ソリューションの概要

設置
はじめに
ネットワーク上の装置を検索する
Windows®でAxis装置を探してIPアドレスの割り当てを行う方法については、AXIS IP UtilityまたはAXIS Device Managerを使用してください。 いずれのアプリケーションも無料で、axis.com/supportからダウンロードできます。
IPアドレスの検索や割り当てを行う方法の詳細については、IPアドレスの割り当てと装置へのアクセス⽅法を参照してください。
ブラウザーサポート
以下のブラウザーで装置を使用できます。
ChromeTM | Firefox® | EdgeTM | Safari® | |
Windows® | 推奨 | 推奨 | ✓ | |
macOS® | 推奨 | 推奨 | ✓ | ✓ |
Linux® | 推奨 | 推奨 | ✓ | |
その他のオペレーティングシステム | ✓ | ✓ | ✓ | ✓* |
* iOS 15またはiPadOS 15でAXIS OS Webインターフェースを使用するには、[設定] > [Safari] > [詳細] > [Experimental Features] に移動し、[NSURLSession Websocket] を無効にします。
推奨ブラウザーの詳細については、AXIS OSポータルにアクセスしてください。
装置へのアクセス
ブラウザーを開き、Axis装置のIPアドレスまたはホスト名を入力します。
本製品のIPアドレスが不明な場合は、AXIS IP UtilityまたはAXIS Device Managerを使用して、ネットワーク上で装置を見つけます。
ユーザー名とパスワードを入力します。 初めて装置にアクセスする場合は、rootパスワードを設定する必要があります。rootアカウントの新しいパスワードを設定するを参照してください。
ブラウザーでライブビューページが開きます。
ファームウェアが改ざんされてないことを確認する
- 装置に元のAxisファームウェアが搭載されていることを確認するか、またはセキュリティ攻撃が行われた後に装置を完全に制御するには、以下の手順に従います。
工場出荷時の設定にリセットします。工場出荷時の設定にリセットするを参照してください。
リセットを行うと、セキュアブートによって装置の状態が保証されます。
装置を設定し、インストールします。
rootアカウントの新しいパスワードを設定する
デフォルトの管理者ユーザー名はrootです。 rootのパスワードを忘れた場合は、装置を工場出荷時の設定にリセットしてください。工場出荷時の設定にリセットするを参照してください。
パスワードを入力します。 安全なパスワードを設定する手順に従います。安全なパスワードを参照してください。
パスワードを再入力して、スペルを確認します。
[Create login (ログインの作成)] をクリックします。 これでパスワードが設定されました。
安全なパスワード
Axis装置は、最初に設定されたパスワードをネットワーク上で平文で送信します。 最初のログイン後に装置を保護するために、安全で暗号化されたHTTPS接続を設定してからパスワードを変更してください。
装置のパスワードは主にデータおよびサービスを保護します。 Axis装置は、さまざまなタイプのインストールで使用される可能性があることから、パスワードポリシーを強制しません。
データを保護するために、次のことを強く推奨します。
8文字以上のパスワードを使用する (できればパスワード生成プログラムで作成する)。
パスワードを公開しない。
一定の期間ごとにパスワードを変更する (少なくとも年に1回)。
Webページの概要
- ライブビューコントロールバー
- ライブビュー
- 製品名
- ユーザー情報、カラーテーマ、およびヘルプ
- ビデオコントロールバー
- 設定トグル
- 設定タブ
さらに支援が必要ですか?
装置のWebページから内蔵のヘルプにアクセスできます。 このヘルプでは、装置の機能やその設定に関する詳細情報を提供しています。

追加設定
画像を調整する
このセクションでは、装置の設定について説明します。 特定の機能の詳細については、詳細情報を参照してください。
カメラを水平にする
- 参照エリアまたは物体との関係で表示を調整するには、レベルガイドとカメラの機械的な調整を組み合わせて使用します。
[Settings > System> Orientation (設定 > システム > 向き)] に移動し、 をクリックします。
参照エリアまたは物体の位置がレベルガイドと揃うまで、カメラを機械的に調整します。
フォーカスを調整する
- 本製品には以下の3つのフォーカスモードがあります。
Auto (オート): 画像全体に基づいて自動的にフォーカスが調整されます。
Area (エリア): 画像の選択したエリアに基づいて、自動的にフォーカスが調整されます。
Manual (手動): 固定距離でフォーカスを手動で設定します。
- オートフォーカスをオフにし、フォーカスを手動で調整するには、次のように操作します。
ライブビューウィンドウで、[Zoom (ズーム)] スライダーが表示されている場合は、[Zoom (ズーム)] をクリックし、[Focus (フォーカス)] を選択します。
[M] をクリックし、スライダーを使用してフォーカスを設定します。
露出モードを選択する
カメラには、絞り、シャッタースピード、ゲインを調整して特定の監視シーンの画質を向上させるさまざまな露出モードオプションがあります。 [Settings > Image > Exposure (設定 > 画像 > 露出)] に移動し、以下の露出モードから選択します。
ほとんどの用途では、[Automatic (自動)] 露出を選択します。
蛍光灯など、特定の人工照明がある環境では、[Flicker-free (ちらつき防止)] を選択します。
電源周波数と同じ周波数を選択します。
蛍光灯照明がある夜間の屋外や太陽光が射す日中の屋外など、特定の人工照明や明るい光がある環境では、[Flicker-reduced (ちらつき低減)] を選択します。
電源周波数と同じ周波数を選択します。
現在の露出設定を固定するには、[Hold current (現在の状態で固定)] を選択します。
赤外線照明を最適化する
ほとんどの場合、画像の露出は最適な画質が得られるように自動的に調整されます。 カメラが壁面やコーナーの近くに配置されている場合は、画像の色が部分的に飽和状態になることがあります。 その場合は、壁面やコーナーに最も近いLEDが自動的に暗くなり、画像の色が飽和状態になることを防ぎます。
シーン内の外部光源など、設置環境やカメラの周囲の状況によっては、LEDの強度を手動で設定すると、赤外線照明が改善される場合があります。
[Settings > Image > Day and night (設定 > 画像 > デイナイト)] に移動し、[Allow illumination (照明を許可)] をオンにします。
[Live view control (ライブビューコントロール)] オンにします。
[Settings (設定)] を最小化します。
ライブビューコントロールバーで、[Illumination (照明)] ボタンをクリックし、[IR light (赤外線照明)] をオンにして、[Manual (手動)] を選択します。
強度を調整します。
ナイトモードを使用して低光量下で赤外線照明からメリットを得る
日中、カメラは可視光を利用してカラー画像を提供します。 利用できる光量が減少するにつれて、カメラが自動的にナイトモードに切り替わるように設定できます。このモードでは、カメラは可視光と近赤外光の両方を利用して白黒画像を提供します。 カメラはより多くの利用可能な光を利用するため、より明るく精細な画像を提供できます。
[Settings > Image > Day and night (設定 > 画像 > デイナイト)] に移動し、[IR cut filter (IRカットフィルター)] が [Auto (自動)] に設定されていることを確認します。
カメラがナイトモードに切り替わる光量レベルを設定するには、[Threshold (しきい値)] スライダーを [Bright (明るい)] または [Dark (暗い)] の方に動かします。
[Allow IR illumination (赤外線照明を許可)] と [Synchronize IR illumination (赤外線照明の同期)] を有効にすると、ナイトモードのときにカメラの赤外線照明を使用できます。
