストバッファでは、実際のイベントの発生前後に含める時間を定義します。限られた量の画像のみを送信する場合は、送信する画像の最大数を定義するか、カスタムフレームレートを選択します。

    • LED

      • 呼び出しボタンLED:特定の期間に呼び出しボタンLEDの色とパターンを変更する場合に選択します。

      • Call button LED infinity (呼び出しボタンLED無期限):装置が特定の状態のときの呼び出しボタンLEDの色とパターンを変更する場合に選択します。この変更は無期限に続くか、他のルールで変更されるまで続きます。

        • States (状態):

          • Standby (スタンバイ):装置がアイドル状態のとき。

          • Presence (プレゼンス):装置がアクティブだった後の特定の秒数。

          • Ringing (着信中):呼び出しが装置に行われているとき。

          • Calling (発信中):呼び出しが装置から行われているとき。

          • Call active (通話中):通話中のとき。

          • Phonebook match (電話帳に一致あり):ユーザー入力と電話帳にある番号が一致したとき。

          • Pin input (PIN入力):カードまたはタグの使用後、装置がPINを受け入れる準備ができたとき。

        • Default (デフォルト):呼び出しボタンLEDをデフォルト設定に戻すルールを適用する場合に選択します。

      • Call button LED while rule is active (ルールがアクティブである間の呼び出しボタンLED):ルールの条件が満たされなくなるまでの、装置が特定の状態のときの、呼び出しボタンLEDの色とパターンを変更する場合に選択します。

        States (状態)Default (デフォルト) については、Call button LED infinity (呼び出しボタンLED無期限) の説明を参照してください。

      • LEDの点滅: LEDを一定の期間点滅させる場合に選択します。LEDの色を選択できます。

        LEDは、インストールおよび設定時に使用して、設定が正しく機能するかどうかを視覚的に検証できます。たとえば、動体検知によりアクションがトリガーされることを確認できます。

      • Flash LED while the rule is active (ルールがアクティブである間、LEDが点滅する):ルールの期間中にLEDを点滅させる場合に選択します。LEDの色を選択できます。

    • ライトとサイレン

      • Run health check (健全性チェックを実行):装置の機能の健全性チェックを実行する場合に選択します。

      • Run light and siren profile (ライトとサイレンのプロファイルを実行):ライト、サイレン、またはその両方を開始または停止させるプロファイルを選択します。

      • Run light and siren profile while the rule is active (ルールがアクティブである間、ライトとサイレンのプロファイルを実行する):選択したプロファイルをアクティブにする場合に選択します。プロファイルは、条件が満たされなくなるまで実行されます。

      • Stop activities (アクティビティを停止):選択した機能に応じて、ライト、サイレン、または両方で進行中のすべてのアクティビティを停止する場合に選択します。

    • Mediaplayer (メディアプレーヤー)

      • Pause view changes (ビューの変更を一時停止):アクションがアクティブなとき、ビューは変更されません。たとえば、10秒後に変更されるように設定されているビューは同じままです。これは設定した期間のみ有効です。

      • Pause view changes while the rule is active (ルールがアクティブな間はビューの変更を一時停止する):アクションがアクティブなとき、ビューは変更されません。たとえば、10秒後に変更されるように設定されているビューは同じままです。ルール条件が継続している間、アクションはアクティブになります。

      • Play a view in the current sequence (現在のシーケンス内のビューを再生する):ユーザーが指定したビュー番号にジャンプします。

      • Play next view (次のビューを再生):シーケンス内の次のビューに直接移動します。

      • Play previous view (前のビューを再生):シーケンス内の前のビューに直接移動します。

      • 再生シーケンス :ユーザーが指定したシーケンス番号と表示番号に直接ジャンプします。

    • モニタリング

      • Turn on the monitor while the rule is active (ルールがアクティブ中はモニターをオン):ルール条件がアクティブな間は自動的に画面をオンにし、非アクティブな場合は画面をスタンバイモードに設定します。画面はHDMI CECをサポートしている必要があります。

