AXIS Camera Station Pro - ユーザーマニュアル

最新情報

AXIS Camera Station Proの各リリースの新機能については、AXIS Camera Station Proの新機能を参照してください。

システム機能

AXIS Camera Stationのシステム機能の詳細については、AXIS Camera Station Pro Feature Guideを参照してください。

チュートリアルビデオ

システムの使用方法の詳細な例については、AXIS Camera Station Proチュートリアルビデオを参照してください。

その他のマニュアル

クイックスタート

このチュートリアルでは、システムを起動して実行中にする手順について説明します。

開始する前に:

管理者向け:

  1. ビデオ管理システムを起動する

  2. 装置の追加

  3. 録画方法の設定

オペレーター向け:

  1. ライブビデオを表示する

  2. 録画を表示する

  3. 録画のエクスポート

  4. AXIS File Playerでの録画の再生と検証

ビデオ管理システムを起動する

AXIS Camera Station Proクライアントのアイコンをダブルクリックすると、クライアントが起動します。 クライアントの初回起動時には、同じコンピューターにインストールされたAXIS Camera Station Proサーバーに自動的にログインしようとします。

クライアントが開くと、システムのライセンスを取得するよう求められます。 [License now (今すぐライセンスを取得)] をクリックして [Manage licences (ライセンス管理)] ページに移動します。ここで、サーバーを組織に登録して、ライセンス取得プロセスを開始できます。 詳細については、接続中のサービスを管理するおよびライセンスを管理を参照してください。 VMS Webクライアント、システムの健全性監視、オンラインライセンス取得など、接続中のサービスにアクセスするには、システムを組織に登録してから、システムに接続する必要があります。

複数のAXIS Camera Station Proサーバーに異なる方法で接続できます。サーバーにログインするを参照してください。

装置の追加

AXIS Camera Station Proを初めて起動すると、[Add devices (デバイスの追加)] ページが開きます。AXIS Camera Station Proはネットワークで接続済みの装置を検索し、見つかった装置のリストを表示します。装置の追加を参照してください。

  1. 追加するカメラをリストから選択します。 カメラが見つからない場合は、[Manual search (手動検索)] をクリックします。

  2. [Add (追加)] をクリックします。

  3. [Quick configuration (クイック設定)] または [Site Designer configuration (Site Designer設定)] を選択します。 [Next (次へ)] をクリックします。Site Designerプロジェクトのインポートを参照してください。

  4. デフォルト設定を使用し、録画方法が [None (なし)] に設定されていることを確認します。 [Install (インストール)] をクリックします。

録画方法の設定

  1. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] に移動します。

  2. カメラを選択します。

  3. [Motion detection (動体検知)] または [Continuous (連続)] をオンにします。

  4. [Apply (適用)] をクリックします。

ライブビデオを表示する

  1. [Live view (ライブビュー)] タブを開きます。

  2. ライブビデオを表示するカメラを選択します。

詳細については、ライブビューを参照してください。

録画を表示する

  1. [Recordings (録画)] タブを開きます。

  2. 録画を表示するカメラを選択します。

詳細については、録画を参照してください。

録画のエクスポート

  1. [Recordings (録画)] タブを開きます。

  2. 録画をエクスポートするカメラを選択します。

  3. をクリックすると、選択マーカーが表示されます。

  4. マーカーをドラッグして、エクスポートする録画を含めます。

  5. をクリックして [Export (エクスポート)] タブを開きます。

  6. [Export... (エクスポート...)] をクリックします。

詳細については、録画のエクスポートを参照してください。

AXIS File Playerでの録画の再生と検証

  1. エクスポートした録画を含むフォルダーに移動します。

  2. AXIS File Playerをダブルクリックします。

  3. をクリックすると、録画のノートが表示されます。

  4. デジタル署名を検証するには、次のようにします。

    1. [Tools > Verify digital signature (ツール > デジタル署名の検証)] に移動します。

    2. [Validate with password (パスワードで検証)] を選択し、パスワードを入力します。

    3. [Verify (検証)] をクリックします。 検証結果ページが表示されます。

  5. デジタル署名は署名付きビデオとは異なります。 署名付きビデオを使用すると、ビデオを元のカメラに戻してトレースし、録画がいたずらされていないことを確認できます。 詳細については、署名付きビデオとカメラのユーザーマニュアルを参照してください。

ネットワーク設定

AXIS Camera Station Proクライアント、AXIS Camera Station Proサーバー、接続されているネットワーク装置が異なるネットワーク上にある場合は、AXIS Camera Station Proを使用する前にプロキシまたはファイアウォールを設定します。

クライアントのプロキシ設定

プロキシサーバーによってクライアントとサーバーが分離されている場合は、クライアントのプロキシ設定を編集します。

  1. AXIS Camera Station Proクライアントを開きます。

  2. [Change client proxy settings (クライアントのプロキシ設定を変更)] をクリックします。

  3. クライアントのプロキシ設定を変更します。 ユーザーマニュアルでクライアントのプロキシー設定を参照してください。

  4. [OK] をクリックします。

サーバーのプロキシ設定

プロキシサーバーによってネットワーク装置とサーバーが分離されている場合は、サーバーのプロキシ設定を編集します。

  1. AXIS Camera Station Pro Service Controlを開きます。

  2. [Modify settings (設定の変更)] を選択します。

  3. [プロキシの設定] セクションで、デフォルトの [システムアカウントのインターネットオプション] を使用するか、[Use manual proxy settings (手動でプロキシを設定する)] を選択します。全般を参照してください。

  4. [Save (保存)] をクリックします。

NATとファイアウォール

クライアントとサーバーがNATやファイアウォールなどで隔てられている場合は、NATやファイアウォールを設定して、AXIS Camera Station Pro Service Controlで指定されているHTTPポート、TCPポート、ストリーミングポートがファイアウォールやNATを通過できるようにします。NATまたはファイアウォールの設定手順については、ネットワーク管理者に問い合わせてください。

サーバーポートの設定

AXIS Camera Station Proサーバーでは、ポート29202 (TCP)、29204 (モバイル通信)、29205 (モバイルストリーミング) がサーバーとクライアントの間の通信に使用されます。 必要な場合、これらのポートはAXIS Camera Station Pro Service Controlで変更できます。

詳細については、全般を参照してください。

セキュリティに関する考慮事項

カメラや録画に対する不正アクセスを防止するため、次のことに注意してください。

  • すべてのネットワーク装置 (カメラ、ビデオエンコーダ、補助装置) で強力なパスワードを使用します。

  • AXIS Camera Station Proサーバー、カメラ、ビデオエンコーダ、補助装置をオフィスネットワークから分離された安全なネットワークにインストールします。AXIS Camera Station Proクライアントは、インターネットアクセスのあるネットワークなど別のネットワーク上のコンピューターにインストールすることができます。

  • すべてのユーザーが強力なパスワードを使用していることを確認してください。 Windows Active Directoryは、高レベルのセキュリティを提供します。

AXIS Camera Station Proについて

AXIS Camera Station Proは、中小規模の設置環境向けに監視と録画が一体となったシステムです。

AXIS Camera Station Proサーバー –
システム内のカメラ、ビデオエンコーダ、補助装置とのすべての通信を処理します。 それぞれのサーバーが通信できるカメラやエンコーダの数は、利用可能な合計帯域幅によって制限されます。
AXIS Camera Station Proクライアント –
録画、ライブビデオ、ログ、および設定にアクセスできます。 クライアントは任意のコンピューターにインストールでき、インターネットや社内ネットワーク上のどこからでもリモートで監視や制御を行うことができます。
AXIS Camera Station Webクライアント –
AXIS Camera Station Proの録画とライブビデオにWebブラウザーからアクセスできるようになります。 AXIS Camera Station Pro Webクライアントを使用してプライベートネットワークでシステムにアクセスするか、またはAXIS Camera Station Cloud Webクライアントを使用してどこからでもシステムにアクセスするかを選択します。 詳細については、AXIS Camera Station Webクライアントユーザーマニュアルを参照してください。
AXISモバイル監視アプリ –
複数のシステムの録画やライブ映像にアクセスできます。 このアプリはAndroid装置やiOS装置にインストールでき、他の場所からリモートで監視を行うことができます。 HTTPSを使用してAXIS Camera Station Proサーバーと通信します。全般のサーバー設定のセクションの説明に従って、モバイル通信およびストリーミングポートの設定を行ってください。 アプリの使用方法の詳細については、AXIS Camera Station Mobile Appユーザーマニュアルを参照してください。

複数のクライアントを同一サーバーに接続することができ、また各クライアントはそれぞれ複数のサーバーに接続することができます。

サーバーにログインする

AXIS Camera Station Proクライアントを使用すると、同じコンピューターやネットワーク上にインストールされている1つまたは複数のサーバーに接続することができます。AXIS Camera Station Proサーバーに異なる方法で接続できます。

最後に使用したサーバー –
前のセッションで使用したサーバーに接続します。
このコンピューター –
クライアントと同じコンピューターにインストールされているサーバーに接続します。
リモートサーバー –
リモートサーバーへのログインを参照してください。
AXIS Secure Remote Access –
AXIS Secure Remote Accessにサインインするを参照してください。

サーバーに初めて接続しようとするときに、クライアントはサーバー証明書IDをチェックします。 正しいサーバーに接続していることを確認するには、証明書IDをAXIS Camera Station Pro Service Controlに表示されたものに照らして手動で確認します。全般を参照してください。

AXIS Camera Station Proクライアントユーザーの認証にはKerberosを使用することをお勧めします。詳細については、AXIS Camera Station Proシステム強化ガイドの「Kerberosを使用した認証」を参照してください。

Server list (サーバーリスト)サーバーリストからサーバーに接続するには、[Server list (サーバーリスト)] ドロップダウンメニューからサーバーを選択します。 サーバーリストを作成または編集するには、 をクリックします。サーバーリストを参照してください。
Import server list (サーバーリストのインポート)AXIS Camera Station Proからエクスポートされたサーバーリストファイルをインポートするには、右下の [Import server list (サーバーリストをインポート)] をクリックして、.mslファイルを参照します。サーバーリストを参照してください。
Delete saved passwords (保存したパスワードの削除)接続済みのすべてのサーバーで保存されたユーザー名とパスワードを削除するには、[Delete saved passwords (保存したパスワードを削除)] をクリックします。
Change client proxy settings (クライアントのプロキシ設定を変更)サーバーに接続するには、クライアントのプロキシ設定を変更する必要がある場合があります。Change client proxy settings (クライアントプロキシ設定の変更)] をクリックします。クライアントのプロキシー設定を参照してください。

リモートサーバーへのログイン

  1. [Remote server (リモートサーバー)] を選択します。

  2. [Remote server (リモートサーバー)] ドロップダウンリストからサーバーを選択するか、IPアドレスまたはDNSアドレスを入力します。 サーバーが一覧表示されていない場合は、をクリックして使用可能なすべてのリモートサーバーを再読み込みします。 サーバーがデフォルトのポート番号 (29202) とは異なるポートでクライアントを受け入れるよう設定されている場合は、IPアドレスの後にポート番号 (192.168.0.5:46001など) を入力します。

  3. 利用可能な機能は以下のとおりです。

    • 現在のWindowsユーザーとしてログインするには、[Log in as current user (現在のユーザーでログイン)] を選択します。

    • [Log in as current user (現在のユーザーでログイン)] のチェックマークを外し、[Log in (ログイン)] をクリックします。 別のユーザー名とパスワードを使用してログインする場合は、[Other user (その他のユーザー)] を選択して別のユーザー名とパスワードを入力します。

AXIS Secure Remote Accessにサインインする

Axis Secure Remote Accessを使用してサーバーに接続しようとすると、サーバーはクライアントを自動的にアップグレードできません。

  1. [Sign in to AXIS Secure Remote Access (AXIS Secure Remote Accessにサインイン)] リンクをクリックします。

  2. My Axisアカウントの認証情報を入力します。Axis Secure Remote Accessを参照してください。

  3. [Sign in (サインイン)] をクリックします。

  4. [Grant (許可)] をクリックします。

クライアントのプロキシー設定

これらの設定は、AXIS Camera Station ProクライアントとAXIS Camera Station Proサーバーの間にあるプロキシサーバーに適用されます。

AXIS Camera Station Proサーバーとネットワークカメラの間にあるプロキシサーバーを設定する場合は、AXIS Camera Station Pro Service Controlを使用してください。AXIS Camera Station Pro Service Controlを参照してください。

設定に適したオプションを選択します。

  • Direct connection (直接接続): AXIS Camera Station ProクライアントとAXIS Camera Station Proサーバーの間にプロキシサーバーがない場合は、このオプションを選択してください。

  • Use Internet Options settings (インターネットオプションの設定を使用) (デフォルト): Windows設定を使用するには、このオプションを選択します。

  • Use manual proxy settings (手動でプロキシを設定する): プロキシー設定を手動で設定するには、このオプションを選択します。 [手動設定] セクションで、必要な情報を提供します。

    • Address (アドレス): プロキシーサーバーのアドレスまたはホスト名を入力します。

    • Port (ポート): プロキシーサーバーが使用するポート番号を入力します。

    • Do not use proxy server for addresses beginning with (次で始まるアドレスにはプロキシを使用しない): プロキシによるアクセスから除外したいサーバーを入力します。 複数のアドレスを指定する場合は、セミコロン (;) で区切ります。 アドレスやホスト名にワイルドカードを使用できます。たとえば、 「192.168.*」、「*.mydomain.com」とします。

    • Always bypass proxy server for local addresses (ローカルアドレスには常にプロキシサーバーを使用しない): このオプションを選択すると、ローカルコンピューター上のサーバーに接続する際にはプロキシサーバーをバイパスします。 ローカルアドレスにはドメイン名の拡張子はありません。たとえば、http://webserver/、http://localhost、http://loopback、http://127.0.0.1となります。

AXIS Camera Station Proクライアント

[Configuration (設定)] タブにある [Add devices (装置を追加)] ページは、AXIS Camera Station Proを初めて使用するときに表示されます。装置の追加を参照してください。

タブ

Live view (ライブビュー)接続されたカメラからのライブビデオを表示します。ライブビューを参照してください。
Recordings (録画)録画の検索、再生、エクスポートを行います。録画を参照してください。
Smart search 1 (スマート検索1)動き検索を使用して、録画されたビデオから重要なイベントを見つけます。スマート検索1を参照してください。
Data search (データ検索)外部ソースまたはシステムからデータを検索し、各イベントの発生時に何が起こったかを追跡します。データ検索を参照してください。
Configuration (設定)接続された装置の管理とメンテナンス、クライアントおよびサーバーの設定を行います。設定を参照してください。
Hotkeys (ホットキー)アクションのホットキーの一覧です。ホットキーを参照してください。
Logs (ログ)アラームログ、イベントログ、および監査ログです。ログを参照してください。
Access management (アクセス管理)システムのカード所持者、グループ、ドア、ゾーン、アクセスルールを設定および管理します。アクセス管理を参照してください。
Smart search 2 (スマート検索2)高度なフィルターを使用して、特徴に基づいて車両や人物を検索します。スマート検索2を参照してください。
システムの健全性監視1つまたは複数のAXIS Camera Station Proシステムからのヘルスデータを監視します。System Health MonitoringBETAを参照してください。
Live view alerts (ライブビューアラート)ライブビューアクションがトリガーされると、カメラの [ライブビューアラート] タブまたはビューに自動的に移動します。ライブビューアクションの作成を参照してください。
Recording alerts (録画アラート)[Alarms (アラーム)] タブまたは [Logs (ログ)] タブでアラームを選択し、Go to recordings (録画を表示) をクリックして [Recording alerts (録画アラート)] タブを開きます。アラームおよびログを参照してください。

メインメニュー

メインメニューを開きます。
Servers (サーバー)新しいAXIS Camera Station Proサーバーに接続し、サーバーリストを表示して、すべてのサーバーの接続ステータスを確認します。サーバーの設定を参照してください。
Actions (アクション)録画を手動で開始または停止し、I/Oポートのステータスを変更します。手動による録画およびI/Oポートの監視を参照してください。
ヘルプヘルプ関連のオプションを開きます。 [Help (ヘルプ)] > [About (バージョン情報)] に移動して、使用中のAXIS Camera Station Proクライアントのバージョンを確認します。
Log out (ログアウト)サーバーとの接続を切断し、AXIS Camera Station Proクライアントからログオフします。
Exit (終了)AXIS Camera Station Proクライアントを終了して閉じます。

タイトルバー

またはF1を選択します。ヘルプを開きます。
全画面モードに入ります。
またはESC全画面モードを終了します。

ステータスバー

ステータスバーの表示内容はたとえば次のようになります。

  • クライアントとサーバー間に時間の不一致がある場合、警告のアイコンが表示されます。 タイムラインの問題が発生しないように、クライアントの時刻がサーバーの時刻と同期していることを必ず確認してください。

  • サーバーの接続ステータスには、接続するサーバー数が表示されます。 「接続ステータス」を参照してください。

  • ライセンスステータスには、ライセンスされていない装置数が表示されます。を参照してください。

  • [Secure Remote Access Usage (セキュアリモートアクセスの使用)] には、今月使用したデータのうち、サービスレベルに含まれる量との比較で、残存または超過したデータ量が表示されます。Axis Secure Remote Accessを参照してください。

  • 管理者としてログインしている場合、新しいバージョンがあると [AXIS Camera Station Pro update available (AXIS Camera Station Proの更新が利用できます)] と表示されます。AXIS Camera Station Proの更新を参照してください。

アラームとタスク

[Alarms (アラーム)] タブと [Tasks (タスク)] タブには、トリガーされたイベントとシステムアラームが表示されます。アラームおよびタスクを参照してください。

ライブビュー

ライブビューには、ビューとカメラ、接続されているカメラからのライブビデオが表示されます。複数のAXIS Camera Station Proサーバーに接続している場合は、接続されているサーバーのすべてのビューとカメラがサーバー名でグループ化されて表示されます。

ビューを使用して、AXIS Camera Station Proに追加されているすべてのカメラと装置にアクセスできます。 ビューは、1台以上のカメラ、アイテムのシーケンス、マップ、またはWebページで構成できます。 システムから装置を追加または削除すると、ライブビューの表示は自動的に更新されます。

すべてのユーザーはビューにアクセスできます。 ユーザーのアクセス権の詳細については、ユーザー権限の設定を参照してください。

ライブビューの設定方法については、クライアントの設定を参照してください。

複数のモニター

別の画面でビューを開くには:

  1. [Live view (ライブビュー)] タブを開きます。

  2. 1台以上のカメラ、ビュー、シーケンスを選択します。

  3. それらを別の画面にドラッグアンドドロップします。

Axisビデオデコーダに接続されたモニターでビューを開くには:

  1. [Live view (ライブビュー)] タブを開きます。

  2. 1台以上のカメラ、ビュー、シーケンスを選択します。

  3. カメラ、ビュー、またはシーケンスを右クリックし、使用しているビデオデコーダに応じて [Show on AXIS T8705 (AXIS T8705で表示)] または [Show on AXIS D1110 (AXIS D1110で表示)] を選択します。

  • AXIS T8705はAxisカメラのみをサポートしています。
  • AXIS D1110は、1つの分割ビューで最大8つのストリームをサポートします。

ライブビューでのビューの管理

新しい分割ビュー、シーケンス、カメラビュー、マップ、Webページ、またはフォルダーを追加します。
ビューまたはカメラ名を編集します。カメラの設定の編集方法については、カメラ設定の編集を参照してください。
ビューを削除します。 ビューとすべてのセカンダリビューを編集および削除するための権限が必要です。AXIS Camera Station Proからカメラを削除する方法については、カメラを参照してください。
管理者はビューをロックして、オペレーターや閲覧者がビューを移動または編集できないようにすることが可能です。

ライブビューで画像を管理する

Navigate (移動)カメラビューに移動するには、分割ビューで画像を右クリックし、[Navigate (移動)] を選択します。
Show on (次に表示)別の画面でビューを開くには、画像を右クリックし、[Show on (次に表示)] を選択します。
Take snapshot (スナップショットを撮る)スナップショットを撮るには、画像を右クリックし、[Take snapshot (スナップショットを撮る)] を選択します。[Configuration (設定)] > [Client (クライアント)] > [Settings (設定)] で指定したスナップショットフォルダーにスナップショットが保存されます。
Add snapshot to export (スナップショットをエクスポートに追加する)スナップショットを [Export (エクスポート)] タブのエクスポートリストに追加するには、画像を右クリックし、[Add snapshot to export (スナップショットをエクスポートに追加する)] を選択します。
Stream profile (ストリームプロファイル)ストリームプロファイルを設定するには、画像を右クリックし、[Stream profile (ストリームプロファイル)] を選択します。ストリームプロファイルを参照してください。
ズームズームイン/ズームアウトするにはマウスのホイールを使用します。 または、CTRL + (+) を押すとズームインでき、CTRL + (-) を押すとズームアウトできます。
Use Mechanical PTZ (メカニカルPTZを使用)メカニカルPTZは、PTZカメラと、カメラのwebインターフェースでデジタルPTZが有効に設定されているカメラで利用することができます。 メカニカルPTZを使用するには、画像を右クリックし、[Use Mechanical PTZ (メカニカルPTZを使用)] を選択します。 マウスを使用して、ズーム、パン、チルトを実行します。
Area zoom (エリアズーム)画像内の特定のエリアを拡大するには、拡大するエリアを囲む四角形を描きます。 ズームアウトするには、マウスのホイールを使用します。 画像の中央付近を拡大するには、マウスの右ボタンを使用して四角形を描くようにドラッグします。
パンとチルトカメラを向ける画像をクリックします。 ライブビュー画像で連続的にパンまたはチルトを行うには、画像の中央にカーソルを移動して、ナビゲーションの矢印を表示します。 クリックしてホールドして、ナビゲーションの矢印の方向にパンします。 画像のパン、チルトの速度を速くするには、クリックしてホールドして、ナビゲーションの矢印の長さを伸ばします。
Presets (プリセット)プリセットポジションに移動するには、画像を右クリックし、[Presets (プリセット)] を選択して、プリセットを選択します。 プリセットを作成するには、PTZプリセットを参照してください。
Add preset (プリセットを追加)プリセットを追加するには、画像ビューを目的の位置にドラッグし、右クリックして [Presets > Add preset (プリセット > プリセットを追加)] を選択します。
Set focus (フォーカスの設定)カメラフォーカスを調整するには、画像を右クリックし、[Set focus (フォーカスを設定)] を選択します。 被写体にフォーカスを自動的に合わせるには、[AF] をクリックします。 手動でフォーカスを調節するには、[Near (近くへ)] または [Far (遠くへ)] の側でバーを選択します。 カメラに近い被写体にフォーカスを合わせるには [Near (近くへ)] を使用します。 カメラから遠い被写体にフォーカスを合わせるには [Far (遠くへ)] を使用します。
Focus recall zone (フォーカスリコールゾーン)フォーカスリコールゾーンを追加または削除するには、画像を右クリックし、[Focus recall zone (フォーカスリコールゾーン)] を選択します。
Autotracking on/off (オートトラッキングのオン/オフ)AXIS PTZ Autotrackingが設定されているAxis PTZカメラのオートトラッキングをオンまたはオフにするには、画像を右クリックし、[Autotracking on/off (オートトラッキングのオン/オフ)] を選択します。
デジタルプリセットの追加
PTZコントロール

管理者はユーザーに対してメカニカルPTZをオフにすることができます。ユーザー権限の設定を参照してください。

ライブビューでの録画とインスタント再生

[Recordings (録画)] タブに移動するには、カメラまたは分割ビューを選択し、をクリックします。
ライブビューで進行中の録画を示します。
動きが検知されたかどうかを示します。
現在実行中の録画を再生するには、画像の上にカーソルを置き、 [Instant replay (インスタント再生)] をクリックします。 [Recordings (録画)] タブが開き、直前の5秒間の録画が再生されます。
RECライブビューから手動録画を行うには、画像の上にカーソルを置き、[REC] をクリックします。 ボタンが青色に変わり、録画中であることが示されます。 録画を停止するには、もう一度 [REC] をクリックします。

解像度、圧縮、フレームレートなど、手動録画の設定については、録画の方法を参照してください。 録画と再生の詳細については、録画の再生を参照してください。

管理者はユーザーに対して手動録画機能をオフにすることができます。ユーザー権限の設定を参照してください。

ライブビューの音声

カメラに音声機能があり、ライブビューのプロファイルで音声をオンにしている場合は、音声を使用できます。

[Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [Stream profiles (ストリームプロファイル)] に移動し、カメラの音声を設定します。ストリームプロファイルを参照してください。

Volume (音量)ビュー内で音量を変更するには、画像にカーソルを合わせてから、スピーカーボタンにカーソルを合わせ、スライダーを使用して音量を変更します。 音声をミュートまたはミュート解除するには、をクリックします。
Listen to this view only (このビューのみを聞く)他のビューをミュートし、このビューのみを聞くには、画像にカーソルを合わせ、をクリックします。
Speak through the speaker (スピーカーを通して話す)全二重モードで設定したスピーカーを通して話すには、画像にカーソルを合わせ、をクリックします。
Push-to-talk (プッシュツートーク)設定したスピーカーから単方向および半二重モードで話すには、画像にカーソルを合わせ、をクリックしたままにします。 すべての二重モードで [Push-to-talk (プッシュツートーク)] ボタンが表示されるようにするには、[Configuration (設定)] > [Client (クライアント)] > [Streaming (ストリーミング)] > [Audio (音声)] に移動して、[Use push-to-talk for all duplex modes (すべての二重モードでプッシュツートークを使用する)] をオンにします。ストリーミングを参照してください。

管理者は、ユーザーの音声をオフにすることができます。ユーザー権限の設定を参照してください。

ライブビューの画面上コントロール

画面上コントロールには、ファームウェア7.40以降が必要です。

ライブビューで利用可能なカメラ機能にアクセスするには、 をクリックします。

分割ビュー

分割ビューでは、複数のビューが同じウィンドウに表示されます。 分割ビューでは、カメラビュー、シーケンス、Webページ、マップ、他の分割ビューを使用できます。

複数のAXIS Camera Station Proサーバーに接続する場合、他のサーバーから任意のビュー、カメラ、装置を分割ビューに追加できます。

分割ビューを追加するには:

  1. [ライブビュー] タブで、 をクリックします。

  2. [New Split View (新しい分割ビュー)] を選択します。

  3. 分割ビューの名前を入力します。

  4. [Template (テンプレート)] ドロップダウンメニューから、使用するテンプレートを選択します。

  5. 1つ以上のビューまたはカメラを、グリッドにドラッグアンドドロップします。

  6. [Save view (ビューを保存)] をクリックして、分割ビューを現在のサーバーに保存します。

Set hotspot (ホットスポットを設定)ホットスポットフレームを定義するには、そのフレームを右クリックし、[Set hotspot (ホットスポットを設定)] を選択します。 別のフレームをクリックすると、そのフレームがホットスポット内で開きます。 ホットスポットは、1つの大きなフレームと複数の小さなフレームがある非対称分割ビューの場合に便利です。 通常、最大のフレームがホットスポットです。
Stream profile (ストリームプロファイル)カメラのストリームプロファイルを設定するには、グリッドビューでカメラを右クリックし、[Stream profile (ストリームプロファイル)] を選択します。ストリームプロファイルを参照してください。
分割ビューの追加

分割ビューのドアダッシュボード

ドアを設定している場合は、分割ビューでカード所持者を支援したり、ドアの状態や最近のトランザクションを監視したりできます。

  1. ドアを追加します。ドアの追加を参照してください。

  2. ドアダッシュボードを分割ビューに追加します。分割ビューを参照してください。

Dashboard (ダッシュボード)

ドアの詳細、ドアの状態、およびロックの状態を表示するには、[Dashboard (ダッシュボード)] タブを開きます。

ダッシュボードには、以下の情報が表示されます。

  • カード所持者がカードを通したりしたときにアクセスコントロールイベント (写真などのカード所持者の詳細情報と共に)。

  • ドアの開放時間が長すぎるときなどにアラーム (アラームトリガー情報と共に)。

  • 最新のトランザクション。

イベントをブックマークし、[Transactions (トランザクション)] タブで利用できるようにするには、 をクリックします。
Access (アクセス権)手動でアクセス権を付与するには、[Access (アクセス権)] をクリックします。 これにより、誰かが認証情報を提示した場合と同じようにドアのロックが解除されます。つまり、通常は設定した時間が経過するとドアは自動的にロックされます。
Lock (ロック)手動でドアをロックするには、[Lock (ロック)] をクリックします。
Unlock (ロック解除)手動でドアのロックを解除するには、[Unlock (ロック解除)] をクリックします。 手動で再度ロックするまで、ドアはロック解除されたままになります。
Lockdown (閉鎖)ドアへのアクセスを防止するには、[Lockdown (閉鎖)] をクリックします。
Transactions (トランザクション)最近のトランザクションと保存されたトランザクションを表示するには、[Transactions (トランザクション)] タブを開きます。
ドアダッシュボードでの監視と支援

分割ビューのAXIS Data Insights Dashboard

AXIS Data Insights Dashboardには、装置からの分析データがグラフやチャート形式で表示されます。 分割ビューにダッシュボードを追加するには:

  1. ダッシュボードを設定します。AXIS Data Insights Dashboardを参照してください。

  2. [Live view (ライブビュー)] タブで、 をクリックします。

  3. [New Split View (新しい分割ビュー)] を選択します。

  4. [Dashboards (ダッシュボード)] フォルダーを展開します。

  5. ダッシュボードをグリッドにドラッグアンドドロップします。

  6. [Save view (ビューを保存)] をクリックします。

シーケンス

シーケンスはビュー間で切り替わります。

複数のAXIS Camera Station Proサーバーに接続する場合、他のサーバーから任意のビュー、カメラ、装置をシーケンスに追加できます。

シーケンスを追加するには:

