AXIS Camera Station 5

最新情報

AXIS Camera Stationの各リリースの新機能については、AXIS Camera Stationの新機能を参照してください。

AXIS Camera Stationの機能

AXIS Camera Stationの機能の詳細については、AXIS Camera Station Feature Guideを参照してください。

AXIS Camera Stationチュートリアルビデオ

AXIS Camera Stationの使用方法の詳細な例については、「AXIS Camera Stationチュートリアルビデオ」を参照してください。

AXIS Camera Stationのその他のマニュアル

クイックスタート

このチュートリアルでは、システムを起動して実行中にする手順について説明します。

開始する前に:

管理者向け:

  1. ビデオ管理システムを起動する

  2. 装置の追加

  3. 録画方法の設定

オペレーター向け:

  1. ライブビデオを表示する

  2. 録画を表示する

  3. 録画のエクスポート

  4. AXIS File Playerでの録画の再生と検証

ビデオ管理システムを起動する

AXIS Camera Stationクライアントのアイコンをダブルクリックすると、クライアントが起動します。 クライアントの初回起動時には、同じコンピューターにインストールされたAXIS Camera Stationサーバーに自動的にログインしようとします。

複数のAXIS Camera Stationサーバーに異なる方法で接続できます。AXIS Camera Station Serverへのログインを参照してください。

装置の追加

AXIS Camera Stationを初めて起動すると、[Add devices (デバイスの追加)] ページが開きます。AXIS Camera Stationはネットワークで接続済みの装置を検索し、見つかった装置のリストを表示します。装置の追加を参照してください。

  1. 追加するカメラをリストから選択します。 カメラが見つからない場合は、[Manual search (手動検索)] をクリックします。

  2. [Add (追加)] をクリックします。

  3. [Quick configuration (クイック設定)] または [Site Designer configuration (Site Designer設定)] を選択します。 [Next (次へ)] をクリックします。Site Designerプロジェクトのインポートを参照してください。

  4. デフォルト設定を使用し、録画方法が [None (なし)] に設定されていることを確認します。 [Install (インストール)] をクリックします。

録画方法の設定

  1. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] に移動します。

  2. カメラを選択します。

  3. [Motion detection (動体検知)] または [Continuous (連続)] をオンにします。

  4. [Apply (適用)] をクリックします。

ライブビデオを表示する

  1. [Live view (ライブビュー)] タブを開きます。

  2. ライブビデオを表示するカメラを選択します。

詳細については、ライブビューを参照してください。

録画を表示する

  1. [Recordings (録画)] タブを開きます。

  2. 録画を表示するカメラを選択します。

詳細については、録画を参照してください。

録画のエクスポート

  1. [Recordings (録画)] タブを開きます。

  2. 録画をエクスポートするカメラを選択します。

  3. をクリックすると、選択マーカーが表示されます。

  4. マーカーをドラッグして、エクスポートする録画を含めます。

  5. をクリックして [Export (エクスポート)] タブを開きます。

  6. [Export... (エクスポート...)] をクリックします。

詳細については、録画のエクスポートを参照してください。

AXIS File Playerでの録画の再生と検証

  1. エクスポートした録画を含むフォルダーに移動します。

  2. AXIS File Playerをダブルクリックします。

  3. をクリックすると、録画のノートが表示されます。

  4. デジタル署名を検証するには、次のようにします。

    1. [Tools > Verify digital signature (ツール > デジタル署名の検証)] に移動します。

    2. [Validate with password (パスワードで検証)] を選択し、パスワードを入力します。

    3. [Verify (検証)] をクリックします。 検証結果ページが表示されます。

  5. デジタル署名は署名付きビデオとは異なります。 署名付きビデオを使用すると、ビデオを元のカメラに戻してトレースし、録画がいたずらされていないことを確認できます。 詳細については、署名付きビデオとカメラのユーザーマニュアルを参照してください。

ネットワーク設定

AXIS Camera Stationクライアント、AXIS Camera Stationサーバー、接続されているネットワーク装置が異なるネットワーク上にある場合は、AXIS Camera Stationを使用する前にプロキシまたはファイアウォールを設定します。

クライアントのプロキシ設定

プロキシサーバーによってクライアントとサーバーが分離されている場合は、クライアントのプロキシ設定を編集します。

  1. AXIS Camera Stationクライアントを開きます。

  2. [Change client proxy settings (クライアントのプロキシ設定を変更)] をクリックします。

  3. クライアントのプロキシ設定を変更します。 ユーザーマニュアルでクライアントのプロキシ設定を参照してください。

  4. [OK] をクリックします。

サーバーのプロキシ設定

プロキシサーバーによってネットワーク装置とサーバーが分離されている場合は、サーバーのプロキシ設定を編集します。

  1. AXIS Camera Station Service Controlを開きます。

  2. [Modify settings (設定の変更)] を選択します。

  3. [プロキシの設定] セクションで、デフォルトの [システムアカウントのインターネットオプション] を使用するか、[Use manual proxy settings (手動でプロキシを設定する)] を選択します。一般を参照してください。

  4. [Save (保存)] をクリックします。

NATとファイアウォール

クライアントとサーバーがNATやファイアウォールなどで隔てられている場合は、NATやファイアウォールを設定して、AXIS Camera Station Service Controlで指定されているHTTPポート、TCPポート、ストリーミングポートがファイアウォールやNATを通過できるようにします。NATまたはファイアウォールの設定手順については、ネットワーク管理者に問い合わせてください。

サーバーポートの設定

TCP Camera Stationサーバーでは、ポート55752 (HTTP)、55754 (HTTP)、55756 (モバイル通信)、および55757 (モバイルストリーミング) がサーバーとクライアントの間の通信に使用されます。 必要な場合、これらのポートはAXIS Camera Station Service Controlで変更できます。

詳細については、一般を参照してください。

セキュリティに関する考慮事項

カメラや録画に対する不正アクセスを防止するため、次のことに注意してください。

  • すべてのネットワーク装置 (カメラ、ビデオエンコーダ、補助装置) で強力なパスワードを使用します。

  • AXIS Camera Stationサーバー、カメラ、ビデオエンコーダ、補助装置をオフィスネットワークから分離された安全なネットワークにインストールします。AXIS Camera Stationクライアントは、インターネットアクセスのあるネットワークなど別のネットワーク上のコンピューターにインストールすることができます。

  • すべてのユーザーが強力なパスワードを使用していることを確認してください。 Windows Active Directoryは、高レベルのセキュリティを提供します。

AXIS Camera Stationについて

AXIS Camera Stationは、中小規模の設置環境向けに監視と録画が一体となったシステムです。

AXIS Camera Stationサーバー –
システム内のカメラ、ビデオエンコーダ、補助装置とのすべての通信を処理します。 それぞれのサーバーが通信できるカメラやエンコーダの数は、利用可能な合計帯域幅によって制限されます。
AXIS Camera Stationクライアント –
録画、ライブビデオ、ログ、および設定にアクセスできます。 クライアントは任意のコンピューターにインストールでき、インターネットや社内ネットワーク上のどこからでもリモートで監視や制御を行うことができます。
AXISモバイル監視アプリ –
AXISモバイル監視アプリ: 複数のシステムの録画やライブビデオにアクセスできます。 このアプリはAndroid装置やiOS装置にインストールでき、他の場所からリモートで監視を行うことができます。 HTTPSを使用してAXIS Camera Stationサーバーと通信します。一般のサーバー設定のセクションの説明に従って、モバイル通信およびストリーミングポートの設定を行ってください。 アプリの使用方法の詳細については、AXIS Camera Station Mobile Appユーザーマニュアルを参照してください。

複数のクライアントを同一サーバーに接続することができ、また各クライアントはそれぞれ複数のサーバーに接続することができます。

AXIS Camera Station Serverへのログイン

AXIS Camera Stationクライアントを使用すると、同じコンピューターやネットワーク上にインストールされている1つまたは複数のサーバーに接続することができます。 AXIS Camera Stationサーバーには、異なる方法で接続できます。

最後に使用したサーバー –
前のセッションで使用したサーバーに接続します。
このコンピューター –
クライアントと同じコンピューターにインストールされているサーバーに接続します。
リモートサーバー –
リモートサーバーへのログインを参照してください。
AXIS Secure Remote Access –
AXIS Secure Remote Accessにサインインするを参照してください。

サーバーに初めて接続しようとするときに、クライアントはサーバー証明書IDをチェックします。 正しいサーバーに接続していることを確認するには、証明書IDをAXIS Camera Station Service Controlに表示されたものに照らして手動で確認します。一般を参照してください。

Server list (サーバーリスト)サーバーリストからサーバーに接続するには、[Server list (サーバーリスト)] ドロップダウンメニューからサーバーを選択します。 サーバーリストを作成または編集するには、 をクリックします。サーバーリストを参照してください。
Import server list (サーバーリストのインポート)AXIS Camera Stationからエクスポートされたサーバーリストファイルをインポートするには、右下の [Import server list (サーバーリストをインポート)] をクリックして、.mslファイルを参照します。サーバーリストを参照してください。
Delete saved passwords (保存したパスワードの削除)接続済みのすべてのサーバーで保存されたユーザー名とパスワードを削除するには、[Delete saved passwords (保存したパスワードを削除)] をクリックします。
Change client proxy settings (クライアントのプロキシ設定を変更)サーバーに接続するには、クライアントのプロキシ設定を変更する必要がある場合があります。Change client proxy settings (クライアントプロキシ設定の変更)] をクリックします。クライアントのプロキシ設定を参照してください。

リモートサーバーへのログイン

  1. [Remote server (リモートサーバー)] を選択します。

  2. [Remote server (リモートサーバー)] ドロップダウンリストからサーバーを選択するか、IPアドレスまたはDNSアドレスを入力します。 サーバーが一覧表示されていない場合は、をクリックして使用可能なすべてのリモートサーバーを再読み込みします。 サーバーがデフォルトのポート番号 (55752) とは異なるポートでクライアントを受け入れるよう設定されている場合は、IPアドレスの後にポート番号 (192.168.0.5:46001など) を入力します。

  3. 利用可能な機能は以下のとおりです。

    • 現在のWindowsユーザーとしてログインするには、[Log in as current user (現在のユーザーでログイン)] を選択します。

    • [Log in as current user (現在のユーザーでログイン)] のチェックマークを外し、[Log in (ログイン)] をクリックします。 別のユーザー名とパスワードを使用してログインする場合は、[Other user (その他のユーザー)] を選択して別のユーザー名とパスワードを入力します。

AXIS Secure Remote Accessにサインインする

Axis Secure Remote Accessを使用してサーバーに接続しようとすると、サーバーはクライアントを自動的にアップグレードできません。

  1. [Sign in to AXIS Secure Remote Access (AXIS Secure Remote Accessにサインイン)] リンクをクリックします。

  2. My Axisアカウントの認証情報を入力します。Axis Secure Remote Accessを参照してください。

  3. [Sign in (サインイン)] をクリックします。

  4. [Grant (許可)] をクリックします。

クライアントのプロキシ設定

これらの設定は、AXIS Camera StationサーバーとAXIS Camera Stationクライアントの間にあるプロキシサーバーに適用します。

AXIS Camera Stationサーバーとネットワークカメラの間にあるプロキシサーバーを設定する場合は、AXIS Camera Station Service Controlを使用してください。AXIS Camera Station Service Controlを参照してください。

設定に適したオプションを選択します。

  • Direct connection (直接接続): AXIS Camera StationクライアントとAXIS Camera Stationサーバーの間にプロキシサーバーがない場合は、このオプションを選択してください。

  • Use Internet Options settings (インターネットオプションの設定を使用) (デフォルト): Windows設定を使用するには、このオプションを選択します。

  • Use manual proxy settings (手動でプロキシを設定する): プロキシ設定を手動で設定するには、このオプションを選択します。 [手動設定] セクションで、必要な情報を提供します。

    • Address (アドレス): プロキシサーバーのアドレスまたはホスト名を入力します。

    • Port (ポート): プロキシサーバーが使用するポート番号を入力します。

    • Do not use proxy server for addresses beginning with (次で始まるアドレスにはプロキシを使用しない): プロキシによるアクセスから除外したいサーバーを入力します。 複数のアドレスを指定する場合は、セミコロン (;) で区切ります。 アドレスやホスト名にワイルドカードを使用できます。たとえば、 「192.168.*」、「*.mydomain.com」とします。

    • Always bypass proxy server for local addresses (ローカルアドレスには常にプロキシサーバーを使用しない): このオプションを選択すると、ローカルコンピューター上のサーバーに接続する際にはプロキシサーバーをバイパスします。 ローカルアドレスにはドメイン名の拡張子はありません。たとえば、http://webserver/、http://localhost、http://loopback、http://127.0.0.1となります。

AXIS Camera Stationクライアント

[Configuration (設定)] タブにある [Add devices (装置を追加)] ページは、AXIS Camera Stationを初めて使用するときに表示されます。装置の追加を参照してください。

タブ

Live view (ライブビュー)接続されたカメラからのライブビデオを表示します。ライブビューを参照してください。
Recordings (録画)録画の検索、再生、エクスポートを行います。録画を参照してください。
Smart search 1 (スマート検索1)動き検索を使用して、録画されたビデオから重要なイベントを見つけます。スマート検索1を参照してください。
Data search (データ検索)外部ソースまたはシステムからデータを検索し、各イベントの発生時に何が起こったかを追跡します。データ検索を参照してください。
Configuration (設定)接続された装置の管理とメンテナンス、クライアントおよびサーバーの設定を行います。設定を参照してください。
Hotkeys (ホットキー)アクションのホットキーの一覧です。ホットキーを参照してください。
Logs (ログ)アラームログ、イベントログ、および監査ログです。ログを参照してください。
Access management (アクセス管理)システムのカード所持者、グループ、ドア、ゾーン、アクセスルールを設定および管理します。アクセス管理を参照してください。
Smart search 2 (スマート検索2)高度なフィルターを使用して、特徴に基づいて車両や人物を検索します。スマート検索2を参照してください。
System health monitoring (システムの健全性監視)1台以上のAXIS Camera Stationシステムからの健全性データを監視します。System Health MonitoringBETAを参照してください。
Live view alerts (ライブビューアラート)ライブビューアクションがトリガーされると、カメラの [ライブビューアラート] タブまたはビューに自動的に移動します。ライブビューアクションの作成を参照してください。
Recording alerts (録画アラート)[Alarms (アラーム)] タブまたは [Logs (ログ)] タブでアラームを選択し、Go to recordings (録画を表示) をクリックして [Recording alerts (録画アラート)] タブを開きます。アラームおよびログを参照してください。

メインメニュー

メインメニューを開きます。
Servers (サーバー)新しいAXIS Camera Stationサーバーに接続し、サーバーリストを表示して、すべてのサーバーの接続ステータスを確認します。サーバーの設定を参照してください。
Actions (アクション)録画を手動で開始または停止し、I/Oポートのステータスを変更します。手動による録画およびI/Oポートの監視を参照してください。
Help (ヘルプ)ヘルプ関連のオプションを開きます。 [Help (ヘルプ)] > [About (バージョン情報)] に移動して、使用中のAXIS Camera Stationクライアントのバージョンを確認します。
Log out (ログアウト)サーバーとの接続を切断し、AXIS Camera Stationクライアントからログオフします。
Exit (終了)AXIS Camera Stationクライアントを終了して閉じます。

タイトルバー

またはF1を選択します。ヘルプを開きます。
全画面モードに入ります。
またはESCを選択します。全画面モードを終了します。

ステータスバー

ステータスバーの表示内容はたとえば次のようになります。

  • クライアントとサーバー間に時間の不一致がある場合、警告のアイコンが表示されます。 タイムラインの問題が発生しないように、クライアントの時刻がサーバーの時刻と同期していることを必ず確認してください。

  • サーバーの接続ステータスには、接続するサーバー数が表示されます。接続ステータスを参照してください。

  • ライセンスステータスには、ライセンスされていない装置数が表示されます。ライセンスの設定を参照してください。

  • [Secure Remote Access Usage (セキュアリモートアクセスの使用)] には、今月使用したデータのうち、サービスレベルに含まれる量との比較で、残存または超過したデータ量が表示されます。Axis Secure Remote Accessを参照してください。

  • 管理者としてログインしている場合、新しいバージョンがあると「AXIS Camera Station update available (AXIS Camera Stationの更新が利用できます)」と表示されます。AXIS Camera Stationの更新を参照してください。

アラームとタスク

[Alarms (アラーム)] タブと [Tasks (タスク)] タブには、トリガーされたイベントとシステムアラームが表示されます。アラームおよびタスクを参照してください。

ライブビュー

ライブビューには、ビューとカメラ、接続されているカメラからのライブビデオが表示されます。複数のAXIS Camera Stationサーバーに接続している場合は、接続されているサーバーのすべてのビューとカメラがサーバー名でグループ化されて表示されます。

ビューを使用して、AXIS Camera Stationに追加されているすべてのカメラと装置にアクセスできます。 ビューは、1台以上のカメラ、アイテムのシーケンス、マップ、またはWebページで構成できます。 システムから装置を追加または削除すると、ライブビューの表示は自動的に更新されます。

すべてのユーザーはビューにアクセスできます。 ユーザーのアクセス権の詳細については、ユーザー権限の設定を参照してください。

ライブビューの設定方法については、クライアントの設定を参照してください。

複数のモニター

別の画面でビューを開くには:

  1. [Live view (ライブビュー)] タブを開きます。

  2. 1台以上のカメラ、ビュー、シーケンスを選択します。

  3. それらを別の画面にドラッグアンドドロップします。

Axisビデオデコーダに接続されたモニターでビューを開くには:

  1. [Live view (ライブビュー)] タブを開きます。

  2. 1台以上のカメラ、ビュー、シーケンスを選択します。

  3. カメラ、ビュー、またはシーケンスを右クリックし、使用しているビデオデコーダに応じて [Show on AXIS T8705 (AXIS T8705で表示)] または [Show on AXIS D1110 (AXIS D1110で表示)] を選択します。

  • AXIS T8705はAxisカメラのみをサポートしています。
  • AXIS D1110は、1つの分割ビューで最大8つのストリームをサポートします。

ライブビューでのビューの管理

新しい分割ビュー、シーケンス、カメラビュー、マップ、Webページ、またはフォルダーを追加します。
ビューまたはカメラ名を編集します。カメラの設定の編集方法については、カメラ設定の編集を参照してください。
ビューを削除します。 ビューとすべてのセカンダリビューを編集および削除するための権限が必要です。 AXIS Camera Stationからカメラを削除する方法については、カメラを参照してください。
管理者はビューをロックして、オペレーターや閲覧者がビューを移動または編集できないようにすることが可能です。

ライブビューで画像を管理する

Navigate (移動)カメラビューに移動するには、分割ビューで画像を右クリックし、[Navigate (移動)] を選択します。
Show on (次に表示)別の画面でビューを開くには、画像を右クリックし、[Show on (次に表示)] を選択します。
Take snapshot (スナップショットを撮る)スナップショットを撮るには、画像を右クリックし、[Take snapshot (スナップショットを撮る)] を選択します。[Configuration (設定)] > [Client (クライアント)] > [Settings (設定)] で指定したスナップショットフォルダーにスナップショットが保存されます。
Add snapshot to export (スナップショットをエクスポートに追加する)スナップショットを [Export (エクスポート)] タブのエクスポートリストに追加するには、画像を右クリックし、[Add snapshot to export (スナップショットをエクスポートに追加する)] を選択します。
Stream profile (ストリームプロファイル)ストリームプロファイルを設定するには、画像を右クリックし、[Stream profile (ストリームプロファイル)] を選択します。ストリームプロファイルを参照してください。
ズームズームイン/ズームアウトするにはマウスのホイールを使用します。 または、CTRL + (+) を押すとズームインでき、CTRL + (-) を押すとズームアウトできます。
Use Mechanical PTZ (メカニカルPTZを使用)メカニカルPTZは、PTZカメラと、カメラのwebインターフェースでデジタルPTZが有効に設定されているカメラで利用することができます。 メカニカルPTZを使用するには、画像を右クリックし、[Use Mechanical PTZ (メカニカルPTZを使用)] を選択します。 マウスを使用して、ズーム、パン、チルトを実行します。
Area zoom (エリアズーム)画像内の特定のエリアを拡大するには、拡大するエリアを囲む四角形を描きます。 ズームアウトするには、マウスのホイールを使用します。 画像の中央付近を拡大するには、マウスの右ボタンを使用して四角形を描くようにドラッグします。
パンとチルトカメラを向ける画像をクリックします。 ライブビュー画像で連続的にパンまたはチルトを行うには、画像の中央にカーソルを移動して、ナビゲーションの矢印を表示します。 クリックしてホールドして、ナビゲーションの矢印の方向にパンします。 画像のパン、チルトの速度を速くするには、クリックしてホールドして、ナビゲーションの矢印の長さを伸ばします。
Presets (プリセット)プリセットポジションに移動するには、画像を右クリックし、[Presets (プリセット)] を選択して、プリセットを選択します。 プリセットを作成するには、PTZプリセットを参照してください。
Add preset (プリセットを追加)プリセットを追加するには、画像ビューを目的の位置にドラッグし、右クリックして [Presets > Add preset (プリセット > プリセットを追加)] を選択します。
Set focus (フォーカスの設定)カメラフォーカスを調整するには、画像を右クリックし、[Set focus (フォーカスを設定)] を選択します。 被写体にフォーカスを自動的に合わせるには、[AF] をクリックします。 手動でフォーカスを調節するには、[Near (近くへ)] または [Far (遠くへ)] の側でバーを選択します。 カメラに近い被写体にフォーカスを合わせるには [Near (近くへ)] を使用します。 カメラから遠い被写体にフォーカスを合わせるには [Far (遠くへ)] を使用します。
Focus recall zone (フォーカスリコールゾーン)フォーカスリコールゾーンを追加または削除するには、画像を右クリックし、[Focus recall zone (フォーカスリコールゾーン)] を選択します。
Autotracking on/off (オートトラッキングのオン/オフ)AXIS PTZ Autotrackingが設定されているAxis PTZカメラのオートトラッキングをオンまたはオフにするには、画像を右クリックし、[Autotracking on/off (オートトラッキングのオン/オフ)] を選択します。
デジタルプリセットの追加
PTZコントロール

管理者はユーザーに対してメカニカルPTZをオフにすることができます。ユーザー権限の設定を参照してください。

ライブビューでの録画とインスタント再生

[Recordings (録画)] タブに移動するには、カメラまたは分割ビューを選択し、をクリックします。
ライブビューで進行中の録画を示します。
動きが検知されたかどうかを示します。
現在実行中の録画を再生するには、画像の上にカーソルを置き、 [Instant replay (インスタント再生)] をクリックします。 [Recordings (録画)] タブが開き、直前の5秒間の録画が再生されます。
RECライブビューから手動録画を行うには、画像の上にカーソルを置き、[REC] をクリックします。 ボタンが青色に変わり、録画中であることが示されます。 録画を停止するには、もう一度 [REC] をクリックします。

解像度、圧縮、フレームレートなど、手動録画の設定については、録画の方法を参照してください。 録画と再生の詳細については、録画の再生を参照してください。

管理者はユーザーに対して手動録画機能をオフにすることができます。ユーザー権限の設定を参照してください。

ライブビューの音声

カメラに音声機能があり、ライブビューのプロファイルで音声をオンにしている場合は、音声を使用できます。

[Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [Stream profiles (ストリームプロファイル)] に移動し、カメラの音声を設定します。ストリームプロファイルを参照してください。

Volume (音量)ビュー内で音量を変更するには、画像にカーソルを合わせてから、スピーカーボタンにカーソルを合わせ、スライダーを使用して音量を変更します。 音声をミュートまたはミュート解除するには、をクリックします。
Listen to this view only (このビューのみを聞く)他のビューをミュートし、このビューのみを聞くには、画像にカーソルを合わせ、をクリックします。
Speak through the speaker (スピーカーを通して話す)全二重モードで設定したスピーカーを通して話すには、画像にカーソルを合わせ、をクリックします。
Push-to-talk (プッシュツートーク)設定したスピーカーから単方向および半二重モードで話すには、画像にカーソルを合わせ、をクリックしたままにします。 すべての二重モードで [Push-to-talk (プッシュツートーク)] ボタンが表示されるようにするには、[Configuration (設定)] > [Client (クライアント)] > [Streaming (ストリーミング)] > [Audio (音声)] に移動して、[Use push-to-talk for all duplex modes (すべての二重モードでプッシュツートークを使用する)] をオンにします。ストリーミングを参照してください。

管理者は、ユーザーの音声をオフにすることができます。ユーザー権限の設定を参照してください。

ライブビューの画面上コントロール

画面上コントロールには、ファームウェア7.40以降が必要です。

ライブビューで利用可能なカメラ機能にアクセスするには、 をクリックします。

分割ビュー

分割ビューでは、複数のビューが同じウィンドウに表示されます。 分割ビューでは、カメラビュー、シーケンス、Webページ、マップ、他の分割ビューを使用できます。

複数のAXIS Camera Stationサーバーに接続している場合、他のサーバーから任意のビュー、カメラ、装置を分割ビューに追加できます。

分割ビューを追加するには:

  1. [ライブビュー] タブで、 をクリックします。

  2. [New Split View (新しい分割ビュー)] を選択します。

  3. 分割ビューの名前を入力します。

  4. [Template (テンプレート)] ドロップダウンメニューから、使用するテンプレートを選択します。

  5. 1つ以上のビューまたはカメラを、グリッドにドラッグアンドドロップします。

  6. [Save view (ビューを保存)] をクリックして、分割ビューを現在のサーバーに保存します。

Set hotspot (ホットスポットを設定)ホットスポットフレームを定義するには、そのフレームを右クリックし、[Set hotspot (ホットスポットを設定)] を選択します。 別のフレームをクリックすると、そのフレームがホットスポット内で開きます。 ホットスポットは、1つの大きなフレームと複数の小さなフレームがある非対称分割ビューの場合に便利です。 通常、最大のフレームがホットスポットです。
Stream profile (ストリームプロファイル)カメラのストリームプロファイルを設定するには、グリッドビューでカメラを右クリックし、[Stream profile (ストリームプロファイル)] を選択します。ストリームプロファイルを参照してください。
分割ビューの追加

分割ビューのドアダッシュボード

ドアを設定している場合は、分割ビューでカード所持者を支援したり、ドアの状態や最近のトランザクションを監視したりできます。

  1. ドアを追加します。ドアの追加を参照してください。

  2. ドアダッシュボードを分割ビューに追加します。分割ビューを参照してください。

Dashboard (ダッシュボード)

ドアの詳細、ドアの状態、およびロックの状態を表示するには、[Dashboard (ダッシュボード)] タブを開きます。

ダッシュボードには、以下の情報が表示されます。

  • カード所持者がカードを通したりしたときにアクセスコントロールイベント (写真などのカード所持者の詳細情報と共に)。

  • ドアの開放時間が長すぎるときなどにアラーム (アラームトリガー情報と共に)。

  • 最新のトランザクション。

イベントをブックマークし、[Transactions (トランザクション)] タブで利用できるようにするには、 をクリックします。
Access (アクセス権)手動でアクセス権を付与するには、[Access (アクセス権)] をクリックします。 これにより、誰かが認証情報を提示した場合と同じようにドアのロックが解除されます。つまり、通常は設定した時間が経過するとドアは自動的にロックされます。
Lock (ロック)手動でドアをロックするには、[Lock (ロック)] をクリックします。
Unlock (ロック解除)手動でドアのロックを解除するには、[Unlock (ロック解除)] をクリックします。 手動で再度ロックするまで、ドアはロック解除されたままになります。
Lockdown (閉鎖)ドアへのアクセスを防止するには、[Lockdown (閉鎖)] をクリックします。
Transactions (トランザクション)最近のトランザクションと保存されたトランザクションを表示するには、[Transactions (トランザクション)] タブを開きます。
ドアダッシュボードでの監視と支援

シーケンス

シーケンスはビュー間で切り替わります。

複数のAXIS Camera Stationサーバーに接続している場合、他のサーバーから任意のビュー、カメラ、装置をシーケンスに追加できます。

シーケンスを追加するには:

  1. [ライブビュー] タブで、 をクリックします。

  2. [New sequence (新しいシーケンス)] を選択します。

  3. シーケンスの名前を入力します。

  4. 1つ以上のビューまたはカメラを、シーケンスビューにドラッグアンドドロップします。

  5. シーケンスに表示する順序でビューを配列します。

  6. 必要に応じて、ビューごとに個別の表示時間を設定します。

  7. PTZ機能付きのカメラの場合、[PTZ preset (PTZプリセット)] ドロップダウンリストからPTZプリセットを選択します。PTZプリセットを参照してください。

  8. [Save view (ビューを保存)] をクリックして、シーケンスを現在のサーバーに保存します。

Dwell time (表示時間)表示時間は、ビューを表示してから次のビューに切り替えるまでの秒数です。 これはビューごとに個別に設定できます。
シーケンスの追加

カメラビュー

カメラビューには、1台のカメラからのライブビデオが表示されます。 カメラビューは、分割ビュー、シーケンス、マップで使用できます。

複数のAXIS Camera Stationサーバーに接続している場合、接続されたすべてのサーバーのすべてのカメラがリストに表示されます。

カメラビューを追加するには:

  1. [ライブビュー] または [録画] タブで、 をクリックします。

  2. [New Camera View (新しいカメラビュー)] を選択します。

  3. ドロップダウンメニューからカメラを選択し、[OK] をクリックします。

マップ

マップはインポートした画像で、マップにはカメラビュー、分割ビュー、シーケンス、Webページ、他のマップ、ドアを配置できます。 マップを使用することで、視覚的な概要がわかり、個々の装置を見つけてアクセスすることができます。 大規模な設置の場合は、複数のマップを作成し、概要マップに配置することができます。

マップビューでは、アクションボタンを使用することもできます。アクションボタントリガーの作成を参照してください。

複数のAXIS Camera Stationサーバーに接続している場合、他のサーバーから任意のビュー、カメラ、装置をマップビューに追加できます。

マップを追加するには:

  1. [ライブビュー] タブで、 をクリックします。

  2. [New map (新しいマップ)] を選択します。

  3. マップの名前を入力します。

  4. [Choose image (画像を選択)] をクリックし、マップファイルを見つけます。 ファイルの最大サイズは20 MBで、対応するファイル形式はBMP、JPG、PNG、GIFです。

  5. ビュー、カメラ、その他の装置、ドアをマップにドラッグします。 ドアアイコンは以下のように操作できます。

  6. マップ上のアイコンをクリックすると、設定を編集できます。

  7. [Add label (ラベルを追加)] をクリックして、ラベル名を入力し、ラベルのサイズ、回転、スタイル、および色を設定します。

  8. 複数のアイコンとラベルについて、一部の設定は同時に編集できます。

  9. [Save view (ビューを保存)] をクリックして、マップを現在のサーバーに保存します。

ドアがドアモニターありで構成されているときのドアの物理的状態。
ドアがドアモニターなしで構成されているときのロックの物理的状態。
アイコン使用するアイコンを選択します。 このオプションはカメラやその他の装置でのみ使用できます。
サイズスライダーを調整してアイコンのサイズを変更します。
カラー をクリックしてアイコンの色を変更します。
名前このオプションをオンにすると、アイコン名が表示されます。[Bottom (下端)] または [Top (上端)] を選択して、アイコン名の表示位置を変更できます。
検知範囲このオプションはカメラやその他の装置でのみ使用できます。 このオプションをオンにすると、装置の検知範囲がマップ上に表示されます。 検知範囲の [Range (範囲)]、[Width (幅)]、[Direction (方向)]、色を編集することができます。 動体検知やその他のアクションルールによってトリガーされたカメラの録画中に、検知範囲が点滅するようにする場合は、[Flash (点滅)] をオンにします。 クライアントの設定ページで、すべての装置の検知範囲の点滅をグローバルにオフにすることができます。クライアントの設定を参照してください。
削除をクリックして、アイコンをマップから削除します。
マップの追加
マップから音声をトリガー

Webページ

Webページビューには、インターネットのページが表示されます。 分割ビューやシーケンスなどにWebページを追加できます。

Webページを追加するには:

  1. [ライブビュー] タブで、 をクリックします。

  2. [New webpage (新しいWebページ)] を選択します。

  3. Webページの名前を入力します。

  4. WebページのURL全体を入力します。

  5. [OK] をクリックします。

フォルダー

フォルダーを使用して、ツリービューのナビゲーションの項目を分類します。 フォルダーには、分割ビュー、シーケンス、カメラビュー、マップ、Webページ、他のフォルダーを含めることができます。

フォルダーを追加するには:

  1. [ライブビュー] または [録画] タブで、 をクリックします。

  2. [New Folder (新しいフォルダー)] を選択します。

  3. フォルダーの名前を入力し、[OK] をクリックします。

録画

[録画] タブでは録画の検索、再生、エクスポートを行うことができます。 このタブには、録画のビューと、接続されているサーバーのビュー、画像、再生ツール、カメラをサーバー名でグループ化した 2 つのパネルがあります。ライブビューを参照してください。

録画のメインビューから、ライブビューと同じ方法で画像を管理できます。 詳細については、ライブビューで画像を管理するを参照してください。

録画方法や、解像度、圧縮、フレームレートなどの録画設定を変更したりするには、録画の方法を参照してください。

AXIS Camera Stationから手動で録画を削除することはできません。 古い録画を削除するには、[Configuration > Storage > Selection (設定 > ストレージ > 選択)] で保存期間を変更します。

録画の再生

タイムラインの複数の録画の上に再生マーカーを置くと、複数のカメラの録画を同時に再生できます。

複数のモニターを使用する場合、ライブビデオと録画ビデオを同時に表示できます。

再生タイムライン

タイムラインを使って、再生内を移動したり、録画日時を確認したりすることができます。 タイムラインの赤い線は、動体検知録画を示します。 タイムラインの青い線は、アクションルールによって録画がトリガーされたことを示します。 タイムライン内の録画の上にマウスを置くと、録画のタイプと時間が表示されます。 タイムラインをズームイン、ズームアウト、ドラッグすることで、録画を見やすく表示して検索できます。 タイムラインをドラッグすると再生が一時停止し、放すと再開されます。 録画の中で、タイムラインを移動 (スクラビング) してコンテンツの概要を把握し、特定の出来事を見つけることができます。

録画を検索する

タイムライン内の日付と時刻をクリックして選択します。

フィルターを使用して、タイムラインに表示する録画のタイプを設定します。

保存されたブックマークの検索に使用します。ブックマークを参照してください。

Smart search 1 (スマート検索1)

スマート検索を使用して録画を検索します。スマート検索1を参照してください。

録画の再生

録画を再生します。

録画を一時停止します。

再生中や前の録画またはイベントの先頭に戻ります。 右クリックして、録画、イベント、またはその両方に移動します。

次の録画またはイベントの先頭に進みます。 右クリックして、録画、イベント、またはその両方に移動します。

録画内の前のフレームに移動します。 この機能を使用するには、録画を一時停止してください。 右クリックしてスキップするフレーム数を設定します (最大20フレーム)。

録画内の次のフレームに移動します。 この機能を使用するには、録画を一時停止してください。 右クリックしてスキップするフレーム数を設定します (最大20フレーム)。

音声をミュートします。 この機能を持つのは音声付きの録画のみです。

音声スライダー

スライドして音量を変更します。 この機能を持つのは音声付きの録画のみです。

すべての装着式のメタデータを表示する

身体装着システムのメタデータを表示します。 AXIS Body Worn Assistantで追加されたメモとカテゴリーも表示されます。

パン、チルト、ズーム

画像をクリックして上下にスクロールして画像を拡大または縮小し、ビューを移動して画像の他の部分を表示します。 エリアにズームインするには、エリア内にカーソルを置き、スクロールしてズームします。

ブックマーク

  • ロックされた録画は、手動でロックを解除しない限り削除できません。
  • AXIS Camera Stationからカメラを削除すると、システムはロックされた録画を削除します。

クリックするとすべてのブックマークが表示されます。 ブックマークをフィルタリングするには、アイコンをクリックします。

新しいブックマークを追加します。

ロックされた録画であることを意味します。 録画にはブックマークの前後2.5分のビデオが含まれます。

ブックマークの名前、説明を編集し、録画をロック解除またはロックします。

ブックマークを削除します。 複数のブックマークを選択し、CtrlキーまたはShiftキーを押しながら複数のブックマークを削除します。

録画削除を防止

選択またはクリアして、録画をロックまたはロック解除します。

ブックマークの追加

  1. 録画に移動します。

  2. カメラのタイムラインで、ズームインとズームアウトを行い、マーカーが目的の位置に置かれるようにタイムラインを動かします。

  3. をクリックします。

  4. ブックマークの名前と説明を入力します。 説明にキーワードを使用すると、ブックマークを検索しやすく、内容が分かりやすくなります。

  5. 録画をロックするには、[Prevent recording deletion (録画削除を防止)] を選択します。

  6. ロックされた録画を削除することはできません。 録画のロックを解除するには、このオプションをクリアするか、ブックマークを削除します。

  7. [OK] をクリックして、ブックマークを保存します。

録画のエクスポート

[Export (エクスポート)] タブから、ローカルストレージまたはネットワーク上の場所に録画をエクスポートできます。 このタブでは、録画の情報とプレビューも閲覧できます。 複数のファイルを同時にエクスポートでき、.asf、.mp4、.mkvへのエクスポートを選択できます。 録画を再生するには、Windows Media Player (.asf) またはAXIS File Player (.asf、.mp4、.mkv) を使用します。 AXIS File Playerは、インストール不要の無料のビデオおよび音声再生ソフトウェアです。

AXIS File Playerで再生する場合、.mp4および.mkv形式の録画は再生速度の変更が可能です。ただし.asf形式の録画は再生速度を変更できません。

開始前に、エクスポートの権限があることを確認してください。エクスポートのユーザー権限を参照してください。

録画のエクスポート

  1. [Recordings (録画)] タブで、カメラまたはビューを選択します。

  2. 録画をエクスポートリストに追加します。 エクスポートに含まれていないタイムラインの録画には縞模様の色が付きます。

    1. をクリックすると、選択マーカーが表示されます。

    2. マーカーを移動して、エクスポートする録画を含めます。

    3. をクリックして [Export (エクスポート)] タブを開きます。

  3. [Export... (エクスポート...)] をクリックします。

  4. 録画のエクスポート先のフォルダーを選択します。

  5. [OK] をクリックします。 録画のエクスポートタスクが [Tasks (タスク)] タブに表示されます。

エクスポートフォルダーには以下が含まれます。

  • 選択した形式の録画。

  • .txtファイルのノート ([Include notes (ノートを含める)] を選択した場合)。

  • AXIS File Player ([Include AXIS File Player (AXIS File Playerを含める)] を選択した場合)。

  • .asxファイルのプレイリスト ([Create playlist(.asx) (プレイリスト (.asx) の作成)] を選択した場合)。

録画のエクスポート
[Recordings (録画)] タブ

複数の録画を選択するには、をクリックして、選択マーカーを目的の開始点と終了点に移動します。

セクションマーカー内の録画をエクスポートするには、をクリックします。

録画の追加

単一の録画をエクスポートするには、録画を右クリックし、[Export > Add recordings (エクスポート > 録画を追加)] を選択します。

イベント録画の追加 

イベントの時間内に発生したすべての録画を追加するには、録画を右クリックして、[Export > Add event recordings (エクスポート > イベント録画の追加)] を選択します。

録画の削除

エクスポートリストから録画を削除するには、録画を右クリックして、[Export > Remove recordings (エクスポート > 録画の削除)] を選択します。

録画の削除

選択マーカー内の複数の録画をエクスポートリストから削除するには、録画の外部を右クリックし、[Export > Remove recordings (エクスポート > 録画の削除)] を選択します。

[Export (エクスポート)] タブ
Audio (音声)

エクスポートした録画に音声を含めないようにするには、[Audio (音声)] 列のチェックボックスをオフにします。 エクスポートした録画に常に音声を含めるには、[Configuration (設定)] > [Server (サーバー)] > [Settings (設定)] > [Export (エクスポート)] で、[Include audio when adding recordings to export (エクスポートする録画の追加時に音声を含める)] を選択します。

録画を編集するには、録画を選択して、 をクリックします。エクスポートする前に録画の編集 (映像の編集) を行うを参照してください。

録画のメモを編集するには、録画を選択して、 をクリックします。

録画をエクスポートリストから削除するには、録画を選択して、 をクリックします。

Switch to export (エクスポートに切り替える)

[Incident report (事故レポート)] タブが開いている場合、[Export (エクスポート)] タブに移動するには、[Switch to export (エクスポートに切り替える)] をクリックします。

推奨ストリームプロファイル 

[Preferred stream profile (推奨ストリームプロファイル)] フィールドで、ストリームプロファイルを選択します。

プレビュー

録画をプレビューするには、エクスポートされたリスト内で録画をクリックして再生します。 複数の録画をプレビューできるのは、それらが1台のカメラでの録画である場合だけです。

保存

エクスポートリストをファイルに保存する場合は、[Save (保存)] をクリックします。

読み込み

以前に保存したエクスポートリストを含める場合は、[Load (読み込み)] をクリックします。

ノートを含める

録画のノートを含めるには、[Include notes (ノートを含める)] を選択します。 ノートは、エクスポート先のフォルダーで.txtファイルとして使用したり、AXIS File Playerで録画のブックマークとして使用したりできます。

開始時間と終了時間を調整する

録画の開始時刻と終了時刻を調整するには、プレビューのタイムラインに移動し、開始時刻と終了時刻を調整します。 タイムラインには、選択した録画の前後に最大30分間の録画が表示されます。

スナップショットを追加

スナップショットを追加するには、プレビュー内のタイムラインを特定の場所にドラッグします。 プレビューを右クリックし、[Add snapshot (スナップショットの追加)] を選択します。

詳細設定

AXIS File Player を含める

エクスポートする録画にAXIS File Playerを含めるには、[Include AXIS File Player (AXIS File Playerを含める)] を選択します。

プレイリストを作成 (.asx)

Windows Media Playerで使用される.asx形式でプレイリストを作成するには、[Create playlist(.asx) (プレイリストを作成 (.asx))] を選択します。 録画は録画された順に再生されます。

デジタル署名を追加

画像の改ざんを防止するには、[Add digital signature (デジタル署名を追加する)]を選択します。 このオプションは、.asf形式の録画でのみ使用できます。エクスポートした録画の再生と検証を参照してください。

Zipファイルにエクスポートする

Zipファイルにエクスポートするには、[Export to Zip file (Zipファイルにエクスポートする)] を選択します。エクスポートするZipファイルにパスワードを設定することができます。

Export format (エクスポート形式) 

[Export format (エクスポート形式)] ドロップダウンリストから、録画のエクスポート先の形式を選択します。 [MP4] を選択した場合、G.711またはG.726形式の音声はエクスポートされた録画に含まれません。

編集済みのビデオエンコーディング

編集された録画に対して、[Edited video encoding (編集済みのビデオエンコーディング)]で、ビデオエンコード形式を [Automatic (自動)]、[H.264]、または [M-JPEG] に設定できます。 [Automatic (自動)] を選択すると、M-JPEG形式の場合にM-JPEGが使用され、その他の形式の場合はH.264が使用されます。

エクスポートのユーザー権限

録画をエクスポートしたり、インシデントレポートを生成するには、権限が必要です。 どちらか一方または両方に権限を与えることができます。 [Recordings (録画)] タブで をクリックすると、[connected export (接続されたエクスポート)] タブが開きます。

権限を設定するには、ユーザー権限の設定に移動します

エクスポートする前に録画の編集 (映像の編集) を行う

動く物体のぼかし
  1. [Export (エクスポート)] タブまたは [Incident report (事故レポート)] タブで、録画を選択してをクリックします。

  2. 対象の動く物体が最初に出現する場所にタイムラインを移動します。

  3. [Bounding boxes > Add (境界ボックス > 追加)] をクリックして新しい境界ボックスを追加します。

  4. [Bounding box options > Size (境界ボックスのオプション > サイズ)] に移動し、サイズを調整します。

  5. 境界ボックスを移動して物体の上に配置します。

  6. [Bounding box options > Fill (境界ボックスのオプション > 塗りつぶし)] に移動し、[Pixelated (モザイク)] または [Black (黒)] に設定します。

  7. 録画が再生されたら、物体を右クリックし、[Add key frame (キーフレームを追加する)] を選択します。

  8. 連続するキーフレームを追加するには、録画の再生中に境界ボックスを移動して物体を覆います。

  9. タイムラインを移動し、録画全体にわたって境界ボックスが物体を覆っていることを確認します。

  10. 終了位置を設定するには、最後のキーフレームのひし形を右クリックし、[Set end (終了位置の設定)] を選択します。 これにより、終了位置以降のキーフレームが削除されます。

ビデオには、複数の境界ボックスを追加できます。 境界ボックスが重なり合っている場合、重なっている部分は [Black (黒)]、[Pixelated (モザイク)]、[Clear (透明)] の順に塗りつぶされます。

すべて削除

すべての境界ボックスを削除するには、[Bounding boxes > Remove all (境界ボックス > すべて削除)] をクリックします。

キーフレームの削除

キーフレームを削除するには、キーフレームを右クリックし、[Remove key frame (キーフレームの削除)] を選択します。

背景をぼかして動く物体を表示する
  1. 境界ボックスを作成します。動く物体のぼかしを参照してください。

  2. [Bounding box options > Fill (境界ボックスのオプション > 塗りつぶし)] に移動し、[Clear (透明)] に設定します。

  3. [Video background (ビデオ背景)] に移動し、[Pixelated (モザイク)] または [Black (黒)] に設定します。

これを除くすべてをモザイク化

リストから複数の境界ボックスを選択し、右クリックして [Pixelate all but this (これを除くすべてをモザイク化)] を選択します。 選択した境界ボックスは [Clear (クリア)] になり、選択されていない境界ボックスは [Pixelated (モザイク)] になります。

境界ボックスの生成

分析データから境界ボックスを生成するには、カメラの分析データをオンにします。ストリームプロファイルを参照してください。

  1. [Export (エクスポート)] タブまたは [Incident report (事故レポート)] タブで、をクリックします。

  2. [Generate bounding boxes (境界ボックスの生成)] をクリックします。

  3. 境界ボックスが動く物体を覆っていることを確認し、必要に応じて調整します。

  4. 境界ボックスまたはビデオの背景の塗りつぶしを選択します。

AXIS Video Content Streamを使用したビデオ編集の強化

ビデオ編集を改善するには、ファームウェア5.50~9.60を適用したカメラにAXIS Video Content Stream 1.0アプリケーションをインストールします。 AXIS Camera Stationは、システムにカメラを追加すると、自動的にインストールが開始されます。カメラアプリケーションのインストールを参照してください。

エクスポートする前に録画を編集する

エクスポートした録画の再生と検証

画像の改ざんを防ぐために、パスワードの有無に関わらず、エクスポートされた録画にデジタル署名を追加できます。 AXIS File Playerを使用して、デジタル署名を検証し、録画の変更を確認します。

  1. エクスポートした録画を含むフォルダーに移動します。 エクスポートしたZipファイルがパスワードで保護されている場合は、パスワードを入力してフォルダーを開きます。

  2. AXIS File Playerを開きます。 エクスポートされた録画が自動的に再生されます。

  3. AXIS File Playerで をクリックすると、録画のノートが表示されます。

  4. AXIS File Playerの [Add digital signature (デジタル署名を追加)] で録画のデジタル署名を検証します。

    1. [Tools > Verify digital signature (ツール > デジタル署名の検証)] に移動します。

    2. パスワードで保護されている場合は、[Validate with password (パスワードを使用する)] を選択してパスワードを入力します。

    3. 検証結果を表示するには、[Verify (確認する)] をクリックします。

事故レポートのエクスポート

[Incident report (事故レポート)] タブから、事故レポートをローカルストレージまたはネットワークの場所にエクスポートできます。 ここで、録画、スナップショット、ノートを事故レポートに含めることができます。

開始前に、エクスポートの権限があることを確認してください。エクスポートのユーザー権限を参照してください。

事故レポート

事故レポートの生成

  1. [Recordings (録画)] タブで、カメラまたはビューを選択します。

  2. 録画をエクスポートリストに追加します。録画のエクスポートを参照してください。

  3. [Switch to incident report (事故レポートに切り替える)] をクリックして、[incident report (事故レポート)] タブに移動します。

  4. [Create report (レポートの作成)] をクリックします。

  5. インシデントレポートを保存するフォルダーを選択します。

  6. [OK] をクリックします。 [Tasks (タスク)] タブに、事故レポートのエクスポートタスクが表示されます。

エクスポートフォルダーには以下が含まれます。

  • AXIS File Player。

  • 選択した形式の録画。

  • .txtファイル ([Include notes (ノートを含める)] を選択した場合)。

  • 事故レポート。

  • プレイリスト (複数の録画をエクスポートした場合)

Audio (音声)

エクスポートした録画に音声を含めないようにするには、[Audio (音声)] 列のチェックボックスをオフにします。 エクスポートした録画に常に音声を含めるには、[Configuration (設定)] > [Server (サーバー)] > [Settings (設定)] > [Export (エクスポート)] で、[Include audio when adding recordings to export (エクスポートする録画の追加時に音声を含める)] を選択します。

録画を編集するには、録画を選択して、 をクリックします。エクスポートする前に録画の編集 (映像の編集) を行うを参照してください。

録画のメモを編集するには、録画を選択して、 をクリックします。

録画をエクスポートリストから削除するには、録画を選択して、 をクリックします。

事故レポートに切り替える

[Export (エクスポート)] タブが表示されている場合、[Incident report (事故レポート)] に変更するには、[Switch to incident report (事故レポートに切り替える)] をクリックします。

推奨ストリームプロファイル 

[Preferred stream profile (推奨ストリームプロファイル)] ドロップダウンで、ストリームプロファイルを選択します。

プレビュー

録画をプレビューするには、エクスポートされたリスト内で録画をクリックすると、再生が開始します。 複数の録画をプレビューできるのは、それらが1台のカメラでの録画である場合だけです。

保存

事故レポートをファイルに保存する場合は、[Save (保存)] をクリックします。

読み込み

以前に保存した事故レポートを含める場合は、[Load (読み込み)] をクリックします。

説明

[Description (説明)] フィールドには、説明テンプレートに既定のデータが自動的に入力されます。 事故レポートに含める追加情報を併せて入力できます。

カテゴリー

レポートが属するカテゴリを選択します。

参照ID

参照IDは自動的に生成され、必要に応じて手動で変更できます。 参照IDは事故レポートを識別する一意のIDです。

ノートを含める

録画/スナップショットにノートを含めるには、[Include notes (ノートを含める)] を選択します。 ノートは、エクスポート先のフォルダーで.txtファイルとして使用したり、AXIS File Playerで録画のブックマークとして使用したりできます。

編集済みのビデオエンコーディング

編集された録画に対して、[Edited video encoding (編集済みのビデオエンコーディング)]で、ビデオエンコード形式を [Automatic (自動)]、[H.264]、または [M-JPEG] に設定できます。 [Automatic (自動)] を選択すると、M-JPEG形式の場合にM-JPEGが使用され、その他の形式の場合はH.264が使用されます。

開始時間と終了時間を調整する

録画の開始時刻と終了時刻を調整するには、プレビューのタイムラインに移動し、開始時刻と終了時刻を調整します。 タイムラインには、選択した録画の前後に最大30分間の録画が表示されます。

スナップショットを追加

スナップショットを追加するには、プレビュー内のタイムラインを特定の場所に移動します。 プレビューを右クリックし、[Add snapshot (スナップショットの追加)] を選択します。

手動による録画

複数のAXIS Camera Stationサーバーに接続した場合、接続されている任意のサーバーの録画を手動で開始および停止できます。 これには、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンリストからサーバーを選択します。

メインメニューから手動録画を開始および停止するには:

  1. [> Actions > Record manually (> アクション > 手動による録画)] を選択します。

  2. 1台以上のカメラを選択します。

  3. 録画を開始するには、[Start (開始)] をクリックします。

  4. 録画を停止するには、[Stop (停止)] をクリックします。

[Live view (ライブビュー)] タブから手動録画を開始および停止するには:

  1. [Live view] (ライブビュー) に移動します。

  2. カメラのライブビューフレームに、マウスポインターを置きます。

  3. 録画を開始するには、[REC] をクリックします。 録画中はビューフレームに赤いインジケーターが表示されます。

  4. 録画を停止するには、[REC] をクリックします。

スマート検索1を使用して、定義された画像エリア内で動きがある録画の部分を見つけます。

検索速度を上げるには、ストリームプロファイルに [Include analytics data (分析データを含める)] を選択します。ストリームプロファイルを参照してください。

スマート検索1を使用するには:

  1. をクリックし、[Smart search 1 (スマート検索1)] タブを開きます。

  2. 検索するカメラを選択します。

  3. 対象範囲を調整します。 形状には最大20個の点を追加できます。 点を削除するには、その点を右クリックします。

  4. [Short-lived objects filter (一時的な物体フィルター)] と [Small objects filter (小さな物体フィルター)] を使用して、望ましくない結果をフィルター処理して除去します。

  5. 検索の開始時刻と終了時刻、および日付を選択します 。SHIFT キーを使用して日付の範囲を選択します。

  6. [Search (検索)] をクリックします。

検索結果が [Results (結果)] タブに表示されます。 ここで、1つまたは多数の結果を右クリックして、録画をエクスポートできます。

Short-lived objects filter (一時的な物体フィルター)物体が検索結果に含まれるために、対象範囲内に存在している必要がある最小時間。
Small objects filter (小さな物体フィルター)物体が検索結果に含まれるために必要な最小サイズ。
スマート検索1

スマート検索2

スマート検索2は、録画内で移動する人物や車両の検索に使用します。

Axisカメラのスマート検索2をオンにすると、AXIS Camera Stationはそのカメラからのメタデータの記録を開始します。 スマート検索2では、メタデータを使用してシーン内の物体を分類し、フィルタを使用して対象物を検索できます。

スマート検索2には以下が必要です。

  • RTSPを介した分析機能メタデータのストリーミング。
  • 9.60より前のAXIS OSを搭載するカメラではAXIS Video Content Stream。カメラアプリケーションのインストールを参照してください。
  • AXIS Camera Stationサーバーとカメラの間の時刻同期。

一般的な推奨事項:

  • 連続録画の使用をお勧めします。 動体検知によってトリガーされる録画を使用すると、検知にビデオ録画が含まれないことがあります。
  • 検索結果で録画をプレビューする場合は、H.264形式の使用をお勧めします。
  • 最適な色分類のために、照明条件がカメラの仕様内であることを確認してください。 必要な場合は、追加の照明を使用します。

ワークフロー

  1. スマート検索2の設定

  2. AXIS Camera Stationサーバーとカメラ間の時刻同期を設定します。時刻同期を参照してください。

  3. フィルターを作成するか、既存のフィルターを読み込みます。検索を参照してください。

  4. 検索結果を管理します。スマート検索の結果を参照してください。

検索

フィルターを作成するには:

  1. [Configuration > Smart search 2 > Settings (設定 > スマート検索2 > 設定)] をクリックして、スマート検索2で使用するカメラを選択します。