    • MQTT

      • Send MQTT publish message (MQTTパブリッシュメッセージの送信):MQTTパブリッシュメッセージを送信する場合に選択します。

        Topic (トピック):MQTTパブリッシュメッセージのトピックを入力します。このトピックは最大1,024文字です。

        装置のトピックプレフィックスを使用:トピックに装置トピックプレフィックスを追加する場合に選択します。

        Payload (ペイロード):パブリッシュするペイロードを入力します。ペイロードには最大8,192文字の文字列またはテキストを含めることができます。

        Retain (保持する):メッセージの保持フラグを設定する場合に選択します。トピックの最後のメッセージが保持されます。

        QoS: 使用するQoSレベルを選択します。0がデフォルトです。

    • 通知

      • HTTP(S)経由で通知を送信する: HTTPまたはHTTPS経由で通知を送信するか選択します。

        Message (メッセージ):メッセージはMessageというCGE変数として送信先のHTTPサーバーに渡されます。メッセージに255文字を超える文字が含まれている場合、このフィールドではカスタムパラメーターの内容の一部またはすべてが除外されます。スペース文字を使用できます。[Modifiers (修飾子)] をクリックすると、利用可能なすべての修飾子のリストが表示されます。修飾子をクリックしてテキストに追加します。

        Query string suffix (クエリ文字列のサフィックス):ここで、文字列にNameとValueというさらなるパラメーターを追加します。

        Method (メソッド):使用する方法を選択します。使用されるのはGETとPOSTが最も一般的です。

        HTTP(S) header (HTTP(S)ヘッダー):必要に応じて、HTTP(S)ヘッダーを追加します。HTTP(S) ヘッダーのリストはen.wikipedia.org/wiki/List_of_HTTP_header_fieldsにあります。

        Body (本文):必要に応じて、本文テキストを入力します。GETまたはDELETEで本文を使用することはできません。

      • TCP経由で通知を送信する: TCP経由で通知を送信する場合に選択します。

        Message (メッセージ):メッセージはMessageというCGE変数として送信先のHTTPサーバーに渡されます。メッセージに255文字を超える文字が含まれている場合、このフィールドではカスタムパラメーターの内容の一部またはすべてが除外されます。スペース文字を使用できます。[Modifiers (修飾子)] をクリックすると、利用可能なすべての修飾子のリストが表示されます。修飾子をクリックしてテキストに追加します。

      • Send notification to email (電子メールに通知を送信する)電子メールで通知を送信する場合に選択します。

        Subject (件名):電子メールの件名を入力します。

        Message (メッセージ):電子メールのメッセージを入力します。

    • オーバーレイ (テキスト)

      • オーバーレイテキストを表示するには、修飾子#Dを使用したテキストオーバーレイを作成する必要があります。

      • Use overlay text (オーバーレイテキストを使用する):ビデオストリーム画像の上にテキストを表示する場合に選択します。このテキストを使用すると、フォレンジック映像分析用の情報を提供したり、オペレーターに通知したり、製品のインストールと設定時にトリガーとアクションを検証したりできます。

      • Use overlay text while the rule is active (ルールがアクティブである間、オーバーレイテキストを使用する):ビデオストリーム画像の上にテキストを表示する場合に選択します。

    • 省電力モード

      • 省電力モード

        • Power saving mode on (省電力モードオン):省電力モードをオンにする場合に選択します。

        • Power saving mode off (省電力モードオフ):省電力モードをオフにする場合に選択します。

        • [Duration (継続時間)]:省電力モードの継続時間を設定します。

      • Power saving mode while the rule is active (ルールがアクティブである間、省電力モードがオン/オフのまま):条件が満たされなくなるまで省電力モードがオンまたはオフのままにする場合に選択します。

        • Power saving mode on (省電力モードオン):省電力モードをオンにする場合に選択します。

        • Power saving mode off (省電力モードオフ):省電力モードをオフにする場合に選択します。

    • プリセットポジション

      • Go to preset position (プリセットポジションに移動する):アクションがトリガーされたときに装置をプリセットポジションに移動する場合に選択します。

      • Go to preset position while the rule is active (ルールがアクティブである間、プリセットポジションに移動する):条件が満たされなくなるまで装置をセットポジションに移動する場合に選択します。