  1. [ライブビュー] タブで、 をクリックします。

  2. [New sequence (新しいシーケンス)] を選択します。

  3. シーケンスの名前を入力します。

  4. 1つ以上のビューまたはカメラを、シーケンスビューにドラッグアンドドロップします。

  5. シーケンスに表示する順序でビューを配列します。

  6. 必要に応じて、ビューごとに個別の表示時間を設定します。

  7. PTZ機能付きのカメラの場合、[PTZ preset (PTZプリセット)] ドロップダウンリストからPTZプリセットを選択します。PTZプリセットを参照してください。

  8. [Save view (ビューを保存)] をクリックして、シーケンスを現在のサーバーに保存します。

Dwell time (表示時間)表示時間は、ビューを表示してから次のビューに切り替えるまでの秒数です。 これはビューごとに個別に設定できます。
シーケンスの追加

カメラビュー

カメラビューには、1台のカメラからのライブビデオが表示されます。 カメラビューは、分割ビュー、シーケンス、マップで使用できます。

複数のAXIS Camera Station Proサーバーに接続している場合、すべての接続済みのサーバーのすべてのカメラがリストに表示されます。

カメラビューを追加するには:

  1. [ライブビュー] または [録画] タブで、 をクリックします。

  2. [New Camera View (新しいカメラビュー)] を選択します。

  3. ドロップダウンメニューからカメラを選択し、[OK] をクリックします。

マップ

マップはインポートした画像で、マップにはカメラビュー、分割ビュー、シーケンス、Webページ、他のマップ、ドアを配置できます。 マップを使用することで、視覚的な概要がわかり、個々の装置を見つけてアクセスすることができます。 大規模な設置の場合は、複数のマップを作成し、概要マップに配置することができます。

マップビューでは、アクションボタンを使用することもできます。アクションボタントリガーの作成を参照してください。

複数のAXIS Camera Station Proサーバーに接続する場合、他のサーバーから任意のビュー、カメラ、装置をマップビューに追加できます。

マップを追加するには:

  1. [ライブビュー] タブで、 をクリックします。

  2. [New map (新しいマップ)] を選択します。

  3. マップの名前を入力します。

  4. [Choose image (画像を選択)] をクリックし、マップファイルを見つけます。 ファイルの最大サイズは20 MBで、対応するファイル形式はBMP、JPG、PNG、GIFです。

  5. ビュー、カメラ、その他の装置、ドアをマップにドラッグします。

  6. マップ上のアイコンをクリックすると、設定を編集できます。

  7. [Add label (ラベルを追加)] をクリックして、ラベル名を入力し、ラベルのサイズ、回転、スタイル、および色を設定します。

  8. 複数のアイコンとラベルについて、一部の設定は同時に編集できます。

  9. [Save view (ビューを保存)] をクリックして、マップを現在のサーバーに保存します。

ドアがドアモニターありで構成されているときのドアの物理的状態。
ドアがドアモニターなしで構成されているときのロックの物理的状態。
アイコン使用するアイコンを選択します。 このオプションはカメラやその他の装置でのみ使用できます。
サイズスライダーを調整してアイコンのサイズを変更します。
カラー をクリックしてアイコンの色を変更します。
名前このオプションをオンにすると、アイコン名が表示されます。[Bottom (下端)] または [Top (上端)] を選択して、アイコン名の表示位置を変更できます。
検知範囲このオプションはカメラやその他の装置でのみ使用できます。 このオプションをオンにすると、装置の検知範囲がマップ上に表示されます。 検知範囲の [Range (範囲)]、[Width (幅)]、[Direction (方向)]、色を編集することができます。 動体検知やその他のアクションルールによってトリガーされたカメラの録画中に、検知範囲が点滅するようにする場合は、[Flash (点滅)] をオンにします。 クライアントの設定ページで、すべての装置の検知範囲の点滅をグローバルにオフにすることができます。クライアントの設定を参照してください。
削除をクリックして、アイコンをマップから削除します。
マップの追加
マップから音声をトリガー

Webページ

Webページビューには、インターネットのページが表示されます。 分割ビューやシーケンスなどにWebページを追加できます。

Webページを追加するには:

  1. [ライブビュー] タブで、 をクリックします。

  2. [New webpage (新しいWebページ)] を選択します。

  3. Webページの名前を入力します。

  4. WebページのURL全体を入力します。

  5. [OK] をクリックします。

フォルダー

フォルダーを使用して、ツリービューのナビゲーションの項目を分類します。 フォルダーには、分割ビュー、シーケンス、カメラビュー、マップ、Webページ、他のフォルダーを含めることができます。

フォルダーを追加するには:

  1. [ライブビュー] または [録画] タブで、 をクリックします。

  2. [New Folder (新しいフォルダー)] を選択します。

  3. フォルダーの名前を入力し、[OK] をクリックします。

録画

[録画] タブでは、録画の検索、再生、エクスポートを行うことができます。 このタブには、録画のビューと、接続されているサーバーのビュー、画像、再生ツール、カメラをサーバー名でグループ化した 2 つのパネルがあります。ライブビューを参照してください。

録画のメインビューから、ライブビューと同じ方法で画像を管理できます。 詳細については、ライブビューで画像を管理するを参照してください。

録画方法や、解像度、圧縮、フレームレートなどの録画設定を変更したりするには、録画の方法を参照してください。

AXIS Camera Station Proから録画を手動で削除することはできません。 古い録画を削除するには、[Configuration (設定)] > [Storage (ストレージ)] > [Selection (選択)] で保存期間を変更する必要があります。

録画の再生

タイムラインの複数の録画の上に再生マーカーを置くと、複数のカメラの録画を同時に再生できます。

複数のモニターを使用する場合、ライブビデオと録画ビデオを同時に表示できます。

再生タイムライン

タイムラインを使って、再生内を移動したり、録画日時を確認したりすることができます。 タイムラインの赤い線は、動体検知録画を表します。 タイムラインの青い線は、アクションルールによって録画がトリガーされたことを表します。 タイムライン内の録画の上にカーソルを合わせると、録画のタイプと時間が表示されます。 タイムラインをズームイン、ズームアウト、ドラッグすることで、録画を見やすく表示して検索できます。 タイムラインをドラッグすると再生が一時停止し、放すと再開されます。 録画の中で、タイムラインを移動 (スクラビング) してコンテンツの概要を把握し、特定の出来事を見つけることができます。

録画を検索する

タイムライン内の日付と時刻をクリックして選択します。

フィルターを使用して、タイムラインに表示する録画のタイプを設定します。

保存されたブックマークの検索に使用します。ブックマークを参照してください。

クリックすると、Axis装着式カメラで作成された録画とブックマークのリストが開きます。 ここで、日付と時刻、録画の開始方法、カメラユーザーがAXIS Body Worn Assistantで追加したカテゴリとメモを検索できます。

Smart search 1 (スマート検索1)

スマート検索を使用して録画を検索します。スマート検索1を参照してください。

録画の再生

録画を再生します。

録画を一時停止します。

再生中や前の録画またはイベントの先頭に戻ります。 右クリックして、録画、イベント、またはその両方に移動します。

次の録画またはイベントの先頭に進みます。 右クリックして、録画、イベント、またはその両方に移動します。

録画内の前のフレームに移動します。 この機能を使用するには、録画を一時停止してください。 右クリックしてスキップするフレーム数を設定します (最大20フレーム)。

録画内の次のフレームに移動します。 この機能を使用するには、録画を一時停止してください。 右クリックしてスキップするフレーム数を設定します (最大20フレーム)。

ドロップダウンメニューの乗数を使用して再生速度を変更します。

音声をミュートします。 この機能を持つのは音声付きの録画のみです。

音声スライダー

スライドして音量を変更します。 この機能を持つのは音声付きの録画のみです。

すべての装着式のメタデータを表示する

装着式システムのメタデータを示し、AXIS Body Worn Assistantからのメモとカテゴリを表示します。

パン、チルト、ズーム

画像をクリックして上下にスクロールして画像を拡大または縮小し、ビューを移動して画像の他の部分を表示します。 エリアにズームインするには、エリア内にカーソルを置き、スクロールしてズームします。

ブックマーク

  • ロックされた録画は、手動でロックを解除しない限り削除できません。
  • AXIS Camera Station Proからカメラを削除すると、システムはロックされた録画を削除します。

クリックするとすべてのブックマークが表示されます。 ブックマークをフィルタリングするには、アイコンをクリックします。

新しいブックマークを追加します。

ロックされた録画であることを意味します。 録画にはブックマークの前後2.5分のビデオが含まれます。

ブックマークの名前、説明を編集し、録画をロック解除またはロックします。

ブックマークを削除します。 複数のブックマークを削除するには、CTRL または Shift を押しながら複数のブックマークを選択して、削除します。

録画削除を防止

選択またはクリアして、録画をロックまたはロック解除します。

ブックマークの追加

  1. 録画に移動します。

  2. カメラのタイムラインで、ズームインとズームアウトを行い、マーカーが目的の位置に置かれるようにタイムラインを動かします。

  3. をクリックします。

  4. ブックマークの名前と説明を入力します。 説明にキーワードを使用すると、ブックマークを検索しやすく、内容が分かりやすくなります。

  5. 録画をロックするには、[Prevent recording deletion (録画削除を防止)] を選択します。

  6. ロックされた録画を削除することはできません。 録画のロックを解除するには、このオプションをクリアするか、ブックマークを削除します。

  7. [OK] をクリックして、ブックマークを保存します。

録画のエクスポート

[Export (エクスポート)] タブから、ローカルストレージまたはネットワーク上の場所に録画をエクスポートできます。 このタブでは、録画の情報とプレビューも閲覧できます。 複数のファイルを同時にエクスポートでき、.asf、.mp4、.mkvへのエクスポートを選択できます。 録画を再生するには、Windows Media Player (.asf) またはAXIS File Player (.asf、.mp4、.mkv) を使用します。 AXIS File Playerは、インストール不要の無料のビデオおよび音声再生ソフトウェアです。

AXIS File Playerで再生する場合、.mp4および.mkv形式の録画は再生速度の変更が可能です。ただし.asf形式の録画は再生速度を変更できません。

開始前に、エクスポートの権限があることを確認してください。エクスポートのユーザー権限を参照してください。

録画のエクスポート

  1. [Recordings (録画)] タブで、カメラまたはビューを選択します。

  2. 録画をエクスポートリストに追加します。 エクスポートに含まれていないタイムラインの録画には縞模様の色が付きます。

    1. をクリックすると、選択マーカーが表示されます。

    2. マーカーを移動して、エクスポートする録画を含めます。

    3. をクリックして [Export (エクスポート)] タブを開きます。

  3. [Export... (エクスポート...)] をクリックします。

  4. 録画のエクスポート先のフォルダーを選択します。

  5. [OK] をクリックします。 録画のエクスポートタスクが [Tasks (タスク)] タブに表示されます。

エクスポートフォルダーには以下が含まれます。

  • 選択した形式の録画。

  • .txtファイルのノート ([Include notes (ノートを含める)] を選択した場合)。

  • AXIS File Player ([Include AXIS File Player (AXIS File Playerを含める)] を選択した場合)。

  • .asxファイルのプレイリスト ([Create playlist(.asx) (プレイリスト (.asx) の作成)] を選択した場合)。

録画のエクスポート
[Recordings (録画)] タブ

複数の録画を選択するには、をクリックして、選択マーカーを目的の開始点と終了点に移動します。

セクションマーカー内の録画をエクスポートするには、をクリックします。

録画の追加

単一の録画をエクスポートするには、録画を右クリックし、[Export > Add recordings (エクスポート > 録画を追加)] を選択します。

イベント録画の追加 

イベントの時間内に発生したすべての録画を追加するには、録画を右クリックして、[Export > Add event recordings (エクスポート > イベント録画の追加)] を選択します。

録画の削除

エクスポートリストから録画を削除するには、録画を右クリックして、[Export > Remove recordings (エクスポート > 録画の削除)] を選択します。

録画の削除

選択マーカー内の複数の録画をエクスポートリストから削除するには、録画の外部を右クリックし、[Export > Remove recordings (エクスポート > 録画の削除)] を選択します。

[Export (エクスポート)] タブ
Audio (音声)

エクスポートした録画に音声を含めないようにするには、[Audio (音声)] 列のチェックボックスをオフにします。 エクスポートした録画に常に音声を含めるには、[Configuration (設定)] > [Server (サーバー)] > [Settings (設定)] > [Export (エクスポート)] で、[Include audio when adding recordings to export (エクスポートする録画の追加時に音声を含める)] を選択します。

録画を編集するには、録画を選択して、 をクリックします。エクスポートする前に録画の編集 (映像の編集) を行うを参照してください。

録画のメモを編集するには、録画を選択して、 をクリックします。

録画をエクスポートリストから削除するには、録画を選択して、 をクリックします。

Switch to export (エクスポートに切り替える)

[Incident report (事故レポート)] タブが開いている場合、[Export (エクスポート)] タブに移動するには、[Switch to export (エクスポートに切り替える)] をクリックします。

推奨ストリームプロファイル 

[Preferred stream profile (推奨ストリームプロファイル)] フィールドで、ストリームプロファイルを選択します。

プレビュー

録画をプレビューするには、エクスポートされたリスト内で録画をクリックして再生します。 複数の録画をプレビューできるのは、それらが1台のカメラでの録画である場合だけです。

保存

エクスポートリストをファイルに保存する場合は、[Save (保存)] をクリックします。

読み込み

以前に保存したエクスポートリストを含める場合は、[Load (読み込み)] をクリックします。

ノートを含める

録画のノートを含めるには、[Include notes (ノートを含める)] を選択します。 ノートは、エクスポート先のフォルダーで.txtファイルとして使用したり、AXIS File Playerで録画のブックマークとして使用したりできます。

開始時間と終了時間を調整する

録画の開始時刻と終了時刻を調整するには、プレビューのタイムラインに移動し、開始時刻と終了時刻を調整します。 タイムラインには、選択した録画の前後に最大30分間の録画が表示されます。

スナップショットを追加

スナップショットを追加するには、プレビュー内のタイムラインを特定の場所にドラッグします。 プレビューを右クリックし、[Add snapshot (スナップショットの追加)] を選択します。

詳細設定

AXIS File Player を含める

エクスポートする録画にAXIS File Playerを含めるには、[Include AXIS File Player (AXIS File Playerを含める)] を選択します。

プレイリストを作成 (.asx)

Windows Media Playerで使用される.asx形式でプレイリストを作成するには、[Create playlist(.asx) (プレイリストを作成 (.asx))] を選択します。 録画は録画された順に再生されます。

デジタル署名を追加

画像の改ざんを防止するには、[Add digital signature (デジタル署名を追加する)] を選択します。 このオプションは、.asf形式の録画でのみ使用できます。エクスポートした録画の再生と検証を参照してください。

Zipファイルにエクスポートする

Zipファイルにエクスポートするには、[Export to Zip file (Zipファイルにエクスポートする)] を選択します。エクスポートするZipファイルにパスワードを設定することができます。

Export format (エクスポート形式) 

[Export format (エクスポート形式)] ドロップダウンメニューから、録画のエクスポート先の形式を選択します。 [MP4] を選択した場合、エクスポートされた録画にはG.711またはG.726形式の音声は含まれません。

編集済みのビデオエンコーディング

編集された録画に対して、[Edited video encoding (編集済みのビデオエンコーディング)]で、ビデオエンコード形式を [Automatic (自動)]、[H.264]、または [M-JPEG] に設定できます。 [Automatic (自動)] を選択すると、M-JPEG形式の場合にM-JPEGが使用され、その他の形式の場合はH.264が使用されます。

エクスポートのユーザー権限

録画をエクスポートしたり、インシデントレポートを生成するには、権限が必要です。 どちらか一方または両方に権限を与えることができます。 [Recordings (録画)] タブで をクリックすると、[connected export (接続されたエクスポート)] タブが開きます。

権限を設定するには、ユーザー権限の設定に移動します

エクスポートする前に録画の編集 (映像の編集) を行う

動く物体のぼかし
  1. [Export (エクスポート)] タブまたは [Incident report (事故レポート)] タブで、録画を選択してをクリックします。

  2. 対象の動く物体が最初に出現する場所にタイムラインを移動します。

  3. [Bounding boxes > Add (境界ボックス > 追加)] をクリックして新しい境界ボックスを追加します。

  4. [Bounding box options > Size (境界ボックスのオプション > サイズ)] に移動し、サイズを調整します。

  5. 境界ボックスを移動して物体の上に配置します。

  6. [Bounding box options > Fill (境界ボックスのオプション > 塗りつぶし)] に移動し、[Pixelated (モザイク)] または [Black (黒)] に設定します。

  7. 録画が再生されたら、物体を右クリックし、[Add key frame (キーフレームを追加する)] を選択します。

  8. 連続するキーフレームを追加するには、録画の再生中に境界ボックスを移動して物体を覆います。

  9. タイムラインを移動し、録画全体にわたって境界ボックスが物体を覆っていることを確認します。

  10. 終了位置を設定するには、最後のキーフレームのひし形を右クリックし、[Set end (終了位置の設定)] を選択します。 これにより、終了位置以降のキーフレームが削除されます。

ビデオには、複数の境界ボックスを追加できます。 境界ボックスが重なり合っている場合、重なっている部分は [Black (黒)]、[Pixelated (モザイク)]、[Clear (透明)] の順に塗りつぶされます。

すべて削除

すべての境界ボックスを削除するには、[Bounding boxes > Remove all (境界ボックス > すべて削除)] をクリックします。

キーフレームの削除

キーフレームを削除するには、キーフレームを右クリックし、[Remove key frame (キーフレームの削除)] を選択します。

背景をぼかして動く物体を表示する
  1. 境界ボックスを作成します。動く物体のぼかしを参照してください。

  2. [Bounding box options > Fill (境界ボックスのオプション > 塗りつぶし)] に移動し、[Clear (透明)] に設定します。

  3. [Video background (ビデオ背景)] に移動し、[Pixelated (モザイク)] または [Black (黒)] に設定します。

これを除くすべてをモザイク化

リストから複数の境界ボックスを選択し、右クリックして [Pixelate all but this (これを除くすべてをモザイク化)] を選択します。 選択した境界ボックスは [Clear (クリア)] になり、選択されていない境界ボックスは [Pixelated (モザイク)] になります。

境界ボックスの生成

分析データから境界ボックスを生成するには、カメラの分析データをオンにします。ストリームプロファイルを参照してください。

  1. [Export (エクスポート)] タブまたは [Incident report (事故レポート)] タブで、をクリックします。

  2. [Generate bounding boxes (境界ボックスの生成)] をクリックします。

  3. 境界ボックスが動く物体を覆っていることを確認し、必要に応じて調整します。

  4. 境界ボックスまたはビデオの背景の塗りつぶしを選択します。

AXIS Video Content Streamを使用したビデオ編集の強化

ビデオ編集を改善するには、ファームウェア5.50~9.60を適用したカメラにAXIS Video Content Stream 1.0アプリケーションをインストールします。AXIS Camera Station Proでは、システムにカメラを追加すると、自動的にインストールが開始されます。カメラアプリケーションのインストールを参照してください。

エクスポートする前に録画を編集する

エクスポートした録画の再生と検証

画像の改ざんを防ぐために、パスワードの有無に関わらず、エクスポートされた録画にデジタル署名を追加できます。 AXIS File Playerを使用して、デジタル署名を検証し、録画の変更を確認します。

  1. エクスポートした録画を含むフォルダーに移動します。 エクスポートしたZipファイルがパスワードで保護されている場合は、パスワードを入力してフォルダーを開きます。

  2. AXIS File Playerを開くと、エクスポートされた録画が自動的に再生されます。

  3. AXIS File Playerで をクリックすると、録画のノートが表示されます。

  4. AXIS File Playerの [Add digital signature (デジタル署名を追加)] で録画のデジタル署名を検証します。

    1. [Tools > Verify digital signature (ツール > デジタル署名の検証)] に移動します。

    2. パスワードで保護されている場合は、[Validate with password (パスワードを使用する)] を選択してパスワードを入力します。

    3. 検証結果を表示するには、[Verify (確認する)] をクリックします。

事故レポートのエクスポート

[Incident report (事故レポート)] タブから、事故レポートをローカルストレージまたはネットワークの場所にエクスポートできます。 ここで、録画、スナップショット、ノートを事故レポートに含めることができます。

開始前に、エクスポートの権限があることを確認してください。エクスポートのユーザー権限を参照してください。

事故レポート

事故レポートの生成

  1. [Recordings (録画)] タブで、カメラまたはビューを選択します。

  2. 録画をエクスポートリストに追加します。録画のエクスポートを参照してください。

  3. [Switch to incident report (事故レポートに切り替える)] をクリックして、[incident report (事故レポート)] タブに移動します。

  4. [Create report (レポートの作成)] をクリックします。

  5. インシデントレポートを保存するフォルダーを選択します。

  6. [OK] をクリックします。 [Tasks (タスク)] タブに、事故レポートのエクスポートタスクが表示されます。

エクスポートフォルダーには以下が含まれます。

  • AXIS File Player。

  • 選択した形式の録画。

  • .txtファイル ([Include notes (ノートを含める)] を選択した場合)。

  • 事故レポート。

  • プレイリスト (複数の録画をエクスポートした場合)

Audio (音声)

エクスポートした録画に音声を含めないようにするには、[Audio (音声)] 列のチェックボックスをオフにします。 エクスポートした録画に常に音声を含めるには、[Configuration (設定)] > [Server (サーバー)] > [Settings (設定)] > [Export (エクスポート)] で、[Include audio when adding recordings to export (エクスポートする録画の追加時に音声を含める)] を選択します。

録画を編集するには、録画を選択して、 をクリックします。エクスポートする前に録画の編集 (映像の編集) を行うを参照してください。

録画のメモを編集するには、録画を選択して、 をクリックします。

録画をエクスポートリストから削除するには、録画を選択して、 をクリックします。

事故レポートに切り替える

[Export (エクスポート)] タブが表示されている場合、[Incident report (事故レポート)] に変更するには、[Switch to incident report (事故レポートに切り替える)] をクリックします。

推奨ストリームプロファイル 

[Preferred stream profile (推奨ストリームプロファイル)] ドロップダウンからストリームプロファイルを選択します。

プレビュー

録画をプレビューするには、エクスポートされたリスト内で録画をクリックすると、再生が開始します。 複数の録画をプレビューできるのは、それらが1台のカメラでの録画である場合だけです。

保存

事故レポートをファイルに保存する場合は、[Save (保存)] をクリックします。

読み込み

以前に保存した事故レポートを含める場合は、[Load (読み込み)] をクリックします。

説明

[Description (説明)] フィールドには、説明テンプレートに既定のデータが自動的に入力されます。 事故レポートに含める追加情報を併せて入力できます。

カテゴリー

レポートが属するカテゴリを選択します。

参照ID

参照IDは自動的に生成され、必要に応じて手動で変更できます。 参照IDは事故レポートを識別する一意のIDです。

ノートを含める

録画/スナップショットにノートを含めるには、[Include notes (ノートを含める)] を選択します。 ノートは、エクスポート先のフォルダーで.txtファイルとして使用したり、AXIS File Playerで録画のブックマークとして使用したりできます。

編集済みのビデオエンコーディング

編集された録画に対して、[Edited video encoding (編集済みのビデオエンコーディング)]で、ビデオエンコード形式を [Automatic (自動)]、[H.264]、または [M-JPEG] に設定できます。 [Automatic (自動)] を選択すると、M-JPEG形式の場合にM-JPEGが使用され、その他の形式の場合はH.264が使用されます。

開始時間と終了時間を調整する

録画の開始時刻と終了時刻を調整するには、プレビューのタイムラインに移動し、開始時刻と終了時刻を調整します。 タイムラインには、選択した録画の前後に最大30分間の録画が表示されます。

スナップショットを追加

スナップショットを追加するには、プレビュー内のタイムラインを特定の場所に移動します。 プレビューを右クリックし、[Add snapshot (スナップショットの追加)] を選択します。

手動による録画

複数のAXIS Camera Station Proサーバーに接続した場合、接続されている任意のサーバーの録画を手動で開始および停止できます。 これには、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンリストからサーバーを選択します。

メインメニューから手動録画を開始および停止するには:

  1. [> Actions > Record manually (> アクション > 手動による録画)] を選択します。

  2. 1台以上のカメラを選択します。

  3. 録画を開始するには、[Start (開始)] をクリックします。

  4. 録画を停止するには、[Stop (停止)] をクリックします。

[Live view (ライブビュー)] タブから手動録画を開始および停止するには:

  1. [Live view] (ライブビュー) に移動します。

  2. カメラのライブビューフレームに、マウスポインターを置きます。

  3. 録画を開始するには、[REC] をクリックします。 録画中はビューフレームに赤いインジケーターが表示されます。

  4. 録画を停止するには、[REC] をクリックします。

スマート検索1を使用して、定義された画像エリア内で動きがある録画の部分を見つけます。

検索速度を上げるには、ストリームプロファイルに [Include analytics data (分析データを含める)] を選択します。ストリームプロファイルを参照してください。

スマート検索1を使用するには:

  1. をクリックし、[Smart search 1 (スマート検索1)] タブを開きます。

  2. 検索するカメラを選択します。

  3. 対象範囲を調整します。 形状には最大20個の点を追加できます。 点を削除するには、その点を右クリックします。

  4. [Short-lived objects filter (一時的な物体フィルター)] と [Small objects filter (小さな物体フィルター)] を使用して、望ましくない結果をフィルター処理して除去します。

  5. 検索の開始時刻と終了時刻、および日付を選択します 。SHIFT キーを使用して日付の範囲を選択します。

  6. [Search (検索)] をクリックします。

検索結果が [Results (結果)] タブに表示されます。 ここで、1つまたは多数の結果を右クリックして、録画をエクスポートできます。

Short-lived objects filter (一時的な物体フィルター)物体が検索結果に含まれるために、対象範囲内に存在している必要がある最小時間。
Small objects filter (小さな物体フィルター)物体が検索結果に含まれるために必要な最小サイズ。
スマート検索1

スマート検索2

スマート検索2は、録画内で移動する人物や車両の検索に使用します。

Axisカメラのスマート検索2をオンにすると、AXIS Camera Station Proはそのカメラからのメタデータの記録を開始します。 スマート検索2では、メタデータを使用してシーン内の物体を分類し、フィルタを使用して対象物を検索できます。

スマート検索2には以下が必要です。

  • RTSPを介した分析機能メタデータのストリーミング。
  • 9.60より前のAXIS OSを搭載するカメラではAXIS Video Content Stream。カメラアプリケーションのインストールを参照してください。
  • AXIS Camera Station Proサーバーとカメラの時刻同期。

一般的な推奨事項:

  • 連続録画の使用をお勧めします。 動体検知によってトリガーされる録画を使用すると、検知にビデオ録画が含まれないことがあります。
  • 検索結果で録画をプレビューする場合は、H.264形式の使用をお勧めします。
  • 最適な色分類のために、照明条件がカメラの仕様内であることを確認してください。 必要な場合は、追加の照明を使用します。

ワークフロー

  1. スマート検索2の設定

  2. AXIS Camera Station Proサーバーとカメラの時刻同期を設定します。時刻同期を参照してください。

  3. フィルターを作成するか、既存のフィルターを読み込みます。検索を参照してください。

  4. 検索結果を管理します。スマート検索の結果を参照してください。

検索

フィルターを作成するには:

  1. [Configuration > Smart search 2 > Settings (設定 > スマート検索2 > 設定)] をクリックして、スマート検索2で使用するカメラを選択します。

  2. をクリックし、[Smart search 2 (スマート検索1)] タブを開きます。

  3. 検索条件を定義します。

  4. [Search (検索)] をクリックします。

バックグラウンドでのサーバー分類を許可したカメラでは、スマート検索2の分類が検知の95%未満である場合、過去1時間の分類状態を示す が画像に表示されます。
バックグラウンドでのサーバー分類を許可したカメラでは、スマート検索2の分類が検知の50%未満である場合、過去1時間の分類状態を示す が画像に表示されます。
カメラカメラによる検索を制限するには、[Cameras (カメラ)] をクリックして検索に含めるカメラを選択します。
検索期間検索を時間で制限するには、[Search interval (検索間隔)] をクリックして時間範囲を選択するか、カスタム間隔を作成します。
Person (人物)人物を検知するには、[Object characteristics (物体の特徴)] > [Pre-classified (事前分類済み)] > [Person (人物)] をクリックし、服の色を選択します。 複数の色を選択できます。
Vehicle (車両)車両を検出するには、[Object characteristics (物体の特徴)] > [Pre-classified (事前分類済み)] をクリックし、車両のタイプと色を選択します。 車両のタイプと色はそれぞれ複数選択できます。
Visual similarity (映像の類似性)画像内の人物の検索結果を使用して、視覚的に類似した人物を検索できます。 検索結果項目のコンテキストメニュー を開き、[Use as visual similarity reference (映像の類似性の参照として使用)] を選択します。 その後、[Search (検索)] をクリックします。
Area (範囲)エリアでフィルターするには、[Area (エリア)] をクリックし、カメラを選択して、[Filter by area on this camera (このカメラでエリアによりフィルター)] をオンにします。 画像内の対象範囲を調整し、必要に応じて点を追加または削除します。
ライン横断ライン横断でフィルターするには、[Line crossing (ライン横断)] をクリックし、カメラを選択して、[Filter by line crossing on this camera (このカメラでライン横断によりフィルター)] をオンにします。 画像内の線を調整し、必要に応じて点を追加または削除します。
サイズと継続時間サイズと期間でフィルターするには、[Size and duration (サイズと期間)] をクリックし、カメラを選択して、[Filter by size and duration on this camera (このカメラでサイズと期間によりフィルター)] をオンにします。 画像全体に対するパーセンテージで最小の幅と高さを調整します。 最小期間を秒単位で調整します。
速度速度でフィルターするには、[Speed (速度)] をクリックし、カメラを選択して、[Filter by speed on this camera (このカメラで速度によりフィルター)] をオンにします。 フィルターに含める速度範囲を指定します。

