ソリューションの概要
- ドアステーション
- ドアステーションとAXIS A9801の組み合わせ
- ドアステーションとAXIS A9161の組み合わせ
- ドアステーションとアクセスコントロールシステムの組み合わせ (AXIS A1001やAXIS A1601など)
製品の概要
- スピーカー
- カメラ
- 呼び出しインジケーターアイコン
- カードリーダーインジケーターストライプ
- キーパッド
- 呼び出しボタン
- カードリーダーアイコン
- マイク
- PIRセンサー
- テレコイルアイコン
設置
はじめに
ネットワーク上の装置を検索する
Windows®でAxis装置を探してIPアドレスの割り当てを行う方法については、AXIS IP UtilityまたはAXIS Device Managerを使用してください。 いずれのアプリケーションも無料で、axis.com/supportからダウンロードできます。
IPアドレスの検索や割り当てを行う方法の詳細については、IPアドレスの割り当てと装置へのアクセス⽅法を参照してください。
ブラウザーサポート
以下のブラウザーで装置を使用できます。
ChromeTM | Firefox® | EdgeTM | Safari® | |
Windows® | 推奨 | 推奨 | ✓ | |
macOS® | 推奨 | 推奨 | ✓ | ✓ |
Linux® | 推奨 | 推奨 | ✓ | |
その他のオペレーティングシステム | ✓ | ✓ | ✓ | ✓* |
* iOS 15またはiPadOS 15でAXIS OS Webインターフェースを使用するには、[設定] > [Safari] > [詳細] > [Experimental Features] に移動し、[NSURLSession Websocket] を無効にします。
推奨ブラウザーの詳細については、AXIS OSポータルにアクセスしてください。
装置のWebインターフェースを開く
ブラウザーを開き、Axis装置のIPアドレスまたはホスト名を入力します。
本製品のIPアドレスが不明な場合は、AXIS IP UtilityまたはAXIS Device Managerを使用して、ネットワーク上で装置を見つけます。
ユーザー名とパスワードを入力します。 初めて装置にアクセスする場合は、rootパスワードを設定する必要があります。rootアカウントの新しいパスワードを設定するを参照してください。
rootアカウントの新しいパスワードを設定する
デフォルトの管理者ユーザー名はroot
です。 rootアカウントにはデフォルトのパスワードはありません。 パスワードは、装置に初めてログインしたときに設定します。
パスワードを入力します。 安全なパスワードを設定する手順に従います。安全なパスワードを参照してください。
パスワードを再入力して、スペルを確認します。
[Add user (ユーザーの追加)] をクリックします。
rootアカウントのパスワードを忘れた場合は、工場出荷時の設定にリセットする にアクセスし、説明に従って操作してください。
安全なパスワード
Axis装置は、最初に設定されたパスワードをネットワーク上で平文で送信します。 最初のログイン後に装置を保護するために、安全で暗号化されたHTTPS接続を設定してからパスワードを変更してください。
装置のパスワードは主にデータおよびサービスを保護します。 Axis装置は、さまざまなタイプのインストールで使用される可能性があることから、パスワードポリシーを強制しません。
データを保護するために、次のことを強く推奨します。
8文字以上のパスワードを使用する (できればパスワード生成プログラムで作成する)。
パスワードを公開しない。
一定の期間ごとにパスワードを変更する (少なくとも年に1回)。
ファームウェアが改ざんされてないことを確認する
- 装置に元のAxisファームウェアが搭載されていることを確認するか、またはセキュリティ攻撃が行われた後に装置を完全に制御するには、以下の手順に従います。
工場出荷時の設定にリセットします。工場出荷時の設定にリセットするを参照してください。
リセットを行うと、セキュアブートによって装置の状態が保証されます。
装置を設定し、インストールします。
Webインターフェースの概要
このビデオでは、装置のWebインターフェースの概要について説明します。
追加設定
このセクションでは、ハードウェアのインストールが完了した後に製品を起動して実行するために、設置者が行う必要のあるすべての重要な設定について説明しています。
rootパスワードを変更する
装置インターフェースにログインし、[System > Users (システム > ユーザー)] に移動します。
rootユーザーの場合、 [> Update user(ユーザーの更新)] をクリックします。
新しいパスワードを入力し、保存します。
ダイレクトSIP (P2P) を設定する
VoIP (Voice over IP) は、IPネットワーク上の音声通信とマルチメディア通信を可能にするテクノロジー群です。 詳細については、Voice over IP (VoIP)を参照してください。
この製品では、SIPプロトコルによってVoIPが有効になっています。 SIPの詳細については、セッション開始プロトコル (SIP)を参照してください。
SIPには2種類あります。 その1つがピアツーピアです。 同じIPネットワーク内の少数のユーザーエージェント間で通信が行われ、PBXサーバーが提供する追加機能が必要ない場合は、ピアツーピアを使用します。 設定する方法については、ピアツーピアSIP (P2PSIP)を参照してください。
[Communication > SIP > SIP settings (通信 > SIP > SIP設定)] に移動し、[Enable SIP (SIPの有効化)] を選択します。
装置での着信呼び出しの受信を許可するには、[Allow incoming calls (着信呼び出しを許可)] を選択します。
- 注意
着信呼び出しを許可すると、デバイスはネットワークに接続されたすべてのデバイスからの呼び出しを受け付けます。 公共のネットワークまたはインターネットから装置にアクセスできる場合は、着信の呼び出しを無効化することをお勧めします。
[Call handling (呼び出しの処理)] をクリックします。
[Calling timeout (呼び出しタイムアウト)] で、応答がない場合に呼び出しが終了するまでの秒数を設定します。
着信呼び出しを許可している場合は、[Incoming call timeout (着信呼び出しタイムアウト)] で着信呼び出しでタイムアウトするまでの秒数を設定します。
[Ports (ポート)] をクリックします。
[SIP port (SIPポート)] の番号と [TLS port (TLSポート)] の番号を入力します。
- 注
- SIP port (SIPポート) – SIPセッション用。 このポートを経由する信号トラフィックは暗号化されません。 デフォルトポート番号は5060です。
- TLS port (TLS ポート) – TLSで保護されたSIPセッションで使用します。 このポートを経由する信号トラフィックは、Transport Layer Security (TLS) を使用して暗号化されます。 デフォルトポート番号は5061です。
- [RTP start port (RTP開始ポート)] – SIP呼び出しの最初のRTPメディアストリームで使用するポートを入力します。 メディア伝送用のデフォルトの開始ポートは4000です。一部のファイアウォールでは、特定のポート番号のポートを経由するRTPトラフィックをブロックする場合があります。 ポート番号は1024~65535の間で指定する必要があります。
[NAT traversal (NATトラバーサル)] をクリックします。
NATトラバーサルを有効にするためのプロトコルを選択します。
[Save (保存)] をクリックします。
サーバーを介してSIPを設定する (PBX)
VoIP (Voice over IP) は、IPネットワーク上の音声通信とマルチメディア通信を可能にするテクノロジー群です。 詳細については、Voice over IP (VoIP) を参照してください。
この装置では、SIPプロトコルによってVoIPが有効になっています。 SIPの詳細については、セッション開始プロトコル (SIP)を参照してください。
SIPには2種類あります。 1つはPBXサーバーです。 PBXサーバーは、IPネットワークの内外で無制限の数のユーザーエージェントの間で通信を行う必要がある場合に使用します。 PBXプロバイダーによっては、設定に機能が追加される場合があります。 詳細については、構内交換機 (PBX) を参照してください。
PBXプロバイダーから以下の情報を入手してください。
User ID (ユーザーID)
Domain (ドメイン)
Password (パスワード)
Authentication ID (認証ID)
Caller ID (呼び出し側ID)
Registrar (レジストラ)
RTP start port (RTP開始ポート)
[Communication > SIP > SIP accounts (通信 > SIP > SIPアカウント)] に移動し、[+ Account (+ アカウント)] をクリックします。
アカウントのName (名前)を入力します。
[Registered (登録済み)] を選択します。
Transport mode (伝送モード)を選択します。
PBXプロバイダーからのアカウント情報を追加します。
[Save (保存)] をクリックします。
ピアツーピアの場合と同じ方法でのSIPの設定については、ダイレクトSIP (P2P) を設定する を参照してください。 PBXプロバイダーのRTP開始ポートを使用します。
連絡先を作成する
この例では、連絡先リストで新しい連絡先を作成する方法について説明します。 開始する前に、[Communication > SIP (通信 > SIP)] でSIPを有効にしてください。
新しい連絡先を作成する方法:
[Communication > Contact list (通信 > 連絡先リスト)] に移動します。
[+ Add contact (+ 連絡先の追加)] をクリックします。
連絡先の姓名を入力します。
連絡先のSIPアドレスを入力します。
- 注
SIPアドレスの詳細については、セッション開始プロトコル (SIP)を参照してください。
呼び出し元のSIPアカウントを選択します。
- 注
可用性オプションは、[System (システム)] > [Events (イベント)] > [Schedules (スケジュール)] で定義します。
連絡先の [Availability (可用性)] を選択します。 連絡先が対応できないときに呼び出しがあった場合、フォールバックがない限り、呼び出しはキャンセルされます。
- 注
フォールバックとは、元の連絡先が応答しない場合、または対応できない場合に転送される連絡先です。
[Fallback (フォールバック)] で、[None (なし)] を選択します。
[Save (保存)] をクリックします。
呼び出しボタンの設定
デフォルトでは、呼び出しボタンはVMS (映像管理システム) 呼び出しを行うように設定されています。 この設定を維持する場合は、AxisインターホンをVMSに追加するだけです。
この例では、訪問者が呼び出しボタンを押したときに連絡先リストにある連絡先を呼び出すように、システムを設定する方法について説明します。
[Communication > Calls > Call button (通信 > 呼び出し > 呼び出しボタン)] に移動します。
[Make calls in the video management system (VMS) (ビデオ管理システム (VMS) で呼び出しを行う)] をオフにします。
[Recipients (送信先)] で、連絡先を選択します。
呼び出しボタンを無効にするには、[Enable call button (呼び出しボタンを有効にする)] をオフにします。
カードリーダーとして設定 - ネットワーク接続
ドアステーションをカードリーダーとして使用するには、ドアステーションをドアコントローラーに接続する必要があります。 ドアコントローラーは、すべての認証情報を保存し、誰がドアを通過できるかを追跡します。 この例では、ネットワークを介してデバイスを接続します。 また、許可されているカードタイプも変更します。
ネットワーク接続はAxisドアコントローラーでのみ可能です。 Axis以外のドアコントローラーに接続するには、装置をケーブルで物理的に接続する必要があります。カードリーダーとして設定 - 有線接続を参照してください。
開始する前に
ドアコントローラーのハードウェアを、リーダー用のWiegandプロトコルを使用して設定します。 手順については、ドアコントローラーのユーザーマニュアルを参照してください。
- ドアステーションをカードリーダーとして設定する
[Reader > Reader protocol (リーダー > リーダープロトコル)] に移動します。
[VAPIX reader (VAPIXリーダー)] プロトコルタイプを選択します。
ドアコントローラーとの通信に使用するプロトコルを選択します。
- 注
[HTTPS] を使用している場合は、[Verify certificate (証明書を検証する)] をオンにすることをお勧めします。
ドアコントローラーのIPアドレスを入力します。
ドアコントローラーの認証情報を入力します。