  2. をクリックし、[Smart search 2 (スマート検索1)] タブを開きます。

  3. 検索条件を定義します。

  4. [Search (検索)] をクリックします。

バックグランドでのサーバー分類を許可したカメラでは、スマート検索2の分類が検知の95%未満である場合、過去1時間の分類状態を示す が画像に表示されます。
バックグランドでのサーバー分類を許可したカメラでは、スマート検索2の分類が検知の50%未満である場合、過去1時間の分類状態を示す が画像に表示されます。
カメラカメラによる検索を制限するには、[Cameras (カメラ)] をクリックして検索に含めるカメラを選択します。
検索期間検索を時間で制限するには、[Search interval (検索間隔)] をクリックして時間範囲を選択するか、カスタム間隔を作成します。
Person (人物)人物を検知するには、[Object characteristics (物体の特徴)] > [Pre-classified (事前分類済み)] > [Person (人物)] をクリックし、服の色を選択します。 複数の色を選択できます。
Vehicle (車両)車両を検出するには、[Object characteristics (物体の特徴)] > [Pre-classified (事前分類済み)] をクリックし、車両のタイプと色を選択します。 車両のタイプと色はそれぞれ複数選択できます。
Visual similarity (映像の類似性)画像内の人物の検索結果を使用して、視覚的に類似した人物を検索できます。 検索結果項目のコンテキストメニュー を開き、[Use as visual similarity reference (映像の類似性の参照として使用)] を選択します。 その後、[Search (検索)] をクリックします。
Area (範囲)エリアでフィルターするには、[Area (エリア)] をクリックし、カメラを選択して、[Filter by area on this camera (このカメラでエリアによりフィルター)] をオンにします。 画像内の対象範囲を調整し、必要に応じて点を追加または削除します。
ライン横断ライン横断でフィルターするには、[Line crossing (ライン横断)] をクリックし、カメラを選択して、[Filter by line crossing on this camera (このカメラでライン横断によりフィルター)]をオンにします。 画像内の線を調整し、必要に応じて点を追加または削除します。
サイズと継続時間サイズと期間でフィルターするには、[Size and duration (サイズと期間)]をクリックし、カメラを選択して、[Filter by size and duration on this camera (このカメラでサイズと期間によりフィルター)] をオンにします。 画像全体に対するパーセンテージで最小の幅と高さを調整します。 最小期間を秒単位で調整します。
速度速度でフィルターするには、[Speed (速度)] をクリックし、カメラを選択して、[Filter by speed on this camera (このカメラで速度によりフィルター)] をオンにします。 フィルターに含める速度範囲を指定します。

速度フィルターは、レーダーや融合カメラなど、速度を検知できる製品で利用できます。

不明な物体の検知スマート検索2が不明として分類した検知を含めるには、[Object characteristics (物体の特徴)] を選択した後、Unknown object detections (未知の物体の検知)] を選択します。
深層学習機能を備えた装置では、装置上の分類とサーバー上の分類の使い分けを決めるサーバー分類方法を設定できます。 サーバー分類の方法を選択するには、 をクリックします。 サーバー分類を使用すると、装置によって分類されなかった検知を含む、より詳細な検索結果が得られます。 サーバー分類を使用しないと、より速く検索結果が得られます。

フィルターを保存するには、 をクリックし、フィルターの名前を入力して [Save (保存)] をクリックします。

既存のフィルターを置き換える場合は、 をクリックして既存のフィルターを選択し、[ Replace (置換)] をクリックします。

最近の検索を読み込むには、 > [Recent searches (最近の検索)] をクリックし、検索を選択します。

保存したフィルターを読み込むには、 > [Saved filter settings (保存したフィルター設定)] をクリックし、設定を選択します。

フィルターをリセットするには、 をクリックし、[Reset (リセット)] をクリックします。

スマート検索の結果

フィルターメタデータがない録画を検索結果に含めるには、 [Filter (フィルター)] をクリックし、[Time periods without metadata (メタデータのない期間)] を選択します。
同じイベントに属する可能性が高い検知をグループ化するには、時間間隔ごとにグループ化します。ドロップダウンメニューから間隔を選択します。
最新の検知を先頭にスマート検索2では、最新の検知を先頭に、降順で検索結果が表示されます。 最も古い検知を先頭に表示するには、 [Oldest first (最古の検知を先頭に)] をクリックします。
信頼度検索結果をさらにフィルターするには、[Confidence level (信頼度)] をクリックして、信頼度を設定します。 高い信頼度では、不確実な分類が無視されます。
Columns (列)検索結果のサムネールのサイズを調整するには、[Columns (列)] をクリックし、列数を変更します。
Detection view (検知ビュー)検知された物体のトリミングしたビューをサムネールとして表示するには、[Detection view (検知ビュー)] を選択します。
Detection report (検知レポート)検知レポートを生成するには、分類の詳細を展開し、一番下までスクロールします。 [Detection report (検知レポート)] をクリックし、レポートを保存する場所を選択します。 検知レポートには、録画、スナップショット、追跡の詳細が含まれます。

制限事項

  • ネットワーク遅延が高いか大きく変動する場合、時刻同期の問題が発生し、分析機能メタデータに基づく検知の分類に影響する可能性があります。

  • 物体タイプの分類と検知の精度は、高圧縮レベルによる低画質、大雨や雪などの気象条件のほか、カメラでの低解像度、大きい歪み、広い視野、または過度の振動から、悪影響を受けます。

  • スマート検索2は、小さくて遠くにある物体を検知できない場合があります。

  • 色の分類は、暗闇や赤外線照明では機能しません。

  • 装着式カメラには対応していません。

  • レーダーは人物と他の車両のみを検知できます。 レーダーに対してバックグラウンドでのサーバー分類を有効にすることはできません。

  • サーマルカメラでの物体の分類の動作は未確認です。

  • スマート検索2では、PTZプリセットポジションの変更時、および位置変更後の短い再キャリブレーションの間、動く物体は検知されません。

  • ライン横断およびエリアフィルターには、PTZ位置の変更は影響しません。

データ検索を使用すると、次のような外部ソースからデータを検索できます。

  • アクセスコントロールシステムによって生成されたイベント。

  • AXIS License Plate Verifierによりキャプチャーされたナンバープレート。

  • AXIS Speed Monitorによりキャプチャーされた速度。

AXIS Camera Stationが外部データを保存する日数を変更するには、[Configuration > Server > Settings > External data (設定 > サーバー > 設定 > 外部データ)] に移動します。

データを検索するには:

  1. をクリックして [Data search (データ検索)] を選択します。

  2. 検索間隔 を選択します。

  3. [Source (ソース)] ドロップダウンリストからデータソースを選択します。

  4. 検索フィールドに任意のキーワードを入力します。検索の最適化 を参照してください。

  5. [Search (検索)] をクリックします。

ビューを使用して設定している場合、データ検索はソースから生成されたデータをブックマークします。 リスト内のデータをクリックすると、イベントに関連付けられた録画に移動します。

ライブリアルタイムデータを検索するには、時間間隔として [Live (ライブ)] を選択します。 データ検索では、最大3,000のライブデータイベントを表示できます。 ライブモードは検索演算子をサポートしません。
ソースソースとは、イベントで起こったことの詳細を知るためのデータを生成するシステムまたは装置です。 詳細については、外部データソース を参照してください。
検索結果をダウンロードする検索結果をPDFまたはテキストファイルにエクスポートするには、[Download search result (検索結果をダウンロード)] をクリックします。 この機能はイベント情報のみをエクスポートし、録画や画像はエクスポートしません。

データソースに応じて、検索結果に異なる項目が表示される場合があります。 以下にいくつかの例を示します。

サーバーイベントデータが送信されるサーバーです。 複数のサーバーに接続する場合にのみ表示されます。
Location (位置情報)ドア名とドアコントローラー名およびIPアドレス。
進入速度物体がレーダー動体検知 (RMD) ゾーンに進入するときの速度 (時速キロメートルまたは時速マイル)。
分類物体の分類。 例: 車両。
アクセスコントロールデータを検索する

より正確な結果を得るために、次の検索演算子を使用できます。

キーワードを使用した完全一致検索には、引用符" "を使用します。
  • "ドア1"」と入力して検索すると、「ドア1」を含む結果が返されます。

  • ドア1」と入力して検索すると、「ドア」と「1」の両方を含む結果が返されます。

AND を使用すると、すべてのキーワードを含む一致が見つかります。
  • ドアAND 1 の検索では、“ドア”と“1”の両方を含む結果が返されます。

  • 「ドア1」 AND 「ドアのこじ開け」の検索では、「ドア1」と「ドアのこじ開け」の両方を含む結果が返されます。

任意のキーワードを含んでいる一致を見つけるには、OR または | を使用します。
  • 「ドア1」 OR 「ドア2」 の検索では、「ドア1」または「ドア2」を含む結果が返されます。

  • ドア1 ORドア2 の検索では、「ドア」または「1」または「2」を含む結果が返されます。

括弧 ( ) を、ANDまたは ORとともに使用します。
  • (ドア1 ORドア2) AND「ドアのこじ開け」の検索では、以下のいずれかを含む結果が返されます。

    • 「ドア1」と「ドアのこじ開け」

    • 「ドア2」と「ドアのこじ開け」

  • ドア1 AND (ドア (こじ開けORドアの開放時間が長すぎる)) の検索では、次のいずれかを含む結果が返されます。

    • 「ドア1」と「ドアのこじ開け」

    • 「ドア1」と「ドアの開放時間が長すぎる」

特定の列を数字で絞り込むには、>> =<、または< =を使用します。
  • [Max speed] > 28」と入力して検索すると、[Max speed] 列 (最大速度列) で28を超える数値が含まれる結果が返されます。

  • [Average speed] < = 28」と入力して検索すると、[Average speed] 列 (平均速度列) に28以下の数値が含まれる結果が返されます。

設定

[Configuration (設定)] タブでは、接続された装置の管理とメンテナンス、およびクライアントとサーバーを設定できます。 をクリックし、[Configuration (設定)] を選択して [Configuration (設定)] タブを開きます。

装置の設定

AXIS Camera Stationでは、装置とは、IPアドレスを有するネットワーク製品を意味します。 カメラとは、ビデオソースを意味し、たとえばネットワークカメラや、マルチポートのビデオエンコーダの (アナログカメラに接続された) ビデオポートを指します。 例を挙げると、4ポートビデオエンコーダは、4台のカメラに対応する1台の装置です。

  • AXIS Camera Stationでは、IPv4アドレスの装置だけがサポートされます。
  • ビデオポートごとに1つのIPアドレスを持つビデオエンコーダもあります。 この場合、AXIS Camera Stationでは、各ビデオポートが1台のカメラに対応する1台の装置として扱われます。

AXIS Camera Stationでは、次のものを装置とすることができます。

  • ネットワークカメラ

  • ビデオエンコーダ (1つ以上のビデオポートを装備)

  • カメラ以外の補助装置 (例: I/O音声装置、ネットワークスピーカー、ドアコントローラーなど)

  • インターカム

装置では次のアクションを実行できます。

  • カメラおよびビデオ機能を持たない装置を追加します。装置の追加を参照してください。

  • 接続するカメラの環境設定を編集します。カメラを参照してください。

  • カメラ以外の装置の環境設定を編集します。その他の装置を参照してください。

  • 解像度、フォーマットなどに関するストリームプロファイルを編集します。ストリームプロファイルを参照してください。

  • 画像設定をリアルタイムで調整します。画像の設定を参照してください。

  • PTZプリセットを追加または削除します。PTZプリセットを参照してください。

  • 接続された装置の管理と保守を行います。装置の管理を参照してください。

  • 外部データソースを管理します。外部データソースを参照してください。

装置の追加

  • このシステムは、ビューエリアを個々のカメラと見なします。 使用する前に、カメラにビューエリアを作成する必要があります。ビューエリアの使用を参照してください。
  • 装置を追加すると、装置の時刻がAXIS Camera Stationサーバーと同期されます。
  • 装置のホスト名で、å, äö などの特殊文字を使用しないことをお勧めします。
  1. 装置、ビデオストリーム、または事前録画済みビデオを見つけます。

  2. 装置、ビデオストリーム、または事前録画済みビデオの追加

装置を追加する前に、装置ステータス列に表示されている問題をすべて解決する必要があります。

(空白)ステータスが表示されていない場合は、装置をAXIS Camera Stationに追加できます。
通信中AXIS Camera Stationサーバーが装置にアクセスしようとしています。
HTTPS証明書が信頼されていませんAXIS Camera Stationは、装置上のHTTPS証明書が信頼された発行者によって署名されていることを検証できません。
通信エラーAXIS Camera Stationが装置に接続できません。
パスワードを入力AXIS Camera Stationは、装置へのアクセスに使用する認証情報を認識していません。 リンクをクリックして、装置の管理者アカウントのユーザー名とパスワードを入力します。 デフォルトでは、AXIS Camera Stationはユーザーが存在するすべての装置で、このユーザー名とパスワードを使用します。
パスワードを設定rootアカウントとパスワードが設定されていないか、装置で使用されているパスワードがデフォルトのままになっています。 リンクをクリックして、rootユーザーのパスワードを設定します。
  • パスワードを入力するか、[Generate (生成)] をクリックしてパスワードを取得します。 生成されたパスワードを表示し、そのコピーを作成することをお勧めします。

  • [Set password (パスワードを設定)] ステータスが存在するすべての装置でこのパスワードを使用する選択肢を有効にします。

サポートされないモデルです:AXIS Camera Stationはこの装置モデルをサポートしていません。
サポート対象外のファームウェア装置のファームウェアのバージョンが古いため、装置を追加するには、その前にファームウェアを更新する必要があります。
故障装置AXIS Camera Stationによって取得された装置パラメーターが破損しています。
チルトの向きを設定カメラの設置方法に応じて、リンクをクリックし、チルトの向きを [Ceiling (天井)]、[Wall (壁)]、または [Desk (デスク)] のいずれにするかを選択します。 一部のカメラモデルでは、チルトの向きを設定する必要があります。
非サポートのサードパーティ製の装置AXIS Camera Stationは、このサードパーティ製の装置をサポートしていません。
AXIS Companionと共にのみ使用できます:この装置はAXIS Companion専用に設計されています。
装置の検索

ネットワーク内の装置は自動的に表示されます。 表示されていない装置を検索するには、以下の手順に従います。

  1. [Configuration > Devices > Add devices (設定 > 装置 > 装置を追加)] を選択します。

  2. 実行中のネットワーク検索を停止するには、[Cancel (キャンセル)] をクリックします。

  3. [Manual search (手動検索)] をクリックします。

  4. 1つ以上のIP範囲内にある複数の装置を検索する手順は、以下のとおりです。

    1. [Search one or more IP ranges (1つまたは複数のIP範囲を検索)] を選択します。

    2. IP範囲を入力します。 例: 192.168.10.*, 192.168.20-22.*, 192.168.30.0-50

      • グループ内のすべてのアドレスを対象とするには、ワイルドカードを使用します。

      • アドレスの範囲を指定するには、ダッシュを使用します。

      • 複数の範囲を指定する場合は、カンマで区切ります。

    3. デフォルトのポート80を変更する場合は、ポートの範囲を入力します。 例: 80, 1080-1090

      • ポートの範囲を指定するには、ダッシュを使用します。

      • 範囲が複数ある場合はカンマで区切ります。

    4. [Search (検索)] をクリックします。

  5. 1つ以上の特定の装置を検索する手順は、以下のとおりです。

    1. [Enter one or more hostnames or IP addresses (ホスト名またはIPアドレスを1つ以上入力)] を選択します。

    2. ホスト名かIPアドレスを、カンマで区切って入力します。

    3. [Search (検索)] をクリックします。

  6. [OK] をクリックします。

ビデオストリームの検索

以下をサポートするビデオストリームを追加できます。

  • プロトコル: RTSP、HTTP、HTTPS

  • ビデオエンコード方式: M-JPEG (HTTPおよびHTTPS)、H.264 (RTSP)

  • 音声エンコーディング: AAC、G.711 (RTSP)

サポートされるビデオストリームのURLスキーム:

  • rtsp://<address>:<port>/<path>

    例: rtsp://<address>:554/axis-media/media.amp

  • http://<address>:80/<path>

    例: http://<address>:80/axis-cgi/mjpg/video.cgi?date=1&clock=1&resolution=1920x1080

  • https://<address>:443/<path>

    例: https://<address>:443/axis-cgi/mjpg/video.cgi?date=1&clock=1&resolution=1920x1080

  1. [Configuration > Devices > Add devices (設定 > 装置 > 装置を追加)] を選択します。

  2. [Enter stream URLs (ストリームURLを入力)] をクリックし、1つ以上のストリームURLを入力します (複数の場合はカンマ区切り)。

  3. [Add (追加)] をクリックします。

事前録画済みビデオの検索

事前に録画したビデオを .mkv形式でAXIS Camera Stationに追加できます。

.mkvファイルの要件:

  • ビデオエンコード方式: M-JPEG、H.264、H.265

  • 音声エンコーディング: AAC

  1. C:\ProgramData\Axis Communications\AXIS Camera Station Serverの下にPrerecordedVideosフォルダーを作成します。

  2. フォルダーに.mkvファイルを追加します。

  3. 事前に録画したビデオの歪みを補正するには、.mkvファイルと同じ名前の.dewarpファイルをフォルダーに追加します。 詳細については、画像の設定 を参照してください。

  4. [Configuration > Devices > Add devices (設定 > 装置 > 装置を追加)] に移動して [Include prerecorded video (事前録画済みのビデオを含める)] をオンにします。

    事前録画済みビデオと、システムによって提供された事前録画済みビデオが見つかります。

装置、ビデオストリーム、または事前録画済みビデオの追加
  1. マルチサーバーシステムでは、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンリストからサーバーを選択します。

  2. [Configuration > Devices > Add devices (設定 > 装置 > 装置を追加)] を選択します。

  3. 装置の名前を変更するには、リストにある名前をクリックし、新しい名前を入力します。

  4. 装置、ビデオストリーム、または事前録画済みビデオを選択します。[Add (追加)] をクリックします。

  5. ホスト名が使える場合、装置についてIPの代わりにホスト名を使用するかどうかを選択します。

  6. 基本的な設定のみを行う場合は、[Quick configuration (クイック設定)] を選択します。

    Site Designerプロジェクトをインポートする場合は、Site Designerプロジェクトのインポートを参照してください。

  7. [Install (インストール)] をクリックします。 AXIS Camera Stationをサポートする装置で、HTTPSが自動的に有効になります。

Site Designerプロジェクトのインポート

AXIS Site Designerはオンラインの設計ツールです。Axisの製品およびアクセサリーを使用するサイトを構築するのに役立ちます。

AXIS Site Designerでサイトを作成している場合、このプロジェクト設定をAXIS Camera Stationへインポートできます。 アクセスコードまたはダウンロードしたSite Designer設定ファイルを使用してプロジェクトにアクセスできます。

Site DesignerプロジェクトをAXIS Camera Stationにインポートするには:

  1. Site Designerプロジェクトへのアクセスコードを生成するか、またはプロジェクトファイルをダウンロードします。

    1. MyAxisアカウントでhttp://sitedesigner.axis.comにサインインします。

    2. プロジェクトを選択し、プロジェクトページに移動します。

    3. [Share (共有)] をクリックします。

    4. AXIS Camera Stationサーバーがインターネットに接続されている状態で、[Generate code (コードを生成する)] をクリックします。 または、AXIS Camera Stationサーバーがインターネットに接続されていない状態で、[Download settings file (設定ファイルをダウンロードする)] をクリックします。

  2. AXIS Camera Stationクライアントで、[Configuration > Devices > Add devices (設定 > 装置 > 装置を追加)] に移動します。

  3. カメラを選択し、[Add (追加)] をクリックします。

  4. [Site Designer configuration (Site Designer設定)] を選択して [Next (次へ)] をクリックします。

  5. [Access code (アクセスコード)] を選択し、アクセスコードを入力します。 または、[Choose file (ファイルの選択)] を選択してダウンロードしているSite Designer設定ファイルに移動します。

  6. [Import (インポート)] をクリックします。 インポート時に、AXIS Camera StationはIPアドレスまたは製品名でSite Designerプロジェクトと選択したカメラの照合を試みます。照合が失敗した場合は、ドロップダウンメニューから正しいカメラを選択できます。

  7. [Install (インストール)] をクリックします。

AXIS Camera Stationは、Site Designerプロジェクトから次の設定をインポートします。

エンコーダ、ビデオデコーダ、ドアコントローラー、レーダー検知器、スピーカー:カメラ、インターカム、F/FA シリーズ
名前とスロットが設定されたスケジュール
名前、アイコンの色、アイコンの場所、および項目名が設定されたマップ
名前
説明
動きをトリガーとした録画: スケジュールと、フレームレート、解像度、ビデオエンコーディング、圧縮などの録画プロファイル
連続録画: スケジュールと、フレームレート、解像度、ビデオエンコーディング、圧縮などの録画プロファイル
Zipstreamの強度
ライブビューと録画の音声設定
録画の保存期間
  • 録画プロファイルを1つだけ定義した場合、またはSite Designerプロジェクトに同一の録画プロファイルが2つある場合、AXIS Camera Stationはプロファイルを「中」に設定します。
  • Site Designerプロジェクトで両方の録画プロファイルを定義している場合、AXIS Camera Stationは連続録画プロファイルを「中」に、動きによるトリガー録画を「高」に設定します。
  • AXIS Camera Stationはアスペクト比を最適化するため、インポートとSite Designerプロジェクトで解像度が異なる場合があります。
  • 装置に内蔵マイクロフォンまたはスピーカーが搭載されている場合、AXIS Camera Stationは音声設定を行うことができます。 外部音声装置を使用する場合は、装置を設置した後、装置を手動で有効にする必要があります。
  • AXIS Camera Stationは、Site Designerの設定が異なる場合でも、音声設定をインターカムに適用しません。 インターカムでは、ライブビューのみで音声が常にオンになります。
サードパーティ製の装置の追加

AXIS Camera Stationには、Axis製品を追加するのと同じ方法でサードパーティ製の装置を追加できます。装置の追加を参照してください。

サードパーティ製の装置を、ビデオストリームとしてAXIS Camera Stationに追加することもできます。ビデオストリームの検索を参照してください。

サードパーティ製の装置のサポートについては、最新のテクニカルペーパーを参照してください。

AXIS Camera Station Device Compatibility Toolをダウンロードおよび実行して、ネットワークビデオ製品がAXIS Camera Station 5以降と互換性があるかどうかを確認できます。 このツールは、AXIS Camera Stationがネットワークビデオ製品からビデオストリームを受信できるかどうかを確認します。AXIS Camera Station Device Compatibility Toolを参照してください。

AXIS Camera StationはONVIF準拠ではありません。ただし、サードパーティ製の装置がONVIFプロファイルSに準拠し、AXIS Camera Station Device Compatibility Toolを使用して検証されている必要があります。 AXIS Camera Stationは、IEC62676-2-31およびIEC62676-2-32に準拠し、サードパーティ製装置用に以下の機能をサポートしています。

  • カメラ検出

  • ビデオエンコード方式: M-JPEG、H.264

  • 音声エンコード方式: G.711 (1方向、装置からAXIS Camera Station)

  • カメラごとに1ビデオプロファイル

  • ライブビュー

  • 連続録画および手動録画

  • 再生

  • 録画のエクスポート

  • 装置イベントトリガー

  • PTZ

ビューエリアの使用

一部のカメラモデルはビューエリアをサポートしています。 AXIS Camera Stationは、個々のカメラとしてビューエリアを [Add devices (装置を追加)] ページに一覧表示します。装置の追加を参照してください。

  • AXIS Camera Stationライセンスで使用可能なカメラの総数では、ネットワークカメラのすべてのビューエリアが1台のカメラとしてカウントされます。
  • 追加できるカメラの数はライセンスによって異なります。
  • AXIS Camera Stationのライセンスごとに、特定の台数のカメラがインストール可能です。

AXIS Camera Stationでビューエリアを使用するには、まずカメラでビューエリアを有効にする必要があります。

  1. [Configuration > Devices > Cameras (設定 > 装置 > カメラ)] を選択します。

  2. カメラを選択し、[Address (アドレス)] 列でリンクをクリックします。

  3. カメラの設定ページで、ユーザー名とパスワードを入力してログインします。

  4. 設定を見つけるための手順はカメラのモデルとファームウェアによって異なるため、[Help (ヘルプ)] をクリックして確認してください。

カメラ

[Configuration > Devices > Cameras (設定 > 装置 > カメラ)] を選択すると、システムに追加されているすべてのカメラが一覧表示されます。

このページでは次の操作ができます。

  • カメラのアドレスをクリックして、そのwebインターフェースを開きます。 この操作は、AXIS Camera Stationクライアントと装置の間にNATまたはファイアウォールがない場合のみ可能です。

  • カメラの設定を編集します。カメラ設定の編集を参照してください。

  • カメラを削除します。 これを実行すると、AXIS Camera Stationは、削除されたカメラに関連付けられたすべての録画 (ロックされた録画を含む) を削除します。

カメラ設定の編集

カメラ設定を編集するには:

  1. [Configuration > Devices > Cameras (設定 > 装置 > カメラ)] を選択します。

  2. カメラを選択して [Edit (編集)] をクリックします。

Enabled (有効) ビデオストリームの録画と表示を禁止するには、[Enabled (有効)] の選択を解除します。 その場合にも、録画とライブビューを設定することはできます。
Channel (チャンネル)

[Channel (チャンネル)] がマルチポートビデオエンコーダで使用可能な場合は、ポート番号を選択します。

[Channel (チャンネル)] がビューエリアで使用可能な場合は、ビューエリアに対応する番号を選択します。

Username (ユーザー名)カメラの管理者アカウントのユーザー名。
Password (パスワード)カメラの管理者アカウントのパスワード。 AXIS Camera Stationは、このパスワードを使用してカメラと通信します。

その他の装置

[Configuration > Devices > Other devices (設定 > 装置 > 他の装置)] を選択すると、ドアコントローラー、音声装置、I/Oモジュールなどビデオ機能を持たない装置が一覧表示されます。 一覧には、ドアコントローラー、音声装置、I/Oモジュールが記載されます。

サポートされている製品の詳細については、www.axis.com他の装置から音声を使用するを参照してください。

このページでは次の操作ができます。

  • 装置のアドレスをクリックして、そのwebインターフェースを開きます。 この操作は、AXIS Camera Stationクライアントと装置の間にNATまたはファイアウォールがない場合のみ可能です。

  • 名前、アドレス、パスワードなど、装置の設定を編集します。

  • 装置を削除します。

他の装置の設定の編集

カメラ以外の装置の設定を編集するには:

  1. [Configuration > Devices > Other devices (設定 > 装置 > 他の装置)] を選択します。

  2. 装置を選択し、[Edit (編集)] をクリックします。

Username (ユーザー名)装置の管理者アカウントのユーザー名。
Password (パスワード)装置の管理者アカウントのパスワード。 AXIS Camera Stationは、パスワードを使用して装置と通信します。

ストリームプロファイル

ストリームプロファイルは、解像度、ビデオ形式、フレームレート、圧縮など、ビデオストリームに影響を与える設定のグループです。 [Configuration > Devices > Stream profiles (設定 > 装置 > ストリームプロファイル)] に移動して、[Stream profiles (ストリームプロファイル)] ページを開きます。 このページにはすべてのカメラのリストが表示されます。

ライブビューおよび録画の設定で、次のプロファイルを使用することができます。

High (ハイ) –
最高の画質と解像度を実現するように最適化されます。
Medium (中) –
高画質とパフォーマンスのバランスを取るように最適化されます。
Low (低) –
パフォーマンスに最適化されます。

ストリームプロファイルは、ライブビューと録画ではデフォルトで [Automatic (自動)] に設定されています。つまり、ストリームプロファイルは、ビデオストリームの使用可能なサイズに応じて、[High (ハイ)]、[Medium (中)]、[Low (低)] に自動的に変更されます。

ストリームプロファイルの編集
  1. [Configuration > Devices > Streaming profiles (設定 > 装置 > ストリームプロファイル)] を選択し、設定するカメラを選択します。

  2. [Video profiles (ビデオプロファイル)] の下で、解像度、ビデオ形式、フレームレート、圧縮を設定します。

  3. [Audio (音声)] の下で、マイクとスピーカーを設定します。

  4. [Advanced (詳細設定)] の下で、分析データ、FFmpegストリーミング、PTZオートトラッキング物体インジケーター、カスタマイズされたストリーム設定を設定します。 これらの設定は、製品によっては利用できない場合もあります。

  5. [Apply (適用)] をクリックします。

ビデオプロファイル

エンコーダ
  • 使用可能なオプションは、装置のビデオエンコーダの設定によって異なります。 このオプションはサードパーティ製の装置にのみ使用できます。

  • ビデオエンコーダ設定は1つのビデオプロファイルに対してのみ使用できます。

  • 装置に1つしかエンコーダ設定がない場合、[Medium (中)] プロファイルだけが使用できます。

Resolution (解像度)使用可能なオプションは、カメラのモデルによって異なります。 解像度が高いほど画像は高画質になりますが、必要な帯域幅とストレージ容量が大きくなります。
形式使用可能なオプションは、カメラのモデルによって異なります。 H.264は、大部分のカメラモデルでサポートされています。たとえばM-JPEGと比べると、H.264では必要な帯域幅とストレージ容量が少なくてすみます。 カメラでMPEG-4のビデオプロファイルは、一度に1つのみ設定できます。
フレームレート実際のフレームレートは、カメラのモデル、ネットワーク環境、コンピューターの設定によって決まります。
Compression (圧縮)低い圧縮値を設定すると画質が向上しますが、必要な帯域幅とストレージ容量が大きくなります。

Zipstream

強度H.264またはH.265ストリームのビットレート低減のレベルは、Zipstreamの強度によってリアルタイムで決定されます。 このオプションは、ZipstreamをサポートするAxis装置でのみ使用できます。Default (デフォルト)装置のwebインターフェースページで設定されたZipstream設定を使用します。
Off (オフ)なし
Low (低)大部分のシーンにおいて目に見える効果なし
Medium (中)一部のシーンにおいて目に見える効果あり: 対象物体の比較的少ない場所におけるノイズの低減と詳細度のわずかな低減
High (高)多くのシーンにおいて目に見える効果あり: 対象物体の比較的少ない場所におけるノイズの低減と詳細度の低減
Higher (さらに高)さらに多くのシーンにおいて目に見える効果あり: 対象物体の比較的少ない場所におけるノイズの低減と詳細度の低減
Extreme (極限)大部分のシーンにおいて目に見える効果あり: 対象物体の比較的少ない場所におけるノイズの低減と詳細度の低減

Audio (音声)

[Microphone: (マイク:)]マイクをカメラに関連付けるには、[Built-in microphone or line in (内蔵マイクロフォンまたはライン入力)] または他の装置のマイクを選択します。他の装置から音声を使用するを参照してください。
[Speaker (スピーカー)]:スピーカーをカメラに関連付けるには、[Built-in speaker or line out (内蔵スピーカーまたはライン出力)] または他の装置のスピーカーを選択します。 送話には、コンピューターに接続されたマイクを使用します。他の装置から音声を使用するを参照してください。
[Use microphone for (マイクの使用対象)]:1つまたは2つのストリームのマイク音声を有効にします。 音声は、ライブビューと録画、ライブビューのみ、または録画のみ有効にすることができます。

詳細設定

分析データを含めるビデオストリーミング中にスマート検索用のデータを収集できるようにするには、[Include analytics data (分析データを含める)] を選択します。 このオプションは、分析データをサポートするAxis装置でのみ使用できます。スマート検索1用にデータを収集すると、ビデオストリーミングの待ち時間が長くなることがあります。
FFmpegを使用サードパーティ製の装置との互換性を改善するには、[Use FFmpeg (FFmpegを使用)] を選択してFFmpegストリーミングを有効にします。 このオプションはサードパーティ製の装置にのみ使用できます。
PTZオートトラッキング物体インジケーターを表示PTZカメラによって検知された物体インジケーターをライブビューで表示するには、[Show PTZ autotracking object indicators (PTZオートトラッキング物体インジケーターを表示)] を選択し、ビデオストリームバッファ時間を最大2000ミリ秒に設定します。 このオプションは、AXIS PTZオートトラッキングが設定されたAxis PTZカメラでのみ使用できます。 AXIS Camera StationでAXIS PTZ Autotrackingを設定する詳細なワークフローについては、AXIS PTZオートトラッキングの設定を参照してください。
ストリームのカスタマイズ

特定のプロファイルのストリーム設定をカスタマイズするには、プロファイルの設定を&で区切って入力します。 たとえばoverlays=off&color=0を入力すると、そのカメラのオーバーレイが非表示になります。

カスタム設定は、既存の設定を上書きします。 機密情報をカスタム設定に含めないでください。

解像度、フレームレート、圧縮、ビデオ形式、音声などのプロファイル設定をカスタマイズするには、設定するカメラを選択します。 同じモデルで、設定方法が同じであるカメラは、複数台同時に設定できます。設定の構成を参照してください。

録画のプロファイル設定をカスタマイズする方法については、録画の方法を参照してください。

たとえば、AXIS Camera StationクライアントとAXIS Camera Stationサーバーの間の接続が低速な場合、ライブビューの解像度やフレームレートを制限して、帯域幅の使用量を低減できます。 帯域幅の使用量については、ストリーミングを参照してください。

他の装置から音声を使用する

ネットワークカメラやビデオエンコーダのビデオと、カメラ以外の補助装置の音声を合わせて、ライブビューや録画に使用できます。

  1. カメラ以外の装置をAXIS Camera Stationに追加する。装置の追加を参照してください。

  2. 装置からの音声を利用できるよう、カメラを設定する。ストリームプロファイルを参照してください。

  3. ライブビューや録画用に音声を有効にする。ストリームプロファイルを参照してください。

次の例は、 AXIS Camera Stationビデオチュートリアル にあります:

  • 音声装置を設定し、ライブアナウンスを行う

  • アクションボタンを作成して、動きが検知されたときに音声を手動で再生する

  • 動きが検知されたときに音声を自動的に再生

  • スピーカーとAXIS Camera Stationにオーディオクリップを追加

画像の設定

AXIS Camera Stationに接続しているカメラの画像を設定することができます。

画像の設定を変更した場合は、瞬時に適用されます。

画像を設定するには:

  1. [Configuration > Devices > Image configuration (設定 > 装置 > 画像の設定)] を選択して、AXIS Camera Stationに追加されているすべてのカメラを一覧表示します。

  2. リストの下にカメラとビデオフィードがリアルタイムで表示されます。 [Type to search (検索する文字を入力)] フィールドを使用して、リスト内の特定のカメラを検索できます。

  3. 画像を設定します。

画像設定

輝度: 画像の輝度を調整します。 値を大きくするほど画像が明るくなります。

カラーレベル: 色の彩度を調整します。 小さい値を選択すると色の彩度が低下します。 0にすると画像が白黒で表示されます。 最大値にすると最高彩度になります。

シャープネス: 画像のシャープさを調整します。 シャープネスを高く設定すると、特に微光の状況では画像ノイズが増えることがあります。 シャープネスの値が高いと、高コントラスト部分の周囲に画像のアーティファクト (ぎざぎざなど) が生じるおそれがあります。 低い値を設定すると画像ノイズは減りますが、ややぼやけた画像になります。

コントラスト: 画像のコントラストを調整します。

ホワイトバランス: ドロップダウンリストで、ホワイトバランスのオプションを選択します。 ホワイトバランスは、光源の色温度にかかわらず同じになるようにするために使用します。 [Automatic (自動)] を選択すると、カメラが光源を識別して自動的に色を補正します。 満足の行く結果が得られない場合は、光源の種類に対応するオプションを選択してください。 利用可能なオプションは、カメラのモデルによって異なります。

画像を回転: 画像の回転角度を設定します。

画像のイメージ自動回転 オンに設定すると、画像の回転が自動的に調整されます。

画像を反転: オンにすると画像が反転します。

逆光補正: 電球などの明るい光点によって、画像内の他の領域が暗く見えすぎる場合は、オンにします。

ダイナミックコントラスト (ワイドダイナミックレンジ): オンにすると、ワイドダイナミックレンジを使用して、画像内でコントラストがかなり強い場合の露出を向上させます。 スライダーを使用して、ダイナミックコントラストを調整します。 逆光の強い条件下ではダイナミックコントラストを有効にします。 暗い場所ではダイナミックコントラストを無効にします。

カスタム歪み補正設定: カメラのレンズパラメーター、光学センター、およびチルトの向きを含む.dewarpファイルをインポートすることができます。 [Reset (リセット)] をクリックすると、パラメーターが元の値にリセットされます。

  1. 以下のパラメーターを含む.dewarpファイルを作成します。

    • 必須: RadialDistortionXRadialDistortionYRadialDistortionZ、およびTiltOrientationTiltOrientationで使用可能な値はwalldeskceilingです。

    • オプション: OpticalCenterXおよびOpticalCenterY。 光学センターを設定する場合は、これら2つのパラメーターを両方とも含める必要があります。

  2. [Import (インポート)] をクリックして、.dewarpファイルを参照します。

  3. 以下は.dewarpファイルの例です。
  4. RadialDistortionX=-43.970703 RadialDistortionY=29.148499 RadialDistortionZ=715.732193 TiltOrientation=Desk OpticalCenterX=1296 OpticalCenterY=972

PTZプリセット

パン/チルト/ズーム (PTZ) とは、カメラをパン (左右に移動)、チルト (上下に移動)、ズームイン、ズームアウトする機能です。

[Configuration > Devices > PTZ presets (設定 > 装置 > PTZプリセット)] を選択して、PTZ機能を使用できるカメラを一覧表示します。 カメラをクリックすると、カメラで使用可能なすべてのプリセットが表示されます。 [Refresh (更新)] をクリックすると、プリセットリストが更新されます。

PTZが使用可能なカメラは次のとおりです。

  • PTZカメラ (メカニカルPTZが搭載されているカメラ)

  • デジタルPTZが有効になっている固定カメラ

デジタルPTZを有効にするには、カメラに内蔵の設定ページを使用します。 詳細については、カメラのユーザーマニュアルを参照してください。 設定ページを開くには、装置の管理ページに進み、カメラを選択して [Address (アドレス)] 列のリンクをクリックします。

PTZプリセットは、AXIS Camera Stationおよびカメラの設定ページで設定できます。 PTZプリセットは、AXIS Camera Stationで設定することをお勧めします。

  • カメラの設定ページでPTZプリセットを設定する場合は、プリセット内でストリームのみを表示できます。 ライブビューでのPTZの動きを確認し、録画することができます。

  • AXIS Camera StationでPTZプリセットを設定する場合は、カメラのストリーム全体を表示できます。 ライブビューでのPTZの動きは、表示することも記録することもできません。

カメラのコントロールキューが有効になっている場合、PTZは使用できません。 コントロールキューの詳細と、コントロールキューを有効または無効にする方法については、カメラのユーザーマニュアルを参照してください。

プリセットを追加するには:

  1. [Configuration > Devices > PTZ presets (設定 > 装置 > PTZプリセット)] を選択し、リストからカメラを選択します。

  2. メカニカルPTZを搭載したカメラの場合は、PTZコントロールを使用して、カメラビューを目的の位置に移動します。 デジタルPTZを搭載したカメラの場合は、マウスホイールを使用してズームインし、カメラビューを目的の位置にドラッグします。

  3. [Add (追加)] をクリックし、新しいプリセットの名前を入力します。

  4. [OK] をクリックします。

プリセットを削除するには、プリセットを選択し [Remove (削除)] をクリックします。 選択したプリセットがAXIS Camera Stationとカメラから削除されます。

装置の管理

装置の管理には、AXIS Camera Stationに接続された装置の管理とメンテナンスを行うためのツールが用意されています。

[Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択して「装置の管理」ページを開きます。

ファームウェアのアップグレード設定で新しいファームウェアバージョンの自動確認を設定した場合は、装置で使用可能な新しいファームウェアバージョンがあるとリンクが表示されます。 リンクをクリックして、ファームウェアバージョンをアップグレードします。ファームウェアのアップグレードを参照してください。

ファームウェアバージョンのアップグレード

AXIS Camera Stationの更新で新しいソフトウェアバージョンの自動確認を設定した場合は、使用可能な新しいAXIS Camera Stationのバージョンがあるとリンクが表示されます。 リンクをクリックして、新しいバージョンのAXIS Camera Stationをインストールします。

新しいバージョンのAXIS Camera Stationのインストール

AXIS Camera Stationに追加されているカメラのリストが表示されます。 [Type to search (検索する文字を入力)] フィールドを使用して、リスト内の装置を検索できます。 列を表示/非表示にするには、ヘッダー行を右クリックし、表示する列を選択します。 ヘッダーをドラッグアンドドロップして、列の順序を並べ替えることができます。

装置のリストには以下の情報が含まれています。

  • 名前: 装置が複数のカメラが接続されたビデオエンコーダであるとき、または装置が複数のビューエリアのあるネットワークカメラであるとき、装置名または関連付けられたすべてのカメラ名のリストが表示されます。

  • MACアドレス: 装置のMACアドレス。

  • ステータス: 装置のステータス。

    • OK: 確立された装置接続の標準の状態。

    • メンテナンス: 装置はメンテナンス中であるため、一時的にアクセスできません。

    • アクセス不可: 装置との接続を確立できません。

    • 設定されたホスト名ではアクセスできません: ホスト名を使用して装置との接続を確立することはできません。

    • サーバーにアクセス不可: 装置が接続するサーバーとの接続を確立できません。

    • パスワードを入力: 有効なアカウント情報を入力するまで装置の接続は確立されません。 リンクをクリックし、有効なユーザー認証情報を入力します。 装置が暗号化接続に対応している場合、デフォルトで暗号化されたパスワードが送信されます。

    • パスワードを設定: rootアカウントとパスワードが設定されていないか、装置で使用されているパスワードがデフォルトのままになっています。 リンクをクリックして、rootユーザーのパスワードを設定します。

      • パスワードを入力するか、[Generate (生成)] をクリックして、装置で許容される長さを上限としたパスワードを自動的に生成します。 自動生成されたパスワードを表示し、そのコピーを作成することをお勧めします。

      • [Set password (パスワードを設定)] ステータスが存在するすべての装置でこのパスワードを使用する選択肢を有効にします。

      • 装置がHTTPSをサポートしている場合は、[Enable HTTPS (HTTPSを有効にする)] を選択してHTTPSを有効にします。

    • パスワードのタイプ: 非暗号化: 装置が以前に暗号化されたパスワードを使用して接続しているため、装置との接続は確立されません。 安全上の理由から、AXIS Camera Stationでは暗号化されたパスワードを使用したことがある装置に対しては、暗号化されたパスワードの使用を許可していません。 暗号化に対応している装置では、装置の設定ページで接続のタイプを設定します。

    • 証明書エラー: 装置上の証明書にエラーがあります。

    • まもなく証明書の有効期限です: 装置上の証明書の有効期限が近くなっています。

    • 証明書の有効期限切れ: 装置上の証明書の有効期限が切れました。

    • HTTPS証明書が信頼されていません: 装置のHTTPS証明書がAXIS Camera Stationに信頼されていません。

    • HTTP失敗: 装置とのHTTP接続を確立できません。

    • HTTPS失敗: 装置とのHTTPS接続を確立できません。

    • HTTPおよびHTTPS接続に失敗 (pingまたはUDPはOK): 装置とのHTTPまたはHTTPS接続を確立できません。 装置はpingおよびUser Datagram Protocol (UDP) 通信には応答します。

  • アドレス: 装置のアドレス。 [link(リンク)]をクリックすると、装置の設定ページが開きます 装置の追加時にどちらを使用したかに応じて、IPアドレスまたはホスト名が表示されます。[Device configuration (装置設定)] タブを参照してください。

  • ホスト名: 装置のホスト名 (使用可能な場合)。 [link(リンク)]をクリックすると、装置の設定ページが開きます。 ホスト名は、完全修飾ドメイン名で表示されます。[Device configuration (装置設定)] タブを参照してください。

  • メーカー: 装置のメーカー。

  • モデル: 装置のモデル。

  • ファームウェア: 装置が現在使用しているファームウェアのバージョン。

  • DHCP: 装置がDHCPを使用してサーバーに接続している場合、表示されます。

  • HTTPS: 装置のHTTPSステータス。セキュリティでHTTPSステータスを参照してください。

  • IEEE 802.1X: 装置のIEEE 802.1Xステータス。セキュリティでIEEE 802.1Xステータスを参照してください。

  • サーバー: 装置が接続しているAXIS Camera Stationサーバー。

  • タグ: (デフォルトでは非表示) 装置に付加されているタグ。

  • UPnPフレンドリ名: (デフォルトでは非表示) UPnP名。装置を識別しやすくするために使用される分かりやすい名前です。

装置で次のアクションを実行できます。

  • 装置にIPアドレスを割り当てる。IPアドレスの設定を参照してください。

  • 装置にパスワードを設定する。ユーザー管理を参照してください。

  • 装置のファームウェアをアップグレードする。ファームウェアのアップグレードを参照してください。

  • 装置に日付と時刻を設定する。日付と時刻を設定を参照してください。

  • 装置を再起動する。

  • パスワードを含むほとんどの設定を工場出荷時の値にリセットするために装置をリストアします。 次の設定はリセットされません: アップロード済みのカメラアプリケーション、ブートプロトコル (DHCPまたは静的)、静的IPアドレス、デフォルトルーター、サブネットマスク、システム時刻。

  • 不正なアクセスを防止するため、装置を工場出荷時の設定に戻した後、パスワードを設定することを強く推奨します。

  • 装置にカメラアプリケーションをインストールします。カメラアプリケーションのインストールを参照してください。

  • 装置の設定ページから設定を変更した場合に、装置を再読み込みします。

  • 装置を設定する。装置の設定を参照してください。

  • ユーザー管理。ユーザー管理を参照してください。

  • 証明書を管理する。セキュリティを参照してください。

  • 装置データを収集する。装置データの収集を参照してください。

  • IPアドレスまたはホスト名を使用する場合に選択します。Connection (接続)を参照してください。

  • 装置にタグを付ける。タグを参照してください。

  • 装置の認証情報を入力する。 装置を右クリックして [Advanced > Enter device credentials (詳細設定 > 装置の認証情報の入力)] を選択し、装置のパスワードを入力します。

  • 装置の設定タブに移動し、装置を設定します。[Device configuration (装置設定)] タブを参照してください。

IPアドレスの設定

AXIS Camera Stationでは、複数の装置にIPアドレスを割り当てることができます。 新しいIPアドレスは、DHCPサーバーから自動的に取得したり、IPアドレス範囲から割り当てて取得したりできます。

IPアドレスの割り当て

  1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択し、設定する装置を選択します。

  2. をクリックするか、右クリックして [Assign IP address (IPアドレスの割り当て)] を選択します。

  3. 装置にアクセスできないなど、装置を設定できない場合は、[Invalid devices (無効な装置)] ダイアログが表示されます。 [Continue (継続)] をクリックすると、設定できない装置をスキップできます。

  4. 1台の装置を選択してIPアドレスを割り当てる場合は、[Advanced (詳細設定)] をクリックして [Assign IP address (IPアドレスの割り当て)] ページを開きます。

  5. [Obtain IP addresses automatically(DHCP) (IPアドレスを自動的に取得する (DHCP))] を選択して、DHCPサーバーからIPアドレスを自動的に取得します。

  6. [Assign the following IP address range (次のIPアドレス範囲を割り当て)] を選択し、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトルーターを指定します。

    IP範囲を指定するには:

    • ワイルドカードを使用。 例: 192.168.0.*、または10.*.1.*

    • 最初のIPアドレスと最後のIPアドレスをダッシュで区切って書く。 例: 192.168.0.10-192.168.0.20 (このアドレス範囲は、192.168.0.10-20に短縮もできます)、または10.10-30.1.101

    • ワイルドカードと範囲を組み合わせる。 例: 10.10-30.1.*

    • コンマを使用して複数の範囲を区切る。 例: 192.168.0.*,192.168.1.10-192.168.1.20

  7. IPアドレスの範囲を指定する場合、各装置が同じAXIS Camera Stationサーバーに接続されている必要があります。

  8. [Next (次へ)] をクリックします。

  9. 現在のIPアドレスと新しいIPアドレスを確認します。 装置のIPアドレスを変更するには、装置を選択して [Edit IP (IPを編集)] をクリックします。

    • 新しいIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトルーターが [現在のIPアドレス] セクションに表示されます。

    • [新しいIPアドレス] セクションでオプションを編集し、[OK] をクリックします。

  10. 新しいIPアドレスを確認し、[Finish (完了)] をクリックします。

装置の設定

1台の装置から装置設定をコピーするか、設定ファイルを適用することで、複数の装置の一部の設定を同時に行うことができます。

1台の装置ですべての設定を行うには、装置の設定ページに移動します。[Device configuration (装置設定)] タブを参照してください。

  • 装置の設定方法については、「設定方法」を参照してください。

  • 設定ファイルの作成方法については、「設定ファイルを作成する」を参照してください。

  • コピー可能な設定については、「設定の構成」を参照してください。

設定方法

装置を設定するには数種類の方法があります。 AXIS Device managementは、設定の方法に基づいてすべての装置を構成しようとします。装置の設定を参照してください。

選択した装置の設定を使用する

この方法は、既存の設定を一部またはすべてを再利用することで、単一の装置の設定でのみ使用できます。

  1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択します。

  2. 1台の装置を右クリックして、[Configure Devices > Configure (装置の設定 > 設定)] を選択します。

  3. 適用する設定を選択します。設定の構成を参照してください。

  4. [Next (次へ)] をクリックして適用する設定を確認します。

  5. [Finish (完了)] をクリックし、設定を装置に適用します。

他の装置から設定をコピーする

  1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択します。

  2. 装置を右クリックして、[Configure Devices > Configure (装置の設定 > 設定)] を選択します。 さまざまなモデルまたはファームウェアの装置を選択できます。

  3. [Device (装置)] をクリックして設定を再利用できる装置を表示します。

  4. 設定をコピーする装置を選択し、[OK] をクリックします。

  5. 適用する設定を選択します。設定の構成を参照してください。

  6. [Next (次へ)] をクリックして適用する設定を確認します。

  7. [Finish (完了)] をクリックし、設定を装置に適用します。

設定ファイルを使用する

設定ファイルには、1台の装置の設定が含まれています。 この設定を使用して複数の装置を同時に設定したり、装置を向上出荷時の設定にリセットする場合などに、装置を再設定したりできます。 1台の装置から作成した設定ファイルを、モデルまたはファームウェアの異なる複数の装置に適用することができます。一部の設定が、すべての装置に存在するわけではない場合でも可能です。

設定が適用先の装置に存在しなかったり、設定を適用できない場合は、AXIS Camera Stationクライアントの一番下にある [Tasks (タスク)] タブに「エラー」とステータスが表示されます。 その場合、タスクを右クリックし、[表示] を選択して、適用できなかった設定の情報を表示します。

この方法は経験豊富なユーザー向けです。

  1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択します。

  2. 装置を右クリックして、[Configure Devices > Configure (装置の設定 > 設定)] を選択します。

  3. [Configuration File (設定ファイル)] をクリックして設定ファイルを参照します。 設定ファイルの作成方法については、設定ファイルを作成するを参照してください。

  4. .cfgファイルを選択し、[Open (開く)] をクリックします。

  5. [Next (次へ)] をクリックして適用する設定を確認します。

  6. [Finish (完了)] をクリックし、設定を装置に適用します。

設定ファイルを作成する

設定ファイルには、1台の装置の設定が含まれています。 これらの設定は後で他の装置に適用できます。 設定ファイルの使用方法については、「設定方法」を参照してください。

表示される設定は、AXIS Device managementを使用してアクセスすることができる装置設定です。 特定の設定を検索するには、[Type to search (検索する文字を入力)] フィールドを使用します。

設定ファイルを作成するには:

  1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択します。

  2. 設定ファイルを作成する装置を選択します。

  3. 装置を右クリックし、[Configure Devices > Create Configuration File (装置の設定 > 設定ファイルの作成)] を選択します。

  4. ファイルに含める設定を選択し、設定の値を必要に応じて変更します。設定の構成を参照してください。

  5. [Next (次へ)] をクリックして設定を確認します。

  6. [Finish (完了)] をクリックして設定ファイルを作成します。

  7. [Save (保存)] をクリックして設定を.cfgファイルに保存します。

設定の構成

装置の設定時は、装置のパラメーター、アクションルール、および追加の設定を構成することができます。

パラメーター

パラメーターとは、装置の動作を制御する内部的な装置パラメーターです。 パラメーターの全般的な情報は、Axisのホームページ (www.axis.com) で製品のユーザーマニュアルを参照してください

  • パラメーターの変更は、経験豊富なユーザーだけが行うようにしてください。
  • AXIS Device managementから、すべての装置パラメーターにアクセスできるわけではありません。

一部のテキストフィールドには、変数を挿入することができます。 変数は装置に適用される前にテキストに置き換えられます。 変数を挿入するには、テキストフィールドを右クリックし、次のように選択します。

  • 変数として、製品のシリアル番号を入力してください: この変数は、設定ファイルを適用する装置のシリアル番号に置き換えられます。

  • 変数として、装置名を入力してください: この変数は、設定ファイルの適用時に使用されている装置の名前に置き換えられます。 装置名は、「装置の管理」ページの [名前] 列で確認できます。 装置の名前を変更するには、[カメラ] または [他の装置] ページを選択します。

  • 変数として、サーバー名を入力してください: この変数は、設定ファイルの適用時に使用されているサーバーの名前に置き換えられます。 サーバー名は、「装置の管理」ページの [サーバー] 列で確認できます。 サーバーの名前を変更するには、AXIS Camera Station Service Controlに移動します。

  • 変数として、サーバーのタイムゾーンを入力してください: この変数は、設定ファイルの適用時に使用されているサーバーのPOSIXタイムゾーンに置き換えられます。 これは、POSIXタイムゾーンパラメーターと共に使用して、複数のタイムゾーンのサーバーからなるネットワーク内のすべての装置に正しいタイムゾーンを設定することができます。

アクションルール

アクションルールは、装置間でコピーすることができます。 アクションルールの変更は、経験豊富なユーザーだけが行うようにしてください。 アクションルールの全般的な情報については、「アクションルール」を参照してください。

追加設定

  • ストリームプロファイル: ストリームプロファイルは、ビデオエンコーディングおよび画像や音声の設定用に事前プログラムされているライブビューのプロファイルです。 ストリームプロファイルは、装置間でコピーすることができます。

  • 動体検知ウィンドウ: 動体検知ウィンドウは、カメラの視野に特定のエリアを定義するために使用します。 通常、指定されたエリア内で何かが動く (または停止する) たびにアラームが生成されます。 動体検知ウィンドウは、装置間でコピーすることができます。

ユーザー管理

[Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択すると、装置のユーザーを管理するための「装置の管理」ページが表示されます。

複数の装置に対してパスワードを設定したりユーザーを削除したりする場合、いずれの装置にも存在しないユーザーは で表示されます。 個々のユーザーが別々の装置に別々の権限で存在する場合、各ユーザーは一度だけ表示されます。

アカウントは装置固有であり、Axis Camera Stationのユーザーアカウントとは関連付けられていません。

パスワードを設定

  • ファームウェア5.20以降の装置では、64文字のパスワードをサポートします。 それより古いファームウェアバージョンの装置では、8文字のパスワードをサポートします。 古いファームウェアを搭載した装置では、個別にパスワードを設定することをお勧めします。
  • サポートされているパスワードの長さが異なる複数の装置でパスワードを設定する場合、パスワードは、その中で最短の長さに収まるようにする必要があります。
  • 許可されていないアクセスを防止したり、セキュリティを向上させるため、AXIS Camera Stationに追加されたすべての装置をパスワードで保護することを強く推奨します。

パスワードに使用できる文字は以下のとおりです。

  • アルファベットA~Z、a~z

  • 数字 0~9

  • スペース、カンマ (,)、ピリオド (.)、コロン (:)、セミコロン (;)

  • !、"、#、$、%、&、'、(、+、*、-、)、/、<、>、=、?、[、\、^、-、`、{、|、~、@、]、}

装置のユーザーにパスワードを設定するには:

  1. [Configuration > Devices > Management > Manage devices (設定 > 装置 > 管理 > 装置の管理)] を選択します。

  2. 装置を選択し、 をクリックします。 装置を右クリックして [User Management > Set password (ユーザー管理 > パスワードを設定)] を選択することもできます。

  3. ユーザーを選択します。

  4. パスワードを入力するか、[Generate (生成)] をクリックして強力なパスワードを生成します。

    • [OK] をクリックします。

    ユーザーを追加

    Axis Camera StationにローカルユーザーまたはActive Directoryユーザーを追加するには:

    1. [Configuration > Devices > Management > Manage devices (設定 > 装置 > 管理 > 装置の管理)] を選択します。