速度フィルターは、レーダーや融合カメラなど、速度を検知できる製品で利用できます。

不明な物体の検知スマート検索2が不明として分類した検知を含めるには、[Object characteristics (物体の特徴)] を選択した後、Unknown object detections (未知の物体の検知)] を選択します。
深層学習機能を備えた装置では、装置上の分類とサーバー上の分類の使い分けを決めるサーバー分類方法を設定できます。 サーバー分類の方法を選択するには、 をクリックします。 サーバー分類を使用すると、装置によって分類されなかった検知を含む、より詳細な検索結果が得られます。 サーバー分類を使用しないと、より速く検索結果が得られます。

フィルターを保存するには、 をクリックし、フィルターの名前を入力して [Save (保存)] をクリックします。

既存のフィルターを置き換える場合は、 をクリックして既存のフィルターを選択し、[Replace (置換)] をクリックします。

最近の検索を読み込むには、 > [Recent searches (最近の検索)] をクリックし、検索を選択します。

保存したフィルターを読み込むには、 > [Saved filter settings (保存したフィルター設定)] をクリックし、設定を選択します。

フィルターをリセットするには、 をクリックし、[Reset (リセット)] をクリックします。

スマート検索の結果

同じイベントに属する可能性が高い検知をグループ化するには、時間間隔ごとにグループ化します。ドロップダウンメニューから間隔を選択します。
最新の検知を先頭にスマート検索2では、最新の検知を先頭に、降順で検索結果が表示されます。 最も古い検知を先頭に表示するには、 [Oldest first (最古の検知を先頭に)] をクリックします。
信頼度検索結果をさらにフィルターするには、[Confidence level (信頼度)] をクリックして、信頼度を設定します。 高い信頼度では、不確実な分類が無視されます。
Columns (列)検索結果のサムネールのサイズを調整するには、[Columns (列)] をクリックし、列数を変更します。
Detection view (検知ビュー)検知された物体のトリミングしたビューをサムネールとして表示するには、[Detection view (検知ビュー)] を選択します。
Detection report (検知レポート)検知レポートを生成するには、分類の詳細を展開し、一番下までスクロールします。 [Detection report (検知レポート)] をクリックし、レポートを保存する場所を選択します。 検知レポートには、録画、スナップショット、追跡の詳細が含まれます。

制限事項

  • ネットワーク遅延が高いか大きく変動する場合、時刻同期の問題が発生し、分析機能メタデータに基づく検知の分類に影響する可能性があります。

  • 物体タイプの分類と検知の精度は、高圧縮レベルによる低画質、大雨や雪などの気象条件のほか、カメラでの低解像度、大きい歪み、広い視野、または過度の振動から、悪影響を受けます。

  • スマート検索2は、小さくて遠くにある物体を検知できない場合があります。

  • 色の分類は、暗闇や赤外線照明では機能しません。

  • 装着式カメラには対応していません。

  • レーダーは人物と他の車両のみを検知できます。 レーダーに対してバックグラウンドでのサーバー分類を有効にすることはできません。

  • サーマルカメラでの物体の分類の動作は未確認です。

  • スマート検索2では、PTZプリセットポジションの変更時、および位置変更後の短い再キャリブレーションの間、動く物体は検知されません。

  • ライン横断およびエリアフィルターには、PTZ位置の変更は影響しません。

データ検索を使用すると、外部ソースからデータを検索できます。 ソースとは、イベントで起こったことの詳細を知るためのデータを生成するシステムまたは装置です。 詳細については、外部データソースを参照してください。 以下にいくつかの例を示します。

  • アクセスコントロールシステムによって生成されたイベント。

  • AXIS License Plate Verifierによりキャプチャーされたナンバープレート。

  • AXIS Speed Monitorによりキャプチャーされた速度。

AXIS Camera Station Proが外部データを保存する日数を変更するには、Configuration > Server > Settings > External data (設定 > サーバー > 設定 > 外部データ)] に移動します。

データを検索するには:

  1. をクリックして [Data search (データ検索)] を選択します。

  2. 検索間隔 を選択します。

  3. ドロップダウンリストからデータソースタイプを選択します。

  4. [検索] オプション をクリックし、追加のフィルターを適用します。 フィルターはデータソースのタイプによって異なる場合があります。

  5. 検索フィールドに任意のキーワードを入力します。検索の最適化を参照してください。

  6. [Search (検索)] をクリックします。

ビューを使用して設定している場合、データ検索はソースから生成されたデータをブックマークします。 リスト内のデータをクリックすると、イベントに関連付けられた録画に移動します。

Time interval (時間間隔)
ライブリアルタイムデータを検索するには、時間間隔として [Live (ライブ)] を選択します。 データ検索では、最大3,000のライブデータイベントを表示できます。 ライブモードは検索演算子をサポートしません。

検索結果は、さまざまなタイプのソースでフィルタリングできます。

データソースのタイプ
All data (すべてのデータ)このオプションには、コンポーネントと外部ソースの両方からのデータが含まれます。
アクセスコントロールアクセスコントロールは、データを生成するコンポーネントの一例です。 この特定のコンポーネントからのデータのみを含める場合は、このオプションを使用します。 アクセスコントロールを使用すると、ドアやゾーン、カード所持者、イベントタイプに基づいたフィルタリングが可能になります。
Third party (サードパーティ)設定したコンポーネント以外のサードパーティソースからのデータを含める場合は、このオプションを使用します。

データソースに応じて、検索結果に異なる項目が表示される場合があります。 以下にいくつかの例を示します。

検索結果
サーバーイベントデータが送信されるサーバーです。 複数のサーバーに接続する場合にのみ表示されます。
Location (位置情報)ドア名とドアコントローラー名およびIPアドレス。
進入速度物体がレーダー動体検知 (RMD) ゾーンに進入するときの速度 (時速キロメートルまたは時速マイル)。
分類物体の分類。 例: 車両。

検索結果をPDFまたはテキストファイルにエクスポートするには、[Download search result (検索結果をダウンロード)] をクリックします。 この機能はイベント情報のみをエクスポートし、録画や画像はエクスポートしません。

より正確な結果を得るために、次の検索演算子を使用できます。

キーワードを使用した完全一致検索には、引用符" "を使用します。
  • "door 1"」と入力して検索すると、「door 1」を含む結果が返されます。

  • door 1」と入力して検索すると、「door」と「1」の両方を含む結果が返されます。

AND」を使用すると、すべてのキーワードを含む一致が見つかります。
  • door AND 1」と入力して検索すると、「door」と「1」の両方を含む結果が返されます。

  • "door 1" AND "door forced open"」と入力して検索すると、「door 1」と「door forced open」の両方を含む結果が返されます。

任意のキーワードを含む一致を見つけるには、ORまたは|を使用します。
  • "door 1" OR "door 2"」と入力して検索すると、「door 1」または「door 2」を含む結果が返されます。

  • door 1 OR door 2」と入力して検索すると、「door」または「1」または「2」を含む結果が返されます。

括弧 ( ) は、ANDまたはORとともに使用します。
  • (door 1 OR door 2) AND "Door forced open"」と入力して検索すると、以下のいずれかを含む結果が返されます。

    • 「ドア1」と「ドアのこじ開け」

    • 「ドア2」と「ドアのこじ開け」

  • door 1 AND (door (forced open OR open too long)) の検索では、次のいずれかを含む結果が返されます。

    • 「ドア1」と「ドアのこじ開け」

    • 「ドア1」と「ドアの開放時間が長すぎる」

特定の列を数字で絞り込むには、>> =<、または< =を使用します。
  • [Max speed] > 28」と入力して検索すると、[Max speed] 列 (最大速度列) で28を超える数値が含まれる結果が返されます。

  • [Average speed] < = 28」と入力して検索すると、[Average speed] 列 (平均速度列) に28以下の数値が含まれる結果が返されます。

特定の列内のテキストを検索するには、CONTAINSを使用します。
  • [Cardholder] CONTAINS Oscar」を検索すると、[Cardholder] 列 (カード所持者) に「Oscar」が含まれるデータが返されます。

  • [Door] CONTAINS "door 1"」を検索すると、[Door] 列 (ドア) に「door 1」が含まれるデータが返されます。

特定の列での完全一致を検索するには、=を使用します。[CardholderId] = ABC123を検索すると、[Cardholder] 列で「ABC123」に一致する結果のみが返されます。

設定

[Configuration (設定)] タブでは、接続された装置の管理とメンテナンス、およびクライアントとサーバーを設定できます。 をクリックし、[Configuration (設定)] を選択して [Configuration (設定)] タブを開きます。

装置の設定

AXIS Camera Station Proでは、装置とは、IPアドレスを有するネットワーク製品を意味します。 カメラとは、ビデオソースを意味し、たとえばネットワークカメラや、マルチポートのビデオエンコーダの (アナログカメラに接続された) ビデオポートを指します。 例を挙げると、4ポートビデオエンコーダは、4台のカメラに対応する1台の装置です。

  • AXIS Camera Station Proでは、IPv4アドレスを持つ装置のみがサポートされます。
  • ビデオポートごとに1つのIPアドレスを持つビデオエンコーダもあります。 この場合、AXIS Camera Station Proによって各ビデオポートは1台のカメラに対応する1台の装置として扱われます。

AXIS Camera Station Proでは、装置の例は次のとおりです。

  • ネットワークカメラ

  • ビデオエンコーダ (1つ以上のビデオポートを装備)

  • カメラ以外の補助装置 (例: I/O音声装置、ネットワークスピーカー、ドアコントローラーなど)

  • インターカム

装置では次のアクションを実行できます。

  • カメラおよびビデオ機能を持たない装置を追加します。 「装置の追加」を参照してください。

  • 接続するカメラの環境設定を編集します。カメラを参照してください。

  • カメラ以外の装置の環境設定を編集します。その他の装置を参照してください。

  • 解像度、フォーマットなどに関するストリームプロファイルを編集します。ストリームプロファイルを参照してください。

  • 画像設定をリアルタイムで調整します。 「画像の設定」を参照してください。

  • PTZプリセットを追加または削除します。PTZプリセットを参照してください。

  • 接続された装置の管理と保守を行います。装置の管理を参照してください。

  • 外部データソースを管理します。外部データソースを参照してください。

装置の追加

  • このシステムは、ビューエリアを個々のカメラと見なします。 使用する前に、カメラにビューエリアを作成する必要があります。ビューエリアの使用を参照してください。
  • 装置を追加すると、装置の時刻がAXIS Camera Station Proサーバーと同期されます。
  • 装置のホスト名で、å, äö などの特殊文字を使用しないことをお勧めします。
  1. 装置、ビデオストリーム、または事前録画済みビデオを見つけます。

  2. 装置、ビデオストリーム、または事前録画済みビデオの追加

装置を追加する前に、装置ステータス列に表示されている問題をすべて解決する必要があります。

(空白)ステータスが表示されていない場合は、装置をAXIS Camera Station Proに追加できます。
通信中AXIS Camera Station Proサーバーが装置にアクセスしようとしています。
HTTPS証明書が信頼されていませんAXIS Camera Station Proは、装置上のHTTPS証明書が信頼された発行者によって署名されていることを検証できません。
通信エラーAXIS Camera Station Proは装置に接続できません。
パスワードを入力AXIS Camera Station Proは、装置へのアクセスに使用する認証情報を認識していません。 リンクをクリックして、装置の管理者アカウントのユーザー名とパスワードを入力します。 デフォルトでは、入力したユーザー名とパスワードが、ユーザーの存在するすべての装置に対して、AXIS Camera Station Proによって使用されます。
パスワードを設定rootアカウントとパスワードが設定されていないか、装置で使用されているパスワードがデフォルトのままになっています。 リンクをクリックして、rootユーザーのパスワードを設定します。
  • パスワードを入力するか、[Generate (生成)] をクリックしてパスワードを取得します。 生成されたパスワードを表示し、そのコピーを作成することをお勧めします。

  • [Set password (パスワードを設定)] ステータスが存在するすべての装置でこのパスワードを使用する選択肢を有効にします。

サポートされないモデルです:AXIS Camera Station Proはその装置モデルをサポートしていません。
サポート対象外のファームウェア装置のファームウェアのバージョンが古いため、装置を追加するには、その前にファームウェアを更新する必要があります。
故障装置AXIS Camera Station Proによって取得された装置パラメーターが破損しています。
チルトの向きを設定カメラの設置方法に応じて、リンクをクリックし、チルトの向きを [Ceiling (天井)]、[Wall (壁)]、または [Desk (デスク)] のいずれにするかを選択します。 一部のカメラモデルでは、チルトの向きを設定する必要があります。
非サポートのサードパーティ製の装置AXIS Camera Station Proは、このサードパーティ製の装置をサポートしていません。
AXIS Companionと共にのみ使用できます:この装置はAXIS Companion専用に設計されています。
装置の検索

表示されていない装置を検索するには:

  1. [Configuration > Devices > Add devices (設定 > 装置 > 装置を追加)] を選択します。

  2. 実行中のネットワーク検索を停止するには、[Cancel (キャンセル)] をクリックします。

  3. [Manual search (手動検索)] をクリックします。

  4. 1つ以上のIP範囲内にある複数の装置を検索する手順は、以下のとおりです。

    1. [Search one or more IP ranges (1つまたは複数のIP範囲を検索)] を選択します。

    2. IP範囲を入力します。 例: 192.168.10.*, 192.168.20-22.*, 192.168.30.0-50

      • グループ内のすべてのアドレスを対象とするには、ワイルドカードを使用します。

      • アドレスの範囲を指定するには、ダッシュを使用します。

      • 複数の範囲を指定する場合は、カンマで区切ります。

    3. デフォルトのポート80を変更する場合は、ポートの範囲を入力します。 例: 80, 1080-1090

      • ポートの範囲を指定するには、ダッシュを使用します。

      • 範囲が複数ある場合はカンマで区切ります。

    4. [Search (検索)] をクリックします。

  5. 1つ以上の特定の装置を検索する手順は、以下のとおりです。

    1. [Enter one or more hostnames or IP addresses (ホスト名またはIPアドレスを1つ以上入力)] を選択します。

    2. ホスト名かIPアドレスを、カンマで区切って入力します。

    3. [Search (検索)] をクリックします。

  6. [OK] をクリックします。

ビデオストリームの検索

以下をサポートするビデオストリームを追加できます。

  • プロトコル: RTSP、HTTP、HTTPS

  • ビデオエンコード方式: M-JPEG (HTTPおよびHTTPS)、H.264 (RTSP)

  • 音声エンコーディング: AAC、G.711 (RTSP)

サポートされるビデオストリームのURLスキーム:

  • rtsp://<address>:<port>/<path>

    例: rtsp://<address>:554/axis-media/media.amp

  • http://<address>:80/<path>

    例: http://<address>:80/axis-cgi/mjpg/video.cgi?date=1&clock=1&resolution=1920x1080

  • https://<address>:443/<path>

    例: https://<address>:443/axis-cgi/mjpg/video.cgi?date=1&clock=1&resolution=1920x1080

  1. [Configuration > Devices > Add devices (設定 > 装置 > 装置を追加)] を選択します。

  2. [Enter stream URLs (ストリームURLを入力)] をクリックし、1つ以上のストリームURLを入力します (複数の場合はカンマ区切り)。

  3. [Add (追加)] をクリックします。

事前録画済みビデオの検索

事前に録画したビデオを .mkv形式でAXIS Camera Station Proに追加できます。

.mkvファイルの要件:

  • ビデオエンコード方式: M-JPEG、H.264、H.265

  • 音声エンコーディング: AAC

  1. C:\ProgramData\Axis Communications\AXIS Camera Station Serverの下にPrerecordedVideosフォルダーを作成します。

  2. フォルダーに.mkvファイルを追加します。

  3. 事前に録画したビデオの歪みを補正するには、.mkvファイルと同じ名前の.dewarpファイルをフォルダーに追加します。 詳細については、画像の設定を参照してください。

  4. [Configuration > Devices > Add devices (設定 > 装置 > 装置を追加)] に移動して [Include prerecorded video (事前録画済みのビデオを含める)] をオンにします。

    事前録画済みビデオと、システムによって提供された事前録画済みビデオが見つかります。

装置、ビデオストリーム、または事前録画済みビデオの追加
  1. マルチサーバーシステムでは、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンリストからサーバーを選択します。

  2. [Configuration > Devices > Add devices (設定 > 装置 > 装置を追加)] を選択します。

  3. 装置の名前を変更するには、リストにある名前をクリックし、新しい名前を入力します。

  4. 装置、ビデオストリーム、または事前録画済みビデオを選択します。[Add (追加)] をクリックします。

  5. ホスト名が使える場合、装置についてIPの代わりにホスト名を使用するかどうかを選択します。

  6. 基本的な設定のみを行う場合は、[Quick configuration (クイック設定)] を選択します。

    Site Designerプロジェクトをインポートする場合は、Site Designerプロジェクトのインポートを参照してください。

  7. [Install (インストール)] をクリックします。AXIS Camera Station Proにより、HTTPSをサポートする装置でHTTPSが自動的に有効になります。

Site Designerプロジェクトのインポート

AXIS Site Designerはオンラインの設計ツールです。Axisの製品およびアクセサリーを使用するサイトを構築するのに役立ちます。

AXIS Site Designerでサイトを作成している場合、このプロジェクト設定をAXIS Camera Station Proにインポートできます。 アクセスコードまたはダウンロードしたSite Designer設定ファイルを使用してプロジェクトにアクセスできます。

サイトデザイナープロジェクトをAXIS Camera Station Proにインポートするには:

  1. Site Designerプロジェクトへのアクセスコードを生成するか、またはプロジェクトファイルをダウンロードします。

    1. MyAxisアカウントでhttp://sitedesigner.axis.comにサインインします。

    2. プロジェクトを選択し、プロジェクトページに移動します。

    3. [Share (共有)] をクリックします。

    4. AXIS Camera Station Proサーバーがインターネットに接続されている状態で、[Generate code (コードを生成する)] をクリックします。 または、サーバーがインターネットに接続されていない状態で、[Download settings file (設定ファイルをダウンロードする)] をクリックします。

  2. AXIS Camera Station Proクライアントで、[Configuration > Devices > Add devices (設定 > 装置 > 装置を追加)] に移動します。

  3. カメラを選択し、[Add (追加)] をクリックします。

  4. [Site Designer configuration (Site Designer設定)] を選択して [Next (次へ)] をクリックします。

  5. [Access code (アクセスコード)] を選択し、アクセスコードを入力します。 または、[Choose file (ファイルの選択)] を選択してダウンロードしているSite Designer設定ファイルに移動します。

  6. [Import (インポート)] をクリックします。 インポート時に、AXIS Camera Station ProはIPアドレスまたは製品名でSite Designerプロジェクトと選択したカメラの照合を試みます。照合が失敗した場合は、ドロップダウンメニューから正しいカメラを選択できます。

  7. [Install (インストール)] をクリックします。

AXIS Camera Station Proは、Site Designerプロジェクトから次の設定をインポートします。

エンコーダ、ビデオデコーダ、ドアコントローラー、レーダー検知器、スピーカー:カメラ、インターカム、F/FA シリーズ
名前とスロットが設定されたスケジュール
名前、アイコンの色、アイコンの場所、および項目名が設定されたマップ
名前
説明
動きをトリガーとした録画: スケジュールと、フレームレート、解像度、ビデオエンコーディング、圧縮などの録画プロファイル
連続録画: スケジュールと、フレームレート、解像度、ビデオエンコーディング、圧縮などの録画プロファイル
Zipstreamの強度
ライブビューと録画の音声設定
録画の保存期間
  • 録画プロファイルを1つだけ定義した場合、またはSite Designerプロジェクトに同一の録画プロファイルが2つある場合、AXIS Camera Station Proはプロファイルを「中」に設定します。
  • Site Designerプロジェクトで両方の録画プロファイルを定義している場合、AXIS Camera Station Proは連続録画プロファイルを「中」に、動きによるトリガー録画を「高」に設定します。
  • AXIS Camera Station Proはアスペクト比を最適化するため、インポートとSite Designerプロジェクトで解像度が異なる場合があります。
  • 装置に内蔵マイクロフォンまたはスピーカーが搭載されている場合、AXIS Camera Station Proは音声設定を行うことができます。 外部音声装置を使用する場合は、装置を設置した後、装置を手動で有効にする必要があります。
  • AXIS Camera Station Proは、Site Designerの設定が異なる場合でも、音声設定をインターカムに適用しません。 インターカムでは、ライブビューのみで音声が常にオンになります。
サードパーティ装置の追加

AXIS Camera Station Proには、Axis製品を追加するのと同じ方法でサードパーティ製の装置を追加できます。装置の追加を参照してください。

サードパーティ製の装置を、ビデオストリームとしてAXIS Camera Station Proに追加することもできます。ビデオストリームの検索を参照してください。

サードパーティ製の装置のサポートについては、最新のテクニカルペーパーを参照してください。

AXIS Camera Station Proは、IEC62676-2-31およびIEC62676-2-32に準拠し、サードパーティ製の装置用に次の機能をサポートしています。

  • カメラ検出

  • ビデオエンコード方式: M-JPEG、H.264

  • 音声エンコード方式: G.711 (1方向、装置からAXIS Camera Station Pro)

  • カメラごとに1ビデオプロファイル

  • ライブビュー

  • 連続録画および手動録画

  • 再生

  • 録画のエクスポート

  • 装置イベントトリガー

  • PTZ

ビューエリアの使用

一部のカメラモデルでは、ビューエリアがサポートされています。AXIS Camera Station Proでは、[Add devices (装置の追加)] ページでビューエリアが個別のカメラとして一覧表示されます。装置の追加を参照してください。

  • AXIS Camera Station Proライセンスで使用可能なカメラの総数では、ネットワークカメラのすべてのビューエリアが1台のカメラとしてカウントされます。
  • 追加できるカメラの数はライセンスによって異なります。
  • AXIS Camera Station Proライセンスごとに、特定の台数のカメラがインストール可能です。

AXIS Camera Station Proでビューエリアを使用するには、まずカメラでビューエリアを有効にする必要があります。

  1. [Configuration > Devices > Cameras (設定 > 装置 > カメラ)] を選択します。

  2. カメラを選択し、[Address (アドレス)] 列でリンクをクリックします。

  3. カメラの設定ページで、ユーザー名とパスワードを入力してログインします。

  4. 設定を見つけるための手順はカメラのモデルとファームウェアによって異なるため、[Help (ヘルプ)] をクリックして確認してください。

装置を交換する

装置を交換しても、既存の設定と録画を維持できます。 新しいカメラに設定されているビデオストリームの数は、古いカメラと同じである必要があります。 装置を交換するには:

  1. [Configuration (設定)] タブを開き、[Devices (デバイス)] > [Management (管理)] に移動します。

  2. 交換する装置を選択し、 をクリックします。

  3. [Replace device (デバイスの交換)] ダイアログで、古い装置と交換する装置を選択します。

  4. [Finish (完了)] をクリックします。

  5. [Replaced device (デバイスの交換完了)] ダイアログが表示され、装置が正常に交換されたことを確認します。 [OK] をクリックします。

  6. 新しい装置の設定をチェックして、設定が正しく、装置が正常に機能していることを確認します。

カメラ

[Configuration > Devices > Cameras (設定 > 装置 > カメラ)] を選択すると、システムに追加されているすべてのカメラが一覧表示されます。

このページでは次の操作ができます。

  • カメラのアドレスをクリックして、そのwebインターフェースを開きます。 この操作は、AXIS Camera Station Proクライアントと装置の間にNATまたはファイアウォールがない場合にのみ可能です。

  • カメラの設定を編集します。カメラ設定の編集を参照してください。

  • カメラを削除します。 これを実行すると、AXIS Camera Station Proは、削除されたカメラに関連付けられたすべての録画 (ロックされた録画を含む) を削除します。

カメラ設定の編集

カメラ設定を編集するには:

  1. [Configuration > Devices > Cameras (設定 > 装置 > カメラ)] を選択します。

  2. カメラを選択して [Edit (編集)] をクリックします。

Enabled (有効) ビデオストリームの録画と表示を禁止するには、[Enabled (有効)] の選択を解除します。 その場合にも、録画とライブビューを設定することはできます。
Channel (チャンネル)

[Channel (チャンネル)] がマルチポートビデオエンコーダで使用可能な場合は、ポート番号を選択します。

[Channel (チャンネル)] がビューエリアで使用可能な場合は、ビューエリアに対応する番号を選択します。

その他の装置

[Configuration > Devices > Other devices (設定 > 装置 > 他の装置)] を選択すると、ドアコントローラー、音声装置、I/Oモジュールなどビデオ機能を持たない装置が一覧表示されます。 一覧には、ドアコントローラー、音声装置、I/Oモジュールが記載されます。

サポートされている製品の詳細については、www.axis.com他の装置から音声を使用するを参照してください。

このページでは次の操作ができます。

  • 装置のアドレスをクリックして、そのwebインターフェースを開きます。 この操作は、AXIS Camera Station Proクライアントと装置の間にNATまたはファイアウォールがない場合にのみ可能です。

  • 名前、アドレス、パスワードなど、装置の設定を編集します。

  • 装置を削除します。

他の装置の設定の編集

カメラ以外の装置の名前を変更するには:

  1. [Configuration (設定)] > [Devices (デバイス)] > [Other devices (他のデバイス)] に移動します。

  2. 装置を選択し、[Edit (編集)] をクリックします。

  3. 装置の新しい名前を入力します。

ストリームプロファイル

ストリームプロファイルは、解像度、ビデオ形式、フレームレート、圧縮など、ビデオストリームに影響を与える設定のグループです。 [Configuration > Devices > Stream profiles (設定 > 装置 > ストリームプロファイル)] に移動して、[Stream profiles (ストリームプロファイル)] ページを開きます。 このページにはすべてのカメラのリストが表示されます。

ライブビューおよび録画の設定で、次のプロファイルを使用することができます。

High (ハイ) –
最高の画質と解像度を実現するように最適化されます。
Medium (中) –
高画質とパフォーマンスのバランスを取るように最適化されます。
Low (低) –
パフォーマンスに最適化されます。

ストリームプロファイルは、ライブビューと録画ではデフォルトで [Automatic (自動)] に設定されています。つまり、ストリームプロファイルは、ビデオストリームの使用可能なサイズに応じて、[High (ハイ)]、[Medium (中)]、[Low (低)] に自動的に変更されます。

ストリームプロファイルの編集
  1. [Configuration > Devices > Streaming profiles (設定 > 装置 > ストリームプロファイル)] を選択し、設定するカメラを選択します。

  2. [Video profiles (ビデオプロファイル)] の下で、解像度、ビデオ形式、フレームレート、圧縮を設定します。

  3. [Audio (音声)] の下で、マイクとスピーカーを設定します。

  4. [Advanced (詳細設定)] の下で、分析データ、FFmpegストリーミング、PTZオートトラッキング物体インジケーター、カスタマイズされたストリーム設定を設定します。 これらの設定は、製品によっては利用できない場合もあります。

  5. [Apply (適用)] をクリックします。

ビデオプロファイル

エンコーダ
  • 使用可能なオプションは、装置のビデオエンコーダの設定によって異なります。 このオプションはサードパーティ製の装置にのみ使用できます。

  • ビデオエンコーダ設定は1つのビデオプロファイルに対してのみ使用できます。

  • 装置に1つしかエンコーダ設定がない場合、[Medium (中)] プロファイルだけが使用できます。

Resolution (解像度)使用可能なオプションは、カメラのモデルによって異なります。 解像度が高いほど画像は高画質になりますが、必要な帯域幅とストレージ容量が大きくなります。
形式使用可能なオプションは、カメラのモデルによって異なります。 H.264は、大部分のカメラモデルでサポートされています。たとえばM-JPEGと比べると、H.264では必要な帯域幅とストレージ容量が少なくてすみます。 カメラでMPEG-4のビデオプロファイルは、一度に1つのみ設定できます。
フレームレート実際のフレームレートは、カメラのモデル、ネットワーク環境、コンピューターの設定によって決まります。
Compression (圧縮)低い圧縮値を設定すると画質が向上しますが、必要な帯域幅とストレージ容量が大きくなります。

Zipstream

強度H.264またはH.265ストリームのビットレート低減のレベルは、Zipstreamの強度によってリアルタイムで決定されます。 このオプションは、ZipstreamをサポートするAxis装置でのみ使用できます。Default (デフォルト)装置のwebインターフェースページで設定されたZipstream設定を使用します。
Off (オフ)なし
Low (低)大部分のシーンにおいて目に見える効果なし
Medium (中)一部のシーンにおいて目に見える効果あり: 対象物体の比較的少ない場所におけるノイズの低減と詳細度のわずかな低減
High (高)多くのシーンにおいて目に見える効果あり: 対象物体の比較的少ない場所におけるノイズの低減と詳細度の低減
Higher (さらに高)さらに多くのシーンにおいて目に見える効果あり: 対象物体の比較的少ない場所におけるノイズの低減と詳細度の低減
極限大部分のシーンにおいて目に見える効果あり: 対象物体の比較的少ない場所におけるノイズの低減と詳細度の低減
ストレージ用に最適化Zipstreamは、[Optimize for storage (ストレージ用に最適化する)] プロファイルを使用して、ビデオストリームをストレージ用に最適化します。 ストレージの最適化では、デフォルトのZipstream設定と比較して、より高度な圧縮ツールを使用して追加のストレージを節約します。 このプロファイルを使用すると、動きの多いシーンでもビットレートをさらに下げることができます。
  • asf形式は、この機能で使用されるBフレームをサポートしていません。