[Connect (接続)] をクリックします。
該当するドア用の入口リーダーを選択します。
[Save (保存)] をクリックします。
カードリーダーとして設定 - 有線接続
ドアステーションをカードリーダーとして使用するには、ドアステーションをドアコントローラーに接続する必要があります。 ドアコントローラーは、すべての認証情報を保存し、誰がドアを通過できるかを追跡します。 この例では、デバイスはケーブルで接続し、Wiegandプロトコルを使用しています。また、beeperは有効で、LED用にI/Oポートを1つ使用します。 また、許可されているカードの種類も変更します。
未使用のI/Oポートを使用します。 すでに使用されているI/Oポートを使用した場合、それらのポート用に作成されたイベントは動作しなくなります。
- 開始する前に
ドアステーションをドアコントローラーに接続します。「電気配線図」を参照してください。
ドアコントローラーのハードウェアを、リーダー用のWiegandプロトコルを使用して設定します。 手順については、ドアコントローラーのユーザーマニュアルを参照してください。
- ドアステーションをカードリーダーとして設定する
[Reader > Reader protocol (リーダー > リーダープロトコル)] に移動します。
[Wiegand] を選択します。
[Beeper (ビーパー)] をオンにします。
[Input for beeper (ビーパーの入力)] で、[I3] を選択します。
[Inputs used for LED control (LEDコントロールで使用する入力)] で、[1] を選択します。
[Input for LED1 (LED1の入力)] で、[I1] を選択します。
各状態に使用する色を選択します。
[Keypress format (キー操作の形式)] で、[FourBit] を選択します。
[Save (保存)] をクリックします。
[Reader > Chip types (リーダー > チップタイプ)] に移動し、使用するチップタイプをアクティブにします。
- 注
デフォルトのチップタイプのセットは保持できますが、特定のニーズに応じてリストを変更することをお勧めします。
[Add data set (データセットの追加)] をクリックして、さまざまなチップタイプのデータセットを指定します。
[Save (保存)] をクリックします。
カード上の保護されているデータを使用してセキュリティを向上させる
アクセスコントロールシステムのセキュリティを向上させるために、一部の種類のカードに保存されている安全なカードデータを使用することができます。 データは秘密鍵によって保護されています。 カードデータを読み取るには、秘密鍵とカードに関するその他の情報を装置に保存する必要があります。
[Reader > Chip types (リーダー > チップタイプ)] に移動します。
[Data sets for active chip types (アクティブなチップタイプのデータセット)] で、編集するチップタイプを選択し、[Add data set (データセットの追加)] をクリックします。
カードデータに関する情報を入力します。 入力する情報は、カードタイプとカードを登録した方法によって異なります。
OSDPまたはWiegandプロトコルを使用する場合は、[Use as UID (UIDとして使用する)] を選択して、通常のカードUID/CSNではなくUID/CSNとして安全なデータを送信します。
指定したカードデータに準拠したカードのみをアクセスコントローラーに送信するには、[Required data (必須データ)] を選択します。 準拠しないカードはリーダーに無視されます。
[Save (保存)] をクリックします。
DTMFを使用して来訪時にドアのロックを解除する
訪問者がドアステーションから呼び出しを行うと、応答者は自身のDual-Tone Multi-Frequency (DTMF) を使用して、ドアのロックを解除できます。 ドアコントローラーにより、ドアのロック/ロック解除を行います。
- この例では、次の方法について説明します。
ドアステーションのDTMF信号を定義する
次のようにドアステーションを設定します。
ドアコントローラーにドアのロックを解除するように要求するか、または
内部リレーを使用してドアのロックを解除します。
- すべての設定はドアステーションのWebページで行います。
- 開始する前に
装置からのSIP呼び出しを許可し、SIPアカウントを設定します。ダイレクトSIP (P2P) を設定するおよびサーバーを介してSIPを設定する (PBX)を参照してください。
- ドアステーションのDTMF信号を定義する
[Communication > SIP > SIP accounts (通信 > SIP > SIPアカウント)] に移動し、SIPアカウントを見つけます。
> Edit (> 編集) をクリックします。
[DTMF (保存)] をクリックします。
[+ DTMFシーケンス] をクリックします。
[Sequence (シーケンス)] フィールドに「1」と入力します。
[Description (説明)] フィールドに「ドアのロック解除」と入力します。
[Save (保存)] をクリックします。
- 内部リレーを使用してドアのロックを解除するように、ドアステーションを設定する
[System > Events > Rules (システム > イベント > ルール)] に移動し、ルールを追加します。
[Name (名前)] フィールドに「DTMFドアロック解除」と入力します。
条件リストの [Call (呼び出し)] で、[DTMF] を選択し、続いて [Unlock door (ドアのロック解除)] を選択します。
アクションのリストから [I/O] で [Toggle I/O once (I/Oを一度切り替える)] を選択します。
ポートのリストから、[Relay 1 (リレー1)] を選択します。
継続時間 を
00:00:07
に変更します。この場合、ドアのロックが7秒間解除されます。[Save (保存)] をクリックします。
モニターへのライブ映像の送信
ネットワーク接続がなくても、デバイスからHDMIモニターにライブビデオストリームを送信できます。 モニターを使用して、ドアの前にいる人物を確認します。
外部モニターをHDMIコネクターと接続します。
[System > Video out (システム > ビデオ出力)] で、HDMI設定を調整します。
装置インターフェース
装置インターフェースにアクセスするには、Webブラウザーで装置のIPアドレスを入力します。
このセクションで説明する機能と設定のサポートは、装置によって異なります。
メインメニューの表示/非表示を切り取ります。 製品のヘルプにアクセスします。 言語を変更します。 ライトテーマまたはダークテーマを設定します。 ユーザーメニューは以下を含みます。
コンテキストメニューは以下を含みます。
|
ステータス
セキュリティ
アクティブな装置へのアクセスの種類と、使用されている暗号化プロトコルを表示します。 設定に関する推奨事項はAXIS OS強化ガイドに基づいています。 強化ガイド: クリックすると、サイバーセキュリティのベストプラクティスを適用する方法について詳しく説明するAXIS OS強化ガイドに移動します。 |
時刻同期ステータス
装置がNTPサーバーと同期しているかどうかや、次の同期までの残り時間など、NTP同期情報を表示します。 NTP settings (NTP設定): クリックすると、NTPの設定を変更できる [Date and time (日付と時刻)] のページに移動します。 |
進行中の録画
録画: 進行中の各録画とそのソースを表示します。 詳細については、録画を参照してください。 録画の保存先ストレージの空き容量を表示します。 |
装置情報
ファームウェアのバージョンとシリアル番号を含む装置情報を表示します。 ファームウェアのアップグレード: クリックすると、[Maintenance (メンテナンス)] ページに移動し、ファームウェアのアップグレードができるようになります。 |
ビデオ
クリックすると、ライブビデオストリームが再生されます。 クリックすると、ライブビデオストリームが静止します。 クリックすると、ライブビデオストリームのスナップショットを撮影できます。 ファイルはご使用のコンピューターの [ダウンロード] フォルダーに保存されます。 画像ファイル名は、[snapshot_YYYY_MM_DD_HH_MM_SS.jpg] です。 スナップショットの実際のサイズは、スナップショットを受け取るWebブラウザーエンジンから適用される圧縮レベルによって異なります。したがって、スナップショットのサイズは、装置で設定されている実際の圧縮設定とは異なる場合があります。 クリックすると、I/O出力ポートが表示されます。 スイッチを使ってポートの回路を開閉し、外部機器のテストなどを行います。 クリックして手動で赤外線照明を点灯または消灯します。 クリックして手動で白色光を点灯または消灯します。 クリックして画面上のコントロールにアクセスします。
ウォッシャーを開始します。 シーケンスが始まると、カメラは設定された位置に移動し、洗浄スプレーが噴射されます。 洗浄シーケンスがすべて終了すると、カメラは元の位置に戻ります。 このアイコンは、ウォッシャーが接続され設定されている場合にのみ表示されます。 ワイパーを開始します。 フォーカスリコールエリアを追加または削除します。 フォーカスリコールエリアを追加すると、カメラは指定したパン/チルト範囲でフォーカス設定を保存します。 フォーカスリコールエリアを設定して、カメラがライブビューでそのエリアに入ると、カメラは以前に保存したフォーカスをリコールします。 エリアの半分だけでも、カメラはフォーカスをリコールします。 クリックして、選択した時間の間、手動でヒーターをオンにします。 クリックすると、ライブビデオストリームの連続録画が開始します。 録画を停止するには、もう一度クリックします。 録画が進行中の場合、再起動後に自動的に再開されます。 クリックすると、装置に設定されているストレージが表示されます。 ストレージを設定するには管理者権限が必要です。 クリックすると、その他の設定にアクセスできます。
クリックすると、ライブビューがフル解像度で表示されます。 フル解像度が画面サイズより大きい場合は、小さい画像を使って画像内を移動してください。 クリックすると、ライブビデオストリームが全画面表示されます。 全画面モードを終了するには、Esc キーを押します。 |
設置
Capture mode (キャプチャーモード): キャプチャーモードは、カメラが画像をキャプチャーする方法を定義するプリセット設定です。 キャプチャーモードを変更すると、ビューエリアやプライバシーマスクなど、他の多くの設定に影響を与える場合があります。 Mounting position (取り付け位置): カメラの取り付け方法によって、画像の向きが変わる場合があります。 Power line frequency (電源周波数): 画像のちらつきを最小限に抑えるために、お使いの地域で使用する周波数を選択してください。 アメリカ地域では、通常60 Hzが使用されています。 世界の他の部分では、ほとんどの場合50 Hzで使用されています。 お客様の地域の電源周波数がわからない場合は、地方自治体に確認してください。 |
画像
外観
Scene profile (シーンプロファイル): 監視シナリオに適したシーンプロファイルを選択します。 シーンプロファイルは、カラーレベル、輝度、シャープネス、コントラスト、ローカルコントラストなどの画像設定を、特定の環境や目的に合わせて最適化します。
Saturation (彩度): スライダーを使用して色の強さを調整します。 たとえば、グレースケール画像にすることができます。 ![]() Contrast (コントラスト): スライダーを使用して、明暗の差を調整します。 ![]() Brightness (輝度): スライダーを使用して光の強度を調整します。 これにより、対象物が見やすくなります。 輝度は画像キャプチャーの後で適用され、画像内の情報には影響しません。 暗い場所でより詳細に表示するには、ゲインや露光時間を増やすのが一般的です。 ![]() Sharpness (シャープネス): スライダーを使ってエッジのコントラストを調整することで、画像内の物体をよりシャープに見せることができます。 シャープネスを上げると、ビットレートが上がり、必要なストレージ容量も増加する可能性があります。 ![]() |
ワイドダイナミックレンジ
WDR: 画像の暗い部分と明るい部分の両方が見えるようにする場合にオンにします。 Local contrast (ローカルコントラスト): スライダーで画像のコントラストを調整します。 値が大きいほど、暗い部分と明るい部分のコントラストが高くなります。 Tone mapping (トーンマッピング): スライダーを使用して、画像に適用されるトーンマッピングの量を調整します。 この値を0に設定すると、標準のガンマ補正のみが適用され、この値を大きくすると、画像内の最も暗い部分と最も明るい部分の可視性が高くなります。 |
ホワイトバランス
届いた光の色温度がカメラで検知される場合は、その色がより自然に見えるように画像を調整できます。 これで十分でない場合は、リストから適切な光源を選択できます。 ホワイトバランスの自動設定では、色のゆらぎを抑えるため、ホワイトバランスが緩やかに変更されます。 光源が変わったときや、カメラの電源を初めて投入したときは、新しい光源に適合するまでに最大で30秒かかります。 シーン内に色温度が異なる複数の種類の光源がある場合は、最も支配的な光源が自動ホワイトバランスアルゴリズムの基準になります。 この動作を変更するには、基準として使用する光源に合った固定ホワイトバランスの設定を選択してください。 照度環境:
|
露出
露出モード: 露出モードを選択すると、さまざまなタイプの光源によって生じるちらつきなど、画像内で急速に変化する不規則な影響を緩和できます。 自動露出モード、または電源ネットワークと同じ周波数を使用することをお勧めします。
Exposure zone (露出エリア): 露出エリアを使用すると、入口のドアの前のエリアなど、シーンの選択した部分の露出を最適化できます。 注 露出エリアは元の画像 (回転していない状態) に関連付けられているため、エリアの名前が元の画像に適用されます。 つまり、たとえばビデオストリームが90°回転した場合、ストリーム内のゾーンの [Upper (上)] は [Right (右)] になり、[Left (左)」は「Lower (下)」になります。
最大シャッター: 最良の画質が得られるように、シャッター速度を選択します。 シャッター速度が遅いと (露出が長いと)、動きがあるときに動きによる画像のブレが生じることがあり、シャッター速度が速すぎると画質に影響を与えることがあります。 最大ゲインで最大シャッターが機能すると、画質が向上します。 Max gain (最大ゲイン): 適切な最大ゲインを選択します。 最大ゲインを増やすと、暗い画像で細部を確認できるレベルは向上しますが、ノイズレベルも増加します。 ノイズが多くなると、帯域幅とストレージの使用も多くなる可能性があります。 最大ゲインを高い値に設定した場合、昼と夜で照明環境がかなり異なっていると、画像が大きく変化する可能性があります。 最大シャッターで最大ゲインが機能すると、画質が向上します。 Motion-adaptive exposure (動き適応露出): これを選択して低光量下で動きによる画像のブレを減らします。 Blur-noise trade-off (ブレとノイズのトレードオフ): スライダーを使用して動きによる画像のブレとノイズの間で優先度を調整します。 動く物体の細部が不鮮明になっても、帯域幅の使用とノイズが少ないことを優先する場合は、このスライダーを [低ノイズ] の方に移動します。 帯域幅の使用とノイズが多くなっても、動く物体の細部を鮮明に保つことを優先する場合は、スライダーを [動きによる画像のブレが少ない] の方に移動します。 注 露出の変更は、露出時間を調整して行うこともゲインを調整しても行うこともできます。 露出時間を長くすると動きによる画像のブレが増し、ゲインを大きくするとノイズが増えます。 [Blur-noise trade-off (ブレとノイズのトレードオフ)] を [Low noise (低ノイズ)] 側に調整した場合、自動露出にするとゲインを上げることよりも露出時間を長くすることが優先され、トレードオフを [Low motion blur (動きによる画像のブレが少ない)] 側に調整するとその逆になります。 低光量の条件下では、設定された優先度にかかわらず、最終的にはゲインと露出時間の両方が最大値に達します。 Lock aperture (開口のロック): オンにすると、[Aperture (開口)] スライダーで設定された開口サイズが維持されます。 オフにすると、開口サイズをカメラで自動的に調整できます。 たとえば、点灯した状態が継続しているシーンで開口をロックすることができます。 Aperture (開口): スライダーを使用して開口サイズ (レンズからどれだけ光を取り込むか) を調整します。 暗い場所でより多くの光をセンサーに取り込み、より明るい画像を得るには、スライダーを [Open (開く)] 方向に移動します。 開口を開くと被写界深度は減少し、カメラの近くまたは遠くにある物体はフォーカスが合っていないように見える可能性があります。 画像のフォーカスを拡大するには、スライダーを [Closed (閉じる)] 方向に移動します。 露出レベル: スライダーを使用して画像の露出を調整します。 Defog (デフォッグ): オンにすると、霧の影響を検知して自動的に霧を除去するため、より鮮明な画像が得られます。 注 コントラストが低い、光のレベルの変動が大きい、オートフォーカスがわずかにオフの場合は、[Defog (デフォッグ)] をオンにすることをお勧めします。 その場合は、映像のコントラストが増大するなど、画質に影響することがあります。 また、光量が多すぎる場合にも、デフォッグがオンになると画質に悪影響が出るおそれがあります。 |
ストリーム
一般
Resolution (解像度): 監視シーンに適した画像の解像度を選択します。 解像度が高いと、必要な帯域幅とストレージ容量が増大します。 Frame rate (フレームレート): ネットワーク上の帯域幅の問題を避けるため、またはストレージサイズを削減するために、フレームレートを固定値に制限できます。 フレームレートをゼロのままにすると、フレームレートは現在の状況で可能な最大値となります。 フレームレートを高くすると、より多くの帯域幅とストレージ容量が必要になります。 Compression (圧縮): スライダーを使用して画像の圧縮率を調整します。 圧縮率が高いほどビットレートが低くなり、画質が低下します。 圧縮率が低いと画質が向上しますが、録画時により多くの帯域幅とストレージを必要とします。 Signed video (署名付きビデオ): オンにすると、署名付きビデオ機能がビデオに追加されます。 署名付きビデオは、ビデオに暗号化署名を追加することでビデオをいたずらから保護します。 |
H.26xエンコード方式
Zipstream: ビデオ監視に最適化されたビットレート低減テクノロジーで、H.264またはH.265ストリームの平均ビットレートをリアルタイムで低減します。 Axis Zipstreamは、動く物体を含むシーンなど、画像内に関心領域が複数あるシーンに対して高ビットレートを適用します。 シーンがより静的であれば、Zipstreamは低いビットレートを適用し、ストレージの使用量を削減します。 詳細については、「Axis Zipstreamによるビットレートの低減」を参照してください。
ストレージ用に最適化する: 品質を維持しながらビットレートを最小化することで、ストリームの保存設定を最適化します。 この最適化は、Webクライアントに表示されるストリームには適用されません。 [Optimize for storage (ストレージ用に最適化)] をオンにすると、[Dynamic GOP (ダイナミックgroup of pictures)] もオンになります。 Dynamic FPS (ダイナミックFPS) (フレーム/秒): オンにすると、シーン内のアクティビティのレベルに応じて帯域幅が変化します。 動きが多い場合、より多くの帯域幅が必要です。 Lower limit (下限): シーンの動きに応じて、最小フレーム/秒とストリームのデフォルトフレーム/秒の間でフレームレートを調整するための値を入力します。 フレーム/秒が1以下になるような動きの少ないシーンでは、下限を設定することをお勧めします。 Dynamic GOP (ダイナミック group of pictures): オンにすると、シーン内のアクティビティのレベルに応じて、I-フレームの間隔が動的に調整されます。 Upper limit (上限): 最大GOP長 (2つのIフレーム間のPフレームの最大数) を入力します。 Iフレームは、他のフレームとは無関係の自己完結型の画像フレームです。 P-frames (Pフレーム): Pフレームは、前のフレームからの画像の変化のみを示す予測画像です。 適切なPフレーム数を入力します。 値が大きいほど、必要な帯域幅は小さくなります。 ただし、ネットワークが輻輳している場合には、ビデオ画質が著しく劣化する可能性があります。 Bitrate control (ビットレート制御):
|
Orientation (向き)
Mirror (ミラーリング): オンにすると画像が反転します。 |
Audio (音声)
Include (対象): オンにすると、ビデオストリームで音声が使用されます。 Source (ソース): 使用する音声ソースを選択します。 Stereo (ステレオ): オンにすると、内蔵の音声だけでなく、外部のマイクからの音声も取り込むことができます。 |
オーバーレイ
: クリックするとオーバーレイが追加されます。 ドロップダウンリストからオーバーレイの種類を次の中から選択します。
|
プライバシーマスク
: クリックすると、新しいプライバシーマスクを作成できます。 マスクの最大数は、すべてのマスクを組み合わせたときの複雑さに依存します。 各マスクには最大10個のアンカーポイントを設定できます。 Privacy masks (プライバシーマスク): クリックすると、すべてのプライバシーマスクの色を変更したり、すべてのプライバシーマスクを永久に削除したりすることができます。 Mask x (マスクx): クリックすると、マスクの名前変更、無効化、永久削除を行うことができます。 |
通信
連絡先リスト
: クリックして、連絡先リストをjsonファイルとしてダウンロードします。 : クリックして、連絡先リスト (json) をインポートします。 Add contact (連絡先の追加): クリックして、新しい連絡先を連絡先リストに追加します。 First name (名): 連絡先の名を入力します。 Last name (姓): 連絡先の姓を入力します。 Speed dial (短縮ダイヤル): 連絡先に使用できる短縮ダイヤル番号を入力します。 この番号は、装置から連絡先を呼び出すのに使用されます。 SIP address (SIPアドレス): 連絡先のSIPアドレスを入力します。 : クリックして、テスト呼び出しを行います。 応答があると、呼び出しは自動的に終了します。 SIP account (SIPアカウント): 装置から連絡先への呼び出しに使用するSIPアカウントを選択します。 Availability (対応可能): 連絡先の対応可能スケジュールを選択します。 連絡先が対応できないときに呼び出しが試行された場合、フォールバックがない限り、呼び出しはキャンセルされます。 Fallback (フォールバック): 該当する場合は、リストからフォールバックを選択します。 コンテキストメニューは以下を含みます。 Edit contact (連絡先の編集): 連絡先のプロパティを編集します。 Delete contact (連絡先の削除): 連絡先を削除します。 |
呼び出し
呼び出しボタン
Enable call button (呼び出しボタンを有効にする): オンにすると、呼び出しボタンが使用できるようになります。 Make calls in the video management system (VMS) (ビデオ管理システム (VMS) で呼び出しを行う): オンにすると、誰かが呼び出しボタンを押したときに、VMS呼び出しを行います。 オフにすると、誰かが呼び出しボタンを押したときに、連絡先リストの連絡先にのみ呼び出しを行います。 VMS呼び出しは、装置内のイベントシステムを通じて装置からVMSへの呼び出しをシミュレートしたものです。 SIPがオフになっていても、VMS呼び出しは可能です。 Standby light (スタンバイライト): 呼び出しボタン周辺の内蔵ライトのオプションを選択します。
Recipients (送信先): 誰かが呼び出しボタンを押したときに呼び出す連絡先を1つ以上選択または作成します。 複数の送信先を追加すると、呼び出しは同時にすべての送信先に発信されます。 送信先の最大数は6です。 Fallback (フォールバック): 送信先から応答がない場合に備えて、リストからフォールバックを追加します。 |
リーダー
チップタイプ
[Chip types (チップタイプ)] には、すべてのアクティブなチップタイプのリストと、それらがデフォルトデータまたはカスタムデータのどちらを使用しているかが表示されます。 コンテキストメニューは以下を含みます。
Invert byte order for all chip types using the full card serial number (UID/CDN) (完全なカードシリアル番号 (UID/CDN) を使用して、すべてのチップのタイプでバイト順を逆にする): オンにして、すべてのチップタイプのUID/CDNバイト順を反転させます。 Activate chip type (チップのタイプをアクティブにする): リストからチップのタイプを選択してアクティブにします。 |
PIN
Activate PIN (PINをアクティブにする): ユーザーがリーダーでPINを使用する必要がある場合は、オンにします。 PINの設定は、アクセスコントロールユニットで設定されたものと一致する必要があります。 Length (1-32) (長さ (1~32)): PINの桁数を入力します。 Timeout (seconds, 3-50) (タイムアウト (秒 (3~50)): PINを受信しなかった場合に、装置が待機モードに戻るまでに経過する必要のある秒数を入力します。 |
出力形式
Select data format (データ形式を選択する): カードデータをアクセスコントロールユニットに送信するときの形式を選択します。
\Facility code override mode (設備コード上書きモード): 設備コードを上書きするオプションを選択します。