    2. 装置を右クリックして [User Management > Add user (ユーザー管理 > ユーザーを追加)] を選択します。

    3. ユーザー名とパスワードを入力し、パスワードを確認します。 使用できる文字の一覧は、前述の「パスワードを設定」セクションを参照してください。

    4. [Role (権限)] フィールドのドロップダウンリストからユーザーのアクセス権を選択します。

      • [Administrator (管理者): ] 装置に無制限にアクセスできます。

      • [Operator (オペレーター): ] ビデオストリームやイベントのほか、システムオプションを除くすべての設定にアクセスできます。

      • [Viewer (閲覧者): ] ビデオストリームにアクセスできます。

    5. [Enable PTZ control (PTZコントロールを有効にする)] を選択すると、ユーザーがライブビューでパン、チルト、ズームを実行できるようになります。

    6. [OK] をクリックします。

    ユーザーを削除

    装置からユーザーを削除するには:

    1. [Configuration > Devices > Management > Manage devices (設定 > 装置 > 管理 > 装置の管理)] を選択します。

    2. 装置を右クリックして [User Management > Remove user (ユーザー管理 > ユーザーを削除)] を選択します。

    3. [User (ユーザー)] フィールドのドロップダウンリストから削除するユーザーを選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    ユーザーを一覧

    装置のすべてのユーザーとそのアクセス権を一覧にするには:

    1. [Configuration > Devices > Management > Manage devices (設定 > 装置 > 管理 > 装置の管理)] を選択します。

    2. 装置を右クリックして [User Management > List users (ユーザー管理 > ユーザーを一覧)] を選択します。

    3. [Type to search (検索する文字を入力)] フィールドを使用すると、リスト内の特定のユーザーを検索できます。

    ファームウェアのアップグレード

    ファームウェアはAxis製品の機能を決定するソフトウェアです。 最新のファームウェアをインストールすることで、最新の機能を利用できるようになります。

    新しいファームウェアは、AXIS Camera Stationを使用してダウンロードできるほか、ハードドライブまたはメモリーカード内のファイルからインポートすることもできます。 ダウンロードできるバージョンのファームウェアの場合、そのバージョン番号の後に [(Download) ((ダウンロード))] と表示されています。 ローカルクライアントにまだダウンロードされていないバージョンのファームウェアの場合、そのバージョン番号の後に [(File) ((ファイル))] と表示されています。

    ファームウェアをアップグレードする際には、以下のアップグレードタイプを選択できます。

    • Standard (標準): 選択したファームウェアバージョンにアップグレードして、既存の設定値を維持します。

    • Factory default (工場出荷時設定): 選択したファームウェアバージョンにアップグレードし、すべての設定を工場出荷時の値にリセットします。

    ファームウェアをアップグレードするには:

    1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択し、設定する装置を選択します。

    2. をクリックするか、右クリックして [Upgrade firmware (ファームウェアのアップグレード)] を選択します。

    3. 装置にアクセスできないなど、装置を設定できない場合は、[Invalid devices (無効な装置)] ダイアログが表示されます。 [Continue (継続)] をクリックすると、設定できない装置をスキップできます。

    4. ファームウェアのアップグレード中は装置にアクセスできません。[Yes (はい)] をクリックして続行します。 このことを確認済みで、再び表示されないようにするには、[Do not show this dialog again (このダイアログを再表示しない)] を選択して [Yes (はい)] をクリックします。

    5. [ファームウェアのアップグレード] ダイアログには、装置モデル、各モデルの装置数、既存のファームウェアバージョン、アップグレードで使用可能なファームウェアバージョン、およびアップグレードタイプが一覧表示されます。 新しいファームウェアバージョンのダウンロードが可能になると、デフォルトで装置があらかじめ一覧から選択され、最新のファームウェアバージョンが各装置にあらかじめ選択されています。

      1. ダウンロード可能なファームウェアバージョンのリストを更新するには、[Check for updates (更新を確認)] をクリックします。 ローカルのクライアントに保存されている1つ以上のファームウェアファイルを参照するには、[Browse (参照)] をクリックします。

      2. アップグレードする装置とファームウェアのバージョン、およびアップグレードタイプを選択します。

      3. [OK] をクリックして、リスト内の装置のアップグレードを開始します。

    デフォルトでは、ファームウェア更新は選択したすべての装置で同時に行われます。 更新の順序は変更することができます。ファームウェアのアップグレード設定を参照してください。

    日付と時刻を設定

    Axis装置に日付と時刻を設定します。コンピューターの時刻またはNTPサーバーに同期するか、手動で設定することができます。

    装置に日付と時刻を設定するには:

    1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択します。

    2. 装置を選択して をクリックするか、右クリックして [Set date and time (日付と時刻を設定)] を選択します。

    3. Axis装置の現在の日付と時刻が [Device time (装置の時刻)] に表示されます。 複数の装置を選択すると、[Device time (装置の時刻)] が利用できなくなります。

    4. タイムゾーンを選択します。

      • [Time zone (タイムゾーン)] ドロップダウンリストからAxis製品で使用するタイムゾーンを選択します。

      • 製品を使用している地域で夏時間が導入されている場合は、[Automatically adjust for daylight saving time changes (夏時間の調整を自動的に行う)] を選択してください。

    5. タイムゾーンは、[Synchronize with NTP server (NTPサーバーと同期する)] または [Set manually (手動で設定する)] の時刻モードを選択している場合に設定できます。

    6. [時刻モード] セクションで次のように実行します。

      • [Synchronize with server computer time (コンピューターの時刻と同期する)] を選択して、製品の日付と時刻を、AXIS Camera Stationサーバーがインストールされているサーバーコンピューターのクロックと同期させます。

      • [Synchronize with NTP server (NTPサーバーと同期する)] を選択して、製品の日付と時刻をNTPサーバーに同期させます。 フィールドに、NTPサーバーのIPアドレス、DNSまたはホスト名を入力します。

      • [Set manually (手動で設定する)] を選択して、日付と時刻を手動で設定します。

    7. [OK] をクリックします。

    日付と時刻を設定
    カメラアプリケーションのインストール

    カメラアプリケーションは、Axisのネットワークビデオ製品にアップロードし、インストールすることができるソフトウェアです。 アプリケーションをインストールすることにより、検知、認識、追跡、カウントなどの機能を追加することができます。

    一部のアプリケーションは、AXIS Camera Stationから直接インストールすることができます。 それ以外のアプリケーションは、まず、AxisのWebサイト (www.axis.com/global/en/products/analytics-and-other-applications) またはアプリケーションベンダーのWebサイトからダウンロードする必要があります。

    これらのアプリケーションは、AXIS Camera Application Platformをサポートする装置にインストールすることができます。 アプリケーションによっては、特定のファームウェアバージョンまたはカメラモデルにしかインストールできません。

    ライセンスが必要なアプリケーションの場合は、ライセンスキーファイルをアプリケーションと同時にインストールすることも、装置の設定ページを使用して後からインストールすることもできます。

    ライセンスキーファイルを取得するには、www.axis.com/se/sv/products/camera-applications/license-key-registration#/registrationにアクセスし、アプリケーションに付属するライセンスコードを登録する必要があります。

    アプリケーションをインストールできない場合は、www.axis.comにアクセスし、インストール先の装置モデルとファームウェアバージョンがAXIS Camera Application Platformをサポートしているかどうかをチェックしてください。

    利用可能なカメラアプリケーション:

    AXIS Video Motion Detection 4 –
    対象範囲内で動く被写体を検知するアプリケーションです。 ライセンスが不要で、ファームウェア6.50以降のカメラにインストールすることができます。 製品のファームウェアのリリースノートを確認し、Video Motion Detection 4をサポートしているかどうかを確認することもできます。
    AXIS Video Motion Detection 2 –
    対象範囲内で動く被写体を検知するアプリケーションです。 ライセンスが不要で、ファームウェア5.60以降のカメラにインストールすることができます。
    AXIS Video Content Stream –
    Axisカメラが動体追跡データをAXIS Camera Stationに送信できるようにするアプリケーション。 5.50〜9.59のファームウェアを搭載したカメラにインストールできます。 AXIS Video Content StreamはAXIS Camera Stationと組み合わせてのみ使用できます。
    その他のアプリケーション –
    インストールする任意のアプリケーション。 インストールを開始する前に、アプリケーションをローカルコンピューターにダウンロードしてください。

    カメラアプリケーションをインストールするには:

    1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択します。

    2. アプリケーションをインストールするカメラを選択します。 をクリックするか、右クリックして [Install camera application (カメラアプリケーションのインストール)] を選択します。

    3. カメラにインストールするカメラアプリケーションを選択します。 他のアプリケーションをインストールする場合は、[Browse (参照)] をクリックしてローカルのアプリケーションファイルに移動します。 [Next (次へ)] をクリックします。

    4. アプリケーションのインストール後、[Allow application overwrite (アプリケーションの上書きを許可)] を選択してアプリケーションを再インストールするか、[Allow application downgrade (アプリケーションのダウングレードを許可)] を選択して旧バージョンのアプリケーションをインストールします。

    5. ダウングレードまたは上書きによって、装置のアプリケーション設定がリセットされます。

    6. ライセンスが必要なアプリケーションの場合は、[ライセンスのインストール] ダイアログが表示されます。

      1. [Yes (はい)] をクリックしてライセンスのインストールを開始してから、[Next (次へ)] をクリックします。

      2. [Browse (参照)] をクリックしてライセンスファイルに移動してから、[Next (次へ)] をクリックします。

    7. AXIS Video Motion Detection 2、AXIS Video Motion Detection 4、またはAXIS Video Content Streamのインストールではライセンスは不要です。

    8. 情報を確認し、[Finish (完了)] をクリックします。 カメラのステータスが [OK] から [メンテナンス] に変更され、インストールが終了すると [OK] に戻ります。

    セキュリティ

    HTTPSまたはIEE 802.1Xを有効にすると、AXIS Camera Stationの認証局 (CA) は自動的にクライアントとサーバーの証明書に署名し、それらの証明書を装置に配布します。 CAは、プリインストールされた証明書を無視します。 証明書を設定する方法の詳細については、証明書を参照してください。

    HTTPSまたはIEEE 802.1X証明書の管理

    IEEE 802.1Xを有効にする前に、AXIS Camera StationでAxis装置の時刻が同期されていることを確認してください。

    1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択します。

    2. 装置を右クリックし、以下の操作を行います。

      • [Security > HTTPS > Enable/Update (セキュリティ > HTTPS > 有効にする/更新する)] を選択して、装置でHTTPSを有効にするか、HTTPSの設定を更新します。

      • [Security > IEEE 802.1X > Enable/Update (セキュリティ > IEEE 802.1X > 有効にする/更新する)] を選択して、装置でIEEE 802.1Xを有効にするか、IEEE 802.1Xの設定を更新します。

      • [Security > HTTPS > Disable (セキュリティ > HTTPS > 無効にする)] を選択して、装置でHTTPSを無効にします。

      • [Security > IEEE 802.1X > Disable (セキュリティ > IEEE 802.1X > 無効にする)] を選択して、装置でIEEE 802.1Xを無効にします。

      • [Certificates... (証明書...)] を選択して、証明書の概要を表示したり、証明書を削除したり、特定の証明書に関する詳細な情報を確認したりします。

    3. 同じ証明書が複数の装置にインストールされているとき、その証明書は1つの項目として表示されるだけです。 その証明書を削除すると、インストールされているすべての装置から削除されます。

    HTTPSとIEEE 802.1Xのステータス

    装置の管理ページに、HTTPSとIEEE 802.1Xのステータスが一覧表示されます。

    Status (ステータス)説明
    HTTPSオンAXIS Camera Stationは装置への接続にHTTPSを使用します。
    オフAXIS Camera Stationは装置への接続にHTTPを使用します。
    不明装置にアクセスできません。
    サポートされていないファームウェア装置のファームウェアが古すぎるため、HTTPSはサポートされていません。
    サポートされていない装置HTTPSはこの装置モデルではサポートされていません。
    IEEE 802.1X有効IEEE 802.1Xは、装置上でアクティブです。
    無効IEEE 802.1Xはアクティブではありませんが、装置上でアクティブにする準備ができています。
    サポートされていないファームウェア装置のファームウェアが古すぎるため、IEEE 802.1Xはサポートされていません。
    サポートされていない装置IEEE 802.1Xはこの装置モデルではサポートされていません。
    装置データの収集

    このオプションは、一般的にトラブルシューティング目的で使用されます。 装置上の特定の場所に関するデータ収集レポートを含む.zipファイルを生成するには、このオプションを使用します。

    装置データを収集するには:

    1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択します。

    2. 装置を右クリックし、[Collect device data (装置データの収集)] を選択します。

    3. [選択した製品のデータソース] セクションで次のように実行します。

      • [Preset (プリセット)] を選択し、一般に使用されているコマンドのドロップダウンリストからいずれかを選択します。

      • プリセットによっては、すべての装置で使用できるわけではない場合があります。 たとえば、PTZ状態は音声装置では使用できません。

      • [Custom (カスタム)] をクリックして、選択したサーバー上のデータ収集ソースへのURLパスを指定します。

    4. [名前を付けて保存] セクションで、データ収集の.zipファイルのファイル名とフォルダーの場所を指定します。

    5. データ収集が終了した時点で指定のフォルダーを開くように、[Automatically open folder when ready (準備完了後に保存先のフォルダーを自動的に開く)] を選択します。

    6. [OK] をクリックします。

    Connection (接続)

    IPアドレスまたはホスト名を使用して装置と通信する方法:

    1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択します。

    2. 装置を選択して右クリックし、[Connection (接続)] を選択します。

      • IPアドレスを使用して装置に接続するには、[Use IP (IPを使用する)] を選択します。

      • ホスト名を使用して装置に接続するには、[Use hostname (ホスト名を使用する)] を選択します。

    タグ

    「装置の管理」ページで、タグを使用して装置をグループごとに分けて管理することができます。 1台の装置に複数のタグを設定できます。

    たとえば装置のモデルや場所に応じて、装置にタグを付けることができます。 たとえば、カメラのモデルに応じたタグを付けると、特定のモデルの全カメラをすばやく見つけてアップグレードすることができます。

    1台の装置にタグを付けるには:

    1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択します。

    2. 装置を右クリックして [Tag devices (装置のタグ付け)] を選択します。

    3. Use existing tag (既存のタグを使用)] を選択してタグを選択するか、[Create a new tag (新しいタグを作成)] を選択してタグの名前を入力します。

    4. [OK] をクリックします。

    装置からタグを削除するには:

    1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択し、右上の をクリックします。

    2. [タグ] フォルダーからタグを選択します。 タグに関連づけられているすべての装置が表示されます。

    3. 装置を選択します。 装置を右クリックして、[Untag devices (製品のタグの解除)] を選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    タグを管理するには:

    1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択し、右上の をクリックします。

    2. [装置のタグ] ページで次のように実行します。

      • [Tags (タグ)] を右クリックして、[New tag (新しいタグ)] を選択してタグを作成します。

      • タグを右クリックして [Rename tag (タグの名前を変更)] を選択し、タグに付ける新しい名前を入力します。

      • タグを右クリックして [Delete (タグを削除)] を選択すると、タグを削除できます。

      • をクリックすると、[製品のタグ] ページを固定できます。

      • タグをクリックすると、このタグに関連付けられているすべての装置が表示され、[すべての装置] をクリックすると、AXIS Camera Stationに接続するすべての装置が表示されます。

      • [Warnings/Errors (警告/エラー)] をクリックすると、アクセスできない装置など、注意が必要な装置が表示されます。

    [Device configuration (装置設定)] タブ

    1台の装置ですべての設定を行うには:

    1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択します。

    2. 装置のアドレスまたはホスト名をクリックして、装置の設定タブに移動します。

    3. 設定を変更します。 装置の設定方法については、装置のユーザーマニュアルを参照してください。

    4. タブを閉じると、装置が再読み込みされ、AXIS Camera Stationで変更が実装されていることを確認できます。

    制限事項

    • サードパーティ製装置の自動認証はサポートされていません。

    • サードパーティ製装置の一般的なサポートは保証できません。

    • ビデオストリームがアクティブな状態で装置設定タブを使用すると、負荷が増加して、サーバーマシンのパフォーマンスに影響する可能性があります。

    外部データソース

    外部データソースとは、各イベント時点での出来事の追跡に使用できるデータを生成するシステムまたはソースです。データ検索を参照してください。

    [Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [External data source (外部データソース)] の順に移動すると、すべての外部データソースが一覧表示されます。 [column heading(列見出し)]をクリックすると、列の値を基準にしてデータが並べ替えられます。

    アイテム説明
    名前外部データソースの名前です。
    ソースキー外部データソースの一意の識別子です。
    ビュー外部データソースがリンクされているビューです。
    サーバーデータソースが接続されているサーバーです。 複数のサーバーに接続する場合にのみ表示されます。

    外部データソースは、次の場合に自動的に追加されます。

    • [Configuration > Access control > Doors and zones (設定 > アクセスコントロール > ドアとゾーン)] に移動してドアを作成した場合。

      AXIS Camera StationでAXIS A1601 Network Door Controllerを設定するワークフローの詳細については、「AXIS A1601 Network Door Controllerの設定」を参照してください。

    • 最初のイベントは、AXIS License Plate Verifierで設定した装置により受信されます。

      AXIS Camera StationでAXIS License Plate Verifierを設定するワークフローの詳細については、「AXIS License Plate Verifierの設定」を参照してください。

    外部データソースをビューで設定している場合、データソースから生成されたデータは、[Data search (データ検索)] タブ内のビューのタイムラインに自動的にブックマークされます。 データソースをビューに接続するには:

    1. [Configuration > Devices > External data sources (設定 > 装置 > 外部データソース)] を選択します。

    2. 外部データソースを選択し、[Edit (編集)] をクリックします。

    3. [View (ビュー)] ドロップダウンリストからビューを選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    時刻同期

    [Configuration > Devices > Time synchronization(設定 > 装置 > 時刻同期)] に移動 し、[Time synchronization (時刻同期)] ページを開きます。

    AXIS Camera Stationに追加されているカメラのリストが表示されます。 ヘッダー行を右クリックし、表示する列を選択します。 ヘッダーをドラッグアンドドロップして、列の順序を並べ替えることができます。

    装置のリストには以下の情報が含まれています。

    • 名前: 装置が複数のカメラが接続されたビデオエンコーダであるとき、または装置が複数のビューエリアのあるネットワークカメラであるとき、装置名または関連付けられたすべてのカメラ名のリストが表示されます。

    • アドレス: 装置のアドレス。 [link (リンク)]をクリックすると、装置の設定ページが開きます。 装置の追加時の使用項目によって、IPアドレスまたはホスト名が表示されます。[Device configuration (装置設定)] タブを参照してください。

    • MACアドレス: 装置のMACアドレス。

    • モデル: 装置のモデル。

    • 有効: 時刻同期が有効になっている場合に表示されます。

    • NTPソース: 装置に設定されたNTPソースです。

      • スタティック: [Primary NTP server (プライマリNTPサーバー)] および [Secondary NTP server (セカンダリNTPサーバー)] から装置のNTPサーバーを手動で指定します。

      • DHCP: 装置は、ネットワークからNTPサーバーを動的に受信します。 [DHCP] を選択すると、[Primary NTP server (プライマリNTPサーバー)] および [Secondary NTP server (セカンダリNTPサーバー)] を指定できません。

    • Primary NTP server (プライマリNTPサーバー): 装置に設定されたプライマリNTPサーバーです。 [Static (スタティック)] を選択した場合にのみ使用できます。

    • Secondary NTP server (セカンダリNTPSサーバー): 装置に設定されたセカンダリNTPサーバーです。 セカンダリNTPをサポートするAxis装置に限り使用できます。また [Static (スタティック)] が選択されている場合にのみ使用できます。

    • サーバーの時間オフセット: 装置とサーバーの時差です。

    • 協定世界時: 装置上の協定世界時です。

    • 同期済み: 時刻同期の設定が実際に適用された場合に表示されます。 これは、ファームウェア9.1以降を搭載した装置にのみ適用されます。

    • 次の同期までの時間: 次の同期までの残り時間です。

    Windows Timeサービス (W32Time) はNetwork Time Protocol (NTP) を使用して、AXIS Camera Stationサーバーの日時を同期します。 以下の情報が表示されます。

    • サーバー: Windows Timeサービスを実行しているAXIS Camera Stationサーバーです。

    • ステータス: Windows Timeサービスのステータスです。 [Running (実行中)] または [Stopped (停止中)] のいずれかです。

    • NTPサーバー: Windows Timeサービス用に設定されたNTPサーバーです。

    時刻同期の設定
    1. [Configuration > Devices > Time synchronization (設定 > 装置 > 時刻同期)] を開きます。

    2. 装置を選択し、[Enable time synchronization (時刻同期を有効にする)] を指定します。

    3. NTPソースを [Static (スタティック)] または [DHCP] に指定します。

    4. [Static (スタティック)] を指定した場合は、プライマリNTPサーバーとセカンダリNTPサーバーを設定します。

    5. 時差が2秒を超える場合にアラームを受け取るには、[Send alarm when the time difference between server and device is larger than 2 seconds (サーバーと装置の時差が2秒を超える場合にアラームを送信する)] を選択します。

    6. [Apply (適用)] をクリックします。

    ストレージの設定

    [Configuration > Storage > Management (設定 > ストレージ > 管理)] を選択してストレージの管理ページを開きます。 AXIS Camera Stationに追加されているローカルストレージとネットワーク共有のリストが表示されます。 このページには、以下の情報が含まれています。

    アイテム説明
    リストには、以下の情報が表示されます。
    場所ストレージのパスと名前。
    割り当て済み録画で利用可能な最大ストレージ容量。
    使用中現在録画データが使用しているストレージ容量。
    ステータス

    ストレージのステータス。 表示される値:

    • OK

    • ストレージ満杯: ストレージが満杯です。 ロック解除されている最も古い録画が上書きされます。

    • 利用不可: ストレージ情報は、現在使用することができません。 たとえば、ネットワークストレージが削除されたか切断された場合などです。

    • データの割り込み: AXIS Camera Stationに割り当てられたストレージ容量を他のアプリケーションからのデータが使用しています。 つまり、データベース接続のない録画、いわゆるインデックスなしの録画が、AXIS Camera Stationに割り当てられたストレージ容量を使用しています。

    • 権限がありません: ユーザーにストレージを読み書きする権限がありません。

    • 容量不足: ドライブの空き容量が15 GB未満であり、AXIS Camera Stationはそれを少なすぎると判断しています。 エラーや破損を防ぐため、AXIS Camera Stationはストレージスライダーの位置に関係なく、強制クリーンアップを実行してドライブを保護します。 強制クリーンアップの実行中、AXIS Camera Stationは15 GB以上のストレージが利用可能になるまで録画を停止します。

    • 容量不足: ディスクの合計サイズは32 GB未満であり、AXIS Camera Stationには十分ではありません。

    RAIDをサポートするAXIS OSレコーダーは、次の状態になる場合もあります。

    • オンライン: RAIDシステムは正常に動作しています。 RAIDシステムのいずれかの物理ディスクが故障した場合に備えた冗長性があります。

    • 低下: RAIDシステム内のいずれかの物理ディスクが故障しています。 ストレージからの録画と再生は引き続き可能ですが、冗長性はありません。 さらに別の物理ディスクが故障した場合、RAIDステータスは [Failure (故障)] に変わります。 故障した物理ディスクをできるだけ早く交換することをお勧めします。 故障したディスクを交換した後、RAIDステータスは [Degraded (低下)] から [Syncing (同期)] に変わります。

    • 同期中: RAIDディスクは同期中です。 ストレージからの録画と再生は可能ですが、いずれかの物理ディスクが故障した場合に備えた冗長性はありません。 物理ディスクが同期されると、RAIDシステムに冗長性が備わり、RAIDステータスが [Online (オンライン)] に変わります。

    • 重要

      同期中は、絶対にRAIDディスクを取り外さないでください。 ディスクの故障につながる可能性があります。

    • 故障: RAIDシステムのいくつかの物理ディスクが故障しています。 この場合、ストレージ内の録画はすべて失われ、故障した物理ディスクを交換してからでないと録画ができなくなります。

    サーバーローカルストレージまたはネットワークストレージが置かれているサーバー。
    [概要] セクションに、選択されたストレージの以下の情報が表示されます。
    使用中データベースでインデックスされた録画により現在使用されているストレージ容量です。 ファイルが録画ディレクトリにあってもデータベースでインデックスされていない場合、ファイルはこのカテゴリーでは計算されません。ストレージの管理で、[非インデックスファイルを収集する] を参照してください。
    空き容量保存先ストレージの空き容量です。 これは、保存先のWindowsプロパティで表示される [空き領域] と同じです。
    その他のデータ録画がインデックスされておらず、AXIS Camera Stationで認識されないファイルによって使用されているストレージ容量です。
    その他のデータ = 全容量 - 使用中容量 - 空き容量
    全容量ストレージ容量の合計です。 これは、保存先のWindowsプロパティで表示される [合計サイズ] と同じです。
    割り当て済みAXIS Camera Stationが録画に使用できるストレージ容量です。 スライダーを動かして [Apply (適用)] をクリックすると、割り当て容量を調整できます。
    [ネットワークストレージ] セクションは選択したネットワークストレージでのみ使用できます。
    パスネットワークストレージへのパスです。
    ユーザー名ネットワークストレージへの接続で使用するユーザー名です。
    パスワードネットワークストレージへの接続で使用するユーザー名のパスワードです。

    ストレージの管理

    [Configuration > Storage > Management (設定 > ストレージ > 管理)] を選択して「ストレージの管理」ページを開きます。 このページで、録画を保存するフォルダーを指定することができます。 ストレージがすぐに一杯にならないように、合計容量の最大限の割合をAXIS Camera Stationで使用するよう設定してください。 セキュリティや容量拡大のために、他のローカルストレージやネットワークドライブを追加することもできます。

    • 複数のAXIS Camera Stationサーバーに接続している場合、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンリストからサーバーを選択して、接続している任意のサーバーにローカルストレージまたは共有ネットワークドライブを追加することができます。
    • システムアカウントを利用してサービスにログオンしている場合、他のコンピューターの共有フォルダにリンクしているネットワークドライブを追加することはできません。ネットワークストレージにアクセスできないを参照してください。
    • ローカルストレージまたはネットワークストレージを録画の保存先としてカメラに設定しているか、ストレージに録画が含まれている場合、そのストレージを削除することはできません。

    ローカルストレージまたは共有ネットワークドライブを追加する

    1. [Configuration > Storage > Management (設定 > ストレージ > 管理)] を選択して [Add (追加)] をクリックします。

    2. ローカルストレージを追加するには、[Local storage (ローカルストレージ)] を選択し、ドロップダウンリストからストレージを選択します。

    3. 共有ネットワークドライブを追加するには、[Shared network drive (共有ネットワークドライブ)] をクリックし、共有ネットワークドライブへのパスを入力します。 例: \\ip_address\share [OK] をクリックして、共有ネットワークドライブのユーザー名とパスワードを入力します。

    4. [OK] をクリックします。

    ローカルストレージまたは共有ネットワークドライブを削除する

    ローカルストレージまたは共有ネットワークドライブを削除するには、ストレージリストからローカルストレージまたは共有ネットワークドライブを選択し、[Remove (削除)] をクリックします。

    新規録画用のフォルダーを追加する

    1. [Configuration > Storage > Management (設定 > ストレージ > 管理)] を選択し、ストレージリストからローカルストレージまたは共有ネットワークドライブを選択します。

    2. [Folder for new recordings (新規録画用のフォルダー)] フィールドにフォルダー名を入力すると、録画の保存先を変更することができます。

    3. [Apply (適用)] をクリックします。

    ストレージ容量の調整

    1. [Configuration > Storage > Management (設定 > ストレージ > 管理)] を選択し、ストレージリストからローカルストレージまたは共有ネットワークドライブを選択します。

    2. [Overview (オーバービュー)] セクションで、スライダーバーを移動して、AXIS Camera Stationが使用できる最大容量を設定します。

    3. [Apply (適用)] をクリックします。

    • 最適なパフォーマンスを得るために、ディスク領域の少なくとも5%を空き領域として残すことをお勧めします。
    • AXIS Camera Stationに追加するストレージの最小容量の要件は32 GBで、15 GB以上の利用可能な空き容量が必要です。
    • 利用可能な空き容量が15 GB未満の場合、AXIS Camera Stationは容量を解放するために、自動的に古い録画の削除を開始します。

    非インデックスファイルを収集する

    非インデックスファイルは、ストレージの [その他のデータ] の大部分を占める場合があります。 非インデックスファイルとは、現在のデータベースの一部ではない、録画フォルダー内のすべてのデータを指します。 このファイルには、以前のインストールからの録画または復元ポイントが使用されたときに損失したデータが含まれています。

    収集されたファイルは削除されませんが、録画ストレージの [Non-indexed files (非インデックスファイル)] フォルダーに収集され、配置されます。 ストレージは、クライアントと同じコンピューター、またはユーザーの設定に応じてリモートサーバーに配置することができます。 [Non-indexed files (非インデックスファイル)] フォルダーにアクセスするには、サーバーにアクセスする必要があります。

    フォルダー内のデータは、検出された場所の順に収納されます。 つまり、コンテンツはまずサーバーによって分けられ、次にそのサーバーに接続された装置に応じて分けられます。

    損失した特定の録画やログを探すか、容量を確保するために単にコンテンツを削除するかのどちらかを選択できます。

    確認または削除のために非インデックスファイルを収集するには:

    1. [Configuration > Storage > Management (設定 > ストレージ > 管理)] を選択し、ストレージリストからローカルストレージまたは共有ネットワークドライブを選択します。

    2. [非インデックスファイルを収集する] セクションで、[Collect (収集)] をクリックしてタスクを開始します。

    3. タスクの終了後、[タスク] タブでタスクをダブルクリックし、結果を確認します。

    接続するストレージ装置の選択

    [Configuration > Storage > Selection (設定 > ストレージ > 選択)] を選択して [ストレージを選択する] ページを開きます。 このページは、AXIS Camera Stationに追加されているすべてのカメラが一覧表示され、録画の保存日数をカメラごとに指定することができます。 選択すると、ストレージ情報が [Recording Storage(録画ストレージ)] の下に表示されます。 複数のカメラを選択して一括して設定を変更することができます。

    このページには、以下の情報が含まれています。

    アイテム説明
    名前装置が複数のカメラが接続されたビデオエンコーダであるとき、または装置が複数のビューエリアのあるネットワークカメラであるとき、装置名または関連付けられたすべてのカメラ名のリストが表示されます。
    アドレス装置のアドレス。 [lin k(リンク) ]をクリックすると、装置の設定ページが開きます。 装置の追加時にどちらを使用したかに応じて、IPアドレスまたはホスト名が表示されます。[Device configuration (装置設定)] タブを参照してください。
    MAC アドレス装置のMACアドレス。
    メーカー装置のメーカー。
    モデル装置のモデル。
    使用済みストレージ現在録画データが使用しているストレージ容量。
    位置ストレージのパスと名前。
    保存期間カメラ用に設定された保存期間。
    最も古い録画カメラからストレージに保存されている最も古い録画の時刻。
    フェイルオーバーによる録画カメラでフェイルオーバー録画が使用可能になっている場合に表示されます。
    フォールバック録画カメラでフェイルオーバー録画が使用可能になっている場合に表示されます。
    サーバーローカルストレージまたはネットワークストレージが置かれているサーバー。

    [AXIS Camera Station]にカメラを追加すると、すべてのカメラの録画ストレージが設定されます。 カメラのストレージ設定を編集するには:

    1. [Configuration > Storage > Selection (設定 > ストレージ > 選択)] に移動し、ストレージ設定の編集対象となるカメラを選択します。 [Type to search (検索する文字を入力)] フィールドを使用すると、特定のカメラを検索できます。

    2. [録画ストレージ] セクションで次のように実行します。

      • [Store to (保存先)] フィールドで、録画を保存するストレージをドロップダウンリストから選択します。 選択可能なオプションは、作成されたローカルストレージとネットワークストレージです。

      • [Failover recording (フェイルオーバー録画)] を選択して、AXIS Camera Stationとカメラの接続が切断された場合にカメラのSDカードに録画を保存します。 接続が復旧すると、フェイルオーバーによる録画はAXIS Camera Stationに転送されます。

      • この機能は、SDカードおよびファームウェア5.20以降を使用するカメラでのみ使用できます。

      • ストレージが一杯になるまで録画を保存するには、保存期間に [Unlimited (無制限)] を選択します。 それ以外の場合は、[Limited (制限付き)] を選択して録画を保存する最大日数を設定します。

      • AXIS Camera Stationに割り当てられているストレージ容量がなくなった場合は、保存期間がまだ過ぎていない録画でも削除されることがあります。

      • 録画を保存する日数を指定します。

    3. [Apply (適用)] をクリックします。

    録画とイベントの設定

    AXIS Camera Stationにカメラを追加すると、自動的に動体録画または連続録画が設定されます。 後からニーズに合わせて録画方法を変更するには、録画の方法に移動します。

    動体録画

    すべてのAxisネットワークカメラとビデオエンコーダで、動体検知を利用できます。 カメラが動きを検知したときのみ録画することで、連続録画に比べてストレージ容量を大幅に節約できます。 [Recording method (録画方法)] で、[Motion detection (動体検知)] をオンにして設定できます。 たとえば、カメラが検知した移動物体の数が多すぎたり少なすぎたりする場合や、録画ファイルのサイズが使用可能なストレージ容量に対して大きすぎる場合に設定を行うことができます。

    動体録画を設定するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    2. カメラを選択します。

    3. 動体録画を使用するには、[Motion detection (動体検知)] をオンにします。

    4. [Video settings (ビデオ設定)] で編集を行います。

    5. スケジュールを選択するか、[New (新規)] をクリックして新しいスケジュールを作成します。 ストレージ容量への影響を軽減するには、特定の期間のみ録画してください。

    6. [Trigger period (トリガー期間)] で、連続する2つのトリガーの間隔を設定して、連続する録画の回数を減らします。

      この間隔内に追加のトリガーが発生した場合、録画は続行され、トリガー期間が再開始します。

    7. [Motion settings (動体設定)] をクリックして、検知可能な物体の数などの動体検知設定を指定します。 利用可能な設定はカメラによって異なります。内蔵動体検知機能の編集 および AXIS Video Motion Detection 2および4の編集 を参照してください。

    8. [Apply (適用)] をクリックします。

    アクションルールを使用して動体録画を設定することもできます。 アクションルールを使用する場合は、必ず事前に [Recording method (録画方法)] で [Motion detection (動体検知)] をオフにしてください。

    Profile (プロファイル)

    ドロップダウンメニューで、[Profile (プロファイル)] を選択します。デフォルトは、[High (ハイ)] プロファイルです。 録画サイズを小さくするには、解像度を低くします。 プロファイル設定を編集するには、ストリームプロファイルを参照してください。

    Prebuffer (プリバッファ)

    動体検知の何秒前から録画に含めるかを設定します。

    Postbuffer (ポストバッファ)

    動体検知の何秒後まで録画に含めるかを設定します。

    Raise alarm (アラームを発する)

    [Raise alarm (アラームを発する)] を選択すると、動体を検知した場合にアラームが生成されます。

    動体検知の設定

    連続録画およびスケジュール録画

    連続録画は連続的に画像を保存するため、他の録画オプションよりも多くのストレージ容量を必要とします。 ファイルサイズを小さくするには、できるだけ動体検知録画を使用してください。

    連続録画を設定するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    2. カメラを選択します。

    3. 連続録画を使用にするには、[Continuous (連続)] をオンにします。

    4. ドロップダウンメニューで、[Profile (プロファイル)] を選択します。デフォルトは、[Medium (中)] プロファイルです。 録画サイズを小さくするには、解像度を小さくします。 プロファイル設定を編集するには、ストリームプロファイルを参照してください。

    5. スケジュールを選択するか、[New (新規)] をクリックして新しいスケジュールを作成します。 ストレージ容量への影響を軽減するには、特定の期間のみ録画してください。

    6. [Average bitrate (平均ビットレート)] をオンにし、[Max storage (最大ストレージ)] を設定します。 指定された最大ストレージと保存期間に基づいて、平均ビットレートの概算がシステムに表示されます。 平均ビットレートの最大値は50,000キロビット/秒です。平均ビットレートの設定を参照してください。

    7. [Apply (適用)] をクリックします。

    手動録画

    手動で録画する方法の詳細については、手動による録画を参照してください。

    手動録画を設定する手順は、以下のとおりです。

    1. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    2. [Manual (手動)] で、[Video settings (ビデオ設定)] を編集します。

    3. [Apply (適用)] をクリックします。

    Profile (プロファイル)

    ドロップダウンメニューで、[Profile (プロファイル)] を選択します。デフォルトは、[High (ハイ)] プロファイルです。 録画サイズを小さくするには、解像度を小さくします。 プロファイル設定を編集するには、ストリームプロファイルを参照してください。

    Prebuffer (プリバッファ)

    動体検知の何秒前から録画に含めるかを設定します。

    Postbuffer (ポストバッファ)

    動体検知の何秒後まで録画に含めるかを設定します。

    ルールトリガー録画

    ルールトリガー録画の開始と停止は、[Action rules (アクションルール)] で作成したルールに従って行われます。 ルールを利用して、I/Oポートからの信号、いたずら行為、またはAXIS Cross Line Detectionをトリガーとして録画を生成できます。 1つのルールに複数のトリガーを指定できます。

    ルールによってトリガーされる録画を作成するには、アクションルールを参照してください。

    ルールを利用して動体録画を設定する場合は、録画の重複を避けるため、動体録画をオフにしてください。

    フェイルオーバーによる録画

    フェイルオーバーによる録画を使用すると、AXIS Camera Stationへの接続が失われた場合も録画を保存できます。 接続が10秒以上切断された場合に、カメラがSDカードに録画を保存します。 カメラはSDカードとファームウェア5.20以降を搭載する必要があります。 フェイルオーバーによる録画は、すべてH.264の録画形式となります。

    フェイルオーバーによる録画をオンにするには、次の通りにします。

    1. [Configuration > Storage > Selection (設定 > ストレージ > 選択)] を選択します。

    2. フェイルオーバーによる録画をサポートするカメラを指定します。

    3. [Failover recording (フェイルオーバーによる録画)] を選択します。

    4. [Apply (適用)] をクリックします。

    AXIS Camera Stationサーバーの再起動は、フェイルオーバーによる録画をトリガーしません。 たとえば、データベースメンテナンスを実行する場合、AXIS Camera Station Service Controlを再起動する場合、サーバーがインストールされているコンピューターを再起動する場合などです。

    再び接続されると、AXIS Camera Stationはフェイルオーバーによる録画をインポートし、タイムライン上の録画を暗いグレーで表示します。 カメラはストリーミングの最後の10秒を内部メモリーに保存して、フェイルオーバーによる録画をトリガーするまでの10秒間の時間差を補います。 それでもなお約1~4秒の短いギャップが発生することがあります。 フェイルオーバーによる録画の動作は、録画の手法により異なります。

    録画の方法

    動体検知 (プリバッファ使用)

    10秒以上接続が失われた場合、フェイルオーバーによる録画がオンになります。 カメラは接続が戻るまで、またはSDカードの容量がいっぱいになるまで、連続でにSDカードに録画します。

    動体検知 (プリバッファ不使用)

    • 動体録画を行っていない時に10秒以上接続が失われると、動きが検知されてもフェイルオーバーによる録画はオンになりません。

    • 動体録画の実行中に10秒以上接続が失われると、フェイルオーバーによる録画がオンになります。 カメラは接続が戻るまで、またはSDカードの容量がいっぱいになるまで、連続でにSDカードに録画します。

    連続録画

    10秒以上接続が失われた場合、フェイルオーバーによる録画がオンになります。 カメラは接続が戻るまで、またはSDカードの容量がいっぱいになるまで、連続でにSDカードに録画します。

    フェイルオーバーによる録画にSDカードを使う

    フォールバック録画

    AXIS S3008 Recorderを録画ストレージとして使用する装置のフォールバック録画をオンにすることができます。 代替録画をオンにすると、AXIS Camera Stationとレコーダーの接続が失われたときに、装置は連続録画を開始します。 装置は、フォールバック録画に中程度のストリームプロファイルを使用します。

    • AXIS Camera Stationバージョン5.36以降、AXIS S3008 Recorderファームウェアバージョン10.4以降、Axis装置ファームウェア5.50以降が必要です。
    • フォールバック録画が開始されたときに連続録画が進行中の場合、新しい連続録画が開始されます。 システムは、レコーダー上にストリームの複製を作成します。

    フォールバック録画をオンにするには:

    1. AXIS S3008 Recorderと装置が追加され、レコーダーが装置の録画ストレージとして選択されていることを確認します。 「AXIS S3008 Recorderの設定」を参照してください。

    2. [Configuration > Storage > Selection (設定 > ストレージ > 選択)] を選択します。

    3. 装置を選択し、[Fallback recording (フォールバック録画)] を選択します。

    4. [Apply (適用)] をクリックします。

    録画の方法

    AXIS Camera Stationに装置を追加すると、自動的に動体録画または連続録画が設定されます。

    リスト内のチェックマークは、装置が使用する録画方法を示します。 ビデオおよび音声のプロファイル設定をカスタマイズする方法については、ストリームプロファイルを参照してください。

    録画方法を変更するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    2. 1台または複数の装置を選択します。

      同じモデルの装置の場合、複数台の装置を選択し、一括して設定を変更することもできます。

    3. [Recording method (録画方法)] 画面で、録画方法をオンまたはオフにします。

    ビューエリアは動体検知をサポートしていません。

    平均ビットレートの設定

    平均ビットレートでは、より長い時間にわたってビットレートが自動的に調整されます。 これにより、指定されたストレージに基づいて、目的のビットレートを満たし、良好なビデオ品質を提供することができます。

    • このオプションは連続録画にのみ対応し、平均ビットレートに対応したカメラでファームウェア9.40以降を使用している必要があります。
    • 平均ビットレートの設定は、選択したストリームプロファイルの品質に影響します。
    1. [Configuration > Storage > Selection (設定 > ストレージ > 選択)] に移動して、カメラの保存期間が制限されていることを確認してください。

    2. [Configuration > Devices > Stream profiles (設定 > 装置 > ストリームプロファイル)] に移動し、連続録画に使用するプロファイルとしてH.264またはH.265を使用していることを確認してください。

    3. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    4. カメラを選択し、[Continuous (連続)] をオンにします。

    5. [Video settings (ビデオの設定)] で、設定済みのビデオプロファイルを選択します。

    6. [Average bitrate (平均ビットレート)] をオンにし、[Max storage (最大ストレージ)] を設定します。 指定された最大ストレージと保存期間に基づいて、平均ビットレートの概算がシステムに表示されます。 平均ビットレートの最大値は50,000キロビット/秒です。

    7. 最大ストレージは、保存期間中の録画の最大容量を意味します。 録画が指定されたスペースを超えないことを保証するだけであり、録画に十分なスペースがあることは保証されません。

    8. [Apply (適用)] をクリックします。

    AXIS Video Motion Detection 2および4の編集

    AXIS Video Motion Detection 2および4は、AXIS Camera Application Platformをサポートする製品にインストールできるカメラアプリケーションです。 カメラにAXIS Video Motion Detection 2または4をインストールすると、対象範囲内で移動する対象を動体検知機能が検知します。 Motion Detection 2にはファームウェア5.60以降が必要です。AXIS Video Motion Detection 4にはファームウェア6.50以降が必要です。 ファームウェアのリリースノートを確認し、製品がVideo Motion Detection 4をサポートしているかどうかを確認することもできます。

    AXIS Camera Stationにカメラを追加する際に動体録画を選択すると、対応のファームウェアが搭載されたカメラにAXIS Video Motion Detection 2および4がインストールされます。 対応のファームウェアを搭載していないカメラでは、内蔵の動体検知機能を使用します。 装置の管理ページから手動でアプリケーションをインストールすることもできます。カメラアプリケーションのインストールを参照してください。

    AXIS Video Motion Detection 2および4で作成できる設定は次の通りです。

    • 対象範囲: 録画内の1つの領域で、カメラがここで移動物体を検知します。 検知機能は対象範囲の外にある動体を無視し、動作しません。 この領域はビデオ画像の上にポリゴンの形状で表示されます。 3~20の頂点を使ってこの領域を作成できます。

    • 除外範囲: 対象範囲内のエリアで、移動物体を無視する場所です。

    • 無視フィルター: アプリケーションが検知した移動物体を無視するフィルターを作成します。 重要な動体を無視することのないよう、このフィルターは可能な限り少なく使用し、慎重に設定してください。 1度に1つのフィルターを使用し、設定します。

      • 一時的な物体: このフィルターは、短い時間しか画像に現れない物体を無視します。 たとえば通り過ぎる車のライトや、素早く移動する影などです。 物体がアラームをトリガーするまでに、画像内に表示されている必要がある最短時間を設定します。 開始時間は、アプリケーションが物体を検知した瞬間です。 このフィルターはアラームが発生するまでの時間を遅らせます。指定した時間内に画像から物体が消えた場合はアラームをトリガーしません。

      • 小さな物体: このフィルターは、小動物など小さな物体を無視します。 幅と高さを画像全体に対するパーセンテージで指定します。 このフィルターは指定した幅と高さより小さい物体を無視し、アラームはトリガーされません。 フィルターが無視するには、物体の幅と高さのいずれもフィルターの値を下回る必要があります。

      • 揺らめいている物体: このフィルターは、揺らめいている葉、旗、その陰など、短い距離しか移動しない物体を無視します。 移動の距離を画像全体に対するパーセンテージで指定します。 このフィルターは、楕円の中心からいずれかの矢印の先端までの距離よりも短い距離を移動する物体を無視します。 楕円は動きの尺度で、画像内のすべての動きに対して適用されます。

    動体設定の手順は次の通りです。

    ここで行う設定は、カメラの設定を変更します。

    1. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    2. AXIS Video Motion Detection 2または4を使用するカメラを選択し、[Motion Settings (動体設定)] をクリックします。

    3. 対象範囲を編集します。

    4. 除外範囲を編集します。

    5. 無視フィルターを作成します。

    6. [Apply (適用)] をクリックします。

    新規の頂点を追加する

    対象範囲に新規の頂点を追加するには、2つの点の間の線をクリックします。

    頂点を削除する

    対象範囲から頂点を削除するには、頂点をクリックし、さらに [Remove Point (ポイントの削除)] をクリックします。

    除外範囲の追加

    除外範囲を作成するには、[Add Exclude Area (除外範囲を追加)] をクリックしてから、2つの頂点を結ぶ線をクリックします。

    除外範囲を削除

    除外範囲を削除するには、[Remove Exclude Area (除外範囲を削除)] をクリックします。

    Short lived objects filter (一時的な物体フィルター)

    一時的な物体を無視するフィルターを使用にするには、[Short lived objects filter (一時的な物体フィルター)] を選択します。次に [時間] スライダーを使用して物体がアラームをトリガーするまで画像内に表示されている必要がある最短時間を調整します。

    Small objects filter (小さな物体フィルター)

    小さな物体フィルターを使用にするには、[Small objects filter (小さな物体フィルター)] を選択します。さらに [Width (幅)] および [Height (高さ)] スライダーを使用して、無視する物体のサイズを調整します。

    Swaying objects filter (揺らめいている物体フィルター)

    揺らめいている物体を無視するフィルターを使用するには、[Swaying objects filter (揺らめいている物体フィルター)] を選択してから、[Distance (距離)] スライダーを使用して楕円のサイズを調整します。

    内蔵動体検知機能の編集

    内蔵動体検知機能を使用すると、カメラは1つ以上の対象範囲内の動きを検知します。また、他のすべての動きを無視します。 対象範囲は動きを検知する領域です。 対象範囲の中に除外範囲を配置して、動きを無視することができます。 対象範囲、および除外範囲は、複数使用することが可能です。

    対象範囲の追加、編集手順:

    ここで行う設定は、カメラの設定を変更します。

    1. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    2. 動体検知機能が内蔵されているカメラを選択し、[Motion Settings (動体検知)] をクリックします。

    3. [Window (ウィンドウ)] セクションで [Add (追加)] をクリックします。

    4. [Include (対象)] を選択します。

    5. 編集した領域のみを表示するには、[Show selected window (選択したウィンドウを表示)] を選択します。

    6. ビデオ画像内の図形を移動、および、サイズ変更します。 これは対象範囲です。

    7. [Object size (物体のサイズ)][History (履歴)][Sensitivity (感度)] を手動で調整します。

    8. 既定の設定を使用する場合、次の通りにします。[Low (低)][Moderate (中)][High (高)]、または[Very High (非常に高)] を選択します。 [Low (低)] を選択すると、短時間の履歴で大きな物体を検知します。 [Very High (非常に高)] を選択すると、長時間の履歴で小さな被写体を検出します。

    9. [Activity (アクティビティ)] セクションで、対象範囲内で検知された動きを確認できます。 赤いピークが動きを示します。[Activity (アクティビティ)]フィールドを使用して、[Object size (物体サイズ)][History (履歴)][Sensitivity (感度)] を調整できます。

    10. [OK] をクリックします。

    Object size (物体サイズ)

    範囲の大きさに対する物体の大きさの割合です。 高い値に設定すると、カメラは非常に大きな物体だけを検知します。 低い値に設定すると、画像内の非常に小さな被写体も検知します。

    History (履歴)

    物体メモリーの長さは、物体が範囲内の動かない存在と見なされるまでの時間の長さを定義します。 高い値に設定すると、物体が動体検知をトリガーする時間が長くなります。 低い値に設定すると、物体が動体検知をトリガーする時間が短くなります。 範囲内に物体が現れない場合は、非常に高い履歴レベルを選択できます。 この設定では、物体が範囲内に出現すると動体検知がトリガーされます。

    Sensitivity (感度)

    背景と被写体の間の明るさの違いです。 高感度に設定すると、カメラは通常の背景にある通常のカラーの物体を検知します。 低感度に設定すると、カメラは暗い背景にある非常に輝度が高い物体だけを検知します。 光の点滅だけを検知させるには、感度を低に設定します。 それ以外の場合は、感度を高くすることをお勧めします。

    除外範囲を追加、編集するには次の通りにします。

    1. [Edit Motion Detection (動体検知の編集)] 画面の [Window (ウインドウ)] セクションで [Add (追加)] をクリックします。

    2. [Exclude (除外)] を選択します。

    3. ビデオ画像で影付きの図形を移動、およびサイズ変更します。

    4. [OK] をクリックします。

    対象範囲または除外範囲を削除するには、次の通りにします。

    1. [Edit Motion Detection (動体検知の編集)] 画面で、削除する範囲を指定します。

    2. [Remove (削除)] をクリックします。

    3. [OK] をクリックします。

    I/Oポート

    多くのカメラとビデオエンコーダが、外部装置を接続するためのI/Oポートを備えています。 一部の補助装置にもI/Oポートが搭載されている場合があります。

    I/Oポートには2種類あります。

    入力ポート –
    オープンサーキットとクローズサーキットの切り替えが可能な装置を接続するために使用します。 一例としてドアや窓のコンタクト、煙検出器、ガラス破損検知器、PIR (受動赤外線センサー) があります。
    出力ポート –
    リレー、ドア、ロック、アラームなどの装置を接続するために使用します。 AXIS Camera Stationは、出力ポートに接続された装置を制御できます。
    • 複数のAXIS Camera Stationサーバーに接続している場合、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンメニューから任意の接続中サーバーを選択してI/Oポートを追加、および管理できます。
    • 管理者権限を持つユーザーは、ユーザー向けI/Oポートをオフにすることができます。ユーザー権限の設定を参照してください。

    アクションルールは、I/Oポートをトリガーまたはアクションとして使用します。 トリガーは入力シグナルを使用します。具体的には、AXIS Camera Stationは入力ポートに接続された装置から信号を受信することで、指定したアクションを実行します。 アクションは出力ポートを使用します。具体的には、ルールがアクティブになったとき、AXIS Camera Stationは出力ポートに接続された装置をアクティブ化または非アクティブ化できます。アクションルールを参照してください。

    装置の接続方法、I/Oポートの設定方法については、Axis製品のユーザーマニュアルまたはインストールガイドを参照してください。 一部の製品は、入力ポートとしても出力ポートとしても動作するポートを備えています。

    出力ポートは手動で制御できます。I/Oポートの監視を参照してください。

    I/Oポートの追加

    I/Oポートを追加するには:

    1. [Configuration > Recording and events > I/O ports (設定 > 録画とイベント > I/Oポート)] を選択します。

    2. [Add (追加)] をクリックし、追加できるI/Oポートのリストを表示します。

    3. ポートを選択し、[OK] をクリックします。

    4. [Type (タイプ)] と [Device (デバイス)] の情報を確認します。 必要に応じて情報を変更します。

    5. [Port (ポート)][Active State (アクティブ状態)][Inactive State (非アクティブ状態)] に名前を入力します。 この名前は、[Action rules (アクションルール)]、[Logs (ログ)]、および [I/O Monitoring (I/O監視)] にも表示されます。

    6. AXIS Camera Stationが装置に接続するときの初期状態を出力ポートに設定できます。[On startup set to (起動時設定)] を選択し、[State (状態)] ドロップダウンメニューで初期状態を選択します。

    Edit (編集)

    ポートを編集するには、ポートを選択して [Edit (編集)] をクリックします。 ポップアップダイアログでポート情報を更新し、[OK] をクリックします。

    Remove (削除)

    ポートを削除するには、ポートを選択し [Remove (削除)] をクリックします。

    Reload I/O Ports (I/O ポートを再読み込み)

    装置の設定ページを使用してI/Oポートを設定する場合は、[Reload I/O Ports (I/O ポートを再読み込み)] をクリックしてリストを更新します。

    I/Oポートの監視

    複数のAXIS Camera Stationサーバーに接続している場合、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンメニューで任意の接続中サーバーを選択して、I/Oポートを監視できます。

    出力ポートを手動で制御するには、次の通りにします。

    1. [> Actions > I/O Monitoring (> アクション > I/Oモニタリング)] を開きます。

    2. 出力ポートを選択します。

    3. [Change state (状態の変更)] をクリックします。

    アクションルール

    AXIS Camera Stationでは、アクションの設定にルールを使用します。 ルールとは、いつ、どのようにアクションを実行するかを定義する一連の条件です。 アクションルールを使用して録画の数を削減できるほか、I/Oポートに接続された装置と通信し、重要なイベントの発生時にオペレーターにアラートを送信できます。

    • 複数のAXIS Camera Stationサーバーに接続している場合、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンメニューで接続中の任意のサーバーを選択し、アクションルールを作成、および管理できます。
    • サードパーティ製の装置の場合、使用できるアクションはデバイスにより異なる可能性があります。 多数のアクションについて、装置に追加の設定が必要となることがあります。

    新しいルールを作成する

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. トリガーを作成し、いつルールをアクティブにするか定義します。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Next (次へ)] をクリックします。

    5. アクションを作成し、ルールがアクティブな時に起きることを定義します。アクションの追加を参照してください。

    6. [Next (次へ)] をクリックします。

    7. スケジュールを作成し、アクションルールを使用するときを指定します。 この設定は、イベントと録画の件数を削減します。スケジュールを参照してください。

    8. [Next (次へ)] をクリックします。

    9. [Details (詳細)] 画面で情報を確認します。

    10. ルールの名前を入力し、[Finish (完了)] をクリックしてルールを使用します。

    Edit (編集)

    既存のルールを編集するには、ルールを選択して [Edit (編集)] をクリックします。

    Copy (コピー)

    既存のルールをコピーするには、ルールを選択して [Copy (コピー)] をクリックします。

    Remove (削除)

    既存のルールを削除するには、ルールを選択して [Remove (削除)] をクリックします。

    [Always (常時)]

    ルールを常にアクティブに保つには、[Always (常時)] を選択します。

    Custom schedule (カスタムスケジュール)

    [Custom schedule (カスタムスケジュール)] を選択し、ドロップダウンメニューからスケジュールを選択します。 新しいスケジュールを作成したり、既存のスケジュールを編集したりできます。