    • レーダー

      • Radar autotracking (レーダーオートトラッキング):ペアリングされたPTZカメラが、レーダーオートトラッキングを使用して、レーダーによって検知された物体を追跡するようにする場合に選択します。レーダーオートトラッキングをオンまたはオフに設定し、アクションの持続時間を指定できます。レーダーをPTZカメラとペアリングし、レーダーオートトラッキングでこのアクションを使用するように設定する必要があります。

      • Radar detection (レーダー検知):動く物体をレーダーで検知する場合に選択します。レーダー検知をオンまたはオフに設定し、アクションの持続時間を指定できます。

      • Use radar autotracking while the rule is active (ルールがアクティブである間、レーダーオートトラッキングを使用する):ルールの期間中にレーダーオートトラッキングをオンまたはオフにする場合に選択します。レーダーをPTZカメラとペアリングし、レーダーオートトラッキングでこのアクションを使用するように設定する必要があります。

      • Use radar detection while the rule is active (ルールがアクティブである間、レーダー検知を使用する):ルールの期間中にレーダー検知をオンまたはオフにする場合に選択します。

    • 録画

      選択したストレージに音声を録音またはビデオを録画します。

      • Record audio (音声の録音):音声の録音を開始する場合に選択します。

        • ストレージ:録音された音声に使用するストレージを選択します。

        • Prebuffer (プリバッファ):ルールがトリガーされる直前に録画に含める秒数を入力します。録画の開始時にメモリーが不足している場合、この時間は自動的に短縮されます。

        • Postbuffer (ポストバッファ):ルールがアクティブでなくなった直後に含める秒数を入力します。

      • Record video (ビデオの録画):ビデオの録画を開始する場合に選択します。

        • ストレージ:録画されたビデオに使用するストレージを選択します。

        • カメラ:録画元 (特定のビューエリアなど) を選択します。

        • Stream profile (ストリームプロファイル):使用するストリームプロファイルを選択します。

        • Prebuffer (プリバッファ):ルールがトリガーされる直前に録画に含める秒数を入力します。録画の開始時にメモリーが不足している場合、この時間は自動的に短縮されます。

        • Postbuffer (ポストバッファ):ルールがアクティブでなくなった直後に含める秒数を入力します。

      • Record video while the rule is active (ルールがアクティブである間、ビデオを録画する):ルールの継続期間中にビデオを録画する場合に選択します。

    • セキュリティ

      • Erase configuration (設定の消去):装置をリセットし、現在の設定をすべて削除する場合に選択します。

    • SNMPトラップメッセージ

      • SNMPトラップメッセージを送信する:ルールの条件が満たされたときにSNMPトラップメッセージを送信する場合に選択します。このアクションを含むルールを作成する前に、[System > Network > SNMP (システム > ネットワーク > SNMP] に移動して、SNMPをオンにし設定します。

        Alarm name (アラーム名):アラームの名前を入力します。

        Message (メッセージ):メッセージを入力します。

      • Send SNMP trap message while the rule is active (ルールがアクティブである間、SNMPトラップメッセージを送信する):ルールの継続期間中にSNMPトラップメッセージを送信する場合に選択します。このアクションを含むルールを作成する前に、[System > Network > SNMP (システム > ネットワーク > SNMP)] に移動して、SNMPをオンにし設定します。

    • トラッキング

      • Start temporary detection (一時的な検知を開始する): 限定した期間にカメラの視野内の動く物体を自動的に追跡する場合に選択します。このアクションを継続させる秒数を選択できます。

      • Toggle autotracking (オートトラッキングを切り替える): PTZオートトラッキングのオン/オフを切り替えます。オンである間、カメラは自らの視野内の動く物体を自動的に追跡します。

      • Toggle autotracking profile (オートトラッキングプロファイルを切り替える): PTZオートトラッキングのオン/オフを切り替えます。オンである間、カメラは選択されたオートトラッキングプロファイルで定義された範囲内の動く物体を自動的に追跡します。

      • Toggle autotracking while the rule is active (ルールがアクティブである間、オートトラッキングを切り替える): ルールの期間中、PTZオートトラッキングを有効にする場合に選択します。