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リーダープロトコル
Reader protocol type (リーダープロトコルタイプ): リーダー機能に使用するプロトコルを選択します。
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音声
装置の設定
Input (入力): 音声入力のオン/オフを切り替えます。 入力のタイプを表示します。
Input type (入力タイプ): 内蔵マイクロフォンやライン入力など、入力のタイプを選択します。 Power type (電源タイプ): 入力の電源タイプを選択します。 Apply changes (変更を適用する): クリックすると、選択した内容が適用されます。 Separate gain controls (個別のゲインコントロール): オンにすると、入力タイプごとに個別にゲインを調整することができます。 Automatic gain control (自動ゲインコントロール): オンにすると、サウンドの変化に合わせてゲインが動的に調整されます。 Gain (ゲイン): スライダーを使用してゲインを変更します。 マイクのアイコンをクリックすると、ミュート、ミュート解除ができます。 |
出力: 出力のタイプを表示します。
Gain (ゲイン): スライダーを使用してゲインを変更します。 スピーカーのアイコンをクリックすると、ミュート、ミュート解除ができます。 |
ストリーム
Encoding (エンコード方式): 入力ソースストリーミングに使用するエンコード方式を選択します。 エンコード方式は、音声入力がオンになっている場合にのみ選択できます。 音声入力がオフになっている場合は、[Enable audio input (音声入力を有効にする)] をクリックしてオンにします。 |
エコーキャンセル: オンにすると、双方向通信時のエコーが除去されます。 |
音声クリップ
Add clip (クリップを追加): クリックすると、新しい音声クリップが追加されます。 au、.mp3、.opus、.vorbis、.wavファイルを使用できます。 クリックすると音声クリップが再生されます。 クリックすると、音声クリップの再生が停止します。 コンテキストメニューは以下を含みます。
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録画
Ongoing recordings (進行中の録画): カメラで進行中のすべての録画を表示します。 カメラで録画を開始する場合に選択します。 保存先のストレージ装置を選択します。 カメラで録画を停止する場合に選択します。 トリガーされた録画は、手動で停止したときとカメラがシャットダウンされたときの両方で終了します。 連続録画は、手動で停止するまで続行されます。 カメラがシャットダウンされた場合でも、録画はカメラが再起動されるときまで続行されます。 |
クリックすると、録画が再生されます。 クリックすると、録画の再生が停止します。 クリックすると、録画に関する詳細とオプションが表示されます。 Set export range (エクスポート範囲の設定): 録画の一部のみをエクスポートする場合は、開始時点と終了時点を入力します。 クリックすると録画が削除されます。 Export (エクスポート): クリックすると、録画 (の一部) をエクスポートできます。 |
クリックして録画にフィルターを適用します。 From (開始): 特定の時点以降に行われた録画を表示します。 To (終了): 特定の時点までに行われた録画を表示します。 Source (ソース): ソースに基づいて録画を表示します。 Event (イベント): イベントに基づいて録画を表示します。 Storage (ストレージ): ストレージタイプに基づいて録画を表示します。 |
アプリ
Add app (アプリの追加): クリックして新しいアプリをインストールします。 Find more apps (さらにアプリを探す): クリックしてAxisアプリのオーバービューページに移動します。 Allow unsigned apps (署名なしアプリを許可): 署名なしアプリのインストールを許可するには、オンにします。 注 複数のアプリを同時に実行すると、装置のパフォーマンスが影響を受ける可能性があります。 アプリ名の横にあるスイッチを使用して、アプリを起動または停止します。 Open (開く): クリックしてアプリの設定にアクセスします。 利用可能な設定は、アプリケーションよって異なります。 一部のアプリケーションでは設定が設けられていません。 コンテキストメニューに、以下のオプションが1つ以上含まれていることがあります。
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システム
日付と時刻
時刻の形式は、Webブラウザーの言語設定によって異なります。 注 装置の日付と時刻をNTPサーバーと同期することをお勧めします。 Synchronization (同期): 装置の日付と時刻を同期するオプションを選択します。
注 システムは、すべての録画、ログ、およびシステム設定で日付と時刻の設定を使用します。 |
設定の確認
画像内のボタンをクリックして、実際のキー押下をシミュレートします。 これにより、装置に物理的にアクセスしなくても、設定の試行やハードウェアのトラブルシューティングを行うことができます。
ネットワーク
IPv4
Assign IPv4 automatically (IPv4自動割り当て): ネットワークルーターに自動的に装置にIPアドレスを割り当てさせる場合に選択します。 ほとんどのネットワークでは、自動IP (DHCP) をお勧めします。 IP address (IPアドレス): 装置の固有のIPアドレスを入力します。 孤立したネットワークの内部であれば、アドレスの重複がないことを条件に、静的なIPアドレスを自由に割り当てることができます。 アドレスの重複を避けるため、静的なIPアドレスを割り当てる前に、ネットワーク管理者に連絡することを推奨します。 Subnet mask (サブネットマスク): サブネットマスクを入力して、ローカルエリアネットワーク内部のアドレスを定義します。 ローカルエリアネットワークの外部のアドレスは、ルーターを経由します。 Router (ルーター): さまざまなネットワークやネットワークセグメントに接続された装置を接続するために使用するデフォルトルーター (ゲートウェイ) のIPアドレスを入力します。 |
IPv6
Assign IPv6 automatically (IPv6自動割り当て): IPv6をオンにし、ネットワークルーターに自動的に装置にIPアドレスを割り当てさせる場合に選択します。 |
Hostname (ホスト名)
Assign hostname automatically (ホスト名自動割り当て): ネットワークルーターに自動的に装置にホスト名を割り当てさせる場合に選択します。 Hostname (ホスト名): 装置にアクセスする別の方法として使用するホスト名を手動で入力します。 ホスト名は、サーバーレポートとシステムログで使用されます。 使用できる文字は、A~Z、a~z、0~9、-、_です。 |
DNS servers (DNSサーバー)
Assign DNS automatically (DNS自動割り当て): DHCPサーバーに自動的に装置に検索ドメインとDNSサーバーアドレスを割り当てさせる場合に選択します。 ほとんどのネットワークでは、自動DNS (DHCP) をお勧めします。 Search domains (検索ドメイン): 完全修飾でないホスト名を使用する場合は、[Add search domain (検索ドメインの追加)] をクリックし、装置が使用するホスト名を検索するドメインを入力します。 DNS servers (DNSサーバー): [Add DNS server (DNSサーバーを追加)] をクリックして、DNSサーバーのIPアドレスを入力します。 このサーバーは、ホスト名からローカルネットワーク上のIPアドレスへの変換を行います。 |
HTTPおよびHTTPS
次によってアクセスを許可: ユーザーが [HTTP]、[HTTPS]、または [HTTP and HTTPS (HTTPおよびHTTPS)] プロトコルを介して装置に接続することを許可するかどうかを選択します。 HTTPSは、ユーザーからのページ要求とWebサーバーから返されたページの暗号化を提供するプロトコルです。 暗号化された情報の交換は、サーバーの真正性 (サーバーが本物であること) を保証するHTTPS証明書の使用により制御されます。 装置でHTTPSを使用するには、HTTPS証明書をインストールする必要があります。 [System (システム) > Security (セキュリティ)] に移動し、証明書の作成とインストールを行います。 注 暗号化されたWebページをHTTPS経由で表示する場合、特に初めてページを要求するときに、パフォーマンスが低下することがあります。 HTTP port (HTTPポート): 使用するHTTPポートを入力します。 ポート80または1024~65535の範囲の任意のポートを使用できます。 管理者としてログインしている場合は、1〜1023の範囲の任意のポートを入力することもできます。 この範囲のポートを使用すると、警告が表示されます。 HTTPS port (HTTPSポート): 使用するHTTPSポートを入力します。 ポート443または1024~65535の範囲の任意のポートを使用できます。 管理者としてログインしている場合は、1〜1023の範囲の任意のポートを入力することもできます。 この範囲のポートを使用すると、警告が表示されます。 Certificate (証明書): 装置のHTTPSを有効にする証明書を選択します。 |
ネットワーク検出プロトコル
Bonjour®: オンにすると、ネットワーク上で自動検出が可能になります。 Bonjour name (Bonjour名): ネットワークで表示されるフレンドリ名を入力します。 デフォルト名は装置名とMACアドレスです。 UPnP®: オンにすると、ネットワーク上で自動検出が可能になります。 UPnP name (UPnP名): ネットワークで表示されるフレンドリ名を入力します。 デフォルト名は装置名とMACアドレスです。 WS-Discovery: オンにすると、ネットワーク上で自動検出が可能になります。 |
One-Click Cloud Connection (ワンクリッククラウド接続)
One-Click cloud connection (O3C) とO3Cサービスを共に使用すると、インターネットを介して、ライブビデオや録画ビデオにどこからでも簡単かつ安全にアクセスできます。 詳細については、axis.com/end-to-end-solutions/hosted-servicesを参照してください。 Allow O3C (O3Cを許可):
Proxy settings (プロキシ設定): 必要な場合は、プロキシサーバーに接続するためのプロキシ設定を入力します。 Host (ホスト): プロキシサーバーのアドレスを入力します。 Port (ポート): アクセスに使用するポート番号を入力します。 Login (ログイン) とPassword (パスワード): 必要な場合は、プロキシサーバーのユーザー名とパスワードを入力します。 Authentication method (認証方式)
Owner authentication key (OAK) (所有者認証キー、OAK): [Get key (キーを取得)] をクリックして、所有者認証キーを取得します。 これは、装置がファイアウォールやプロキシを介さずにインターネットに接続されている場合にのみ可能です。 |
SNMP
SNMP (Simple Network Management Protocol) を使用すると、離れた場所からネットワーク装置を管理できます。 SNMP: 使用するSNMPのバージョンを選択します。
注 SNMP v1およびv2cトラップをオンにすると、すべてのAXIS Video MIBトラップが有効になります。 詳細については、AXIS OSポータル > SNMPを参照してください。
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Connected clients (接続されたクライアント)
View details (詳細を表示): クリックして、装置に接続されているすべてのクライアントを表示します。 |
セキュリティ
証明書
証明書は、ネットワーク上の装置の認証に使用されます。 この装置は、次の2種類の証明書をサポートしています。
以下の形式がサポートされています:
重要 装置を工場出荷時の設定にリセットすると、すべての証明書が削除されます。 プリインストールされたCA証明書は、再インストールされます。 リスト内の証明書をフィルターします。 証明書の追加: クリックして証明書を追加します。 コンテキストメニューは以下を含みます。
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IEEE 802.1x