- 注
明るいときにナイトモードに切り替わるように設定した場合、低光量ノイズが少ないため画像のシャープさが残ります。 暗いときに切り替わるように設定した場合、画像のカラーはより長く維持されますが、低光量ノイズによる画像のブレが多くなります。
低照度環境でノイズを減らす
低光量の条件下でノイズを少なくするために、以下のうち1つ以上の設定ができます。
ノイズと動きによる画像のブレの間のトレードオフを調整します。 [Settings > Image > Exposure (設定 > 画像 > 露出)] に移動し、[Blur-noise trade-off (ブレとノイズのトレードオフ)] スライダーを [Low noise (低ノイズ)] の方に動かします。
[露出モード] を [自動] に設定します。
- 注
最大シャッター値が高いと、動きによる画像のブレが生じる場合があります。
シャッター速度を遅くするには、最大シャッターをできるだけ大きな値に設定します。
画像のシャープネスを下げます。
- 注
最大ゲインを下げると、画像が暗くなる場合があります。
最大ゲインをより低い値に設定します。
開口を開きます。
低光量下で動きによる画像のブレを減らす
- 低光量の条件下で画像のブレを少なくするために、[Settings > Image > Exposure (設定 > 画像 > 露出)] のうち1つ以上の設定を調整することができます。
[Blur-noise trade-off (ブレとノイズのトレードオフ)] スライダーを [Low motion blur (動きによる画像のブレが少ない)] 方向に動かします。
- 注
ゲインを大きくすると、画像のノイズが多くなります。
[Max shutter (最大シャッター)] を短い時間に設定し、[Max gain (最大ゲイン)] をより高い値に設定します。
- それでも動きによる画像のブレに問題がある場合は、
シーン内の光源レベルを上げます。
物体が横向きではなく、カメラの方へ移動するか、カメラから離れるように移動するようにカメラを取り付けます。
最大限に詳細な画像を撮影する
最大限に詳細な画像を撮影すると、ビットレートが増加し、フレームレートが低下する場合があります。
[Settings > Stream (設定 > ストリーム)] に移動し、圧縮率を可能な限り低く設定します。
[Live view settings > Video format (ライブビュー設定 > ビデオ形式)] に移動し、MJPEGストリーミングを選択します。
[Settings > Stream (設定 > ストリーム)] に移動し、Zipstream機能をオフにします。
逆光の強いシーンを処理する
ダイナミックレンジとは、画像内の明るさのレベルの差のことです。 最も暗い部分と最も明るい部分の差がかなり大きい場合があります。 その場合、暗い部分か明るい部分の画像だけが見えることがよくあります。 ワイドダイナミックレンジ (WDR) を使用すると、画像の暗い部分と明るい部分の両方が見えるようになります。


- WDRを使用すると、画像にノイズが発生することがあります。
- WDRは、一部のキャプチャーモードでは使用できない場合があります。
[Settings > Image > Wide dynamic range (設定 > 画像 > ワイドダイナミックレンジ)] に移動します。
[WDR (ワイドダイナミックレンジ)] をオンにします。
それでも問題が発生する場合は、[Exposure (露出)] に移動して [Exposure zone (露出エリア)] を調整し、対象範囲をカバーします。
WDRとその使用方法の詳細については、axis.com/web-articles/wdrを参照してください。
揺れる映像を電子動体ブレ補正 (EIS) によって安定させる
電子動体ブレ補正 (EIS) は、風が当たる場所や車が往来する場所など、露出した場所に本製品が設置されており、本製品が振動する環境で使用することができます。 EISをオンにすると、ブレがなく、よりスムーズで安定した映像が表示されます。
また、EISを使用すると圧縮された画像のファイルサイズが削減され、ビデオストリームのビットレートも低くなります。
EISがオンのときは、画像がわずかに切り取られ、最大解像度が低くなります。
[Settings > Image > Image correction (設定 > 画像 > 画像補正)] に移動します。
[EIS] をオンにします。
スライダーで電子動体ブレ補正を調整します。
たる型歪曲の補正
バレル歪曲 (たる型歪曲) とは、フレームの端に近づくにつれて、直線の曲がりが現れる現象です。 広い視野では、多くの場合、画像内にバレル歪曲 (たる型歪曲) が発生します。 たる型歪曲の補正では、この歪曲が補正されます。
バレル歪曲補正は、画像の解像度と視野に影響します。
[Settings (設定)] > [Image (画像)] > [Image correction (画像補正)] に移動します。
[Barrel distortion correction (BDC) (たる型歪曲の補正 (BDC))] をオンにします。
スライダーでたる型歪曲の補正を調整します。
細長いエリアを監視する
階段、廊下、道路またはトンネルなどの細長いエリアにおける視野をすべてよりよく活用するためには、Corridor Formatを使用します。
デバイスによって、カメラまたはカメラの3軸レンズの向きを90°または270°回転します。
- 注
赤外線LEDを壁やウェザーシールドから遠ざけるようにしてください。
デバイスにビューの自動回転機能がない場合は、Webページにログインし、[Settings (設定)] > [System (システム)] > [Orientation (向き)] に移動します。
をクリックします。
視野を90°または270°回転させます。
詳細については、axis.com/axis-corridor-formatをご覧ください。
ピクセル解像度の確認
画像の定義された部分に、ナンバープレートなどを認識するのに十分なピクセルが含まれていることを確認するには、ピクセルカウンターを使用します。
[Settings > System > Orientation (設定 > システム > 向き)] に移動します。
をクリックします。
カメラのライブビューで、ナンバープレートが表示されると予想される位置など、対象範囲の四角形のサイズおよび位置を調整します。
四角形の各辺 (XとY) のピクセル数が表示され、値がニーズを満たすのに十分かどうかを決定することができます。
交通監視用の画像を最適化する
交通監視に最適な画像を得るには、AXIS Traffic Wizardをトラフィックオーバービューシーンプロファイルと組み合わせて使用します。
[Apps (アプリ)] > [AXIS Traffic Wizard] に移動します。
アプリケーションが実行されていない場合は、起動します。
アプリケーションを設定するには、[Open (開く)] をクリックします。
単位 (メートルまたはヤード) を選択します。
道路の距離、カメラの高さ、車両の距離、最高速度の値を入力します。
画像の暗い部分と明るい部分の両方が見えるようにするには、WDRをオンにします。
光条件に応じて、低光量のゲインのレベルを設定します。
外部赤外線照明を使用できる場合は、[Supplemental IR illumination (補助IR照明)] チェックボックスをオンにします。
[Save (保存)] をクリックします。
[System (システム)] > [Orientation (向き)] の順に移動します。
[Scene profile (シーンプロファイル)] の [Traffic overview (トラフィックオーバービュー)] を選択します。
[Done (完了)] をクリックします。
プライバシーマスクで画像の一部を非表示にする
1つ以上のプライバシーマスクを作成して、画像の一部を隠すことができます。
[Settings > Privacy mask (設定 > プライバシーマスク)] に移動します。
[New (新規)] をクリックします。
必要に応じて、プライバシーマスクのサイズ、色、名前を調整します。
画像オーバーレイを表示する
ビデオストリームのオーバーレイとして画像を追加することができます。
[Settings > Overlay (設定 > オーバーレイ)] に移動します。