    トリガーの追加

    トリガーはルールをアクティブにします。1つのルールに複数のトリガーを含めることができます。 トリガーの1つがアクティブである間、そのルールはアクティブな状態に保たれます。 すべてのトリガーがアクティブであることをルールをアクティブにする条件とする場合は、[All triggers must be active simultaneously to trigger the actions (すべてのトリガーが同時にアクティブな場合にのみアクションをトリガー)] を選択します。 パルストリガーでこの設定を使用する場合は、トリガー期間を長くします。 パルストリガーは一時的に有効になるトリガーです。

    以下のトリガーを選択できます。

    動体検知 –
    定義された領域内に登録した動きが、動体検知をトリガーします。動体検知トリガーの作成を参照してください。
    常にアクティブ –
    このトリガーは常にオンです。 これをスケジュールと組み合わせて、ルールをいつアクティブにするかを正確に決定できます。
    いたずら警告 –
    いたずらトリガーは、装置の位置が変更される、何かがレンズを覆う、レンズのフォーカスが大幅にずれた場合にアクティブになります。いたずら警告トリガーの作成を参照してください。
    AXIS Cross Line Detection –
    AXIS Cross Line Detectionは、カメラおよびビデオエンコーダ用のアプリケーションです。 このアプリケーションは、バーチャルラインを横切る被写体を検知します。したがって、出入口の監視などに使用できます。AXIS Cross Line Detectionトリガーの作成を参照してください。
    システムイベントとエラー –
    録画エラーが発生した、ストレージが一杯になった、ネットワークストレージへの接続に失敗した、1台以上の装置が接続不能などの場合、システムイベントとエラートリガーがアクティブになります。システムイベントとエラートリガーの作成を参照してください。
    入出力 –
    装置のI/Oポートが接続先のドア、煙検知器、スイッチなどから信号を受信した場合に、入出力 (I/O) トリガーがアクティブになります。入出力トリガーの作成を参照してください。
    装置イベント –
    このトリガーはカメラまたは補助装置から直接イベントを受信し、使用します。 この機能は、AXIS Camera Stationに目的に合致したトリガーがない場合に使用します。装置イベントトリガーの作成を参照してください。
    アクションボタン –
    アクションボタンを使用して、ライブビューからアクションを開始および停止できます。 1つのボタンを複数のルールで使用できます。アクションボタントリガーの作成を参照してください。
    AXIS Entry Managerイベント –
    AXIS Camera StationがAXIS Entry Managerで設定済みのドアから信号を受信したときに、このトリガーがアクティブになります。 たとえば、ドアがこじ開けられた、開いている時間が長すぎる、アクセスを拒否したなどの信号です。AXIS Entry Managerイベントトリガーの作成を参照してください。
    外部HTTPS –
    外部HTTPSトリガーは、外部アプリケーションがAXIS Camera StationでHTTPS通信を介してイベントをトリガーできるようにします。外部HTTPSトリガーの作成を参照してください。
    動体検知トリガーの作成

    カメラが一定の範囲内で動きを検知すると、動体検知トリガーがアクティブになります。 カメラが検知処理を行うため、AXIS Camera Stationサーバーに処理負荷は生じません。

    カメラの動体録画と、動体検知トリガーを使った録画開始設定を併用しないでください。 動体検知トリガーを使用する前に、動体録画をオフにしておきます。 動体録画をオフにするには、[Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を開きます。

    動体検知トリガーを作成するには、次の通りにします。

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックして [Motion detection (動体検知)] を選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    5. ポップアップ画面で、次の通りに設定します。

      1. 動体検知を実行するカメラを指定します。

      2. 連続する2つの録画の時間間隔を設定すると、連続する録画の回数を減らすことができます。 この間隔内に追加のトリガーが発生した場合、録画は続行され、トリガー期間が再開します。

      3. 動体検知を設定するには、[Motion settings (動体設定)] をクリックします。 利用可能な設定はカメラによって異なります。 「内蔵動体検知機能の編集」および「AXIS Video Motion Detection 2および4の編集」を参照してください。

    6. [OK] をクリックします。

    いたずら警告トリガーの作成

    いたずら警告トリガーは、カメラの位置が変更される、何かがレンズを覆う、レンズのフォーカスが大幅にずれた場合にアクティブになります。 装置がいたずら検知処理を行うため、AXIS Camera Stationサーバーに処理負荷は生じません。

    いたずら警告トリガーは、カメラに対するいたずらがサポートされており、かつファームウェアが5.11以降であるカメラで使用することができます。

    いたずら警告トリガーを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックし、[Activate tampering alarm (いたずら警告)] を選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    5. Trigger on (トリガーをオン) - 使用するカメラを選択します。

    6. [OK] をクリックします。

    AXIS Cross Line Detectionトリガーの作成

    AXIS Cross Line Detectionは、カメラおよびビデオエンコーダ用のアプリケーションです。 仮想ラインを越えて動く物体を検知すると、トリガーをアクティブにします。 たとえば、入口と出口の監視に使用することもできます。 カメラが検知処理を行うため、AXIS Camera Stationサーバーに処理負荷は生じません。 

    このアプリケーションは、AXIS Camera Application Platformをサポートする装置にのみインストールできます。 AXIS Cross Line Detectionをトリガーとして使用するには、axis.comからこのアプリケーションをダウンロードし、装置にインストールする必要があります。カメラアプリケーションのインストールを参照してください。

    AXIS Cross Line Detectionトリガーを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックし、[AXIS Cross Line Detection] を選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    5. Refresh (更新)] をクリックすると、リストが更新されます。

    6. [Trigger on (トリガーをオン)] ドロップダウンメニューから使用するカメラを選択します。

      AXIS Cross Line Detectionがインストールされているカメラのみを選択できます。

    7. [Trigger period (トリガー期間)] で、連続する2つのトリガーの間隔を設定して、連続する録画の回数を減らします。

      この間隔内に追加のトリガーが発生した場合、録画は続行され、トリガー期間が再開します。

    8. [AXIS Cross Line Detection settings (AXIS Cross Line Detectionの設定)] をクリックして、Webブラウザーでカメラの [Applications (アプリケーション)] ページを開きます。 使用できる設定の詳細についてはは、AXIS Cross Line Detectionに付属するドキュメントを参照してください。

    9. AXIS Cross Line Detectionを設定するには、Internet Explorerを利用し、ActiveXコントロールを許可するよう設定する必要があります。 AXIS Media Controlをインストールするよう求められた場合は、[Yes (はい)] をクリックします。

    システムイベントとエラートリガーの作成

    トリガーとして使用する1つ以上のシステムイベントとエラーを選択します。 システムイベントの例としては、録画エラーが発生した、ストレージが一杯になった、ネットワークストレージへの接続に失敗した、1台以上の装置が接続不能などがあります。

    システムイベントとエラートリガーを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックし、[System event and error (システムイベントとエラー)] を選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    5. トリガーの作成元になるシステムイベントまたはエラーを選択します。

    6. [OK] をクリックします。

    On recording error (録画エラーのとき)

    [On recording error (録画エラーのとき)] を選択すると、カメラがストリーミングを停止した場合など、録画中にエラーが発生したときにトリガーがアクティブになります。

    On full storage (ストレージが満杯のとき)

    [On full storage (ストレージの空き容量がなくなったとき)] を選択すると、録画用のストレージの空き容量がなくなったときにトリガーがアクティブになります。

    On no contact with network storage (ネットワークストレージにアクセスできないとき)

    [On no contact with network storage (ネットワークストレージにアクセスできないとき)] を選択すると、ネットワークストレージへのアクセスに問題が発生したときにトリガーがアクティブになります。

    On lost connection to camera (次のカメラとの接続が切断されたとき)

    [On lost connection to camera (次のカメラとの接続が切断されたとき)] を選択した場合、カメラとの接続に問題があるとトリガーがアクティブになります。

    • [All (すべて)] を選択すると、AXIS Camera Stationに追加されているすべてのカメラが対象となります。

    • [Selected (選択済み)] を選択し、[Cameras (カメラ)] をクリックして、AXIS Camera Stationに追加されたすべてのカメラのリストを表示します。 [Select all (すべて選択)] を使用してすべてのカメラを選択したり、[Deselect all (すべて選択解除)] を使用してすべてのカメラの選択を解除したりできます。

    入出力トリガーの作成

    装置のI/Oポートが接続先のドア、煙検知器、スイッチなどから信号を受信した場合に、入出力 (I/O) トリガーがアクティブになります。

    I/Oトリガーを使用する前に、AXIS Camera StationにI/Oポートを追加します。I/Oポートを参照してください。

    入出力トリガーを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックし、[Input/Output (入力/出力)] を選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    5. [Trigger port and state (トリガーポートと状態)] で、I/Oポートとトリガーの設定を行います。

    6. [OK] をクリックします。

    トリガーのポートと状態

    I/O port (I/Oポート)

    [I/O port (I/Oポート)] で、使用する入力または出力ポートを選択します。

    Trigger state (トリガー時の状態)

    [Trigger state (トリガー状態)] で、トリガーをアクティブにする必要のあるI/Oポートの状態を選択します。 利用可能な状態は、ポートの設定によって異なります。

    Trigger period (トリガー期間)

    [Trigger period (トリガー期間)] で、連続する2つのトリガーの間隔を設定して、連続する録画の回数を減らします。

    この間隔内に追加のトリガーが発生した場合、録画は続行され、トリガー期間が再開します。

    装置イベントトリガーの作成

    このトリガーはカメラまたは補助装置から直接イベントを受信し、使用します。 この機能は、AXIS Camera Stationに目的に合致したトリガーがない場合に使用します。 イベントはカメラによって異なり、1つ以上のフィルターを設定する必要があります。 フィルターとは、装置イベントトリガーをアクティブにするために満たすべき条件です。 Axis製品のイベントとフィルターの詳細については、axis.com/partnersおよびaxis.com/vapixにあるVAPIX®のドキュメントを参照してください。

    装置イベントトリガーを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックし、[Device event (デバイスイベント)] を選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    5. [Configure device event trigger (デバイスイベントトリガーの設定)] で、イベントトリガーを設定します。

    6. 利用可能なイベントは、選択した装置によって異なります。 サードパーティ製の装置の場合、これらのイベントの多くでは、装置で追加の設定が必要です。

    7. [Filters (フィルター)] で、フィルターを選択します。

    8. [Activity (アクティビティ)] で、経過時間に応じた装置イベントトリガーの現在の状態を確認します。 イベントは、ステートフル、ステートレスのいずれかになります。 ステップ関数は、ステートフルイベントのアクティビティを表します。 イベントがトリガーされるとパルスが割り込む直線は、ステートレスイベントのアクティビティを表します。

    9. [OK] をクリックします。

    装置イベントトリガーを設定する

    Device (デバイス)

    [Device (デバイス)] で、カメラまたは補助装置を選択します。

    Event (イベント)

    [Event (イベント)] で、トリガーとして使用するイベントを選択します。

    Trigger period (トリガー期間)

    [Trigger period (トリガー期間)] で、連続する2つのトリガーの間隔を設定して、連続する録画の回数を減らします。

    この間隔内に追加のトリガーが発生した場合、録画は続行され、トリガー期間が再開します。

    装置イベントの例
    カテゴリー装置イベント
    アンプアンプの過負荷
    音声コントロールデジタル信号のステータス
    音声ソース音声検知
    認証アクセス要求の許可
    アクセス要求の拒否
    呼び出し状態
    状態を変更
    ネットワーク品質
    SIPアカウントのステータス
    着信映像
    ケーシングケーシング開放
    装置リングパワー過電流保護
    装置センサーシステムの準備完了
    PIRセンサー
    装置のステータスシステムの準備完了
    ドアドアのこじ開け
    ドア設備へのいたずらを検知
    ドアロック済み
    ドアの長時間開放
    ドア位置
    ドアのロック解除
    イベントバッファ開始
    イベントロガーアラーム欠落
    イベント欠落
    アラーム
    ファンステータス
    グローバルシーン変更画像サービス
    ハードウェアの故障ストレージの障害
    ファンの故障
    ヒーターステータス
    入力ポート仮想的な入力
    デジタル入力ポート
    手動トリガー
    状態監視入力ポート
    デジタル出力ポート
    外部入力
    照明ステータス
    照明ステータス変更ステータス
    メディアプロファイル変更
    設定変更
    モニターハートビート
    MotionRegionDetector動き
    ネットワークネットワーク接続断絶
    装置によって使用されるイベントにのみ適用されます、AXIS Camera Stationによって使用されるイベントには適用されません。
    アドレス追加
    アドレス削除
    PTZ動作中チャンネル<channel name>でのPTZ動作
    PTZプリセット<channel name>でのPTZプリセット到達
    PTZController自動追跡
    PTZコントロールキュー
    PTZエラー
    PTZ準備完了
    録画設定録画の作成
    録画の削除
    設定の追跡
    録画の設定
    録画ジョブの設定
    リモートカメラVapixのステータス
    PTZ位置
    スケジュールパルス
    期間
    スケジュール型イベント
    状態アクティブ
    ストレージストレージの中断
    録画中
    システムメッセージアクションの失敗
    いたずらチルト検知
    衝撃検知
    温度センサー動作温度範囲の上
    動作温度範囲の下
    動作温度範囲内
    動作温度範囲外
    トリガーリレーおよび出力
    デジタル入力
    Video Motion DetectionVMD 4: プロファイル<profile name>
    VMD 4: 任意のプロファイル
    Video Motion Detection 3VMD 3
    ビデオソース動体アラーム
    ライブストリームのアクセス
    デイナイトビジョン
    カメラに対するいたずら
    平均ビットレート低下
    ビデオソースの接続
    AXIS A1601 Network Door Controllerの装置イベント
    カテゴリー装置イベントアクションルールのトリガー
    認証アクセス要求の許可カード所持者は、特定のPINコード、カード番号、またはアクセスルールで身分を証明して、ドアへのアクセス権を得られました。
    アクセス要求の拒否カード所持者は、特定のPINコード、カード番号、またはカードUIDで身分を証明したが、ドアへのアクセス権は得られませんでした。
    ケーシングケーシング開放誰かがネットワークドアコントローラーのケーシングを開いたり、取り外したりしました。 たとえば、保守のためにケーシングが開かれたときや、ケーシングがいたずらされたときに管理者に通知を送信するために使用します。
    装置のステータスシステムの準備完了システムが準備完了の状態になった。 たとえば、Axis製品はシステムの状態を検出し、システムが起動したときに管理者に通知を送信します。 [Yes (はい)] を選択した場合、製品が準備完了状態になると、アクションルールがトリガーされます。 このルールは、イベントシステムなど、必要なすべてのサービスが開始されている場合にしかトリガーされませんので、ご注意ください。
    ドアドアのこじ開けドアがこじ開けられました。
    ドア設備へのいたずらを検知以下が検知されたとき:
    • 装置のケーシングが開閉された

    • 装置の動き

    • 壁に取り付けられたリーダーが取り外された

    • 接続されているドアモニター、リーダー、またはREX装置に対するいたずら。 このトリガーを使用する場合は、監視入力をオンになっていて、関連するドアコネクターの入力ポートの終端抵抗器が取り付けられていることを確認してください。

    ドアロック済みドアロックが施錠されました。
    ドアの長時間開放ドアの開放時間が長すぎます。
    ドア位置ドアモニターがドアの開閉を示します。
    ドアのロック解除ドアのロックが解除されたままです。 たとえば、認証情報を提示せずにドアを開くことを許可される訪問者が存在する場合に、この状態を使用できます。
    入力ポート仮想的な入力いずれかの仮想的な入力の状態が変化しました。 管理ソフトウェアなどのクライアントで、さまざまなアクションを開始するために使用できます。 アクティブになったときにアクションルールをトリガーする入力ポートを選択してください。
    デジタル入力ポートデジタル入力ポートの状態が変化しました。 このトリガーを使用して、通知の送信やステータスLEDの点滅など、さまざまなアクションを開始します。 アクティブになったときにアクションルールをトリガーする入力ポートを選択してください。または、[Any (任意)] を選択すると、いずれかの入力ポートがアクティブになったときにアクションルールがトリガーされます。
    手動トリガー手動トリガーをアクティブにします。 このトリガーを使用して、VAPIX APIを通じて手動でアクションルールを開始または停止します。
    外部入力緊急入力がアクティブまたは非アクティブになりました。
    ネットワークネットワーク接続断絶ネットワークの接続が失われました。
    装置によって使用されるイベントにのみ適用されます、AXIS Camera Stationによって使用されるイベントには適用されません。
    AddressAdded新しいIPアドレスが追加されました。
    AddressRemovedIPアドレスが削除されました。
    スケジュールスケジュール型イベント既定のスケジュールの状態が変化しました。 営業時間や週末など、特定の時間帯にビデオを録画するために使用します。[Schedule (スケジュール)] ドロップダウンメニューで、スケジュールを選択してください。
    システムメッセージアクションの失敗アクションルールの実行に失敗し、アクションに失敗したことを通知するシステムメッセージがトリガーされました。
    トリガーデジタル入力物理デジタル入力ポートがアクティブまたは非アクティブになりました。
    アクションボタントリガーの作成

    [Live view (ライブビュー)] でアクションを開始および停止するには、アクションボタンを使用します。 アクションボタンはライブビューの最下部またはマップ内にあります。 1つのボタンを複数のカメラやマップに使用したり、1つのカメラやマップに複数のアクションボタンを使用したりできます。 アクションボタンを追加または編集する際に、カメラに配置するボタンを並べ替えることができます。

    アクションボタンには次の2種類があります。

    コマンドボタン –
    アクションを手動で開始するために使用します。 停止ボタンが不要なアクションには、コマンドボタンを使用します。 コマンドボタンには、ボタンラベルとツールチップがあります。 ボタンラベルは、ボタンに表示されるテキストです。 ツールチップは、ボタンにマウスポインターを合わせると表示されます。
    例: 既定の時間で出力をアクティブにし、アラームを鳴らして、電子メールを送信するボタンを作成します。
    トグルボタン –
    アクションを手動で開始および停止するために使用します。 このボタンは、 「トグルオン」と「トグルオフ」の2つの状態があります。 ボタンをクリックすると、2つの状態が切り替わります。 デフォルトではトグルボタンはトグルオン状態のときにアクションを開始しますが、トグルオフ状態でアクションを開始するように設定することもできます。
    トグルボタンには、トグルオンのラベル、トグルオフのラベル、ツールチップがあります。 トグルオンのラベルとトグルオフのラベルは、トグルオンとトグルオフの各状態のボタンに表示されるテキストです。 ツールチップは、ボタンにマウスポインターを合わせると表示されます。
    例: ドアを開閉するボタンを作成し、パルスを [as long as any trigger is active (トリガーがアクティブである限り)] に設定した出力アクションを使用します。

    アクションボタントリガーを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックし、[Action Button (アクションボタン)] を選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    5. [Create new button (ボタンの新規作成)] または [Use existing button (既存のボタンを使用)] を選択します。 [Next] (次へ)] をクリックします。

    6. [Create new button (ボタンの新規作成)] を選択した場合:

      1. [Command button (コマンドボタン)] または [Toggle button (トグルボタン)] を選択します。 トグルボタンを使用してトグルオフ状態でアクションを開始する場合は、[Trigger on untoggle (トリガーをオフに切り替え)] を選択します。

      2. [Next] (次へ)] をクリックします。

      3. ボタンのラベルとツールチップを追加します。

    7. アクションボタンラベルの最初の下線の次に表示される文字または数字が、そのアクションボタンのアクセスキーになります。 アクションボタンをアクティブにするには、ALT キーとアクセスキーを同時に押します。 たとえば、アクションボタンにA_BCという名前を付けると、このアクションボタン名はライブビューでABCに変更されます。 アクションボタンをアクティブにするには、ALT + B を同時に押します。

    8. [Use existing button (既存のボタンを使用)] を選択する場合:

      1. ボタンを検索するか、使用するボタンをクリックします。

      2. 既存のトグルボタンを使用することを選択した場合は、[Trigger on toggle (トリガーをオンに切り替え)] または [Trigger on untoggle (トリガーをオフに切り替え)] を選択する必要があります。

      3. [Next] (次へ)] をクリックします。

      4. ボタンのラベルとツールチップを編集します。

    9. ドロップダウンメニューからカメラまたはマップを選択します。

    10. 複数のカメラまたはマップにボタンを追加するには、[Add to multiple cameras (複数のカメラに追加)] または [Add to multiple maps (複数のマップに追加)] をクリックします。

    11. カメラに複数のアクションボタンがある場合、[Arrange (配置)] をクリックしてボタンの順序を編集できます。 [OK] をクリックします。

    12. [Next] (次へ)] をクリックします。

    AXIS Entry Managerイベントトリガーの作成

    AXIS Camera StationがAXIS Entry Managerで設定済みのドアから信号を受信したときに、このトリガーがアクティブになります。 たとえば、ドアがこじ開けられた、ドアが開いている時間が長すぎる、アクセスが拒否されたなどの信号です。

    AXIS Entry Managerイベントトリガーは、AXIS A1001 Network Door ControllerをAXIS Camera Stationに追加した場合にのみ使用できます。

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックし、[AXIS Entry Manager event (AXIS Entry Managerイベント)] を選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    5. トリガーをアクティブにするイベントとドアを選択します。

    6. [OK] をクリックします。

    外部HTTPSトリガーの作成

    外部HTTPSトリガーは、外部アプリケーションがAXIS Camera StationでHTTPS通信を介してイベントをトリガーできるようにします。 このトリガーはHTTPS通信のみをサポートし、HTTPS要求で、ドメイン名とパスワードを含む有効なAXIS Camera Stationのユーザー名の提供を要求します。

    以下の要求は、HTTPメソッドGET*でサポートされています。 要求本文に記載されたJSONデータと共にPOSTを使用することもできます。

    • 外部HTTPSトリガー要求は、Google Chromeでのみテストできます。
    • 外部HTTPSトリガーは、モバイル監視アプリと同じポートを使用します。「一般」のモバイル通信ポートおよびモバイルストリーミングポートの説明を参照してください。
    • ID "trigger1"でトリガーをアクティブにする: https://[address]:55756/Acs/Api/TriggerFacade/ActivateTrigger?{"triggerName":"trigger1"}

    • ID "trigger1" でトリガーを非アクティブにする: https://[address]:55756/Acs/Api/TriggerFacade/DeactivateTrigger?{"triggerName":"trigger1"}

    • ID "trigger1" でトリガーをアクティブにし、30秒後にトリガーを自動的に非アクティブにする: https://[address]:55756/Acs/Api/TriggerFacade/ActivateDeactivateTrigger?{"triggerName":"trigger1","deactivateAfterSeconds":"30"}

    • 自動非アクティブ化のタイマーは、同じトリガーに他のコマンドが発行されるとキャンセルされます。

    • ID "trigger1" でトリガーをパルスさせる (トリガーをアクティブにした直後に非アクティブにする): https://[address]:55756/Acs/Api/TriggerFacade/PulseTrigger?{"triggerName​":"trigger1"}

    外部HTTPSトリガーを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックし、[External HTTPS (外部HTTPS)] を選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    5. トリガーの名前を [Trigger name (トリガー名)] に入力します。

    6. ログオン時にクライアントが使用したものと同じサーバーアドレスをサンプルURLが使用することを確認します。 URLは、アクションルールの完了後にのみ機能します。

    7. [OK] をクリックします。

    外部HTTPSトリガーに対する適切なアクション

    • トリガーをアクティブおよび非アクティブにする要求は、録画の開始や停止を行うアクションに適しています。

    • トリガーをパルスする要求は、[Raise Alarm (アラームを発する)] または [Send Email (電子メールを送信する)] などのアクションに適しています。

    アクションの追加

    1つのルールに複数のアクションを設定できます。 ルールがアクティブになると、アクションが開始されます。

    以下のアクションを使用できます。

    録画 –
    このアクションは、カメラからの録画を開始します。録画アクションの作成を参照してください。
    アラームを発する –
    このアクションは、接続するすべてのAXIS Camera Stationクライアントにアラームを送信します。「アラームを上げる」アクションの作成を参照してください。
    出力の設定 –
    このアクションは出力ポートの状態を設定します。 このアクションを使用して、出力ポートに接続された装置をコントロールします (照明を点灯する、ドアをロックするなど)。出力アクションの作成を参照してください。
    電子メールを送信 –
    このアクションは、1人以上の送信先に電子メールを送信します。メール送信アクションの作成を参照してください。
    ライブビュー –
    このアクションは、接続するすべてのAXIS Camera Stationクライアントで、特定のカメラのライブビュー、ビュー、またはプリセットポジションを開きます。 ライブビューアクションを使用して、開いているAXIS Camera Stationクライアントをタスクバーからリストアしたり、開いている他のアプリケーションの手前に移動したりすることもできます。ライブビューアクションの作成を参照してください。
    HTTP通知を送信 –
    このアクションは、カメラ、ドアコントローラー、外部のWebサーバーなどにHTTP要求を送信します。HTTP通知アクションの作成を参照してください。
    AXIS Entry Manager –
    このアクションは、AXIS Entry Managerで設定したドアコントローラーに接続されたドアへのアクセスの許可、ロック解除またはロックを行うことができます。AXIS Entry Managerアクションの作成を参照してください。
    モバイルアプリの通知を送信する –
    このアクションは、カスタムメッセージをAXIS Camera Stationモバイルアプリに送信します。モバイルアプリ通知の送信アクションの作成を参照してください。
    ルールをオン/オフにする –
    このアクションルールを使用して、他のルールをオンまたはオフにします。を参照してください。
    アクセスコントロール –
    このアクションには、AXIS Camera Station Secure Entryでのドアアクションとゾーンアクションが含まれます。アクセスコントロールアクションの作成を参照してください。
    録画アクションの作成

    録画アクションは、カメラによる録画を開始します。 [Recordings (録画)] タブから録画にアクセスし、再生します。

    録画アクションを作成するには:

    1. 録画を保存する場所を指定するには、[Configuration (設定)] > [Storage (ストレージ)] > [Selection (選択)] に移動します。

    2. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    3. [New (新規)] をクリックします。

    4. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    5. [Add (追加)] をクリックして [Record (録画)] を選択します。

    6. [OK] をクリックします。

    7. [Camera (カメラ)] で、録画を行うカメラを選択します。

    8. [Video setting (ビデオ設定)] で、プロファイル、プリバッファ、ポストバッファを設定します。

    9. [ OK ] をクリックします。

    ビデオ設定

    Profile (プロファイル)

    [Profile (プロファイル)] ドロップダウンメニューからプロファイルを選択します。 プロファイル設定を編集するには、ストリームプロファイルを参照してください。

    Prebuffer (プリバッファ)

    動体検知の何秒前から録画に含めるかを設定します。

    Postbuffer (ポストバッファ)

    アクションの終了後の何秒後まで録画に含めるかを選択します。

    「アラームを上げる」アクションの作成

    「アラームを発する」アクションは、接続先のすべてのAXIS Camera Stationクライアントにアラームを送信します。 アラームは、[Alarms (アラーム)] タブに表示されるほか、タスクバーにも通知が表示されます。 アラームには、アラーム手順を含む指示をファイルの形で含めることができます。 アラームガイドは、[Alarms (アラーム)] タブのほか、[Logs (ログ)] タブで使用できます。

    「アラームを発する」アクションを作成するには、次のように実行します。

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Add (追加)] をクリックして [Raise alarm (アラームを発する)] を選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. [Alarm message (アラームメッセージ)] で、タイトル、説明、期間を設定します。

    7. [Alarm procedure (アラーム手順)] で:

      1. [On alarm show alarm procedure (アラーム時にアラームガイドを表示)] を選択します。

      2. [Upload (アップロード)] をクリックし、目的のファイルを見つけます。

      3. [Preview (プレビュー)] をクリックすると、アップロードするファイルがプレビューウィンドウに表示されます。

      4. [OK] をクリックします。

    アラームメッセージ

    タイトル

    アラームのタイトルを入力します。 タイトルは、[Alarms (アラーム)] タブの [Alarms (アラーム)] とタスクバーの通知に表示されます。

    説明

    アラームの簡単な説明を入力します。 説明は [Alarms (アラーム)] タブの [Alarms (アラーム)] > [Description (説明)] とタスクバー通知に表示されます。

    (Duration (s) (期間 (秒))

    ポップアップアラームの継続時間を1~600秒に設定します。

    出力アクションの作成

    出力アクションは、出力ポートの状態を設定します。 このアクションを使用して、出力ポートに接続された装置をコントロールします (照明を点灯する、ドアをロックするなど)。

    出力アクションを使用する前に、AXIS Camera Stationに出力ポートを追加します。I/Oポートを参照してください。

    出力アクションを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Add (追加)] をクリックし、[Set output (出力の設定)] を選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. [Output port (出力ポート)] で、出力ポートを選択します。

    7. [State on action (アクション時の状態)] で、設定するポートの状態を選択します。 利用可能なオプションは、ポートの設定によって異なります。

    8. [Pulse (パルス)] を選択して、新しい状態に出力ポートを維持する時間を定義します。

    9. アクション後もポートを新しい状態に維持するには、[Pulse (パルス)] のチェックマークを外します。

    10. [OK] をクリックします。

    For as long as any trigger is active (トリガーがアクティブである限り出力ポートの状態を維持

    [For as long as any trigger is active (トリガーがアクティブである限り出力ポートの状態を維持)] を選択すると、ルールに指定されたすべてのトリガーがアクティブである限り、ポートは新しいステータスを維持します。

    一定時間その状態を保つ

    ポートを一定の時間だけ新しい状態に維持するには、2番目のオプションを選択し、秒数を指定します。

    メール送信アクションの作成

    メールアクションは、1人以上の送信先にメールを送信します。 カメラからのスナップショットを電子メールに添付できます。

    電子メールを送信するには、まずSMTPサーバーを設定する必要があります。サーバーの設定を参照してください。

    メール送信アクションを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Add (追加)] をクリックし、[Send email (電子メールを送信)] を選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. [Recipients (送信先)] で、送信先を追加します。

      1. [New Recipient (新しい送信先)] にメールアドレスを入力し、[To]、[Cc]、または [Bcc] を選択します。

      2. [Add (追加)] をクリックして、メールアドレスを [Recipients (送信先)] に追加します。

    7. [Contents (内容)] に電子メールの件名とメッセージを入力します。

    8. [Advanced (詳細設定)] で、添付ファイル、電子メール件数、間隔を設定します。

    9. [ OK ] をクリックします。

    詳細設定

    Attach snapshots (スナップショットを添付)

    カメラからの.jpgスナップショットを電子メール通知に添付ファイルとして添付するには、[Attach snapshots (スナップショットを添付)] を選択し、[Cameras (カメラ)] をクリックします。 AXIS Camera Stationに追加されているすべてのカメラのリストが表示されます。 [Select all (すべて選択)] ですべてのカメラを選択したり、[Deselect all (すべて選択解除)] ですべてのカメラの選択を解除したりできます。

    Send one email for each event (イベントごとに電子メールを一通送信)

    同じイベントに対して複数のメールを送信しないようにするには、[Send one email for each event (イベントごとに電子メールを一通送信)] を選択します。

    Don't send another email for (次のアドレスに別の電子メールを送信しない)

    メールを短い間隔で続けて送信しないようにするには、 [Don't send another email for (新規の電子メールを送信しない時間間隔)] を選択して、電子メールを送信する最小の時間間隔をドロップダウンメニューから設定します。

    ライブビューアクションの作成

    ライブビューアクションは、特定のカメラ、ビュー、またはプリセットポジションで [Live view (ライブビュー)] タブを開きます。 接続されているすべてのAXIS Camera Stationクライアントで、[Live view(ライブビュー)] タブが開きます。 [Live view (ライブビュー)] タブでホットスポット付きの分割ビューを表示する場合、ライブビューアクションで選択したカメラの映像がホットスポットに表示されます。 ホットスポットの詳細については、分割ビューを参照してください。

    ライブビューアクションを使用して、開いているAXIS Camera Stationクライアントをタスクバーからリストアしたり、開いている他のアプリケーションの手前に移動したりすることもできます。

    ライブビューアクションを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Add (追加)] をクリックし、[Live view (ライブビュー)] を選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. [Live view actions (ライブビューアクション)] で、アクションがアクティブなときに何を表示するかを設定します。

    7. [Shown in (表示先)] で、選択したビューの表示方法を設定します。

    8. [Bring to front (最前面に表示)] で、[On trigger bring application to front (トリガー時にクライアント画面を最前面に表示) ] を選択して、開いているAXIS Camera Stationクライアントをタスクバーからリストアするか、ライブビューアクションの開始時に他のアプリケーションの手前に表示します。

    9. [OK] をクリックします。

    ライブビューアクション

    View (ビュー)

    ビューを開くには、[View (ビュー)] を選択してから、ドロップダウンメニューからビューを選択します。

    Camera (カメラ)

    カメラビューを開くには、[Camera (カメラ)] を選択してから、ドロップダウンメニューからカメラを選択します。 カメラにPTZプリセット機能がある場合は、[Go to preset (プリセットに移動)] を選択し、ドロップダウンメニューから範囲を1つ選択してプリセットポジションを開きます。

    No action (アクションなし)

    [No action (アクションなし)] を選択すると、どのビューも開きません。

    Shown in (表示先)

    Live alert tab (ライブアラートタブ)

    [Live alert tab ([ライブアラート] タブ)] を選択すると、選択したビューまたはカメラビューが [Live alert (ライブアラート)] タブで開きます。

    Hotspot in view (ビュー内のホットスポット)

    [Hotspot in view (ビュー内のホットスポット)] を選択し、ドロップダウンメニューからホットスポットのあるビューを選択します。 アクションがトリガーされると、ホットスポットがライブビューに表示されている場合、ホットスポットにカメラビューが表示されます。

    Example
    [Live view (ライブビュー)] タブを開くには、ホットスポットビューに移動し、ホットスポットにカメラビューを表示して、同じアクションルールで2つのライブビューアクションを設定します。
    1. [Live alert (ライブアラート)] タブでホットスポットビューを表示するライブビューアクションを作成します。

      1. [Live view actions (ライブビューアクション)] で、[View (ビュー)] を選択します。

      2. [Hotspot view (ホットスポットビュー)] を選択します。

      3. [Show in (表示先)] で、[Live alert tab ([ライブアラート] タブ)] を選択します。

      4. [On trigger bring application to front (トリガー時にクライアント画面を最前面に表示)] を選択します。

    2. ホットスポットビューに移動してホットスポットにカメラビューを表示する、別のライブビューアクションを作成します。

      1. [Live view actions (ライブビューアクション)] で、[Camera (カメラ)] を選択し、カメラビューを選択します。

      2. [Show in (表示先)] で、[Hotspot in view (ビュー内のホットスポット)] を選択します。

      3. [Hotspot view (ホットスポットビュー)] を選択します。

    HTTP通知アクションの作成

    HTTP通知アクションは、送信先にHTTP要求を送信します。 カメラ、ドアコントローラー、外部のWebサーバー、HTTP要求を受信可能なサーバーを送信先にすることができます。 HTTP通知を使用して、カメラの特定の機能をオンまたはオフにしたり、ドアコントローラーに接続されたドアを開閉、ロック、ロック解除したりできます。

    GET、POST、およびPUTメソッドがサポートされています。

    ローカルネットワークの外部の送信先にHTTP通知を送信するには、AXIS Camera Stationサーバーのプロキシ設定の調整が必要になる場合があります。一般を参照してください。

    HTTP通知アクションを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Add (追加)] をクリックし、[Send HTTP Notification (HTTP通知を送信)] を選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. [URL] に、送信先のアドレスと、要求を処理するスクリプトを入力します。 例: https://192.168.254.10/cgi-bin/notify.cgi

    7. 送信先で認証が必要な場合は、[Authentication required (認証が必要)] を選択します。 ユーザー名とパスワードを入力します。

    8. [Advanced (詳細設定)] をクリックして、詳細設定を表示します。

    9. [OK] をクリックします。

    詳細設定

    Method (メソッド)

    [Method (メソッド)] ドロップダウンメニューからHTTPメソッドを選択します。

    Content type (コンテンツタイプ)

    POSTおよびPUTメソッドの場合、[Content type (コンテンツタイプ)] ドロップダウンメニューからコンテンツタイプを選択します。

    Body (本文)

    POSTおよびPUTメソッドの場合、[Body (本文)] に要求本文を入力します。

    Trigger data (トリガーデータ)

    ドロップダウンメニューから既定のトリガーデータを挿入することもできます。 詳細については下記を参照してください。

    トリガーデータ

    Type (タイプ)

    このアクションルールをアクティブにしたトリガー。

    Source ID (ソースID)

    ソースIDは、アクションルールをトリガーしたソースのIDであり、多くの場合、カメラなどの装置を表します。 すべてのソースにソースIDがあるわけではありません。

    Source Name (ソース名)

    ソース名は、アクションルールをトリガーしたソースの名前であり、多くの場合、カメラなどの装置を表します。 すべてのソースにソース名があるわけではありません。

    Time (UTC) (時刻 (UTC))

    アクションルールがトリガーされたときのUTC日時。

    Time (local) (時刻 (ローカル))

    アクションルールがトリガーされたときのサーバーの日時。

    サイレンとライトのアクションの作成

    サイレンとライトのアクションは、設定されたプロファイルに従って、AXIS D4100-E Network Strobe Sirenのサイレンとライトパターンをアクティブにします。

    このアクションを使用するには、装置の設定ページからプロファイルを設定する必要があります。

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Add (追加)] をクリックし、[ Siren and light (サイレンとライト)] を選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. [Device (デバイス)] ドロップダウンメニューから装置を選択します。

    7. [Profile (プロファイル)] ドロップダウンメニューからプロファイルを選択します。

    8. [OK] をクリックします。

    AXIS Entry Managerアクションの作成

    AXIS Entry Managerアクションは、AXIS Entry Managerで設定したドアコントローラーに接続されたドアへのアクセス許可、ロック解除またはロックを行うことができます。

    AXIS Entry Managerアクションは、AXIS A1001 Network Door ControllerがAXIS Camera Stationで利用可能な場合にのみ使用できます。

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Add (追加)] をクリックし、[AXIS Entry Manager] を選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. アクションとアクション実行するドアを選択します。

    7. [OK] をクリックします。

    モバイルアプリ通知の送信アクションの作成

    モバイルアプリ通知の送信アクションでは、AXIS Camera Stationモバイルアプリにカスタムメッセージが送信されます。 受信した通知をクリックすると、特定のカメラビューに移動できます。AXIS Camera Stationモバイルアプリユーザーマニュアルを参照してください。

    モバイルアプリ通知の送信アクションを作成する:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Add (追加)] をクリックし、[Send mobile app notification (モバイルアプリ通知の送信)] を選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. [Message (メッセージ)] に、モバイルアプリに表示するメッセージを入力します。

    7. [Click notification and go to (通知をクリックして移動)] で、通知をクリックしたときに表示される内容を設定します。

    8. [ OK ] をクリックします。

    通知をクリックして移動

    Camera (カメラ)

    モバイルアプリの通知をクリックしたときに表示するカメラビューを [Camera (カメラ)] ドロップダウンメニューから選択します。

    Default (デフォルト)

    [Default (デフォルト)] を選択すると、モバイルアプリで通知をクリックしたときに、モバイルアプリの開始ページに移動します。

    他のアクションルールをオンまたはオフにするアクションの作成

    たとえば、従業員がアクセスカードをスワイプしたときに、オフィスの動体検知をオフにする場合に、ルールをオン/オフにするアクションを使用します。

    ルールをオン/オフにするアクションを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Add (追加)] をクリックし、[Turn rules on or off (ルールをオンまたはオフにする)] を選択します。

    5. [ OK ] をクリックします。

    6. 1つ以上のアクションルールを選択します。

    7. 選択したアクションルールをオンにするかオフにするかを選択します。

    8. トリガーから状態変更までに間隔が必要な場合は、遅延を入力します。

    9. トリガーがアクティブでなくなったときに、選択したアクションルールを変更したままにしない場合は、[Return to the previous state when the trigger is no longer active (トリガーがアクティブでなくなったときに前の状態に戻る)] を選択します。 上の例では、これにより、従業員がアクセスカードをリーダーから外すと動体検知が再びオンになります。

    10. [ OK ] をクリックします。

    アクセスコントロールアクションの作成

    アクセスコントロールアクションは、AXIS Camera Station Secure Entryシステムで次のアクションを実行できます。

    • ドアアクション: 選択したドアに対するアクセス許可、ロック、ロック解除、または閉鎖。

    • ゾーンアクション: 選択したゾーンの選択したドアのロック、ロック解除、または閉鎖。

    アクセスコントロールアクションは、AXIS Camera Station Secure Entryシステムでのみ使用できます。

    アクセスコントロールアクションを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Add (追加)] をクリックし、[Access control (アクセスコントロール)] を選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. ドアアクションを実行するには:

      1. [Access control (アクセスコントロール)] で、[Door actions (ドアアクション)] を選択します。

      2. [ Configure action (アクションの設定)] で、ドアとアクションを選択します。

    7. ゾーンアクションを実行するには:

      1. [Access control (アクセスコントロール)] で、[Zone actions (ゾーンアクション)] を選択します。

      2. [Configure action (アクションの設定)] で、ゾーン、ドアのタイプ、アクションを選択します。

    8. [OK] をクリックします。

    スケジュール

    アクションルールにスケジュールを作成して、アクションルールをアクティブにするタイミングを設定します。 スケジュールは必要に応じて何度でも使用でき、祝祭日などの特定の日には上書きできます。

    複数のAXIS Camera Stationサーバーに接続している場合は、接続されている任意のサーバーでスケジュールを追加および管理できます。 [Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンメニューからサーバーを選択して、スケジュールを管理します。

    スケジュールを追加するには:

    1. [Configuration (設定)] > [Recording and events (録画とイベント)] > [Schedules (スケジュール)] に移動します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. スケジュールの名前を入力します。

    4. タイムラインでスケジュールのスロットを作成します。

    5. スケジュールを別の日にコピーするには、コピーする日を右クリックし、[Copy schedule (スケジュールをコピーする)] を選択します。別の日を右クリックし、[Paste schedule (スケジュールを貼り付ける)] を選択します。

    6. スケジュールに例外を追加するには:

      1. [Schedule exceptions (スケジュールの例外)] で、[Add... (追加...)] をクリックします。

      2. 例外の開始日と終了日を選択します。

      3. タイムラインで時間間隔をマークします。

      4. [OK] をクリックします。

      5. 例外を削除するには、[Remove... (削除...)] をクリックし、例外を含む時間間隔を選択して、[OK] をクリックします。

    7. [Apply (適用)] をクリックします。

    Used (使用中)

    [Used (使用済み)] 列には、スケジュールが使用中かどうかが表示されます。

    Remove (削除)

    スケジュールを削除するには、そのスケジュールを選択し、[Remove (削除)] をクリックします。 使用済みのスケジュールは削除できません。

    詳細

    スケジュールを選択すると、スケジュールの詳細が表示されます。

    スロットの追加

    週間スケジュール内でマークするかクリックして、スケジュールにスロットを追加します。

    スロットの削除

    スケジュールからスロットを削除するには、色付きの線をマークまたはクリックします。

    5分間隔の追加

    CTRLキーを押しながらタイムラインをクリックして、5分間隔を選択します。

    アクションルールの例

    Example
    ここでは、誰かが出入口のドアをこじ開けたときに録画とアラームをトリガーするアクションルールをAXIS Camera Stationで設定する方法を例示します。開始する前に、以下のことを完了させておく必要があります。アクションルールを作成する:
    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. ドアこじ開けイベントのトリガーを追加します。

      1. [Add (追加)] をクリックし、[Device event (デバイスイベント)] を選択します。

      2. [OK] をクリックします。

      3. [Configure device event trigger (デバイスイベントトリガーの設定)] で、トリガー設定を行います。

      4. [Filters (フィルター)] で、フィルター設定を行います。

      5. [Activity (アクティビティ)] で、トリガーの信号ラインにアクティビティが示されていることを確認します。

      6. [OK] をクリックします。

    4. [Next] (次へ)] をクリックします。

    5. 録画アクションを追加します。

      1. [Add (追加)] をクリックして [Record (録画)] を選択します。

      2. [OK] をクリックします。

      3. [Camera (カメラ)] ドロップダウンメニューからカメラを選択します。

      4. [Video setting (ビデオ設定)] で、プロファイル、プリバッファ、ポストバッファを設定します。

      5. [OK] をクリックします。

    6. 「アラームを発する」アクションを追加します。

      1. [Add (追加)] をクリックして [Raise alarm (アラームを発する)] を選択します。

      2. [OK] をクリックします。

      3. [Alarm message (アラームメッセージ)] で、アラームのタイトルと説明を入力します。 たとえば、「正面出入り口がこじ開けられました」と入力します。

      4. [OK] をクリックします。

    7. [Next (次へ)] をクリックし、スケジュールには [Always (常時)] を選択します。

    8. [Finish (完了)] をクリックします。

    9. 装置イベントトリガーを設定する

      Device (デバイス)

      [Device (デバイス)] ドロップダウンメニューからAXIS A1601 Network Door Controllerを選択します。

      Event (イベント)

      [Event (イベント)] ドロップダウンメニューから [Door (ドア)] > [Door forced (ドアのこじ開け)] を選択します。

      Trigger period (トリガー期間)

      [Trigger period (トリガー期間)] には10秒を設定します。

    10. フィルター

      Door name (ドア名)

      [Door name (ドア名)] ドロップダウンメニューからドアを選択します。

      Door status (ドアステータス)

      [Door status (ドアステータス)] ドロップダウンメニューから [Forced (こじ開け)] を選択します。

    11. ビデオ設定

      Profile (プロファイル)

      [Profile (プロファイル)] ドロップダウンメニューから [High (ハイ)] を選択します。 

      Prebuffer (プリバッファ)

      [Prebuffer (プリバッファ)] には3秒を設定します。

      Postbuffer (ポストバッファ)

      [Postbuffer (ポストバッファ)] には5秒を設定します。

    Example
    ここでは、重要人物が入ってきたときにウェルカムメッセージを再生してエレベーターを呼び出すアクションルールをAXIS Camera Stationで設定する方法を例示します。開始する前に、以下のことを完了させておく必要があります。
    • AXIS A1601 Network Door Controllerの設置と設定を行い、カード所持者を追加します。アクセスコントロールの設定アクセス管理を参照してください。

    • Axisネットワーク音声装置を取り付けて、音声装置をカメラに関連付けます。ストリームプロファイルを参照してください。

    • AXIS A9188 Network I/O Relay Moduleを取り付けてI/Oをエレベーターに接続し、ネットワークI/OリレーモジュールのI/OポートをAXIS Camera Stationに追加します。I/Oポートを参照してください。

    アクションルールを作成する:
    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. 装置イベントトリガーを追加します。

      1. [Add (追加)] をクリックし、[Device event (デバイスイベント)] を選択します。

      2. [OK] をクリックします。

      3. [Configure device event trigger (デバイスイベントトリガーの設定)] で、イベント設定を行います。

      4. [Filters (フィルター)] で、フィルター設定を行います。

      5. [Activity (アクティビティ)] で、トリガーの信号ラインにアクティビティが示されていることを確認します。

      6. [OK] をクリックします。

    4. [Next] (次へ)] をクリックします。

    5. ウェルカムメッセージを再生するために、HTTP通知を送信するアクションを追加します。

      1. [Add (追加)] をクリックして [Send HTTP Notification (HTTP通知を送信)] を選択します。

      2. [OK] をクリックします。

      3. [URL] に、ウェルカムメッセージにするオーディオクリップのURLを入力します。

      4. [Authentication required (認証が必要)] を選択し、音声装置のユーザー名とパスワードを入力します。

      5. [OK] をクリックします。

    6. 出力を設定するアクションを追加します。

      1. [Add (追加)] をクリックし、[Set output (出力の設定)] を選択します。

      2. [OK] をクリックします。

      3. [Output port (出力ポート)] ドロップダウンメニューから、エレベーターに接続されているI/Oモジュールの出力ポートを選択します。

      4. [State on action (アクション時の状態)] ドロップダウンメニューから、エレベーターを呼び出すI/Oモジュールの状態を選択します。

      5. [Pulse (パルス)] を選択して、ポートの状態を60秒維持するように設定します。

      6. [OK] をクリックします。

    7. [Next (次へ)] をクリックし、スケジュールには [Always (常時)] を選択します。

    8. [Finish (完了)] をクリックします。

    9. 装置イベントトリガーを設定する

      Device (デバイス)

      [Device (デバイス)] ドロップダウンメニューからAXIS A1601 Network Door Controllerを選択します。

      Event (イベント)

      [Event (イベント)] ドロップダウンメニューから [Authorization (認証)] > [Access request granted (アクセス要求の許可)] を選択します。

      Trigger period (トリガー期間)

      [Trigger period (トリガー期間)] には10秒を設定します。

    10. フィルター

      Door name (ドア名)

      [Door name (ドア名)] ドロップダウンメニューからドアを選択します。

      Door side (ドア面)

      [Door side (ドア面)] ドロップダウンメニューからドア面を選択します。

      [Card number (カード番号)]

      [Card number (カード番号)] を選択し、重要人物のカード番号を入力します。

    クライアントの設定

    [Configuration > Client (設定 > クライアント)] に移動し、以下の操作を行います。

    • テーマや言語のようなクライアント固有の設定を編集します。クライアントの設定を参照してください。

    • 通知や起動オプションのようなユーザー固有の設定を編集します。ユーザー設定を参照してください。

    • ビデオのサイズ変更やハードウェアデコーディングなど、クライアントの特定のストリーミングパフォーマンス設定を編集します。ストリーミングを参照してください。

    クライアントの設定

    これらの設定は、コンピューター上のすべてのAXIS Camera Stationユーザーに適用されます。 [Configuration > Client > Client settings (設定 > サーバー > クライアント設定)] に移動して、AXIS Camera Stationクライアントの設定を行います。

    テーマ

    System (システム)、Light (ライト)、Dark (ダーク)

    クライアントのテーマを選択します。[System (システム)] は新規インストールのデフォルトのテーマです。 変更を表示するには、アプリケーションを再起動する必要があります。

    [System (システム)] を選択した場合は、Windowsのシステムカラー設定が使用されます。

    全般

    Run application when Windows starts (Windowsの起動時にアプリケーションを起動)

    Windowsが起動するたびにAxis Camera Stationを自動的に実行する場合は、オンにします。

    ライブビュー

    Show camera names in live views (ライブビューにカメラ名を表示する)

    ライブビューでカメラの名前を表示します。

    録画のタイプを示すには、[Show recording indicators in live views and maps (ライブビューとマップに録画インジケーターを表示する)] をオンにします。

    動体検知録画であるか、アクションルールによって開始された録画であるかを示すには、[Show event indicators in live views and maps (ライブビューとマップにイベントインジケーターを表示する)] をオンにします。

    マップ

    Allow flashing coverage areas for all maps (すべてのマップで検知範囲の点滅を許可)

    [Flash (点滅)] を使用したすべての検知範囲の点滅をグローバルに禁止または許可するために使用します。 このグローバル設定はマップレベルのローカル設定には影響しません。マップを参照してください。

    言語

    AXIS Camera Stationクライアントの言語を変更します。 変更は、クライアントの再起動後に有効になります。

    フィードバック

    Share anonymous client usage data with Axis Communications to help improve the application and user experience (匿名のクライアント使用データをAxis Communicationsと共有して、アプリケーションやユーザーエクスペリエンスの向上に協力する)

    匿名データをAxisと共有して、ユーザーエクスペリエンスの向上に協力します。 サーバーのオプションを変更するには、サーバーの設定を参照してください。

    ユーザー設定

    これらの設定は、サインインしたAXIS Camera Stationユーザーに適用されます。 [Configuration > Client > User settings (設定 > サーバー > ユーザー設定)] に移動して、AXIS Camera Stationクライアントのユーザー設定を行います。

    ナビゲーションシステム

    Tree view navigation system (ツリービューのナビゲーションシステム)

    デフォルトでオンになり、ツリー表示のナビゲーションペインにビューとカメラが表示されます。

    Show in navigation (ナビゲーションに表示)

    選択すると、ドロップダウンメニューでビューまたはカメラ、またはその両方が表示されます。

    Show navigation path when navigating in view (ビュー内の移動時にナビゲーションパスを表示)

    オンにすると、分割ビュー内で移動するときにビューの最上部にナビゲーションパスが表示されます。

    通知

    Show taskbar notification on alarms (アラームに関するタスクバー通知を表示)

    オンにすると、アラームの開始時にWindowsタスクバーに通知が表示されます。

    Show taskbar notification for tasks (タスクに関するタスクバー通知を表示)

    オンにすると、誰かがタスクを追加したとき、またはタスクが完了したときにWindowsタスクバーに通知が表示されます。

    Show notifications in Device management ([デバイスの管理] に通知を表示)

    オンにすると、新しいファームウェアがダウンロード可能になったときに通知が表示されます。

    Show intercom notification window (インターカム通知ウィンドウを表示)

    オンにすると、誰かが接続されたインターカムシステムの通話ボタンを押したときに通知ウィンドウが表示されます。

    スナップショット

    When a snapshot is taken show a message (スナップショットの撮影時にメッセージを表示)

    オンにすると、誰かがスナップショットを撮ったときにメッセージが表示されます。

    When a snapshot is taken open the snapshot folder (スナップショットの保存時にバックグランドでフォルダーを開く)

    オンにすると、誰かがスナップショットを撮ったときにスナップショットフォルダーが開きます。

    Browse (参照)

    [Browse (参照)] をクリックして、スナップショットを保存するフォルダーを選択します。

    開始

    Start in full screen (全画面で開始)

    オンにすると、AXIS Camera Stationが全画面モードで起動します。

    Remember last used tabs (最後に使用したタブを記憶する)

    オンにすると、AXIS Camera Stationの前回終了時に開いていたのと同じタブ、ビュー、カメラビューを表示してAXIS Camera Stationが起動します。

    Remember last used monitors (最後に使用したモニターを記憶する)

    オンにすると、AXIS Camera Stationの前回終了時に使用していたのと同じモニターでAXIS Camera Stationが起動します。

    • ビューとカメラビューはタブごとに保存されます。 これらは、クライアントが同じサーバーに再接続した場合にのみ記憶されます。
    • モニター、ビュー、カメラビューを記憶するためにタブを記憶します。
    • ライブビューでドラッグアンドドロップした動的ビューは記憶されません。
    • 異なるユーザーが複数のサーバーに接続している場合、[Remember last used tabs (最後に使用したタブを記憶する)] 機能はサポートされません。
    アラーム時に音を鳴らす

    No sound (サウンドなし)

    アラーム音を鳴らさないようにする場合に選択します。

    Beep (ビープ)

    アラームで通常のビープ音を鳴らさないようにする場合に選択します。

    Sound file (サウンドファイル)

    アラーム音をカスタマイズする場合は、これを選択して、[Browse (参照)] をクリックして、サウンドファイルを見つけます。 Windows Media Playerがサポートしているファイル形式を使用してください。

    Play (再生)

    サウンドをテストする場合にクリックします。

    着信時に音を鳴らす

    No sound (サウンドなし)

    着信時にサウンドを鳴らさないようにする場合に選択します。

    Beep (ビープ)

    着信時に通常のビープ音を鳴らす場合に選択します。

    Sound file (サウンドファイル)

    着信音をカスタマイズする場合は、これを選択して、[Browse (参照)] をクリックして、サウンドファイルを見つけます。 Windows Media Playerがサポートしているファイル形式を使用してください。

    Play (再生)

    サウンドをテストする場合にクリックします。

    機能

    Show smart search 1 (スマート検索1を表示)

    デフォルトでは、スマート検索1が表示されます。 この機能を非表示にするには、オフにします。

    ストリーミング

    [Configuration > Client > Streaming (設定 > クライアント > ストリーミング)] を選択して、AXIS Camera Stationクライアントのストリーミングオプションを設定します。

    ビデオのサイズ変更

    Scale to best fit (自動サイズ変更)