IEEE 802.1xはポートを使用したネットワークへの接続を制御するIEEEの標準規格で、有線およびワイヤレスのネットワーク装置を安全に認証します。 IEEE 802.1xは、EAP (Extensible Authentication Protocol) に基づいています。 IEEE 802.1xで保護されているネットワークにアクセスするネットワーク装置は、自己の証明を行う必要があります。 認証は認証サーバーによって行われます。認証サーバーは通常、FreeRADIUSやMicrosoft Internet Authentication ServerといったRADIUSサーバーです。 証明書 CA証明書なしで設定されている場合、サーバー証明書の検証は無効になり、装置は接続先のネットワークに関係なく自己の認証を試みます。 証明書を使用する場合、Axisの実装では、装置と認証サーバーは、EAP-TLS (Extensible Authentication Protocol - Transport Layer Security) を使用してデジタル証明書で自己を認証します。 装置が証明書で保護されたネットワークにアクセスできるようにするには、署名されたクライアント証明書を装置にインストールする必要があります。 Client certificate (クライアント証明書): IEEE 802.1xを使用するクライアント証明書を選択します。 認証サーバーは、この証明書を使用してクライアントの身元を確認します。 CA certificate (CA証明書): 認証サーバーの身元を確認するためのCA証明書を選択します。 証明書が選択されていない場合、装置は、接続されているネットワークに関係なく自己を認証しようとします。 EAP identity (EAP識別情報): クライアント証明書に関連付けられているユーザーIDを入力します。 EAPOL version (EAPOLのバージョン): ネットワークスイッチで使用されるEAPOLのバージョンを選択します。 Use IEEE 802.1x (IEEE 802.1xを使用): IEEE 802.1xプロトコルを使用する場合に選択します。 |
Prevent brute-force attacks (ブルートフォース攻撃を防ぐ)
Blocking (ブロック): オンにすると、ブルートフォース攻撃がブロックされます。 ブルートフォース攻撃では、試行錯誤を繰り返す総当たり攻撃でログイン情報や暗号化キーを推測します。 Blocking period (ブロック期間): ブルートフォース攻撃をブロックする秒を入力します。 Blocking conditions (ブロックの条件): ブロックが開始されるまでに1秒間に許容される認証失敗の回数を入力します。 ページレベルと装置レベルの両方で許容される失敗の数を設定できます。 |
IP address filter (IPアドレスフィルター)
Use filter (フィルターを使用する): 装置へのアクセスを許可するIPアドレスを絞り込む場合に選択します。 Policy (ポリシー): 特定のIPアドレスに対してアクセスを [Allow (許可)] するか [Deny (拒否)] するかを選択します。 Addresses (アドレス): 装置へのアクセスを許可するIP番号と拒否するIP番号を入力します。 CIDR形式を使用できます。 |
カスタム署名されたファームウェア証明書
Axisのテストファームウェアまたは他のカスタムファームウェアを装置にインストールするには、カスタム署名付きファームウェア証明書が必要です。 証明書は、ファームウェアが装置の所有者とAxisの両方によって承認されたと証明します。 ファームウェアは、一意のシリアル番号とチップIDで識別される特定の装置でのみ実行できます。 Axisが署名を行う鍵を保有しているため、カスタム署名付きファームウェア証明書はAxisのみが作成できます。 [Install (インストール)] をクリックして、証明書をインストールします。 ファームウェアをインストールする前に、証明書をインストールする必要があります。 |
ユーザー
Add user (ユーザーを追加): クリックして、新規ユーザーを追加します。 最大100人のユーザーを追加できます。 Username (ユーザー名): 一意のユーザー名を入力します。 New password (新しいパスワード): ユーザーのパスワードを入力します。 パスワードの長は1~64文字である必要があります。 印刷可能なASCII文字 (コード32~126) のみを使用できます。これには、英数字、句読点、および一部の記号が含まれます。 Repeat password (パスワードの再入力): 同じパスワードを再び入力します。 Role (役割):
コンテキストメニューは以下を含みます。 Update user (ユーザーの更新): ユーザーのプロパティを編集します。 ユーザーの削除 (Delete user): ユーザーを削除します。 rootユーザーは削除できません。 |
Anonymous users (匿名ユーザー)
Allow anonymous viewers (匿名閲覧者を許可する): ユーザーアカウントでログインせずに、閲覧者として装置にアクセスできるユーザーを許可するには、オンにします。 Allow anonymous PTZ operators (匿名PTZオペレーターを許可する): オンにすると、匿名ユーザーに画像のパン、チルト、ズームを許可します。 |
イベント
ルール
ルールは、製品がアクションを実行するために満たす必要がある条件を定義します。 このリストには、本製品で現在設定されているすべてのルールが表示されます。 注 最大256のアクションルールを作成できます。 Add a rule (ルールの追加): クリックすると、ルールを作成できます。 Name (名前): ルールの名前を入力します。 Wait between actions (アクション間の待ち時間): ルールを有効化する最短の時間間隔 (hh:mm:ss) を入力します。 たとえば、デイナイトモードの条件によってルールが有効になる場合、このパラメーターを設定することで、日の出や日没時のわずかな光の変化によりルールが反復的に有効になるのを避けられます。 Condition (条件): リストから条件を選択します。 装置がアクションを実行するためには、条件を満たす必要があります。 複数の条件が定義されている場合、すべての条件が満たされたときにアクションがトリガーされます。 特定の条件については、「イベントのルールの使用開始」を参照してください。 Use this condition as a trigger (この条件をトリガーとして使用する): この最初の条件を開始トリガーとしてのみ機能させる場合に選択します。 つまり、いったんルールが有効になると、最初の条件の状態に関わらず、他のすべての条件が満たされている限り有効のままになります。 このオプションを選択しない場合、ルールは単純にすべての条件が満たされたときに有効化されます。 Invert this condition (この条件を逆にする): 選択した条件とは逆の条件にする場合に選択します。 Add a condition (条件の編集): 新たに条件を追加する場合にクリックします。 Action (アクション): リストからアクションを選択し、必要な情報を入力します。 特定のアクションについては、「イベントのルールの使用開始」を参照してください。 |
Recipients (送信先)
イベントについて受信者に通知したり、ファイルを送信したりするように装置を設定できます。 このリストには、製品で現在設定されているすべての送信先とそれらの設定に関する情報が示されます。 注 最大20名の送信先を作成できます。 Add a recipient (送信先の追加): クリックすると、送信先を追加できます。 Name (名前): 送信先の名前を入力します。 Type (タイプ): リストから選択します:
Test (テスト): クリックすると、セットアップをテストすることができます。 コンテキストメニューは以下を含みます。 View recipient (送信先の表示): クリックすると、すべての送信先の詳細が表示されます。 Copy recipient (送信先のコピー): クリックすると、送信先をコピーできます。 コピーする際、新しい送信先に変更を加えることができます。 Delete recipient (送信先の削除): クリックすると、受信者が完全に削除されます。 |
スケジュール
スケジュールとパルスは、ルールで条件として使用することができます。 このリストには、製品で現在設定されているすべてのスケジュールとパルス、およびそれらの設定に関する情報が示されます。 Add schedule (スケジュールの追加): クリックすると、スケジュールやパルスを作成できます。 |
手動トリガー
手動トリガーを使用して、ルールを手動でトリガーします。 手動トリガーは、本製品の設置、設定中にアクションを検証する目的等で使用できます。 |
MQTT
MQTT (Message Queuing Telemetry Transport) はモノのインターネット (IoT) で使われる標準の通信プロトコルです。 これはIoTの統合を簡素化するために設計されており、小さなコードフットプリントと最小限のネットワーク帯域幅でリモート装置を接続するために、さまざまな業界で使用されています。 Axis装置のファームウェアに搭載されているMQTTクライアントは、装置で生成されたデータやイベントを、ビデオ管理システム (VMS) ではないシステムに統合することを容易にします。 装置をMQTTクライアントとして設定します。 MQTT通信は、クライアントとブローカーという2つのエンティティに基づいています。 クライアントは、メッセージの送受信を行うことができます。 ブローカーは、クライアント間でメッセージをルーティングする役割を担います。 MQTTの詳細については、AXIS OSポータルを参照してください。 |
ALPN
ALPNは、クライアントとサーバー間の接続のハンドシェイクフェーズ中にアプリケーションプロトコルを選択できるようにするTLS/SSL拡張機能です。 ALPNは、HTTPなどの他のプロトコルで使用される同じポート経由でMQTTトラフィックを有効にするために使用されます。 場合によっては、MQTT通信のための専用ポートが開かれていない可能性があります。 このような場合の解決策は、ALPNを使用して、ファイアウォールによって許可される標準ポートで、アプリケーションプロトコルとしてMQTTを使用するようネゴシエーションすることです。 |
MQTT client (MQTTクライアント)
Connect (接続): MQTTクライアントのオン/オフを切り替えます。 Status (ステータス): MQTTクライアントの現在のステータスを表示します。 Broker (ブローカー) Host (ホスト): MQTTサーバーのホスト名またはIPアドレスを入力します。 Protocol (プロトコル): 使用するプロトコルを選択します。 Port (ポート): ポート番号を入力します。
ALPN protocol (ALPNプロトコル): ご使用のMQTTブローカープロバイダーが提供するALPNプロトコル名を入力します。 これは、MQTTオーバーSSLとMQTTオーバーWebSocket Secureを使用する場合にのみ適用されます。 Username (ユーザー名): クライアントがサーバーにアクセスするために使用するユーザー名を入力します。 Password (パスワード): ユーザー名のパスワードを入力します。 Client ID (クライアントID): クライアントIDを入力します。 クライアントがサーバーに接続すると、クライアント識別子がサーバーに送信されます。 Clean session (クリーンセッション): 接続時と切断時の動作を制御します。 選択した場合、接続時と切断時にステータス情報が破棄されます。 Keep alive interval (キープアライブの間隔): キープアライブの間隔を使用すると、クライアントは長時間のTCP/IPタイムアウトを待たなくても、サーバーが使用できなくなったことを検知できます。 Timeout (タイムアウト): 接続を終了する時間の間隔(秒)です。 デフォルト値: 60 装置トピックの接頭辞: MQTTクライアントタブの接続メッセージやLWTメッセージ、MQTT公開タブの公開条件におけるトピックのデフォルト値で使用されます。 Reconnect automatically (自動再接続): 切断された場合に、クライアントを自動的に再接続するかどうかを指定します。 Connect message (接続メッセージ) 接続が確立されたときにメッセージを送信するかどうかを指定します。 Send message (メッセージの送信): オンにすると、メッセージを送信します。 Use default (デフォルトを使用): オフに設定すると、独自のデフォルトメッセージを入力できます。 Topic (トピック): デフォルトのメッセージのトピックを入力します。 Payload (ペイロード): デフォルトのメッセージの内容を入力します。 Retain (保持する): クライアントの状態をこのTopic (トピック)に保存する場合に選択します。 QoS: パケットフローのQoS layerを変更します。 最終意思およびテスタメントメッセージ 最終意思テスタメント(LWT) を使用すると、クライアントはブローカーへの接続時、認証情報と共にテスタメントを提供します。 後ほどいずれかの時点でクライアントが予期せず切断された場合(電源の停止など)、ブローカーから他のクライアントにメッセージを送信できます。 このLWTメッセージは通常のメッセージと同じ形式で、同一のメカニズムを経由してルーティングされます。 Send message (メッセージの送信): オンにすると、メッセージを送信します。 Use default (デフォルトを使用): オフに設定すると、独自のデフォルトメッセージを入力できます。 Topic (トピック): デフォルトのメッセージのトピックを入力します。 Payload (ペイロード): デフォルトのメッセージの内容を入力します。 Retain (保持する): クライアントの状態をこのTopic (トピック)に保存する場合に選択します。 QoS: パケットフローのQoS layerを変更します。 |