  • この機能は、AXIS S30シリーズレコーダーに録画されたビデオには影響しません。

  • この機能には、AXIS OS 11.7.59以降が必要です。

Audio (音声)

[Microphone: (マイク:)]マイクをカメラに関連付けるには、[Built-in microphone or line in (内蔵マイクロフォンまたはライン入力)] または他の装置のマイクを選択します。他の装置から音声を使用するを参照してください。
[Speaker (スピーカー)]:スピーカーをカメラに関連付けるには、[Built-in speaker or line out (内蔵スピーカーまたはライン出力)] または他の装置のスピーカーを選択します。 送話には、コンピューターに接続されたマイクを使用します。 「他の装置から音声を使用する」を参照してください。
[Use microphone for (マイクの使用対象)]:1つまたは2つのストリームのマイク音声を有効にします。 音声は、ライブビューと録画、ライブビューのみ、または録画のみ有効にすることができます。

詳細設定

分析データを含めるビデオストリーミング中にスマート検索用のデータを収集できるようにするには、[Include analytics data (分析データを含める)] を選択します。 このオプションは、分析データをサポートするAxis装置でのみ使用できます。スマート検索1用にデータを収集すると、ビデオストリーミングの待ち時間が長くなることがあります。
FFmpegを使用サードパーティ製の装置との互換性を改善するには、[Use FFmpeg (FFmpegを使用)] を選択してFFmpegストリーミングを有効にします。 このオプションはサードパーティ製の装置にのみ使用できます。
PTZオートトラッキング物体インジケーターを表示PTZカメラによって検知された物体インジケーターをライブビューで表示するには、[Show PTZ autotracking object indicators (PTZオートトラッキング物体インジケーターを表示)] を選択し、ビデオストリームバッファ時間を最大2000ミリ秒に設定します。 このオプションは、AXIS PTZオートトラッキングが設定されたAxis PTZカメラでのみ使用できます。AXIS Camera Station ProでAXIS PTZ Autotrackingを設定する詳細なワークフローについては、「AXIS PTZ Autotrackingの設定」を参照してください。
ストリームのカスタマイズ

特定のプロファイルのストリーム設定をカスタマイズするには、プロファイルの設定を&で区切って入力します。 たとえばoverlays=off&color=0を入力すると、そのカメラのオーバーレイが非表示になります。

カスタム設定は、既存の設定を上書きします。 機密情報をカスタム設定に含めないでください。

解像度、フレームレート、圧縮、ビデオ形式、音声などのプロファイル設定をカスタマイズするには、設定するカメラを選択します。 同じモデルで、設定方法が同じであるカメラは、複数台同時に設定できます。設定の構成を参照してください。

録画のプロファイル設定をカスタマイズする方法については、録画の方法を参照してください。

たとえば、AXIS Camera Station ProクライアントとAXIS Camera Station Proサーバーの間の接続が低速な場合、ライブビューの解像度やフレームレートを制限して、帯域幅の使用量を低減できます。 帯域幅の使用量については、「ストリーミング」を参照してください。

他の装置から音声を使用する

ネットワークカメラやビデオエンコーダのビデオと、カメラ以外の補助装置の音声を合わせて、ライブビューや録画に使用できます。

  1. カメラ以外の装置をAXIS Camera Station Proに追加します。装置の追加を参照してください。

  2. 装置からの音声を利用できるよう、カメラを設定する。ストリームプロファイルを参照してください。

  3. ライブビューや録画用に音声を有効にする。ストリームプロファイルを参照してください。

次の例は、AXIS Camera Station Pro ビデオチュートリアルにあります。

  • 音声装置を設定し、ライブアナウンスを行う

  • アクションボタンを作成して、動きが検知されたときに音声を手動で再生する

  • 動きが検知されたときに音声を自動的に再生

  • AXIS Camera Station Proで音声クリップをスピーカーに追加する

画像の設定

AXIS Camera Station Proに接続しているカメラの画像を設定することができます。

画像の設定を変更した場合は、瞬時に適用されます。

画像を設定するには:

  1. [Configuration > Devices > Image configuration (設定 > 装置 > 画像の設定)] に移動し、AXIS Camera Station Proに追加されているすべてのカメラを一覧表示します。

  2. リストの下にカメラとビデオフィードがリアルタイムで表示されます。 [Type to search (検索する文字を入力)] フィールドを使用して、リスト内の特定のカメラを検索できます。

  3. 画像を設定します。

画像設定

輝度: 画像の輝度を調整します。 値を大きくするほど画像が明るくなります。

カラーレベル: 色の彩度を調整します。 小さい値を選択すると色の彩度が低下します。 0にすると画像が白黒で表示されます。 最大値にすると最高彩度になります。

シャープネス: 画像のシャープさを調整します。 シャープネスを高く設定すると、特に微光の状況では画像ノイズが増えることがあります。 シャープネスの値が高いと、高コントラスト部分の周囲に画像のアーティファクト (ぎざぎざなど) が生じるおそれがあります。 低い値を設定すると画像ノイズは減りますが、ややぼやけた画像になります。

コントラスト: 画像のコントラストを調整します。

ホワイトバランス: ドロップダウンリストで、ホワイトバランスのオプションを選択します。 ホワイトバランスは、光源の色温度にかかわらず同じになるようにするために使用します。 [Automatic (自動)] を選択すると、カメラが光源を識別して自動的に色を補正します。 満足の行く結果が得られない場合は、光源の種類に対応するオプションを選択してください。 利用可能なオプションは、カメラのモデルによって異なります。

画像を回転: 画像の回転角度を設定します。

画像のイメージ自動回転 オンに設定すると、画像の回転が自動的に調整されます。

画像を反転: オンにすると画像が反転します。

逆光補正: 電球などの明るい光点によって、画像内の他の領域が暗く見えすぎる場合は、オンにします。

ダイナミックコントラスト (ワイドダイナミックレンジ): オンにすると、ワイドダイナミックレンジを使用して、画像内でコントラストがかなり強い場合の露出を向上させます。 スライダーを使用して、ダイナミックコントラストを調整します。 逆光の強い条件下ではダイナミックコントラストを有効にします。 暗い場所ではダイナミックコントラストを無効にします。

カスタム歪み補正設定: カメラのレンズパラメーター、光学センター、およびチルトの向きを含む.dewarpファイルをインポートすることができます。 [Reset (リセット)] をクリックすると、パラメーターが元の値にリセットされます。

  1. 以下のパラメーターを含む.dewarpファイルを作成します。

    • 必須: RadialDistortionXRadialDistortionYRadialDistortionZ、およびTiltOrientationTiltOrientationで使用可能な値はwalldeskceilingです。

    • オプション: OpticalCenterXおよびOpticalCenterY。 光学センターを設定する場合は、これら2つのパラメーターを両方とも含める必要があります。

  2. [Import (インポート)] をクリックして、.dewarpファイルを参照します。

  3. 以下は.dewarpファイルの例です。
  4. RadialDistortionX=-43.970703 RadialDistortionY=29.148499 RadialDistortionZ=715.732193 TiltOrientation=Desk OpticalCenterX=1296 OpticalCenterY=972

PTZプリセット

パン/チルト/ズーム (PTZ) とは、カメラをパン (左右に移動)、チルト (上下に移動)、ズームイン、ズームアウトする機能です。

[Configuration > Devices > PTZ presets (設定 > 装置 > PTZプリセット)] を選択して、PTZ機能を使用できるカメラを一覧表示します。 カメラをクリックすると、カメラで使用可能なすべてのプリセットが表示されます。 [Refresh (更新)] をクリックすると、プリセットリストが更新されます。

PTZが使用可能なカメラは次のとおりです。

  • PTZカメラ (メカニカルPTZが搭載されているカメラ)

  • デジタルPTZが有効になっている固定カメラ

デジタルPTZを有効にするには、カメラに内蔵の設定ページを使用します。 詳細については、カメラのユーザーマニュアルを参照してください。 設定ページを開くには、装置管理ページに進み、カメラを選択して [Address (アドレス)] 列のリンクをクリックします。

PTZプリセットは、AXIS Camera Station Proおよびカメラの設定ページで設定できます。 PTZプリセットは、AXIS Camera Station Proで設定することをお勧めします。

  • カメラの設定ページでPTZプリセットを設定する場合は、プリセット内でストリームのみを表示できます。 ライブビューでのPTZの動きを確認し、録画することができます。

  • AXIS Camera Station ProでPTZプリセットを設定する場合は、カメラのストリーム全体を閲覧できます。 ライブビューでのPTZの動きは、表示することも記録することもできません。

カメラのコントロールキューが有効になっている場合、PTZは使用できません。 コントロールキューの詳細と、コントロールキューを有効または無効にする方法については、カメラのユーザーマニュアルを参照してください。

プリセットを追加するには:

  1. [Configuration > Devices > PTZ presets (設定 > 装置 > PTZプリセット)] を選択し、リストからカメラを選択します。

  2. メカニカルPTZを搭載したカメラの場合は、PTZコントロールを使用して、カメラビューを目的の位置に移動します。 デジタルPTZを搭載したカメラの場合は、マウスホイールを使用してズームインし、カメラビューを目的の位置にドラッグします。

  3. [Add (追加)] をクリックし、新しいプリセットの名前を入力します。

  4. [OK] をクリックします。

プリセットを削除するには、プリセットを選択し [Remove (削除)] をクリックします。 選択したプリセットがAXIS Camera Station Proとカメラから削除されます。

装置の管理

装置管理には、AXIS Camera Station Proに接続された装置の管理とメンテナンスを行うためのツールが用意されています。

[Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択して「装置管理」ページを開きます。

ファームウェアアップグレード設定で新しいファームウェアバージョンの自動確認を設定した場合は、装置で使用可能な新しいファームウェアバージョンがあるとリンクが表示されます。 リンクをクリックして、ファームウェアバージョンをアップグレードします。ファームウェアのアップグレードを参照してください。

AXIS Camera Station Proの更新で新しいソフトウェアバージョンの自動確認を設定した場合は、使用可能な新しいAXIS Camera Station Proのバージョンがあるとリンクが表示されます。 リンクをクリックして、新しいバージョンのAXIS Camera Station Proをインストールします。

AXIS Camera Station Proに追加されている装置のリストが表示されます。 [Type to search (検索する文字を入力)] フィールドを使用して、リスト内の装置を検索できます。 列を表示/非表示にするには、ヘッダー行を右クリックし、表示する列を選択します。 ヘッダーをドラッグアンドドロップして、列の順序を並べ替えることができます。

装置のリストには以下の情報が含まれています。

  • 名前: 装置が複数のカメラが接続されたビデオエンコーダであるとき、または装置が複数のビューエリアのあるネットワークカメラであるとき、装置名または関連付けられたすべてのカメラ名のリストが表示されます。

  • MACアドレス: 装置のMACアドレス。

  • ステータス: 装置のステータス。

    • OK: 確立された装置接続の標準の状態。

    • メンテナンス: 装置はメンテナンス中であるため、一時的にアクセスできません。

    • アクセス不可: 装置との接続を確立できません。

    • 設定されたホスト名ではアクセスできません: ホスト名を使用して装置との接続を確立することはできません。

    • サーバーにアクセス不可: 装置が接続するサーバーとの接続を確立できません。

    • パスワードを入力: 有効なアカウント情報を入力するまで装置の接続は確立されません。 リンクをクリックし、有効なユーザー認証情報を入力します。 装置が暗号化接続に対応している場合、デフォルトで暗号化されたパスワードが送信されます。

    • パスワードを設定: rootアカウントとパスワードが設定されていないか、装置で使用されているパスワードがデフォルトのままになっています。 リンクをクリックして、rootユーザーのパスワードを設定します。

      • パスワードを入力するか、[Generate (生成)] をクリックして、装置で許容される長さを上限としたパスワードを自動的に生成します。 自動生成されたパスワードを表示し、そのコピーを作成することをお勧めします。

      • [Set password (パスワードを設定)] ステータスが存在するすべての装置でこのパスワードを使用する選択肢を有効にします。

      • 装置がHTTPSをサポートしている場合は、[Enable HTTPS (HTTPSを有効にする)] を選択してHTTPSを有効にします。

    • パスワードのタイプ: 非暗号化: 装置が以前に暗号化されたパスワードを使用して接続しているため、装置との接続は確立されません。 安全上の理由から、AXIS Camera Station Proでは暗号化されたパスワードを使用したことがある装置に対しては、暗号化されていないパスワードの使用を許可していません。 暗号化に対応している装置では、装置の設定ページで接続のタイプを設定します。

    • 証明書エラー: 装置上の証明書にエラーがあります。

    • まもなく証明書の有効期限です: 装置上の証明書の有効期限が近くなっています。

    • 証明書の有効期限切れ: 装置上の証明書の有効期限が切れました。

    • HTTPS証明書が信頼されていません: 装置のHTTPS証明書がAXIS Camera Station Proに信頼されていません。

    • HTTP失敗: 装置とのHTTP接続を確立できません。

    • HTTPS失敗: 装置とのHTTPS接続を確立できません。

    • HTTPおよびHTTPS接続に失敗 (pingまたはUDPはOK): 装置とのHTTPまたはHTTPS接続を確立できません。 装置はpingおよびUser Datagram Protocol (UDP) 通信には応答します。

  • アドレス: 装置のアドレス。 [link(リンク)] をクリックすると、装置の設定ページが開きます 装置の追加時にどちらを使用したかに応じて、IPアドレスまたはホスト名が表示されます。[Device configuration (装置設定)] タブを参照してください。

  • ホスト名: 装置のホスト名 (使用可能な場合)。 [link(リンク)] をクリックすると、装置の設定ページが開きます。 ホスト名は、完全修飾ドメイン名で表示されます。[Device configuration (装置設定)] タブを参照してください。

  • メーカー: 装置のメーカー。

  • モデル: 装置のモデル。

  • ファームウェア: 装置が現在使用しているファームウェアのバージョン。

  • DHCP: 装置がDHCPを使用してサーバーに接続している場合、表示されます。

  • HTTPS: 装置のHTTPSステータス。セキュリティでHTTPSステータスを参照してください。

  • IEEE 802.1X: 装置のIEEE 802.1Xステータス。セキュリティでIEEE 802.1Xステータスを参照してください。

  • サーバー: 装置が接続されているAXIS Camera Station Proサーバー。

  • タグ: (デフォルトでは非表示) 装置に付加されているタグ。

  • UPnPフレンドリ名: (デフォルトでは非表示) UPnP名。装置を識別しやすくするために使用される分かりやすい名前です。

装置で次のアクションを実行できます。

  • 装置にIPアドレスを割り当てる。 「IPアドレスの設定」を参照してください。

  • 装置にパスワードを設定する。 「ユーザー管理」を参照してください。

  • 装置のファームウェアをアップグレードする。 「ファームウェアのアップグレード」を参照してください。

  • 装置に日付と時刻を設定する。 「日付と時刻を設定」を参照してください。

  • 装置を再起動する。

  • パスワードを含むほとんどの設定を工場出荷時の値にリセットするために装置をリストアします。 次の設定はリセットされません: アップロード済みのカメラアプリケーション、ブートプロトコル (DHCPまたは静的)、静的IPアドレス、デフォルトルーター、サブネットマスク、システム時刻。

  • 不正なアクセスを防止するため、装置を工場出荷時の設定に戻した後、パスワードを設定することを強く推奨します。

  • 装置にカメラアプリケーションをインストールします。 「カメラアプリケーションのインストール」を参照してください。

  • 装置の設定ページから設定を変更した場合に、装置を再読み込みします。

  • 装置を設定する。装置の設定を参照してください。

  • ユーザー管理。ユーザー管理を参照してください。

  • 証明書を管理する。セキュリティを参照してください。

  • 装置データを収集する。装置データの収集を参照してください。

  • IPアドレスまたはホスト名を使用する場合に選択します。Connection (接続)を参照してください。

  • 装置にタグを付ける。タグを参照してください。

  • 装置の認証情報を入力する。 装置を右クリックして [Advanced > Enter device credentials (詳細設定 > 装置の認証情報の入力)] を選択し、装置のパスワードを入力します。

  • 装置の設定タブに移動し、装置を設定します。[Device configuration (装置設定)] タブを参照してください。

IPアドレスの設定

AXIS Camera Station Proは複数の装置にIPアドレスを割り当てることができます。 新しいIPアドレスは、DHCPサーバーから自動的に取得したり、IPアドレス範囲から割り当てて取得したりできます。

IPアドレスの割り当て

  1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択し、設定する装置を選択します。

  2. をクリックするか、右クリックして [Assign IP address (IPアドレスの割り当て)] を選択します。

  3. 装置にアクセスできないなど、装置を設定できない場合は、[Invalid devices (無効な装置)] ダイアログが表示されます。 [Continue (継続)] をクリックすると、設定できない装置をスキップできます。

  4. 1台の装置を選択してIPアドレスを割り当てる場合は、[Advanced (詳細設定)] をクリックして [Assign IP address (IPアドレスの割り当て)] ページを開きます。

  5. [Obtain IP addresses automatically(DHCP) (IPアドレスを自動的に取得する (DHCP))] を選択して、DHCPサーバーからIPアドレスを自動的に取得します。

  6. [Assign the following IP address range (次のIPアドレス範囲を割り当て)] を選択し、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトルーターを指定します。

    IP範囲を指定するには:

    • ワイルドカードを使用。 例: 192.168.0.*、または10.*.1.*

    • 最初のIPアドレスと最後のIPアドレスをダッシュで区切って書く。 例: 192.168.0.10-192.168.0.20 (このアドレス範囲は、192.168.0.10-20に短縮もできます)、または10.10-30.1.101

    • ワイルドカードと範囲を組み合わせる。 例: 10.10-30.1.*

    • コンマを使用して複数の範囲を区切る。 例: 192.168.0.*,192.168.1.10-192.168.1.20

  7. IPアドレス範囲を割り当てる場合、各装置が同じAXIS Camera Station Proサーバーに接続されている必要があります。

  8. [Next] (次へ)] をクリックします。

  9. 現在のIPアドレスと新しいIPアドレスを確認します。 装置のIPアドレスを変更するには、装置を選択して [Edit IP (IPを編集)] をクリックします。

    • 新しいIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトルーターが [現在のIPアドレス] セクションに表示されます。

    • [新しいIPアドレス] セクションでオプションを編集し、[OK] をクリックします。

  10. 新しいIPアドレスを確認し、[Finish (完了)] をクリックします。

装置の設定

1台の装置から装置設定をコピーするか、設定ファイルを適用することで、複数の装置の一部の設定を同時に行うことができます。

1台の装置ですべての設定を行うには、装置の設定ページに移動します。[Device configuration (装置設定)] タブを参照してください。

  • 装置の設定方法については、「設定方法」を参照してください。

  • 設定ファイルの作成方法については、「設定ファイルを作成する」を参照してください。

  • コピー可能な設定については、「設定の構成」を参照してください。

設定方法

装置を設定するには数種類の方法があります。 AXIS Device managementは、設定の方法に基づいてすべての装置を構成しようとします。 「装置の設定」を参照してください。

選択した装置の設定を使用する

この方法は、既存の設定を一部またはすべてを再利用することで、単一の装置の設定でのみ使用できます。

  1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択します。

  2. 1台の装置を右クリックして、[Configure Devices > Configure (装置の設定 > 設定)] を選択します。

  3. 適用する設定を選択します。設定の構成を参照してください。

  4. [Next (次へ)] をクリックして適用する設定を確認します。

  5. [Finish (完了)] をクリックし、設定を装置に適用します。

他の装置から設定をコピーする

  1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択します。

  2. 装置を右クリックして、[Configure Devices > Configure (装置の設定 > 設定)] を選択します。 さまざまなモデルまたはファームウェアの装置を選択できます。

  3. [Device (装置)] をクリックして設定を再利用できる装置を表示します。

  4. 設定をコピーする装置を選択し、[OK] をクリックします。

  5. 適用する設定を選択します。設定の構成を参照してください。

  6. [Next (次へ)] をクリックして適用する設定を確認します。

  7. [Finish (完了)] をクリックし、設定を装置に適用します。

設定ファイルを使用する

設定ファイルには、1台の装置の設定が含まれています。 この設定を使用して複数の装置を同時に設定したり、装置を向上出荷時の設定にリセットする場合などに、装置を再設定したりできます。 1台の装置から作成した設定ファイルを、モデルまたはファームウェアの異なる複数の装置に適用することができます。一部の設定が、すべての装置に存在するわけではない場合でも可能です。

設定が適用先の装置に存在しなかったり、設定を適用できない場合は、AXIS Camera Station Proクライアントの一番下にある [Tasks (タスク)] タブに「Error (エラー)」というステータスが表示されます。 その場合、タスクを右クリックし、[表示] を選択して、適用できなかった設定の情報を表示します。

この方法は経験豊富なユーザー向けです。

  1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択します。

  2. 装置を右クリックして、[Configure Devices > Configure (装置の設定 > 設定)] を選択します。

  3. [Configuration File (設定ファイル)] をクリックして設定ファイルを参照します。 設定ファイルの作成方法については、設定ファイルを作成するを参照してください。

  4. .cfgファイルを選択し、[Open (開く)] をクリックします。

  5. [Next (次へ)] をクリックして適用する設定を確認します。

  6. [Finish (完了)] をクリックし、設定を装置に適用します。

設定ファイルを作成する

設定ファイルには、1台の装置の設定が含まれています。 これらの設定は後で他の装置に適用できます。 設定ファイルの使用方法については、「設定方法」を参照してください。

表示される設定は、AXIS Device managementを使用してアクセスすることができる装置設定です。 特定の設定を検索するには、[Type to search (検索する文字を入力)] フィールドを使用します。

設定ファイルを作成するには:

  1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択します。

  2. 設定ファイルを作成する装置を選択します。

  3. 装置を右クリックし、[Configure Devices > Create Configuration File (装置の設定 > 設定ファイルの作成)] を選択します。

  4. ファイルに含める設定を選択し、設定の値を必要に応じて変更します。 「設定の構成」を参照してください。

  5. [Next (次へ)] をクリックして設定を確認します。

  6. [Finish (完了)] をクリックして設定ファイルを作成します。

  7. [Save (保存)] をクリックして設定を.cfgファイルに保存します。

設定の構成

装置の設定時は、装置のパラメーター、アクションルール、および追加の設定を構成することができます。

パラメーター

パラメーターとは、装置の動作を制御する内部的な装置パラメーターです。 パラメーターの全般的な情報は、Axisのホームページ (www.axis.com) で製品のユーザーマニュアルを参照してください

  • パラメーターの変更は、経験豊富なユーザーだけが行うようにしてください。
  • AXIS Device managementから、すべての装置パラメーターにアクセスできるわけではありません。

一部のテキストフィールドには、変数を挿入することができます。 変数は装置に適用される前にテキストに置き換えられます。 変数を挿入するには、テキストフィールドを右クリックし、次のように選択します。

  • 変数として、製品のシリアル番号を入力してください: この変数は、設定ファイルを適用する装置のシリアル番号に置き換えられます。

  • 変数として、装置名を入力してください: この変数は、設定ファイルの適用時に使用されている装置の名前に置き換えられます。 装置名は、「装置の管理」ページの [名前] 列で確認できます。 装置の名前を変更するには、[カメラ] または [他の装置] ページを選択します。

  • 変数として、サーバー名を入力してください: この変数は、設定ファイルの適用時に使用されているサーバーの名前に置き換えられます。 サーバー名は、「装置の管理」ページの [サーバー] 列で確認できます。 サーバーの名前を変更するには、AXIS Camera Station Pro Service Controlに移動します。

  • 変数として、サーバーのタイムゾーンを入力してください: この変数は、設定ファイルの適用時に使用されているサーバーのPOSIXタイムゾーンに置き換えられます。 これは、POSIXタイムゾーンパラメーターと共に使用して、複数のタイムゾーンのサーバーからなるネットワーク内のすべての装置に正しいタイムゾーンを設定することができます。

アクションルール

アクションルールは、装置間でコピーすることができます。 アクションルールの変更は、経験豊富なユーザーだけが行うようにしてください。 アクションルールの全般的な情報については、「アクションルール」を参照してください。

追加設定

  • ストリームプロファイル: ストリームプロファイルは、ビデオエンコーディングおよび画像や音声の設定用に事前プログラムされているライブビューのプロファイルです。 ストリームプロファイルは、装置間でコピーすることができます。

  • 動体検知ウィンドウ: 動体検知ウィンドウは、カメラの視野に特定のエリアを定義するために使用します。 通常、指定されたエリア内で何かが動く (または停止する) たびにアラームが生成されます。 動体検知ウィンドウは、装置間でコピーすることができます。

ユーザー管理

[Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択すると、装置のユーザーを管理するための「装置の管理」ページが表示されます。

複数の装置に対してパスワードを設定したりユーザーを削除したりする場合、いずれの装置にも存在しないユーザーは で表示されます。 個々のユーザーが別々の装置に別々の権限で存在する場合、各ユーザーは一度だけ表示されます。

アカウントは装置固有であり、AXIS Camera Station Proのユーザーアカウントとは関連付けられていません。

パスワードを設定

  • ファームウェア5.20以降の装置では、64文字のパスワードをサポートします。 それより古いファームウェアバージョンの装置では、8文字のパスワードをサポートします。 古いファームウェアを搭載した装置では、個別にパスワードを設定することをお勧めします。
  • サポートされているパスワードの長さが異なる複数の装置でパスワードを設定する場合、パスワードは、その中で最短の長さに収まるようにする必要があります。
  • 許可されていないアクセスを防止したり、セキュリティを向上させるため、AXIS Camera Station Proに追加されたすべての装置をパスワードで保護することを強くお勧めします。

パスワードに使用できる文字は以下のとおりです。

  • アルファベットA~Z、a~z

  • 数字 0~9

  • スペース、カンマ (,)、ピリオド (.)、コロン (:)、セミコロン (;)

  • !、"、#、$、%、&、'、(、+、*、-、)、/、<、>、=、?、[、\、^、-、`、{、|、~、@、]、}

装置のユーザーにパスワードを設定するには:

  1. [Configuration > Devices > Management > Manage devices (設定 > 装置 > 管理 > 装置の管理)] を選択します。

  2. 装置を選択し、 をクリックします。 装置を右クリックして [User Management > Set password (ユーザー管理 > パスワードを設定)] を選択することもできます。

  3. ユーザーを選択します。

  4. パスワードを入力するか、[Generate (生成)] をクリックして強力なパスワードを生成します。

    • [OK] をクリックします。

    ユーザーを追加

    ローカルユーザーまたはActive DirectoryユーザーをAXIS Camera Station Proに追加するには:

    1. [Configuration > Devices > Management > Manage devices (設定 > 装置 > 管理 > 装置管理)] を選択します。

    2. 装置を右クリックして [User Management > Add user (ユーザー管理 > ユーザーを追加)] を選択します。

    3. ユーザー名とパスワードを入力し、パスワードを確認します。 使用できる文字の一覧は、前述の「パスワードを設定」セクションを参照してください。

    4. [Role (権限)] フィールドのドロップダウンリストからユーザーのアクセス権を選択します。

      • [Administrator (管理者): ] 装置に無制限にアクセスできます。

      • [Operator (オペレーター): ] ビデオストリームやイベントのほか、システムオプションを除くすべての設定にアクセスできます。

      • [Viewer (閲覧者): ] ビデオストリームにアクセスできます。

    5. [Enable PTZ control (PTZコントロールを有効にする)] を選択すると、ユーザーがライブビューでパン、チルト、ズームを実行できるようになります。

    6. [OK] をクリックします。

    ユーザーを削除

    装置からユーザーを削除するには:

    1. [Configuration > Devices > Management > Manage devices (設定 > 装置 > 管理 > 装置の管理)] を選択します。

    2. 装置を右クリックして [User Management > Remove user (ユーザー管理 > ユーザーを削除)] を選択します。

    3. [User (ユーザー)] フィールドのドロップダウンリストから削除するユーザーを選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    ユーザーを一覧

    装置のすべてのユーザーとそのアクセス権を一覧にするには:

    1. [Configuration > Devices > Management > Manage devices (設定 > 装置 > 管理 > 装置の管理)] を選択します。

    2. 装置を右クリックして [User Management > List users (ユーザー管理 > ユーザーを一覧)] を選択します。

    3. [Type to search (検索する文字を入力)] フィールドを使用すると、リスト内の特定のユーザーを検索できます。

    ファームウェアのアップグレード

    ファームウェアはAxis製品の機能を決定するソフトウェアです。 最新のファームウェアをインストールすることで、最新の機能を利用できるようになります。

    新しいファームウェアは、AXIS Camera Station Proを使用してダウンロードできるほか、ハードドライブまたはメモリーカード内のファイルからインポートすることもできます。 ダウンロードできるバージョンのファームウェアの場合、そのバージョン番号の後に [(Download) ((ダウンロード))] と表示されています。 ローカルクライアントにまだダウンロードされていないバージョンのファームウェアの場合、そのバージョン番号の後に [(File) ((ファイル))] と表示されています。

    ファームウェアをアップグレードする際には、以下のアップグレードタイプを選択できます。

    • Standard (標準): 選択したファームウェアバージョンにアップグレードして、既存の設定値を維持します。

    • Factory default (工場出荷時設定): 選択したファームウェアバージョンにアップグレードし、すべての設定を工場出荷時の値にリセットします。

    ファームウェアをアップグレードするには:

    1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択し、設定する装置を選択します。

    2. をクリックするか、右クリックして [Upgrade firmware (ファームウェアのアップグレード)] を選択します。

    3. 装置にアクセスできないなど、装置を設定できない場合は、[Invalid devices (無効な装置)] ダイアログが表示されます。 [Continue (継続)] をクリックすると、設定できない装置をスキップできます。

    4. ファームウェアのアップグレード中は装置にアクセスできません。[Yes (はい)] をクリックして続行します。 このことを確認済みで、再び表示されないようにするには、[Do not show this dialog again (このダイアログを再表示しない)] を選択して [Yes (はい)] をクリックします。

    5. [ファームウェアのアップグレード] ダイアログには、装置モデル、各モデルの装置数、既存のファームウェアバージョン、アップグレードで使用可能なファームウェアバージョン、およびアップグレードタイプが一覧表示されます。 新しいファームウェアバージョンのダウンロードが可能になると、デフォルトで装置があらかじめ一覧から選択され、最新のファームウェアバージョンが各装置にあらかじめ選択されています。

      1. ダウンロード可能なファームウェアバージョンのリストを更新するには、[Check for updates (更新を確認)] をクリックします。 ローカルのクライアントに保存されている1つ以上のファームウェアファイルを参照するには、[Browse (参照)] をクリックします。

      2. アップグレードする装置とファームウェアのバージョン、およびアップグレードタイプを選択します。

      3. [OK] をクリックして、リスト内の装置のアップグレードを開始します。

    デフォルトでは、ファームウェア更新は選択したすべての装置で同時に行われます。 更新の順序は変更することができます。 「ファームウェアアップグレード設定」を参照してください。

    日付と時刻を設定

    Axis装置に日付と時刻を設定します。コンピューターの時刻またはNTPサーバーに同期するか、手動で設定することができます。

    装置に日付と時刻を設定するには:

    1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択します。

    2. 装置を選択して をクリックするか、右クリックして [Set date and time (日付と時刻を設定)] を選択します。

    3. Axis装置の現在の日付と時刻が [Device time (装置の時刻)] に表示されます。 複数の装置を選択すると、[Device time (装置の時刻)] が利用できなくなります。

    4. タイムゾーンを選択します。

      • [Time zone (タイムゾーン)] ドロップダウンリストからAxis製品で使用するタイムゾーンを選択します。

      • 製品を使用している地域で夏時間が導入されている場合は、[Automatically adjust for daylight saving time changes (夏時間の調整を自動的に行う)] を選択してください。

    5. タイムゾーンは、[Synchronize with NTP server (NTPサーバーと同期する)] または [Set manually (手動で設定する)] の時刻モードを選択している場合に設定できます。

    6. [時刻モード] セクションで次のように実行します。

      • [Synchronize with server computer time (コンピューターの時刻と同期する)] を選択して、製品の日付と時刻を、AXIS Camera Station Proサーバーがインストールされているサーバーコンピューターのクロックと同期させます。

      • [Synchronize with NTP server (NTPサーバーと同期する)] を選択して、製品の日付と時刻をNTPサーバーに同期させます。 フィールドに、NTPサーバーのIPアドレス、DNSまたはホスト名を入力します。

      • [Set manually (手動で設定する)] を選択して、日付と時刻を手動で設定します。

    7. [OK] をクリックします。

    日付と時刻を設定
    カメラアプリケーションのインストール

    カメラアプリケーションは、Axisのネットワークビデオ製品にアップロードし、インストールすることができるソフトウェアです。 アプリケーションをインストールすることにより、検知、認識、追跡、カウントなどの機能を追加することができます。

    AXIS Camera Station Proから直接インストールできるアプリケーションもあります。 それ以外のアプリケーションは、まず、AxisのWebサイト (www.axis.com/global/en/products/analytics-and-other-applications) またはアプリケーションベンダーのWebサイトからダウンロードする必要があります。

    これらのアプリケーションは、AXIS Camera Application Platformをサポートする装置にインストールすることができます。 アプリケーションによっては、特定のファームウェアバージョンまたはカメラモデルにしかインストールできません。

    ライセンスが必要なアプリケーションの場合は、ライセンスキーファイルをアプリケーションと同時にインストールすることも、装置の設定ページを使用して後からインストールすることもできます。

    ライセンスキーファイルを取得するには、www.axis.com/se/sv/products/camera-applications/license-key-registration#/registrationにアクセスし、アプリケーションに付属するライセンスコードを登録する必要があります。

    アプリケーションをインストールできない場合は、www.axis.comにアクセスし、インストール先の装置モデルとファームウェアバージョンがAXIS Camera Application Platformをサポートしているかどうかをチェックしてください。

    利用可能なカメラアプリケーション:

    AXIS Video Motion Detection 4 –
    対象範囲内で動く被写体を検知するアプリケーションです。 ライセンスが不要で、ファームウェア6.50以降のカメラにインストールすることができます。 製品のファームウェアのリリースノートを確認し、Video Motion Detection 4をサポートしているかどうかを確認することもできます。
    AXIS Video Motion Detection 2 –
    対象範囲内で動く被写体を検知するアプリケーションです。 ライセンスが不要で、ファームウェア5.60以降のカメラにインストールすることができます。
    AXIS Video Content Stream –
    Axisカメラが動体追跡データをAXIS Camera Station Proに送信できるようにするアプリケーション。 5.50〜9.59のファームウェアを搭載したカメラにインストールできます。 AXIS Video Content StreamはAXIS Camera Station Proと組み合わせてのみ使用できます。
    その他のアプリケーション –
    インストールする任意のアプリケーション。 インストールを開始する前に、アプリケーションをローカルコンピューターにダウンロードしてください。

    カメラアプリケーションをインストールするには:

    1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択します。

    2. アプリケーションをインストールするカメラを選択します。 をクリックするか、右クリックして [Install camera application (カメラアプリケーションのインストール)] を選択します。

    3. カメラにインストールするカメラアプリケーションを選択します。 他のアプリケーションをインストールする場合は、[Browse (参照)] をクリックしてローカルのアプリケーションファイルに移動します。 [Next (次へ)] をクリックします。

    4. アプリケーションのインストール後、[Allow application overwrite (アプリケーションの上書きを許可)] を選択してアプリケーションを再インストールするか、[Allow application downgrade (アプリケーションのダウングレードを許可)] を選択して旧バージョンのアプリケーションをインストールします。

    5. ダウングレードまたは上書きによって、装置のアプリケーション設定がリセットされます。

    6. ライセンスが必要なアプリケーションの場合は、[ライセンスのインストール] ダイアログが表示されます。

      1. [Yes (はい)] をクリックしてライセンスのインストールを開始してから、[Next (次へ)] をクリックします。

      2. [Browse (参照)] をクリックしてライセンスファイルに移動してから、[Next (次へ)] をクリックします。

    7. AXIS Video Motion Detection 2、AXIS Video Motion Detection 4、またはAXIS Video Content Streamのインストールではライセンスは不要です。

    8. 情報を確認し、[Finish (完了)] をクリックします。 カメラのステータスが [OK] から [メンテナンス] に変更され、インストールが終了すると [OK] に戻ります。

    セキュリティ

    HTTPSまたはIEE 802.1Xを有効にすると、AXIS Camera Station Proの認証局 (CA) は自動的にクライアントとサーバーの証明書に署名し、それらの証明書を装置に配布します。 CAは、プリインストールされた証明書を無視します。 証明書を設定する方法の詳細については、証明書を参照してください。

    HTTPSまたはIEEE 802.1X証明書の管理

    IEEE 802.1Xを有効にする前に、AXIS Camera Station ProでAxis装置の時刻が同期されていることを確認します。

    1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] の順に移動します。

    2. 装置を右クリックし、以下の操作を行います。

      • [Security > HTTPS > Enable/Update (セキュリティ > HTTPS > 有効にする/更新する)] を選択して、装置でHTTPSを有効にするか、HTTPSの設定を更新します。

      • [Security > IEEE 802.1X > Enable/Update (セキュリティ > IEEE 802.1X > 有効にする/更新する)] を選択して、装置でIEEE 802.1Xを有効にするか、IEEE 802.1Xの設定を更新します。

      • [Security > HTTPS > Disable (セキュリティ > HTTPS > 無効にする)] を選択して、装置でHTTPSを無効にします。

      • [Security > IEEE 802.1X > Disable (セキュリティ > IEEE 802.1X > 無効にする)] を選択して、装置でIEEE 802.1Xを無効にします。

      • [Certificates... (証明書...)] を選択して、証明書の概要を表示したり、証明書を削除したり、特定の証明書に関する詳細な情報を確認したりします。

    3. 同じ証明書が複数の装置にインストールされているとき、その証明書は1つの項目として表示されるだけです。 その証明書を削除すると、インストールされているすべての装置から削除されます。

    HTTPSとIEEE 802.1Xのステータス

    装置管理ページに、HTTPSとIEEE 802.1Xのステータスが一覧表示されます。

    Status (ステータス)説明
    HTTPSオンAXIS Camera Station ProはHTTPSを使用して装置に接続します。
    消灯AXIS Camera Station ProはHTTPを使用して装置に接続します。
    不明装置にアクセスできません。
    サポートされていないファームウェア装置のファームウェアが古すぎるため、HTTPSはサポートされていません。
    サポートされていない装置HTTPSはこの装置モデルではサポートされていません。
    IEEE 802.1X有効IEEE 802.1Xは、装置上でアクティブです。
    無効IEEE 802.1Xはアクティブではありませんが、装置上でアクティブにする準備ができています。
    サポートされていないファームウェア装置のファームウェアが古すぎるため、IEEE 802.1Xはサポートされていません。
    サポートされていない装置IEEE 802.1Xはこの装置モデルではサポートされていません。
    装置データの収集

    このオプションは、一般的にトラブルシューティング目的で使用されます。 装置上の特定の場所に関するデータ収集レポートを含む.zipファイルを生成するには、このオプションを使用します。

    装置データを収集するには:

    1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択します。

    2. 装置を右クリックし、[Collect device data (装置データの収集)] を選択します。

    3. [選択した製品のデータソース] セクションで次のように実行します。

      • [Preset (プリセット)] を選択し、一般に使用されているコマンドのドロップダウンリストからいずれかを選択します。

      • プリセットによっては、すべての装置で使用できるわけではない場合があります。 たとえば、PTZ状態は音声装置では使用できません。

      • [Custom (カスタム)] をクリックして、選択したサーバー上のデータ収集ソースへのURLパスを指定します。

    4. [名前を付けて保存] セクションで、データ収集の.zipファイルのファイル名とフォルダーの場所を指定します。

    5. データ収集が終了した時点で指定のフォルダーを開くように、[Automatically open folder when ready (準備完了後に保存先のフォルダーを自動的に開く)] を選択します。

    6. [OK] をクリックします。

    Connection (接続)

    IPアドレスまたはホスト名を使用して装置と通信する方法:

    1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択します。

    2. 装置を選択して右クリックし、[Connection (接続)] を選択します。

      • IPアドレスを使用して装置に接続するには、[Use IP (IPを使用する)] を選択します。

      • ホスト名を使用して装置に接続するには、[Use hostname (ホスト名を使用する)] を選択します。

      • 認証情報、またはアドレスとポートの設定を変更するには、[Edit (編集)] を選択します。

    タグ

    「装置の管理」ページで、タグを使用して装置をグループごとに分けて管理することができます。 1台の装置に複数のタグを設定できます。

    たとえば装置のモデルや場所に応じて、装置にタグを付けることができます。 たとえば、カメラのモデルに応じたタグを付けると、特定のモデルの全カメラをすばやく見つけてアップグレードすることができます。

    1台の装置にタグを付けるには:

    1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択します。

    2. 装置を右クリックして [Tag devices (装置のタグ付け)] を選択します。

    3. Use existing tag (既存のタグを使用)] を選択してタグを選択するか、[Create a new tag (新しいタグを作成)] を選択してタグの名前を入力します。

    4. [OK] をクリックします。

    装置からタグを削除するには:

    1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択し、右上の をクリックします。

    2. [タグ] フォルダーからタグを選択します。 タグに関連づけられているすべての装置が表示されます。

    3. 装置を選択します。 装置を右クリックして、[Untag devices (製品のタグの解除)] を選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    タグを管理するには:

    1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択し、右上の をクリックします。

    2. [装置のタグ] ページで次のように実行します。

      • [Tags (タグ)] を右クリックして、[New tag (新しいタグ)] を選択してタグを作成します。

      • タグを右クリックして [Rename tag (タグの名前を変更)] を選択し、タグに付ける新しい名前を入力します。

      • タグを右クリックして [Delete (タグを削除)] を選択すると、タグを削除できます。

      • をクリックすると、[製品のタグ] ページを固定できます。

      • タグをクリックすると、このタグに関連付けられているすべての装置が表示され、[All devices (すべての装置)] をクリックすると、AXIS Camera Station Proに接続するすべての装置が表示されます。

      • [Warnings/Errors (警告/エラー)] をクリックすると、アクセスできない装置など、注意が必要な装置が表示されます。

    [Device configuration (装置設定)] タブ

    1台の装置ですべての設定を行うには:

    1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] を選択します。

    2. 装置のアドレスまたはホスト名をクリックして、装置の設定タブに移動します。

    3. 設定を変更します。 装置の設定方法については、装置のユーザーマニュアルを参照してください。

    4. タブを閉じると、装置が再読み込みされ、AXIS Camera Station Proで変更が実装されていることを確認できます。

    制限事項

    • サードパーティ製の装置の自動認証はサポートされていません。

    • サードパーティ製装置の一般的なサポートは保証できません。

    • ビデオストリームがアクティブな状態で装置設定タブを使用すると、負荷が増加して、サーバーマシンのパフォーマンスに影響する可能性があります。

    外部データソース

    外部データソースとは、各イベント時点での出来事の追跡に使用できるデータを生成するシステムまたはソースです。データ検索を参照してください。

    [Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [External data source (外部データソース)] の順に移動すると、すべての外部データソースが一覧表示されます。 [column heading(列見出し)] をクリックすると、列の値を基準にしてデータが並べ替えられます。

    アイテム説明
    名前外部データソースの名前です。
    ソースキー外部データソースの一意の識別子です。
    ビュー外部データソースがリンクされているビューです。
    サーバーデータソースが接続されているサーバーです。 複数のサーバーに接続する場合にのみ表示されます。

    外部データソースは、次の場合に自動的に追加されます。

    • [Configuration > Access control > Doors and zones (設定 > アクセスコントロール > ドアとゾーン)] に移動してドアを作成した場合。

      AXIS Camera Station ProでAXIS A1601 Network Door Controllerを設定するワークフローの詳細については、「AXIS A1601 Network Door Controllerの設定」を参照してください。

    • 最初のイベントは、AXIS License Plate Verifierで設定した装置により受信されます。

      AXIS Camera Station ProでAXIS License Plate Verifierを設定するワークフローの詳細については、「AXIS License Plate Verifierの設定」を参照してください。

    外部データソースをビューで設定している場合、データソースから生成されたデータは、[Data search (データ検索)] タブ内のビューのタイムラインに自動的にブックマークされます。 データソースをビューに接続するには:

    1. [Configuration > Devices > External data sources (設定 > 装置 > 外部データソース)] を選択します。

    2. 外部データソースを選択し、[Edit (編集)] をクリックします。

    3. [View (ビュー)] ドロップダウンリストからビューを選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    時刻同期

    [Configuration > Devices > Time synchronization(設定 > 装置 > 時刻同期)] に移動 し、[Time synchronization (時刻同期)] ページを開きます。

    AXIS Camera Station Proに追加されている装置のリストが表示されます。 ヘッダー行を右クリックし、表示する列を選択します。 ヘッダーをドラッグアンドドロップして、列の順序を並べ替えることができます。

    装置のリストには以下の情報が含まれています。

    • 名前: 装置が複数のカメラが接続されたビデオエンコーダであるとき、または装置が複数のビューエリアのあるネットワークカメラであるとき、装置名または関連付けられたすべてのカメラ名のリストが表示されます。

    • アドレス: 装置のアドレス。 [link (リンク)] をクリックすると、装置の設定ページが開きます。 装置の追加時の使用項目によって、IPアドレスまたはホスト名が表示されます。[Device configuration (装置設定)] タブを参照してください。

    • MACアドレス: 装置のMACアドレス。

    • モデル: 装置のモデル。

    • 有効: 時刻同期が有効になっている場合に表示されます。

    • NTPソース: 装置に設定されたNTPソースです。

      • スタティック: [Primary NTP server (プライマリNTPサーバー)] および [Secondary NTP server (セカンダリNTPサーバー)] から装置のNTPサーバーを手動で指定します。

      • DHCP: 装置は、ネットワークからNTPサーバーを動的に受信します。 [DHCP] を選択すると、[Primary NTP server (プライマリNTPサーバー)] および [Secondary NTP server (セカンダリNTPサーバー)] を指定できません。

    • Primary NTP server (プライマリNTPサーバー): 装置に設定されたプライマリNTPサーバーです。 [Static (スタティック)] を選択した場合にのみ使用できます。

    • Secondary NTP server (セカンダリNTPSサーバー): 装置に設定されたセカンダリNTPサーバーです。 セカンダリNTPをサポートするAxis装置に限り使用できます。また [Static (スタティック)] が選択されている場合にのみ使用できます。

    • サーバーの時間オフセット: 装置とサーバーの時差です。

    • 協定世界時: 装置上の協定世界時です。

    • 同期済み: 時刻同期の設定が実際に適用された場合に表示されます。 これは、ファームウェア9.1以降を搭載した装置にのみ適用されます。

    • 次の同期までの時間: 次の同期までの残り時間です。

    Windows Timeサービス (W32Time) はNetwork Time Protocol (NTP) を使用して、AXIS Camera Station Proサーバーの日時を同期します。 以下の情報が表示されます。

    • サーバー: Windows Timeサービスを実行しているAXIS Camera Station Proサーバーです。

    • ステータス: Windows Timeサービスのステータスです。 [Running (実行中)] または [Stopped (停止中)] のいずれかです。

    • NTPサーバー: Windows Timeサービス用に設定されたNTPサーバーです。

    時刻同期の設定
    1. [Configuration > Devices > Time synchronization (設定 > 装置 > 時刻同期)] を開きます。

    2. 装置を選択し、[Enable time synchronization (時刻同期を有効にする)] を指定します。

    3. NTPソースを [Static (スタティック)] または [DHCP] に指定します。

    4. [Static (スタティック)] を指定した場合は、プライマリNTPサーバーとセカンダリNTPサーバーを設定します。

    5. 時差が2秒を超える場合にアラームを受け取るには、[Send alarm when the time difference between server and device is larger than 2 seconds (サーバーと装置の時差が2秒を超える場合にアラームを送信する)] を選択します。

    6. [Apply (適用)] をクリックします。

    ストレージの設定

    [Configuration > Storage > Management (設定 > ストレージ > 管理)] を選択して「ストレージの管理」ページを開きます。 [Manage storage (ストレージの管理)] ページで、AXIS Camera Station Proに存在するローカルストレージとネットワークストレージの概要が表示されます。

    リスト
    場所ストレージのパスと名前。
    割り当て済み録画に割り当てられている最大ストレージ容量。
    使用中録画データが現在使用しているストレージ容量。
    Status (ステータス)

    ストレージのステータス。 表示される値:

    • OK

    • ストレージ満杯: ストレージが満杯です。 ロックされていない最も古い録画が上書きされます。

    • 利用不可: ストレージ情報は、現在使用することができません。 たとえば、ネットワークストレージが削除されたか切断された場合などです。

    • データの割り込み:AXIS Camera Station Proに割り当てられたストレージ容量を他のアプリケーションからのデータが使用しています。 つまり、データベース接続のない録画、いわゆるインデックスなしの録画が、AXIS Camera Station Proに割り当てられたストレージ容量を使用しています。

    • 権限がありません: ユーザーにはストレージに対する読み取りまたは書き込み権限がありません。

    • 容量不足: ドライブの空き容量が15 GB未満であり、AXIS Camera Station Proはそれを少なすぎると判断しています。 エラーや破損を防ぐため、AXIS Camera Station Proはストレージスライダーの位置に関係なく、強制クリーンアップを実行してドライブを保護します。 強制クリーンアップの実行中、AXIS Camera Station Proは15 GB以上のストレージが利用可能になるまで録画を停止します。

    • 容量不足: ディスクの合計サイズが32 GB未満であるため、AXIS Camera Station Proには十分ではありません。

    RAIDをサポートするAXIS OSレコーダーは、次の状態になる場合もあります。

    • オンライン: RAIDシステムは正常に動作しています。 RAIDシステムのいずれかの物理ディスクが故障した場合に備えた冗長性があります。

    • 低下: RAIDシステム内のいずれかの物理ディスクが故障しています。 ストレージからの録画と再生は引き続き可能ですが、冗長性はありません。 さらに別の物理ディスクが故障した場合、RAIDステータスは [Failure (故障)] に変わります。 故障した物理ディスクをできるだけ早く交換することをお勧めします。 故障したディスクを交換した後、RAIDステータスは [Degraded (低下)] から [Syncing (同期)] に変わります。

    • 同期中: RAIDディスクが同期されます。 ストレージからの録画と再生は可能ですが、いずれかの物理ディスクが故障した場合に備えた冗長性はありません。 物理ディスクが同期されると、RAIDシステムに冗長性が備わり、RAIDステータスが [Online (オンライン)] に変わります。

    • 重要

      同期中は、絶対にRAIDディスクを取り外さないでください。 ディスクの故障につながる可能性があります。

    • 故障: RAIDシステムのいくつかの物理ディスクが故障しています。 この場合、ストレージ内の録画はすべて失われ、故障した物理ディスクを交換してからでないと録画ができなくなります。

    Server (サーバー)ローカルストレージまたはネットワークストレージが置かれているサーバー。
    オーバービュー
    使用中インデックス付き録画によって現在使用されているストレージ容量。 ファイルが録画ディレクトリ内にあるが、データベースでインデックスが付けられていない場合、そのファイルは [Other data (その他のデータ)] カテゴリに属します。ストレージの管理で、[非インデックスファイルを収集する] を参照してください。
    無料保存先ストレージの空き容量です。 これは、保存先のWindowsプロパティで表示される [空き領域] と同じです。
    その他のデータインデックス付き録画以外のファイルによって使用されているストレージ容量はAXIS Camera Station Proには不明です。
    その他のデータ = 全容量 - 使用中容量 - 空き容量
    全容量ストレージ容量の合計です。 これは、保存先のWindowsプロパティで表示される [合計サイズ] と同じです。
    割り当て済みAXIS Camera Station Proが録画に使用できるストレージ容量。 スライダーを動かして [Apply (適用)] をクリックすると、割り当て容量を調整できます。
    ネットワークストレージ
    Path (パス)ネットワークストレージへのパスです。
    ユーザー名ネットワークストレージへの接続で使用するユーザー名です。
    Password (パスワード)ネットワークストレージへの接続で使用するユーザー名のパスワードです。

    ストレージの管理

    [Configuration > Storage > Management (設定 > ストレージ > 管理)] を選択して「ストレージの管理」ページを開きます。 このページで、録画を保存するフォルダーを指定することができます。 ストレージがいっぱいにならないように、AXIS Camera Station Proが使用できる合計容量の最大割合を設定します。 セキュリティや容量拡大のために、他のローカルストレージやネットワークドライブを追加することもできます。

    • 複数のAXIS Camera Station Proサーバーに接続している場合は、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンメニューから、ストレージを管理するサーバーを選択します。
    • システムアカウントを利用してサービスにログオンしている場合、他のコンピューターの共有フォルダーにリンクしているネットワークドライブを追加することはできません。ネットワークストレージにアクセスできないを参照してください。
    • ローカルストレージまたはネットワークストレージを録画の保存先としてカメラに設定しているか、ストレージに録画が含まれている場合、そのストレージを削除することはできません。

    ローカルストレージまたは共有ネットワークドライブを追加する

    1. [Configuration > Storage > Management (設定 > ストレージ > 管理)] を選択します。

    2. [[Add (追加)]] をクリックします。

    3. ローカルストレージを追加するには、[Local storage (ローカルストレージ)] を選択し、ドロップダウンメニューからストレージを選択します。

    4. 共有ネットワークドライブを追加するには、[Shared network drive (共有ネットワークドライブ)] をクリックし、共有ネットワークドライブへのパスを入力します。 例: \\ip_address\share

    5. [OK] をクリックして、共有ネットワークドライブのユーザー名とパスワードを入力します。

    6. [OK] をクリックします。

    ローカルストレージまたは共有ネットワークドライブを削除する

    ローカルストレージまたは共有ネットワークドライブを削除するには、ストレージリストからローカルストレージまたは共有ネットワークドライブを選択し、[Remove (削除)] をクリックします。

    新規録画用のフォルダーを追加する

    1. [Configuration > Storage > Management (設定 > ストレージ > 管理)] を選択します。

    2. ストレージリストからローカルストレージまたは共有ネットワークドライブを選択します。

    3. [Overview (概要)] で、[Folder for new recordings (新規録画用のフォルダー)] にフォルダー名を入力し、録画の保存先を変更します。

    4. [Apply (適用)] をクリックします。

    ストレージ容量の調整

    1. [Configuration > Storage > Management (設定 > ストレージ > 管理)] を選択します。

    2. ストレージリストからローカルストレージまたは共有ネットワークドライブを選択します。

    3. [Overview (概要)] で、スライダーを移動して、AXIS Camera Station Proが使用できる最大容量を設定します。

    4. [Apply (適用)] をクリックします。

    • 最適なパフォーマンスを得るために、ディスク領域の少なくとも5%を空き領域として残すことをお勧めします。
    • AXIS Camera Station Proに追加するストレージの最小容量の要件は32 GBで、15 GB以上の利用可能な空き容量が必要です。
    • 利用可能な空き容量が15 GB未満の場合、AXIS Camera Station Proは容量を解放するために、自動的に古い録画を削除します。

    非インデックスファイルを収集する

    非インデックスファイルは、ストレージの [Other data (その他のデータ)] の大部分を占める場合があります。 非インデックスファイルとは、現在のデータベースの一部ではない、録画フォルダー内のすべてのデータを指します。 このファイルには、以前のインストールからの録画または復元ポイントが使用されたときに損失したデータが含まれています。

    収集されたファイルは削除されませんが、録画ストレージの [Non-indexed files (非インデックスファイル)] フォルダーに収集され、配置されます。 ストレージは、クライアントと同じコンピューター、またはユーザーの設定に応じてリモートサーバーに配置することができます。 [Non-indexed files (非インデックスファイル)] フォルダーにアクセスするにはサーバーへのアクセス権が必要です。AXIS Camera Station Proは最初にサーバー、次にそのサーバーに接続された装置に、データを見つかった順序でフォルダーに配置します。

    損失した特定の録画やログを探すか、容量を確保するために単にコンテンツを削除するかのどちらかを選択できます。

    確認または削除のために非インデックスファイルを収集するには:

    1. [Configuration > Storage > Management (設定 > ストレージ > 管理)] を選択します。

    2. ストレージリストからローカルストレージまたは共有ネットワークドライブを選択します。

    3. [Collect non-indexed files (非インデックスファイルを収集する)] で、[Collect (収集)] をクリックしてタスクを開始します。

    4. タスクが完了したら、[Alarms and Tasks > Tasks (アラームとタスク > タスク)] に移動し、タスクをダブルクリックして結果を表示します。

    接続するストレージ装置の選択

    [Configuration > Storage > Selection (設定 > ストレージ > 選択)] を選択して [ストレージを選択する] ページを開きます。 このページには、AXIS Camera Station Pro内のすべてのカメラのリストが表示され、特定のカメラの録画を保存する日数を指定できます。 選択すると、ストレージ情報が [Recording Storage(録画ストレージ)] の下に表示されます。 同時に複数のカメラを設定できます。

    名前装置が複数のカメラが接続されたビデオエンコーダであるとき、または装置が複数のビューエリアのあるネットワークカメラであるとき、装置名または関連付けられたすべてのカメラ名のリストが表示されます。
    Address (アドレス)装置のアドレス。 [link (リンク)] をクリックすると、装置の設定ページが開きます。 装置を追加したときに使用されたIPアドレスまたはホスト名が表示されます。[Device configuration (装置設定)] タブを参照してください。
    [MAC address (MACアドレス)]装置のMACアドレス。
    メーカー装置のメーカー。
    Model (モデル)装置のモデル。
    使用済みストレージ録画データが現在使用しているストレージ容量。
    場所ストレージのパスと名前。
    保存期間カメラ用に設定された保存期間。
    最も古い録画カメラからストレージに保存されている最も古い録画の時刻。
    フェイルオーバーによる録画カメラがフェイルオーバーによる録画を使用するかどうかを示します。
    フォールバック録画カメラがフォールバック録画を使用するかどうかを示します。
    サーバーローカルストレージまたはネットワークストレージが置かれているサーバー。

    AXIS Camera Station Proにカメラを追加すると、すべてのカメラの録画ストレージが設定されます。 カメラのストレージ設定を編集するには:

    1. [Configuration > Storage > Selection (設定 > ストレージ > 選択)] を選択します。

    2. ストレージ設定を編集するカメラを選択します。

    3. [Recording storage (録画ストレージ)] で、保存先と保存期間を設定します。

    4. [Apply (適用)] をクリックします。

    録画ストレージ

    Store to (保存先)

    ドロップダウンメニューから録画を保存するストレージを選択します。 選択可能なオプションは、作成されたローカルストレージとネットワークストレージです。

    フェイルオーバーによる録画

    AXIS Camera Station Proとカメラの接続が失われたときに録画をカメラのSDカードに保存する場合に選択します。 接続が回復すると、フェイルオーバーによる録画がAXIS Camera Station Proに転送されます。