[Image list (画像リスト)] をクリックします。
画像をアップロードし、[Done (完了)] をクリックします。
[Create overlay (オーバーレイを作成する)] をクリックします。
[Image (画像)] を選択し、[Create (作成)] をクリックします。
ドロップダウンリストから画像を選択します。
画像オーバーレイを配置する場所を設定するには、[Custom (カスタム)] を選択するか、プリセットの1つを選択します。
[Create (作成)] をクリックします。
装置が動きを検知したときにビデオストリームにテキストオーバーレイを表示する
この例では、装置が動きを検知したときに「動体検知」というテキストを表示する方法を示します。
AXIS Video Motion Detectionが実行されていることの確認:
[Settings > Apps (設定 > アプリ)] > [AXIS Video Motion Detection] に移動します。
アプリケーションが実行されていない場合は、起動します。
ニーズに合わせてアプリケーションを設定していることを確認します。 ヘルプが必要な場合は、AXIS Video Motion Detection 4のユーザーマニュアルを参照してください。
- オーバーレイテキストの追加:
[Settings > Overlay (設定 > オーバーレイ)] に移動します。
[Create overlay (オーバーレイを作成する)] を選択し、[Text (テキスト)] オーバーレイを選択します。
テキストフィールドに「
#D
」と入力します。テキストのサイズと外観を選択します。
テキストオーバーレイを配置する場所を設定するには、[Custom (カスタム)] を選択するか、プリセットの1つを選択します。
- アクションルールの作成:
[Settings > System > Events (設定 > システム > イベント)] > [Action rules (アクションルール)] に移動します。
AXIS Video Motion Detectionをトリガーにするアクションルールを作成します。
アクションのリストから、[Overlay text (オーバーレイテキスト)] を選択します。
「動体検知」と入力します。
期間を設定します。
オーバーレイテキストを更新すると、自動的にすべてのビデオストリームでテキストが動的に更新されます。
ズーム動作を制限する
シーン内にカメラがズームインできないようにしたい部分がある場合は、最大ズームレベルを制限することができます。 たとえば、監視する予定の駐車場に近い場所にあるアパートの居住者のプライバシーを保護する必要がある場合です。 最大ズームレベルを制限するには、[Settings > PTZ > Limits (設定 > PTZ > 制限)] に移動します。
プリセットポジションを含むガードツアーを作成する
ガードツアーを使用して、さまざまなプリセットポジションからのビデオストリームを、設定した時間中、あらかじめ決められた順序またはランダムな順序で表示することができます。
[Settings > PTZ > Guard tours (設定 > PTZ > ガードツアー)] に移動します。
をクリックします。
ガードツアーのプロパティを編集するには、 をクリックします。
ガードツアーの名前を入力して、各ツアー間で一時停止する長さを分単位で指定します。
ガードツアーがランダムな順番でプリセットポジションに移動するように指定するには、[シャッフル] をオンにします。
[完了] をクリックします。
[追加] をクリックして、ガードツアーに追加するプリセットポジションを指定します。
[Done (完了)] をクリックして、ガードツアーの設定を終了します。
ガードツアーのスケジュールを設定するには、[System > Events (システム > イベント)] に移動します。
ビデオを表示する、録画する
このセクションでは、装置の設定について説明します。 ストリーミングとストレージの動作の詳細については、ストリーミングとストレージを参照してください。
帯域幅とストレージ容量を削減する
帯域幅を削減すると、画像の詳細度が失われる可能性があります。
ライブビューに移動し、[H.264] を選択します。
[Settings > Stream (設定 > ストリーム)] に移動します。
以下の操作を1つ以上実行します。
- 注
Zipstream設定はH.264とH.265の両方で使用されます。
ダイナミックGOPをオンにし、GOP長を高い値に設定する。
圧縮度を増やす。
ダイナミックFPSをオンにする。
WebブラウザーではH.265のデコーディングをサポートしていません。 H.265のデコーディングに対応した映像管理システムまたはアプリケーションを使用してください。
ネットワークストレージを設定する
- ネットワーク上に録画を保存するには、以下のようにネットワークストレージを設定する必要があります。
[Settings > System (設定 > システム)] > [Storage (ストレージ)] に移動します。
[Network storage (ネットワークストレージ)] の [Setup (設定)] をクリックします。
ホストサーバーのIPアドレスを入力します。
ホストサーバー上の共有場所の名前を入力します。
共有にログインが必要な場合はスイッチを移動し、ユーザー名とパスワードを入力します。
[Connect (接続)] をクリックします。
ビデオを録画して見る
ビデオを録画するには、最初にネットワークストレージの設定をする (「ネットワークストレージを設定する」参照)、またはSDカードを挿入する必要があります。
- ビデオを録画する
ライブビューに移動します。
録画を開始するには、Record (録画) をクリックします。 録画を停止するには、もう一度クリックしてください。
- ビデオを見る
[Storage > Go to recordings (ストレージ > 録画を表示)] をクリックします。
リストの録画を選択すると、その録画が自動的に再生されます。
イベントのルールを設定する
特定のイベントが発生したときに装置にアクションを実行させるように、ルールを作成することができます。 ルールは条件とアクションで構成されます。 条件を使用して、アクションをトリガーすることができます。 たとえば、装置は動きを検知したときに、録画を開始したり、電子メールを送信したりすることができ、装置が録画をしている間にオーバーレイテキストを表示することができます。
詳細については、ガイド「イベントのルールの使用開始」を参照してください。
アクションをトリガーする
Settings > System > Events (設定 > システム > イベント) に移動して、アクション ルールを設定します。 アクション ルールによって、装置が一定のアクションを実行するタイミングを定義します。 アクション ルールは、スケジュール、繰り返し、または動体検知によるトリガーなどを利用して設定できます。
アクションをトリガーする条件となるトリガーを選択します。 アクションルールに複数のトリガーを指定した場合、すべてのトリガーが満たされたときにアクションがトリガーされます。
条件が満たされたときに装置が実行する Action (アクション) を選択します。
現在使用しているアクションルールを変更する場合は、変更内容を有効化するためにアクションルールを再起動する必要があります。
ルールに使用されたストリームプロファイルの定義を変更する場合は、そのストリームプロファイルを使用するすべてのルールを再起動する必要があります。
カメラが動きを検知したときにビデオを録画する
この例では、カメラが動きを検知する5秒前にSDカードへの録画を開始し、1分後に停止するようにカメラを設定する方法を示します。
- AXIS Video Motion Detectionが実行されていることの確認:
[Settings > Apps (設定 > アプリ)] > [AXIS Video Motion Detection] に移動します。
アプリケーションが実行されていない場合は、起動します。
ニーズに合わせてアプリケーションを設定していることを確認します。 ヘルプが必要な場合は、AXIS Video Motion Detection 4のユーザーマニュアルを参照してください。
- アクションルールの作成:
[Settings > System > Events (設定 > システム > イベント)] に移動し、アクションルールを追加します。