    ビデオを使用可能な領域全体に表示する場合に選択します。ビデオのアスペクト比が崩れたり、画像がトリミングされたりすることはありません。

    ビデオ領域を埋める (場合によってはビデオの一部をトリミング)

    ビデオを使用可能な領域に合わせて表示する場合に選択します。ビデオのアスペクト比が保持されます。 使用可能な表示領域のアスペクト比がビデオと異なる場合、ビデオの一部がトリミングされます。

    ハードウェアデコーディング

    Mode (モード)

    • Automatic (自動) グラフィックカード (サポートされている場合) を使用して、3840x2160p@25fps (4KまたはUHD) を超える解像度のストリームをデコードします。

    • On (オン) グラフィックカード (サポートされている場合) を使用して、1920x1080p@25fps (1080pまたはHD) を超える解像度のストリームをデコードします。

    • Off (オフ) ハードウェアデコーディングはオフになり、AXIS Camera StationはCPUを使用してビデオをデコードします。

    Graphics card (グラフィックカード)

    ドロップダウンメニューからグラフィックカードを選択します。

    • ハードウェアデコーディングは、グラフィックカードを使用してビデオをデコードします。 高性能のグラフィックカードを搭載している場合、特に高解像度ビデオをストリーミングする場合、ハードウェアデコーディングは性能を改善してCPU使用率を下げる優れた方法です。 ハードウェアデコーディングはM-JPEGおよびH.264をサポートします。
    • 解像度が1080p未満のカメラは、ハードウェアデコードが [On (オン)] であっても、ハードウェアデコードを使用できません。
    • グラフィックカードが4Kデコードをサポートしていない場合、ハードウェアデコードが [On (オン)] であっても、ハードウェアデコードは1080pのストリームでのみ機能します。
    帯域幅の使用量

    Always use the stream profile Low on this client (このクライアントではストリームプロファイルを常に [低] にして使用してください)

    オンにすると、ライブビューで低ストリームプロファイルが使用されます。ストリームプロファイルを参照してください。

    この設定はH.264およびM-JPEGビデオに影響し、帯域幅の使用量が少なくなります。

    Suspend video streams for inactive tabs (非アクティブタブのビデオストリームを停止する)

    オンにすると、非アクティブタブのビデオストリームは停止されます。 これにより、帯域幅の使用量が少なくなります。

    PTZ (パン、チルト、ズーム)

    Select view with first click instead of starting PTZ (PTZを開始する代わりに最初のクリックでビューを選択します)

    オンにすると、ビューで初めてクリックしたときに、ビューの選択がアクティブになります。 ビューで行うその後すべてのクリックで、PTZを制御できます。

    音声

    Push-to-talk release delay (ms) (Push-To-Talkのリリース遅延 (ミリ秒))

    [Push-to-talk (プッシュツートーク)] ボタンを離した後マイクから送信される音声を何ミリ秒間保持するかを調整します。

    Use push-to-talk for all duplex modes (全二重モードでPush-To-Talkを使用する)

    単方向、半二重、全二重モードでPush-To-Talkを使用する場合は、オンにします。

    Always allow audio for intercoms (インターカムの音声を常に許可する)

    オンにすると、インターカムからの通話がない場合でも、インターカムで聞いたり話したりできるようになります。

    インスタント再生

    Playback duration (s) (再生時間 (秒))

    再生継続時間を1~600秒に設定すると、タイムラインに戻って録画が再生されます。

    接続中のサービスの設定

    ファームウェアのアップグレード設定

    複数のAXIS Camera Stationサーバーに接続している場合、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンメニューから任意のサーバーを選択して、ファームウェアのアップグレード設定を行うことができます。

    1. [Configuration > Connected services > Firmware upgrade settings (設定 > 接続中のサービス > ファームウェアのアップグレード設定)] を選択します。

    2. [Automatic check for updates (更新の自動確認)] で、ファームウェアの更新を確認する頻度と方法を設定します。

    3. [Upgrade order (アップグレードの順序)] で、装置を更新する順序を設定します。

    更新の自動確認

    Check for updates (更新を確認する)

    利用可能なファームウェアバージョンを起動時に毎回確認するには、[Check for updates (更新を確認する)] ドロップダウンメニューから [Every start-up (起動時に毎回)] を選択します。 デフォルトでは、AXIS Camera Stationは [Never (なし)] に設定されています。

    Check now (今すぐ確認)

    サーバーで利用可能なファームウェアのバージョンを確認するときにクリックします。

    アップグレードの順序

    Parallel (同時進行)

    複数の装置を同時にアップグレードする場合に選択します。 このオプションの方が [Sequential (シーケンス)] より高速ですが、すべての装置が同時にオフラインになります。

    Sequential (シーケンシャル)

    装置を順番にアップグレードを実行する場合に選択します。 このオプションの方が時間がかかりますが、装置が同時にオフラインになることはありません。 シーケンシャルアップグレードを停止するには、[Cancel remaining upgrades if one device fails (アップグレードに失敗した装置が見つかった場合、残りのアップグレードをキャンセルする)] を選択します。

    ファームウェアの自動確認の有効化

    Axis Secure Remote Access

    Axis Secure Remote Accessを使用すると、暗号化されたセキュアなインターネット接続経由でAXIS Camera Stationサーバーに接続できます。 Axis Secure Remote Accessは、ルーターのポートフォワーディングに依存せずにカメラにアクセスします。

    • Axis Secure Remote Accessは、AXIS Camera Station 5.12以降でのみ利用可能です。
    • 複数のAXIS Camera Stationサーバーに接続している場合は、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンメニューから任意のサーバーを選択して、Axis Secure Remote Accessを設定します。

    Axis Secure Remote Accessの有効化

    Axisセキュアリモートアクセスを有効にするには、お使いのMy Axisアカウントでサインインしてください。 Axis Secure Remote Accessは手動でオンにする必要があります。 この機能により、サーバーにリモートでサインインできるようになります。AXIS Camera Station Serverへのログインを参照してください。

    1. [Configuration > Connected services > Axis Secure Remote Access (設定 > 接続中のサービス > Axisセキュアリモートアクセス)] を選択します。

    2. [My Axis account (My Axisアカウント)] で、My Axisアカウントの認証情報を入力します。

    3. [Apply (適用)] をクリックします。

    4. [Axis Secure Remote Access] セクションで、[Enable (有効にする)] をクリックしてリモートアクセスをオンにします。

    モバイル装置でのAxis Secure Remote Accessの有効化

    モバイル装置 (iOSおよびAndroid) の場合は、Axis Camera Stationモバイルアプリをダウンロードしてください。 モバイルアプリで、リモートアクセスを有効にするために使用したものと同じMy Axisアカウントでサインインします。 モバイルアプリでは、My Axisアカウントでその月に使用した中継データの合計量を確認できます。

    Axis Secure Remote Accessの使用

    AXIS Camera Stationクライアントの下部にあるステータスバーにAxis Secure Remote Accessの使用状況が表示されます。 リンクをクリックすると、セキュアリモート接続がどのように使用されているかについて概要を見ることができます。

    Service level (サービスレベル)

    Axis Secure Remote Accessサブスクリプションのサービスレベルを表示します。

    Data used this month (今月に使用したデータ)

    今月使用したデータ量を表示します。 カウンターは毎月1日の午前0時までにリセットされます。

    Overage (超過)

    今月使用したデータのうち、サービスレベルに含まれる量を超過したデータ量を表示します。 これはサブスクリプションに超過が含まれる場合にのみ利用できます。

    Connections (接続)

    Secure Remote Accessを介して接続されているサーバーを表示します。

    AXISのシステムの健全性監視クラウドサービスの設定

    AXISのシステムの健全性監視クラウドサービスを使用すると、別のネットワーク上にあるシステムの健全性データを監視できます。 詳細については、組織を参照してください。

    AXISのシステムの健全性監視クラウドサービスを設定する前に、My Axisアカウントを作成する必要があります。

    1. [Configuration (設定)] > [Connected services (接続中のサービス)] > [AXIS System Health Monitoring Cloud Service (AXISシステムの健全性監視クラウドサービス)] に移動します。

    2. [Connect (接続)] をクリックします。

    3. My Axisアカウントでサインインします。

    4. システムを接続する組織またはフォルダーを選択します。 詳細については、組織を参照してください。

    5. [Next] (次へ)] をクリックします。

    6. 必要に応じて、組織内に [Folders (フォルダー)] を作成します。 このフォルダー構造を作成すると、組織内の複数のサイトにシステムがある場合などに便利です。

    7. [Next] (次へ)] をクリックします。

    8. [Save and exit (保存して終了)] をクリックします。

    組織

    組織はクラウドサービスの中心にあります。

    • 組織は、AXIS Camera Stationシステムをさまざまなクラウドサービスのユーザーに接続します。

    • クラウドベースのシステムの健全性監視をアクティブにします。 詳細については、AXISのシステムの健全性監視クラウドサービスの設定を参照してください。

    • 組織は、サービス管理者やオペレーターなど、さまざまなユーザー権限を定義します。

    • 組織は、さまざまなサイトにあるシステムを表すフォルダーなどに構成できます。 組織を作成するには、My Axisアカウントが必要です。

    組織の管理

    組織を編集するには:

    1. [Configuration (設定)] > [System Health Monitoring (システムの健全性監視)] > [Settings (設定)] に移動します。

    2. [Open AXIS System Health Monitoring Cloud Service (Axisのシステムの健全性監視クラウドサービスを開く)] をクリックします。

    3. ユーザー設定を開き、編集する組織を選択します。

    4. ユーザー設定を開き、 [Manage organizations (組織の管理)] をクリックします。

    このビューでは、既存の組織のフォルダーを追加または削除したり、新しい組織を作成したりできます。

    組織からシステムを切断する

    場合によっては、システムを現在の組織から切り離す必要があります。 たとえば、システムをある組織から別の組織に移動する場合です。

    1. [Configuration (設定)] > [Connected services (接続中のサービス)] > [AXIS System Health Monitoring Cloud Service (AXISシステムの健全性監視クラウドサービス)] に移動します。

    2. [Disconnect (切断)] をクリックします。

    ユーザーを組織に招待する
    1. [Configuration (設定)] > [System Health Monitoring (システムの健全性監視)] > [Settings (設定)] に移動します。

    2. [Open AXIS System Health Monitoring Cloud Service (Axisのシステムの健全性監視クラウドサービスを開く)] をクリックします。

    3. ユーザー設定を開き、ユーザーを招待する組織を選択します。

    4. ユーザー設定を開き、 [Manage organizations (組織の管理)] をクリックします。

    5. [Users (ユーザー)] タブを開きます。

    6. [Generate (生成)] をクリックします。

    7. 招待コードをコピーし、招待するユーザーに送信します。

    招待コードをユーザーと共有するときは、招待する組織の名前も含めます。

    組織に参加する

    誰かに組織への参加を望まれると、招待コードが届きます。 組織に参加するには:

    1. 招待コードをコピーします。

    2. [Configuration (設定)] > [System Health Monitoring (システムの健全性監視)] > [Settings (設定)] に移動します。

    3. [Open AXIS System Health Monitoring Cloud Service (Axisのシステムの健全性監視クラウドサービスを開く)] をクリックします。

    4. ユーザー設定を開き、参加する組織を選択します。

    5. ユーザー設定を開き、 [Manage organizations (組織の管理)] をクリックします。

    6. [Users (ユーザー)] タブを開きます。

    7. 招待コードを貼り付けます。

    8. [Join (参加)] をクリックします。

    サーバーの設定

    サーバーの設定

    [Configuration > Server > Settings (設定 > サーバー > 設定)] に移動して、AXIS Camera Stationのサーバー設定を行います。

    複数のAXIS Camera Stationサーバーに接続している場合は、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンメニューから任意のサーバーを選択して、サーバー設定を行います。

    エクスポート

    Include audio when adding recordings to export (エクスポートする録画の追加時に音声を含める)

    エクスポートリストに録画を追加するときに、音声を含めるかどうかを選択します。

    ログ

    アラーム、イベント、監査を保持する日数を指定します。 1~1,000日の間で値を設定します。

    外部データ

    外部データを保持する日数を指定します。 1~1,000日の間で値を設定します。

    SMTPサーバー

    システムアラームまたはイベント設定ルールがアクティブになったときに電子メールを送信するSMTPサーバーを追加します。

    SMTPサーバーを追加するには:

    1. [SMTP servers (SMTPサーバー)] で、[Add (追加)] をクリックします。

    2. [Server (サーバー)] で、サーバーのアドレス、ポート、認証、TLSプロトコルを設定します。

    3. [Sender (送信者)] に、送信者の電子メールに表示するメールアドレスと名前を入力します。

    サーバー

    Address (アドレス)

    SMTPサーバーのアドレスを入力します。

    Port (ポート)

    ポートを入力します。 587は、SMTP TLS接続のデフォルトポートです。

    Use TLS (TLSを使用する)

    SMTPサーバーがTLSを使用している場合に選択します。 TLSはデフォルトのプロトコルです。

    Use authentication (認証を使用する)

    このサーバーにユーザー名とパスワードが必要かどうかを選択します。 サーバーへのアクセスに使用するユーザー名とパスワードを入力します。

    Edit (編集)

    SMTPサーバーを編集するには、サーバーを選択して [Edit (編集)] をクリックします。

    Remove (削除)

    SMTPサーバーを削除するには、サーバーを選択して [Remove (削除)] をクリックします。 ポップアップダイアログで [Yes (はい)] をクリックするとサーバーが削除されます。

    Test all... (すべてテスト...)

    SMTPサーバーをテストするには、サーバーを選択して [Test all... (すべてテスト...)] をクリックします。 ポップアップダイアログの [Recipient (送信先)] にメールアドレスを入力し、[OK] をクリックするとテストメールが送信されます。 SMTPサーバーがテストを実行し、結果と可能なアクションのリストが表示されます。

    矢印

    サーバーを選択し、矢印を使用してリスト内のサーバーの順序を変更します。 システムは、一覧表示されているのと同じ順序でサーバーを使用します。

    サーバーテストの結果

    OK

    SMTPサーバーとの接続に成功しました。 送信先にテストメールが届いていることを確認してください。

    Unknown error (不明なエラー)

    メールの送信時に予期しないエラーが発生しました。 SMTPサーバーが正しく動作しているかどうかを確認してください。

    接続できません

    AXIS Camera StationはSMTPサーバーにアクセスできません。 SMTPサーバーが正しく動作していること、AXIS Camera StationとSMTPサーバー間のすべてのルーターとプロキシサーバーがトラフィックを許可していることを確認してください。

    Configuration error (設定エラー)

    TLSが要求されましたが、サーバーがStartTLSをサポートしていないか、認証をサポートしていないか、または対応している認証メカニズムがありません。

    TLS/SSLハンドシェイクエラー

    無効なサーバー証明書など、TLS/SSLネゴシエーション中にエラーが発生しました。

    認証が必要

    サーバーは、電子メールを送信するには認証が必要です。

    認証エラー

    認証情報が正しくありません。

    接続が切断されました

    接続は確立されましたが、その後切断されました。

    システムアラーム

    システムアラームは、カメラが接続を失った場合、録画ストレージへのアクセスが拒否された場合、予期しないサーバーのシャットダウンが発生した場合、または録画エラーが発生した場合に発生します。 システムアラームに関する電子メール通知を送信できます。

    電子メールを送信するには、まずSMTPサーバーを追加する必要があります。

    システムアラームに関するメールを送信するには:

    1. [Send email on system alarm to the following recipients (システムアラーム発生時に以下の送信先に電子メールを送信する)] を選択してシステムアラームメールを有効にします。

    2. [Recipients (送信先)] で:

      1. アドレスを電子メールの [To]、[Cc]、または [Bcc] フィールドに含める必要があるかどうかを選択します。

      2. メールアドレスを入力します。

      3. [Add (追加)] をクリックして、メールアドレスを [Recipients (送信先)] ボックスに追加します。

    装置接続

    Keep using the hostnames even if they become unreachable (ホスト名を利用できない場合でもホスト名を使用し続けてください)

    ホスト名を使用して接続します。 IPアドレスを使用した接続に自動的に切り替えるには、チェックボックスをオフにします。 装置に接続するために、ホスト名またはIPアドレスの使用を手動で選択することができます。Connection (接続)を参照してください。

    言語

    Change the language of the server (サーバーの言語を変更してください)

    AXIS Camera Station Service ControlおよびAXIS Camera Station Secure Entryの名前を変更します。 例: システムアラーム、監査ログメッセージ、[Data search (データ検索)] タブの外部データ。 変更は再起動後に有効になります。

    フィードバック

    Share anonymous server usage data with Axis Communications (Axis Communicationsと匿名サーバーの使用データを共有してください)

    アプリケーションとユーザーエクスペリエンスの向上に役立てる場合に選択します。 クライアントのオプションを変更するには、クライアントの設定を参照してください。

    詳細設定

    設定の変更は、Axisサポートから指示があった場合にのみ行ってください。

    1. 設定を変更するには、設定とその値を入力します。

    2. [[Add (追加)]] をクリックします。

    3. トラブルシューティングの目的でデバッグログをアクティブにするには、[Enable server side debug logging (サーバー側のデバッグログ出力を有効にする)] を選択します。

      この設定ではディスクのより多くの容量が消費されるため、ProgramDataディレクトリ内のlog4net.configファイルによってこの設定は上書きされます。

    AXIS Camera Stationの更新

    AXIS Camera Stationの最新バージョンを入手するには:

    1. [Configuration > Server > Update (設定 > サーバー > 更新)] を選択します。

    2. [Download and install... (ダウンロードとインストール...)] をクリックします。

    • 手動によるかスケジュール設定によるかに関わらず、いったん開始した更新はキャンセルできません。
    • スケジュール設定された更新は自動的に開始されます。
    • セキュアリモートアクセスを介して接続されたクライアントは更新されません。
    • マルチサーバーシステムでは、常にローカルサーバーを最後に更新してください。
    • この機能は、現在使用しているタイプに関係なく、Windowsインストーラー (msi) を使用します。

    事故レポート

    事故レポートの権限がオンになっている場合は、事故に関する録画、スナップショット、メモを含む事故レポートを生成することができます。事故レポートのエクスポートを参照してください。

    以下の手順で事故レポートを設定します。

    1. [Configuration > Server > Incident report (設定 > サーバー > 事故レポート)] に移動します。

    2. [Location (場所)] で、事故レポートの保存先を選択します。

    3. [Export format (エクスポート形式)] ドロップダウンメニューから、録画のエクスポート先の形式を選択します。

    4. [Categories (カテゴリー)] で、カテゴリーを追加または削除して、事故レポートをグループ化できます。 カテゴリーをサーバーディレクトリパスの変数として設定した場合、カテゴリーをエクスポート先のフォルダー名とすることができます。

      1. 「事故」や「窃盗」など、ボックスにカテゴリー名を入力します。

      2. [Add (追加)] をクリックします。

      3. カテゴリーを削除するには、カテゴリーを選択し、[Remove (削除)] をクリックします。

    5. [Description template (説明テンプレート)] で、事故レポート生成時に [Description (説明)] に表示する情報を入力します。 例: 報告者: <名前、メール、電話番号を挿入します>。

    6. [Apply (適用)] をクリックします。

    場所

    Server directory path (サーバーディレクトリパス)

    事故レポートをコンピューターのフォルダーに保存する場合に選択して、ディレクトリパスを入力します。 サーバー名、カテゴリー、ユーザー名を変数として使用できます。 例: C:\Reports\$(サーバー名)\$(カテゴリー)\$(ユーザー名)\

    Network directory path (ネットワークディレクトリパス)

    事故レポートをネットワークストレージ上のフォルダーに保存する場合に選択します。 ディレクトリパスを入力するか、ネットワークストレージの認証情報を使用します。 共有はAXIS Camera Stationサーバーからアクセス可能でなければなりません。 録画に使用するストレージの追加方法については、ストレージの管理を参照してください。

    エクスポート形式

    ASF

    [Add digital signature (デジタル署名を追加)] を選択して、デジタル署名を使用して画像の改ざんができないようにします。録画のエクスポートで「デジタル署名」セクションを参照してください。 [Use password (パスワードを使用する)] を選択して、デジタル署名にパスワードを使用することもできます。

    MP4

    エクスポートされた録画にはG.711またはG.726形式の音声は含まれません。

    エクスポートのスケジュール

    [Configuration (設定)] > [Server (サーバー)] > [Scheduled export (エクスポートのスケジュール)] に移動して、録画のエクスポートスケジュールを作成します。

    選択した時刻に、前回のエクスポート以降のすべての録画がエクスポートされます。 前回のエクスポートが1週間より前に行われた場合、または前回のエクスポートがない場合は、過去1週間未満の録画のみがエクスポートされます。 それより前の録画をエクスポートするには、[Recordings (録画)] タブを開き、手動で録画をエクスポートします。録画のエクスポートを参照してください。

    複数のAXIS Camera Stationサーバーに接続している場合は、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンメニューから任意のサーバーを選択して、エクスポートのスケジュールをオンにして管理します。

    スケジュール設定された録画をエクスポートする

    1. [Scheduled export (エクスポートのスケジュール)] で、[Enable scheduled export (エクスポートのスケジュールを有効にする)] を選択して、エクスポートのスケジュールを使用します。

    2. [Cameras (カメラ)] で、録画をエクスポートするカメラを選択します。 リストされているすべてのカメラはデフォルトとして選択されています。 [Use all cameras (すべてのカメラを使用)] をオフにして、リスト内の特定のカメラを選択します。

    3. [Export (エクスポート)] で、録画の保存場所、フォーマット、プレイリストの作成を設定します。

    4. [Weekly schedule (週次スケジュール)] で、録画をエクスポートする時刻と曜日を選択します。

    5. [Apply (適用)] をクリックします。

    エクスポート

    Server directory path (サーバーディレクトリパス)

    録画を保存するコンピューター上のフォルダーのディレクトリパスを選択して入力します。

    Network directory path (ネットワークディレクトリパス)

    録画をネットワークストレージ上のフォルダーに保存する場合に選択します。 ディレクトリパスを入力するか、ネットワークストレージの認証情報を使用します。 共有はAXIS Camera Stationサーバーからアクセス可能でなければなりません。 録画に使用するストレージの追加方法については、ストレージの管理を参照してください。

    プレイリストを作成 (.asx)

    Windows Media Playerで使用される.asx形式でプレイリストを作成する場合に選択します。 録画は録画された順に再生されます。

    Export format (エクスポート形式)

    録画をエクスポートする形式を選択します。

    [ASF] - [Add digital signature (デジタル署名を追加)] を選択して、デジタル署名を使用して画像の改ざんができないようにします。録画のエクスポートで「デジタル署名」セクションを参照してください。 [Use password (パスワードを使用する)] を選択して、デジタル署名にパスワードを使用することもできます。

    MP4 - エクスポートされた録画にはG.711またはG.726形式の音声は含まれません。

    Microsoft Windows 2008 Server

    Microsoft Windows 2008 Serverで動作するサーバーから録画をエクスポートするには、以下の手順でDesktop Experienceをインストールする必要があります。

    1. メニューから [Start > Administrative Tools > Server Manager (スタート > 管理ツール > サーバーマネージャー)] をクリックしてサーバーマネージャーを開きます。

    2. [Features Summary (機能の概要)] で、[Add features (機能の追加)] をクリックします。

    3. [Desktop Experience] を選択し、[Next (次へ)] をクリックします。

    4. [Install (インストール)] をクリックします。

    Microsoft Windows 2012 Server

    Microsoft Windows 2012 Serverで動作するサーバーから録画をエクスポートするには、以下の手順でDesktop Experienceをインストールする必要があります。

    1. メニューから [Start > Administrative Tools > Server Manager (スタート > 管理ツール > サーバーマネージャー)] をクリックしてサーバーマネージャーを開きます。

    2. [Manage > Add Rules and Features (管理 > 権限と機能の追加)] を選択して、権限と機能の追加ウィザードを起動します。

    3. [Features Summary (機能の概要)] で、[User Interfaces and Infrastructure (ユーザーインターフェースとインフラストラクチャ)] を選択します。

    4. [Desktop Experience] を選択し、[Next (次へ)] をクリックします。

    5. [Install (インストール)] をクリックします。

    新しい接続

    > [Servers (サーバー)] > [New connection (新しい接続)] に移動して、新しいAXIS Camera Stationサーバーに接続します。AXIS Camera Station Serverへのログインを参照してください。

    接続ステータス

    > [Server (サーバー)] > [Connection status (接続ステータス)] に移動すると、サーバーの接続ステータスのリストが表示されます。

    サーバー名の前にあるスライダーを使用して、サーバーに対する接続または切断を行います。

    ステータスコード説明考えられる対処法
    接続中クライアントはこのサーバーとの接続を試みています。
    接続済みこのサーバーに接続している間、クライアントはTCPを使用します。
    接続済み (セキュアリモートアクセスを使用)このサーバーに接続している間、クライアントはSecure Remote Accessを使用します。
    接続済み (HTTPを使用)

    このサーバーに接続している間、クライアントはHTTPを使用します。 HTTPはTCPよりやや非効率的で、複数のサーバーに接続する場合は遅延が生じます。

    切断中クライアントはこのサーバーとの接続を切断中です。
    切断クライアントとこのサーバーの間に接続はありません。
    再接続中クライアントはこのサーバーとの接続が切断され、再接続を試みています。
    再接続に失敗

    クライアントはこのサーバーとの再接続に失敗しました。 サーバーは見つかっても、ユーザー権限またはパスワードが変更されている可能性があります。

    • [ユーザー権限] ダイアログでユーザーを追加します。

    • ユーザー名とパスワードを確認します。

    ログインがキャンセルされましたユーザーがログインをキャンセルしました。
    ユーザー名またはパスワードが不正です[Action (アクション)] 列のリンクをクリックして、正しい認証情報を入力します。
    ユーザーがサーバーで認証されません

    サーバーはユーザーのログインを許可しません。

    [ユーザー権限] ダイアログでユーザーを追加します。

    セキュリティ確認が失敗しましたWCF関連のセキュリティチェックが失敗しました。 クライアントコンピューターとサーバーコンピューターのUTC時刻を必ず同期させてください。
    サーバーコンピューターと接続できません

    使用したアドレスのサーバーコンピューターから応答がありませんでした。

    • ネットワークが正常に動作しているかどうかを確認します。

    • サーバーが起動しているかどうかを確認します。

    サーバーが動作していません

    サーバーコンピューターにアクセスできますが、サーバーが動作していません。

    サーバーを起動します。

    通信障害

    サーバーへの接続に失敗しました。 サーバーコンピューターにアクセスできるかを確認します。

    • ネットワークが正常に動作しているかどうかを確認します。

    • サーバーが起動しているかどうかを確認します。

    無効なホスト名です

    DNSがホスト名をIPアドレスに変換できません。

    • ホスト名が正しいかどうかをチェックします。

    • DNSに必要な情報が提供されているかどうかをチェックします。

    同じサーバーにすでに接続済みですクライアントはこのサーバーとすでに接続されています。重複したサーバーエントリを削除してください。
    想定されるサーバーではありません

    想定されるサーバーとは異なるサーバーがこのアドレスで応答しました。

    サーバーリストを更新し、このサーバーに接続します。

    クライアントのバージョン (x) とサーバーのバージョン (y) の互換性がありません

    クライアントのバージョンがサーバーと比べて古すぎるか新しすぎます。

    クライアント、サーバーコンピューターの両方に、同じバージョンのAXIS Camera Stationがインストールされているかどうかを確認します。

    サーバーがビジー状態

    パフォーマンスの問題により、サーバーが応答できませんでした。

    サーバーコンピューターとネットワークが過負荷になっていないかどうかを確認します。

    複数のサーバー

    サーバーリスト

    AXIS Camera Stationサーバーをサーバーリストにまとめることができます。 1台のサーバーを複数のサーバーリストに含めることができます。 他のAXIS Camera Stationクライアントでサーバーリストをインポート、エクスポート、使用できます。

    > [Servers (サーバー)] > [Server lists (サーバーリスト)] に移動して、[Server lists (サーバーリスト)] ダイアログを開きます。

    [Recent connections (最近の接続)] リストがデフォルトで表示されます。このリストには、以前のセッションで使用されたサーバーが含まれています。 [Recent connections (最近の接続)] は削除できません。

    サーバーリストを選択し、 をクリックします。

    + New server list (新しいサーバーリストの追加)

    クリックして、新しいサーバーリストを追加し、リストの名前を入力します。

    Add (追加)

    サーバーをサーバーリストに追加するには、サーバーリストを選択し、[Add (追加)] をクリックします。 必要な情報を入力します。

    Export lists (リストをエクスポート)

    クリックして、すべてのサーバーリストを.mslファイル形式でエクスポートします。 サーバーリストをインポートしてサーバーにログインすることもできます。AXIS Camera Station Serverへのログインを参照してください。

    Edit (編集)

    サーバーリストのサーバーを編集するには、サーバーを選択し、[Edit (編集)] をクリックします。 1度に編集できるのは1台のサーバーのみです。

    Remove (削除)

    サーバーリストのサーバーを削除するには、サーバーを選択し、[Remove (削除)] をクリックします。

    サーバーの名前を変更する

    リストをダブルクリックし、リストの新しい名前を入力します。

    サーバーリスト内のサーバーの整理

    スイッチの設定

    AXIS Camera Station S22 Appliance Seriesの装置を使用している場合は、AXIS Camera Stationから装置を設定するオプションがあります。 [Configuration > Switch > Management (設定 > スイッチ > 管理)] に移動し、認証情報を入力して、AXIS Camera Stationクライアントでスイッチの管理ページを開きます。 スイッチの設定方法については、axis.comでAXIS Camera Station S22 Appliance Seriesのユーザーマニュアルを参照してください。

    AXIS Camera StationはスイッチのデフォルトのIPアドレスであるhttps://192.168.0.1/にのみ接続できます。

    ライセンスの設定

    ライセンスページで、接続する装置のライセンスキーとライセンスステータスを表示し、ライセンスを管理することができます。

    • 複数のAXIS Camera Stationサーバーに接続している場合は、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンメニューから任意のサーバーを選択して、ライセンスを管理します。
    • ライセンスキーは、後で参照できるように、メモするかUSBフラッシュドライブにデジタル形式で保存することをお勧めします。 紛失したライセンスキーを回復することはできません。
    • AxisネットワークビデオレコーダーをAXIS License Portalに登録すると、NVR Coreライセンスが付与されます。 NVR Coreライセンスは、装置のハードウェアにロックされているため、移動できません。 Coreライセンスと同じ方法で、NVR CoreからUniversalへのアップグレードを行うことができます。 アップグレードライセンスは、任意のシステムに移動して使用できます。
    ライセンスの管理

    [Configuration (設定)] > [Licenses (ライセンス)] > [Management (管理)] に移動して、サーバーに接続しているライセンスされていない装置の数に関する概要を表示します。 ライセンスはオンラインでもオフラインでも管理できます。 30日間の試用期間が終了する前に、すべての装置のライセンスを忘れずに追加してください。 「ライセンスの購入方法」を参照してください。 ステータスバーでライセンスステータスのリンクをクリックして、装置のライセンスに関する概要を表示することもできます。

    ライセンス管理者は複数のMy AxisアカウントをAXIS Camera Stationシステムに追加できます。

    オンラインでシステムにMy Axisアカウントを追加する

    1. [Configuration (設定)] > [Licenses (ライセンス)] > [Management (管理)] に移動します。

    2. [Manage licenses online (オンラインでライセンスを管理)] がオンになっていることを確認します。

    3. [Go to AXIS License Portal (AXISライセンスポータルに移動)] をクリックします。

    4. AXIS License Portalで、追加する新しいMy Axisアカウントを使用してサインインします。

    5. [Edit license admins (ライセンス管理者を編集)] に移動し、アカウントがライセンス管理者として追加されていることを確認します。

    オフラインでシステムにMy Axisアカウントを追加する

    1. [Configuration (設定)] > [Licenses (ライセンス)] > [Management (管理)] に移動します。

    2. [Manage licenses online (オンラインでライセンスを管理する)] をオフにします。

    3. [Export system file (システムファイルのエクスポート)] をクリックします。

    4. システムファイルをUSBフラッシュドライブに保存します。

    5. AXIS License Portal (axis.com/licenses) に移動します。

    6. 追加する新しいMy Axisアカウントでサインインします。

    7. システムファイルをアップロードします。

    8. [Edit license admins (ライセンス管理者を編集)] に移動し、アカウントがライセンス管理者として追加されていることを確認します。

    インターネット接続に応じて、システムをライセンスする方法は異なります。

    装置のステータス

    [Configuration (設定)] > [Licenses (ライセンス)] > [Device status (デバイスステータス)] に移動して、接続しているすべての装置とそれらのライセンスステータスのリストを表示します。

    キー

    [Configuration > Licenses > Keys (設定 > ライセンス > キー)] を選択して、接続するすべての装置のライセンスごとに必要なキーを一覧表示します。

    システムをオンラインでライセンスする

    AXIS Camera Stationクライアントとサーバーの両方にインターネット接続が必要です。

    1. [Configuration > Licenses > Management (設定 > ライセンス > 管理)] を選択します。

    2. [Manage licenses online (オンラインでライセンスを管理)] がオンになっていることを確認します。

    3. My Axisアカウントでサインインします。

    4. [Add license key (ライセンスキーの追加)] で、ライセンスキーを入力します。

    5. [[Add (追加)]] をクリックします。

    6. AXIS Camera Stationクライアントで、[Configuration (設定)] > [Licenses (ライセンス)] > [Keys (キー)] に移動して、ライセンスキーが表示されていることを確認します。

    システムをオフラインでライセンスする

    1. [Configuration > Licenses > Management (設定 > ライセンス > 管理)] を選択します。

    2. [Manage licenses online (オンラインでライセンスを管理する)] をオフにします。

    3. [Export system file (システムファイルのエクスポート)] をクリックします。

    4. システムファイルをUSBフラッシュドライブに保存します。

    5. AXIS License Portal (axis.com/licenses) にアクセスします。

    6. My Axisアカウントでサインインします。

    7. [Upload system file (システムファイルをアップロード)] クリックして、システムファイルをUSBフラッシュドライブからアップロードします。

    8. [Add license key (ライセンスキーの追加)] で、ライセンスキーを入力します。

    9. [[Add (追加)]] をクリックします。

    10. [License keys (ライセンスキー)]で、[ Download license file (ライセンスファイルのダウンロード)] をクリックして、USBフラッシュドライブにファイルを保存します。

    11. AXIS Camera Stationクライアントで、[Configuration (設定)] > [Licenses (ライセンス)] > [Management (管理)] に移動します。

    12. [Import license file (ライセンスファイルのインポート)] をクリックし、USBフラッシュドライブのライセンスファイルを選択します。

    13. [Configuration (設定)] > [Licenses (ライセンス)] > [Keys (キー)] に移動して、ライセンスキーが表示されていることを確認します。

    システム間でライセンスを移動する

    NVR Coreライセンスは装置のハードウェアにロックされているため、移動できません。

    ライセンスを同じMy Axisアカウントで1つのシステムから別のシステムに移動するには:

    1. AXIS License Portal (axis.com/licenses) にアクセスします。

    2. [My systems (マイシステム)] から、ライセンスの移動元のシステム名をクリックします。

    3. [License keys (ライセンスキー)] で、移動したいライセンスキーを見つけます。

    4. をクリックし、[Move (移動)]します。

    5. [To system (システムへ)] ドロップダウンメニューから、ライセンスの移動先のシステムを選択します。

    6. [Move license key (ライセンスキーの移動)] をクリックし、[Close (閉じる)] をクリックします。 アクションの詳細は [History (履歴)] でわかります。

    7. [My systems (マイシステム)] に移動し、ライセンスが正しいシステムの下に表示されていることを確認します。

    ライセンスを別のシステムに移動する

    システムからライセンスを解放し、異なるMy Axisアカウントを使用して別のシステムに追加するには:

    1. AXIS License Portal (axis.com/licenses) にアクセスします。

    2. [My systems (マイシステム)] から、ライセンスの移動元のシステム名をクリックします。

    3. [License keys (ライセンスキー)] で、移動したいライセンスキーを見つけます。

    4. まず、ライセンスキーのコピーを作成します。

    5. をクリックし、[Release (解放)] をクリックします。

    6. サインアウトして、別のMy Axisアカウントでサインインします。

    7. [My systems (マイシステム)] で、ライセンスを付与するシステムをクリックします。

    8. [Add license key (ライセンスキーの追加)] で、解放したライセンスキーを入力します。

    9. [[Add (追加)]] をクリックします。
      アクションの詳細は [History (履歴)] でわかります。

    10. [My systems (マイシステム)] に移動し、ライセンスが正しいシステムの下に表示されていることを確認します。

    セキュリティの設定

    ユーザー権限の設定

    [Configuration (設定)] > [Security (セキュリティ)] > [User permissions (ユーザー権限)] に移動して、AXIS Camera Stationに存在するユーザーとグループを表示します。

    AXIS Camera Stationサーバーを実行しているコンピューターの管理者は、自動的にAXIS Camera Stationの管理者権限が付与されます。 管理者グループの権限を変更したり、削除したりすることはできません。

    ユーザーまたはグループを追加する前に、ユーザーまたはグループをローカルコンピューターに登録するか、Windows Active Directoryユーザーアカウントがあることを確認します。 ユーザーまたはグループを追加するには、ユーザーまたはグループの追加を参照してください。

    グループの一員であるユーザーには、個人またはグループに割り当てられる最上位の権限が与えられます。 ユーザーは個人としてアクセス権と共にグループの一員としての権限も与えられます。 たとえば、あるユーザーがユーザー個人の権限としてカメラXへのアクセス権を与えられているとします。 このユーザーは、カメラYおよびZへのアクセス権を持つグループのメンバーでもあります。したがって、ユーザーはカメラX、Y、Zへのアクセス権を持ちます。

    エントリが1人のユーザーであることを示します。

    エントリがグループであることを示します。

    Name (名前)

    ローカルコンピューターまたはActive Directoryに表示されるユーザー名。

    Domain (ドメイン)

    ユーザーまたはグループが属するドメイン。

    Role (権限)

    ユーザーまたはグループに与えられているアクセス権。

    表示される値: 管理者、オペレーター、閲覧者。

    詳細

    ローカルコンピューターまたはActive Directoryに表示されるユーザーの詳細情報。

    Server (サーバー)

    ユーザーまたはグループが属するサーバー。
    ユーザーまたはグループの追加

    Microsoft WindowsとActive DirectoryのユーザーとグループはAXIS Camera Stationにアクセスできます。 ユーザーをAXIS Camera Stationに追加するには、ユーザーまたはグループをWindowsに追加する必要があります。

    Windowsでユーザーを追加する方法は、使用しているWindowsのバージョンによって異なります。Microsoftのサイトにある手順に従ってください。 Active Directoryドメインネットワークを使用している場合は、ネットワーク管理者にお問い合わせください。

    ユーザーまたはグループの追加

    1. [Configuration > Security > User permissions (設定 > セキュリティ > ユーザー権限)] に移動します。

    2. [[Add (追加)]] をクリックします。

      リストには、使用可能なユーザーとグループが表示されます。

    3. [Scope (対象)] で、ユーザーとグループを検索する場所を選択します。

    4. [Show (表示)] で、ユーザーまたはグループを表示するかどうかを選択します。

      ユーザーまたはグループが多すぎる場合、検索結果は表示されません。 フィルター機能を使用します。

    5. ユーザーまたはグループを選択し、[Add (追加)] をクリックします。

    対象

    Server (サーバー)

    ローカルコンピューター上のユーザーまたはグループを検索する場合に選択します。

    Domain (ドメイン)

    Active Directoryのユーザーまたはグループを検索する場合に選択します。

    Selected server (選択したサーバー)

    複数のAXIS Camera Stationサーバーに接続している場合は、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンメニューからサーバーを選択します。

    ユーザーまたはグループの設定

    1. リストからユーザーまたはグループを選択します。

    2. [Role (権限)] で、[Administrator (管理者)]、[Operator (オペレーター)]、または [Viewer (閲覧者)] を選択します。

    3. [Operator (オペレーター)] または [Viewer (閲覧者)] を選択した場合は、ユーザーまたはグループの権限を設定することができます。ユーザーまたはグループの権限を参照してください。

    4. [Save (保存)] をクリックします。

    ユーザーまたはグループの削除

    1. ユーザーまたはグループを選択します。

    2. [Remove (削除)] をクリックします。

    3. ポップアップダイアログで [OK] をクリックすると、ユーザーまたはグループが削除されます。

    ユーザーまたはグループの権限

    ユーザーまたはグループに与えられる権限は3種類です。 ユーザーまたはグループの権限の定義方法については、ユーザーまたはグループの追加を参照してください。

    管理者 –
    すべてのカメラのビューのライブおよび録画ビデオへのアクセス、すべてのI/Oポートへのアクセスなど、システム全体へのフルアクセス。 システム設定を行うユーザーは、この権限が必要になります。
    オペレーター –
    カメラ、ビュー、I/Oポートを選択して、ライブおよび録画ビデオにアクセスします。 オペレーターはAXIS Camera Stationのすべての機能 (システムの設定を除く) へのフルアクセスが許可されます。
    閲覧者 –
    選択したカメラ、I/Oポート、ビューのライブビデオにアクセスします。 録画ビデオへのアクセスやシステムの設定を行うことはできません。

    カメラ

    [Operator (オペレーター)] または [Viewer (閲覧者)] の権限を持つユーザーまたはグループは、次のアクセス権を利用できます。

    Access (アクセス権)

    カメラおよびすべてのカメラ機能へのアクセスを許可します。

    Video (ビデオ)

    このカメラからのライブビデオへのアクセスを許可します。

    Audio listen (音声を聞く)

    カメラから受話するアクセスを許可します。

    Audio speak (音声送話)

    カメラに送話するアクセスを許可します。

    Manual Recording (手動録画)

    録画の手動による開始と停止を許可します。

    Mechanical PTZ (メカニカルPTZ)

    メカニカルPTZコントロールへのアクセスを許可します。 メカニカルPTZを搭載したカメラでのみ使用できます。

    PTZ priority (PTZ優先度)

    PTZ優先度を設定します。 数値が小さいほど、優先度が高いことを意味します。 優先度を割り当てない場合は0に設定されます。 優先度が最も高いのは管理者です。 優先度の高い権限を持つユーザーがPTZカメラを操作する場合、デフォルトでは、他のユーザーは同じカメラを10秒間操作することができません。 メカニカルPTZを搭載したカメラで、[Mechanical PTZ (メカニカルPTZ)] が選択されているときにのみ使用できます。

    ビュー

    [Operator (オペレーター)] または [Viewer (閲覧者)] の権限を持つユーザーまたはグループは、次のアクセス権を利用できます。 複数のビューを選択し、アクセス権を設定することができます。

    Access (アクセス権)

    AXIS Camera Stationのビューへのアクセスを許可します。

    Edit (編集)

    AXIS Camera Stationのビューの編集を許可します。

    I/O

    [Operator (オペレーター)] または [Viewer (閲覧者)] の権限を持つユーザーまたはグループは、次のアクセス権を利用できます。

    Access (アクセス権)

    I/Oポートへのフルアクセスを許可します。

    Read (読む)

    I/Oポートの状態の表示を許可します。 ユーザーはポートの状態を変更できません。

    Write (書き込み)

    I/Oポートの状態の変更を許可します。

    システム

    リスト内でグレー表示されている権限は設定できません。 チェックマークが付いている権限は、ユーザーまたはグループがデフォルトでその権限を持っていることを示します。

    [Operator (オペレーター)] 権限を持つユーザーまたはグループは次のアクセス権を利用できます。 [Take snapshots (スナップショットを撮る)] は [Viewer (閲覧者)] 権限でも利用できます。

    Take snapshots (スナップショットを撮る)

    ライブビューモードおよび録画モードでのスナップショット撮影を許可します。

    Export recordings (録画のエクスポート)

    録画のエクスポートを許可します。

    Generate incident report (事故レポートの生成)

    事故レポートの生成を許可します。

    Prevent access to recordings older than (これより古い録画へのアクセスを防止)

    指定した分数よりも古い録画へのアクセスを防止します。 ユーザーが検索を利用する際、指定した時間よりも前の録画は検索できなくなります。

    Access alarms, tasks, and logs (アラーム、タスク、ログへのアクセス)

    アラーム通知を受け取り、[Alarms and tasks (アラームとタスク)] バーと [Logs (ログ)] タブへのアクセスを許可します。

    アクセスコントロール

    [Operator (オペレーター)] 権限を持つユーザーまたはグループは次のアクセス権を利用できます。 [Access Management (アクセス管理)] は [Viewer (閲覧者)] 権限でも利用できます。

    Access control configuration (アクセスコントロールの設定)

    ドアとゾーン、識別プロファイル、カードフォーマットとPIN、暗号化通信、マルチサーバーの設定を許可します。

    Access management (アクセス管理)

    アクセス管理およびActive Directory設定へのアクセスを許可します。

    システムの健全性監視

    [Operator (オペレーター)] 権限を持つユーザーまたはグループは次のアクセス権を利用できます。 [>システムの健全性監視へのアクセス] は [Viewer (閲覧者)] 権限でも利用できます。

    Configuration of system health monitoring (システムの健全性監視の設定)

    システムの健全性監視システムの設定を許可します。

    Access to system health monitoring (システムの健全性監視へのアクセス)

    システムの健全性監視システムへのアクセスを許可します。

    証明書

    AXIS Camera Stationサーバーと装置間の証明書の設定を管理するには、[Configuration (設定)] > [Security (セキュリティ)] > [Certificates (証明書)] に移動します。

    HTTPSおよびIEEE 802.1X証明書をオンにする、削除する、表示する方法については、セキュリティを参照してください。

    AXIS Camera Stationは次のように使用できます。

    • ルート認証局 (CA): AXIS Camera StationをルートCAとして使用すると、AXIS Camera Stationが独自のルート証明書を使用してサーバー証明書を発行し、このプロセスに他のルートCAが関与しなくなります。

    • 中間認証局: このシナリオでは、Axis装置のサーバー証明書に署名して発行するために、AXIS Camera StationでCA証明書とその秘密鍵をインポートする必要があります。 このCA証明書は、ルート証明書または中間CA証明書にすることができます。

    AXIS Camera Stationをアンインストールすると、Windowsの信頼されたルート証明機関からCA証明書が削除されます。 インポートされたCA証明書は削除されません。これらの証明書は手動で削除する必要があります。

    認証局 (CA)

    CAを使用すると、クライアント/サーバー証明書がない装置で、HTTPSおよびIEEE 802.1Xをオンにすることができます。 AXIS Camera Station CA証明書があれば、装置でHTTPSまたはIEEE 802.1Xを使用するときに、クライアント/サーバー証明書を自動的に作成、署名、インストールすることができます。 AXIS Camera StationをルートCAとして使用することも、CA証明書をインポートしてAXIS Camera Stationを中間CAとして機能させることもできます。ルートCAはサーバーのインストール時に自動的に生成されます。

    Import (インポート)

    クリックすると、既存のCA証明書とその秘密鍵がインポートされます。 AXIS Camera Stationはそのパスワードを保存します。

    Generate (生成)

    クリックすると、新しい公開鍵と秘密鍵、および10年間有効な自己署名CA証明書が生成されます。 新しい認証局を生成すると、すべてのコンポーネントの証明書が置き換えられ、すべてのコンポーネントが再起動されます。

    View (ビュー)

    クリックすると、CA証明書の詳細が表示されます。

    Export (エクスポート)

    CA証明書を.cerまたは.crtの形式でエクスポートする場合にクリックします。 ファイルには秘密鍵が含まれないため、暗号化されません。 証明書は、AXIS Camera Stationによって署名された証明書を信頼する他のシステムにインストールできます。 ただし、証明書をAXIS Camera Stationに再度インストールすることはできません。

    Number of dates the signed client/server certificates will be valid for (署名入りのクライアント/サーバー証明書が有効化される日数)

    自動的に作成されたクライアント/サーバー証明書の有効期間を日数で設定します。 最大期間は1095日 (3年間) です。 CAは自身の有効期限を超えた証明書には署名しません。

    ルートCAの生成

    AXIS Camera Stationが起動すると、CAが検索されます。見つからない場合は、ルートCAが自動的に生成されます。 これには自己署名ルート証明書、およびパスワードで保護された秘密鍵が含まれています。 AXIS Camera Stationによってパスワードは保存されますが、表示することはできません。 AXIS Camera Stationによって生成されたCA証明書は10年間有効です。

    手動で新しいCAを生成して、古いCAと置き換えるには、CAの置き換えを参照してください。

    装置に手動でインストールした証明書を使用するバージョン5.45以前からアップグレードした場合、手動でインストールした証明書の有効期限が切れると、AXIS Camera Stationは既存のルートCAを使用して自動的に新しい証明書をインストールします。

    生成したCA証明書は、Windowsの信頼されたルート証明書に追加されます。

    CAのインポート

    別のCAからCA証明書をインストールすると、AXIS Camera Stationを中間CAとして使用できます。証明書と秘密鍵で構成されるファイルをインポートすることで、AXIS Camera Stationが既存のCAに代わって証明書に署名できるようにします。インポートするファイルはPKCS#12形式であり、証明書はCA証明書であることを示す基本制約 (2.5.29.19) を含み、有効期間内に使用される必要があります。 CAをインポートして既存のCAと置き換えるには、CAの置き換えを参照してください。

    • インポートされたCAがパスワードを必要としない場合、何かでパスワードが必要になるたびにダイアログが表示されます。 たとえば、装置でHTTPSまたはIEEEを使用するときや、装置を追加するときなどです。 続行するには、[OK] をクリックする必要があります。
    • インポートしたCA証明書は、Windowsの信頼されたルート証明書に追加されます。
    • AXIS Camera Stationをアンインストールした後、インポートしたCA証明書をWindowsの信頼されたルート証明機関から手動で削除する必要があります。
    CAの置き換え

    HTTPS接続を使用する装置で使用される署名付き証明書を発行するCAを置き換えるには:

    1. [Configuration > Security > Certificates > HTTPS (設定 > セキュリティ > 証明書 > HTTPS)] に移動します。

    2. [Temporarily ignore certificate validation (証明書の検証を一時的に無視する)] をオンにします。

    3. [Certificate authority (認証局)] で、[Generate (生成)] または [Import (インポート)] をクリックします。

    4. パスワードを入力し、[OK] をクリックします。

    5. 署名入りのクライアント/サーバー証明書の有効日数を選択します。

    6. [Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [Management (管理)] に移動します。

    7. 装置を右クリックし、[Security (セキュリティ)] > [HTTPS] > [Enable/Update (有効にする/更新する)] を選択します。

    8. [Configuration (設定)] > [Security (セキュリティ)] > [Certificates (証明書)] > [HTTPS] に移動し、[Temporarily ignore certificate validation (証明書の検証を一時的に無視する)] をオフにします。

    HTTPS

    デフォルトでは、AXIS Camera Stationは、接続される各装置でアクティブなHTTPSサーバー証明書の署名を検証し、検証された証明書のない装置には接続しません。 サーバー証明書は、AXIS Camera StationでアクティブなCAに署名されるか、Windows証明書ストアを通じて検証される必要があります。 [Validate device address (デバイスアドレスを検証する)] がオンの場合、AXIS Camera Stationは、装置のHTTPS証明書内のアドレスが装置との通信に使用されるアドレスと一致するかどうかも検証します。

    ファームウェアが7.20以降のカメラには自己署名証明書が付属しています。 これらの証明書は信頼されていません。 代わりに、HTTPSを使用するときにAXIS Camera Stationが装置に新しい証明書を発行できるように、CAを生成するかインポートしてください。

    Temporarily ignore certificate validation (証明書の検証を一時的に無視する)

    オンにすると、AXIS Camera StationはあらゆるHTTPS証明書を受け入れ、安全でない装置の構成が許可されます。

    オフにすると、AXIS Camera Stationは装置の証明書を検証します。 証明書が信頼されていない場合は、[Device management (デバイス管理)] の [Status (ステータス)] に警告メッセージが表示され、装置にはアクセスできません。

    Validate device address (装置アドレスの検証)

    ホスト名を使用せずにDHCPネットワーク上で安定した動作を確保するため、このオプションはデフォルトでオフになっています。

    オンにすると、追加のセキュリティのためにアドレスが一致することが求められます。 この設定は、装置が主にホスト名を使用して通信するネットワーク、または装置が静的なIPアドレスを持つネットワークでのみオンにすることをお勧めします。

    • 安全な接続 (HTTPS) が使用できない場合は、HTTP接続を使用して安全でない装置を設定します。
    • HTTPSを使用するには、ビデオ装置には5.70以降のファームウェア、アクセスコントロール装置と音声装置には1.25以降のファームウェアが必要です。

    [Limitations (制限事項)]

    • デフォルトでないポート (443以外) はサポートされていません。

    • 1つのインストールバッチ内のすべての証明書は、同じパスワードを持っている必要があります。

    • 暗号化されていないチャンネル上の証明書動作 (「ベーシック」など) はサポートされていません。 「ダイジェスト」通信を可能にするには、装置を [Encrypted & unencrypted (暗号化および非暗号化)] または [Encrypted only (暗号化のみ)] に設定する必要があります。

    • AXIS T85 PoE+ Network Switch SeriesではHTTPSをオンにすることはできません。

    IEEE 802.1X

    AXIS Camera Station IEEE 802.1X認証では、要求を行う装置はLANへの接続を求めるAxisネットワーク装置です。 認証を行う装置は、イーサネットスイッチやワイヤレスアクセスポイントなどのネットワーク装置です。 認証サーバーは通常、RADIUSおよびEAPプロトコルをサポートするソフトウェアを実行しているホストです。

    IEEE 802.1Xをオンにするには、IEEE 802.1X認証CA証明書をインポートする必要があります。 IEEE 802.1X認証CA証明書とIEEE 802.1Xクライアント証明書は、IEEE 802.1Xをオンにするか更新するとインストールされます。 認証用の証明書は、IEEE 802.1X認証サーバーなど外部から取得することも、AXIS Camera Stationから直接取得することもできます。 この証明書は各Axis装置にインストールされ、認証サーバーの検証に使用されます。

    IEEE 802.1X証明書を使用するには、ビデオ装置には5.50以降のファームウェア、アクセスコントロール装置と音声装置には1.25以降のファームウェアが必要です。

    IEEE 802.1Xを設定するには:

    1. [Configuration > Security > Certificates (設定 > セキュリティ > 証明書)] に移動します。

    2. [EAPOL Version (EAPOLのバージョン)] ドロップダウンメニューで、使用するEAP (Extensible Authentication Protocol) のバージョンを選択します。

    3. [EAP identity (EAP識別情報)] ドロップダウンメニューで、装置のMACアドレス、装置のホスト名、またはカスタムテキストのいずれを使用するかを選択します。

    4. [Custom (カスタム)] を選択した場合は、[Custom (カスタム)] にEAP識別情報となるテキストを入力します。

    5. [Import (インポート)] をクリックし、IEEE 802.1X認証CA証明書ファイルを選択します。

    6. [Common name (コモンネーム)] ドロップダウンメニューで、AXIS Camera Stationが認証局として動作するときに装置ごとに作成される個々の証明書で、コモンネームとしてDevice IP address (デバイスのIPアドレス)Device EAP identity (デバイスのEAP識別情報) のどちらを使用するかを選択します。

    7. [Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [Management (管理)] に移動します。

    8. 装置を右クリックし、[Security > IEEE 802.1X > Enable/Update (セキュリティ > IEEE 802.1X > 有効にする/更新する)] を選択します。

    [Limitations (制限事項)]

    • 複数のネットワークアダプターが搭載された装置 (ワイヤレスカメラなど) では、IEEE 802.1Xは最初のアダプター (通常は有線接続) でのみオンにできます。

    • パラメーターNetwork.Interface.I0.dot1x.Enabledがない装置はサポートされていません。 例: AXIS P39 Series、AXIS T85 Series、およびAXIS T87 Video Decoder