    この機能は、SDカードおよびファームウェア5.20以降を使用するカメラでのみ使用できます。

    無制限

    ストレージがいっぱいになるまで録画が保存されます。

    制限付き

    録画を保存する最大日数を設定する場合に選択します。

    AXIS Camera Station Pro用に予約されたストレージ容量がいっぱいになると、指定した日数が経過する前に録画が削除されます。

    Maximum days to keep recordings (録画の最大保存期間)

    録画を保存する日数を指定します。

    録画とイベントの設定

    カメラをAXIS Camera Station Proに追加すると、自動的に動体録画または連続録画が設定されます。 後からニーズに合わせて録画方法を変更するには、録画の方法に移動します。

    動体録画

    すべてのAxisネットワークカメラとビデオエンコーダで、動体検知を利用できます。 カメラが動きを検知したときのみ録画することで、連続録画に比べてストレージ容量を大幅に節約できます。 [Recording method (録画方法)] で、[Motion detection (動体検知)] をオンにして設定できます。 たとえば、カメラが検知した移動物体の数が多すぎたり少なすぎたりする場合や、録画ファイルのサイズが使用可能なストレージ容量に対して大きすぎる場合に設定を行うことができます。

    動体録画を設定するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    2. カメラを選択します。

    3. 動体録画を使用するには、[Motion detection (動体検知)] をオンにします。

    4. [Video settings (ビデオ設定)] で編集を行います。

    5. スケジュールを選択するか、[New (新規)] をクリックして新しいスケジュールを作成します。 ストレージ容量への影響を軽減するには、特定の期間のみ録画してください。

    6. [Trigger period (トリガー期間)] で、連続する2つのトリガーの間隔を設定して、連続する録画の回数を減らします。

      この間隔内に追加のトリガーが発生した場合、録画は続行され、トリガー期間が再開始します。

    7. [Motion settings (動体設定)] をクリックして、検知可能な物体の数などの動体検知設定を指定します。 利用可能な設定はカメラによって異なります。内蔵動体検知機能の編集およびAXIS Video Motion Detection 2および4の編集を参照してください。

    8. [Apply (適用)] をクリックします。

    アクションルールを使用して動体録画を設定することもできます。 アクションルールを使用する場合は、必ず事前に [Recording method (録画方法)] で [Motion detection (動体検知)] をオフにしてください。

    Profile (プロファイル)

    ドロップダウンメニューで、[Profile (プロファイル)] を選択します。デフォルトは、[High (ハイ)] プロファイルです。 録画サイズを小さくするには、解像度を低くします。 プロファイル設定を編集するには、ストリームプロファイルを参照してください。

    Prebuffer (プリバッファ)

    動体検知の何秒前から録画に含めるかを設定します。

    Postbuffer (ポストバッファ)

    動体検知の何秒後まで録画に含めるかを設定します。

    Raise alarm (アラームを発する)

    [Raise alarm (アラームを発する)] を選択すると、動体を検知した場合にアラームが生成されます。

    動体検知の設定

    連続録画およびスケジュール録画

    連続録画は連続的に画像を保存するため、他の録画オプションよりも多くのストレージ容量を必要とします。 ファイルサイズを小さくするには、できるだけ動体検知録画を使用してください。

    連続録画を設定するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    2. カメラを選択します。

    3. 連続録画を使用にするには、[Continuous (連続)] をオンにします。

    4. ドロップダウンメニューで、[Profile (プロファイル)] を選択します。デフォルトは、[Medium (中)] プロファイルです。 録画サイズを小さくするには、解像度を小さくします。 プロファイル設定を編集するには、ストリームプロファイルを参照してください。

    5. スケジュールを選択するか、[New (新規)] をクリックして新しいスケジュールを作成します。 ストレージ容量への影響を軽減するには、特定の期間のみ録画してください。

    6. [Average bitrate (平均ビットレート)] をオンにし、[Max storage (最大ストレージ)] を設定します。 指定された最大ストレージと保存期間に基づいて、平均ビットレートの概算がシステムに表示されます。 平均ビットレートの最大値は50,000キロビット/秒です。平均ビットレートの設定を参照してください。

    7. [Apply (適用)] をクリックします。

    手動録画

    手動で録画する方法の詳細については、手動による録画を参照してください。

    手動録画を設定する手順は、以下のとおりです。

    1. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    2. [Manual (手動)] で、[Video settings (ビデオ設定)] を編集します。

    3. [Apply (適用)] をクリックします。

    Profile (プロファイル)

    ドロップダウンメニューで、[Profile (プロファイル)] を選択します。デフォルトは、[High (ハイ)] プロファイルです。 録画サイズを小さくするには、解像度を小さくします。 プロファイル設定を編集するには、ストリームプロファイルを参照してください。

    Prebuffer (プリバッファ)

    動体検知の何秒前から録画に含めるかを設定します。

    Postbuffer (ポストバッファ)

    動体検知の何秒後まで録画に含めるかを設定します。

    ルールトリガー録画

    ルールトリガー録画の開始と停止は、[Action rules (アクションルール)] で作成したルールに従って行われます。 たとえば、ルールを使用して、I/Oポートまたは装置イベントからの信号によってトリガーされる録画を生成できます。 1つのルールに複数のトリガーを指定できます。

    ルールによってトリガーされる録画を作成するには、アクションルールを参照してください。

    ルールを利用して動体録画を設定する場合は、録画の重複を避けるため、動体録画をオフにしてください。

    フェイルオーバーによる録画

    フェイルオーバーによる録画を使用すると、AXIS Camera Station Proへの接続が失われた場合も録画を保存できます。 接続が10秒以上切断された場合に、カメラがSDカードに録画を保存します。 カメラはSDカードとファームウェア5.20以降を搭載する必要があります。 フェイルオーバーによる録画は、すべてH.264の録画形式となります。

    フェイルオーバーによる録画をオンにするには、次の通りにします。

    1. [Configuration > Storage > Selection (設定 > ストレージ > 選択)] を選択します。

    2. フェイルオーバーによる録画をサポートするカメラを指定します。

    3. [Failover recording (フェイルオーバーによる録画)] を選択します。

    4. [Apply (適用)] をクリックします。

    AXIS Camera Station Proサーバーの再起動は、フェイルオーバーによる録画をトリガーしません。 たとえば、データベースメンテナンスを実行する場合、AXIS Camera Station Pro Service Controlを再起動する場合、サーバーがインストールされているコンピューターを再起動する場合などです。

    再び接続されると、AXIS Camera Station Proはフェイルオーバーによる録画をインポートし、タイムライン上の録画を暗いグレーで表示します。 カメラはストリーミングの最後の10秒を内部メモリーに保存して、フェイルオーバーによる録画をトリガーするまでの10秒間の時間差を補います。 それでもなお約1~4秒の短いギャップが発生することがあります。 フェイルオーバーによる録画の動作は、録画の手法により異なります。

    録画の方法

    動体検知 (プリバッファ使用)

    10秒以上接続が失われた場合、フェイルオーバーによる録画がオンになります。 カメラは接続が戻るまで、またはSDカードの容量がいっぱいになるまで、連続でにSDカードに録画します。

    動体検知 (プリバッファ不使用)

    • 動体録画を行っていない時に10秒以上接続が失われると、動きが検知されてもフェイルオーバーによる録画はオンになりません。

    • 動体録画の実行中に10秒以上接続が失われると、フェイルオーバーによる録画がオンになります。 カメラは接続が戻るまで、またはSDカードの容量がいっぱいになるまで、連続でにSDカードに録画します。

    連続録画

    10秒以上接続が失われた場合、フェイルオーバーによる録画がオンになります。 カメラは接続が戻るまで、またはSDカードの容量がいっぱいになるまで、連続でにSDカードに録画します。

    フェイルオーバーによる録画にSDカードを使う

    フォールバック録画

    AXIS S3008 Recorderを録画ストレージとして使用する装置のフォールバック録画をオンにすることができます。 代替録画をオンにすると、AXIS Camera Station Proとレコーダーの接続が失われたときに、装置は連続録画を開始します。 装置は、フォールバック録画に中程度のストリームプロファイルを使用します。

    • AXIS Camera Stationバージョン5.36以降、AXIS S3008 Recorderファームウェアバージョン10.4以降、Axis装置ファームウェア5.50以降が必要です。
    • フォールバック録画が開始されたときに連続録画が進行中の場合、新しい連続録画が開始されます。 システムは、レコーダー上にストリームの複製を作成します。

    フォールバック録画をオンにするには:

    1. AXIS S3008 Recorderと装置が追加され、レコーダーが装置の録画ストレージとして選択されていることを確認します。 「AXIS S3008 Recorderの設定」を参照してください。

    2. [Configuration > Storage > Selection (設定 > ストレージ > 選択)] を選択します。

    3. 装置を選択し、[Fallback recording (フォールバック録画)] を選択します。

    4. [Apply (適用)] をクリックします。

    録画の方法

    AXIS Camera Station Proに装置を追加すると、自動的に動体録画または連続録画が設定されます。

    リスト内のチェックマークは、装置が使用する録画方法を示します。 ビデオおよび音声のプロファイル設定をカスタマイズする方法については、ストリームプロファイルを参照してください。

    録画方法を変更するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    2. 1台または複数の装置を選択します。

      同じモデルの装置の場合、複数台の装置を選択し、一括して設定を変更することもできます。

    3. [Recording method (録画方法)] 画面で、録画方法をオンまたはオフにします。

    ビューエリアは動体検知をサポートしていません。

    平均ビットレートの設定

    平均ビットレートでは、より長い時間にわたってビットレートが自動的に調整されます。 これにより、指定されたストレージに基づいて、目的のビットレートを満たし、良好なビデオ品質を提供することができます。

    • このオプションは連続録画にのみ対応し、平均ビットレートに対応したカメラでファームウェア9.40以降を使用している必要があります。
    • 平均ビットレートの設定は、選択したストリームプロファイルの品質に影響します。
    1. [Configuration > Storage > Selection (設定 > ストレージ > 選択)] に移動して、カメラの保存期間が制限されていることを確認してください。

    2. [Configuration > Devices > Stream profiles (設定 > 装置 > ストリームプロファイル)] に移動し、連続録画に使用するプロファイルとしてH.264またはH.265を使用していることを確認してください。

    3. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    4. カメラを選択し、[Continuous (連続)] をオンにします。

    5. [Video settings (ビデオの設定)] で、設定済みのビデオプロファイルを選択します。

    6. [Average bitrate (平均ビットレート)] をオンにし、[Max storage (最大ストレージ)] を設定します。 指定された最大ストレージと保存期間に基づいて、平均ビットレートの概算がシステムに表示されます。 平均ビットレートの最大値は50,000キロビット/秒です。

    7. 最大ストレージは、保存期間中の録画の最大容量を意味します。 録画が指定されたスペースを超えないことを保証するだけであり、録画に十分なスペースがあることは保証されません。

    8. [Apply (適用)] をクリックします。

    動体設定を編集する

    装置でAXIS Object Analyticsを使用している場合は、そこで動体録画の設定を編集できます。

    1. [Configuration (設定)] タブを開きます。

    2. [Recording and events (録画とイベント)] > [Recording method (録画方法)] に移動します。

    3. 設定するカメラを選択します。

    4. [Motion detection (動体検知)] をオンにします。

    5. [Motion settings... (動体設定...)] をクリックします。

    装置上でAXIS Object Analyticsを設定する方法については、AXIS Object Analyticsユーザーマニュアルをお読みください。

    AXIS Video Motion Detection 2および4の編集

    AXIS Video Motion Detection 2および4は、AXIS Camera Application Platformをサポートする製品にインストールできるカメラアプリケーションです。 カメラにAXIS Video Motion Detection 2または4をインストールすると、対象範囲内で移動する対象を動体検知機能が検知します。 Motion Detection 2にはファームウェア5.60以降が必要です。AXIS Video Motion Detection 4にはファームウェア6.50以降が必要です。 製品のファームウェアのリリースノートを確認し、Video Motion Detection 4をサポートしているかどうかを確認することもできます。

    AXIS Camera Station Proにカメラを追加する際に動体録画を選択すると、対応のファームウェアが搭載されたカメラにAXIS Video Motion Detection 2および4がインストールされます。 対応のファームウェアを搭載していないカメラでは、内蔵の動体検知機能を使用します。 装置管理ページから手動でアプリケーションをインストールすることもできます。カメラアプリケーションのインストールを参照してください。

    AXIS Video Motion Detection 2および4で作成できる設定は次の通りです。

    • 対象範囲: 録画内の1つの領域で、カメラがここで移動物体を検知します。 検知機能は対象範囲の外にある動体を無視し、動作しません。 この領域はビデオ画像の上にポリゴンの形状で表示されます。 3~20の頂点を使ってこの領域を作成できます。

    • 除外範囲: 対象範囲内のエリアで、移動物体を無視する場所です。

    • 無視フィルター: アプリケーションが検知した移動物体を無視するフィルターを作成します。 重要な動体を無視することのないよう、このフィルターは可能な限り少なく使用し、慎重に設定してください。 1度に1つのフィルターを使用し、設定します。

      • 一時的な物体: このフィルターは、短い時間しか画像に現れない物体を無視します。 たとえば通り過ぎる車のライトや、素早く移動する影などです。 物体がアラームをトリガーするまでに、画像内に表示されている必要がある最短時間を設定します。 開始時間は、アプリケーションが物体を検知した瞬間です。 このフィルターはアラームが発生するまでの時間を遅らせます。指定した時間内に画像から物体が消えた場合はアラームをトリガーしません。

      • 小さな物体: このフィルターは、小動物など小さな物体を無視します。 幅と高さを画像全体に対するパーセンテージで指定します。 このフィルターは指定した幅と高さより小さい物体を無視し、アラームはトリガーされません。 フィルターが無視するには、物体の幅と高さのいずれもフィルターの値を下回る必要があります。

      • 揺らめいている物体: このフィルターは、揺らめいている葉、旗、その陰など、短い距離しか移動しない物体を無視します。 移動の距離を画像全体に対するパーセンテージで指定します。 このフィルターは、楕円の中心からいずれかの矢印の先端までの距離よりも短い距離を移動する物体を無視します。 楕円は動きの尺度で、画像内のすべての動きに対して適用されます。

    動体設定の手順は次の通りです。

    ここで行う設定は、カメラの設定を変更します。

    1. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    2. AXIS Video Motion Detection 2または4を使用するカメラを選択し、[Motion Settings (動体設定)] をクリックします。

    3. 対象範囲を編集します。

    4. 除外範囲を編集します。

    5. 無視フィルターを作成します。

    6. [Apply (適用)] をクリックします。

    新規の頂点を追加する

    対象範囲に新規の頂点を追加するには、2つの点の間の線をクリックします。

    頂点を削除する

    対象範囲から頂点を削除するには、頂点をクリックし、さらに [Remove Point (ポイントの削除)] をクリックします。

    除外範囲の追加

    除外範囲を作成するには、[Add Exclude Area (除外範囲を追加)] をクリックしてから、2つの頂点を結ぶ線をクリックします。

    除外範囲を削除

    除外範囲を削除するには、[Remove Exclude Area (除外範囲を削除)] をクリックします。

    Short lived objects filter (一時的な物体フィルター)

    一時的な物体を無視するフィルターを使用にするには、[Short lived objects filter (一時的な物体フィルター)] を選択します。次に [時間] スライダーを使用して物体がアラームをトリガーするまで画像内に表示されている必要がある最短時間を調整します。

    Small objects filter (小さな物体フィルター)

    小さな物体フィルターを使用にするには、[Small objects filter (小さな物体フィルター)] を選択します。さらに [Width (幅)] および [Height (高さ)] スライダーを使用して、無視する物体のサイズを調整します。

    Swaying objects filter (揺らめいている物体フィルター)

    揺らめいている物体を無視するフィルターを使用するには、[Swaying objects filter (揺らめいている物体フィルター)] を選択してから、[Distance (距離)] スライダーを使用して楕円のサイズを調整します。

    内蔵動体検知機能の編集

    内蔵動体検知機能を使用すると、カメラは1つ以上の対象範囲内の動きを検知します。また、他のすべての動きを無視します。 対象範囲は動きを検知する領域です。 対象範囲の中に除外範囲を配置して、動きを無視することができます。 対象範囲、および除外範囲は、複数使用することが可能です。

    対象範囲の追加、編集手順:

    ここで行う設定は、カメラの設定を変更します。

    1. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    2. 動体検知機能が内蔵されているカメラを選択し、[Motion Settings (動体検知)] をクリックします。

    3. [Window (ウィンドウ)] セクションで [Add (追加)] をクリックします。

    4. [Include (対象)] を選択します。

    5. 編集した領域のみを表示するには、[Show selected window (選択したウィンドウを表示)] を選択します。

    6. ビデオ画像内の図形を移動、および、サイズ変更します。 これは対象範囲です。

    7. [Object size (物体のサイズ)][History (履歴)][Sensitivity (感度)] を手動で調整します。

    8. 既定の設定を使用する場合、次の通りにします。[Low (低)][Moderate (中)][High (高)]、または[Very High (非常に高)] を選択します。 [Low (低)] を選択すると、短時間の履歴で大きな物体を検知します。 [Very High (非常に高)] を選択すると、長時間の履歴で小さな被写体を検出します。

    9. [Activity (アクティビティ)] セクションで、対象範囲内で検知された動きを確認できます。 赤いピークが動きを示します。[Activity (アクティビティ)]フィールドを使用して、[Object size (物体サイズ)][History (履歴)][Sensitivity (感度)] を調整できます。

    10. [OK] をクリックします。

    Object size (物体サイズ)

    範囲の大きさに対する物体の大きさの割合です。 高い値に設定すると、カメラは非常に大きな物体だけを検知します。 低い値に設定すると、画像内の非常に小さな被写体も検知します。

    History (履歴)

    物体メモリーの長さは、物体が範囲内の動かない存在と見なされるまでの時間の長さを定義します。 高い値に設定すると、物体が動体検知をトリガーする時間が長くなります。 低い値に設定すると、物体が動体検知をトリガーする時間が短くなります。 範囲内に物体が現れない場合は、非常に高い履歴レベルを選択できます。 この設定では、物体が範囲内に出現すると動体検知がトリガーされます。

    Sensitivity (感度)

    背景と被写体の間の明るさの違いです。 高感度に設定すると、カメラは通常の背景にある通常のカラーの物体を検知します。 低感度に設定すると、カメラは暗い背景にある非常に輝度が高い物体だけを検知します。 光の点滅だけを検知させるには、感度を低に設定します。 それ以外の場合は、感度を高くすることをお勧めします。

    除外範囲を追加、編集するには次の通りにします。

    1. [Edit Motion Detection (動体検知の編集)] 画面の [Window (ウィンドウ)] セクションで [Add (追加)] をクリックします。

    2. [Exclude (除外)] を選択します。

    3. ビデオ画像で影付きの図形を移動、およびサイズ変更します。

    4. [OK] をクリックします。

    対象範囲または除外範囲を削除するには、次の通りにします。

    1. [Edit Motion Detection (動体検知の編集)] 画面で、削除する範囲を指定します。

    2. [Remove (削除)] をクリックします。

    3. [OK] をクリックします。

    I/Oポート

    多くのカメラとビデオエンコーダが、外部装置を接続するためのI/Oポートを備えています。 一部の補助装置にもI/Oポートが搭載されている場合があります。

    I/Oポートには2種類あります。

    入力ポート –
    オープンサーキットとクローズサーキットの切り替えが可能な装置を接続するために使用します。 一例としてドアや窓のコンタクト、煙検出器、ガラス破損検知器、PIR (受動赤外線センサー) があります。
    出力ポート –
    リレー、ドア、ロック、アラームなどの装置に接続するために使用します。AXIS Camera Station Proは出力ポートに接続された装置を制御できます。
    • 複数のAXIS Camera Station Proサーバーに接続している場合、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンメニューから任意の接続中サーバーを選択してI/Oポートを追加および管理できます。
    • 管理者権限を持つユーザーは、ユーザー向けI/Oポートをオフにすることができます。ユーザー権限の設定を参照してください。

    アクションルールは、I/Oポートをトリガーまたはアクションとして使用します。 トリガーは入力シグナルを使用します。具体的には、AXIS Camera Station Proは入力ポートに接続された装置から信号を受信することで、指定したアクションを実行します。 アクションは出力ポートを使用します。具体的には、ルールがアクティブになったとき、AXIS Camera Station Proは出力ポートに接続された装置をアクティブ化または非アクティブ化できます。アクションルールを参照してください。

    装置の接続方法、I/Oポートの設定方法については、Axis製品のユーザーマニュアルまたはインストールガイドを参照してください。 一部の製品は、入力ポートとしても出力ポートとしても動作するポートを備えています。

    出力ポートは手動で制御できます。 「I/Oポートの監視」を参照してください。

    I/Oポートの追加

    I/Oポートを追加するには:

    1. [Configuration > Recording and events > I/O ports (設定 > 録画とイベント > I/Oポート)] を選択します。

    2. [Add (追加)] をクリックし、追加できるI/Oポートのリストを表示します。

    3. ポートを選択し、[OK] をクリックします。

    4. [Type (タイプ)] と [Device (デバイス)] の情報を確認します。 必要に応じて情報を変更します。

    5. [Port (ポート)][Active State (アクティブ状態)][Inactive State (非アクティブ状態)] に名前を入力します。 この名前は、[Action rules (アクションルール)]、[Logs (ログ)]、および [I/O Monitoring (I/O監視)] にも表示されます。

    6. AXIS Camera Station Proが装置に接続するときの初期状態を出力ポートに設定できます。[On startup set to (起動時設定)] を選択し、[State (状態)] ドロップダウンメニューで初期状態を選択します。

    Edit (編集)

    ポートを編集するには、ポートを選択して [Edit (編集)] をクリックします。 ポップアップダイアログでポート情報を更新し、[OK] をクリックします。

    Remove (削除)

    ポートを削除するには、ポートを選択し [Remove (削除)] をクリックします。

    Reload I/O Ports (I/O ポートを再読み込み)

    装置の設定ページを使用してI/Oポートを設定する場合は、[Reload I/O Ports (I/O ポートを再読み込み)] をクリックしてリストを更新します。

    I/Oポートの監視

    複数のAXIS Camera Station Proサーバーに接続している場合、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンメニューで任意の接続中サーバーを選択して、I/Oポートを監視できます。

    出力ポートを手動で制御するには、次の通りにします。

    1. [> Actions > I/O Monitoring (> アクション > I/Oモニタリング)] を開きます。

    2. 出力ポートを選択します。

    3. [Change state (状態の変更)] をクリックします。

    アクションルール

    AXIS Camera Station Proではルールを使用してアクションを設定します。 ルールとは、いつ、どのようにアクションを実行するかを定義する一連の条件です。 アクションルールを使用して録画の数を削減できるほか、I/Oポートに接続された装置と通信し、重要なイベントの発生時にオペレーターにアラートを送信できます。

    • 複数のAXIS Camera Station Proサーバーに接続している場合、[Selected Server (選択したサーバー)] ドロップダウンメニューで接続中の任意のサーバーを選択し、アクションルールを作成、および管理できます。
    • サードパーティ製の装置の場合、使用できるアクションはデバイスにより異なる可能性があります。 多数のアクションについて、装置に追加の設定が必要となることがあります。

    新しいルールを作成する

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. トリガーを作成し、いつルールをアクティブにするか定義します。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Next (次へ)] をクリックします。

    5. アクションを作成し、ルールがアクティブな時に起きることを定義します。アクションの追加を参照してください。

    6. [Next (次へ)] をクリックします。

    7. スケジュールを作成し、アクションルールを使用するときを指定します。 この設定は、イベントと録画の件数を削減します。スケジュールを参照してください。

    8. [Next (次へ)] をクリックします。

    9. [Details (詳細)] 画面で情報を確認します。

    10. ルールの名前を入力し、[Finish (完了)] をクリックしてルールを使用します。

    Edit (編集)

    既存のルールを編集するには、ルールを選択して [Edit (編集)] をクリックします。

    Copy (コピー)

    既存のルールをコピーするには、ルールを選択して [Copy (コピー)] をクリックします。

    Remove (削除)

    既存のルールを削除するには、ルールを選択して [Remove (削除)] をクリックします。

    [Always (常時)]

    ルールを常にアクティブに保つには、[Always (常時)] を選択します。

    Custom schedule (カスタムスケジュール)

    [Custom schedule (カスタムスケジュール)] を選択し、ドロップダウンメニューからスケジュールを選択します。 新しいスケジュールを作成したり、既存のスケジュールを編集したりできます。

    トリガーの追加

    トリガーはルールをアクティブにします。1つのルールに複数のトリガーを含めることができます。 トリガーの1つがアクティブである間、そのルールはアクティブな状態に保たれます。 すべてのトリガーがアクティブであることをルールをアクティブにする条件とする場合は、[All triggers must be active simultaneously to trigger the actions (すべてのトリガーが同時にアクティブな場合にのみアクションをトリガー)] を選択します。 パルストリガーでこの設定を使用する場合は、トリガー期間を長くします。 パルストリガーは一時的に有効になるトリガーです。

    以下のトリガーを選択できます。

    動体検知 –
    定義された領域内に登録した動きが、動体検知をトリガーします。動体検知トリガーの作成を参照してください。
    常にアクティブ –
    このトリガーは常にオンです。 たとえば、このトリガーを常時オンのスケジュールや低プロファイルの録画アクションと組み合わせることで、パフォーマンスが限られている装置に適した2つ目の連続録画が可能になります。
    ライブビュー –
    ライブビュートリガーは、ユーザーが特定のカメラのビデオストリームを開いたときに発生します。 たとえば、このトリガーにより、カメラのLEDを使用して、誰かが監視していることをカメラの近くの人に知らせることができます。ライブビュートリガーを作成するを参照してください。
    システムイベントとエラー –
    録画エラーが発生した、ストレージが一杯になった、ネットワークストレージへの接続に失敗した、1台以上の装置が接続不能などの場合、システムイベントとエラートリガーがアクティブになります。システムイベントとエラートリガーの作成を参照してください。
    入出力 –
    装置のI/Oポートが接続先のドア、煙検知器、スイッチなどから信号を受信した場合に、入出力 (I/O) トリガーがアクティブになります。入出力トリガーの作成を参照してください。
    装置イベント –
    このトリガーはカメラまたは補助装置から直接イベントを受信し、使用します。 この機能は、AXIS Camera Station Proに目的に合ったトリガーがない場合に使用します。装置イベントトリガーの作成を参照してください。
    アクションボタン –
    アクションボタンを使用して、ライブビューからアクションを開始および停止できます。 1つのボタンを複数のルールで使用できます。アクションボタントリガーの作成を参照してください。
    AXIS Entry Managerイベント –
    AXIS Camera Station ProがAXIS Entry Managerで設定済みのドアから信号を受信したときに、このトリガーがアクティブになります。 たとえば、ドアがこじ開けられた、開いている時間が長すぎる、アクセスを拒否したなどの信号です。AXIS Entry Managerイベントトリガーの作成を参照してください。
    外部HTTPS –
    外部HTTPSトリガーは、外部アプリケーションがAXIS Camera Station ProでHTTPS通信を介してイベントをトリガーできるようにします。外部HTTPSトリガーの作成を参照してください。
    動体検知トリガーの作成

    カメラが一定の範囲内で動きを検知すると、動体検知トリガーがアクティブになります。 カメラが検知処理を行うため、AXIS Camera Station Proに処理負荷は生じません。

    カメラの動体録画と、動体検知トリガーを使った録画開始設定を併用しないでください。 動体検知トリガーを使用する前に、動体録画をオフにしておきます。 動体録画をオフにするには、[Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を開きます。

    動体検知トリガーを作成するには、次の通りにします。

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックして [Motion detection (動体検知)] を選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    5. ポップアップ画面で、次の通りに設定します。

      1. 動体検知を実行するカメラを指定します。

      2. 連続する2つの録画の時間間隔を設定すると、連続する録画の回数を減らすことができます。 この間隔内に追加のトリガーが発生した場合、録画は続行され、トリガー期間が再開します。

      3. 動体検知を設定するには、[Motion settings (動体設定)] をクリックします。 利用可能な設定はカメラによって異なります。 「内蔵動体検知機能の編集」および「AXIS Video Motion Detection 2および4の編集」を参照してください。

    6. [OK] をクリックします。

    ライブビュートリガーを作成する

    ライブビュートリガーは、ユーザーが特定のカメラのビデオストリームを開いたときに発生します。 たとえば、このトリガーにより、カメラのLEDを使用して、誰かが監視していることをカメラの近くの人に知らせることができます。

    ライブビュートリガーを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックし、[Live view (ライブビュー)] を選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    5. トリガーカメラを選択します。

    6. [OK] をクリックします。

    システムイベントとエラートリガーの作成

    トリガーとして使用する1つ以上のシステムイベントとエラーを選択します。 システムイベントの例としては、録画エラーが発生した、ストレージが一杯になった、ネットワークストレージへの接続に失敗した、1台以上の装置が接続不能などがあります。

    システムイベントとエラートリガーを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックし、[System event and error (システムイベントとエラー)] を選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    5. トリガーの作成元になるシステムイベントまたはエラーを選択します。

    6. [OK] をクリックします。

    On recording error (録画エラーのとき)

    [On recording error (録画エラーのとき)] を選択すると、カメラがストリーミングを停止した場合など、録画中にエラーが発生したときにトリガーがアクティブになります。

    On full storage (ストレージが満杯のとき)

    [On full storage (ストレージの空き容量がなくなったとき)] を選択すると、録画用のストレージの空き容量がなくなったときにトリガーがアクティブになります。

    On no contact with network storage (ネットワークストレージにアクセスできないとき)

    [On no contact with network storage (ネットワークストレージにアクセスできないとき)] を選択すると、ネットワークストレージへのアクセスに問題が発生したときにトリガーがアクティブになります。