アクションルールの名前を入力します。
トリガーのリストから [Applications (アプリケーション)] を選択し、[AXIS Video Motion Detection (VMD)] を選択します。
アクションのリストから、[Record video (ビデオを録画する)] を選択します。
既存のストリームプロファイルを選択するか、新しいプロファイルを作成します。
プリトリガー時間を有効にして5秒に設定します。
[While the rule is active (ルールがアクティブである間)] を有効にします。
ポストトリガー時間を有効にして60秒に設定します。
ストレージオプションのリストから、[SD card (SDカード)] を選択します。
[Ok] をクリックします。
PIR検知器が動きを検知したときにビデオを録画する
この例では、Axis PIR検知器をカメラに接続し、検知器が動きを検知したときに録画を開始するようにカメラを設定する方法について説明します。
- 必要なハードウェア
3ワイヤーケーブル (アース、電源、I/O)
Axis PIR検知器
ワイヤーを接続する前に、カメラを電源から切り離します。 すべての接続が完了した後に電源に再接続します。
- カメラのI/Oコネクターに配線を接続します
- 注
I/Oコネクターについては、コネクターを参照してください。
アース線をピン1 (GND/-) に接続します。
電源ワイヤーをピン2 (12V DC出力) に接続します。
I/Oワイヤーをピン3 (I/O入力) に接続します。
- PIR検知器のI/Oコネクターに配線を接続します
アース線のもう一方の端をピン1 (GND/-) に接続します。
電源ワイヤーのもう一方の端をピン2 (DC入力/+) に接続します。
I/Oワイヤーのもう一方の端をピン3 (I/O出力) に接続します。
- カメラのWebページでI/Oポートを設定します
[Settings > System (設定 > システム)] > [I/O ports (I/Oポート)] の順に移動します。
[Port 1 (ポート1)] ドロップダウンリストから [Input (入力)] を選択します。
入力モジュールに分かりやすい名前を付けます。
PIR検知器が動きを検知したときに、検知器がカメラに信号を送信するようにするには、ドロップダウンリストから [Closed circuit (閉路)] を選択します。
カメラがPIR検知器から信号を受信したときに、カメラをトリガーして録画を開始するには、カメラのWebページでアクションルールを作成する必要があります。
カメラが音量の大きいノイズを検知したときにビデオを録画する
この例では、カメラが音量の大きいノイズを検知する5秒前にSDカードへの録画を開始し、1分後に停止するようにカメラを設定する方法を示します。
以下の手順では、マイクが音声入力に接続されている必要があります。
- 音声をオンにする:
音声を含めるようにストリームプロファイルを設定します (録画に音声を追加する参照)。
- 音声検知を設定する:
[Settings > System > Detectors > Audio detection (設定 > システム > 検知 > 音声検知)] の順に移動します。
必要に応じて、アラームレベルを調整します。
- ルールを作成する:
[Settings > System > Events (設定 > システム > イベント)] に移動し、ルールを追加します。
ルールの名前を入力します。
トリガーのリストで、[Detectors (検知)] を選択し、[Audio Detection (音声検知)] を選択します。
アクションのリストで、[Record video (ビデオを録画する)] を選択します。
音声がオンになっている場合のストリームプロファイルを選択するか、新しいプロファイルを作成します。
プリトリガー時間を有効にして5秒に設定します。
[While the rule is active (ルールがアクティブである間)] を有効にします。
ポストトリガー時間を有効にして60秒に設定します。
ストレージオプションのリストから、[SD card (SDカード)] を選択します。
[OK] をクリックします。
カメラが衝撃を検知したときにビデオを録画する
衝撃検知機能を利用すると、カメラで振動または衝撃によるいたずらを検知することができます。 衝撃感度 (0~100に設定可能) に応じて、環境または物体に起因する振動でアクションをトリガーすることができます。このシナリオでは、就労時間外にカメラに投石されたときに、そのイベントのビデオクリップを受け取ることができます。
[Settings > System (設定 > システム)] > [Detectors (検知)] に移動します。
衝撃検知をオンに設定し、衝撃感度の値を設定します。
- アクションルールの作成:
[Settings > System > Events (設定 > システム > イベント)] に移動し、アクションルールを追加します。
アクションルールの名前を入力します。
トリガーのリストから [Detectors (検知)] を選択し、[Shock detection (衝撃検知)] を選択します。
スケジュールのリストから、[After Hours (就労時間外)] を選択します。
アクションのリストから、[Send Video Clip (ビデオクリップの送信)] を選択します。
既存のストリームプロファイルを選択するか、新しいプロファイルを作成します。
プリトリガー時間を有効にして5秒に設定します。
[While the rule is active (ルールがアクティブである間)] を有効にします。
ポストトリガー時間を有効にして60秒に設定します。
既存の送信先を選択するか、新しい送信先を作成します。
[OK] をクリックします。
進行中のイベントを視覚的に示します
AXIS I/O Indication LEDをネットワークカメラに接続するオプションがあります。 このLEDは、カメラ内で特定のイベントが発生したときにオンになるように設定できます。 たとえば、映像の録画が進行中であることを人に知らせる場合。
必要なハードウェア
AXIS I/O Indication LED
Axisネットワークビデオカメラ
- 注
AXIS I/O Indication LEDを接続する手順については、本製品に付属のインストールガイドを参照してください。
次の例では、AXIS I/O Indication LEDをオンにして、カメラが録画中であることを示すルールを設定する方法を示します。
[Settings > System > I/O Ports (設定 > システム > I/Oポート)] に移動します。
[Settings > System > Events (設定 > システム > イベント)] の順に移動します。
新しいルールを作成します。
録画を開始するためにカメラがトリガーする必要がある [Condition (条件)] を選択します。 たとえば、タイムスケジュールや動体検知などを行うことができます。
アクションのリストで、[Record video (ビデオを録画する)] を選択します。 ストリームプロファイルを選択するか、新しく作成します。 必要に応じて期間も設定します。
ルールを保存します。
2番目のルールを作成し、最初のルールと同じ [Condition (条件)] を選択します。
アクションのリストで、[Output port (出力ポート)] を選択し、AXIS I/O Indication LEDが接続されている ポートを選択します。 状態を [Active (アクティブ)] に設定し、必要に応じて期間を設定します。
ルールを保存します。
- その他にも、AXIS I/O Indication LEDを使用できるシナリオを以下に示します。
カメラの存在を示すために、カメラの起動時にオンになるようにLEDを構成します。 [System ready (システム準備完了)] を条件として選択します。
人物またはプログラムがカメラからのストリームにアクセスしていることを示すために、ライブストリームがアクティブなときにLEDがオンになるように構成します。 [Live stream accessed (ライブストリームのアクセス)] を条件として選択します。
I/Oポートの設定
カメラのWebページから、スイッチリレーをカメラに接続する必要があります。 まず、I/Oポートを設定します。