MQTT publication (MQTT公開)
Use default topic prefix (デフォルトのトピックプレフィックスを使用): 選択すると、[MQTT client (MQTTクライアント)] タブの装置のトピックプレフィックスで定義されたデフォルトのトピックプレフィックスが使用されます。 Include topic name (トピック名を含める): 選択すると、条件を説明するトピックがMQTTトピックに含まれます。 Include topic namespaces (トピックの名前空間を含める): 選択すると、ONVIFトピックの名前空間がMQTTトピックに含まれます。 シリアル番号を含める: 選択すると、装置のシリアル番号が、MQTTペイロードに含まれます。 条件の追加: クリックして条件を追加します。 Retain (保持する): 保持して送信するMQTTメッセージを定義します。
QoS: MQTT公開に適切なレベルを選択します。 |
MQTT サブスクリプション
サブスクリプションの追加: クリックして、新しいMQTTサブスクリプションを追加します。 サブスクリプションフィルター: 購読するMQTTトピックを入力します。 装置のトピックプレフィックスを使用: サブスクリプションフィルターを、MQTTトピックのプレフィックスとして追加します。 サブスクリプションの種類:
QoS: MQTTサブスクリプションに適切なレベルを選択します。 |
MQTT overlays (MQTTオーバーレイ)
注 MQTTオーバーレイ修飾子を追加する前に、MQTTブローカーに接続します。 (オーバーレイ修飾子の追加): クリックして新しいオーバーレイ修飾子を追加します。 Topic filter (トピックフィルター): オーバーレイに表示するデータを含むMQTTトピックを追加します。 Data field (データフィールド): オーバーレイに表示するメッセージペイロードのキーを指定します。メッセージはJSON形式であるとします。
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SIP
SIP settings (SIP設定)
セッション開始プロトコル (SIP) は、ユーザー間でのインタラクティブな通信セッションに使用します。 セッションには、音声およびビデオを含めることができます。 Enable SIP (SIP の有効化): このオプションをオンにすると、SIPコールの発着信が可能になります。 Allow incoming calls (着信呼び出しを許可): このオプションにチェックマークを入れて、その他のSIP装置からの着信呼び出しを許可します。
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SIP アカウント
現在のSIPアカウントはすべて、[SIP accounts (SIPアカウント)] に一覧表示されます。 登録済みのアカウントの場合、色付きの円でステータスが示されます。
[Peer to peer (default) (ピアツーピア (デフォルト))] アカウントは、自動的に作成されたアカウントです。 他に少なくとも1つアカウントを作成し、デフォルトとしてそのアカウントを設定した場合、ピアツーピアアカウントを削除することができます。 デフォルトのアカウントは、どのSIPアカウントから呼び出すか指定せずにVAPIX®アプリケーションプログラミングインターフェース (API) 呼び出しを行うと必ず使用されます。
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SIP テストコール
SIP account (SIP アカウント): テスト呼び出しを行うアカウントを選択します。 SIP address (SIP address): 呼び出しのテストを行い、アカウントが動作していることを確認するには、SIPアドレスを入力し、 をクリックします。 |
ストレージ
Network storage (ネットワークストレージ)
Add network storage (ネットワークストレージの追加): クリックして、録画を保存できるネットワーク共有を追加します。
ネットワークストレージを削除する: クリックして、ネットワーク共有への接続を削除します。 これにより、ネットワーク共有のすべての設定が削除されます。 Write protect (書き込み禁止): オンにすると、ネットワーク共有への書き込みが停止され、録画が削除されないように保護されます。 書き込み保護されたネットワーク共有はフォーマットできません。 使用しない: オンにすると、ネットワーク共有への録画の保存が停止します。 Retention time (保存期間): 録画の保存期間を選択し、古い録画の量を制限したり、データストレージに関する規制に準拠したりします。 ネットワークストレージがいっぱいになると、設定した時間が経過する前に古い録画が削除されます。 Tools (ツール)
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オンボードストレージ
重要 データ損失や録画データ破損の危険があります。 装置の稼働中はSDカードを取り外さないでください。 SDカードを取り外す前に、SDカードをマウント解除します。 Unmount (マウント解除): SDカードを安全に取り外す場合にクリックします。 Write protect (書き込み禁止): オンに設定にすると、SDカードへの書き込みが防止され、録画が削除されなくなります。 書き込み保護されたSDカードはフォーマットできません。 Autoformat (自動フォーマット): オンにすると、新しく挿入されたSDカードが自動的にフォーマットされます。 ファイルシステムをext4にフォーマットします。 使用しない: オンにすると、録画のSDカードへの保存が停止します。 SDカードを無視すると、装置はカードがあっても認識しなくなります。 この設定は管理者のみが使用できます。 Retention time (保存期間): 録画の保存期間を選択し、古い録画の量を制限したり、データストレージに関する規制に準拠したりします。 SDカードがいっぱいになると、設定した時間が経過する前に古い録画が削除されます。 Tools (ツール)
Wear trigger (消耗トリガー): アクションをトリガーするSDカードの消耗レベルの値を設定します。 消耗レベルは0~200%です。 一度も使用されていない新しいSDカードの消耗レベルは0%です。 消耗レベルが100%になると、SDカードの寿命が近い状態にあります。 消耗レベルが200%に達すると、SDカードが故障するリスクが高くなります。 消耗トリガーを80~90%の間に設定することをお勧めします。 これにより、SDカードが消耗し切る前に、録画をダウンロードしたり、SDカードを交換したりする時間ができます。 消耗トリガーを使用すると、イベントを設定し、消耗レベルが設定値に達したときに通知を受け取ることができます。 |
ストリームプロファイル
をクリックして、ビデオストリーム設定のグループを作成および保存します。 連続録画やルールを使って録画する場合など、状況に応じて設定を使い分けることができます。 |
ONVIF
ONVIFユーザー
ONVIF (Open Network Video Interface Forum) は、エンドユーザー、インテグレーター、コンサルタント、メーカーがネットワークビデオ技術が提供する可能性を容易に利用できるようにするグローバルなインターフェース標準です。 ONVIFによって、さまざまなベンダー製品間の相互運用、柔軟性の向上、コストの低減、陳腐化しないシステムの構築が可能になります。 ONVIFユーザーを作成すると、ONVIF通信が自動的に有効になります。 装置とのすべてのONVIF通信には、ユーザー名とパスワードを使用します。 詳細については、axis.comでAxis開発者コミュニティを参照してください。 Add user (ユーザーを追加): クリックすると、新規のONVIFユーザーを追加できます。 Username (ユーザー名): 一意のユーザー名を入力します。 New password (新しいパスワード): ユーザーのパスワードを入力します。 パスワードの長は1~64文字である必要があります。 印刷可能なASCII文字 (コード32~126) のみを使用できます。これには、英数字、句読点、および一部の記号が含まれます。 Repeat password (パスワードの再入力): 同じパスワードを再び入力します。 Role (役割):
コンテキストメニューは以下を含みます。 Update user (ユーザーの更新): ユーザーのプロパティを編集します。 ユーザーの削除 (Delete user): ユーザーを削除します。 rootユーザーは削除できません。 |
ONVIFメディアプロファイル
ONVIFメディアプロファイルは、メディアストリーム設定の変更に使用する一連の設定から構成されています。 メディアプロファイルの追加: クリックすると、新しいONVIFメディアプロファイルを追加できます。 profile_x: 編集するプロファイルをクリックします。 |
分析メタデータ
Metadata producers (メタデータプロデューサー)
[Metadata producers (メタデータプロデューサー)] には、アプリが使用するチャンネルと、アプリが装置からストリーミングしているメタデータが一覧表示されます。 Producer (プロデューサー): メタデータを生成しているアプリ。 Channel (チャンネル): アプリが使用するチャンネル。 メタデータストリームを有効にするには、チェックを入れます。 互換性やリソース管理の理由からストリームを無効にするには、チェックを外します。 |
検知
Camera tampering (カメラに対するいたずら)
カメラに対するいたずら検知器は、レンズが覆われたり、スプレーをかけられたり、ひどいピンボケになったりしてシーンが変わり、[Trigger delay (トリガー遅延)] に設定された時間が経過したときにアラームが発生します。 いたずら検知器は、カメラが10秒以上動かなかった場合にのみ作動します。 この間に、映像からいたずらを比較検知するためのシーンモデルが検知器によって設定されます。 シーンモデルを正しく設定するには、カメラのピントを合わせ、適切な照明状態にして、輪廓が乏しい情景 (殺風景な壁など) にカメラが向かないようにする必要があります。 「カメラに対するいたずら」は、アクションを作動させる条件として使用できます。 Trigger delay (トリガー遅延): 「いたずら」条件が有効になってからアラームがトリガーされるまでの最小時間を入力します。 これにより、映像に影響する既知の条件に関する誤ったアラームが発せられるのを防ぐことができます。 Trigger on dark images (暗い画像でトリガー): レンズにスプレーが吹き付けられた場合にアラームを生成するのは困難です。照明の条件の変化などによって同じように映像が暗くなる場合と区別できないからです。 映像が暗くなるすべての場合にアラームが発生させるには、このパラメーターをオンにします。 オフにした場合は、画像が暗くなってもアラームが発生しません。 注 動きのないシーンや混雑していないシーンでのいたずら検知用。 |
Audio detection (音声検知)
以下の設定は、音声入力ごとに指定できます。 Sound level (音声レベル): 音声レベルは0~100の範囲で調整します。0が最も感度が高く、100が最も感度が低くなります。 音声レベルの設定時には、アクティビティインジケーターをガイドとして使用します。 イベントを作成する際に、音声レベルを条件として使用することができます。 音声レベルが設定値より高くなった場合、低くなった場合、または設定値を通過した場合にアクションを起こすように選択できます。 |
衝撃検知
衝撃検知機能: オンにすると、装置が物が当たったり、いたずらされたときにアラームが生成されます。 感度レベル: スライダーを動かして、装置がアラームを生成する感度レベルを調整します。 値を低くすると、衝撃が強力な場合にのみ、装置がアラームを生成します。 値を大きな値に設定すると、軽いいたずらでもアラームが生成されます。 |
ビデオ出力
HDMI
HDMIケーブルを使用して、外部モニターを装置に接続できます。 Single source (単一のソース) 1台のカメラからのストリームが外部モニターに表示されます。
Quad view (4分割表示) 4台のカメラからのストリームを同時に外部モニターで表示します。
Playlist (プレイリスト) 複数のカメラからのシングルストリームが外部モニターに交互に表示されます。
Picture-in-picture (ピクチャーインピクチャー) 2つのストリームが外部モニターに同時に表示されます。 片方のストリームはディスプレイいっぱいに表示され、もう片方は小さな画像で表示されます。Position (位置)、picture size (画像サイズ)、borders (境界線)はカスタマイズ可能です。