    On lost connection to camera (次のカメラとの接続が切断されたとき)

    [On lost connection to camera (次のカメラとの接続が切断されたとき)] を選択した場合、カメラとの接続に問題があるとトリガーがアクティブになります。

    • [All (すべて)] を選択すると、AXIS Camera Station Proに追加されているすべてのカメラが対象となります。

    • [Selected (選択済み)] を選択し、[Cameras (カメラ)] をクリックして、AXIS Camera Station Proに追加されたすべてのカメラのリストを表示します。 [Select all (すべて選択)] を使用してすべてのカメラを選択したり、[Deselect all (すべて選択解除)] を使用してすべてのカメラの選択を解除したりできます。

    入出力トリガーの作成

    装置のI/Oポートが接続先のドア、煙検知器、スイッチなどから信号を受信した場合に、入出力 (I/O) トリガーがアクティブになります。

    I/Oトリガーを使用する前に、I/OポートをAXIS Camera Station Proに追加します。I/Oポートを参照してください。

    入出力トリガーを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックし、[Input/Output (入力/出力)] を選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    5. [Trigger port and state (トリガーポートと状態)] で、I/Oポートとトリガーの設定を行います。

    6. [OK] をクリックします。

    トリガーのポートと状態

    I/O port (I/Oポート)

    [I/O port (I/Oポート)] で、使用する入力または出力ポートを選択します。

    Trigger state (トリガー時の状態)

    [Trigger state (トリガー状態)] で、トリガーをアクティブにする必要のあるI/Oポートの状態を選択します。 利用可能な状態は、ポートの設定によって異なります。

    Trigger period (トリガー期間)

    [Trigger period (トリガー期間)] で、連続する2つのトリガーの間隔を設定して、連続する録画の回数を減らします。

    この間隔内に追加のトリガーが発生した場合、録画は続行され、トリガー期間が再開します。

    装置イベントトリガーの作成

    このトリガーはカメラまたは補助装置から直接イベントを受信し、使用します。 この機能は、AXIS Camera Station Proに目的に合ったトリガーがない場合に使用します。 イベントはカメラによって異なり、1つ以上のフィルターを設定する必要があります。 フィルターとは、装置イベントトリガーをアクティブにするために満たすべき条件です。 Axis製品のイベントとフィルターの詳細については、axis.com/partnersおよびaxis.com/vapixにあるVAPIX®のドキュメントを参照してください。

    装置イベントトリガーを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックし、[Device event (デバイスイベント)] を選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    5. [Configure device event trigger (デバイスイベントトリガーの設定)] で、イベントトリガーを設定します。

    6. 利用可能なイベントは、選択した装置によって異なります。 サードパーティ製の装置の場合、これらのイベントの多くでは、装置で追加の設定が必要です。

    7. [Filters (フィルター)] で、フィルターを選択します。

    8. [Activity (アクティビティ)] で、経過時間に応じた装置イベントトリガーの現在の状態を確認します。 イベントは、ステートフル、ステートレスのいずれかになります。 ステップ関数は、ステートフルイベントのアクティビティを表します。 イベントがトリガーされた時点からのパルスを含む直線は、ステートレスイベントのアクティビティを表します。

    9. [OK] をクリックします。

    装置イベントトリガーを設定する

    Device (デバイス)

    [Device (デバイス)] で、カメラまたは補助装置を選択します。

    Event (イベント)

    [Event (イベント)] で、トリガーとして使用するイベントを選択します。

    Trigger period (トリガー期間)

    [Trigger period (トリガー期間)] で、連続する2つのトリガーの間隔を設定して、連続する録画の回数を減らします。

    この間隔内に追加のトリガーが発生した場合、録画は続行され、トリガー期間が再開します。

    装置イベントの例
    カテゴリー装置イベント
    アンプアンプの過負荷
    音声コントロールデジタル信号のステータス
    音声ソース音声検知
    認証アクセス要求の許可
    アクセス要求の拒否
    呼び出し状態
    状態を変更
    ネットワーク品質
    SIPアカウントのステータス
    着信映像
    ケーシングケーシング開放
    装置リングパワー過電流保護
    装置センサーシステムの準備完了
    PIRセンサー
    装置のステータスシステムの準備完了
    ドアドアのこじ開け
    ドア設備に対するいたずらを検知
    ドアロック済み
    ドアの長時間開放
    ドア位置
    ドアのロック解除
    イベントバッファ開始
    イベントロガーアラーム欠落
    イベント欠落
    アラーム
    ファンステータス
    グローバルシーン変更画像サービス
    ハードウェアの故障ストレージの障害
    ファンの故障
    ヒーターステータス
    入力ポート仮想的な入力
    デジタル入力ポート
    手動トリガー
    状態監視入力ポート
    デジタル出力ポート
    外部入力
    照明ステータス
    照明ステータス変更ステータス
    メディアプロファイル変更
    設定変更
    モニターハートビート
    MotionRegionDetector動き
    ネットワークネットワーク接続断絶
    装置によって使用されるイベントにのみ適用されます。AXIS Camera Station Proによって使用されるイベントには適用されません。
    アドレス追加
    アドレス削除
    PTZ動作中チャンネル<channel name>でのPTZ動作
    PTZプリセット<channel name>でのPTZプリセット到達
    PTZController自動追跡
    PTZコントロールキュー
    PTZエラー
    PTZ準備完了
    録画設定録画の作成
    録画の削除
    設定の追跡
    録画の設定
    録画ジョブの設定
    リモートカメラVapixのステータス
    PTZ位置
    スケジュールパルス
    期間
    スケジュール型イベント
    状態アクティブ
    ストレージストレージの中断
    録画中
    システムメッセージアクションの失敗
    いたずらチルト検知
    衝撃検知
    温度センサー動作温度範囲の上
    動作温度範囲の下
    動作温度範囲内
    動作温度範囲外
    トリガーリレーおよび出力
    デジタル入力
    Video Motion DetectionVMD 4: プロファイル<profile name>
    VMD 4: 任意のプロファイル
    Video Motion Detection 3VMD 3
    ビデオソース動体アラーム
    ライブストリームのアクセス
    デイナイトビジョン
    カメラに対するいたずら
    平均ビットレート低下
    ビデオソースの接続
    AXIS A1601 Network Door Controllerの装置イベント
    装置イベントアクションルールのトリガー
    Authorization (承認)
    アクセス要求の許可システムは、カード所持者が認証情報を使用して本人確認したときにアクセスを許可しました。
    強制誰かが強制PINを使用しました。 これを使用して、たとえば、無音アラームをトリガーできます。
    アクセス要求の拒否システムは、カード所持者が認証情報を使用して本人確認したときにアクセスを拒否しました。
    ダブルスワイプカード所持者がカードを2回スワイプしました。 ダブルスワイプにより、カード所持者はドアの現在の状態を無効にすることができます。 たとえば、通常のスケジュール外にドアのロックを解除するために使用できます。
    不正通行防止による検知誰かが、自分より前にゾーンに入ったカード所持者の認証情報を使用しました。
    Authorization with two-person rule (2人ルールにより承認)
    アクセス要求の保留中2人のカード所持者のうち最初の1人が認証情報を使用して本人確認しました。
    アクセス要求の許可システムは、最後のカード所持者が認証情報を使用して本人確認をしたときにアクセスを許可しました。
    ケーシング
    ケーシング開放誰かがネットワークドアコントローラーのケーシングを開いたり、取り外したりしました。 たとえば、保守のためにケーシングが開かれたときや、ケーシングがいたずらされたときに管理者に通知を送信するために使用します。
    Device status (デバイスのステータス)
    システムの準備完了システムが準備完了の状態になった。 たとえば、Axis製品はシステムの状態を検出し、システムが起動したときに管理者に通知を送信します。 [Yes (はい)] を選択した場合、製品が準備完了状態になると、アクションルールがトリガーされます。 このルールは、イベントシステムなど、必要なすべてのサービスが開始されている場合にしかトリガーできません。
    ドア
    ドアのこじ開けドアがこじ開けられました。
    ドア設備に対するいたずらを検知システムが以下を検知したとき:
    • 装置のケーシングが開閉された

    • 装置の動き

    • 壁に取り付けられたリーダーが取り外された

    • 接続されているドアモニター、リーダー、またはREX装置に対するいたずら。 このトリガーを使用する場合は、監視入力をオンになっていて、関連するドアコネクターの入力ポートの終端抵抗器が取り付けられていることを確認してください。

    ドアロック済みドアロックが施錠されました。
    ドアの長時間開放ドアの開放時間が長すぎます。
    ドア位置ドアモニターがドアの開閉を示します。
    ドアのロック解除ドアのロックが解除されたままです。 たとえば、認証情報を提示せずにドアを開くことを許可される訪問者が存在する場合に、この状態を使用できます。
    Input ports (入力ポート)
    仮想的な入力いずれかの仮想的な入力の状態が変化しました。 管理ソフトウェアなどのクライアントで、さまざまなアクションを開始するために使用できます。 アクティブになったときにアクションルールをトリガーする入力ポートを選択してください。
    デジタル入力ポートデジタル入力ポートの状態が変化しました。 このトリガーを使用して、通知の送信やステータスLEDの点滅など、さまざまなアクションを開始します。 アクティブになったときにアクションルールをトリガーする入力ポートを選択してください。または、[Any (任意)] を選択すると、いずれかの入力ポートがアクティブになったときにアクションルールがトリガーされます。
    手動トリガー手動トリガーをアクティブにします。 このトリガーを使用して、VAPIX APIを通じて手動でアクションルールを開始または停止します。
    外部入力緊急入力がアクティブまたは非アクティブになりました。
    ネットワーク
    ネットワーク接続断絶ネットワークの接続が失われました。
    装置によって使用されるイベントにのみ適用されます。AXIS Camera Station Proによって使用されるイベントには適用されません。
    AddressAdded新しいIPアドレスが追加されました。
    AddressRemovedIPアドレスが削除されました。
    スケジュール
    スケジュール型イベント既定のスケジュールの状態が変化しました。 営業時間や週末など、特定の時間帯にビデオを録画するために使用します。[Schedule (スケジュール)] ドロップダウンメニューで、スケジュールを選択してください。
    システムメッセージ
    アクションの失敗アクションルールの実行に失敗し、アクションに失敗したことを通知するシステムメッセージがトリガーされました。
    トリガー
    デジタル入力物理デジタル入力ポートがアクティブまたは非アクティブになりました。
    アクションボタントリガーの作成

    [Live view (ライブビュー)] でアクションを開始および停止するには、アクションボタンを使用します。 アクションボタンはライブビューの最下部またはマップ内にあります。 1つのボタンを複数のカメラやマップに使用したり、1つのカメラやマップに複数のアクションボタンを使用したりできます。 アクションボタンを追加または編集する際に、カメラに配置するボタンを並べ替えることができます。

    アクションボタンには次の2種類があります。

    コマンドボタン –
    アクションを手動で開始するために使用します。 停止ボタンが不要なアクションには、コマンドボタンを使用します。 コマンドボタンには、ボタンラベルとツールチップがあります。 ボタンラベルは、ボタンに表示されるテキストです。 ツールチップは、ボタンにマウスポインターを合わせると表示されます。
    例: 既定の時間で出力をアクティブにし、アラームを鳴らして、電子メールを送信するボタンを作成します。
    トグルボタン –
    アクションを手動で開始および停止するために使用します。 このボタンは、 「トグルオン」と「トグルオフ」の2つの状態があります。 ボタンをクリックすると、2つの状態が切り替わります。 デフォルトではトグルボタンはトグルオン状態のときにアクションを開始しますが、トグルオフ状態でアクションを開始するように設定することもできます。
    トグルボタンには、トグルオンのラベル、トグルオフのラベル、ツールチップがあります。 トグルオンのラベルとトグルオフのラベルは、トグルオンとトグルオフの各状態のボタンに表示されるテキストです。 ツールチップは、ボタンにマウスポインターを合わせると表示されます。
    例: ドアを開閉するボタンを作成し、パルスを [as long as any trigger is active (トリガーがアクティブである限り)] に設定した出力アクションを使用します。

    アクションボタントリガーを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックし、[Action Button (アクションボタン)] を選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    5. [Create new button (ボタンの新規作成)] または [Use existing button (既存のボタンを使用)] を選択します。 [Next] (次へ)] をクリックします。

    6. [Create new button (ボタンの新規作成)] を選択した場合:

      1. [Command button (コマンドボタン)] または [Toggle button (トグルボタン)] を選択します。 トグルボタンを使用してトグルオフ状態でアクションを開始する場合は、[Trigger on untoggle (トリガーをオフに切り替え)] を選択します。

      2. [Next] (次へ)] をクリックします。

      3. ボタンのラベルとツールチップを追加します。

    7. アクションボタンラベルの最初の下線の次に表示される文字または数字が、そのアクションボタンのアクセスキーになります。 アクションボタンをアクティブにするには、ALT キーとアクセスキーを同時に押します。 たとえば、アクションボタンにA_BCという名前を付けると、このアクションボタン名はライブビューでABCに変更されます。 アクションボタンをアクティブにするには、ALT + B を同時に押します。

    8. [Use existing button (既存のボタンを使用)] を選択する場合:

      1. ボタンを検索するか、使用するボタンをクリックします。

      2. 既存のトグルボタンを使用することを選択した場合は、[Trigger on toggle (トリガーをオンに切り替え)] または [Trigger on untoggle (トリガーをオフに切り替え)] を選択する必要があります。

      3. [Next] (次へ)] をクリックします。

      4. ボタンのラベルとツールチップを編集します。

    9. ドロップダウンメニューからカメラまたはマップを選択します。

    10. 複数のカメラまたはマップにボタンを追加するには、[Add to multiple cameras (複数のカメラに追加)] または [Add to multiple maps (複数のマップに追加)] をクリックします。

    11. カメラに複数のアクションボタンがある場合、[Arrange (配置)] をクリックしてボタンの順序を編集できます。 [OK] をクリックします。

    12. [Next] (次へ)] をクリックします。

    AXIS Entry Managerイベントトリガーの作成

    AXIS Entry Managerで設定済みのドアから信号を受信したときに、AXIS Camera Station Proによってこのトリガーがアクティブになります。 たとえば、ドアがこじ開けられた、ドアが開いている時間が長すぎる、アクセスが拒否されたなどの信号です。

    AXIS Entry Managerイベントトリガーは、AXIS A1001 Network Door ControllerをAXIS Camera Station Proに追加した場合にのみ使用できます。

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックし、[AXIS Entry Manager event (AXIS Entry Managerイベント)] を選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    5. トリガーをアクティブにするイベントとドアを選択します。

    6. [OK] をクリックします。

    外部HTTPSトリガーの作成

    外部HTTPSトリガーは、外部アプリケーションがAXIS Camera Station ProでHTTPS通信を介してイベントをトリガーできるようにします。 このトリガーはHTTPS通信のみをサポートし、HTTPS要求で、ドメイン名とパスワードを含む有効なAXIS Camera Station Proのユーザー名の提供を要求します。

    以下の要求は、HTTPメソッドGET*でサポートされています。 要求本文に記載されたJSONデータと共にPOSTを使用することもできます。

    • 外部HTTPSトリガー要求は、Google Chromeでのみテストできます。
    • 外部HTTPSトリガーは、モバイル監視アプリと同じポートを使用します。「全般」のモバイル通信ポートおよびモバイルストリーミングポートの説明を参照してください。
    • ID "trigger1" でトリガーをアクティブにする: https://[address]:29204/Acs/Api/TriggerFacade/ActivateTrigger?{"triggerName":"trigger1"}

    • ID "trigger1" でトリガーを非アクティブにする: https://[address]:29204/Acs/Api/TriggerFacade/DeactivateTrigger?{"triggerName":"trigger1"}

    • ID "trigger1" でトリガーをアクティブにし、30秒後にトリガーを自動的に非アクティブにする: https://[address]:29204/Acs/Api/TriggerFacade/ActivateDeactivateTrigger?{"triggerName":"trigger1","deactivateAfterSeconds":"30"}

    • 自動非アクティベーションのタイマーは、同じトリガーに他のコマンドが発行されるとキャンセルされます。

    • ID "trigger1" でトリガーをパルスさせる (トリガーをアクティブにした直後に非アクティブにする): https://[address]:29204/Acs/Api/TriggerFacade/PulseTrigger?{"triggerName​":"trigger1"}

    外部HTTPSトリガーを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックし、[External HTTPS (外部HTTPS)] を選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    5. トリガーの名前を [Trigger name (トリガー名)] に入力します。

    6. ログオン時にクライアントが使用したものと同じサーバーアドレスをサンプルURLが使用することを確認します。 URLは、アクションルールの完了後にのみ機能します。

    7. [OK] をクリックします。

    外部HTTPSトリガーに対する適切なアクション

    • トリガーをアクティブおよび非アクティブにする要求は、録画の開始や停止を行うアクションに適しています。

    • トリガーをパルスする要求は、[Raise Alarm (アラームを発する)] または [Send Email (電子メールを送信する)] などのアクションに適しています。

    アクションの追加

    1つのルールに複数のアクションを設定できます。 ルールがアクティブになると、アクションが開始されます。

    以下のアクションを使用できます。

    録画 –
    このアクションは、カメラからの録画を開始します。録画アクションの作成を参照してください。
    アラームを発する –
    このアクションは、すべての接続済みのAXIS Camera Station Proクライアントにアラームを送信します。「アラームを上げる」アクションの作成を参照してください。
    出力の設定 –
    このアクションは出力ポートの状態を設定します。 このアクションを使用して、出力ポートに接続された装置をコントロールします (照明を点灯する、ドアをロックするなど)。出力アクションの作成を参照してください。
    電子メールを送信 –
    このアクションは、1人以上の送信先に電子メールを送信します。メール送信アクションの作成を参照してください。
    ライブビュー –
    このアクションは、すべての接続済みのAXIS Camera Station Proクライアントで、特定のカメラのライブビュー、ビュー、またはプリセットポジションを開きます。 ライブビューアクションを使用して、開いているAXIS Camera Station Proクライアントをタスクバーからリストアしたり、開いている他のアプリケーションの手前に移動したりすることもできます。ライブビューアクションの作成を参照してください。
    HTTP通知を送信 –
    このアクションは、カメラ、ドアコントローラー、外部のWebサーバーなどにHTTP要求を送信します。HTTP通知アクションの作成を参照してください。
    仮想I/O –
    このアクションは、装置の特定の仮想入力ポートをトリガーします。仮想I/Oアクションを作成するを参照してください。
    AXIS Entry Manager –
    このアクションは、AXIS Entry Managerで設定したドアコントローラーに接続されたドアへのアクセスの許可、ロック解除またはロックを行うことができます。AXIS Entry Managerアクションの作成を参照してください。
    モバイルアプリの通知を送信する –
    このアクションは、カスタムメッセージをAXIS Camera Station Mobileアプリに送信します。モバイルアプリ通知の送信アクションの作成を参照してください。
    ルールをオン/オフにする –
    このアクションルールを使用して、他のルールをオンまたはオフにします。他のアクションルールをオンまたはオフにするアクションの作成を参照してください。
    アクセスコントロール –
    このアクションには、AXIS Camera Station Secure Entryでのドアアクションとゾーンアクションが含まれます。アクセスコントロールアクションの作成を参照してください。
    録画アクションの作成

    録画アクションは、カメラによる録画を開始します。 [Recordings (録画)] タブから録画にアクセスし、再生します。

    録画アクションを作成するには:

    1. 録画を保存する場所を指定するには、[Configuration (設定)] > [Storage (ストレージ)] > [Selection (選択)] に移動します。

    2. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    3. [New (新規)] をクリックします。

    4. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    5. [Add (追加)] をクリックして [Record (録画)] を選択します。

    6. [OK] をクリックします。

    7. [Camera (カメラ)] で、録画を行うカメラを選択します。

    8. [Video setting (ビデオ設定)] で、プロファイル、プリバッファ、ポストバッファを設定します。

    9. [OK] をクリックします。

    ビデオ設定

    Profile (プロファイル)

    [Profile (プロファイル)] ドロップダウンメニューからプロファイルを選択します。 プロファイル設定を編集するには、ストリームプロファイルを参照してください。

    Prebuffer (プリバッファ)

    動体検知の何秒前から録画に含めるかを設定します。

    Postbuffer (ポストバッファ)

    アクションの終了後の何秒後まで録画に含めるかを選択します。

    「アラームを上げる」アクションの作成

    「アラームを発する」アクションは、接続先のすべてのAXIS Camera Station Proクライアントにアラームを送信します。 アラームは、[Alarms (アラーム)] タブに表示されるほか、タスクバーにも通知が表示されます。 アラームには、アラーム手順を含む指示をファイルの形で含めることができます。 アラームガイドは、[Alarms (アラーム)] タブのほか、[Logs (ログ)] タブで使用できます。

    「アラームを発する」アクションを作成するには、次のように実行します。

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Add (追加)] をクリックして [Raise alarm (アラームを発する)] を選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. [Alarm message (アラームメッセージ)] で、タイトル、説明、期間を設定します。

    7. [Alarm procedure (アラーム手順)] で:

      1. [On alarm show alarm procedure (アラーム時にアラームガイドを表示)] を選択します。

      2. [Upload (アップロード)] をクリックし、目的のファイルを見つけます。

      3. [Preview (プレビュー)] をクリックすると、アップロードするファイルがプレビューウィンドウに表示されます。

      4. [OK] をクリックします。

    アラームメッセージ

    タイトル

    アラームのタイトルを入力します。 タイトルは、[Alarms (アラーム)] タブの [Alarms (アラーム)] とタスクバーの通知に表示されます。

    説明

    アラームの簡単な説明を入力します。 説明は [Alarms (アラーム)] タブの [Alarms (アラーム)] > [Description (説明)] とタスクバー通知に表示されます。

    (Duration (s) (期間 (秒))

    ポップアップアラームの継続時間を1~600秒に設定します。

    出力アクションの作成

    出力アクションは、出力ポートの状態を設定します。 このアクションを使用して、出力ポートに接続された装置をコントロールします (照明を点灯する、ドアをロックするなど)。

    出力アクションを使用する前に、AXIS Camera Station Proに出力ポートを追加します。I/Oポートを参照してください。

    出力アクションを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Add (追加)] をクリックし、[Set output (出力の設定)] を選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. [Output port (出力ポート)] で、出力ポートを選択します。

    7. [State on action (アクション時の状態)] で、設定するポートの状態を選択します。 利用可能なオプションは、ポートの設定によって異なります。

    8. [Pulse (パルス)] を選択して、新しい状態に出力ポートを維持する時間を定義します。

    9. アクション後もポートを新しい状態に維持するには、[Pulse (パルス)] のチェックマークを外します。

    10. [OK] をクリックします。

    For as long as any trigger is active (トリガーがアクティブである限り出力ポートの状態を維持

    [For as long as any trigger is active (トリガーがアクティブである限り出力ポートの状態を維持)] を選択すると、ルールに指定されたすべてのトリガーがアクティブである限り、ポートは新しいステータスを維持します。

    一定時間その状態を保つ

    ポートを一定の時間だけ新しい状態に維持するには、2番目のオプションを選択し、秒数を指定します。

    メール送信アクションの作成

    メールアクションは、1人以上の送信先にメールを送信します。 カメラからのスナップショットを電子メールに添付できます。

    電子メールを送信するには、まずSMTPサーバーを設定する必要があります。サーバーの設定を参照してください。

    メール送信アクションを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Add (追加)] をクリックし、[Send email (電子メールを送信)] を選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. [Recipients (送信先)] で、送信先を追加します。

      1. [New Recipient (新しい送信先)] にメールアドレスを入力し、[To]、[Cc]、または [Bcc] を選択します。

      2. [Add (追加)] をクリックして、メールアドレスを [Recipients (送信先)] に追加します。

    7. [Contents (内容)] に電子メールの件名とメッセージを入力します。

    8. [Advanced (詳細設定)] で、添付ファイル、電子メール件数、間隔を設定します。

    9. [OK] をクリックします。

    詳細設定

    Attach snapshots (スナップショットを添付)

    カメラからの.jpgスナップショットを電子メール通知に添付ファイルとして添付するには、[Attach snapshots (スナップショットを添付)] を選択し、[Cameras (カメラ)] をクリックします。AXIS Camera Station Proに追加されているすべてのカメラのリストが表示されます。 [Select all (すべて選択)] ですべてのカメラを選択したり、[Deselect all (すべて選択解除)] ですべてのカメラの選択を解除したりできます。

    Send one email for each event (イベントごとに電子メールを一通送信)

    同じイベントに対して複数のメールを送信しないようにするには、[Send one email for each event (イベントごとに電子メールを一通送信)] を選択します。

    Don't send another email for (次のアドレスに別の電子メールを送信しない)

    メールを短い間隔で続けて送信しないようにするには、 [Don't send another email for (新規の電子メールを送信しない時間間隔)] を選択して、電子メールを送信する最小の時間間隔をドロップダウンメニューから設定します。

    ライブビューアクションの作成

    ライブビューアクションは、特定のカメラ、ビュー、またはプリセットポジションで [Live view (ライブビュー)] タブを開きます。 接続されているすべてのAXIS Camera Station Proクライアントで [Live view (ライブビュー)] タブが開きます。 [Live view (ライブビュー)] タブでホットスポット付きの分割ビューを表示する場合、ライブビューアクションで選択したカメラの映像がホットスポットに表示されます。 ホットスポットの詳細については、「分割ビュー」を参照してください。

    ライブビューアクションを使用して、開いているAXIS Camera Station Proクライアントをタスクバーからリストアしたり、開いている他のアプリケーションの手前に移動したりすることもできます。

    ライブビューアクションを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Add (追加)] をクリックし、[Live view (ライブビュー)] を選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. [Live view actions (ライブビューアクション)] で、アクションがアクティブなときに何を表示するかを設定します。

    7. [Shown in (表示先)] で、選択したビューの表示方法を設定します。

    8. [Bring to front (最前面に表示)] で、[On trigger bring application to front (トリガー時にクライアント画面を最前面に表示)] を選択して、開いているAXIS Camera Station Proクライアントをタスクバーからリストアするか、ライブビューアクションの開始時に他のアプリケーションの手前に表示します。

    9. [OK] をクリックします。

    ライブビューアクション

    View (ビュー)

    ビューを開くには、[View (ビュー)] を選択してから、ドロップダウンメニューからビューを選択します。

    Camera (カメラ)

    カメラビューを開くには、[Camera (カメラ)] を選択してから、ドロップダウンメニューからカメラを選択します。 カメラにPTZプリセット機能がある場合は、[Go to preset (プリセットに移動)] を選択し、ドロップダウンメニューから範囲を1つ選択してプリセットポジションを開きます。

    No action (アクションなし)

    [No action (アクションなし)] を選択すると、どのビューも開きません。

    Shown in (表示先)

    Live alert tab (ライブアラートタブ)

    [Live alert tab ([ライブアラート] タブ)] を選択すると、選択したビューまたはカメラビューが [Live alert (ライブアラート)] タブで開きます。

    Hotspot in view (ビュー内のホットスポット)

    [Hotspot in view (ビュー内のホットスポット)] を選択し、ドロップダウンメニューからホットスポットのあるビューを選択します。 アクションがトリガーされると、ホットスポットがライブビューに表示されている場合、ホットスポットにカメラビューが表示されます。

    例:

    [Live view (ライブビュー)] タブを開くには、ホットスポットビューに移動し、ホットスポットにカメラビューを表示して、同じアクションルールで2つのライブビューアクションを設定します。

    1. [Live alert (ライブアラート)] タブでホットスポットビューを表示するライブビューアクションを作成します。

      1. [Live view actions (ライブビューアクション)] で、[View (ビュー)] を選択します。

      2. [Hotspot view (ホットスポットビュー)] を選択します。

      3. [Show in (表示先)] で、[Live alert tab ([ライブアラート] タブ)] を選択します。

      4. トリガー時にクライアント画面を最前面を選択:

    2. ホットスポットビューに移動してホットスポットにカメラビューを表示する、別のライブビューアクションを作成します。

      1. [Live view actions (ライブビューアクション)] で、[Camera (カメラ)] を選択し、カメラビューを選択します。

      2. [Show in (表示先)] で、[Hotspot in view (ビュー内のホットスポット)] を選択します。

      3. [Hotspot view (ホットスポットビュー)] を選択します。

    HTTP通知アクションの作成

    HTTP通知アクションは、送信先にHTTP要求を送信します。 カメラ、ドアコントローラー、外部のWebサーバー、HTTP要求を受信可能なサーバーを送信先にすることができます。 HTTP通知を使用して、カメラの特定の機能をオンまたはオフにしたり、ドアコントローラーに接続されたドアを開閉、ロック、ロック解除したりできます。

    GET、POST、およびPUTメソッドがサポートされています。

    ローカルネットワークの外部の送信先にHTTP通知を送信するには、AXIS Camera Station Proサーバーのプロキシ設定の調整が必要になる場合があります。全般を参照してください。

    HTTP通知アクションを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Add (追加)] をクリックし、[Send HTTP Notification (HTTP通知を送信)] を選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. [URL] に、送信先のアドレスと、要求を処理するスクリプトを入力します。 例: https://192.168.254.10/cgi-bin/notify.cgi

    7. 送信先で認証が必要な場合は、[Authentication required (認証が必要)] を選択します。 ユーザー名とパスワードを入力します。

    8. 認証方法を選択します。

    9. [Advanced (詳細設定)] をクリックして、詳細設定を表示します。

    10. [OK] をクリックします。

    認証方式

    Digest (ダイジェスト)

    盗聴からの保護に最適なため、このオプションを使用することをお勧めします。

    Digest with basic as fallback (ダイジェストとその代替にベーシックを使用)