入力ポートにPIR検知器を設定
[System (システム)] > [I/O ports (I/Oポート)] の順に移動します。
[Port 1 (ポート1)] ドロップダウンリストから [Input (入力)] を選択します。
入力モジュールに分かりやすい名前を付けます (「PIR detector」など)。
PIR検知器が動きを探知する度にイベントをトリガーするには、ドロップダウンリストから [Open circuit (開路)] を選択します。
出力ポートにスイッチリレーを設定
[System (システム)] > [I/O ports (I/Oポート)] の順に移動します。
[Port 2 (ポート2)] ドロップダウンリストから [Output (出力)] を選択します。
出力モジュールに分かりやすい名前を付けます (「Gate switch」など)。
イベントがトリガーされる度にゲートが開くように設定するには、ドロップダウンリストから [Closed circuit (閉路)] を選択します。
ルールの作成
PIR検知器が近くにいる人を検知する際にカメラがゲートを開くようにするには、カメラのルールを作成する必要があります。
[System > Events > Action rules (システム > イベント > アクションルール)] の順に移動します。
[Add (追加)] をクリックします。
アクションルールの名前 (たとえば「Open gate」) を入力します。
[Trigger (トリガー)] ドロップダウンメニューから [Input signal (入力信号)] を選択します。
[Digital input signal (デジタル入力信号)] を選択します。
ポート1に接続されているこの例では、[PIR detector (PIR検知器)] を選択します。
[Actions (アクション)] の [Type (タイプ)] ドロップダウンメニューから、 [Output port (出力ポート)] を選択します。
[Port (ポート)] ドロップダウンメニュー内の [Gate switch (ゲートスイッチ)] を選択します。
[Ok] をクリックします。
「Direct the camera to the gate」という名前で別のアクションルールを作成します。
以前と同じ入力信号を選択しますが、アクションに関しては、以前作成した [Gate entrance (ゲートの入口)] プリセットポジションを選択します。
[Ok] をクリックします。
侵入アラームの設定
開始する前に
侵入アラームスイッチをカメラのI/Oコネクターのピン1 (アース) とピン3 (デジタルI/O) に接続します。
入力ポートの設定
[Settings > System > I/O ports (設定 > システム > I/Oポート)] の順に移動します。
[Port 1 (ポート1)] の場合:
ドロップダウンメニューの [Input (入力)] を選択します
。
ドロップダウンメニューから [Closed circuit (NC) (閉回路 (NC))] を選択します
。
ルールの作成
[Settings > System > Events (設定 > システム > イベント)] の順に移動し、アクションルールを作成します。
アクションルールの名前を入力します。
[Trigger (トリガー)] のドロップダウンリストから [Input signal (入力信号)] を選択し、[Digital Input Port (デジタル入力ポート)] を選択します。
[Active (有効化)] を [Yes (はい)] に設定します。
[Schedule (スケジュール)] ドロップダウンリストから [Send Notification (通知の送信)] を選択し、送信先を選択するか、新しい送信先を作成します。
新しい送信先を作成するには、 をクリックします。 既存の送信先をコピーするには、 をクリックします。
[OK] をクリックします。
入力信号でいたずらを検知する
この例では、入力信号が切断されたときやショートしたときにアラームをトリガーする方法について説明します。 I/Oコネクターの詳細については、I/Oコネクターを参照してください。
[Settings > System > I/O Ports (設定 > システム > I/Oポート)] の順に移動し、いずれかのポートの [Supervised I/O (状態監視I/O)] をオンにします。
- アクションルールの作成:
[Settings > System > Events (設定 > システム > イベント)] の順に移動し、アクションルールを作成します。
アクションルールの名前を入力します。
トリガーのリストから [Input Signal (入力信号)] を選択し、[Supervised input port (状態監視入力ポート)] を選択します。 [Tampered (いたずら)] を [Yes (はい)] に設定します。
スケジュールのリストから、[Always (常時)] を選択します。
アクションのリストから [Send Notification (通知の送信)] を選択し、送信先を選択するか、新しい送信先を作成します。
[OK] をクリックします。
レンズにスプレーを吹き付けられた場合に自動的にメールを送信する
[Settings > System > Detectors (設定 > システム > 検知)] に移動します。
[Trigger on dark images (暗い画像でトリガー)] をオンにします。 これで、レンズにスプレーが吹き付けられたり、覆われたり、ひどく焦点がぼかされた場合にアラームがトリガーされます。
[Trigger after (トリガーする時間)] の期間を設定します。 この値は、メールが送信される前に経過する必要がある時間を示します。
- アクションルールの作成:
[Settings > System > Events > Action rules (設定 > システム > イベント > アクションルール)] の順に移動し、アクションルールを追加します。
アクションルールの名前を入力します。
トリガーのリストから [Detectors (検知)] を選択し、[Tampering (いたずら)] を選択します。
アクションのリストから [Send Notification (通知の送信)] を選択し、リストから送信先を選択するか、[New Recipient (新しい送信先)] クリックして新しい送信先を作成します。
電子メールの名前とアドレスを入力します。
[Ok] をクリックします。
音声
録画に音声を追加する
- 音声をオンにする:
[Settings > Audio (設定 > 音声)] に移動し、[Allow audio (音声を有効にする)] をオンにします。
[Input > Type (入力 > 種類)] に移動し、音声ソースを選択します。
- 録画に使用するストリームプロファイルを編集します。
[Settings > Stream (設定 > ストリーム)] に移動し、[Stream profiles (ストリームプロファイル)] をクリックします。
ストリームプロファイルを選択し、[Audio (音声)] をクリックします。
チェックボックスを選択し、[Include (対象)] を選択します。
[Save (保存)] をクリックします。
[Close (閉じる)] をクリックします。
詳細情報
清掃の推奨事項
装置に油しみがあったり、汚れがひどい場合は、マイルドで無溶媒の中性石鹸または洗剤を使用して清掃することができます。
ガソリン、ベンジン、アセトンなどの強力な洗剤は絶対に使用しないでください。
圧縮空気を使用すると、装置からほこりやごみを取り除くことができます。
マイルドな洗剤とぬるま湯に浸した柔らかい布で装置を清掃します。
乾いた布で慎重に拭きます。
水滴が乾いて跡が残ることがありますので、直射日光があたる、または高温になる場所では清掃しないでください。
長距離接続
- 本製品は、メディアコンバータを経由した光ファイバーケーブルの設置に対応しています。 光ファイバーケーブルを設置すると、次のようなメリットが得られます。
長距離接続
高速
長寿命
大容量のデータ送信
電磁干渉耐性
光ファイバーケーブル設置の詳細については、axis.com/technologies/fiber-opticsを参照してください。