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アクセサリー
I/O ports (I/Oポート)
デジタル入力を使用すると、開回路と閉回路の切り替えが可能な外部装置 (PIRセンサー、ドアまたは窓の接触、ガラス破損検知器など) を接続できます。 デジタル出力を使用して、リレーやLEDなどの外部装置を接続します。 接続された装置は、VAPIX®アプリケーションプログラミングインターフェースまたは装置インターフェースから有効化できます。 Port (ポート) Name (名前): テキストを編集して、ポートの名前を変更します。 Direction (方向): は、ポートが入力ポートであることを示します。は、出力ポートであることを示します。 ポートが設定可能な場合は、アイコンをクリックして入力と出力を切り替えることができます。 標準の状態: の場合は開回路をクリックし、の場合は閉回路をクリックします。 現在の状態: ポートの現在のステータスを表示します。 入力または出力は、現在の状態が通常の状態とは異なる場合に有効化されます。 装置の接続が切断されているか、DC 1Vを超える電圧がかかっている場合に、装置の入力は開回路になります。 注 再起動中、出力回路は開かれます。 再起動が完了すると、回路は正常位置に戻ります。 このページの設定を変更した場合、有効なトリガーに関係なく出力回路は正常位置に戻ります。 状態監視: オンにすると、誰かがデジタルI/O装置への接続を改ざんした場合に、そのアクションを検出してトリガーできます。 入力が開いているか閉じているかを検知するだけでなく、誰かが改ざんした場合 (つまり、切断または短絡) も検知することができます。 接続を監視するには、外部I/Oループ内に追加のハードウェア (終端抵抗器) が必要です。 |
ログ
レポートとログ
Reports (レポート)
ログ
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ネットワークトレース
重要 ネットワークトレースファイルには、証明書やパスワードなどの機密情報が含まれている場合があります。 ネットワークトレースファイルはネットワーク上のアクティビティを録画するので、トラブルシューティングに役立ちます。 秒または分でトレースの期間を選択し、[ダウンロード] をクリックします。 |
リモートシステムログ
syslogはメッセージログ作成の標準です。 これによって、メッセージを生成するソフトウェア、メッセージを保存するシステム、およびそれらを報告して分析するソフトウェアを分離することができます。 各メッセージには、メッセージを生成したソフトウェアの種類を示す設備コードがラベル付けされ、重大度レベルが割り当てられます。 Server(サーバー): クリックして新規サーバーを追加します。 Host (ホスト): サーバーのホスト名またはIPアドレスを入力します。 Format (形式): 使用するsyslogメッセージの形式を選択します。
Protocol (プロトコル): 使用するプロトコルとポートを選択します。
重大度: トリガー時に送信するメッセージを選択します。 CA証明書設定: 現在の設定を参照するか、証明書を追加します。 |
プレイン設定
[Plain Config] (プレイン設定) は、Axis装置の設定経験のある上級ユーザー向けのページです。 ほとんどのパラメーターは、このページから設定、編集することができます。 |
保守
Restart (再起動): 装置を再起動します。 再起動しても、現在の設定には影響がありません。 実行中のアプリケーションは自動的に再起動されます。 Restore (リストア): ほとんどの設定が工場出荷時の値に戻ります。 その後、装置とアプリを再設定し、プリインストールしなかったアプリを再インストールし、イベントやPTZプリセットを再作成する必要があります。 重要 復元後に保存される設定は以下の場合のみです。
Factory default (工場出荷時設定): すべての設定を工場出荷時の値に戻します。 その後、装置にアクセス可能なIPアドレスをリセットする必要があります。 注 検証済みのファームウェアのみを装置にインストールするために、すべてのAxisの装置ファームウェアにデジタル署名が付け加えられます。 これによって、Axis装置の全体的なサイバーセキュリティの最低ラインがさらに上がります。 詳細については、axis.comでホワイトペーパー「署名済みファームウェア、セキュアブート、およびプライベートキーのセキュリティ」を参照してください。 Firmware upgrade (ファームウェアのアップグレード): 新しいファームウェアバージョンにアップグレードします。 新しいファームウェアには、機能の改善やバグの修正、まったく新しい機能が含まれています。 常に最新のリリースを使用することをお勧めします。 最新のリリースをダウンロードするには、axis.com/supportに移動します。
Firmware rollback (ファームウェアのロールバック): 以前にインストールされたファームウェアバージョンに戻します。 |
詳細情報
Voice over IP (VoIP)
Voice over IP (VoIP) は、インターネットなどのIPネットワーク上の音声通信とマルチメディアセッションを可能にするテクノロジー群です。 従来の電話呼び出しでは、アナログ信号は公衆交換電話網 (PSTN) 経由のサーキット伝送を通じて送信されます。 VoIP呼び出しでは、アナログ信号がデジタル信号に変換され、ローカルIPネットワークまたはインターネットを経由してデータパケットで信号を送信することができます。
本製品では、セッション開始プロトコル (SIP) およびDTMF (デュアルトーン多重周波数) 信号伝達によってVoIPが有効になっています。
Example
Axisドアステーションで呼び出しボタンを押すと、1つ以上の事前定義された送信先への呼び出しが開始されます。 送信先が応答すると、呼び出しが確立されます。 VoIPテクノロジーで音声と映像が転送されます。
セッション開始プロトコル (SIP)
セッション開始プロトコル (SIP) を使用して、VoIP呼び出しを設定、維持、および終了します。 2つ以上のグループ (SIPユーザーエージェント) の間で呼び出しを行うことができます。 SIP呼び出しは、SIP電話、ソフトフォン、SIP対応Axisデバイスなどを使用して行うことができます。
実際の音声またはビデオは、RTP (Real-time Transport Protocol) などのトランスポートプロトコルを使用して、SIPユーザーエージェントの間で交換されます。
ピアツーピア設定を使用するか、PBXを使用したネットワークを通じて、ローカルネットワークで呼び出しを行うことができます。
ピアツーピアSIP (P2PSIP)
最も基本的なタイプのSIP通信は、2つ以上のSIPユーザーエージェントの間で直接行われます。 これは、ピアツーピアSIP (P2PSIP) と呼ばれます。 ローカルネットワーク上で行われる場合、必要なのはユーザーエージェントのSIPアドレスだけです。 この場合、通常のSIPアドレスはsip:<local-ip>
です。
Example
- ユーザーエージェントA - ドアステーション。 SIPアドレス: sip:192.168.1.101
- ユーザーエージェントB - SIPが有効な電話。 SIPアドレス: sip:192.168.1.100
ピアツーピアSIP設定を使用して、同じネットワーク上でSIP対応電話などを呼び出すように、Axisドアステーションを設定することができます。
構内交換機 (PBX)
ローカルIPネットワークの外部でSIP呼び出しを行うときは、構内交換機 (PBX) をセンターハブとして機能させることができます。 PBXの主要コンポーネントはSIPサーバーです。これは、SIPプロキシーまたはレジストラとも呼ばれます。 PBXは従来の電話交換台のように動作します。クライアントの現在の状態を表示し、呼転送、ボイスメール、リダイレクトなどを行うことができます。
PBX SIPサーバーは、ローカルエンティティまたはオフサイトとして設定することができます。 イントラネットまたはサードパーティのプロバイダーによってホストすることができます。 ネットワーク間でSIP呼び出しを行うと、呼び出しは一連のPBXによって到達先のSIPアドレスの場所を照会し、ルーティングされます。
各SIPユーザーエージェントは、PBXに登録することで、正しい内線番号をダイヤルすると該当のエージェントに到達できるようになります。 この場合、通常のSIPアドレスは、sip:<user>@<domain>
またはsip:<user>@<registrar-ip>
です。 SIPアドレスはそのIPアドレスから独立しており、PBXによって、PBXに登録されている限り装置はアクセス可能になります。
Example
- sip:mydoor@company.com
- sip:myspeaker@company.com
- PBX sip.company.com
- sip:office@company.com
Axisドアステーションで呼び出しボタンを押すと、呼び出しが1つ以上のPBXを経由して、ローカルIPネットワークまたはインターネット上のSIPアドレスに転送されます。
イベントのルールを設定する
特定のイベントが発生したときに装置にアクションを実行させるように、ルールを作成することができます。 ルールは条件とアクションで構成されます。 条件を使用して、アクションをトリガーすることができます。 たとえば、装置は動きを検知したときに、録画を開始したり、電子メールを送信したりすることができ、装置が録画をしている間にオーバーレイテキストを表示することができます。
詳細については、ガイド「イベントのルールの使用開始」を参照してください。
アプリケーション
アプリケーションを使用することで、Axis装置をより活用できます。AXIS Camera Application Platform (ACAP) は、サードパーティによるAxis装置向けの分析アプリケーションやその他のアプリケーションの開発を可能にするオープンプラットフォームです。 アプリケーションとしては、装置にプリインストール済み、無料でダウンロード可能、またはライセンス料が必要なものがあります。 利用可能なアプリケーション、ダウンロード、試用版、およびライセンスの詳細については、axis.com/products/acap/application-galleryにアクセスしてください。
Axisアプリケーションのユーザーマニュアルについては、help.axis.comにアクセスしてください。
日常的な使用
キーパッドの使用
目的のアクション | アクション |
建物の中に入れてくれる人に電話します。 | を押します。 |
建物内の人物を呼び出します。 | その人の短縮ダイヤル番号を入力し、を押します。 |
自分のカードとPINを使用してドアを開きます。 | カードをタップして、PINを入力します。 |
PINを使用してドアを開きます。 | PINを入力し#を押します。 |
自分のカードを使用してドアを開きます。 | カードをタップします。 |
トラブルシューティング
工場出荷時の設定にリセットする
工場出荷時の設定へのリセットは慎重に行ってください。 工場出荷時の設定へのリセットを行うと、IPアドレスを含むすべての設定が工場出荷時の値にリセットされます。
本製品を工場出荷時の設定にリセットするには、以下の手順を実行します。
本製品の電源を切ります。
コントロールボタンを押した状態で電源を再接続します。製品の概要を参照してください。
ステータスLEDがオレンジ色に点滅するまで、コントロールボタンを15~30秒間押し続けます。
コントロールボタンを離します。 プロセスが完了すると、ステータスLEDが緑色に変わります。 これで本製品は工場出荷時の設定にリセットされました。 ネットワーク上に利用可能なDHCPサーバーがない場合、デフォルトのIPアドレスは
192.168.0.90
になります。インストールおよび管理ソフトウェアツールを使用して、IPアドレスの割り当て、パスワードの設定、装置へのアクセスを行います。
axis.com/supportのサポートページに、インストールおよび管理ソフトウェアツールが用意されています。
装置のWebインターフェースを使用して、各種パラメーターを工場出荷時の設定に戻すこともできます。 [Maintenance (メンテナンス) > Factory default (工場出荷時の設定)] に移動し、[Default (デフォルト)] をクリックします。
現在のファームウェアバージョンの確認
ファームウェアは、ネットワーク装置の機能を決定するソフトウェアです。 問題のトラブルシューティングを行う際は、まず現在のファームウェアバージョンを確認することをお勧めします。 最新のファームウェアバージョンには、特定の問題の修正が含まれていることがあります。
現在のファームウェアを確認するには、以下の手順に従います。
装置のWebインターフェース > [Status (ステータス)] に移動します。
[Device info (デバイス情報)] でファームウェアバージョンを確認してください。
ファームウェアのアップグレード
- 事前設定済みの設定とカスタム設定は、ファームウェアのアップグレード時に保存されます (その機能が新しいファームウェアで利用できる場合)。ただし、この動作をAxis Communications ABが保証しているわけではありません。