    • 暗号化されていないチャンネル上の証明書動作 (「ベーシック」など) はサポートされていません。 「ダイジェスト」通信を可能にするには、装置を [Encrypted & unencrypted (暗号化および非暗号化)] または [Encrypted only (暗号化のみ)] に設定する必要があります。

    証明書の有効期限切れの警告

    クライアント/サーバー証明書の有効期限が切れていたり有効期限が近くなっていたりすると、警告が表示されます。 特定の証明書に対してはシステムアラームもトリガーされます。 この動作は、すべてのクライアント証明書とサーバー証明書、AXIS Camera Stationによってインストールされた装置CA証明書、AXIS Camera Station CA証明書、およびIEEE 802.1X証明書に適用されます。 警告は、[Device management (デバイス管理)] ページの [Status (ステータス)] にメッセージとして表示され、[Installed certificates (インストール済み証明書)] リストにアイコンとして表示されます。

    [Certificate expiration warning (証明書の有効期限切れの警告)] で、AXIS Camera Stationに有効期限日の何日前に通知してもらいたいかを指定します。

    証明書の更新

    サーバーと装置の間の証明書を更新する

    AXIS Camera Stationによって生成された装置クライアント/サーバー証明書は、有効期限切れの警告が表示される7日前に自動的に更新されます。 このためには、装置でHTTPSまたはIEEE 802.1Xをオンにする必要があります。 証明書を手動で更新する場合は、セキュリティを参照してください。

    サーバーとクライアントの間の証明書を更新する

    1. [Configuration > Security > Certificates (設定 > セキュリティ > 証明書)] に移動します。

    2. [Certificate renewal (証明書の更新)] で、[Renew (更新)] をクリックします。

    3. サーバーを再起動して、更新された証明書を適用します。

    パスワードをリセットする

    パスワードを変更するには:

    1. [Configuration > Security > Certificates (設定 > セキュリティ > 証明書)] に移動します。

    2. [Temporarily ignore certificate validation (証明書の検証を一時的に無視する)] をオンにして、CA証明書を使用する装置がアクセス可能であることを確認します。

    3. [Certificate authority (認証局)] で、[Generate (生成)] をクリックし、パスワードを入力します。

    4. [Certificate authority (認証局)] で、[Export (エクスポート)] をクリックしてCA証明書をローカルに保存します。

    5. [Configuration (設定)] > [Devices (デバイス)] > [Management (管理)] に移動し、選択した装置でHTTPSをオンにします。

    6. [Temporarily ignore certificate validation (証明書の検証を一時的に無視する)] をオフにします。

    アクセスコントロールの設定

    AXIS A1601 Network Door Controllerをシステムに追加している場合、バージョン5.35以降のAXIS Camera Stationでアクセスコントロールハードウェアを設定できます。

    AXIS Camera StationでAXIS A1601 Network Door Controllerを設定するワークフローの詳細については、「AXIS A1601 Network Door Controllerの設定」を参照してください。

    開始する前に、以下のことを確認してください。

    • [Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [Management (管理)] でコントローラーのファームウェアをアップグレードします。ファームウェアのアップグレードを参照してください。
    • [Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [Management (管理)] に移動し、コントローラーの日付と時刻を設定します。日付と時刻を設定を参照してください。
    • [Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [Management (管理)] に移動し、コントローラーでHTTPSを有効にします。セキュリティを参照してください。

    アクセスコントロール設定のワークフロー

    1. 既定の識別プロファイルを編集したり、新しい識別プロファイルを作成したりするには、識別プロファイルを参照してください。

    2. カスタム設定したカードフォーマットとPIN長を使用するには、カードフォーマットとPINを参照してください。

    3. ドアを追加し、識別プロファイルをドアに適用します。ドアの追加を参照してください。

    4. ドアを設定します。

    5. ゾーンを追加し、ゾーンにドアを追加します。ゾーンの追加を参照してください。

    ドアとゾーン

    [Configuration > Access control > Doors and zones (設定 > アクセスコントロール > ドアとゾーン)] の順に移動すると、設定済みのドアとゾーンが一覧表示されます。

    アイテム説明
    ドア
    名前ドア名です。
    ドアコントローラードアが接続されているドアコントローラーです。
    側面AドアのA面が面しているゾーンです。
    側面BドアのB面が面しているゾーンです。
    識別プロファイル識別プロファイルはドアに適用されます。
    カードフォーマットとPINドアに適用されるカードフォーマットまたはPIN長が、システム設定なのかカスタム設定なのかが表示されます。
    ステータスドアのステータス。
    • オンライン: ドアはオンラインで正常に動作します。

    • リーダーオフライン: ドア設定のリーダーがオフラインです。

    • リーダーエラー: ドア設定のリーダーは、安全なチャンネルをサポートしていないか、安全なチャンネルがリーダーに対して有効になっていません。

    ゾーン
    名前ゾーン名です。
    ドアの数ゾーンに含まれるドアの数です。

    このページでは次の操作ができます。

    • ドアの追加、編集、削除。ドアの追加を参照してください。

    • ゾーンの追加、編集、削除。ゾーンの追加を参照してください。

    • 特定のリーダーのOSDPセキュアチャンネルをオフにします。

      1. リストからドアを選択します。

      2. をクリックし、[Turn off OSDP Secure Channel (OSDPセキュアチャンネル をオフにする)] を選択します。

      3. [Apply (適用)] をクリックします。

    • 手動でオフにした後、特定のリーダーのOSDPセキュアチャンネルをオンにします。

      1. リストからドアを選択します。

      2. をクリックし、[Recreate OSDP Secure Channel (OSDPセキュアチャンネルの再作成)] を選択します。

      3. [Apply (適用)] をクリックします。

    • ドアに関連付けられたコントローラーのピン配置図の表示。

      1. リストからドアを選択します。

      2. [Pin chart (ピン配置図)] をクリックします。

      3. ピン配置図を印刷する場合は、[Print (印刷)] をクリックします。

    • ドアの識別プロファイルを変更します。

      1. リストにある複数のドアを選択するには、 Shift または Ctrl キーを押します。

      2. [Select identification profile (識別プロファイルの選択)] をクリックします。

      3. 識別プロファイルを選択して [Apply (適用)] をクリックします。

    ドアとゾーンの例
    • ゾーンは2色、つまり 緑色と青色で表示されます。

    • ドアは3色、つまり 緑色、青色、茶色で表示されます。

    • 緑色のドアは、緑色のゾーンにある内部ドアです。

    • 青色のドアは、青色のゾーン専用の周辺ドアです。

    • 茶色のドアは、緑色のゾーンと青色のゾーン共通の周辺ドアです。

    ドアの追加

    ドアコントローラーには、2つのロックがある1つのドアか、それぞれのドアに1つのロックがある2つのドアを設定できます。

    新しいドアの設定を作成してドアを追加するには:

    1. [Configuration > Access control > Doors and zones (設定 > アクセスコントロール > ドアとゾーン)] に移動して [Add door (ドアの追加)] をクリックします。

    2. ドア名を入力します。

    3. [Controller (コントローラー)] ドロップダウンリストからドアコントローラーを選択します。 コントローラーに接続されているドアの数が表示されます。コントローラーがグレー表示になっている場合は、ドアを追加する余地がないか、コントローラーがオフラインであるか、HTTPSがアクティブではないことを意味します。

    4. [Next (次へ)] をクリックして [Door configuration (ドアの設定)] ページに移動します。

    5. [Primary lock (プライマリロック)] のドロップダウンリストからリレーポートを選択します。

    6. ドアで2つのロックを設定するには、[Secondary lock (セカンダリロック)] ドロップダウンリストからリレーポートを選択します。

    7. 識別プロファイルを選択します。識別プロファイルを参照してください。

    8. ドア設定を行います。

    9. ドアモニターの追加

    10. 緊急入力の追加

    11. リーダーの追加

    12. REX装置の追加

    13. [Save (保存)] をクリックします。

    既存のドアの設定をコピーしてドアを追加するには:

    1. [Configuration > Access control > Doors and zones (設定 > アクセスコントロール > ドアとゾーン)] に移動して [Add door (ドアの追加)] をクリックします。

    2. ドア名を入力します。

    3. [Controller (コントローラー)] ドロップダウンリストからドアコントローラーを選択します。

    4. [Next (次へ)] をクリックします。

    5. [Copy configuration (設定のコピー)] のドロップダウンリストから既存のドアの設定を選択します。 コントローラーに接続されているドアの数が表示されます。コントローラーがグレー表示されている場合は、2つのドアが設定されているか、1つのドアに2つのロック設定されていることを意味します。

    6. 必要に応じて設定を変更してください。

    7. [Save (保存)] をクリックします。

    ドアを編集するには:

    1. [Configuration > Access control > Doors and zones > Doors (設定 > アクセスコントロール > ドアとゾーン > ドア)] に移動します。

    2. リストからドアを選択します。

    3. [Edit] (編集) をクリックします。

    4. 設定を変更して [Save (保存)] をクリックします。

    ドアを削除するには:

    1. [Configuration > Access control > Doors and zones > Doors (設定 > アクセスコントロール > ドアとゾーン > ドア)] に移動します。

    2. リストからドアを選択します。

    3. [Remove (削除)] をクリックします。

    4. [Yes (はい)] をクリックします。

    ドアとゾーンの追加と設定
    ドア設定

    [Door configuration (ドアの設定)] ページに移動し、[Door settings (ドア設定)] でドアを設定します。

    • Access time (sec) (アクセス時間 (秒)): アクセスが許可されてからドアのロック解除を継続する秒数を設定します。 ドアが開放されるか設定時間に到達するまでは、ドアのロックは解除されたままになります。 ドアモニターが設定されている場合、ドアが閉じられると、アクセス時間が過ぎたかどうかに関わらず、ロックされます。

    • Open-too-long time (sec) (長時間のドア開放 (秒)): ドアモニターが設定されている場合のみ有効です。 ドアを開放したままにできる秒数を設定します。 設定時間に到達した時点でドアがまだ開放されていると、長時間ドア開放アラームがトリガーされます。 アクションルールを設定して、長時間開放時のイベントでトリガーするアクションを設定します。

    • Long access time (sec) (長いアクセス時間 (秒)): アクセスが許可されてからドアのロック解除を継続する秒数を設定します。 この設定を有効にしているカード所持者については、[Access time (アクセス時間)] に設定されている値が、ここで設定した値で上書きされます。

    • Long open-too-long time (sec) (長時間のドア開放 (秒)): ドアモニターが設定されている場合のみ有効です。 ドアを開放したままにできる秒数を設定します。 設定時間に到達した時点でドアがまだ開放されていると、長時間ドア開放イベントがトリガーされます。 この設定を有効にしているカード所持者については、[Open too long time (長時間のドア開放)] に設定されている値が、ここで設定した値で上書されます。

    • Relock delay time (ms) (再ロックの遅延時間 (ミリ秒)): ドアの開閉後にロック解除されたままになる時間 (ミリ秒) を設定します。

    • 再ロック

      • After opening (開けた後): ドアモニターが設定されている場合のみ有効です。

      • After closing (閉じた後): ドアモニターが設定されている場合のみ有効です。

    時間のオプション
    1. アクセス許可 - ロック解除
    2. アクセス時間
    3. アクションの実行なし - ロック施錠
    4. アクションの実行 (ドアの開放) – ロック施錠、またはドアが閉じるまでロック解除状態を維持
    5. 長時間のドア開放
    6. 長時間のドア開放アラームの生成
    1. アクセス許可 - ロック解除
    2. アクセス時間
    3. 2+3: 長いアクセス時間
    4. アクションの実行なし - ロック施錠
    5. アクションの実行 (ドアの開放) – ロック施錠、またはドアが閉じるまでロック解除状態を維持
    6. 長時間のドア開放
    7. 6+7: 長い長時間のドア開放
    8. 長時間のドア開放アラームの生成
    ワイヤレスロックの追加

    AXIS Camera Stationは、ASSA ABLOY Aperio®のワイヤレスロックと通信ハブをサポートしています。 ワイヤレスロックは、ドアコントローラーのRS485コネクターに接続されたAperio通信ハブを介してシステムに接続します。 最大16個のワイヤレスロックをドアコントローラーに接続できます。

    • 設定には、AxisドアコントローラーでAXIS OSバージョン11.6.16.1以降が必要です。
    • 設定には、有効なAXISドアコントローラー拡張ライセンスが必要です。
    • Axisドアコントローラーの時刻は、AXIS Camera Stationサーバーの時刻と同じであることが必要です。
    • 開始する前に、ASSA ABLOYがサポートするAperioプログラミングアプリケーションツールを使用して、AperioロックをAperioハブとペアリングする必要があります。
    1. ドアコントローラーにアクセスします。

      1. [Configuration > Devices > Other devices (設定 > 装置 > 他の装置)]を選択します。

      2. Aperio通信ハブに接続されているドアコントローラーのwebインターフェースを開きます。

    2. AXIS Door Controller Extensionをオンにします。

      1. ドアコントローラーのwebインターフェースで、[Apps (アプリ)] に移動します。

      2. AXIS Door Controller Extensionのコンテキストメニューを開きます。

      3. [Activate license with a key (キーによるライセンスのアクティブ化)] をクリックし、ライセンスを選択します。

      4. AXIS Door Controller Extensionをオンにします。

    3. 通信ハブを介してワイヤレスロックをドアコントローラーに接続します。

      1. ドアコントローラーのwebインターフェースで、[Access control (アクセスコントロール)] > [Wireless locks (ワイヤレスロック)] に移動します。

      2. [Connect hub (ハブを接続)] をクリックします。

      3. ハブの名前を入力し、[Connect (接続)] をクリックします。

      4. [Connect wireless lock (ワイヤレスロックを接続)] をクリックします。

      5. 追加するロックのアドレスと機能を選択し、[Save (保存)] をクリックします。

    4. ワイヤレスロック付きのドアを追加し、設定します。

      1. AXIS Camera Stationで、[Configuration (設定)] > [Access control (アクセスコントロール)] > [Doors and zones (ドアとゾーン)] に移動します。

      2. [Add door (ドアを追加)] をクリックします。

      3. Aperio通信ハブに接続されているドアコントローラーを選択し、[Door type (ドアタイプ)] で [Wireless door (ワイヤレスドア)] を選択して、[Next (次へ)] をクリックします。

      4. [Wireless lock (ワイヤレスロック)] を選択します。

      5. ドアのA面とB面を定義し、センサーを追加します。 詳細については、ドアとゾーン を参照してください。

      6. [Save (保存)] をクリックします。

    ワイヤレスロックを接続すると、ドアの概要でバッテリー残量とステータスを確認できます。

    ワイヤレスロックのバッテリー残量
    バッテリー残量Action (アクション)
    良好なし
    ロックは意図したとおりに作動しますが、バッテリー残量が限界になる前にバッテリーを交換する必要があります。
    わずかバッテリーを交換してください。 ロックが意図したとおりに動作しない可能性があります。
    ワイヤレスロックのステータス
    ロックステータスAction (アクション)
    オンラインなし
    ロックの詰まりロックの機械的な問題を解決してください。
    ドアモニターの追加

    ドアモニターとは、ドアの物理的な状態を監視するドアポジションスイッチです。

    ドアにドアモニターを追加してドアモニター回路の接続方法を設定できます。

    1. [Door configuration (ドアの設定)] ページに移動します。ドアの追加を参照してください。

    2. [Sensors (センサー)] で、[Add (追加)] をクリックし、[Door monitor sensor (ドアモニターセンサー)] を選択します。

    3. ドアモニターを接続するI/Oポートを選択します。

    4. [Door open if (ドアが開く条件)] で、ドアモニター回路の接続方法を選択します。

      • Circuit is open (回路が開いている): ドアモニター回路がNC (Normally Closed) の場合に選択します。 回路が開くと、ドアモニターはドアが開いている信号を発信します。 回路が閉じると、ドアモニターはドアが閉じている信号を発信します。

      • Circuit is closed (回路が閉じている): ドアモニター回路がNO (Normally Open) の場合に選択します。 回路が閉じると、ドアモニターはドアが開いている信号を発信します。 回路が開くと、ドアモニターはドアが閉じている信号を発信します。

    5. デジタル入力が新しい安定状態に移行するまで状態変化を無視するには、[Debounce time (デバウンス時間)] を設定します。

    6. ドアコントローラーとドアモニターの間の接続が中断された場合にイベントをトリガーするには、[Supervised input (状態監視入力)] をオンにします。状態監視入力を参照してください。

    緊急入力の追加

    緊急入力を設定しておくと、ドアをロックしたりドアのロックを解除したりするアクションを開始できます。

    ドアに緊急入力を追加して回路の接続方法を設定できます。

    1. [Door configuration (ドアの設定)] ページに移動します。ドアの追加を参照してください。

    2. [Sensors (センサー)] で、[Add (追加)] をクリックし、[Emergency input (緊急入力)] を選択します。

    3. 回路の接続方法を選択します。

      • Circuit is open (回路が開いている): 緊急入力回路がNC (Normally Closed) の場合に選択します。 非常入力は、回路が開いたときに緊急状態信号を送信します。

      • Circuit is closed (回路が閉じている): 緊急入力回路がNO (Normally Open) の場合に選択します。 非常入力は、回路が閉じたときに緊急状態信号を送信します。

    4. デジタル入力が新しい安定状態に移行するまで状態変化を無視するには、[Debounce time (ms) (デバウンス時間 (ミリ秒))] を設定します。

    5. [Emergency action (緊急アクション)] で、緊急状態シグナルを受信したときにトリガーする緊急アクションを選択します。

      • Unlock door (ドアロック解除): 緊急状態信号を受信したときにドアのロックを解除する場合に選択します。

      • Lock door (ドアをロック): 緊急状態信号を受信したときにドアをロックする場合に選択します。

    リーダーの追加

    リーダーとは、カード、キータグ、または関連アイテムからカード所持者の認証情報を読み取る装置です。

    ドアコントローラーには、2つのリーダーを設定できます。 ドアの片面または両面にリーダーを追加できます。

    カスタム設定のカードフォーマットやPIN長をリーダーに適用すると、[Configuration > Access control > Doors and zones (設定 > アクセス管理 > ドアとゾーン)] の [Card formats (カードフォーマット)] に明示されます。ドアとゾーンを参照してください。

    • リーダーでは、AXIS Camera Station Secure Entryと装置のWebページで異なるPIN文字の末尾を設定した場合、装置のWebページでの設定が使用されます。
    • AxisネットワークインターカムをIPリーダーとして使用し、AXIS Camera Station Secure Entryと装置のWebページで異なるPIN長を設定した場合、装置のWebページでの設定が使用されます。
    1. [Door configuration (ドアの設定)] ページに移動します。ドアの追加を参照してください。

    2. ドアのどちらかの面で、[Add (追加)] をクリックし、[Card reader (カードリーダー)] を選択します。

    3. RS485リーダーの場合は、[OSDP RS485 half duplex (OSDP RS485半二重)] とリーダーポートを選択します。

    4. Wiegandプロトコルを使用するリーダーの場合は、[Wiegand] とリーダーポートを選択します。

      • [LED control (LEDコントロール)] で、[Single wire (シングルワイヤー)] か [Dual wire (R/G) (デュアルワイヤー (R/G))] を選択します。 デュアルLEDコントロールを備えたリーダーは、通常、赤、緑のLED用にさまざまな配線を使用します。

      • [Tamper alert (いたずら警告)] で、リーダーへのいたずら入力がアクティブになるタイミングを選択します。

        • Open circuit (開路): リーダーは、回路が開いたときにいたずら信号を発信します。

        • Closed circuit (閉路): リーダーは、回路が閉じたときにいたずら信号を発信します。

      • リーダーへのいたずら入力が新しい安定状態に移行するまで状態変化を無視するには、[Tamper debounce time (いたずらのデバウンス時間)] を設定します。

      • ドアコントローラーとリーダーの間の接続が中断された場合にイベントをトリガーするには、[Supervised input (状態監視入力)] をオンにします。状態監視入力を参照してください。

    5. IPリーダーの場合は、[IP reader (IPリーダー)] を選択し、ドロップダウンリストから装置を選択します。 要件およびサポートされる装置については、IPリーダーを参照してください。

    6. PIN長は、[Configuration > Access control > Card formats and PIN (設定 > アクセスコントロール > カードフォーマットとPIN)] で設定します。 このリーダーでシステムの設定とは異なるカスタムPIN長の設定を使用するための手順は、以下のとおりです。

      1. [Advanced (詳細設定)] をクリックします。

      2. [Custom PIN length (カスタムPIN長)] をオンにします。

      3. [Min PIN length (最小PIN長)][Max PIN length (最大PIN長)][End of PIN character (PIN文字の終端)] をそれぞれ設定します。

      4. [Configuration (設定)] > [Doors and zones (ドアとゾーン)] の順に移動すると、このドアの [Card formats (カードフォーマット)] 列が [Custom (カスタム)] としてマークされています。

    7. カードフォーマットは、[Configuration (設定)] > [Access Control (アクセスコントロール)] > [Card formats and PIN (カードフォーマットとPIN)] で設定します。 このリーダーでシステムの設定とは異なるカスタムカードフォーマットの設定を使用するための手順は、以下のとおりです。

      1. [Advanced (詳細設定)] をクリックします。

      2. [Custom card formats (カスタムカードフォーマット)] をオンにします。

      3. リーダーで使用するカードフォーマットを変更します。 すでに同じビット長のカードフォーマットを使用している場合は、まずそれを無効にする必要があります。

        カードフォーマットの設定が、[Configuration (設定)] > [Access Control (アクセスコントロール)] > [Card formats and PIN (カードフォーマットとPIN)] で設定したシステム設定と異なる場合は、警告アイコンが表示されます。

      4. [Configuration (設定)] > [Doors and zones (ドアとゾーン)] の順に移動すると、このドアの [Card formats (カードフォーマット)] 列が [Custom (カスタム)] としてマークされています。

    8. [Add (追加)] をクリックします。

    9. ドアの反対側の面にリーダーを追加するには、同じ手順を繰り返します。

    AXIS Barcode Readerの設定方法については、「AXIS Barcode Readerの設定」を参照してください。

    IPリーダー

    Axisネットワークインターカムは、AXIS Camera Station Secure EntryでIPリーダーとして使用することができます。

    • これには、AXIS Camera Station 5.38以降と、ファームウェア10.6.0.2以降を搭載したAXIS A1601 Network Door Controllerが必要です。
    • インターカムをIPリーダーとして使用するには、特別な設定は必要ありません。

    以下の装置がサポートされています。

    • ファームウェア10.5.1以降を搭載しているAXIS A8207-VE Network Video Door Station

    • ファームウェア10.5.1以降を搭載しているAXIS A8207-VE Mk II Network Video Door Station

    • AXIS I8116-E Network Video Intercom

    REX装置の追加

    退出要求 (REX) 装置とは、特定のドアに紐付けられた装置で、誰かがドアからの退出を要求したことを示します。 REX装置には、PIRセンサー、REXボタン、またはプッシュバーを使用できます。

    REX装置は、ドアの片面に取り付けるか、両面に取り付けるかを選択できます。

    1. [Door configuration (ドアの設定)] ページに移動します。ドアの追加を参照してください。

    2. ドアのどちらかの面で、[Add (追加)] をクリックし、[REX device (REX装置)] を選択します。

    3. REX装置を接続するI/Oポートを選択します。 使用可能なポートが1つしかない場合、ポートは自動的に選択されます。

    4. [Action (アクション)] で、REX信号を受信したときにトリガーするアクションを選択します。

      • Unlock door (ドアロック解除): REX信号を受信したときにドアのロックを解除する場合に選択します。

      • None (なし): REX信号を受信したときにアクションをトリガーしない場合に選択します。

    5. [REX active (REXアクティブ)] で、ドアモニター回路の接続方法を選択します。

      • Circuit is open (回路が開いている): REX回路がNC (Normally Closed) の場合に選択します。 REX装置は、回路が開いたときに信号を送信します。

      • Circuit is closed (回路が閉じている): REX回路がNO (Normally Open) の場合に選択します。 REX装置は、回路が閉じたときに信号を送信します。

    6. デジタル入力が新しい安定状態に移行するまで状態変化を無視するには、[Debounce time (ms) (デバウンス時間 (ミリ秒))] を設定します。

    7. ドアコントローラーとREX装置の間の接続が中断された場合にイベントをトリガーするには、[Supervised input (状態監視入力)] をオンにします。状態監視入力を参照してください。

    ゾーンの追加

    ゾーンとは、グループ化されたドアがある特定の物理的領域です。

    ゾーンを作成したり、ゾーンにドアを追加したりできます。 ドアには、以下のような種類があります。

    • 周辺ドア: このドアを通ってカード所持者がゾーンに出入りします。

    • 内部ドア: ゾーンの内部にあるドアです。

    • 周辺ドアは、2つのゾーンに属することができますが、 内部ドアは1つのゾーンにのみ属することができます。

    1. [Configuration > Access control > Doors and zones > Zones (設定 > アクセスコントロール > ドアとゾーン > ゾーン)] に移動します。

    2. [Add zone (ゾーンの追加)] をクリックします。

    3. ゾーン名を入力します。

    4. [Add door (ドアを追加)] をクリックし、ゾーンに追加するドアを選択して、[Add (追加)] をクリックします。

    5. デフォルトでは、ドアは敷地周辺ドアに設定されています。 これを変更するには、ドロップダウンリストで [Internal door (内部ドア)] を選択します。

    6. 敷地周辺ドアの場合、デフォルトでは、ゾーンに入る際にドアのA面が使用される設定になっています。 これを変更するには、ドロップダウンリストで [Leave (退出)] を選択します。 このオプションは、敷地周辺ドアでのみ使用できます。

    7. ゾーンからドアを削除するには、ドアを選択し、[Remove (削除)] をクリックします。

    8. [Save (保存)] をクリックします。

    ゾーンを編集するには:

    1. [Configuration > Access control > Doors and zones > Zones (設定 > アクセスコントロール > ドアとゾーン > ゾーン)] に移動します。

    2. リストからゾーンを選択します。

    3. [Edit] (編集) をクリックします。

    4. 設定を変更して [Save (保存)] をクリックします。

    ゾーンを削除するには:

    1. [Configuration > Access control > Doors and zones > Zones (設定 > アクセスコントロール > ドアとゾーン > ゾーン)] に移動します。

    2. リストからゾーンを選択します。

    3. [Remove (削除)] をクリックします。

    4. [Yes (はい)] をクリックします。

    ゾーンセキュリティレベル

    ゾーンに次のセキュリティ機能を追加できます。

    不正通行防止 –
    ユーザーが自分より前にそのエリアに入った人と同じ認証情報を使用することを防ぎます。 これにより、ユーザーは認証情報を再度使用する前に、まずそのエリアから退出する必要があります。

    不正通行防止では、ゾーン内のすべてのドアにドアポジションセンサーを使用して、ユーザーがカードをスワイプした後にドアを開けたことを確認することをお勧めします。

    セキュリティレベルは、新しいゾーンの追加時に、または既存のゾーンで設定できます。 既存のゾーンにセキュリティレベルを追加するには:

    1. [Configuration (設定)] > [Access control (アクセスコントロール)] > [Doors and zones (ドアとゾーン)] に移動します。

    2. セキュリティレベルを設定するゾーンを選択します。

    3. [Edit] (編集) をクリックします。

    4. [Security level (セキュリティレベル)] をクリックします。

    5. ドアに追加するセキュリティ機能をオンにします。

    6. [ Apply (適用)] をクリックします。

    Anti-passback (不正通行防止)
    Log violation only (Soft) (違反を記録のみ (ソフト))2人目のユーザーが最初の人と同じ認証情報を使用してドアから入ることを許可する場合に、このオプションを使用します。 このオプションでは、システムアラームのみが発生します。
    アクセスを拒否 (ハード)2人目のユーザーが最初のユーザーと同じ認証情報を使用してドアから入ることを禁止する場合に、このオプションを使用します。 このオプションでも、システムアラームが発生します。
    タイムアウト (秒)この時間が経過するまで、ユーザーは再入場を許可されます。 入力: 0 タイムアウトを設定しない場合、ユーザーがゾーンから退出するまで、そのソーンで不正通行防止が維持されます。 [Deny access (Hard) (アクセス拒否 (ハード))] でタイムアウトとして0を使用するのは、ゾーン内のすべてのドアの両側にリーダーがある場合に限ります。
    状態監視入力

    監視入力は、以下の接続が中断された場合にイベントをトリガーするために使用できます。

    • ドアコントローラーとドアモニターの接続。ドアモニターの追加を参照してください。

    • Wiegandプロトコルを使用するドアコントローラーとリーダー間の接続。リーダーの追加を参照してください。

    • ドアコントローラーとREX装置間の接続。REX装置の追加を参照してください。

    監視入力を使用するには:

    1. 終端抵抗は、接続図にしたがって、できるだけ周辺機器の近くに設置してください。

    2. リーダー、ドアモニター、またはREX装置の設定ページに移動し、[Supervised input (監視入力)] をオンにします。

    3. 並列優先接続図に従った場合は、[Parallel first connection with a 22 KΩ parallel resistor and a 4.7 KΩ serial resistor (22 KΩの並列抵抗器と4.7 KΩの直列抵抗器による並列優先接続)] を選択します。

    4. 直列優先接続図に従った場合は、[Serial first connection (直列優先接続)] を選択し、[Resistor values (抵抗器の値)] ドロップダウンリストから抵抗器の値を選択します。

    接続図

    パラレルファースト接続

    抵抗器の値は 4.7 kΩ及び 22 kΩである必要があります。

    最初のシリアル接続

    抵抗器の値は同じで、1~10 kΩの範囲内である必要があります。

    識別プロファイル

    識別プロファイルは、識別タイプとスケジュールを組み合わたものです。 1つ以上のドアに識別プロファイルを適用することで、カード所持者がいつ、どのように、どの方向からドアを通過できるのかを決定できます。

    識別タイプによって、カード所持者がドアにアクセスするために必要な認証情報が決定されます。 一般的な識別タイプは、カード (カード保存未加工データ型、カード番号) やキーフォブなどのトークン、個人の識別番号 (PIN)、指紋、顔立ちマップ、退出要求 (REX) 装置です。 また、識別タイプによっては、1種類以上の情報を扱えます。

    サポートされる識別タイプ: カード、PIN、REX、静的QR、動的QR。

    動的QRはPINと一緒に使用する必要があります。

    識別プロファイルを作成、編集、または削除するには、[Configuration (設定)] > [Access control (アクセス管理)] > [Identification profiles (識別プロファイル)] を選択します。[Type to search (検索する文字を入力)] フィールドを使用して、特定の識別プロファイルを検索できます。

    そのまま使用したり、必要に応じて編集して使用したりできる、デフォルトの識別プロファイルが5つ用意されています。

    • [Card (カード)]: カード所持者がドアにアクセスする際に、カードを読み取らせることが求められます。

    • [Card and PIN (カードとPIN)]: カード所持者がドアにアクセスする際に、カードを読み取らせて、さらにPINを入力することが求められます。

    • [PIN]: カード所持者がドアにアクセスする際に、PINを入力することが求められます。

    • [Card or PIN (カードまたはPIN)]: カード所持者がドアにアクセスする際に、カードを読み取らせるか、PINを入力することが求められます。

    • QR: カード所持者は、ドアにアクセスするためにQRコード®をカメラに表示する必要があります。 QR識別プロファイルは、静的QRと動的QRの両方に使用されます。

    QRコードは、日本およびその他の国々におけるデンソーウェイブ株式会社の登録商標です。

    識別プロファイルを作成する手順は、以下のとおりです。

    1. [Configuration (設定)] > [Access control (アクセス管理)] > [Identification profiles (識別プロファイル) ] に移動して [Create identification profile (識別プロファイルの作成)] をクリックします。

    2. 識別プロファイル名を入力します。

    3. 設備コードを [Credential validation (認証情報の検証)] フィールドの1つとして使用するには、[Include facility code for card validation (カード検証用の機能コードを含める)] を選択します。 このフィールドは、[Access management (アクセス管理)] > [Settings (設定)][Facility code (設備コード)] を有効にしている場合のみ使用できます。

    4. ドアのどちらかの面を指定します。

      1. [Add (追加)] をクリックします。

      2. [Identification type (識別タイプ)] のドロップダウンリストから1つ以上のタイプを選択します。

      3. [Schedule (スケジュール)] のドロップダウンリストから1つ以上のスケジュールを選択します。

    5. ドアの反対側の面について同じ手順を繰り返します。

    6. [OK] をクリックします。

    識別プロファイルを編集する手順は、以下のとおりです。

    1. [Configuration (設定)] > [Access Control (アクセスコントロール)] > [Identification profiles (識別プロファイル)] を選択します。

    2. 識別プロファイルを選択して をクリックします。

    3. 識別プロファイル名を変更するには、新しい名前を入力します。

    4. ドアのどちらかの面を指定します。

      • 識別タイプを変更するには、[Identification type (識別タイプ)] のドロップダウンリストから1つ以上のタイプを選択します。

      • スケジュールを変更するには、[Schedule (スケジュール)] のドロップダウンリストから1つ以上のスケジュールを選択します。

      • 識別タイプとそれに関連するスケジュールを削除するには、 をクリックします。

      • 識別タイプとそれに関連スケジュールを追加するには、[Add (追加)] をクリックし、識別タイプとスケジュールを設定します。

    5. ドアの反対側の面の識別プロファイルを編集するには、ここまでの手順を繰り返します。

    6. [OK] をクリックします。

    識別プロファイルを削除する手順は、以下のとおりです。

    1. [Configuration (設定)] > [Access Control (アクセスコントロール)] > [Identification profiles (識別プロファイル)] を選択します。

    2. 識別プロファイルを選択して をクリックします。

    3. 識別プロファイルをドアに適用していた場合は、そのドア用に別の識別プロファイルを選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    識別プロファイルの設定

    カードフォーマットとPIN

    カードフォーマットによって、カードにデータを格納する方法が定義されます。 これは、システム内で入力データを検証済みデータにする変換テーブルです。 各カードフォーマットには、カードに保存される情報の体系化の方法を規定する、さまざまなルールセットがあります。 カードフォーマットを定義することで、コントローラーがカードリーダーから取得する情報をどのように解釈するかがシステムに通知されます。

    そのまま使用したり、必要に応じて編集して使用したりできる、汎用性の高い既定のカードフォーマットもいくつか用意されています。 カスタムのカードフォーマットを作成することもできます。

    [Configuration (設定)] > [Access Control (アクセスコントロール)] > [Card formats and PIN (カードフォーマットとPIN)] の順に移動すると、カードフォーマットが一覧表示されます。 カードフォーマットを作成したり、編集したり、有効にしたりできます。 PINの設定もできます。[Type to search (検索する文字を入力)] フィールドを使用すると、特定のカードフォーマットを検索できます。 をクリックすると、カードフォーマットをデフォルトのフィールドマップにリセットできます。

    カスタムカードフォーマットには、認証情報の検証に使用する以下のデータフィールドを含めることができます。

    • [Card number (カード番号)]: 認証情報のバイナリデータのサブセットで、10進数か16進数としてエンコードされています。 カード番号は、特定のカードまたはカード所持者を識別するために使用されます。

    • [Facility code (設備コード)]: 認証情報のバイナリデータのサブセットで、10進数か16進数としてエンコードされています。 施設コードは、特定のエンドカスタマーまたはサイトを識別するために使用されます。

    カードフォーマットを作成する手順は、以下のとおりです。

    1. [Configuration > Access Control > Card formats and PIN (設定 > アクセスコントロール > カードフォーマットとPIN)] に移動して [Add card format (カードフォーマットの追加)] をクリックします。

    2. カードフォーマットの名前を入力します。

    3. [Bit length (ビット長)] フィールドに、1~256の間のビット長を入力します。

    4. カードリーダーから受信したデータのビット順を反転するには、[Invert bit order (ビット順を反転する)] を選択します。 をクリックすると、ビット順を反転した後の出力例が表示されます。

    5. カードリーダーから受信したデータのバイト順を反転するには、[Invert byte order (バイト順を反転する)] を選択します。 このオプションは、8で割り切れるビット長を指定している場合のみ使用できます。 をクリックすると、バイト順を反転した後の出力例が表示されます。

    6. カードフォーマットで有効にするデータフィールドを選択して設定します。 カードフォーマットでは、[Card number (カード番号)][Facility code (設備コード)] のいずれかを有効にする必要があります。

      • [Range (範囲)]: データフィールドのデータのビット範囲を設定します。 この範囲は、[Bit length (ビット長)] に指定した範囲内である必要があります。

      • 出力形式: データフィールドのデータの出力形式を選択します。

        十進法とは10を底とする位取り記数法であり、0~9の数字で構成されています。

        十六進法とは16を底とする位取り記数法であり、 0~9の数字とa~fの文字を使用して表記されます。

      • [Bit order of subrange (ビット順のサブ範囲)]: ビット順を選択します。

        リトルエンディアン方式のビット並び順とは、最初のビットが最小 (下位) であることを意味します。

        ビッグエンディアン方式のビット並び順とは、最初のビットが最大 (上位) であることを意味します。

    7. [OK] をクリックします。 カードフォーマットがカードフォーマットリストに追加されます。

    8. カードフォーマットを有効にするには、カードフォーマット名の前にあるチェックボックスをオンにします。

    • 同一ビット長の2つのカードフォーマットを同時にアクティブにすることはできません。 たとえば、「Format A」と「Format B」という2つの32ビットカードフォーマットを定義していて「Format A」を有効にしている場合は、先に「Format A」を無効にしないと「Format B」を有効にできません。
    • 1つ以上のリーダーが接続されたドアコントローラーを設定している場合は、カードフォーマットを有効または無効にのみ設定できます。 

    カードフォーマットを編集する手順は、以下のとおりです。

    1. [Configuration (設定)] > [Access Control (アクセスコントロール)] > [Card formats and PIN (カードフォーマットとPIN)] を選択します。

    2. カードフォーマットを選択して をクリックします。

    3. 既定のカードフォーマットを編集する場合は、ビット長が8で割り切れる場合に限って、[Invert bit order (ビット順を反転する)][Invert byte order (バイト順を反転する)] を編集できます。

    4. カスタムカードフォーマットについては、すべてのフィールドを編集できます。

    5. [OK] をクリックします。

    削除できるのは、カスタムカードフォーマットのみです。 カスタムカードフォーマットを削除する手順は、以下のとおりです。

    1. [Configuration (設定)] > [Access Control (アクセスコントロール)] > [Card formats and PIN (カードフォーマットとPIN)] を選択します。

    2. カスタムカードフォーマットを選択し、[Yes (はい)] をクリックします。

    PIN長を設定する手順は、以下のとおりです。

    1. [Configuration (設定)] > [Access Control (アクセスコントロール)] > [Card formats and PIN (カードフォーマットとPIN)] を選択します。

    2. [PIN configuration (PIN設定)] をクリックします。

    3. [Min PIN length (最小PIN長)][Max PIN length (最大PIN長)][End of PIN character (PIN文字の終端)] をそれぞれ指定します。

    4. [OK] をクリックします。

    カードフォーマットの設定
    カードフォーマットの設定

    オーバービュー

    • 10進数で表記されたカード番号は64332です。

    • 1つのリーダーがカード番号を16進数のFB4Cに変換します。 別のリーダーがそれを16進数の4CFBに変換します。

    • FB4Cを受信したAXIS A1601 Network Door Controllerは、それをリーダーに適用されているカードフォーマット設定に従って10進数の64332に変換します。

    • 4CFBを受信したAXIS A1601 Network Door Controllerは、そのバイト順を反転してFB4Cにし、それをさらにリーダーに適用されているカードフォーマット設定に従って10進数の64332に変換します。

    ビット順の反転

    ビット順の反転後、リーダーから受信したカードデータは、右から左にビット順に読み取られます。

    バイト順の反転

    1バイトは8ビットです。 バイト順の反転後、リーダーから受信したカードデータは、右から左にバイト順に読み取られます。

    26ビット標準のWiegandカードフォーマット

    1. 先頭のパリティ
    2. 設備コード
    3. カード番号
    4. 末尾のパリティ

    暗号化通信

    OSDPセキュアチャンネル

    AXIS Camera Station Secure Entryは、OSDP (Open Supervised Device Protocol) セキュアチャンネルに対応し、コントローラーとAxisリーダー間の回線暗号化を可能にします。

    システム全体でOSDPセキュアチャンネルをオンにするには:

    1. [Configuration > Access control > Encrypted communication (設定 > アクセスコントロール > 暗号化通信)] に移動します。

    2. メインの暗号化キーを指定し、[OK] をクリックします。 メイン暗号化キーを変更するには、 をクリックします。

    3. [OSDP Secure Channel (OSDPセキュアチャンネル)] をオンにします。 このオプションは、メインの暗号化キーを設定した後にのみ使用できます。

    4. デフォルトでは、OSDPセキュアチャンネルキーはメイン暗号化キーによって生成されます。 OSDPセキュアチャンネルキーを手動で設定するには:

      1. [OSDP Secure Channel (OSDPセキュアチャンネル)] で、 をクリックします。

      2. [Use main encryption key to generate OSDP Secure Channel key (メイン暗号化キーを使用してOSDPセキュアチャンネルキーを生成する)] をクリアします。

      3. OSDPセキュアチャンネルキーを入力し、[OK] をクリックします。

    特定のリーダーでOSDPセキュアチャンネルをオンまたはオフにする方法については、ドアとゾーンを参照してください。

    AXIS Barcode Reader

    AXIS Barcode Readerは、Axisカメラにインストールできるアプリケーションです。 Axisドアコントローラーは、認証キーを使用してアクセスを許可することで、AXIS Readerを認証できます。 AXISコードリーダーの設定方法の完全なワークフローについては、「AXIS Barcode Readerの設定」を参照してください。

    ドアコントローラーとAXISコードリーダー間の接続を作成するには:

    1. AXIS Camera Stationで:

      1. [Configuration > Access control > Encrypted communication (設定 > アクセスコントロール > 暗号化通信)] に移動します。

      2. [External Peripheral Authentication Key (外部周辺機器認証)] キーで [Show authentication key (認証キーの表示)]、[Copy key (キーのコピー)] の順にクリックします。

    2. AXISバーコードリーダーが実行されている装置のwebインターフェースで:

      1. AXIS Barcode Readerアプリケーションを開きます。

      2. サーバー証明書がAXIS Camera Stationで設定されていない場合は、[Ignore server certificate validation (サーバー証明書の検証を無視する)] をオンにします。 詳細については、「証明書」を参照してください。

      3. AXIS Camera Station Secure Entryに反対します。

      4. [ 追加]] をクリックし、ドアコントローラーのIPアドレスを入力し、認証キーを貼り付けます。

      5. ドアのドロップダウンメニューからバーコードを読み取るリーダーを選択します。

    マルチサーバーBETA

    マルチサーバーを使用すると、メインサーバー上のグローバルカード所持者およびカード所持者グループを接続されたサブサーバーで使用できます。

    • 1つのシステムで最大64台のサブサーバーをサポートできます。
    • AXIS Camera Station 5.47以降が必要です。
    • 前提条件として、メインサーバーとサブサーバーは同じネットワーク上にある必要があります。
    • メインサーバーとサブサーバーでかならず、WindowsファイアウォールがSecure Entryポートで入力TCP接続を許可するよう設定します。 デフォルトのポートは55767です。ポートのカスタマイズ設定については、一般を参照してください。
    ワークフロー
    1. サーバーをサブサーバーとして設定し、設定ファイルを生成します。サブサーバーから設定ファイルを生成するを参照してください。

    2. サーバーをメインサーバーとして設定し、サブサーバーの設定ファイルをインポートします。設定ファイルをメインサーバーにインポートするを参照してください。

    3. メインサーバーでグローバルなカード所持者とカード所持者グループを設定します。カード所持者の追加およびグループの追加を参照してください。

    4. サブサーバーからグローバルなカード所持者およびカード所持者グループを表示および監視します。アクセス管理を参照してください。

    サブサーバーから設定ファイルを生成する
    1. サブサーバーで、[Configuration > Access control > Multi server (設定 > アクセスコントロール > マルチサーバー)] に移動します。

    2. [Sub server (サブサーバー)] をクリックします。

    3. [Generate (生成)] をクリックします。 設定ファイルが.json形式で生成されます。

    4. [Download (ダウンロード)] をクリックし、ファイルを保存する場所を選択します。

    設定ファイルをメインサーバーにインポートする
    1. メインサーバーで、[Configuration > Access control > Multi server (設定 > アクセスコントロール > マルチサーバー)] に移動します。

    2. [Main server (メインサーバー)] をクリックします。

    3. をクリックし、サブサーバーで生成した設定ファイルに移動します。

    4. サブサーバーのサーバー名、IPアドレス、ポート番号を入力します。 [Import (インポート)] をクリックします。

    5. サブサーバーがリストに追加され、ステータスが [Connected (接続済み)] と表示されます。

    サブサーバーを無効にする

    サブサーバーは、設定ファイルをメインサーバーにインポートする前に限り無効にできます。

    1. メインサーバーで、[Configuration > Access control > Multi server (設定 > アクセスコントロール > マルチサーバー)] に移動します。

    2. [Sub server (サブサーバー)] をクリックしてから、[Revoke server (サーバーを無効化)] をクリックします。

    3. これで、このサーバーをメインサーバーまたはサブサーバーとして設定できます。

    サブサーバーを削除する

    サブサーバーの設定ファイルをインポートすると、サブサーバーがメインサーバーに接続されます。

    サブサーバーを削除するには、次の手順を実行します。

    1. メインサーバーにアクセスします。

      1. [Access management > Dashboard (アクセス管理 > ダッシュボード)] を開き、グローバルなカード所持者とグループをローカルなカード所持者とグループに変更します。

      2. [Configuration > Access control > Multi server (設定 > アクセスコントロール > マルチサーバー)] に移動し、[Main server (マルチサーバー)] をクリックしてサブサーバーのリストを表示します。

      3. サブサーバーを選択し、[Delete (削除)] をクリックします。

    2. サブサーバーで、[Configuration > Access control > Multi server (設定 > アクセスコントロール > マルチサーバー)] に移動します。 [Sub server (サブサーバー)] をクリックしてから、[Revoke server (サーバーを無効化)] をクリックします。

    Active Directory設定REVIEWを参照してください。

    Microsoft Windowsのユーザーアカウント、Active Directoryユーザーおよびグループは、AXIS Camera Stationにアクセスできます。 ユーザーをAXIS Camera Stationに追加するには、ユーザーまたはグループをWindowsに追加する必要があります。 Windowsでユーザーを追加する方法は、バージョンによって異なる場合があります。Microsoftのサイトにある手順に従ってください。 Active Directoryドメインネットワークに接続している場合は、ネットワーク管理者にお問い合わせください。

    初めてActive Directory設定ページを開いたときに、AXIS Camera Stationのカード所持者にMicrosoft Active Directoryユーザーをインポートできます。Active Directoryユーザーをインポートするを参照してください。

    初期設定の後、ページには次のオプションが表示されます。

    • Active Directory内のグループに基づいてカード所持者グループを作成および管理します。

    • Active Directoryとアクセス管理システム間のスケジュール設定された同期を設定します。

    • 手動で同期して、Active Directoryからインポートされたすべてのカード所持者を更新します。

    • Active Directoryからのユーザーデータとカード所持者のプロパティ間のデータマッピングを管理します。

    Active Directoryユーザーをインポートする

    AXIS Camera Stationのカード所持者にActive Directoryユーザーをインポートするには:

    1. [Configuration > Access control > Active directory settings (設定 > アクセスコントロール >Active Directory設定)PREVIEW] に移動します。

    2. [Set up import (インポートを設定する)] をクリックします。

    3. 画面に表示される手順に従ってこれら3つの主な手順を完了します。

      1. データマッピングのテンプレートとして使用するユーザーをActive Directoryから選択します。

      2. Active Directoryデータベースのユーザーデータをカード所持者のプロパティにマッピングします。

      3. アクセス管理システムで新しいカード所持者グループを作成し、インポートするActive Directoryグループを選択します。

    スマート検索2の設定

    スマート検索2を使用すると、複数のフィルターを設定して、Axisカメラから生成された録画から対象となる人物や車両を簡単に見つけることができます。

    要件、制限、スマート検索2の使用方法については、スマート検索2を参照してください。

    1. [ Configuration > Smart search 2 > Settings (設定 > スマート検索2 > 設定)]に移動します。

    2. [ Cameras (カメラ)]で、次の手順を実行します。

      1. メタデータをスマート検索2に送信するカメラを選択します。

      2. カメラに対してバックグラウンドでのサーバー分類を許可するには、[Background server classification (バックグラウンドでのサーバー分類)] 列で [Allow (許可)] を選択します。 これにより、サーバーの負荷が増加しますが、ユーザーエクスペリエンスは向上します。

      3. バックグラウンドでサーバー分類を行うカメラで、分類が遅いと、[Background server classification (バックグラウンドでのサーバー分類)] 列に直近1時間の分類状況を示すアイコンが表示されます。

        • は、分類された検知が95%未満であるときに表示されます。

        • は、分類された検知が50%未満であるときに表示されます。

      4. サーバーに保存される検知の量を制限するには、[Filter (フィルター)] で、 をクリックし、[Size and duration (サイズと期間)] および [Area (エリア)] のフィルターを作成します。 たとえば、小さな物体や、ごく短時間にしか現れない物体を除外するために使用します。 このフィルターは個々のカメラに適用されます。

    3. [Storage (ストレージ)] で次の設定を行います。

      • 検知を保存するドライブとフォルダーを選択し、[Apply (適用)] をクリックします。

      • ストレージサイズの上限を設定し、[Apply (適用)] をクリックします。 ストレージの上限に達すると、最も古い検知が削除されます。

    4. 特定の期間にメタデータが記録されていないことを示す結果を表示するには、[Include periods with missing metadata (メタデータがない期間を含める)] を選択します。

    System Health MonitoringBETAの設定

    • 複数のAXIS Camera Stationサーバーに接続している場合、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンリストからサーバーを選択して、接続している任意のサーバーでシステムの健全性監視を設定できます。
    • 別のネットワーク上にあるシステムを管理している場合、AXISのシステムの健全性監視クラウドサービスは、クラウド経由で同じ機能を提供します。 詳細については、AXISのシステムの健全性監視クラウドサービスの設定を参照してください。

    通知

    電子メール通知を送信するには:

    1. 通知の送信に使用するSMTPサーバーと電子メールアドレスを設定します。サーバーの設定を参照してください。

    2. 通知を受信する電子メールアドレスを設定します。電子メール送信先の設定を参照してください。

    3. 通知ルールを設定します。通知ルールの設定を参照してください。

    電子メール送信先の設定
    1. [Configuration (設定)] > [System Health Monitoring (システムの健全性監視)] > [Notifications (通知)] に移動します。

    2. [Email recipients (電子メール送信先)] で、メールアドレスを入力し、[Save (保存)] をクリックします。 同じ手順を繰り返して、複数の電子メール送信先を追加します。

    3. SMTPサーバーをテストするには、[Send test email (テスト電子メールを送信)] をクリックします。 テスト電子メールが送信されたことを示すメッセージが表示されます。

    通知ルールの設定

    デフォルトでは、次の2つの通知ルールが有効になっています。

    • システムのダウン: 単一システム設定のシステムまたはマルチシステム設定のいずれかのシステムが5分間ダウンしたときに通知を送信します。

    • 装置のダウン: System Health Monitoringに一覧表示されている装置が5分間ダウンしたときに通知を送信します。

    1. [Configuration (設定)] > [System Health Monitoring (システムの健全性監視)] > [Notifications (通知)] に移動します。

    2. [Notification rules (通知ルール)] で、通知ルールをオンまたはオフにします。

    3. [Applied rules (適用されたルール)] で、通知ルールが適用されたシステムと装置のリストが表示されます。

    マルチシステム

    システムの健全性監視を使用すると、1つのメインシステムから複数のセカンダリシステムの健全性データを監視できます。

    1. セカンダリシステムで、メインシステムからアクセスするためのシステム設定を生成します。システム設定を生成を参照してください。

    2. 他のセカンダリシステムでも、前の手順を繰り返します。

    3. メインシステムで、システム設定をアップロードします。他のシステムからデータを取得するを参照してください。

    4. メインシステムから複数のシステムのヘルスデータを監視します。System Health MonitoringBETAを参照してください。

    システム設定を生成
    1. [Configuration > System Health Monitoring > Multisystem (設定 > システムの健全性監視 > マルチシステム)] に移動します。

    2. [Generate (生成)] をクリックします。

    3. [Copy (コピー)] をクリックして、コピーをメインシステムにアップロードできるようにします。

    4. システム設定の詳細を表示するには、[Show details (詳細を表示)] をクリックします。

    5. システム設定を再生成するには、[Delete (削除)] をクリックして、最初に既存の設定を削除します。

    システム設定がメインシステムにアップロードされると、メインシステム情報が [Systems with access (アクセス可能なシステム)] の下に表示されます。

    他のシステムからデータを取得する

    セカンダリシステムのシステム設定を生成してコピーした後、そのコピーをメインシステムにアップロードできます。

    1. メインシステムで、[Configuration (設定)] > [System Health Monitoring (システムの健全性監視)] > [Multisystem (マルチシステム)] に移動します。

    2. [Paste (貼り付け)] をクリックします。 セカンダリシステムからコピーした情報は自動的に入力されます。

    3. ホストのIPアドレスを確認し、[Add (追加)] をクリックします。 セカンダリシステムが追加され、[Available systems (使用可能なシステム)] の下に表示されます。

    アクセス管理

    アクセスコントロールの設定後、 をクリックして [Access management (アクセス管理)] を選択すると、AXIS Camera Station クライアントにAccess managementタブが表示されます。アクセスコントロールの設定を参照してください。

    AXIS Camera StationでAXIS A1601 Network Door Controllerを設定するワークフローの詳細については、「AXIS A1601 Network Door Controllerの設定」を参照してください。

    [Access management (アクセス管理)] タブでは、システムのカード所持者、グループ、ドア、ゾーン、アクセスルールの設定や管理ができます。 このタブは、以下のビューで構成されます。

    • [Dashboard (ダッシュボード)]: カード所持者、認証情報、グループ、アクセスルールを追加したり、ドアやゾーンのアクションを実行したりできます。

      • 設定が完了していないカード所持者、ドア、アクセスルールは、黄色で強調表示されます。 たとえば、カード所持者またはドアがアクセスルールに追加されていない場合などです。

      • 何か問題のあるカード所持者は、ピンクで強調表示されます。 たとえば、有効期限が切れているカード所持者や、停止中のカード所持者などです。

    • [Reports (レポート)]: システムに関するさまざまな種類の情報が記載されたレポートをエクスポートします。レポートのエクスポートを参照してください。

    • [Settings (設定)]: カード所持者テンプレートにカスタムフィールドを追加したり、システムで設備コードを有効にしたりできます。アクセス管理の設定を参照してください。

    • インポートとエクスポート: カード所持者データのインポートとエクスポートができます。 システムを前回のインポート時の状態にリセットすることもできます。インポートとエクスポートを参照してください。

    アクセス管理のワークフロー

    アクセス管理の構造には柔軟性があり、ニーズに合わせてワークフローを開発することができます。 以下はワークフローの例です。

    1. グループを追加するワークフローについては、グループの追加を参照してください。

    2. カード所持者を追加するワークフローについては、カード所持者の追加を参照してください。

    3. カード所持者とグループの追加。

    4. アクションルールを追加するワークフローについては、アクセスルールの追加を参照してください。

    5. アクセスルールへのグループの適用。

    6. アクセスルールへのゾーンの適用。

    7. アクセスルールへのドアの適用。

    カード所持者の追加

    カード所持者とは、システムに登録された一意のIDを持つ人物です。 カード所持者には、その人物が誰で、いつ、どのようにドアへのアクセス権を付与されるのかをシステムに伝える認証情報が設定されます。

    また、Active Directoryデータベース内のユーザーをカード所持者としてマッピングすることもできます。Active Directory設定REVIEWを参照してください。を参照してください。

    1. [Access management (アクセス管理)] > [Dashboard (ダッシュボード)] に移動します。

    2. [Cardholders (カード所持者)] で をクリックします。

    3. 名、姓、カード所持者ID、メールアドレスを入力します。 カード所持者IDは、カード所持者を識別するために毎回使用される一意の番号です。

    4. [Access management > Settings (アクセス管理 > 設定)] でカスタムフィールドを設定している場合は、カスタムフィールドの情報も入力します。

    5. カードフォルダーの画像を追加します。 [Add Image (画像の追加)] をクリックし、[Upload image (画像のアップロード)] または [Take a picture (画像を撮影)] を選択します。

    6. カード所持者が属するグループを追加します。

      1. [Groups (グループ)] を展開して [Add (追加)] をクリックします。

      2. グループを選択して [Add (追加)] をクリックします。

      3. 複数のグループを追加するには、同じ手順を繰り返します。 をクリックして終了します。

    7. [More (詳細)] を展開すると、以下の操作を行えます。

      • カード所持者を停止するには、[Suspend cardholder カード所持者の停止)] を選択します。

      • ドアモニターを設定している場合に、カード所持者のアクセス時間と長時間のドア開放時間を延長するには、[Long access time (長いアクセス時間)] を選択します。

      • 閉鎖中もカード所持者にアクセスを許可する場合は、[Exempt from lockdown (閉鎖を免除)] を選択します。

      • [Exempt from anti-passback (不正通行防止からの免除)] を選択し、カード所持者に不正通行防止ルールからの免除を与えます。 不正通行防止は、カード所持者が自分より前にそのエリアに入った人と同じ認証情報を使用することを防ぎます。 これにより、カード所持者は認証情報を再度使用する前に、まずそのエリアから退出する必要があります。

      • [Global cardholder (グローバルカード所持者)] を選択すると、サブサーバーでカード所持者を表示および監視できます。 このオプションは、メインサーバーで作成されたカード所持者にのみ使用できます。マルチサーバーBETAを参照してください。

    8. 認証情報の追加.