メディアコンバータの設置方法の詳細については、本製品のインストールガイドを参照してください。
画質
リモートフォーカス/ズーム
リモートフォーカス/ズーム機能を使用すると、コンピューターからカメラのフォーカスとズームを調整することができます。 カメラの設置場所に行かなくても、シーンのフォーカス、画角、解像度を最適化できる便利な方法です。
プライバシーマスク
プライバシーマスクは、監視領域の一部を隠すユーザー定義のエリアです。 ビデオストリームで、プライバシーマスクは塗りつぶされたブロックまたはモザイク模様として表示されます。
プライバシーマスクはパン、チルト、ズームの座標に対して設定されるため、カメラの向きに関係なく同じ場所または物体が隠されます。
プライバシーマスクは、すべてのスナップショット、録画されたビデオ、ライブストリームに表示されます。
VAPIX®アプリケーションプログラミングインターフェース (API) を使用して、プライバシーマスクを非表示にすることができます。
複数のプライバシーマスクを使用すると、製品のパフォーマンスに影響する場合があります。
複数のプライバシーマスクを作成できます。 マスクの最大数は、すべてのマスクを組み合わせたときの複雑さに依存します。 各マスクのアンカーポイントが増えると、作成できるマスクの数は少なくなります。 各マスクには3~10個のアンカーポイントを設定できます。
オーバーレイ
オーバーレイは、ビデオストリームに重ねて表示されます。 オーバーレイは、タイムスタンプなどの録画時の補足情報や、製品のインストール時および設定時の補足情報を表示するために使用します。 テキストまたは画像を追加できます。
ガードツアー
ガードツアーを使用して、さまざまなプリセットポジションからのビデオストリームを、設定した時間中、あらかじめ決められた順序またはランダムな順序で表示することができます。 ガードツアーを開始すると、映像を視聴しているクライアント (Webブラウザ) が存在しなくなっても、停止されるまで動作が継続されます。
ストリーミングとストレージ
ビットレート制御
ビットレート制御で、ビデオストリームの帯域幅の使用量を管理することができます。
Variable bitrate (VBR) (可変ビットレート )
可変ビットレートでは、シーン内の動きのレベルに基づいて帯域幅の使用量が変化します。 シーン内の動きが多いほど、多くの帯域幅が必要です。 ビットレートが変動する場合は、一定の画質が保証されますが、ストレージのマージンを確認する必要があります。
Maximum bitrate (MBR) (最大ビットレート))
最大ビットレートでは、目標ビットレートを設定してシステムのビットレートを制限することができます。 瞬間的なビットレートが指定したビットレート以下に保たれていると、画質またはフレームレートが低下することがあります。 画質とフレームレートのどちらを優先するかを選択することができます。 目標ビットレートは、予期されるビットレートよりも高い値に設定することをお勧めします。 これにより、シーン内で活動レベルが高い場合にマージンを確保します。
- 目標ビットレート
Average bitrate (ABR) (平均ビットレート)
平均ビットレートでは、より長い時間スケールにわたってビットレートが自動的に調整されます。 これにより、指定した目標を達成し、使用可能なストレージに基づいて最高画質のビデオを得ることができます。 動きの多いシーンでは、静的なシーンと比べてビットレートが高くなります。 平均ビットレートオプションを使用すると、多くのアクティビティがあるシーンで画質が向上する可能性が高くなります。 指定した目標ビットレートに合わせて画質が調整されると、指定した期間 (保存期間)、ビデオストリームを保存するために必要な総ストレージ容量を定義できます。 次のいずれかの方法で、平均ビットレートの設定を指定します。
必要なストレージの概算を計算するには、目標ビットレートと保存期間を設定します。
使用可能なストレージと必要な保存期間に基づいて平均ビットレートを計算するには、目標ビットレートカリキュレーターを使用します。
- 目標ビットレート
- 実際の平均ビットレート
- 平均ビットレートオプションの中で、最大ビットレートをオンにし、目標ビットレートを指定することもできます。
- 目標ビットレート
- 実際の平均ビットレート
ビデオ圧縮形式
使用する圧縮方式は、表示要件とネットワークのプロパティに基づいて決定します。 以下から選択を行うことができます。
Motion JPEG
Opus音声コーデックを確実にサポートするために、Motion JPEGストリームが常にRTP経由で送信されます。
Motion JPEGまたはMJPEGは、個々のJPEG画像の連続で構成されたデジタルビデオシーケンスです。 これらの画像は、十分なレートで表示、更新されることで、連続的に更新される動きを表示するストリームが作成されます。 人間の目に動画として認識されるためには、1秒間に16以上の画像を表示するフレームレートが必要になります。 フルモーションビデオは、1秒間に30フレーム (NTSC) または25フレーム (PAL) で動画と認識されます。
Motion JPEGストリームは、かなりの帯域幅を消費しますが、画質に優れ、ストリームに含まれるすべての画像にアクセスできます。
H.264またはMPEG-4 Part 10/AVC
H.264はライセンスされた技術です。 このAxis製品には、H.264閲覧用のクライアントライセンスが1つ添付されています。 ライセンスされていないクライアントのコピーをインストールすることは禁止されています。 ライセンスを追加購入するには、Axisの販売代理店までお問い合わせください。
H.264を使用すると、画質を損なうことなく、デジタル映像ファイルのサイズを削減でき、Motion JPEG形式の場合と比較すると80%以上、従来のMPEG形式と比較すると50%以上を削減できます。 そのため、ビデオファイルに必要なネットワーク帯域幅やストレージ容量が少なくなります。 また、別の見方をすれば、より優れた映像品質が同じビットレートで得られることになります。
H.265またはMPEG-H Part 2/HEVC
H.265を使用すると、画質を損なうことなくデジタルビデオファイルのサイズを削減でき、H.264に比べて25%以上縮小することができます。
- H.265はライセンスされた技術です。 このAxis製品には、H.265閲覧用のクライアントライセンスが1つ添付されています。 ライセンスされていないクライアントのコピーをインストールすることは禁止されています。 ライセンスを追加購入するには、Axisの販売代理店までお問い合わせください。
- ほとんどのWebブラウザはH.265のデコードに対応していないため、カメラはWebインターフェースでH.265をサポートしていません。 その代わり、H.265のデコーディングに対応した映像管理システムやアプリケーションを使用できます。
画像、ストリーム、およびストリームプロファイルの設定の互いの関係
[Image (画像)] タブには、製品からのすべてのビデオストリームに影響を与えるカメラ設定が含まれています。 このタブで変更した内容は、すべてのビデオストリームと録画にすぐに反映されます。
[Stream (ストリーム)] タブには、ビデオストリームの設定が含まれています。 解像度やフレームレートなどを指定せずに、製品からのビデオストリームを要求している場合は、これらの設定が使用されます。 [Stream (ストリーム)] タブで設定を変更すると、実行中のストリームには影響しませんが、新しいストリームを開始したときに有効になります。
[Stream profiles (ストリームプロファイル)] の設定は、[Stream (ストリーム)] タブの設定よりも優先されます。 特定のストリームプロファイルを持つストリームを要求すると、ストリームにそのプロファイルの設定が含まれます。 ストリームプロファイルを指定せずにストリームを要求した場合、または製品に存在しないストリームプロファイルを要求した場合、ストリームには [Stream (ストリーム) タブの設定が含まれます。
アプリケーション