- アップグレードプロセス中は、装置を電源に接続したままにしてください。
アクティブトラックの最新のファームウェアで装置をアップグレードすると、製品に最新機能が追加されます。 ファームウェアを更新する前に、ファームウェアとともに提供されるアップグレード手順とリリースノートを必ずお読みください。 最新ファームウェアおよびリリースノートについては、axis.com/support/firmwareを参照してください。
ファームウェアファイルをコンピューターにダウンロードします。ファームウェアファイルはaxis.com/support/firmwareから無料で入手できます。
装置に管理者としてログインします。
[Maintenance (メンテナンス) > Firmware upgrade (ファームウェアのアップグレード)] に移動し、[Upgrade (アップグレード)] をクリックします。
- アップグレードが完了すると、製品は自動的に再起動します。
技術的な問題、ヒント、解決策
ここで解決策が見つからない場合は、axis.com/supportのトラブルシューティングセクションに記載されている方法を試してみてください。
ファームウェアのアップグレードで問題が発生する | |
ファームウェアのアップグレード失敗 | ファームウェアのアップグレードに失敗した場合、デバイスは以前のファームウェアを再度読み込みます。 最も一般的な理由は、間違ったファームウェアファイルがアップロードされた場合です。 デバイスに対応したファームウェアファイル名であることを確認し、再試行してください。 |
IPアドレスの設定で問題が発生する | |
デバイスが別のサブネット上にある | デバイス用のIPアドレスと、デバイスへのアクセスに使用するコンピューターのIPアドレスが異なるサブネットにある場合は、IPアドレスを設定することはできません。 ネットワーク管理者に連絡して、適切なIPアドレスを取得してください。 |
IPアドレスが別のデバイスで使用されている | Axisデバイスをネットワークから切断します。 pingコマンドを実行します (コマンドウィンドウまたはDOSウィンドウで、
|
同じサブネット上の別のデバイスとIPアドレスが競合している可能性がある | DHCPサーバーによって動的アドレスが設定される前は、Axisデバイスは静的IPアドレスを使用します。 つまり、デフォルトの静的IPアドレスが別のデバイスでも使用されていると、デバイスへのアクセスに問題が発生する可能性があります。 |
ブラウザーからデバイスにアクセスできない | |
ログインできない | HTTPSが有効なときは、正しいプロトコル (HTTPまたはHTTPS) を使用してログインしてください。ブラウザーのアドレスフィールドに、手動で「 rootユーザーのパスワードを忘れた場合は、デバイスを工場出荷時の設定にリセットする必要があります。工場出荷時の設定にリセットするを参照してください。 |
DHCPによってIPアドレスが変更された | DHCPサーバーから取得したIPアドレスは動的なアドレスであり、変更されることがあります。 IPアドレスが変更された場合は、AXIS IP UtilityまたはAXIS Device Managerを使用してデバイスのネットワーク上の場所を特定してください。 デバイスのモデルまたはシリアル番号、あるいはDNS名 (設定されている場合) を使用してデバイスを識別します。 |
デバイスにローカルにアクセスできるが、外部からアクセスできない | |
デバイスに外部からアクセスする場合は、以下のいずれかのWindows®向けアプリケーションを使用することをお勧めします。
手順とダウンロードについては、axis.com/vmsを参照してください。 |
パフォーマンスに関する一般的な検討事項
システムを設定する際には、さまざまな設定や条件がシステムのパフォーマンスにどのように影響するかを検討することが重要です。 ある要因は必要な帯域幅の量 (ビットレート) に影響し、他の要因はフレームレートに影響し、帯域幅とフレームレートの両方に影響する事柄もあります。 CPUの負荷が最大に達した場合も、フレームレートに影響を及ぼします。
最も重要な検討事項には次のようなものがあります。
画像解像度が高い、または圧縮レベルが低いと、画像のファイルサイズが増大し、結果的に帯域幅に影響を及ぼします。
多数のクライアントによるMotion JPEGまたはユニキャストH.264のアクセスは、帯域幅に影響を及ぼします。
様々なクライアントが様々な解像度や圧縮方式が異なるストリームを同時に閲覧すると、フレームレートと帯域幅の両方に影響を及ぼします。
フレームレートを高く維持するために、できる限り同一ストリームを使用してください。 ストリームプロファイルを使用すると、ストリームの種類が同一であることを確認できます。
Motion JPEGおよびH.264のビデオストリームに同時にアクセスすると、フレームレートと帯域幅の両方に影響を及ぼします。
イベント設定を多用すると、製品のCPU負荷に影響が生じ、その結果、フレームレートに影響します。
特に、Motion JPEGのストリーミングでは、HTTPSを使用するとフレームレートが低くなる場合があります。
貧弱なインフラによるネットワークの使用率が高いと帯域幅に影響します。
パフォーマンスの低いクライアントコンピューターで閲覧するとパフォーマンスが低下し、フレームレートに影響します。
複数のAXIS Camera Application Platform (ACAP) アプリケーションを同時に実行すると、フレームレートと全般的なパフォーマンスに影響する場合があります。
仕様
フロントパネルインジケーターとコントロール
本製品を電源に接続すると、インジケーターアイコンとインジケータストリップが、数秒間点灯します。
呼び出しインジケーターアイコン
アイコン | 意味 |
発信が開始されると青色に点灯します。 着信が開始されると青色に点滅します。 | |
通話中は黄色に点灯します。 | |
ドアが開いているときは緑色に点灯します。 |
カードリーダーインジケーターストライプ
このストライプは、リーダーからのフィードバックを示します。
呼び出しボタン
呼び出しボタンの周囲に組み込まれたライトを使用して、訪問者の顔を照らすことができます。
LEDインジケーター
ステータスLED | 説明 |
緑 | 正常動作の場合、緑色に点灯します。 |
SDカードスロット
- SDカード損傷の危険があります。 SDカードの挿入と取り外しの際には、鋭利な工具や金属性の物を使用したり、過剰な力をかけたりしないでください。 カードの挿入や取り外しは指で行ってください。
- データ損失や録画データ破損の危険があります。 SDカードを取り外す前に、装置のWebインターフェースからマウント解除してください。 本製品の稼働中はSDカードを取り外さないでください。
本装置は、microSD/microSDHC/microSDXCカードに対応しています。
推奨するSDカードについては、axis.comを参照してください。
microSD、microSDHC、およびmicroSDXCロゴは、SD-3C LLCの商標です。microSD、microSDHC、microSDXCは、米国および/または他の国々におけるSD-3C, LLCの商標または登録商標です。
ボタン
コントロールボタン
- コントロールボタンは、以下の用途で使用します。
製品を工場出荷時の設定にリセットする。工場出荷時の設定にリセットするを参照してください。
コネクター
HDMIコネクター
ディスプレイやパブリックビューモニターへの接続には、microHDMITMコネクターを使用します。
ネットワークコネクター
Power over Ethernet Plus (PoE+) 対応RJ45イーサネットコネクター
音声コネクター
音声入出力用4ピンターミナルブロック。

機能 | ピン | 備考 |
ライン入力 | 1 | ライン入力 (モノラル) |
GND | 2 | 音声グランド |
ライン出力 | 3 | ライン出力 |
GND | 4 | 音声グランド |
接点コネクタ
ソリッドステートリレー用8ピンターミナルブロックは次の方法で使用できます。
標準的なリレーとして補助回路を開閉します。
ロックを直接制御します。
安全リレーを通してロックを制御します。 ドアの安全な側で安全リレーを使用すると、ショートを防止することができます。
機能 | ピン | 備考 | 仕様 |
NO/NC | 1 | ノーマルオープン/ノーマルクローズ リレー装置の接続用。 2つのリレーピンは電気的に他の回路から絶縁されています。 | 最大電流1 A 最大電圧30 V DC |
COM | 2 | コモン | |
24 V DC | 3 | 補助装置への電源供給用。 注: このピンは、電源出力としてのみ使用できます。 | 出力電圧24 V DC 最大電流50 mA(1) 最大電流350 mA(2) |
DCグランド | 4 | 0 V DC | |
NO/NC | 5 | ノーマルオープン/ノーマルクローズ リレー装置の接続用。 2つのリレーピンは回路の残りの部分から直流的に分離されています。 | 最大電流1 A 最大電圧30 V DC |
COM | 6 | コモン | |
12 V DC | 7 | 補助装置への電源供給用。 注: このピンは、電源出力としてのみ使用できます。 | 出力電圧12 V DC 最大電流100 mA(3) 最大電流700 mA(4) |
DCグランド | 8 | 0 V DC |
- Power over Ethernet IEEE 802.3af/802.3at Type 1 Class 3による給電時。
- Power over Ethernet Plus (PoE+) IEEE 802.3at Type 2 Class 4またはDC電源入力による給電時。
- Power over Ethernet IEEE 802.3af/802.3at Type 1 Class 3による給電時。
- Power over Ethernet Plus (PoE+) IEEE 802.3at Type 2 Class 4またはDC電源入力による給電時。
リーダーコネクタ
外部リーダー接続用4ピンターミナルブロック。
機能 | ピン | 備考 | 仕様 |
DCグランド | 1 | 0 V DC | |
12 V DC | 2 | 補助装置への電源供給用。 注: このピンは、電源出力としてのみ使用できます。 | 出力電圧12 V DC |
D0/A+ | 3 | Wiegand: DATA0出力 RS485: A+ | |
D1/B- | 4 | Wiegand: DATA1出力 RS485: B- |
I/Oコネクター
I/Oコネクターに外部装置を接続し、動体検知、イベントトリガー、アラーム通知などと組み合わせて使用することができます。 I/Oコネクターは、0 V DC基準点と電力 (12 V DC出力) に加えて、以下のインターフェースを提供します。
- デジタル入力 –
- 開回路と閉回路の切り替えが可能な装置 (PIRセンサー、ドア/窓の接触、ガラス破損検知器など) を接続するための入力です。
- デジタル出力 –
- リレーやLEDなどの外部装置を接続します。 接続された装置は、VAPIX®アプリケーションプログラミングインターフェースを通じたイベントまたは本装置のWebインターフェースから有効にすることができます。
機能 | ピン | 備考 | 仕様 |
DCアース | 1 | 0 V DC | |
DC出力 | 2 | 補助装置の電源供給に使用できます。 注: このピンは、電源出力としてのみ使用できます。 | 12 V DC 最大負荷 = 50 mA |
設定可能 (入力または出力) | 3–6 | デジタル入力 - 動作させるにはピン1に接続し、動作させない場合はフロート状態 (未接続) のままにします。 | 0~30 V DC (最大) |
デジタル出力 - アクティブ時はピン1 (DCアース) に内部で接続し、非アクティブ時はフロート状態 (未接続) になります。 リレーなどの誘導負荷とともに使用する場合は、過渡電圧から保護するために、負荷と並列にダイオードを接続します。 | 0~30 V DC (最大)、オープンドレイン、100 mA |
Example
- DCアース
- DC出力 12 V、最大50 mA
- I/O (入力として設定)
- I/O (出力として設定)
- 設定可能I/O
- 設定可能I/O
電源コネクター
DC電源入力用2ピンターミナルブロック。 定格出力が100 W以下または5 A以下の安全特別低電圧 (SELV) に準拠した有限電源 (LPS) を使用してください。

機能 | ピン | 備考 | 仕様 |
DCグランド | 1 | 0 V DC | |
DC入力 | 2 | Power over Ethernetを使用しないときのコントローラーへの電源供給用。 注: このピンは、電源入力としてのみ使用できます。 | 8~28 V DC、最大22 W 出力の最大負荷9 W |
安全情報
危険レベル
回避しない場合、死亡または重傷につながる危険な状態を示します。
回避しない場合、死亡または重傷につながるおそれのある危険な状態を示します。
回避しない場合、軽傷または中程度の怪我につながるおそれのある危険な状態を示します。
回避しない場合、器物の破損につながるおそれのある状態を示します。
その他のメッセージレベル
製品を正しく機能させるために不可欠な重要情報を示します。
製品を最大限に活用するために役立つ有用な情報を示します。