    9. [Add (追加)] をクリックします。

    カード所持者を編集する手順は、以下のとおりです。

    1. [Access Management (アクセス管理)] > [Dashboard (ダッシュボード)] > [Cardholders (カード所持者)] に移動します。

    2. カード所持者を選択して [Edit (編集)] をクリックします。

    3. 設定を変更して [Apply (適用)] をクリックします。 カード所持者を編集する際に、カード所持者の最近のカード利用状況を確認できます。

    カード所持者を停止する手順は、以下のとおりです。

    1. [Access Management (アクセス管理)] > [Dashboard (ダッシュボード)] > [Cardholders (カード所持者)] を選択します。

    2. カード所持者を選択して [Suspend (停止)] をクリックします。 停止中のカード所持者は、ピンクで強調表示されます。

    3. カード所持者の停止を解除するには、停止中のカード所持者を選択してと [Unsuspend (停止解除)] をクリックします。

    QRコードをカード所持者に送信するには、以下の手順に従います。

    完全なワークフローについては、AXIS Barcode Readerの設定を参照してください。

    1. [Access Management (アクセス管理)] > [Dashboard (ダッシュボード)] > [Cardholders (カード所持者)] に移動します。

    2. カード所持者を選択してと [Send QR code (送信された停止)] をクリックします。

    3. [OK] をクリックします。

    カード所持者を削除する手順は、以下のとおりです。

    1. [Access Management (アクセス管理)] > [Dashboard (ダッシュボード)] > [Cardholders (カード所持者)] を選択します。

    2. カード所持者を選択して [Delete (削除)] をクリックします。

    3. [Confirm (確認)] をクリックします。

    カード所持者とグループの追加

    認証情報の追加

    認証情報とは、カード所持者が誰なのかをシステムに知らせるための情報です。 PINの認証情報とカードの認証情報をカード所持者に追加できます。カード所持者の追加を参照してください

    PINの認証情報は常に有効です。 また、ドアを開けることができる一方で、システム内で無音アラームがトリガーされる強要PINも設定できます。

    ナンバープレート認証情報を追加するにはPREVIEW:

    1. [Credentials (認証情報)] をクリックします。

    2. 車両を表す名前を入力します。

    3. 車両のナンバープレート番号を入力します。

    4. [Expiration date (有効期限)] を選択します。

      1. [Valid from (発効日)] で日付と時刻を設定します。

      2. [Valid to (失効日)] でドロップダウンリストからオプションを選択します。

        • [No end date (終了日なし)]: 認証情報に有効期限を設けません。

        • [Date (日付)]: 認証情報が失効する日時を指定します。

        • [From first use (初回使用から)]: 認証情報を初めて使用してから有効期限が切れるまでの期間を選択します。 初めて使用してからの日数、月数、年数、または回数で指定できます。

        • [From last use (最後の使用から)]: 認証情報を最後に使用してから有効期限が切れるまでの期間を選択します。 最後に使用してからの日数、月数、または年数で指定できます。

    5. [Add (追加)] をクリックします。

    PIN認証情報を追加するには:

    1. [Credentials (認証情報)] をクリックします。

    2. PINを入力します。

    3. 強要PINを使用して無音アラームをトリガーするには、[Duress PIN (強要PIN)] をオンにして強要PINを入力します。

    4. [Add (追加)] をクリックします。

    カードの認証情報を追加する手順は、以下のとおりです。

    1. [Credentials (認証情報)] をクリックします。

    2. カードデータを手動で入力するには、カード名、カード番号、ビット長を入力します。 ビット長は、システムに存在しない特殊なビット長のカードフォーマットを作成する場合のみ設定可能です。

    3. 前回読み取られたカードのカードデータを自動的に取得する手順は、以下のとおりです。

      1. [Select reader (リーダーの選択)] のドロップダウンリストからリーダーを選択します。

      2. 指定したリーダーにカードを読み取らせます。

      3. [Get last swiped card data from the selected reader (選択したリーダーから前回読み取ったカードデータを取得)] をクリックします。

    4. 2NデスクトップUSBカードリーダーを使用して、カードデータを取得できます。 詳細については、「2NデスクトップUSBカードリーダーの設定」を参照してください。

    5. 設備コードを入力します。 このフィールドは、[Access management (アクセス管理)] > [Settings (設定)][Facility code (設備コード)] を有効にしている場合のみ使用できます。

    6. [[Expiration date (有効期限)] を選択します。

      1. [Valid from (発効日)] で日付と時刻を設定します。

      2. [Valid to (失効日)] でドロップダウンリストからオプションを選択します。

        • [No end date (終了日なし)]: 認証情報に有効期限を設けません。

        • [Date (日付)]: 認証情報が失効する日時を指定します。

        • [From first use (初回使用から)]: 認証情報を初めて使用してから有効期限が切れるまでの期間を選択します。 初めて使用してからの日数、月数、年数、または回数で指定できます。

        • [From last use (最後の使用から)]: 認証情報を最後に使用してから有効期限が切れるまでの期間を選択します。 最後に使用してからの日数、月数、または年数で指定できます。

    7. [Add (追加)] をクリックします。

    QR認証情報を追加するには:

    QRコードを認証情報として使用するには、システムコントローラーの時刻が、AXIS Barcode Readerを実行しているカメラの時刻と同期されている必要があります。 完全な時刻同期のためには、両方の装置で同じタイムソースを使用することをお勧めします。

    1. [Credentials (認証情報)] をクリックします。

    2. 名前を入力します。

    3. [Dynamic QR (動的QR)] はデフォルトで有効になっています。 動的QRはPIN認証情報と一緒に使用する必要があります。

    4. [[Expiration date (有効期限)] を選択します。

      1. [Valid from (発効日)] で日付と時刻を設定します。

      2. [Valid to (失効日)] でドロップダウンリストからオプションを選択します。

        • [No end date (終了日なし)]: 認証情報に有効期限を設けません。

        • [Date (日付)]: 認証情報が失効する日時を指定します。

        • [From first use (初回使用から)]: 認証情報を初めて使用してから有効期限が切れるまでの期間を選択します。 初めて使用してからの日数、月数、年数、または回数で指定できます。

        • [From last use (最後の使用から)]: 認証情報を最後に使用してから有効期限が切れるまでの期間を選択します。 最終使用日からの日数、月数、または年数で指定できます。

    5. カード所持者を保存した後にQRコードを自動的に電子メールで送信するには、[Send QR code to cardholder when credential is saved (認証情報の保存時にカード所持者にQRコードを送信する)] を選択します。

    6. [Add (追加)] をクリックします。

    認証情報を編集する手順は、以下のとおりです。

    1. [Access Management (アクセス管理)] > [Dashboard (ダッシュボード)] > [Cardholders (カード所持者)] に移動します。

    2. カード所持者を選択して [Edit (編集)] をクリックします。

    3. [Credentials (認証情報)] で認証情報を選択します。[Edit (編集)] をクリックします。

    4. 設定を変更したら、[Update (更新)][Apply (適用)] をクリックします。

    認証情報を停止する手順は、以下のとおりです。

    1. [Access Management (アクセス管理)] > [Dashboard (ダッシュボード)] > [Cardholders (カード所持者)] を選択します。

    2. カード所持者を選択して [Edit (編集)] をクリックします。

    3. [Credentials (認証情報)] で認証情報を選択します。[Suspend (停止)] をクリックします。

    4. 認証情報の停止を解除するには、停止中の認証情報を選択して [Unsuspend (停止解除)] をクリックします。

    5. [Apply (適用)] をクリックします。

    認証情報を削除する手順は、以下のとおりです。

    1. [Access Management (アクセス管理)] > [Dashboard (ダッシュボード)] > [Cardholders (カード所持者)] を選択します。

    2. カード所持者を選択して [Edit (編集)] をクリックします。

    3. [Credentials (認証情報)] で認証情報を選択します。[Delete (削除)] をクリックします。

    4. [Apply (適用)] をクリックします。

    ナンバープレート番号を認証情報として使用するPREVIEW

    この例では、ドアコントローラーと共に、AXIS License Plate Verifierをインストールしたカメラを利用することで、車両のナンバープレート番号を認証情報として使用してアクセスを許可する方法を示します。

    1. ドアコントローラーとカメラをAXIS Camera Stationに追加します。装置の追加を参照してください。

    2. [Synchronize with server computer time (サーバーコンピューターの時刻と同期)] を使用して、新しい装置の日付と時刻を設定します。日付と時刻を設定を参照してください。

    3. 新しい装置のファームウェアを利用可能な最新バージョンにアップグレードします。ファームウェアのアップグレードを参照してください。

    4. ドアコントローラーに接続された新しいドアを追加します。ドアの追加を参照してください。

      1. [Side A (側面A)] にリーダーを追加します。リーダーの追加を参照してください。

      2. [Door settings (ドア設定)] で、[Reader type (リーダータイプ)] として [AXIS License Plate Verifier] を選択し、リーダーの名前を入力します。

      3. 必要に応じて、[Side B (側面B)] にリーダーまたはREX装置を追加します。

      4. [Ok] をクリックします。

    5. AXIS License Plate Verifierをカメラにインストールします。AXIS License Plate Verifierユーザーマニュアルを参照してください。

    6. AXIS License Plate Verifierのライセンスをアクティブ化します。AXIS License Plate Verifierユーザーマニュアルを参照してください。

    7. AXIS License Plate Verifierを起動します。

    8. AXIS License Plate Verifierを設定します。

      1. [Configuration > Access control > Encrypted communication (設定 > アクセスコントロール > 暗号化通信)] に移動します。

      2. [External Peripheral Authentication Key (外部周辺機器認証)] キーで [Show authentication key (認証キーの表示)]、[Copy key (キーのコピー)] の順にクリックします。

      3. カメラのwebインターフェースからAXIS License Plate Verifierを開きます。

      4. 設定をスキップします。

      5. [Settings (設定)] に移動します。

      6. [Access control (アクセスコントロール)] で、[Type (タイプ)] に [Secure Entry] を選択します。

      7. [IP address (IPアドレス)] に、ドアコントローラーのIPアドレスを入力します。

      8. [Authentication key (認証キー)] に、先ほどコピーした認証キーを貼り付けます。

      9. [Connect (接続)] をクリックします。

      10. [Door controller name (ドアコントローラー名)] で、使用するドアコントローラーを選択します。

      11. [Reader name (リーダー名)] で、先ほど追加したリーダーを選択します。

      12. 統合をオンにします。

    9. アクセス権を付与するカード所持者を追加します。カード所持者の追加を参照してください

    10. ナンバープレートオプションを使用して、新しいカード所持者に認証情報を追加します。認証情報の追加を参照してください。

    11. 新しいスケジュールを作成します。 このスケジュールを使用して、次の手順でアクセスルールを定義します。を参照してください。

    12. アクセスルールを追加します。アクセスルールの追加を参照してください。

      1. 先ほど作成したスケジュールを追加します。

      2. ナンバープレートへのアクセス権を付与するカード所持者を追加します。

      3. AXIS License Plate Verifierリーダーのあるドアを追加します。

    グループの追加

    グループを使用すると、カード所持者とそのアクセスルールをまとめて効率的に管理することができます。

    1. [Access management > Dashboard (アクセス管理 > ダッシュボード)] を開きます。

    2. [Groups (グループ)]をクリックします。

    3. グループ名を入力します。

    4. [Global group (グローバルグループ)] を選択すると、サブサーバーでカード所持者グループを表示および監視できます。 このオプションは、メインサーバーで作成されたカード所持者グループにのみ使用できます。マルチサーバーBETAを参照してください。

    5. グループにカード所持者を追加する手順は、以下のとおりです。

      1. [Cardholders (カード所持者)]をクリックします。

      2. カード所持者を選択して [Add (追加)] をクリックします。

      3. 複数のカード所持者を追加するには、同じ手順を繰り返します。 をクリックして終了します。

    6. [Add (追加)] をクリックします。

    グループを編集する手順は、以下のとおりです。

    1. [Access Management > Dashboard > Groups (アクセス管理 > ダッシュボード > グループ)] を選択します。

    2. グループを選択して をクリックします。

    3. 設定を変更して [Apply (適用)] をクリックします。

    グループを削除する手順は、以下のとおりです。

    1. [Access Management (アクセス管理)] > [Dashboard (ダッシュボード)] > [Groups (グループ)] を選択します。

    2. グループを選択して [Delete (削除)] をクリックします。

    3. [Confirm (確認)] をクリックします。

    アクセスルールの追加

    アクセスルールによって、アクセス権を付与されるための条件が定義されます。 カード所持者、グループ、ドア、ゾーンをアクセスルールにドラッグできます。

    アクセスルールの構成要素は以下のとおりです。

    • カード所持者とカード所持者グループ: アクセス権を付与される人々です。

    • スケジュール: アクセス権が付与される期間です。

    • ドアとゾーン: アクセス権が適用される場所です。

    アクセスルールを追加するには:

    1. [Access management > Dashboard ((アクセス管理 > ダッシュボード)] を選択します。

    2. [Access rules (アクセスルール)] で をクリックします。

    3. アクセスルール名を入力します。

    4. 以下の手順で、アクセスルールに適用するスケジュールを設定します。

      1. [Schedules (スケジュール)] で をクリックします。

      2. スケジュールを選択して [Add (追加)] をクリックします。

      3. 複数のスケジュールを追加するには、同じ手順を繰り返します。 をクリックして終了します。

      4. スケジュールを削除するには、削除するスケジュールを選択して をクリックします。

    5. 以下の手順で、アクセスルールに適用されるカード所持者とグループを設定します。

      1. [Cardholders (カード所持者)][Groups (グループ)] をクリックします。

      2. カード所持者かグループを選択して [Add (追加)] をクリックします。

      3. 複数のカード所持者とグループを追加するには、同じ手順を繰り返します。 をクリックして終了します。

      4. リストでカード所持者かグループをクリックすると、詳細が表示されます。

      5. カード所持者かグループを削除するには、削除するものを選択して をクリックします。

    6. 以下の手順で、アクセスルールに適用されるドアとゾーンを設定します。

      1. [Doors (ドア)][Zones (ゾーン)] をクリックします。

      2. ドアまたはゾーンを選択して [Add (追加)] をクリックします。

      3. 複数のドアとゾーンを追加するには、同じ手順を繰り返します。 をクリックして終了します。

      4. ドアまたはゾーンを削除するには、削除するものを選択して をクリックします。

    7. [Add (追加)] をクリックします。

    [Access rules (アクセスルール)] の下にすべてのアクセスルールが一覧表示されます。 アクセスルールのカード所持者、グループ、ドア、ゾーンの数が表示されます。

    アクセスルールを編集するには:

    1. [Access management > Dashboard > Access rules (アクセス管理 > ダッシュボード > アクセスルール)] を選択します。

    2. アクセスルールを選択して をクリックします。

    3. 設定を変更して [Apply (適用)] をクリックします。

    アクセスルールを削除するには:

    1. [Access management > Dashboard > Access rules (アクセス管理 > ダッシュボード > アクセスルール)] を選択します。

    2. アクセスルールを選択して と [Delete (削除)] をクリックします。

    3. [OK] をクリックします。

    アクセスルールの追加と設定

    ドア

    [Access Management (アクセス管理)] > [Dashboard (ダッシュボード)] > [Doors (ドア)] に移動すると、システムに追加されているドアが一覧表示され、ドアステータス、ロックステータス、ドアが属するゾーンなどを確認できます。手動でアクションを実行したり、ドアのロックを解除するスケジュールを設定したりできます。

    ドアに対して実行できるアクションは、以下のとおりです。

    • アクセス: ドアへのアクセス権を付与します。 このアクションは、ドアモニターが設定されている場合のみ使用できます。

    • ロック解除: ドアのロックを解除します。

    • ロック: ドアをロックします。

    • 閉鎖: ドアを閉鎖状態にしたり、ドアの閉鎖状態を終了したりします。

    ドアを編集するには:

    1. リストでドアをクリックし、 をクリックします。

    2. ロック解除スケジュールを追加するには:

      1. [Unlock schedules (ロック解除スケジュール)] で をクリックします。

      2. スケジュールを選択して [Add (追加)] をクリックします。

      3. 複数のロック解除スケジュールを追加するには、同じ手順を繰り返します。 をクリックして終了します。

      4. ロック解除スケジュールを削除するには、削除するスケジュールを選択して をクリックします。

    3. [First person in (最初の人)] をオンにすると、ロック解除スケジュール内であっても、ドアへのアクセス権を持つだれかがドアにアクセスするまで、ドアのロックは解除されなくなります。

    4. [Apply (適用)] をクリックします。

    [First person in (最初の人)] ルールをオンにする

    ドアに対してアクションを実行する手順は、以下のとおりです。

    1. リストからドアを選択して をクリックします。

    2. 選択したドアに対して実行するアクションを選択します。

    ドアの状態の設定

    ゾーン

    [Access Management (アクセス管理)] > [Dashboard (ダッシュボード)] > [Zone (ゾーン)] に移動すると、システムに追加されているすべてのゾーンとその状態が一覧表示されます。 手動でアクションを実行したり、ゾーンのロックを解除するスケジュールを設定したりできます。

    ゾーンに対して実行できるアクションは、以下のとおりです。

    • ロック解除: ドアのロックを解除します。

    • ロック: ドアをロックします。

    • 閉鎖: ドアが閉鎖状態になります。

    ゾーンを編集するには:

    1. リストでゾーンをクリックし、 をクリックします。

    2. ロック解除スケジュールを追加する手順は、以下のとおりです。

      1. [Unlock schedules (ロック解除スケジュール)] をクリックします。

      2. スケジュールを選択して [Add (追加)] をクリックします。

      3. 複数のスケジュールを追加するには、同じ手順を繰り返します。 をクリックして終了します。

      4. ロック解除スケジュールを適用するドアを選択します。 [Perimeter doors (外周ドア)] と [Internal doors (内部ドア)] があります。

    3. [Apply (適用)] をクリックします。

    ゾーンに対するアクションを実行するには:

    1. リストからゾーンを選択して をクリックします。

    2. アクションを選択します。

    3. 選択するとアクションがすべての外周ドアか内部ドアに適用されます。

    レポートのエクスポート

    システムに関する各種情報が記載されたレポートをエクスポートできます。 レポートはカンマ区切り値 (CSV) ファイルとしてエクスポートされ、デフォルトのダウンロードフォルダーに保存されます。

    1. [Access Management (アクセス管理)] > [Report (レポート)] を選択します。

    2. オプションをクリックしてエクスポートディレクトリを選択し、[Save (保存)] をクリックします。

    • エクスポートできるレポートは、以下のとおりです。
    • カード所持者の詳細レポート: カード所持者、認証情報、カードの有効性、前回の利用状況についての情報が記載されています。

    • カード所持者のアクセスレポート: カード所持者の情報と、カード所持者に関連するカード所持者グループ、アクセスルール、ドア、ゾーンについての情報が記載されています。

    • カード所持者グループのアクセスレポート: カード所持者グループ名と、カード所持者グループに関連するカード所持者、アクセスルール、ドア、ゾーンについての情報が記載されています。

    • アクセスルールレポート: アクセスルール名と、アクセスルールが関連するカード所持者、カード所持者グループ、ドア、ゾーンについての情報が記載されています。

    • ドアのアクセスレポート: ドアの名前と、ドアに関連するカード所持者、カード所持者グループ、アクセスルール、ゾーンについての情報が記載されています。

    • ゾーンのアクセスレポート: ゾーンの名前と、ゾーンに関連するカード所持者、カード所持者グループ、アクセスルール、ドアについての情報が記載されています。

    アクセス管理の設定

    アクセス管理ダッシュボードで使用するカード所持者フィールドをカスタマイズする手順は、以下のとおりです。

    1. [Access Management (アクセス管理)] > [Settings (設定)] を選択します。

    2. [Add custom field (カスタムフィールドの追加)] をクリックし、名前を入力します。カスタムフィールドは最大6つまで追加できます。

    3. [Apply (適用)] をクリックします。

    設備コードを使用してアクセスコントロールシステムを検証できるようにする手順は、以下のとおりです。

    1. [Access Management (アクセス管理)] > [Settings (設定)] を選択します。

    2. [Facility code (設備コード)] をオンにします。

    3. [Apply (適用)] をクリックします。

    4. カード検証に設備コードを使用するには、識別プロファイルを設定するときに [[Include facility code for card validation (カード検証用の機能コードを含める)]]を選択します。識別プロファイルを参照してください。

    電子メールテンプレートを編集するには:

    1. [ [Access Management (アクセス管理)] > [Settings (設定) ]を選択します。

    2. [ Email template電子(メールテンプレート) ]で、件名と本文のテキストを変更します。

    3. デフォルトでは、電子メールに訪問時間 を含めることが選択できます。

    4. [ Apply (適用)] をクリックします。

    インポートとエクスポート

    インポート

    このオプションでは、CSVファイルからカード所持者、カード所持者グループ、認証情報、カード所持者の写真がインポートされます。 カード所持者の写真をインポートするには、サーバーが写真にアクセスできることを確認してください。

    カード所持者をインポートすると、アクセス管理システムは、すべてのハードウェア設定を含むシステム設定を自動的に保存し、以前に保存したものは削除します。

    また、Active Directoryデータベース内のユーザーをカード所持者としてマッピングすることもできます。Active Directory設定REVIEWを参照してください。を参照してください。

    カード所持者データをインポートするときは、次のオプションを使用できます。

    • New (新規): このオプションを選択すると、既存のカード所持者が削除されてから、新しいカード所持者が追加されます。

    • [追加]: このオプションを選択すると、既存のカード所持者が保持されたうえで、新しいカード所持者が追加されます。

      • カード所持者IDがシステムにすでに存在する場合、既存のカード所持者と見なされ、更新されません。

      • カード番号がシステムにすでに存在する場合、インポートは成功しません。

    • Update (更新): このオプションを選択すると、既存のカード所持者が更新されてから、新しいカード所持者が追加されます。

    1. [Access management (アクセス管理)] > [Import and export (インポートとエクスポート)] に移動します。

    2. [Select action (アクションを選択)] ドロップダウンリストから [Import (インポート)] を選択します。

    3. [New (新規)]、[Update (更新)]、または [Add (追加)] を選択します。

    4. 以下の手順でインポート設定を変更します。

      • CSVファイルに列ヘッダーがある場合は、[First row is header (最初の行はヘッダー)] を選択します。

      • CSVファイルで使用されている列区切り記号を入力します。

      • [Unique identifier (一意識別子)] で [Cardholder ID (カード所持者ID)] はデフォルトでカード所持者を識別するために使用されます。 姓と名、またはメールアドレスを使用することもできます。 一意の識別子により、重複するカード所持者レコードのインポートが防止されます。

      • [Card number format (カード番号の形式)] では、[Allow both hexadecimal and number (16進数と数字の両方を有効にする)] がデフォルトで選択されています。

    5. [Browse (参照)] をクリックしてCSVファイルを参照します。 [Load (読み込み)] をクリックします。

    6. [ Column mapping (列のマッピング)]で、[ First row is header (最初の行はヘッダー) ]が選択されていない場合は、 をクリックし、各列にヘッダーを割り当てます。

    7. CSVファイルにカスタムフィールドがある場合、カスタムフィールドの見出しは 未定義として表示 されます。 [heading(見出し)} をクリックして割り当てます。

    8. [ Import (インポート) ] をクリックします。

    エクスポート

    このオプションを実行すると、システム内のカード所持者データがCSVファイルにエクスポートされます。

    1. [Access management (アクセス管理)] > [Import and export (インポートとエクスポート)] の順に移動します。

    2. [Action (アクション)] のドロップダウンリストから [Export (エクスポート)] を選択します。

    3. [Export (エクスポート)] をクリックします。

    AXIS Camera Stationは、設定が変更されるたびに、C:\ProgramData\Axis Communications\AXIS Camera Station\Components\AXIS Secure Entry\Cardholder photosにあるカード所持者の写真を更新します。

    リセット

    カード所持者をインポートすると、設定が自動的に保存されます。 [Reset (リセット)] オプションを選択すると、カード所持者データとすべてのハードウェア設定が、最後にカード所持者をインポートした前の状態にリセットされます。

    1. [Access management (アクセス管理)] > [Import and export (インポートとエクスポート)] に移動します。

    2. [Action (アクション)] のドロップダウンリストから [Reset (リセット)] を選択します。

    3. [Reset (リセット)] をクリックします。

    System Health MonitoringBETA

    をクリックし、[System Health MonitoringBETA] を選択して、AXIS Camera Stationクライアントに [System Health Monitoring] タブを表示します。

    [System Health Monitoring (システムの健全性監視)] タブで、1つのAXIS Camera Stationシステム、または同じネットワーク上の複数のAXIS Camera Stationシステムの健全性データを監視できます。

    別のネットワーク上にあるシステムを管理している場合、AXISのシステムの健全性監視クラウドサービスは、クラウド経由で同じ機能を提供します。 詳細については、AXISのシステムの健全性監視クラウドサービスの設定を参照してください。

    このタブには、以下のページが含まれます。

    • インベントリ: アクセスできる装置とシステムの概要を表示します。インベントリを参照してください。

    • ストレージ: 監視対象システムからの各カメラのストレージの概要と録画の詳細を表示します。ストレージを参照してください。

    • 通知: 監視対象システムからのSystem Health Monitoringログを表示します。通知を参照してください。

    制限事項

    • AXIS S3008 Recorderで行われた録画用のストレージ容量の監視にはまだ対応していません。

    • 通知設定はローカルのシステムの健全性監視サーバーにのみ影響します。

    • 連続録画または動きをトリガーとした録画を除く録画には、録画タイプとして [None (なし)] のフラグが付けられます。

    ワークフロー

    1. System Health MonitoringBETAの設定

      • 通知を設定する。通知を参照してください。

      • マルチシステムを設定します。マルチシステムを参照してください。

    2. AXIS Camera Stationからヘルスデータを監視します。

    インベントリ

    インベントリページには、アクセスできる装置とシステムの概要が表示されます。

    1. [System Health Monitoring (システムの健全性監視)BETA] に移動します。

    2. [Inventory (インベントリ)] をクリックします。

    • システムの概要を表示するには、[AXIS Camera Station] をクリックします。

      システムとサーバーの詳細を含む情報が右側のパネルに表示されます。

    • システム内の装置の概要を表示するには、リスト内の装置をクリックします。

      装置の詳細とストレージの情報 (ビデオソースが含まれている場合) が右側のパネルに表示されます。

    • AXIS Camera Stationシステムレポートをダウンロードするには、[Create report (レポートの作成)] ドロップダウンメニューから [AXIS Camera Station system report (AXIS Camera Stationシステムレポート)] を選択します。システムレポートを参照してください。

    • システムの健全性監視レポートをダウンロードするには:

      1. [Create report (レポートの作成)] ドロップダウンメニューから [System Health Monitoring report (システムの健全性監視レポート)] を選択します。

      2. レポートにデータベースを含めるには、[Include all databases (すべてのデータベースを含める)] を選択し、[Download (ダウンロード)] をクリックします。

      3. レポートが生成されたら、クリックして保存します。

    ストレージ

    ストレージページには、監視対象システムからの各カメラのストレージの概要と録画の詳細が表示されます。 [column heading (列見出し)] をクリックすると、列の値を基準にしてデータが並べ替えられます。

    1. [System Health MonitoringBETA] に移動します。

    2. [Storage (ストレージ)] をクリックします。

    3. マルチシステムヘルスデータを監視するときは、ドロップダウンリストからシステムを選択します。

    アイテム説明
    ストレージの概要
    ステータスストレージのステータス。ストレージの設定を参照してください。
    場所ストレージのパスと名前。
    合計ストレージ容量の合計です。 これは、保存先のWindowsプロパティで表示される [合計サイズ] と同じです。
    割り当て済み録画で利用可能な最大ストレージ容量。
    使用中現在録画データが使用しているストレージ容量。
    最終更新日情報が最後に更新された時刻。
    各カメラの録画の詳細
    ステータス(空白): 標準状態。
    警告アイコン: 保存期間を満たしていません。
    情報アイコン: カメラの録画時間が不十分なため、保存期間を満たしていません。
    名前カメラ名。
    録画タイプカメラに適用される録画タイプ。
    保存期間の設定[Configuration (設定)] > [Storage (ストレージ)] > [Selection (選択)] でカメラに設定された保存期間。
    現在の保存期間カメラからストレージに録画が保存されている日数。
    最も古い録画カメラからストレージに保存されている最も古い録画の時刻。
    最新の録画カメラからストレージに保存されている最も新しい録画の時刻。
    場所カメラが使用するストレージの場所。
    使用済みストレージこのカメラが録画に使用するストレージの量。
    最終更新日情報が最後に更新された時刻。

    通知

    通知ページには、監視対象システムからのSystem Health Monitoringログが表示されます。 [column heading (列見出し)] をクリックすると、列の値を基準にしてデータが並べ替えられます。

    1. [System Health Monitoring (システムの健全性監視)BETA] に移動します。

    2. [Notifications (通知)] をクリックします。

    アイテム説明
    通知を送信しました通知が送信された時刻。
    アイテム装置のダウンによってトリガーされる通知の対象となる装置の名前。
    または、システムのダウンによってトリガーされる通知の対象となるシステム
    システムイベントが発生するシステムの名前。
    ルール通知をトリガーしたルール。システムのダウンまたは装置のダウン
    検出問題が検出された時刻。
    解決問題が解決された時刻。

    ホットキー

    ホットキーを利用すると、よく使用するアクションをすばやく実行できます。 [ホットキー] タブを表示するには、 をクリックして [Hotkeys (ホットキー)] を選択すると、AXIS Camera Stationクライアントに [ホットキー] タブが表示されます。 使用できるすべてのホットキーは、次のカテゴリー別にグループ化されて表示されます。 カメラ、装置管理、カメラに移動する、ビューに移動する、ナビゲーション、PTZプリセット、録画、シーケンス、タブ、その他です。

    「カメラに移動する」カテゴリーおよび「ビューに移動する」カテゴリーのカメラとビューには、ホットキーはデフォルトでは割り当てられません。

    カメラまたはビューが接続するサーバーから切断されると、関連付けられているホットキーも削除されます。

    • アクションのホットキーを追加または編集する場合、割り当てたホットキーがすでに使用されていると、警告アイコンが表示されます。 マウスを警告アイコンに合わせると、競合するアクションが表示されます。Esc を押すと操作がキャンセルされます。Enter を押すとそのホットキーが設定され、競合するアクションのホットキーは自動的に削除されます。
    • 複数のAXIS Camera Stationサーバーに接続している場合、接続するサーバー上のカメラとビューは、「カメラに移動する」カテゴリーおよび「ビューに移動する」カテゴリーにも表示されます。

    このタブでは次の操作ができます。

    • ホットキーの割り当て: アクションのキーボード値がない場合は、その空の値をクリックすると、ホットキーをこのアクションで追加できます。

      • キーボードのホットキーを追加するには、Ctrl キーと他の1つ以上のキーまたはファンクションキー (F2~F12) を押します。

      • キーパッドのホットキーを追加する場合は、数値キーの組み合わせを押すか、F1~F5のいずれかのファンクションキーを押します。

      • ジョイスティックまたはジョグダイアルでホットキーを追加する場合は、アクションに割り当てられたジョイスティックまたはジョグダイアルボタンを押してください。

    • ホットキーの編集: アクションのキーボード値をクリックし、値を編集します。

    • ホットキーを削除: アクションのキーボード値をクリックし、値を削除します。

    • 印刷: をクリックすると、ホットキー表を印刷できます。

    • リセット: をクリックすると、すべてのホットキーが元の設定にリセットされます。

    • 検索: [Type to search (検索する文字を入力)] フィールドにキーワードを入力すると、ホットキーまたはアクションを検索できます。

    ホットキー装置

    ホットキーには次のものがあります。

    • キーボードのキーの組み合わせ

    • キーパッドのキーの組み合わせ

    • ジョイスティックボタン

    • ジョグダイアルボタン

    Video Surveillance Control Boardのキー

    ホットキーマッピング - ジョイスティックデフォルトのアクションAXIS TU9002AXIS T8311
    ボタン1プリセット1に移動J1J1
    ボタン2プリセット2に移動J2J2
    ボタン3プリセット3に移動J3J3
    ボタン4プリセット4に移動J4J4
    ボタン5左マウスボタンをシミュレートするJ5L
    ボタン6左右ボタンをシミュレートJ6R
    ボタン7分割ビュー内の前のセルを選択左上-
    ボタン8分割ビュー内の次のセルを選択右上-
    ボタン9前の録画に戻る-
    ボタン10再生/一時停止-
    ボタン11前の録画に戻る-
    ボタン12ブックマークを追加する-
    ボタン13ズームリング機能をデジタルズームと再生速度コントロールとで切り替えるM1-
    ボタン14ライブ/録画の切り替えM2-
    ボタン15前のフレームに戻る左上の切り替え-
    ボタン16次のフレームに進める右上の切り替え-
    ホットキーマッピング - キーパッドデフォルトのアクションAXIS TU9003AXIS T8312
    Aビューを開く
    B次のカメラ/ビューに移動する
    C--
    D--
    E--
    プラス (+)より遠くにフォーカスする+-
    マイナス (-)より近くにフォーカスする--
    F2ホットキーを開くF2F2
    F4ログを開くF4F4
    F5バージョンF5F5
    F10オートフォーカスF10-
    ホットキーマッピング - ジョグデフォルトのアクションAXIS T8313
    ジョグ1エクスポートマーカーを表示または非表示にするL
    ジョグ2ブックマークを追加する
    ジョグ3前の録画に戻る
    ジョグ4 再生/一時停止
    ジョグ5次の録画に進む
    ジョグ6ライブ/録画の切り替えR

    AXIS T8311 Video Surveillance Joystickは、ジョイスティックボタン7~10をサポートしていません。

    ログ

    をクリックして [Logs (ログ)] を選択すると、[ログ] タブがAXIS Camera Stationクライアントに表示されます。 [ログ] タブには、デフォルトで、ライブアラーム、イベント、監査ログなどのライブログが表示されます。 以前のログも検索できます。 ログを保存する日数は、[Configuration > Server > settings (設定 > サーバー > 設定)] で設定できます。

    アイテム説明
    時刻操作の日付と時刻。
    タイプ操作のタイプで、 アラーム、イベント、または監査です。
    カテゴリー操作のカテゴリー。
    メッセージ操作の簡単な説明。
    ユーザー操作を実行するAXIS Camera Stationユーザー。
    コンピューターAXIS Camera Stationがインストールされているコンピューター (Windowsドメイン名)。
    WindowsユーザーAXIS Camera Stationを管理するWindowsユーザー。
    サーバー複数のAXIS Camera Stationサーバーに接続している場合のみ表示されます。
    操作を実行するサーバーです。
    コンポーネントログが生成されるコンポーネントです。

    ログを検索

    1. [Log (ログ)] タブの [Log search (ログ検索)] で [Search (検索)] をクリックします。

    2. フィルターボックスに、キーワードを入力します。 AXIS Camera Stationは、ログの一覧で時間列以外を検索し、すべてのキーワードを含む検索結果を表示します。 サポート対象の検索演算子については、検索の最適化を参照してください。

    3. ログタイプを [Alarms (アラーム)]、[Audits (監査)]、[Events (イベント)] から選択します。

    4. カレンダーから日付または日付の範囲を選択します。

    5. [Start time (開始時刻)] フィールドと [End time (終了時刻)] フィールドで、ドロップダウンリストから開始時刻と終了時刻を選択します。

    6. [Search (検索)] をクリックします。

    アラームログ

    アラームログには、システムアラームと、ルールや動体検知によって生成されたアラームが表示されます。 アラームの日付と時刻、アラームのカテゴリー、アラームのメッセージが一覧表示されます。アラームを参照してください。

    アラームを選択し、

    • [録画にアクセス]: [録画] タブが開き、アラームに録画が含まれている場合は再生が開始されます。

    • [ アラームガイドを表示]: アラームにアラームガイドが含まれている場合にアラームガイドが開きます。

    • [アラームチェッカーを使用]: アラームが対処済みであることを他のクライアントに通知します。

    • [ログのエクスポート] でログをテキストファイルにエクスポートします。

    イベントログ

    [イベント] ログには、録画、トリガー、アラーム、エラー、システムメッセージなど、カメラとサーバーのイベントのログが表示されます。 イベントの日付と時刻、イベントのカテゴリー、イベントのメッセージが一覧表示されます。 イベントを選択してツールバーの をクリックすると、イベントがテキストファイルとしてエクスポートされます。

    監査ログ

    [Audit log (監査ログ)] には、手動録画、ビデオストリームの開始と停止、アクションルール、作成済みのドア、作成済みのカード所持者など、すべてのユーザー操作が表示されます。 監査を選択してツールバーの をクリックすると、監査がテキストファイルとしてエクスポートされます。

    アラーム

    [アラーム] タブは、AXIS Camera Stationクライアントの最下部で利用できます。 このタブには、トリガーされたイベントアラームおよびシステムアラームが表示されます。 アラームの作成方法については、「アクションルール」を参照してください。 「データベースのメンテナンスが必要です。」というアラームの詳細については、「データベースのメンテナンス」を参照してください。

    [アラーム] タブには、以下の情報が表示されます。

    • 時刻: アラームが発生した時刻。

    • カテゴリー: トリガーされたアラームのカテゴリー。

    • 説明: アラームの簡単な説明。

    • サーバー: 複数のAXIS Camera Stationサーバーに接続する場合に使用できます。 アラームを送信するAXIS Camera Stationサーバーです。

    • コンポーネント: アラームをトリガーするコンポーネントです。

    • アラームガイドを表示: アラームにアラームガイドが含まれている場合に使用できます。

    • 録画を表示: アラームに録画が含まれている場合に使用できます。

    特定のアラームに対処するには:

    1. AXIS Camera Stationクライアントの最下部で [ Alarms and Tasks (アラームとタスク)] をクリックし、 [アラーム] タブをクリックします。

    2. 録画のあるアラームの場合は、アラームを選択し、[ 録画を表示 ]をクリックして[録画アラート]タブの録画に移動します。

    3. 録画のないアラームの場合は、[camera view(カメラビュー)]のタブから[alarm (アラーム)]をダブルクリックし、カメラビューの [Recording alerts(録画アラート)] タブで指定した時刻に移動します。

    4. アラーム手順を使用するアラームの場合は、アラームを選択し、[ alarm procedure(アラームガイドを表示)] をクリックしてアラームガイドを開きます。

    5. 選択したアラームについて、対処済みであることを他のクライアントに通知するには、アラームを選択し、 [アラームチェッカーを使用] をクリックします。

    6. リストからアラームを削除するには、アラームを選択し、 [選択したアラームエントリの[Clear(クリア)]] をクリックします。

    タスク

    [Tasks (タスク)] タブは、AXIS Camera Stationクライアントの最下部で利用できます。

    以下のタスクは個人用であり、管理者と、タスクを開始したユーザーにのみ表示されます。

    • システムレポート

    • 事故レポートの作成

    • 録画のエクスポート

    管理者は、個人用タスクを含めて、ユーザーによって開始されたすべてのタスクを閲覧および操作できます。

    オペレーターまたは閲覧者は、以下の操作を行うことができます。

    • 自分が開始したすべてのタスクと、他のユーザーによって開始された個人用以外のタスクを閲覧する。

    • 自分が開始したタスクをキャンセルまたは再試行する。 再試行できるのは、事故レポートタスクと録画のエクスポートタスクのみです。

    • リスト内のすべてのタスクの結果を閲覧する。

    • 完了したタスクをリストから削除する。 これはローカルクライアントにのみ影響します。

    [Tasks (タスク)] タブには、以下の情報が表示されます。

    アイテム説明
    名前タスクの名前。
    開始タスクの開始時刻。
    メッセージタスクのステータスまたはタスクに関する情報が表示されます。
    可能なステータス:
    • キャンセル中: タスクをキャンセルする前のクリーンアップ処理中。

    • キャンセル: クリーンアップ処理が完了し、タスクがキャンセルされました。

    • エラー: タスクは完了しましたがエラーが含まれています。たとえば、いくつかのカメラでタスクが完了していません。

    • 完了: タスクは完了しました。

    • 接続の切断中に完了: サーバー接続のダウン中にタスクが完了した場合に表示されます。 タスクのステータスを確認できません。

    • 接続の切断: タスクの実行中にクライアントとサーバーの接続か切断された場合に表示されます。 タスクのステータスを確認できません。

    • 実行中: タスクを実行しています。

    • 保留中: サーバーの他のタスクが完了するのを待っています。

    オーナータスクを開始したユーザー。
    進行状況タスクの進行状況を表示します。
    サーバー複数のAXIS Camera Stationサーバーに接続する場合に使用できます。 タスクを実行するAXIS Camera Stationサーバー。

    1つ以上のタスクに対処するには:

    1. AXIS Camera Stationクライアントの最下部で [Alarms and Tasks (アラームとタスク)] をクリックし、[Tasks (タスク)] タブをクリックします。

    2. タスクを選択し、以下の手順を実行します。

      • [Show (表示)] をクリックして、[Task result (タスクの結果)] ダイアログを表示します。

      • [Cancel (キャンセル)] をクリックして、タスクをキャンセルします。

      • [Remove (削除)] をクリックして、タスクをリストから削除します。

      • 録画のエクスポート中または事故レポートの作成中にタスクが失敗した場合は、 [Retry (再試行)] をクリックして、失敗したタスクを再試行します。

    タスクの結果

    タスクが複数の装置で実行された場合、ダイアログは個々の装置について、結果を表示します。 エラーの発生した操作は、手動で確認し、設定する必要があります。

    ほとんどのタスクについて詳細情報が一覧表示されます。 録画のエクスポートやシステムレポートなどのタスクについては、タスクをダブルクリックして、ファイルが保存されているフォルダーを開きます。

    アイテム説明
    MACアドレス更新された装置のMACアドレス。
    アドレス更新された装置のIPアドレス。
    メッセージタスクの実行状況に関する情報:
    • 完了: 正常に終了したタスク。

    • エラー: 完了に失敗した装置のタスク。

    • キャンセル: 完了前にキャンセルされたタスク。

    説明タスクに関する情報。
    実行したタスクのタイプに応じて、以下の詳細情報が一覧表示されます。
    新しいアドレス装置に新たに割り当てられたIPアドレス。
    アクションルール装置のファームウェアバージョンと製品名。
    詳細元の装置のシリアル番号とIPアドレス、および新しい装置のシリアル番号とIPアドレス。
    参照ID事故レポートの参照ID。

    レポートの作成

    クライアント用設定シート

    [> Help > Client configuration sheet (> ヘルプ > クライアント用設定シート)] を選択して、クライアントシステム構成の概要を含むレポートをHTML形式で作成します。 サポートに連絡する際、このシートがトラブルシューティングに役立ちます。

    サーバー用設定シート

    [> Help > Server configuration sheet (> ヘルプ > サーバー用設定シート)] を選択して、サーバーシステム構成の概要を含むレポートをHTML形式で作成するサーバーを選択します。 このレポートには、一般的な設定情報のほか、アクションルール、スケジュール、録画ストレージ、補助装置、ライセンスを含むカメラの設定に関する情報が含まれます。 サポートに連絡する際、このシートがトラブルシューティングに役立ちます。

    システムレポート

    システムレポートは、ご使用のシステムをAxisのカスタマーサポートが分析するとき役立つ、各種パラメーターやログファイルの入った.zipファイルです。

    カスタマーサポートにお問い合わせの際は、必ずシステムレポートを作成しておいてください。

    1. システムレポートを生成するには、 [> Help > System report (> ヘルプ > システムレポート)] を選択します。

    2. ファイル名は、自動的には生成されません。 ファイル名を変更する必要がある場合は、編集してください。

    3. [Browse (参照)] をクリックしてシステムレポートの保存先を選択します。

    4. 次のように選択します。

      • [Automatically open folder when report is ready (レポートが生成されたら保存先のフォルダーを自動的に開く)] を選択すると、システムレポートが作成された時点でレポートの保存先フォルダーが自動的に開きます。

      • システムレポートにデータベースを含めるには、[Include all databases (すべてのデータベースを含める)] を選択します。 AXIS Camera Stationデータベースには、システムが正常に動作するために必要な録画やデータに関する情報が格納されています。

      • システムレポートにスクリーンショットを含めるには、[Include screenshots of all monitors (すべてのモニターのスクリーンショットを含める)] を選択します。 すべてのモニターのスクリーンショットにより、システムレポートの分析を簡単に行うことができます。

    5. [OK] をクリックします。

    システムレポートの生成

    AXIS Installation Verifier

    AXIS Installation Verifierは、システム内のすべての装置が完全に機能することを検証するインストール後のパフォーマンステストを有効にします。 テストの実行は約20分かかります。

    AXIS Installation Verifierのテスト:

    • 通常の状態: AXIS Camera Stationでの現在のシステム設定を使用したデータストリーミングとデータストレージのテストです。 出力: 合格もしくは不合格

    • 低光量の状態 ゲイン設定などの、標準の低光量の状態のために最適化された設定を使用したデータストリーミングとデータストレージのテストです。 出力: 合格もしくは不合格

    • ストレステスト: システムが最大制限に達するまで、データストリーミングとデータストレージを段階的に増加するテストです。 出力: 最大システムパフォーマンスに関する情報。

    • AXIS Camera Application Platform 2 (ACAP 2) 以降をサポートする装置でのみテスト可能です。
    • テスト中は、AXIS Camera Stationはメンテナンスモードになり、すべての監視活動は一時的に使用できなくなります。

    テストを有効にするには、以下の操作を行います。

    1. [> Help > Installation Verifier (> ヘルプ > Installation Verifier)] を選択します。

    2. [Start (開始)] をクリックします。

    3. テスト終了後、[View report (レポートの表示)] をクリックするとレポートを表示でき、[Save report (レポートの保存)] をクリックすると保存できます。

    フィードバック

    クライアントの設定時に匿名クライアント使用データを共有することを選択された場合は、フィードバックをお送りいただくことで、AXIS Camera Stationとユーザーエクスペリエンスの向上にご協力いただけます。

    フィードバックフォームは、サポートリクエストを送信するためのフォームではありません。

    1. を選択し、[Help > Feedback (ヘルプ > フィードバック)] に移動します。

    2. リアクションを選択し、フィードバックを入力します。

    3. [Send (送信)] をクリックします。

    資産の一覧

    使用するAXIS Camera Stationシステムの資産の一覧をエクスポートできます。 資産の一覧には、次の名前、タイプ、モデル、ステータス、およびシリアル番号が含まれます。

    • 接続されているすべてのサーバー

    • 接続されているすべての装置

    • 複数のターミナルへの接続時に資産の一覧をエクスポートするクライアントターミナル

    資産の一覧をエクスポートするには:

    1. [ > Other > Asset list ( > その他 > 資産の一覧)] を選択します。

    2. [Export (エクスポート)] をクリックします。

    3. ファイルの場所を選択し、[Save (保存)] をクリックします。

    4. [最新のエクスポート] フィールドに、ファイルへのリンクが作成されるか、リンクが更新されます。 リンクをクリックして、ファイルの場所に移動します。

    装着式の設定

    装着式システムと接続するには、接続ファイルを作成する必要があります。Axis装着式システムの設定を参照してください。

    接続ファイルをエクスポートする前に、サーバーのIPアドレスが変更された場合、またはAXIS Camera Stationが5.33より以前のバージョンからアップグレードされている場合、最初にサーバー証明書を更新する必要があります。 証明書の更新方法については、証明書を参照してください。

    接続ファイルを作成するには、

    1. [> Other > Body worn settings (> その他 > 装着式の設定)] に移動します。

    2. 装着式システムに表示されているデフォルトのサイト名を変更するには、新しい名前を入力します。

    3. [Export (エクスポート)] をクリックします。 [Latest export (最新のエクスポート)] の下にリンクが表示されます。

    4. リンクをクリックすると、接続ファイルのフォルダーに移動します。

    Axis装着式システムの設定
    AXIS Body Worn Cameraの録画の再生とエクスポート

    Axisサービスのステータス

    1. [ > Help > Status of Axis services ( > ヘルプ > Axisサービスのステータス)]] に移動します。

    2. AxisサービスのステータスページがWebブラウザーで開きます。 Axisオンラインサービスのステータスを表示できます。

    AXIS Camera Station Service Control

    AXIS Camera Station Service Controlを使用して、AXIS Camera Stationサーバーの起動と停止、サーバー設定の変更を行います。 これは、設置が完了した後で自動的に起動します。 サーバーコンピューターが再起動した場合、AXIS Camera Station Service Controlは約2分以内に自動的に再起動します。

    Windowsの通知エリアに表示されるアイコンにより、サービスが動作中 、起動中 、停止 状態であることが示されます。

    アイコンを右クリックし、[Open AXIS Camera Station Service Control (AXIS Camera Station Service Controlを開く)]、[Start Service (サービスの開始)]、[Stop Service (サービスの停止)]、[Restart Service (サービスの再起動)]、または [Exit (終了)] を選択します。

    AXIS Camera Station Service Controlを開く

    • Windowsの通知エリアのアイコンをダブルクリックします。

    • Windowsの通知エリアのアイコンを右クリックし、[Open AXIS Camera Station Service Control (AXIS Camera Station Service Controlを開く)] を選択します。

    • オペレーティングシステムによっては、次の方法でAXIS Camera Station Service Controlを開くこともできます。
    • [Start (スタート)] 画面または [Start (スタート)] メニューに、「Service Control」と入力します。

    • [Start (スタート)] メニューに移動し、[All Programs > AXIS Camera Station > AXIS Camera Station Tools > Service Control (すべてのプログラム > AXIS Camera Station > AXIS Camera Station Tools > Service Control)] を選択します。

    基本設定

    AXIS Camera Station Service Control で次のようにします。

    • [Modify settings (設定を変更)] を選択してサーバー設定の変更を有効にします。

    • すべての設定をデフォルト設定に戻すには、[Restore Default Settings (デフォルト設定に戻す)] をクリックします。

    • [サーバーステータス] セクションにサーバーのステータスが表示されます。 サーバーステータスを変更するには、[Start (開始)] または [Stop (停止)] をクリックします。 サーバーを再起動するには、[Restart (再起動)] をクリックします。

    一般

    AXIS Camera Station Service Controlで [ Modify settings (設定を変更) ]を選択し、[General(一般)] タブをクリックすると、一般サーバー設定を変更できます。

    サーバー証明書ID

    サーバー証明書ID。 これは、クライアントが正しいサーバーに接続しているかどうかを手動で確認するために使用されます。

    サーバーの設定

    • サーバー名: サーバーの名前。 サーバー名は、AXIS Camera Stationクライアントに表示されます。 デフォルトのサーバー名は、コンピューター名です。

    • コンピューター名が変更されても、サーバー名は変更されません。

    • ポート範囲: ポートの範囲を指定します。 以下のポートは自動的に変更されます。

    • サーバーHTTPポート: サーバーがクライアントとの通信で使用するHTTPポート番号。 デフォルトポートは55752です。

    • サーバーTCPポート: サーバーがクライアントとの通信で使用するTCPポート番号。 デフォルトポートは55754です。ポート番号は、サーバーポート番号に2を加算して求めます。

    • モバイル通信ポート: サーバーがクライアントとの通信で使用するモバイルポート番号。 デフォルトポートは55756です。ポート番号は、サーバーポート番号に4を加算して求めます。

    • モバイルストリーミングポート: サーバーがビデオストリーミングで使用するモバイルポート番号。 デフォルトポートは55757です。ポート番号は、サーバーポート番号に5を加算して求めます。

    • コンポーネント通信ポート: コンポーネントがサーバーを介してネットワーク装置と通信するために使用するポート番号。 デフォルトポートは55759です。ポート番号は、サーバーポート番号に7を加算して求めます。

    • AXIS Camera Stationコンポーネントが使用するポート: ポート範囲を指定すると、コンポーネントで使用できるポートが一覧表示されます。 AXIS Camera Stationコンポーネントのデフォルトのポート範囲は55760〜55764です。

    • ポートの全リストを表示するには、ポートリストを参照してください。

    • サーバーとクライアントの間にNATやファイアウォールなどが存在する場合、NATやファイアウォールがこれらのポートの通過を許可するように設定されている必要があります。
    • ポート番号は1024~65534の範囲内でなければなりません。

    プロキシの設定

    これらの設定は、システム中のAXIS Camera Stationサーバーとカメラの間にあるプロキシサーバーに適用されます。

    • プロキシを使用せずに接続する: システム内のAXIS Camera Stationサーバーとカメラの間にプロキシサーバーがない場合は、このオプションを選択してください。

    • システムアカウントのインターネットオプション/自動: デフォルトのプロキシ設定。 このオプションは、インターネットオプションの現在のプロキシ設定をシステムアカウントに使用します。

    • 手動でプロキシを設定する: AXIS Camera Stationサーバーとシステム内のいずれかのカメラがプロキシサーバーにより分離されている場合は、このオプションを選択してください。 プロキシサーバーのアドレスとポート番号を入力します。 通常、Windowsのコントロールパネルの [インターネットオプション] と同じアドレス、ポート番号です。

      • 特定の文字で始まるアドレスのプロキシサーバーを使用しないように指定します。

      • 通信がプロキシサーバーを経由する必要のないローカルカメラについては、[Always bypass proxy server for local addresses (ローカルアドレスにはプロキシサーバを使用しない)] を選択し、カメラのローカルアドレスまたはホスト名を入力します。 アドレスまたはホスト名は、ワイルドカードを使用して指定できます。例: 「192」または「mydomain.com」。

    ポートリスト

    次の表では、AXIS Camera Stationによって使用されるポートとプロトコルのうち、最適なパフォーマンスと使いやすさのためにファイアウォールで有効にする必要があるものを示しています。 この表では、デフォルトのHTTPメインポート55752に基づいてポート番号を計算しています。