アプリケーションを使用することで、Axis装置をより活用できます。AXIS Camera Application Platform (ACAP) は、サードパーティによるAxis装置向けの分析アプリケーションやその他のアプリケーションの開発を可能にするオープンプラットフォームです。 アプリケーションとしては、装置にプリインストール済み、無料でダウンロード可能、またはライセンス料が必要なものがあります。 利用可能なアプリケーション、ダウンロード、試用版、およびライセンスの詳細については、axis.com/products/acap/application-galleryにアクセスしてください。
Axisアプリケーションのユーザーマニュアルについては、help.axis.comにアクセスしてください。
- 同時に複数のアプリケーションを実行できますが、互いに互換性がないアプリケーションもあります。 アプリケーションの特定の組み合わせによっては、並行して実行すると過度の処理能力やメモリーリソースが必要になる場合があります。 アプリケーションを展開する前に、同時に実行できることを確認してください。
トラブルシューティング
工場出荷時の設定にリセットする
本製品は赤外線を放射します。 動作ランプを見ないでください。
工場出荷時の設定へのリセットは慎重に行ってください。 工場出荷時の設定へのリセットを行うと、IPアドレスを含むすべての設定が工場出荷時の値にリセットされます。
本製品を工場出荷時の設定にリセットするには、以下の手順を実行します。
本製品の電源を切ります。
コントロールボタンを押した状態で電源を再接続します。製品の概要を参照してください。
ステータスLEDがオレンジ色に点滅するまで、コントロールボタンを15~30秒間押し続けます。
コントロールボタンを離します。 プロセスが完了すると、ステータスLEDが緑色に変わります。 これで本製品は工場出荷時の設定にリセットされました。 ネットワーク上に利用可能なDHCPサーバーがない場合、デフォルトのIPアドレスは
192.168.0.90
になります。インストールおよび管理ソフトウェアツールを使用して、IPアドレスの割り当て、パスワードの設定、ビデオストリームへのアクセスを行います。
axis.com/supportのサポートページに、インストールおよび管理ソフトウェアツールが用意されています。
Webインターフェースを使用して、各種パラメーターを工場出荷時の設定に戻すこともできます。Settings > System > Maintenance (設定 > システム > メンテナンス) を選択し、Default (デフォルト) をクリックします。
ファームウェアオプション
Axisは、アクティブトラックまたは長期サポート (LTS) トラックのどちらかに従って、製品のファームウェア管理を提供します。 アクティブトラックでは、最新の製品機能すべてに常時アクセスできますが、LTSトラックの場合、バグフィックスやセキュリティ更新に重点を置いた定期的リリースが提供される固定プラットフォームを使用します。
最新の機能にアクセスする場合や、Axisのエンドツーエンドシステム製品を使用する場合は、アクティブトラックのファームウェアを使用することをお勧めします。 最新のアクティブトラックに対して継続的な検証が行われないサードパーティの統合を使用する場合は、LTSトラックをお勧めします。 LTSにより、大きな機能的な変更や既存の統合に影響を与えることなく、サイバーセキュリティを維持することができます。 Axis製品のファームウェア戦略の詳細については、axis.com/support/firmwareを参照してください。
現在のファームウェアを確認する
ファームウェアは、ネットワークデバイスの機能を決定するソフトウェアです。 問題のトラブルシューティングを行う際には、まず、現在のファームウェアバージョンを確認してください。 最新バージョンには、特定の問題の修正が含まれていることがあります。
現在のファームウェアを確認するには:
製品のWebページに移動します。
ヘルプメニュー をクリックします。
[About (バージョン情報)] をクリックします。
ファームウェアのアップグレード
事前設定済みの設定とカスタム設定は、(その機能が新しいファームウェアで利用できる場合)、ファームウェアのアップグレード時に保存されます。ただし、この動作をAxis Communications ABが保証しているわけではありません。
アップグレードプロセス中は、本製品を電源に接続したままにしてください。
Active (アクティブ)トラックから最新のファームウェアをダウンロードして製品をアップグレードすると、製品に最新機能が追加されます。 ファームウェアを更新する前に、ファームウェアとともに提供されるアップグレード手順とリリースノートを必ずお読みください。 最新ファームウェアおよびリリースノートについては、axis.com/support/firmwareを参照してください。
複数のアップグレードを行う場合は、AXIS Device Managerを使用できます。 詳細については、axis.com/products/axis-device-managerをご覧ください。
ファームウェアファイルをコンピューターにダウンロードします。ファームウェアファイルはaxis.com/support/firmwareから無料で入手できます。
製品に管理者としてログインします。
[Settings > System > Maintenance (設定 > システム > メンテナンス)] にアクセスします。 ページの指示に従います。 アップグレードが完了すると、製品は自動的に再起動します。
技術的な問題、ヒント、解決策
ここで解決策が見つからない場合は、axis.com/supportのトラブルシューティングセクションに記載されている方法を試してみてください。
ファームウェアのアップグレードで問題が発生する | |
ファームウェアのアップグレード失敗 | ファームウェアのアップグレードに失敗した場合、デバイスは以前のファームウェアを再度読み込みます。 最も一般的な理由は、間違ったファームウェアファイルがアップロードされた場合です。 デバイスに対応したファームウェアファイル名であることを確認し、再試行してください。 |
ファームウェアのアップグレード後に問題が発生する | ファームウェアのアップグレード後に問題が発生する場合は、[Maintenance (メンテナンス)] ページから、以前にインストールされたバージョンにロールバックします。 |
IPアドレスの設定で問題が発生する | |
デバイスが別のサブネット上にある | デバイス用のIPアドレスと、デバイスへのアクセスに使用するコンピューターのIPアドレスが異なるサブネットにある場合は、IPアドレスを設定することはできません。 ネットワーク管理者に連絡して、適切なIPアドレスを取得してください。 |
IPアドレスが別のデバイスで使用されている | Axisデバイスをネットワークから切断します。 pingコマンドを実行します (コマンドウィンドウまたはDOSウィンドウで、
|
同じサブネット上の別のデバイスとIPアドレスが競合している可能性がある | DHCPサーバーによって動的アドレスが設定される前は、Axisデバイスは静的IPアドレスを使用します。 つまり、デフォルトの静的IPアドレスが別のデバイスでも使用されていると、デバイスへのアクセスに問題が発生する可能性があります。 |
ブラウザーからデバイスにアクセスできない | |
ログインできない | HTTPSが有効なときは、正しいプロトコル (HTTPまたはHTTPS) を使用してログインしてください。ブラウザーのアドレスフィールドに、手動で「 rootユーザーのパスワードを忘れた場合は、デバイスを工場出荷時の設定にリセットする必要があります。工場出荷時の設定にリセットするを参照してください。 |
DHCPによってIPアドレスが変更された | DHCPサーバーから取得したIPアドレスは動的なアドレスであり、変更されることがあります。 IPアドレスが変更された場合は、AXIS IP UtilityまたはAXIS Device Managerを使用してデバイスのネットワーク上の場所を特定してください。 デバイスのモデルまたはシリアル番号、あるいはDNS名 (設定されている場合) を使用してデバイスを識別します。 必要に応じて、静的IPアドレスを手動で割り当てることができます。 手順については、axis.com/supportを参照してください。 |
デバイスにローカルにアクセスできるが、外部からアクセスできない | |
デバイスに外部からアクセスする場合は、以下のいずれかのWindows®向けアプリケーションを使用することをお勧めします。
手順とダウンロードについては、axis.com/vmsを参照してください。 |