      • Toggle autotracking profile while the rule is active (ルールがアクティブである間、オートトラッキングプロファイルを切り替える): ルールの期間中、選択したオートトラッキングプロファイルで定義された範囲内でPTZオートトラッキングを有効にする場合に選択します。

    • ビデオクリップ

      ビデオクリップを送信するときに、ビデオクリップは検索できない方法で生成されます。これは、早送りや巻き戻しができないこと、タイムラインの特定のポイントにジャンプできないことを意味します。これらの操作を行うには、Axis Matroska File Splitterや、MKVToolNixのようなサードパーティ製ソフトウェアを使用できます。

      • HTTP(S)経由でビデオクリップを送信する: ビデオクリップをリモートHTTPまたはHTTPSサーバーに送信する場合に選択します。このアクションを含むルールを作成する前に、対応するHTTP(S) 送信先を作成する必要があります。必要に応じて、保存先フォルダーまたはファイル名を定義できます。デフォルトのストリーミング設定を使用しない場合は、ストリームプロファイルを選択できます。プリバッファとポストバッファでは、実際のイベントの発生前後に装置が録画する期間を定義します。

      • (S)FTP経由でビデオクリップを送信する: ビデオクリップをリモートFTPまたはSFTPサーバーに送信する場合に選択します。このアクションを含むルールを作成する前に、対応する(S)FTP送信先を作成する必要があります。必要に応じて、保存先フォルダーまたはファイル名を定義できます。デフォルトのストリーミング設定を使用しない場合は、ストリームプロファイルを選択できます。プリバッファとポストバッファでは、実際のイベントの発生前後に装置が録画する期間を定義します。

      • Send video clip to email (電子メールにビデオクリップを送信する):電子メールでビデオクリップを送信する場合に選択します。このアクションを含むルールを作成する前に、対応する電子メール送信先を作成する必要があります。必要に応じて、ファイル名を定義できます。デフォルトのストリーミング設定を使用しない場合は、ストリームプロファイルを選択できます。プリバッファとポストバッファでは、実際のイベントの発生前後に装置が録画する期間を定義します。

      • Send video clip to network share (ネットワーク共有にビデオクリップを送信する):ネットワーク内のリモートNAS上のネットワーク共有にビデオクリップを送信する場合に選択します。このアクションを含むルールを作成する前に、対応するネットワーク共有送信先を作成する必要があります。必要に応じて、保存先フォルダーまたはファイル名を定義できます。デフォルトのストリーミング設定を使用しない場合は、ストリームプロファイルを選択できます。プリバッファとポストバッファでは、実際のイベントの発生前後に装置が録画する期間を定義します。

    • WDRモード

      • Set WDR mode (WDRモードの設定):WDRモードをオンまたはオフに設定する場合に選択します。このアクションはモードが自動的に切り替わるようにしたい場合に使用できます。特定のモードに設定する製品に対して、[WDR on (WDRオン)] または [WDR off (WDRオフ)] を選択します。

      • Set WDR mode while the rule is active (ルールがアクティブである間、WDRモードを設定する):WDRモードをオンまたはオフに設定する場合に選択します。条件が満たされなくなると、WDRモードは反対の状態に設定されます。特定のモードに設定する製品に対して、[WDR on (WDRオン)] または [WDR off (WDRオフ)] を選択します。

    • ワイパー

      • Use wiper (ワイパーを使用する):内蔵ワイパーを起動する場合に選択します。ワイパーはフロントウィンドウから水滴を取り除きます。ワイパーがアクティブのままになる秒数と分数を選択できます。

    • 無線

      • Broadcast signal (ブロードキャスト信号):たとえば、ブロードキャスト信号を受信するように設定された近くのAxis装着式カメラで録画を開始する場合に選択します。

        • システム ID:装着式システムのシステムIDを入力します。この情報は、AXIS Body Worn Managerの [About (バージョン情報)] メニューで確認できます。

        • Message type (メッセージタイプ):1を入力すると、メッセージlightbar activeがブロードキャストされ、ブロードキャスト信号を受信するように設定された近くのAxis装着式カメラで録画が開始されます。