    AXIS Camera Stationサーバーは、次のポートの装置にデータを送信します。

    ポート番号プロトコル入出力説明
    メインHTTPおよびHTTPSポート80および443TCP送信ビデオストリームと装置データに使用されます。
    デフォルトbonjourポート5353UDPマルチキャスト (受信+送信)mDNS Discovery (Bonjour) により装置を検知するために使用されます。 マルチキャスト224.0.0.251。
    デフォルトポートにバインドできない場合、このポートは別のアプリケーションによって使用されていて共有が拒否されている可能性があります。 その場合、機能するポートが見つかるまでランダムポートが試用されます。 リンクローカルアドレスを利用するランダムポート装置を使用している場合は、Bonjourにより検知することはできません。
    デフォルトSSDPポート1900UDPマルチキャスト (受信+送信)SSDP (UPNP) により装置を検知するために使用されます。
    マルチキャスト239.255.255.250。
    デフォルトWS-Discoveryポート3702UDPマルチキャスト (受信+送信)Onvif装置の検知に使用されるWS-Discovery Webサービス検知。
    マルチキャスト239.255.255.250。

    AXIS Camera Stationサーバーは、次のポートでクライアントからデータを受信します。

    ポート番号プロトコル入出力通信説明
    デフォルトSSDPポート1900UDPマルチキャスト (受信+送信)サーバーとクライアントSSDP (UPNP) によりAXIS Camera Stationサーバーを検知するために使用されます。
    マルチキャスト239.255.255.250。
    メインHTTPポートとHTTPストリーミングポート55752TCP受信サーバーとクライアントビデオ、音声、メタデータストリーム (AES暗号化) に使用されます。
    55754でTCPが失敗した場合、55752でHTTPがアプリケーションデータ (AES暗号化) に使用されます。
    メインTCPポート55754TCP受信サーバーとクライアントメインHTTPポートから+2オフセット。
    アプリケーションデータに使用されます (TLS 1.2暗号化)。 5.15.007以下の場合、TLS 1.1暗号化が使用されます。
    SSDP Webサーバーポート55755TCP受信サーバーとクライアントメインHTTPポートから+3オフセット。
    SSDP/UPNPによりAXIS Camera Stationサーバーを検知するために使用されます。
    API Webサーバーポート55756TCP送信サーバーとモバイルアプリメインHTTPポートから+4オフセット。
    MP4 over HTTPSを利用するアプリケーションデータおよびビデオストリームに使用されます。
    APIメディアポート55757TCP送信サーバーとモバイルアプリメインHTTPポートから+5オフセット。
    RTSP over HTTPを利用するビデオストリームに使用されます。
    ローカルプロキシHTTPポート55758TCP受信サーバーの内部通信メインHTTPポート (ServerPortParser) から+6オフセット。
    API Webサーバーポート (RemoteFacadeBinder) から+2オフセット。
    AXIS Camera Stationサーバーコンピューターの内部でのみアクセスできます。
    不明な問題に対する回避策ポート。 モバイルアプリはSRAモジュールを呼び出します。SRAモジュールはHTTPSを受信し、HTTPに変換して、ローカルプロキシのHTTPポートとAPIメディアポートに再送信します。
    Webプロキシエンドポイントポート55759TCP受信サーバーとコンポーネントメインHTTPポートから+7オフセット。
    コンポーネントと装置間の安全な通信に使用されます。

    その他のポート

    ポート番号プロトコル入出力通信説明
    インターネットHTTPS80および443TCP送信クライアントとサーバーからインターネットへライセンスのアクティブ化、ファームウェアのダウンロード、接続中のサービスなどに使用されます。
    サーバーTCPストリーミングポート55750TCP受信サーバーと装置メインHTTPポートから-2オフセット。
    アップグレードステータスUDPポート15156UDP受信+送信サーバーとService ControlAXIS Camera Station Service Controlはこのポートで待ち受け、サーバーは進行中のアップグレードのステータスをブロードキャストします。

    コンポーネント用に予約されたポート

    コンポーネントポート番号プロトコル入出力通信説明
    System Health MonitoringWebサーバーポート55768HTTPS受信クライアント ([System Health Monitoring] タブ) とコンポーネントメインHTTPポートから+16オフセット。
    System Health Monitoring Webページをホストし、マルチシステム設定でデータを共有するために使用されます。
    スマート検索2Webサーバーポート55770HTTPS受信クライアント ([スマート検索] タブ) とコンポーネントメインHTTPポートから+18オフセット。
    Smart Search APIをホストし、クライアントにWebページを提供するために使用されます。
    Secure Entry Webサーバーポート55766HTTPS受信クライアント ([Access management (アクセス管理)] タブ) とコンポーネントメインHTTPポートから+14オフセット。
    古いインストールではポート8081が使用されていました。
    Secure EntryWebサーバーポート55767HTTPS受信メインサーバーとサブサーバーメインHTTPポートから+15オフセット。
    マルチサーバー設定でメインサーバーとサブサーバー間の通信に使用します。
    55771将来の使用のために予約
    55772将来の使用のために予約
    55773将来の使用のために予約
    55774将来の使用のために予約
    55775将来の使用のために予約
    55776将来の使用のために予約
    55777将来の使用のために予約
    55778将来の使用のために予約
    55779将来の使用のために予約
    55780将来の使用のために予約
    55781将来の使用のために予約
    55782将来の使用のために予約
    55783将来の使用のために予約
    ローカルIAM (IDP)IDP_OIDC (公開)55784HTTPS受信リバースプロキシとローカルIAMメインのHTTPポートから+32オフセット。
    公開ポート
    ローカルIAM (IDP)MTLS (管理者)55785HTTPS受信サードパーティサービスメインのHTTPポートから+33オフセット。
    管理者ポート
    ローカルIAM (IDP)トークナイザー55786HTTPS受信サードパーティサービス メインのHTTPポートから+34オフセット。
    トークナイザーポート

    データベース

    データベースファイル

    コアデータベースファイル

    AXIS Camera Stationコアデーターベースファイルは、C:\ProgramData\AXIS Communication\AXIS Camera Station Serverにあります。

    • 5.13より前のバージョンでは、データベースファイルはACS.FDB1つのみです。

    • バージョン5.13以降の場合、以下の3つのデータベースファイルがあります。

      • ACS.FDB - このメインデータベースファイルには、装置、ビュー、権限、イベント、ストリームプロファイルなどのシステム設定が含まれています。

      • ACS_LOGS.FDB - このログデータベースファイルにはログへの参照が含まれています。

      • [ ACS_RECORDINGS.FDB ]- この録画データベースファイルには、[ Configuration > Storage (設定 > ストレージ)]で指定した場所に保存されている録画のメタデータと参照が含まれています。 このファイルは、再生時にAXIS Camera Stationがタイムラインに録画を表示するために必要です。

    コンポーネントデータベースファイル

    • SecureEntry.db - AXIS Secure Entryデータベースファイルには、カード所持者の写真を除くすべてのアクセスコントロールデータが含まれています。 これは、C:\ProgramData\Axis Communications\AXIS Camera Station\Components\AXIS Secure Entryの下にあります。

    • smart Search.sqlite3 - AXIS Camera Stationスマート検索データベースファイルには、カメラの設定と保存された検索フィルターが含まれています。 これは、C:\ProgramData\Axis Communications\AXIS Smart Search\dataの下にあります。

    データベースの設定

    データベースは、毎晩および各システムアップグレードの前にバックアップされます。 AXIS Camera Station Service Controlで、[ Modify settings (設定を変更) ]を選択して [Database (データベース)] タブをクリックすると、メインデータベースのバックアップの設定を変更します。

    • バックアップフォルダー: [Browse (参照)] をクリックしてデータベースのバックアップを保存するフォルダーを選択します。 AXIS Camera Stationサーバーを再起動して変更を適用します。

      • バックアップフォルダーのパスが正しくない場合、バックアップはデフォルトの C:\ProgramData\Axis Communications\AXIS Camera Station Server\backup に保存されます。

      • AXIS Camera Stationがネットワーク共有にアクセスできない場合、バックアップはデフォルトで C:\ProgramData\Axis Communications\AXIS Camera Station Server\backupに保存されます。

    • バックアップの保存日数: バックアップを保存する日数を設定します。 1~30の数値を使用できます。 デフォルトは14日です。

    • アップグレードの進捗状況: [View details (詳細の表示)] をクリックして、最新のデータベースアップグレードに関する詳細を表示します。 この詳細には、AXIS Camera Station Service Controlの最後の再起動以降に発生したイベントが含まれています。

    データベースのバックアップ

    データベースには、録画やメタデータなどシステムが正常に動作するために必要な情報が格納されています。

    重要
    • 録画は [Configuration > Storage (設定 > ストレージ)] で選択した場所に保存され、データベースには保存されません。 録画は個別にバックアップする必要があります。
    • AXIS Camera Station Service Controlのサーバー設定、プロキシ設定、データベース設定は保存されません。
    システムバックアップ

    システムバックアップは自動的にトリガーされ、データベースの設定で指定されたバックアップフォルダーに保存されます。

    システムバックアップには、コアデータベースファイルとコンポーネントデータベースファイルの両方が含まれます。データベースファイルを参照してください。

    • トリガーに応じて、以下のバックアップファイルを使用できます。
    • System_YYYY-MM-DD-HH-mm-SSSS.zip: バックアップは毎晩トリガーされます。

    • PreUpgrade_YYYY-MM-DD-HH-mm-SSSS.zip: バックアップはデータベース更新の前にトリガーされます。

    • User_YYYY-MM-DD-HH-mm-SSSS.zip: バックアップはストレージが取り外される前にトリガーされます。

    zipファイルには、以下のファイルがあります。

    • ACS: このフォルダーには、コアデータベースファイルであるACS.FDBACS_LOGS.FDBACS_RECORDINGS.FDBが含まれています。

    • コンポーネント: このフォルダーは、コンポーネントを使用する場合にのみ利用できます。 たとえば、AXIS Camera Station Secure Entryやスマート検索があります。

      • ACMSM: このフォルダーには、AXIS Camera Station Secure Entryデータベースファイルである SecureEntry.db やカード所持者の写真が含まれています。

      • smartsearch: このフォルダーには、スマート検索データベースファイルである smartSearch-backup-yyyyMMddHHmmssfff.sqlite3が含まれています。

    • Backup_Summary.txt: このファイルには、バックアップに関する詳細情報が含まれています。

    メンテナンスバックアップ

    メンテナンスバックアップは、データベースの設定で指定したバックアップフォルダーに保存されます。

    メンテナンスバックアップには、コアデータベースファイルのみが含まれ、各データベースファイルは別のフォルダー、PreMaintenance_YYYY-MM-DD-HH-mm-SSSSに保存されます。

    次のようにトリガーすることができます。

    • AXIS Camera Stationの更新時に自動的に。

    • AXIS Camera Station Service Controlからデータベースメンテナンスを手動で実行した場合。データベースのメンテナンスを参照してください。

    • Windowsタスクスケジューラーで設定された、スケジュールされたデータベースメンテナンスタスクによって自動的に。ツールを参照してください。

    手動バックアップ

    手動バックアップでは、コアデータベースファイルのみをバックアップできます。 スマート検索データベースファイルなど、コンポーネントデータベースファイルはバックアップされません。

    以下のいずれかの方法で、重要な変更の後に手動バックアップを行うことができます。

    • C:\ProgramData\AXIS Communication\AXIS Camera Station Server に移動し、データベースファイルのコピーを作成します。

    • すべてのデータベースを含むシステムレポートを生成します。

      1. AXIS Camera Stationのクライアントで [> Help > System report ( > ヘルプ > システムレポート)] へ移動します。

      2. ファイル名を入力し、フォルダーを選択します。

      3. [Include all databases (全てのデータベースを含める)]を選択します。

      4. システムレポートフォルダーで、サーバーフォルダーに移動し、データベースのバックアップファイルを検索します。

    データベースの復元

    ハードウェア障害などの問題によってデータベースが損失した場合は、保存済みのバックアップからデータベースを復元できます。 デフォルトでは、14日間にわたってバックアップファイルが保存されます。 データベースのバックアップの詳細については、データベースのバックアップを参照してください。

    録画は [Configuration > Storage (設定 > ストレージ)] で選択した場所に保存され、データベースには保存されません。 録画は個別にバックアップする必要があります。

    データベースを復元するには:

    1. [AXIS Camera Station Service Contro (AXISカメラステーションサービスコントロール)]へ移動し、[ Stop (停止) ]をクリックしてサービスを停止します。

    2. データベースバックアップファイルに移動します。データベースのバックアップを参照してください。

      • 自動バックアップからリストアするには、データベースの設定 で指定されたバックアップフォルダーに移動し、タイムスタンプ付きのzipフォルダーを選択して抽出します。

      • 手動バックアップからリストアするには、データベースファイルのコピーを置くフォルダーに移動します。

    3. 抽出したフォルダーで、ACS にある以下に示すデーターベースファイルを C:\ProgramData\AXIS Communication\AXIS Camera Station Server\にコピーします。

      • ACS.FDB - データベースを復元するには、このファイルをコピーする必要があります。

      • ACS_LOGS.FDB - ログを復元する場合は、このファイルをコピーしてください。

      • ACS_RECORDINGS.FDB - 録画を復元する場合は、このファイルをコピーしてください。

    4. AXIS Camera Station Secure Entryを使用する場合は、SecureEntry.dbComponents > ACMSMからC:\ProgramData\Axis Communications\AXIS Camera Station\Components\AXIS Secure Entryにコピーします。

    5. スマート検索を使用する場合は、smartSearch-backup-yyyyMMddHHmmssfff.sqlite3smartsearchからC:\ProgramData\Axis Communications\AXIS Camera Station\Components\AXIS Smart Search\dataにコピーし、名前をsmartSearch.sqlite3に変更します。

    6. AXIS Camera Station Service Controlに戻り、[ Start (開始) ]をクリックしてサービスを開始します。

    データベースのメンテナンス

    データベースのメンテナンスが必要ですというアラームが表示された場合や、システムが予期せずシャットダウンした場合 (停電時など) は、データベースのメンテナンスを実行する必要があります。

    データベースのメンテナンスを開始するには:

    1. AXIS Camera Station Service Controlを開きます。

    2. [ツール] タブを選択します。

    3. [Database maintainer (データベースメンテナンス)] で [Run (実行)] をクリックします。

    4. 概算のダウンタイムが表示されます。 続行するには、[Yes (はい)] をクリックします。 このプロセスを開始すると、キャンセルすることはできません。

    • メンテナンス中は、AXIS Camera Stationサーバーとすべての録画が停止します。 メンテナンスが終わると、サーバーが自動的に起動します。
    • メンテナンス中はコンピューターの電源を切らないでください。
    • データベースのメンテナンスを実行するには、Windowsコンピューターの管理者権限が必要です。
    • データベースのメンテナンスを実行してもデータベースを回復できない場合は、Axisの技術サポートにご連絡ください。

    データベースに関するベストプラクティス

    問題を回避するには、以下に注意してください。

    ディスクエラーのチェック –
    ディスクエラーが原因で、データベースが破損することがあります。 chkdsk (Check disk、別名Error checking) などのツールを利用して、データベースのあるハードドライブ上に破損したセクターがないことを確認します。 chkdskを起動するには、Windowsの [スタート] 画面 (Windows 8) または [スタート] メニューを開き、検索フィールドに "chkdsk" と入力します。 chkdskは定期的に実行してください。
    ウイルス対策ソフトウェアと外部バックアップ –
    一部のウイルス対策ソフトウェアによってデータベースが破損する可能性がある場合があります、データベースをウイルススキャンから除外してください。 外部バックアップシステムを使用する場合は、現在およびアクティブなデータベースをバックアップしないでください。 代わりに、バックアップフォルダーにあるファイルをバックアップします。
    停電 –
    停電などのため予期しないシャットダウンが発生すると、データベースが破損するおそれがあります。 重要なシステムでは、UPS (無停電電源装置) を使用してください。
    空き容量の不足 –
    ハードドライブの空き容量が不足すると、データベースが破損する場合があります。 この問題を回避するには、十分なメモリーを搭載した専用のコンピューターにAXIS Camera Stationサーバーをインストールしてください。 ハードウェア要件については、『インストールガイド』を参照するか、www.axis.comで確認してください。
    RAMメモリーの破損 –
    Windowsのメモリー診断を定期的に実行し、RAMメモリーにエラーがないことを確認してください。

    ツール

    AXIS Camera Station Service Controlで [Modify settings (設定を変更)] を選択して [ツール] タブをクリックすると、データベースのメンテナンスを開始したり、部分的システムレポートを作成したりできます。

    データベースメンテナンス

    データベースのメンテナンスを開始するには、[Run (実行)] をクリックします。 ポップアップされるメッセージを読んで [Yes (はい)] をクリックすると、メンテナンスが開始されます。[No (いいえ)] をクリックすると、メンテナンスがキャンセルされます。 メンテナンス中は、AXIS Camera Stationサーバーとすべての録画が停止します。 メンテナンスの開始前に、推定される停止時間が表示されます。 メンテナンスが終了すると、サーバーは自動的に再起動されます。

    「データベースのメンテナンスが必要です」というアラームが表示された場合や、システムが予期せずシャットダウンした場合 (停電時など) は、データベースのメンテナンスを実行する必要があります。

    また、Windowsタスクスケジューラの [AXIS Camera Stationのデータベースメンテナンスタスク] を有効にすると、データベースのメンテナンスが自動で実行するようスケジュールを設定することもできます。 データベースメンテナンスが実行される時間と頻度をカスタマイズするために、タスクトリガーを編集できます。

    • メンテナンスの開始後は、キャンセルすることはできません。
    • メンテナンス中はコンピューターの電源を切らないでください。

    システムレポート

    部分的システムレポートは、ご使用のシステムをAxisのカスタマーサポートが分析するときに役立つ、各種パラメーターやログファイルが含まれる.zipファイルです。 カスタマーサポートにお問い合わせの際は、必ずシステムレポートを作成しておいてください。

    部分的システムレポートを生成するには:

    1. [Run (実行)] をクリックします。

    2. ポップアップされるダイアログで、次のように実行します。

      • [File name (ファイル名)] に、システムレポートのファイル名を入力します。

      • [Folder (フォルダー)] フィールドで、システムレポートの保存先を選択します。

      • [Automatically open folder when report is ready (レポートが生成されたら保存先のフォルダーを自動的に開く)] を選択すると、システムレポートが作成された時点でレポートの保存先フォルダーが自動的に開きます。 

      • システムレポートにデータベースを含めるには、[Include database file in report (レポートにデータベースファイルを含める)] を選択します。 AXIS Camera Stationデータベースには、システムが正常に動作するために必要な録画やデータに関する情報が格納されています。

    3. [Generate report (レポートを生成する)] をクリックします。

    完全なシステムレポートを生成するには、AXIS Camera Stationクライアントで [> Help > System report (> ヘルプ > システムレポート)] を選択します。

    ネットワークのログ作成

    リンクをクリックして、ネットワークプロトコルアナライザアプリケーションをダウンロードします。 インストールしてから [Start (開始)] をクリックすると、アプリケーションが直接起動します。

    トラブルシューティング

    本ガイドについて

    このガイドは、AXIS Camera Stationに関連する問題とトラブルシューティング方法をまとめたものです。 問題は関連するトピックの下に保存されており、探しているものを見つけやすくなっています。トピックは、たとえば音声やライブビューなどです。 問題ごとに解決策が説明されています。 トラブルシューティングでは、解決策を見つけるために、問題の再現が必要になることがあります。

    詳細情報

    axis.com/supportにアクセスしてください。

    • よく寄せられる質問

    • ハードウェア要件

    • ソフトウェアのアップグレード

    • チュートリアル、トレーニング資料、その他の有益な情報

    AXIS Camera Stationユーザーマニュアルは次の場所にあります。AXIS Camera Stationユーザーマニュアル

    AXIS Camera Stationサービス

    AXIS Camera Stationサービスが頻繁に再起動される

    サーバーが過負荷になると、タスクキューが長くなり、データベースが破損することがあります。

    • システムのリソース管理を確認し、AXIS Camera Stationや他のアプリケーションによって多くのリソースが使用されていないかを確認してください。

    • データベースメンテナンスを実行するには、AXIS Camera Stationユーザーマニュアルのツールを参照してください。

    • 上記の対策で解決しない場合、問題をAxis Supportに連絡します。報告手順を参照してください。

    AXIS Camera Stationでの装置

    一般的な問題

    カメラに接続できない

    AXIS Camera Stationがカメラに接続できません。 一覧表示されたカメラは、追加されていません。

    • カメラがネットワークに接続されているかどうか、電源が接続されているかどうか、カメラが起動されて実行中であるかどうかをチェックします。

    • [Configuration > Add devices (設定 > 装置を追加)] を選択して、もう一度カメラを追加してください。

    インストールがキャンセルされました

    ユーザーによってインストールがキャンセルされました。 一覧表示されたカメラは、追加されていません。

    カメラを追加するには、[Configuration > Add devices (設定 > 装置を追加)] を選択します。

    カメラのパスワードの設定に失敗した

    一覧表示されたカメラに、パスワードを設定できませんでした。

    • パスワードを手動で設定するには、[Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [Management (管理)] に移動します。

    • カメラを右クリックし、[User Management > Set password (ユーザー管理 > パスワードを設定)] を選択します。

    装置を追加できない

    装置がAXIS Camera Stationに追加される前に別のシステムで使用されていた場合、装置の工場出荷時の設定が必要になることがあります。

    • 装置をAXIS Camera Stationに追加できない場合、AXIS Device Managerへの追加を試してみてください。

    他の装置のモデルは追加できます。

    • 装置が新製品の場合や、ファームウェアが新しくリリースされたものである場合、互換性の問題である可能性があります。 AXIS Camera Stationソフトウェアの最新バージョンを使用していることを確認してください。

    別の装置モデルを追加できない場合は、カメラのトラブルシューティングを行ってください。axis.com/support/troubleshootingにアクセスしてください。

    AXIS Camera Stationで装置のファームウェアが更新できない

    Webページからカメラのアップグレードができない場合、次の手順を実行します。

    すべての装置でファームウェアがアップグレードできない

    • ネットワーク接続を確認してください。

    • ネットワーク関連の問題でない場合は、AXISサポートに連絡してください。報告手順に移動します。

    特定のモデルでファームウェアがアップグレードできない。

    • この問題は新製品や問題のあるファームウェアで発生する場合があります。

    • Axisサポートに問題を連絡してください。報告手順に移動します。

    装置が見つかりません

    AXIS Camera Stationは、ネットワークを自動的に検索して、接続済みのカメラとビデオエンコーダを検出しますが、カメラが見つかりません。

    • カメラがネットワークに接続され、カメラの電源がオンになっているかどうかをチェックしてください。

    • クライアント、サーバー、またはカメラが別のネットワークに存在する場合、プロキシとファイアウォールの設定が必要な場合があります。

      • クライアントとサーバーがプロキシサーバーで分離されている場合は、クライアントのプロキシ設定を変更してください。 AXIS Camera Stationユーザーマニュアルのクライアントプロキシ設定を参照してください。

      • クライアントとサーバーがNATまたはセキュリティシステムで分離されている場合は、NATまたはセキュリティシステムを変更してください。 AXIS Camera Station Service Controlで指定されたHTTPポート、TCP (Transmission Control Protocol) ポート、およびストリーミングポートがセキュリティシステムやNATを通過できるようにしてください。完全なポートリストを閲覧するには、AXIS Camera Stationユーザーマニュアルのポートリストを参照してください。

      • サーバーと装置がプロキシサーバーで分離されている場合は、サーバーのプロキシ設定を変更してください。 AXIS Camera Stationユーザーマニュアルのサービスコントロール全般で「プロキシ設定」セクションを参照してください。

    • カメラを手動で追加するには、AXIS Camera Stationユーザーマニュアルの装置の追加を参照してください。

    「15秒後にカメラに再接続」というメッセージが繰り返し表示される

    これは次のことを示している可能性があります。

    • ネットワークが過負荷になっています。

    • カメラにアクセス不可能です。 カメラがネットワークに接続され、カメラの電源がオンになっているかどうかをチェックしてください。

    • グラフィックカードに問題があります。

    グラフィックカードの問題の考えられる対処法:

    • 最新のグラフィックカードドライバーをインストールします。

    • より大容量のビデオメモリーを搭載した高性能なグラフィックカードにアップグレードします。

    • ビデオレンダリングにCPUを使用します。

    • プロファイル設定を低帯域幅用に最適化するなど、ビデオと音声の設定を変更します。

    録画

    録画や再生に影響する可能性のあるパフォーマンスの問題については、ライブビューを参照してください。

    一般的な問題

    連続録画が有効にならない

    一覧表示されたカメラで、連続録画が有効になっていません。

    • 連続録画を有効にするには、[Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    • カメラを選択し、[Continuous (連続)] をオンにします。

    指定したドライブで録画できない

    録画ストレージ (ローカルストレージまたはネットワークストレージ) を設定できません。

    • 別のストレージを使用するには、[Configuration > Storage > management (設定 > ストレージ > 管理)] を選択します。

    • ストレージを追加し、そのストレージに録画を保存するカメラのストレージ設定を行います。

    AXIS Video Content Streamアプリケーションのインストールに失敗する

    AXIS Video Content Streamをサポートするカメラに、AXIS Video Content Streamをインストールできない場合、このエラーメッセージが表示されます。

    • アプリケーションを手動でインストールするには:

    • [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択します。

    • カメラを右クリックし、[Install camera application (カメラアプリケーションのインストール)] を選択します。

    録画が開始されない

    数秒待っても録画が開始または停止されません。

    ディスクがいっぱいになっている、もしくは割り込みデータが多すぎる可能性があります。

    • サーバー用設定シートの [Camera Recording Storage (カメラの録画ストレージ)] から、空き容量があることと、割り込みデータがないことを確認してください。

    • AXIS Camera Station用のストレージ上限を上げます。

    • ストレージプールにさらにストレージを割り当てます。 AXIS Camera Stationのユーザーマニュアルのストレージの設定を参照してください。

    連続録画中の録画抜け

    録画抜けが発生すると、AXIS Camera Stationで「録画エラー」と警告が表示されます。

    以下のような原因で録画抜けが発生することがあります。

    • サーバーの過負荷

    • ネットワークの問題

    • カメラの過負荷

    • ディスクの過負荷

    すべてのカメラで録画抜けが発生するかどうかを確認してください。

    すべてのカメラで発生しない場合は、特定のカメラに過負荷がかかっているかどうかを確認します。 問題の切り分けに役立つ質問:

    • 録画抜けが発生する頻度は、毎時か毎日か?

    • 録画抜けの時間は、数秒か数時間か?

    • 録画抜けは、何時に発生するか?

    考えられる対処法:

    • サーバーマシンのタスクマネージャーやリソースマネージャーで、ハードウェアリソースのいずれかが過剰に使用されているかどうかを確認できます。 ディスクに過剰使用の兆候がある場合は、ディスクを追加し、いくつかのカメラの録画先を新しいディスクにすることをお勧めします。

    • ディスクに書き込まれるデータ量を削減することもできます (ビデオ設定、ZIPストリーム、フレーム/秒、解像度など)。axis.com/support/tools/axis-site-designerにより推定されるスループットにも留意してください。

    詳細については、ライブビューと再生のパフォーマンスを参照してください。

    エクスポートした録画を再生できない

    Windows Media Playerでエクスポートした録画が再生されない場合は、ファイル形式を確認してください。 エクスポートした録画は、Windows Media Player (.asfファイル) およびAXIS File Player (.asf、.mp4、.mkv) で再生できます。 詳細については、AXIS Camera Stationユーザーマニュアルの「エクスポートした録画の再生と検証」を参照してください。

    プレーヤーは、プレーヤーと同じフォルダーにあるすべての録画を自動的に開きます。

    AXIS File Playerは、ビデオと音声を再生するためのフリーソフトウェアです。 これをエクスポートする録画に添付するように選択できます。インストールは不要です。 録画を再生するには、AXIS File Playerを開き、再生する録画を選択します。

    録画が消える

    録画は指定の日数、保管されます。 日数を変更するには、[Configuration > Storage > Selection (設定 > ストレージ > 選択)] に移動します。

    ストレージが一杯になると、指定した日数が過ぎていなくても録画が削除されます。
    ストレージがいっぱいになるのを避けるために、以下の方法を試してください。

    • ストレージを追加します。[Configuration (設定)] > [Storage (ストレージ)] > [Management (管理)] に移動します。

    • AXIS Camera Station用に予約されるストレージ容量を変更してください。[Configuration (設定)] > [Storage (ストレージ)] > [Management (管理)] に移動します。

    • 解像度やフレームレートなどを変更して、録画ファイルのサイズを小さくしてください。[Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [Stream profiles (ストリームプロファイル)] に移動します。

      • 録画にはH.264ビデオ形式を使用してください。M-JPEG形式にはより多くのストレージ容量が必要です。[Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [Stream profiles (ストリームプロファイル)] に移動します。

      • Zipstreamを使用して、録画のサイズをさらに小さくしてください。[Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [Stream profiles (ストリームプロファイル)] に移動します。

    フェイルオーバーによる録画の問題

    接続がリストアした後、フェイルオーバーによる録画がサーバーに記録されていません。

    可能性のある原因:

    • カメラとサーバー間に、録画の転送に必要な十分な帯域幅がない。

    • 接続がない間、カメラがSDカードに録画していなかった。

      • カメラのサーバーレポートを確認してください。axis.com/support/troubleshootingにアクセスしてください。

      • SDカードが正常に動作し、そこに録画が存在することを確認してください。

    • 接続が切れた後、カメラの時刻がずれたか変更された。

      • 今後の録画のために、NTPが正しく同期されていることを確認してください。

      • カメラの時刻をサーバーと同期させるか、カメラにサーバーと同じNTPサーバーを設定してください。

    AXIS Camera Stationにおけるフェイルオーバーによる録画の実装は、以下の使用事例に対応できるよう設計されていません。

    • 制御されたサーバーシャットダウン。

    • 10秒未満の短い接続中断。

    ライブビュー

    ライブビューと再生のパフォーマンス

    このセクションでは、AXIS Camera Stationクライアントでフレームの欠落やグラフィックの問題が発生した場合に考えられる解決策について説明します。

    クライアントハードウェア

    グラフィックカードまたはネットワークアダプターのドライバーが最新であることを確認します。

    • DirectX診断ツールを開きます (コンピューターでdxdiagを検索します)。

    • メーカーのWebサイトで、お使いのOSに対してドライバーが最新かどうかを確認します。

    • クライアントとサーバーが同じマシン上で実行されていることを確認してください。

    • 専用コンピューター上で、クライアントを実行してみます。

    モニターの数を確認する

    内蔵グラフィックカードの場合、1枚のグラフィックカードに対してモニターは2台までが推奨されています。

    • DirectX診断ツールを開きます (コンピューターでdxdiagを検索します)。

    • 専用グラフィックカードがサポートされているかどうかをaxis.com/products/axis-camera-station/hardware-guidelinesで確認してください。

    • クライアントによる仮想マシンの使用はサポートされていません。

    接続中の装置

    同時に多数のクライアントが接続されています。

    • 顧客の標準的な使用事例を確認してください。

    • システムがユーザーの要件を満たし、ハードウェアガイドラインに従っていることを確認してください。axis.com/products/axis-camera-station/hardware-guidelinesを参照してください。

    カメラがAXIS Camera Station以外のVMSに接続されている

    カメラを他のクライアントから切断し、再起動してください (場合によってはカメラの初期化が必要です)。

    同じカメラから、多くの異なるストリーム (特に高解像度) が使用されている

    • Mラインカメラにおいて特に問題になる場合があります。

    • 同じプロファイルまたは低い解像度でストリーミングしてください。 AXIS Camera Stationユーザーマニュアルのストリーミングプロファイルを参照してください。

    サーバーの過負荷

    問題の発生と同じ時間に異常なCPU/RAMの使用がある

    CPU/RAMを消費する他のアプリケーションが同時に実行されていないことを確認してください。

    ネットワークの問題

    問題の発生と同じ時間に異常な帯域幅の使用がある

    帯域幅を消費する他のアプリケーションが同時に実行されていないことを確認してください。

    十分な帯域幅/リモートまたはローカルネットワーク

    • ネットワークトポロジーを確認します。

    • カメラ、サーバー、クライアント間で使用されるすべてのネットワーク装置 (スイッチ/ルーター/ネットワークアダプター/ケーブル) の健全性チェックを行います。

    ライブビューでビデオが表示されない

    ライブビューで、既知の正常なカメラからのビデオが表示されません。

    • ハードウェアデコーディングをオフにしてみてください。 ハードウェアデコーディングはデフォルトで有効になっています。AXIS Camera Stationユーザーマニュアルの「ストリーミング」で「ハードウェアデコーディング」を参照してください。

    考えられるその他の対処法:

    • カメラのwebインターフェースを介してライブビューストリームを見ることができますか? カメラのホームページは正常に動作していますか?

    • カメラサーバーレポートを作成し、axis.com/support/troubleshootingにアクセスしてください。

    • ウイルス対策ソフトウェアがインストールされているかどうかを確認してください。そのソフトウェアがライブストリームをブロックしている可能性があります。

    • AXIS Camera Stationのフォルダーとプロセスを許可し、FAQを参照してください。

    • ファイアウォールが特定のポートの接続をブロックしていないことを確認し、FAQを参照してください。

    • サポートされているWindowsサーバーOSバージョンに対応するデスクトップエクスペリエンスがインストールされていることを確認してください。 AXIS Camera Stationユーザーマニュアルの「エクスポートのスケジュール」を参照してください。

    • 低解像度のストリームが機能するかどうかを確認してください。

    上記のいずれでも問題が解決しない場合

    • AXISサポートに問題を連絡し、報告手順にアクセスしてください。

    ストレージ

    ネットワークストレージにアクセスできない

    ローカルシステムアカウントを使用してAXIS Camera Station Serviceにログインする場合、他のコンピューターの共有フォルダーにリンクしているネットワークストレージを追加することはできません。

    以下の手順で、サービスのログオンアカウントを変更してください。

    1. Windowsの [コントロールパネル] を開きます。

    2. [System & Security (システムとセキュリティ)] カテゴリーで [Administrative Tools (管理ツール)] > [Services (サービス)] を選択します。

    3. [AXIS Camera Station] を右クリックして [Properties (プロパティ)] を選択します。

    4. [Log on (ログオン)] タブをクリックします。

    5. [Local System account (ローカルシステムアカウント)] から [This account (このアカウント)] に変更します。

    6. Windows Active Directoryへのアクセス権を持つユーザーを選択します。

    ネットワークストレージが利用できない

    AXIS Camera Stationサーバーがインストールされているコンピューターは、ネットワークストレージと同じドメインに属している必要があります。

    新しいユーザー名とパスワードを使用してネットワークストレージに再接続できない

    認証が必要なネットワークストレージの場合、ユーザー名とパスワードを変更する前に進行中のすべての接続からネットワークストレージを切断することが重要です。

    ネットワークストレージのユーザー名とパスワードを変更して再接続する手順は、以下のとおりです。

    1. 進行中のすべての接続からネットワークストレージを切断します。

    2. ネットワークストレージが切断されたら、ユーザー名とパスワードを変更してください。

    3. [Configuration > Storage > Management (設定 > ストレージ > 管理)] を選択し、新しいユーザー名とパスワードを使用してネットワークストレージに再接続します。

    動体検知

    一般的な問題

    AXIS Video Motion Detection アプリケーションのインストールに失敗する

    AXIS Video Motion Detection 2または4をインストールできません。 動体録画は、内蔵動体検知機能を使用して行われます。

    アプリケーションを手動でインストールするには、AXIS Camera Stationユーザーマニュアルのカメラアプリケーションのインストールを参照してください。

    現在の動体検知の取得に失敗する

    AXIS Camera Stationがカメラから動体検知パラメーターを取得できません。 動体録画は、内蔵動体検知機能を使用して行われます。

    アプリケーションを手動でインストールするには、AXIS Camera Stationユーザーマニュアルのカメラアプリケーションのインストールを参照してください。

    動体検知が設定されていない

    一覧表示されたカメラで動体検知を設定できません。

    • 動体検知を手動で設定するには、[Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] に移動します。

    • カメラを選択し、[Motion Settings (動体設定)] をクリックして動体検知を設定します。

    動体検知が有効にならない

    一覧表示されたカメラで、動体録画が有効になっていません。

    • 有効にするには、[Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    • カメラを選択し、[Motion detection (動作検知)] をオンにして動体検知を有効にします。

    動体検知によって検知される動く物体が多すぎるか少なすぎる

    このセクションでは、ビデオ動体検知関連の録画で検知数が多い、または少ないことが予想される場合に考えられる解決策について説明します。

    動体設定の調整

    動体設定を選択して、動く物体が検知される範囲を調整することができます。

    1. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    2. カメラを選択し、[Motion Settings (動体設定)] をクリックします。

    3. カメラのファームウェアに合わせて設定を選択します。

      • AXIS Video Motion Detection 2および4: 対象範囲を調整することができます。 AXIS Camera StationユーザーマニュアルのAXIS Video Motion Detection 2および4の編集を参照してください。

      • カメラ内蔵の動体検知機能: 対象範囲と除外範囲を設定することができます。 AXIS Camera Stationのユーザーマニュアルの内蔵動体検知機能の編集を参照してください。

    トリガー期間の調整

    トリガー期間は2つの連続するトリガー間の間隔であり、この設定は連続する録画の回数を減らすために使用されます。 この間隔中に別のトリガーが発生しても録画は継続されます。 別のトリガーが発生した場合、トリガー時間はその時点から再度カウントされます。

    トリガー時間を変更するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    2. カメラを選択し、スライダーを使用して [Trigger period (トリガー期間)] を調整します。

    音声

    ライブビューで音声が聞こえない

    ライブビューで音声が聞こえない場合は、以下の項目をチェックしてください。

    • ご使用のカメラが音声対応であることを確認します。

    • ご使用のコンピューターにサウンドカードが装着されていて、有効になっていることを確認します。

    • 使用中のプロファイルが音声対応に設定されているかを確認します (以下参照)。

    • ユーザーが音声へのアクセス権を持っていることを確認します (以下の説明を参照)。

    音声対応プロファイルを設定する
    1. [Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [Stream profiles (ストリームプロファイル)] に移動します。

    2. カメラを選択します。

    3. ビデオプロファイル設定の [Format (形式)] でMPEG-4またはH.264を選択します。

    4. 音声設定の [Microphone (マイク)] でマイクを選択します。

    5. 音声設定の [Use microphone for (マイクの使用対象)] で音声を有効にするタイミングを選択します。 音声は、[Live view and recording (ライブビューと録画)]、[Live view only (ライブビューのみ)]、または [Recording only (録画のみ)] に該当します。

    6. 該当する場合は、音声設定の [Speaker (スピーカー)] でスピーカーを選択します。

    7. [OK] をクリックします。

    ユーザーのアクセス権を確認および変更する

    以下の設定の確認は、AXIS Camera Stationで設定された管理者権限を持つユーザーがログオンして行ってください。

    1. [Configuration > Security > User permissions (設定 > セキュリティ > ユーザー権限)] に移動します。

    2. ユーザーまたはグループを選択し、[Edit (編集)] をクリックします。

    3. [Advanced (詳細設定)] をクリックします。

    4. [Audio (音声)] を選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    シーケンスで音声が聞こえない

    ストリーミングプロファイルで音声を無効にすることができます。 詳細については、AXIS Camera Stationユーザーマニュアルのストリームプロファイルを参照してください。

    1. [Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [Stream profiles (ストリームプロファイル)] に移動します。

    2. カメラを選択します。

    3. シーケンスの最初のビュー用に使用されているプロファイルで、音声が有効になっていることを確認します。 このプロファイルが、シーケンスのすべてのビューで使用されます。

    再生中に音声が聞こえない

    録画用のプロファイルで音声が有効になっていない場合、音声は録音されません。

    M-JPEGビデオでは音声は使用できません。 別のビデオ形式を選択してください。

    録画で音声を有効にするには:

    1. 使用するビデオプロファイルがMPEG-4またはH.264に設定されていることを確認します。

      1. [Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [Stream profiles (ストリームプロファイル)] に移動します。

      2. カメラを選択します。

      3. 使用するビデオプロファイルに対し、[Format (フォーマット)] ドロップダウンリストから [MPEG-4] または [H.264] を選択します。

      4. [Apply (適用)] をクリックします。

    2. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    3. カメラを選択します。

    4. [Profile (プロファイル)] ドロップダウンリストからMPEG-4またはH.264のプロファイルを選択します。

    5. [Apply (適用)] をクリックします。

    ルールトリガー録画

    既存のルールで音声を有効にするには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. ルールを選択し、[Edit (編集)] をクリックします。

    3. [アクション] のステップで、録画アクションを選択し、[Edit (編集)] をクリックします。

    4. 音声が有効なプロファイルを選択します。

    5. [Finish (完了)] をクリックして設定を保存します。

    ログイン

    サーバーにログインまたは接続できない

    このセクションでは、単一サーバーへの接続時に発生するログインおよび接続の問題について説明します。 複数のサーバーにログインした場合は、クライアントが起動し、ステータスバーに接続状態が表示されます。 接続ステータスの詳細については、AXIS Camera Stationユーザーマニュアルの「接続ステータス」を参照してください。

    ユーザー名またはパスワードが正しくありません

    指定のサーバーにログインするためのユーザー名とパスワードの組み合わせが有効ではありません。

    • 正しく入力しているか、別のアカウントのユーザー名とパスワードを使用していないか、確認してください。

    • ユーザーがAXIS Camera Stationサーバーへのアクセス権を持っていることを確認してください。

    • AXIS Camera StationサーバーとAXIS Camera Stationクライアントの時刻が同期されていることを確認してください。 ドメインユーザーの場合、ドメインサーバーの時刻がサーバーおよびクライアントと同期されていることを確認してください。

    • サーバーに追加されていないが、ローカルの管理者グループのメンバーであるユーザーは、管理者としてクライアントを実行する必要があります。

    • ユーザーアクセス権については、AXIS Camera Stationユーザーマニュアルのユーザー権限の設定を参照してください。

    ユーザーにサーバーにログインする権限がありません

    指定のサーバーでAXIS Camera Stationを使用する権限のないユーザー名です。

    [ユーザー権限] ダイアログでユーザーを追加します。

    メッセージのセキュリティを確認できません

    サーバーへの安全な接続の設定中に発生するエラーは、ほとんどの場合、クライアントとサーバーの時刻の非同期が原因です。

    サーバーとクライアントのUTC時間が正しく同期されているか確認してください。 クライアントとサーバーの時刻の差が3時間以内になるように調整してください。

    サーバーコンピューターに接続できません

    クライアントはサーバーとの接続を確立できませんでした。

    • サーバーコンピューターがネットワークに接続されていることを確認してください。

    • サーバーコンピューターが動作しているかを確認してください。

    • ファイアウォールが適切に設定されているかを確認してください。

    • サーバーアドレスが正しく入力されているかを確認してください。

    • クライアントのプロキシ設定を確認してください。

    サーバーから応答がありません。

    クライアントはサーバーコンピューターと接続できますが、AXIS Camera Stationサーバーが動作していません。

    適切なコンピューターに接続しており、AXIS Camera Stationサーバーが動作していることを確認します。

    クライアントがサーバーに接続できない

    クライアントがサーバーに接続できず、エラーメッセージが表示されます。

    ネットワークが適切に設定されているかを確認してください。

    • ご使用のOSがサポートされていることを確認してください。

      • サポートされているOSの全リストはAXIS Camera Stationのリリースノートで確認できます。

    • AXIS Camera Stationサーバーが実行中であることを確認してください。

      • サーバーはService Controlから起動します。

    • クライアントとサーバーが同じネットワークに接続されていることを確認してください。

      • そうでない場合、クライアントはサーバーの外部IPアドレスを使用する必要があります。

    • サーバーとクライアント間にプロキシサーバーがあるかどうかを確認してください。

      • Service Controlでサーバーのプロキシを設定します。

    • サーバーとクライアント間にプロキシサーバーがあるかどうかを確認してください。

      クライアントのプロキシ設定を調整します。

      • ログインページの左下隅で、[Change proxy settings (プロキシ設定を変更)] を選択します。

      • または、Windowsのインターネットオプションで設定し、[Change Proxy settings (プロキシ設定を変更)] でデフォルトオプションの使用を選択します。

    サーバーに接続できません

    サーバーへの接続中に不明なエラーが発生しました。

    • AXIS Camera Stationサーバーのアドレスとポート番号が正しいかどうかを確認してください。

    • サーバーへの接続が、NAT、ファイアウォール、ウイルス対策ソフトウェアによって遮断されていないかどうかを確認してください。

    • AXIS Camera Station Service Controlを使用して、サーバーが動作していることをチェックしてください。

      • Windowsの通知エリアのアイコンをダブルクリックして、Service Controlを開きます。 AXIS Camera StationユーザーマニュアルのAXIS Camera Station Service Controlを参照してください。

      • [General (全般)] タブにサーバーのステータスが表示されます。 ステータスが [停止] の場合、[Start (開始)] をクリックしてサーバーを起動します。

    サーバーを検出できません

    入力されたIPアドレスをクライアントが解決できません。

    • サーバーコンピューターがネットワークに接続されているかどうかを確認してください。

    • AXIS Camera Stationサーバーのアドレスとポート番号が正しいかどうかを確認してください。

    • サーバーへの接続がNAT、ファイアウォール、ウイルス対策ソフトウェアによって遮断されていないかどうかを確認してください。

    サーバーとクライアントのバージョンが異なります

    クライアントで、サーバーより新しいバージョンのAXIS Camera Stationが実行されています。

    サーバーをアップグレードして、クライアントと同じバージョンを実行してください。

    サーバーとクライアントのバージョンが異なります

    サーバーで、クライアントより新しいバージョンのAXIS Camera Stationが実行されています。

    クライアントをアップグレードして、サーバーと同じバージョンを実行してください。

    サーバーに接続できません。 サーバーがビジー状態で応答できません。

    パフォーマンスの問題により、サーバーが応答できません

    サーバーコンピューターとネットワークが過負荷になっていないかどうかを確認します。

    ローカルのAXIS Camera Stationサーバーが起動していません

    ユーザーは [This computer (このコンピューター)] を使用して接続を試みましたが、インストールされているAXIS Camera Stationサーバーが実行されていません。

    システムトレイのService Controlを使用してAXIS Camera Stationを起動するか、リモートサーバーを選択してログインしてください。

    このコンピューターに、AXIS Camera Stationサーバーがインストールされていません

    ユーザーは [This computer (このコンピューター)] を使用して接続を試みましたが、このコンピューターにはサーバーがインストールされていません。

    AXIS Camera Stationサーバーをインストールするか、別のサーバーを選択してください。

    選択したサーバーリストは空です

    ログインするために選択したサーバーリストが空でした。

    サーバーリスト選択の横にある [Edit (編集)] リンクをクリックして、サーバーリストにサーバーを追加してください。

    ライセンス

    ライセンス登録の問題

    自動登録でエラーが発生した場合、以下のように対処してください。

    • ライセンスキーを正しく入力したかどうかをチェックします。

    • クライアントのプロキシ設定を変更して、AXIS Camera Stationがインターネットにアクセスできるようにします。

    • [The server is not connected to the internet (サーバーはインターネットに接続していません)] オプションを選択します。

    • サーバーIDをメモし、axis.com/licenses/systemsからAXIS Camera Stationをアクティブ化します。

    • サーバーの時刻が正しいことを確認します。

    詳細については、axis.com/products/axis-camera-station/licenseを参照してください。

    ユーザー

    ドメインユーザーが見つかりません

    ドメインユーザーの検索が失敗する場合、以下の手順でサービスログオンアカウントを変更してください。

    1. Windowsの [コントロールパネル] を開きます。

    2. [システムとセキュリティ] のカテゴリーで [Administrative Tools (管理ツール)] を選択し、[Services (サービス)] を選択します。

    3. [AXIS Camera Station] を右クリックして [Properties (プロパティ)] を選択します。

    4. [Log on (ログオン)] タブをクリックします。

    5. [Local System account (ローカルシステムアカウント)] から [This account (このアカウント)] に変更します。

    6. Windows Active Directoryへのアクセス権を持つユーザーを選択します。

    証明書エラー

    証明書エラーが解決されない限り、AXIS Camera Stationは装置と通信できません。

    次のような証明書エラーが発生する場合があります。

    証明書が見つかりません –
    装置の証明書が削除された場合。 証明書が削除された原因が分かっている場合は、[Repair (修復)] をクリックして証明書を修復します。 不正アクセスの疑いがある場合は、問題を調査してから [修復] ボタンをクリックしてください。 [Advanced (詳細設定)] をクリックすると、証明書の詳細情報が表示されます。 証明書が削除された原因として、以下のケースが考えられます。
    • 装置が工場出荷時の状態にリセットされた。

    • 安全なHTTPS通信が無効になった。

    • 権限のない第三者が装置に不正アクセスし、変更を行った。

    信頼できない証明書 –
    装置の証明書がAXIS Camera Stationの外部で変更されている場合のエラー。 権限のない第三者が装置に不正アクセスし、変更を行った可能性があります。 証明書が変更された理由が分かっている場合は、[Trust This Device (この装置を信頼する)] をクリックします。 そうでない場合は、問題を調査してからボタンをクリックしてください。 [Advanced (詳細設定)] をクリックすると、証明書の詳細情報が表示されます。

    認証局のパスフレーズがない

    AXIS Camera Stationに認証局があるが、一緒にパスフレーズが保存されていない場合は、次のアラームが表示されます。

    You need to provide a passphrase for the Certificate Authority certificate. Read the AXIS Camera Station User Manual for more information. (認証局証明書のパスフレーズを指定する必要があります。詳細については、AXIS Camera Stationユーザーマニュアルを参照してください。)

    この問題は、次の3つの方法で解決できます。

    • 装置でHTTPSを有効にする

    • 既存の認証局をインポートする

    • AXIS Camera Stationで新しい認証局を生成する

    装置でHTTPSを有効にするには:

    1. [Configuration (設定)] タブを開きます。

    2. [Devices (装置)] > [Management (管理)] に移動します。

    3. リスト内で右クリックし、装置を選択して、[Security (セキュリティ)] > [HTTPS] > [Enable/Update (有効化/更新)] に移動します。

    4. [Yes (はい)] をクリックして確定します。

    5. 認証局のパスフレーズを入力します。 その後、[OK] をクリックします。

    既存の認証局をインポートするには:

    1. [Configuration (設定)] タブを開きます。

    2. [Security (セキュリティ)] > [Certificates (証明書)] に移動します。

    3. [Import... (インポート...)] をクリックします。

    4. [OK] をクリックして、既存の認証局を置き換えることを確定します。

    5. AXIS Camera Stationは装置との接続を失い、一部のシステムコンポーネントが再起動します。

    6. 既存の認証局を見つけて開きます。

    7. 認証局のパスフレーズを入力します。 その後、[OK] をクリックします。

    AXIS Camera Stationで新しい認証局を生成するには:

    1. [Configuration (設定)] タブを開きます。

    2. [Security (セキュリティ)] > [Certificates (証明書)] に移動します。

    3. [Generate... (生成...)] をクリックします。

    4. [OK] をクリックして、既存の認証局を置き換えることを確定します。

    5. AXIS Camera Stationは装置との接続を失い、一部のシステムコンポーネントが再起動します。

    6. 新しい認証局のパスフレーズを作成します。 その後、[OK] をクリックします。

    時刻同期

    Windowsタイムサービスが実行されていない

    Windows TimeサービスがNTPサーバーに同期していません。 これは、NTPサーバーに到達できないことが原因となっている可能性があります。 次の点を確認します。

    • NTPサーバーがオンラインである。

    • ファイアウォールの設定は適正である。

    • 装置はNTPサーバーと通信できるネットワーク上にある。

    サポートについては、システム管理者にお問い合わせください。

    {device}で{time}の時差を検出しました

    装置はサーバー時刻と同期していません。

    1. [Configuration > Devices > Time synchronization (設定 > 装置 > 時刻同期)] に移動し、装置のサーバー時間オフセットを確認します。

    2. サーバーの時間オフセットが2秒を超える場合:

      1. [Enable time synchronization (時刻同期を有効にする)] が選択されていることを確認します。

      2. 装置が指定されたNTPサーバーと通信可能であることを確認します。

      3. [Configuration > Devices > Management (設定> 装置 > 管理)] で装置を再読み込みします。

    3. サーバーのタイムオフセットが2秒未満の場合、装置が時刻同期のために十分なデータを送信しない可能性があります。

      1. [Send alarm when the time difference between server and device is larger than 2 seconds (サーバーと装置の時差が2秒を超える場合にアラームを送信する)] をオフにしてアラームを無効にします。

      2. 装置がサーバーと正しく同期されていません。 録画のタイムスタンプは、装置が録画した時刻ではなく、サーバーが録画を受信した時刻に付きます。

    ヘルプが必要な場合は、Axisサポートにお問い合わせください。

    技術サポート

    AXIS Camera Stationのライセンスバージョンをお持ちのお客様は、技術サポートをご利用いただけます。 技術サポートに連絡するには、 > [Help (ヘルプ)] > [Online Support (オンラインサポート)] を選択するか、axis.com/supportにアクセスします。

    サポートケースにシステムレポートとスクリーンショットを送付されることをお勧めします。

    システムレポートを作成するには、 [ > Help > System report (> ヘルプ > システムレポート)] を選択します。

    報告手順

    このガイドを使用しても解決できない問題がある場合は、Axisオンラインヘルプデスクに問題を連絡してください。 弊社のサポートチームが問題を理解し、解決できるようにするために、以下の情報を含める必要があります。

    • 問題の再現方法または問題の発生状況に関する明確な説明。

    • 問題が発生する時刻および関係するカメラ名やIPアドレス。

    • 問題が発生した直後に生成されたAXIS Camera Stationシステムレポート。 問題を再現できるクライアントまたはサーバーからシステムレポートを生成してください。

    • 必要に応じて、問題を示すスクリーンショットや録画。 スクリーンショットを撮影するときや録画を行うときには、デバッグオーバーレイ機能を有効にします。 詳細については下記を参照してください。

    • 必要な場合にのみデータベースファイルを含めます。データベースファイルを除外すると、ケースのアップロードが速くなります。

    必要に応じて、サポートチームから追加の情報が求められる場合があります。
    その場合は、以下の情報を提供してください。

    たとえば、ネットワークトレースやデータベースファイルなど、ファイルが100 MBを超える場合は、信頼できる安全なファイル共有サービスを使用してファイルを送信してください。

    デバッグレベルのログ –
    より多くの情報を収集するためにデバッグレベルでのログ作成が必要になる場合があります。 この作業は、Axisサポートエンジニアから要求があった場合にのみ行います。 手順は、Axisオンラインヘルプデスクで確認できます。
    ライブビューデバッグオーバーレイ –
    場合によっては、オーバーレイ情報のスクリーンショットや、対象時間帯の値の変化を示すビデオを提供することが役立ちます。 オーバーレイ情報を追加するには、次のようにします。
    • キーの組み合わせ Ctrl + i 1回押すと、ライブビューでオーバーレイ情報が表示されます。

    • キーの組み合わせ Ctrl + i 2回押すと、デバッグ情報が追加されます。

    • キーの組み合わせ Ctrl + i 3回押すと、オーバーレイが非表示になります。

    ネットワークトレース –
    サポートエンジニアから要求があった場合、AXIS Camera Stationシステムレポートと同時に以下の情報が生成される必要があります。
    • 再現性がある場合、問題発生前後に渡りネットワークトレースを取得します。 これには以下が含まれます。

      • カメラで取得された60秒のネットワークトレース (カメラファームウェア5.20以上でのみ適用可能)

        次のVAPIXコマンドを使用します。 必要に応じ、ログイン、IPアドレス、期間 (秒) を変更します。

        http://root:pass@192.168.0.90/axis-cgi/debug/debug.tgz?cmd=pcapdump&duration=60

      • サーバーとカメラ間での通信を示すサーバーで取得された10~30秒のネットワークトレース。

    データベースファイル –
    データベースを調査または手動で修復する必要がある場合。 システムレポートを生成する前に、[Include database in the report (レポートにデータベースを含める)] を選択します。
    スクリーンショット –
    UIに関連するライブビューの問題の場合は、スクリーンショットを使用してください。 たとえば、録画のタイムラインの表示が必要な場合や説明が難しい場合です。
    画面の録画 –
    問題を言葉で説明するのが難しい場合、たとえば問題の再現に多くのUI操作が関わる場合は、画面録画を使用してください。