ストリーミングの問題 | |
ローカルクライアントしかマルチキャストH.264にアクセスできない | ルーターがマルチキャストをサポートしているかどうか、またはクライアントとデバイスの間のルーター設定を行う必要があるかどうかを確認してください。 TTL (Time To Live) 値を上げる必要がある場合もあります。 |
H.264のマルチキャスト画像がクライアントで表示されない | Axisデバイスで使用されたマルチキャストアドレスが有効かどうか、ネットワーク管理者に確認してください。 ファイアウォールが表示を妨げていないかどうか、ネットワーク管理者に確認してください。 |
H.264画像のレンダリング品質が悪い | グラフィックカードで最新のデバイスドライバーが使用されていることを確認してください。 最新のドライバーは、通常、メーカーのWebサイトからダウンロードできます。 |
彩度がH.264とMotion JPEGで異なる | グラフィックアダプターの設定を変更します。 詳細については、グラフィックカードのマニュアルページに移動してください。 |
フレームレートが予期したレートより低い |
|
ライブビューでH.265エンコード方式を選択できない | WebブラウザーではH.265のデコーディングをサポートしていません。 H.265のデコーディングに対応した映像管理システムまたはアプリケーションを使用してください。 |
パフォーマンスに関する一般的な検討事項
システムを設定する際には、さまざまな設定や条件がシステムのパフォーマンスにどのように影響するかを検討することが重要です。 ある要因は必要な帯域幅の量 (ビットレート) に影響し、他の要因はフレームレートに影響し、帯域幅とフレームレートの両方に影響する事柄もあります。 CPUの負荷が最大に達した場合も、フレームレートに影響を及ぼします。
最も重要な検討事項には次のようなものがあります。
画像解像度が高い、または圧縮レベルが低いと、画像のファイルサイズが増大し、結果的に帯域幅に影響を及ぼします。
GUIで画像を回転させると、本製品のCPU負荷が増加することがあります。
多数のクライアントによるMotion JPEGまたはユニキャストH.264のアクセスは、帯域幅に影響を及ぼします。
多数のクライアントによるMotion JPEGまたはユニキャストH.265のアクセスは、帯域幅に影響を及ぼします。
様々なクライアントが様々な解像度や圧縮方式が異なるストリームを同時に閲覧すると、フレームレートと帯域幅の両方に影響を及ぼします。
フレームレートを高く維持するために、できる限り同一ストリームを使用してください。 ストリームプロファイルを使用すると、ストリームの種類が同一であることを確認できます。
Motion JPEGおよびH.264のビデオストリームに同時にアクセスすると、フレームレートと帯域幅の両方に影響を及ぼします。
Motion JPEGおよびH.265のビデオストリームに同時にアクセスすると、フレームレートと帯域幅の両方に影響を及ぼします。
イベント設定を多用すると、製品のCPU負荷に影響が生じ、その結果、フレームレートに影響します。
特に、Motion JPEGのストリーミングでは、HTTPSを使用するとフレームレートが低くなる場合があります。
貧弱なインフラによるネットワークの使用率が高いと帯域幅に影響します。
パフォーマンスの低いクライアントコンピューターで閲覧するとパフォーマンスが低下し、フレームレートに影響します。
複数のAXIS Camera Application Platform (ACAP) アプリケーションを同時に実行すると、フレームレートと全般的なパフォーマンスに影響する場合があります。
さらに支援が必要ですか?
参考リンク
サポートに問い合わせる
axis.com/supportでサポートに問い合わせます。
仕様
製品の概要

- ネットワークコネクタ
- 型番 (P/N) とシリアル番号 (S/N)。
- 安全ワイヤー
- 電源コネクタ
- I/Oコネクタ
- 音声コネクタ
- コントロールボタン
- microSDカードスロット
- 機能ボタン
- ステータスLEDインジケーター

- IDCネットワークコネクタ
- 脚
- アース端子ネジ
- 取り付けプレート
LEDインジケーター
ステータスLED | 説明 |
消灯 | 接続時と正常動作時 |
緑 | 起動後正常に動作する場合、10秒間、緑色に点灯します。 |
オレンジ | 起動時に点灯します。 ファームウェアのアップグレード時と工場出荷時設定へのリセット時に点滅します。 |
オレンジ/赤 | ネットワーク接続が利用できないか、失われた場合は、オレンジ色/赤色で点滅します。 |
ブザー
レベルアシスタントのブザー信号
カメラの水平位置の調整に使用する機能ボタンの詳細については、ボタンを参照してください。
カメラを水平にするには、機能ボタンを2秒以上押し続けます。
カメラが水平になると、ブザーが連続音になります。
カメラが水平でないと、ブザーが長い間隔で鳴ります。
SDカードスロット
- SDカード損傷の危険があります。 SDカードの挿入と取り外しの際には、鋭利な工具や金属性の物を使用したり、過剰な力をかけたりしないでください。 カードの挿入や取り外しは指で行ってください。
- データ損失や録画データ破損の危険があります。 SDカードを取り外す前に、装置のWebインターフェースからマウント解除してください。 本製品の稼働中はSDカードを取り外さないでください。
本装置は、microSD/microSDHC/microSDXCカードに対応しています。
推奨するSDカードについては、axis.comを参照してください。
microSD、microSDHC、およびmicroSDXCロゴは、SD-3C LLCの商標です。microSD、microSDHC、microSDXCは、米国および/または他の国々におけるSD-3C, LLCの商標または登録商標です。
ボタン
コントロールボタン
- コントロールボタンは、以下の用途で使用します。
製品を工場出荷時の設定にリセットする。工場出荷時の設定にリセットするを参照してください。
機能ボタン
コネクター
ネットワークコネクター
Power over Ethernet Plus (PoE+) 対応RJ45イーサネットコネクター
IDCコネクタ
絶縁変位コネクタ (IDC) を使用して、RJ45コネクタを使用せずにネットワークケーブルを接続します。
IDCコネクタを使用するときは、脚部のパッチケーブルコネクタとカメラ部のネットワークコネクタの間を接続します。

- IDCコネクタ
- パッチケーブルコネクタ
ピン配置
位置 | T586A | T586B |
1 | 青と白 | 青と白 |
2 | 青 | 青 |
3 | オレンジと白 | 緑と白 |
4 | オレンジ | 緑 |
5 | 緑と白 | オレンジと白 |
6 | 緑 | オレンジ |
7 | 茶と白 | 茶と白 |
8 | 茶 | 茶 |
音声コネクター
音声入力 - モノラルマイクロフォンまたはラインインモノラル信号用 (左チャンネルはステレオ信号で使用) 3.5 mm入力。
音声入力
1 チップ | 2 リング | 3 スリーブ |
アンバランス型マイクロフォン (エレクトレット電源あり、なし) またはライン | 選択されている場合、エレクトレット電源 | アース |
I/Oコネクター
I/Oコネクターに外部装置を接続し、動体検知、イベントトリガー、アラーム通知などと組み合わせて使用することができます。 I/Oコネクターは、0 V DC基準点と電力 (12 V DC出力) に加えて、以下のインターフェースを提供します。
- デジタル入力 –
- 開回路と閉回路の切り替えが可能な装置 (PIRセンサー、ドア/窓の接触、ガラス破損検知器など) を接続するための入力です。
- デジタル出力 –
- リレーやLEDなどの外部装置を接続します。 接続された装置は、VAPIX®アプリケーションプログラミングインターフェースを通じたイベントまたは本装置のWebインターフェースから有効にすることができます。
4ピンターミナルブロック
Example
- DCアース
- DC出力 12 V、最大50 mA
- I/O (入力として設定)
- I/O (出力として設定)
電源コネクター
DC電源入力用2ピンターミナルブロック。 定格出力が100 W以下または5 A以下の安全特別低電圧 (SELV) に準拠した有限電源 (LPS) を使用してください。