    装置で使用する認証方法が不明な場合は、このオプションを使用してください。

    詳細

    メソッド

    [Method (メソッド)] ドロップダウンメニューからHTTPメソッドを選択します。

    Content type (コンテンツタイプ)

    POSTおよびPUTメソッドの場合、[Content type (コンテンツタイプ)] ドロップダウンメニューからコンテンツタイプを選択します。

    Body (本文)

    POSTおよびPUTメソッドの場合、[Body (本文)] に要求本文を入力します。

    Trigger data (トリガーデータ)

    ドロップダウンメニューから既定のトリガーデータを挿入することもできます。 詳細については下記を参照してください。

    トリガーデータ

    Type (タイプ)

    このアクションルールをアクティブにしたトリガー。

    Source ID (ソースID)

    ソースIDは、アクションルールをトリガーしたソースのIDであり、多くの場合、カメラなどの装置を表します。 すべてのソースにソースIDがあるわけではありません。

    Source Name (ソース名)

    ソース名は、アクションルールをトリガーしたソースの名前であり、多くの場合、カメラなどの装置を表します。 すべてのソースにソース名があるわけではありません。

    Time (UTC) (時刻 (UTC))

    アクションルールがトリガーされたときのUTC日時。

    Time (local) (時刻 (ローカル))

    アクションルールがトリガーされたときのサーバーの日時。

    仮想I/Oアクションを作成する

    仮想I/Oアクションを使用して、装置上の特定の仮想入力ポートをトリガーします。 装置の各ポートはそれぞれ1つのアクションに使用できます。

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Add (追加)] をクリックし、[Virtual I/O (仮想I/O)] を選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. トリガーする装置とポートを選択します。

    7. [OK] をクリックします。

    サイレンとライトのアクションの作成

    サイレンとライトのアクションは、設定されたプロファイルに従って、AXIS D4100-E Network Strobe Sirenのサイレンとライトパターンをアクティブにします。

    このアクションを使用するには、装置の設定ページからプロファイルを設定する必要があります。

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Add (追加)] をクリックし、[Siren and light (サイレンとライト)] を選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. [Device (デバイス)] ドロップダウンメニューから装置を選択します。

    7. [Profile (プロファイル)] ドロップダウンメニューからプロファイルを選択します。

    8. [OK] をクリックします。

    AXIS Entry Managerアクションの作成

    AXIS Entry Managerアクションは、AXIS Entry Managerで設定したドアコントローラーに接続されたドアへのアクセス許可、ロック解除またはロックを行うことができます。

    AXIS Entry Managerアクションは、AXIS A1001 Network Door ControllerがAXIS Camera Station Proで利用可能な場合にのみ使用できます。

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Add (追加)] をクリックし、[AXIS Entry Manager] を選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. アクションとアクション実行するドアを選択します。

    7. [OK] をクリックします。

    モバイルアプリ通知の送信アクションの作成

    モバイルアプリ通知の送信アクションでは、AXIS Camera Stationモバイルアプリにカスタムメッセージが送信されます。 受信した通知をクリックすると、特定のカメラビューに移動できます。AXIS Camera Stationモバイルアプリユーザーマニュアルを参照してください。

    モバイルアプリ通知の送信アクションを作成する:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Add (追加)] をクリックし、[Send mobile app notification (モバイルアプリ通知の送信)] を選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. [Message (メッセージ)] に、モバイルアプリに表示するメッセージを入力します。

    7. [Click notification and go to (通知をクリックして移動)] で、通知をクリックしたときに表示される内容を設定します。

    8. [OK] をクリックします。

    通知をクリックして移動

    Camera (カメラ)

    モバイルアプリの通知をクリックしたときに表示するカメラビューを [Camera (カメラ)] ドロップダウンメニューから選択します。

    Default (デフォルト)

    [Default (デフォルト)] を選択すると、モバイルアプリで通知をクリックしたときに、モバイルアプリの開始ページに移動します。

    他のアクションルールをオンまたはオフにするアクションの作成

    たとえば、従業員がアクセスカードをスワイプしたときに、オフィスの動体検知をオフにする場合に、ルールをオン/オフにするアクションを使用します。

    ルールをオン/オフにするアクションを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Add (追加)] をクリックし、[Turn rules on or off (ルールをオンまたはオフにする)] を選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. 1つ以上のアクションルールを選択します。

    7. 選択したアクションルールをオンにするかオフにするかを選択します。

    8. トリガーから状態変更までに間隔が必要な場合は、遅延を入力します。

    9. トリガーがアクティブでなくなったときに、選択したアクションルールを変更したままにしない場合は、[Return to the previous state when the trigger is no longer active (トリガーがアクティブでなくなったときに前の状態に戻る)] を選択します。 上の例では、これにより、従業員がアクセスカードをリーダーから外すと動体検知が再びオンになります。

    10. [OK] をクリックします。

    アクセスコントロールアクションの作成

    アクセスコントロールアクションは、AXIS Camera Station Secure Entryシステムで次のアクションを実行できます。

    • ドアアクション: 選択したドアに対するアクセス許可、ロック、ロック解除、または閉鎖。

    • ゾーンアクション: 選択したゾーンの選択したドアのロック、ロック解除、または閉鎖。

    アクセスコントロールアクションは、AXIS Camera Station Secure Entryシステムでのみ使用できます。

    アクセスコントロールアクションを作成するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックしてトリガーを作成します。 [Next] (次へ)] をクリックします。トリガーの追加を参照してください。

    4. [Add (追加)] をクリックし、[Access control (アクセスコントロール)] を選択します。

    5. [OK] をクリックします。

    6. ドアアクションを実行するには:

      1. [Access control (アクセスコントロール)] で、[Door actions (ドアアクション)] を選択します。

      2. [Configure action (アクションの設定)] で、ドアとアクションを選択します。

    7. ゾーンアクションを実行するには:

      1. [Access control (アクセスコントロール)] で、[Zone actions (ゾーンアクション)] を選択します。

      2. [Configure action (アクションの設定)] で、ゾーン、ドアのタイプ、アクションを選択します。

    8. [OK] をクリックします。

    スケジュール

    アクションルールにスケジュールを作成して、アクションルールをアクティブにするタイミングを設定します。 スケジュールは必要に応じて何度でも使用でき、祝祭日などの特定の日には上書きできます。

    複数のAXIS Camera Station Proサーバーに接続している場合は、接続されている任意のサーバーでスケジュールを追加および管理できます。 [Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンメニューからサーバーを選択して、スケジュールを管理します。

    スケジュールを追加するには:

    1. [Configuration (設定)] > [Recording and events (録画とイベント)] > [Schedules (スケジュール)] に移動します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. スケジュールの名前を入力します。

    4. タイムラインでスケジュールのスロットを作成します。

    5. スケジュールを別の日にコピーするには、コピーする日を右クリックし、[Copy schedule (スケジュールをコピーする)] を選択します。別の日を右クリックし、[Paste schedule (スケジュールを貼り付ける)] を選択します。

    6. スケジュールに例外を追加するには:

      1. [Schedule exceptions (スケジュールの例外)] で、[Add... (追加...)] をクリックします。

      2. 例外の開始日と終了日を選択します。

      3. タイムラインで時間間隔をマークします。

      4. [OK] をクリックします。

      5. 例外を削除するには、[Remove... (削除...)] をクリックし、例外を含む時間間隔を選択して、[OK] をクリックします。

    7. [Apply (適用)] をクリックします。

    Used (使用中)

    [Used (使用済み)] 列には、スケジュールが使用中かどうかが表示されます。

    Remove (削除)

    スケジュールを削除するには、そのスケジュールを選択し、[Remove (削除)] をクリックします。 使用済みのスケジュールは削除できません。

    詳細

    スケジュールを選択すると、スケジュールの詳細が表示されます。

    スロットの追加

    週間スケジュール内でマークするかクリックして、スケジュールにスロットを追加します。

    スロットの削除

    スケジュールからスロットを削除するには、色付きの線をマークまたはクリックします。

    5分間隔の追加

    CTRLキーを押しながらタイムラインをクリックして、5分間隔を選択します。

    アクションルールの例

    例:

    ここでは、誰かが出入口のドアをこじ開けたときに録画とアラームをトリガーするアクションルールをAXIS Camera Station Proで設定する方法を例示します。

    開始する前に、以下のことを完了させておく必要があります。

    アクションルールを作成する:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. ドアこじ開けイベントのトリガーを追加します。

      1. [Add (追加)] をクリックし、[Device event (デバイスイベント)] を選択します。

      2. [OK] をクリックします。

      3. [Configure device event trigger (デバイスイベントトリガーの設定)] で、トリガー設定を行います。

      4. [Filters (フィルター)] で、フィルター設定を行います。

      5. [Activity (アクティビティ)] で、トリガーの信号ラインにアクティビティが示されていることを確認します。

      6. [OK] をクリックします。

    4. [Next] (次へ)] をクリックします。

    5. 録画アクションを追加します。

      1. [Add (追加)] をクリックして [Record (録画)] を選択します。

      2. [OK] をクリックします。

      3. [Camera (カメラ)] ドロップダウンメニューからカメラを選択します。

      4. [Video setting (ビデオ設定)] で、プロファイル、プリバッファ、ポストバッファを設定します。

      5. [OK] をクリックします。

    6. 「アラームを発する」アクションを追加します。

      1. [Add (追加)] をクリックして [Raise alarm (アラームを発する)] を選択します。

      2. [OK] をクリックします。

      3. [Alarm message (アラームメッセージ)] で、アラームのタイトルと説明を入力します。 たとえば、「正面出入り口がこじ開けられました」と入力します。

      4. [OK] をクリックします。

    7. [Next (次へ)] をクリックし、スケジュールには [Always (常時)] を選択します。

    8. [Finish (完了)] をクリックします。

    9. 装置イベントトリガーを設定する

      Device (デバイス)

      [Device (デバイス)] ドロップダウンメニューからAXIS A1601 Network Door Controllerを選択します。

      Event (イベント)

      [Event (イベント)] ドロップダウンメニューから [Door (ドア)] > [Door forced (ドアのこじ開け)] を選択します。

      Trigger period (トリガー期間)

      [Trigger period (トリガー期間)] には10秒を設定します。

    10. フィルター

      Door name (ドア名)

      [Door name (ドア名)] ドロップダウンメニューからドアを選択します。

      Door status (ドアステータス)

      [Door status (ドアステータス)] ドロップダウンメニューから [Forced (こじ開け)] を選択します。

    11. ビデオ設定

      Profile (プロファイル)

      [Profile (プロファイル)] ドロップダウンメニューから [High (ハイ)] を選択します。 

      Prebuffer (プリバッファ)

      [Prebuffer (プリバッファ)] には3秒を設定します。

      Postbuffer (ポストバッファ)

      [Postbuffer (ポストバッファ)] には5秒を設定します。

    例:

    ここでは、重要人物が入ってきたときにウェルカムメッセージを再生してエレベーターを呼び出すアクションルールをAXIS Camera Station Proで作成する方法を例示します。

    開始する前に、以下のことを完了しておく必要があります。

    • AXIS A1601 Network Door Controllerの設置と設定を行い、カード所持者を追加します。アクセスコントロールの設定およびアクセス管理を参照してください。

    • Axisネットワーク音声装置を取り付けて、音声装置をカメラに関連付けます。ストリームプロファイルを参照してください。

    • AXIS A9188 Network I/O Relay Moduleを取り付けてI/Oをエレベーターに接続し、ネットワークI/OリレーモジュールのI/OポートをAXIS Camera Station Proに追加します。I/Oポートを参照してください。

    アクションルールを作成する:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. [New (新規)] をクリックします。

    3. 装置イベントトリガーを追加します。

      1. [Add (追加)] をクリックして [Device event (装置イベント)] を選択します。

      2. [OK] をクリックします。

      3. [Configure device event trigger (デバイスイベントトリガーの設定)] で、イベント設定を行います。

      4. [Filters (フィルター)] で、フィルター設定を行います。

      5. [Activity (アクティビティ)] で、トリガーの信号ラインにアクティビティが示されていることを確認します。

      6. [OK] をクリックします。

    4. [Next] (次へ)] をクリックします。

    5. ウェルカムメッセージを再生するために、HTTP通知を送信するアクションを追加します。

      1. [Add (追加)] をクリックして [Send HTTP Notification (HTTP通知を送信)] を選択します。

      2. [OK] をクリックします。

      3. [URL] に、ウェルカムメッセージにするオーディオクリップのURLを入力します。

      4. [Authentication required (認証が必要)] を選択し、音声装置のユーザー名とパスワードを入力します。

      5. [OK] をクリックします。

    6. 出力を設定するアクションを追加します。

      1. [Add (追加)] をクリックし、[Set output (出力の設定)] を選択します。

      2. [OK] をクリックします。

      3. [Output port (出力ポート)] ドロップダウンメニューから、エレベーターに接続されているI/Oモジュールの出力ポートを選択します。

      4. [State on action (アクション時の状態)] ドロップダウンメニューから、エレベーターを呼び出すI/Oモジュールの状態を選択します。

      5. [Pulse (パルス)] を選択して、ポートの状態を60秒維持するように設定します。

      6. [OK] をクリックします。

    7. [Next (次へ)] をクリックし、スケジュールには [Always (常時)] を選択します。

    8. [Finish (完了)] をクリックします。

    9. 装置イベントトリガーを設定する

      Device (デバイス)

      [Device (デバイス)] ドロップダウンメニューからAXIS A1601 Network Door Controllerを選択します。

      Event (イベント)

      [Event (イベント)] ドロップダウンメニューから [Authorization (認証)] > [Access request granted (アクセス要求の許可)] を選択します。

      Trigger period (トリガー期間)

      [Trigger period (トリガー期間)] には10秒を設定します。

    10. フィルター

      Door name (ドア名)

      [Door name (ドア名)] ドロップダウンメニューからドアを選択します。

      Door side (ドア面)

      [Door side (ドア面)] ドロップダウンメニューからドア面を選択します。

      [Card number (カード番号)]

      [Card number (カード番号)] を選択し、重要人物のカード番号を入力します。

    クライアントの設定

    [Configuration > Client (設定 > クライアント)] に移動し、以下の操作を行います。

    • テーマや言語のようなクライアント固有の設定を編集します。クライアントの設定を参照してください。

    • 通知や起動オプションのようなユーザー固有の設定を編集します。ユーザー設定を参照してください。

    • ビデオのサイズ変更やハードウェアデコーディングなど、クライアントの特定のストリーミングパフォーマンス設定を編集します。ストリーミングを参照してください。

    クライアントの設定

    これらの設定は、コンピューター上のすべてのAXIS Camera Station Proユーザーに適用されます。 [Configuration > Client > Client settings (設定 > クライアント > クライアント設定)] に移動し、AXIS Camera Station Proクライアント設定を行います。

    テーマ

    System (システム)、Light (ライト)、Dark (ダーク)

    クライアントのテーマを選択します。[System (システム)] は新規インストールのデフォルトのテーマです。 変更を表示するには、アプリケーションを再起動する必要があります。

    [System (システム)] を選択した場合は、Windowsのシステムカラー設定が使用されます。

    全般

    Run application when Windows starts (Windowsの起動時にアプリケーションを起動)

    Windowsが起動するたびにAXIS Camera Station Proを自動的に実行する場合は、オンにします。

    ライブビュー

    Show camera names in live views (ライブビューにカメラ名を表示する)

    ライブビューでカメラの名前を表示します。

    録画のタイプを示すには、[Show recording indicators in live views and maps (ライブビューとマップに録画インジケーターを表示する)] をオンにします。

    動体検知録画であるか、アクションルールによって開始された録画であるかを示すには、[Show event indicators in live views and maps (ライブビューとマップにイベントインジケーターを表示する)] をオンにします。

    マップ

    Allow flashing coverage areas for all maps (すべてのマップで検知範囲の点滅を許可)

    [Flash (点滅)] を使用したすべての検知範囲の点滅をグローバルに禁止または許可するために使用します。 このグローバル設定はマップレベルのローカル設定には影響しません。マップを参照してください。

    言語

    AXIS Camera Station Proクライアントの言語を変更します。 変更は、クライアントの再起動後に有効になります。

    フィードバック

    Share anonymous client usage data with Axis Communications to help improve the application and user experience (匿名のクライアント使用データをAxis Communicationsと共有して、アプリケーションやユーザーエクスペリエンスの向上に協力する)

    匿名データをAxisと共有して、ユーザーエクスペリエンスの向上に協力します。 サーバーのオプションを変更するには、サーバーの設定を参照してください。

    ユーザー設定

    これらの設定は、サインインしたAXIS Camera Station Proユーザーに適用されます。 [Configuration > Client > User settings (設定 > クライアント > ユーザー設定)] に移動し、AXIS Camera Station Proクライアントユーザーの設定を行います。

    ナビゲーションシステム

    Tree view navigation system (ツリービューのナビゲーションシステム)

    デフォルトでオンになり、ツリー表示のナビゲーションペインにビューとカメラが表示されます。

    Show in navigation (ナビゲーションに表示)

    選択すると、ドロップダウンメニューでビューまたはカメラ、またはその両方が表示されます。

    Show navigation path when navigating in view (ビュー内の移動時にナビゲーションパスを表示)

    オンにすると、分割ビュー内で移動するときにビューの最上部にナビゲーションパスが表示されます。

    通知

    Show taskbar notification on alarms (アラームに関するタスクバー通知を表示)

    オンにすると、アラームの開始時にWindowsタスクバーに通知が表示されます。

    Show taskbar notification for tasks (タスクに関するタスクバー通知を表示)

    オンにすると、誰かがタスクを追加したとき、またはタスクが完了したときにWindowsタスクバーに通知が表示されます。

    Show notifications in Device management ([デバイスの管理] に通知を表示)

    オンにすると、新しいファームウェアがダウンロード可能になったときに通知が表示されます。

    Show intercom notification window (インターカム通知ウィンドウを表示)

    オンにすると、誰かが接続されたインターカムシステムの通話ボタンを押したときに通知ウィンドウが表示されます。

    スナップショット

    When a snapshot is taken show a message (スナップショットの撮影時にメッセージを表示)

    オンにすると、誰かがスナップショットを撮ったときにメッセージが表示されます。

    When a snapshot is taken open the snapshot folder (スナップショットの保存時にバックグラウンドでフォルダーを開く)

    オンにすると、誰かがスナップショットを撮ったときにスナップショットフォルダーが開きます。

    Browse (参照)

    [Browse (参照)] をクリックして、スナップショットを保存するフォルダーを選択します。

    開始

    Start in full screen (全画面で開始)

    オンにすると、AXIS Camera Station Proが全画面モードで起動します。

    Remember last used tabs (最後に使用したタブを記憶する)

    オンにすると、AXIS Camera Station Proの前回終了時に開いていたのと同じタブ、ビュー、カメラビューでAXIS Camera Station Proが起動します。

    Remember last used monitors (最後に使用したモニターを記憶する)

    オンにすると、AXIS Camera Station Proの前回終了時に使用していたのと同じモニターでAXIS Camera Station Proが起動します。

    • ビューとカメラビューはタブごとに保存されます。 これらは、クライアントが同じサーバーに再接続した場合にのみ記憶されます。
    • モニター、ビュー、カメラビューを記憶するためにタブを記憶します。
    • ライブビューでドラッグアンドドロップした動的ビューは記憶されません。
    • 異なるユーザーが複数のサーバーに接続している場合、[Remember last used tabs (最後に使用したタブを記憶する)] 機能はサポートされません。
    アラーム時に音を鳴らす

    No sound (サウンドなし)

    アラーム音を鳴らさないようにする場合に選択します。

    Beep (ビープ)

    アラームで通常のビープ音を鳴らさないようにする場合に選択します。

    Sound file (サウンドファイル)

    アラーム音をカスタマイズする場合は、これを選択して、[Browse (参照)] をクリックして、サウンドファイルを見つけます。 Windows Media Playerがサポートしているファイル形式を使用してください。

    Play (再生)

    サウンドをテストする場合にクリックします。

    着信時に音を鳴らす

    No sound (サウンドなし)

    着信時にサウンドを鳴らさないようにする場合に選択します。

    Beep (ビープ)

    着信時に通常のビープ音を鳴らす場合に選択します。

    Sound file (サウンドファイル)

    着信音をカスタマイズする場合は、これを選択して、[Browse (参照)] をクリックして、サウンドファイルを見つけます。 Windows Media Playerがサポートしているファイル形式を使用してください。

    Play (再生)

    サウンドをテストする場合にクリックします。

    機能

    Show smart search 1 (スマート検索1を表示)

    デフォルトでは、スマート検索1が表示されます。 この機能を非表示にするには、オフにします。

    ストリーミング

    [Configuration > Client > Streaming (設定 > クライアント > ストリーミング)] を選択して、AXIS Camera Station Proクライアントのストリーミングオプションを設定します。

    ビデオのサイズ変更

    Scale to best fit (自動サイズ変更)

    ビデオを使用可能な領域全体に表示する場合に選択します。ビデオのアスペクト比が崩れたり、画像がトリミングされたりすることはありません。

    ビデオ領域を埋める (場合によってはビデオの一部をトリミング)

    ビデオを使用可能な領域に合わせて表示する場合に選択します。ビデオのアスペクト比が保持されます。 使用可能な表示領域のアスペクト比がビデオと異なる場合、ビデオの一部がトリミングされます。

    ハードウェアデコーディング

    Mode (モード)

    • Automatic (自動) グラフィックカード (サポートされている場合) を使用して、3840x2160p@25fps (4KまたはUHD) を超える解像度のストリームをデコードします。

    • On (オン) グラフィックカード (サポートされている場合) を使用して、1920x1080p@25fps (1080pまたはHD) を超える解像度のストリームをデコードします。

    • Off (オフ) ハードウェアデコーディングはオフになり、AXIS Camera Station ProはCPUを使用してビデオをデコードします。

    Graphics card (グラフィックカード)

    ドロップダウンメニューからグラフィックカードを選択します。

    • ハードウェアデコーディングは、グラフィックカードを使用してビデオをデコードします。 高性能のグラフィックカードを搭載している場合、特に高解像度ビデオをストリーミングする場合、ハードウェアデコーディングは性能を改善してCPU使用率を下げる優れた方法です。 ハードウェアデコーディングはM-JPEGおよびH.264をサポートします。
    • 解像度が1080p未満のカメラは、ハードウェアデコードが [On (オン)] であっても、ハードウェアデコードを使用できません。
    • グラフィックカードが4Kデコードをサポートしていない場合、ハードウェアデコードが [On (オン)] であっても、ハードウェアデコードは1080pのストリームでのみ機能します。
    帯域幅の使用量

    Always use the stream profile Low on this client (このクライアントではストリームプロファイルを常に [低] にして使用してください)

    オンにすると、ライブビューで低ストリームプロファイルが使用されます。ストリームプロファイルを参照してください。

    この設定はH.264およびM-JPEGビデオに影響し、帯域幅の使用量が少なくなります。

    Suspend video streams for inactive tabs (非アクティブタブのビデオストリームを停止する)

    オンにすると、非アクティブタブのビデオストリームは停止されます。 これにより、帯域幅の使用量が少なくなります。

    PTZ (パン、チルト、ズーム)

    Select view with first click instead of starting PTZ (PTZを開始する代わりに最初のクリックでビューを選択します)

    オンにすると、ビューで初めてクリックしたときに、ビューの選択がアクティブになります。 ビューで行うその後すべてのクリックで、PTZを制御できます。

    音声

    Push-to-talk release delay (ms) (Push-To-Talkのリリース遅延 (ミリ秒))

    [Push-to-talk (プッシュツートーク)] ボタンを離した後マイクから送信される音声を何ミリ秒間保持するかを調整します。

    Use push-to-talk for all duplex modes (全二重モードでPush-To-Talkを使用する)

    単方向、半二重、全二重モードでPush-To-Talkを使用する場合は、オンにします。

    Always allow audio for intercoms (インターカムの音声を常に許可する)

    オンにすると、インターカムからの通話がない場合でも、インターカムで聞いたり話したりできるようになります。

    インスタント再生

    Playback duration (s) (再生時間 (秒))

    再生継続時間を1~600秒に設定すると、タイムラインに戻って録画が再生されます。

    接続中のサービスの設定

    接続中のサービスを管理する

    接続中のサービスでは、次のことが可能です:

    • AXIS Camera Station Webクライアント

    • 装置管理

    • ライセンスの自動管理

    • システムの健全性監視

    接続中のサービスにアクセスするには、システムを登録し、組織に接続する必要があります。 詳細については、システムを組織に登録するを参照してください。

    状態ステータスカードには、サーバーと接続中のサービスの間の接続ステータスと、登録済みまたは接続先の組織の名前が表示されます。
    切断接続中のサーバーを切断しても、そのサーバーは組織に登録されたままになります。
    ライセンス管理[License management (ライセンス管理)] をオンにすると、ライセンスが自動的に同期されます。 これは、システムがライセンス数に影響する変更をAXIS License Managerにプッシュし、新しいライセンスステータスを取得することを意味します。 システムにインターネット接続がない場合など、ライセンスを手動で処理するには、[License management (ライセンス管理)] をオフにします。 詳細については、ライセンスを管理を参照してください。
    Synchronize system (システムの同期)[Synchronize system (システムの同期)] をオンにすると、装置およびビューがAXIS Camera Station WebクライアントおよびAXIS Device Managerと自動的に同期されます。
    システムを組織に登録する

    システムを登録するには:

    1. [Configuration (設定)] > [Connected services (接続中のサービス)] > [Management (管理)] に移動します。

    2. [Register (登録)] をクリックし、画面の指示に従います。

    システムを登録する際に考慮すべき事項の詳細については、AXIS Camera Station Proのインストールおよび移行ガイドをお読みください。

    ファームウェアアップグレード設定

    複数のAXIS Camera Station Proサーバーに接続している場合、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンメニューから任意のサーバーを選択して、ファームウェアのアップグレード設定を行うことができます。

    1. [Configuration > Connected services > Firmware upgrade settings (設定 > 接続中のサービス > ファームウェアのアップグレード設定)] を選択します。

    2. [Automatic check for updates (更新の自動確認)] で、ファームウェアの更新を確認する頻度と方法を設定します。

    3. [Upgrade order (アップグレードの順序)] で、装置を更新する順序を設定します。

    更新の自動確認

    Check for updates (更新を確認する)

    利用可能なファームウェアバージョンを起動時に毎回確認するには、[Check for updates (更新を確認する)] ドロップダウンメニューから [Every start-up (起動時に毎回)] を選択します。 デフォルトでは、AXIS Camera Station Proは [Never (しない)] に設定されています。

    Check now (今すぐ確認)

    サーバーで利用可能なファームウェアのバージョンを確認するときにクリックします。

    アップグレードの順序

    Parallel (同時進行)

    複数の装置を同時にアップグレードする場合に選択します。 このオプションの方が [Sequential (シーケンス)] より高速ですが、すべての装置が同時にオフラインになります。

    Sequential (シーケンシャル)

    装置を順番にアップグレードを実行する場合に選択します。 このオプションの方が時間がかかりますが、装置が同時にオフラインになることはありません。 シーケンシャルアップグレードを停止するには、[Cancel remaining upgrades if one device fails (アップグレードに失敗した装置が見つかった場合、残りのアップグレードをキャンセルする)] を選択します。

    ファームウェアの自動確認の有効化

    Axis Secure Remote Access

    Axis Secure Remote Accessを使用すると、暗号化されたセキュアなインターネット接続経由でAXIS Camera Station Proサーバーに接続できます。 Axis Secure Remote Accessは、ルーターのポートフォワーディングに依存せずにカメラにアクセスします。

    • Axisセキュアリモートアクセスは、AXIS Camera Station 5.12以降でのみ利用可能です。
    • 複数のAXIS Camera Station Proサーバーに接続している場合は、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンメニューから任意のサーバーを選択して、Axis Secure Remote Accessを設定します。

    Axis Secure Remote Accessの有効化

    Axisセキュアリモートアクセスを有効にするには、お使いのMy Axisアカウントでサインインしてください。 Axis Secure Remote Accessは手動でオンにする必要があります。 この機能により、サーバーにリモートでサインインできるようになります。サーバーにログインするを参照してください。

    1. [Configuration > Connected services > Axis Secure Remote Access (設定 > 接続中のサービス > Axisセキュアリモートアクセス)] を選択します。

    2. [My Axis account (My Axisアカウント)] で、My Axisアカウントの認証情報を入力します。

    3. [Apply (適用)] をクリックします。

    4. [Axis Secure Remote Access] セクションで、[Enable (有効にする)] をクリックしてリモートアクセスをオンにします。

    モバイル装置でのAxisセキュアリモートアクセスの有効化

    モバイルデバイス (iOSおよびAndroid) の場合は、AXIS Camera Station Mobileアプリをダウンロードし、axis.com/products/axis-camera-station/overviewにアクセスしてください。 モバイルアプリで、リモートアクセスを有効にするために使用したものと同じMy Axisアカウントでサインインします。 モバイルアプリでは、My Axisアカウントでその月に使用した中継データの合計量を確認できます。

    Axis Secure Remote Accessの使用

    AXIS Camera Station Proクライアントの下部にあるステータスバーにAxis Secure Remote Accessの使用状況が表示されます。 リンクをクリックすると、セキュアリモート接続がどのように使用されているかについて概要を見ることができます。

    Service level (サービスレベル)

    Axis Secure Remote Accessサブスクリプションのサービスレベルを表示します。

    Data used this month (今月に使用したデータ)

    今月使用したデータ量を表示します。 カウンターは毎月1日の午前0時までにリセットされます。

    Overage (超過)

    今月使用したデータのうち、サービスレベルに含まれる量を超過したデータ量を表示します。 これはサブスクリプションに超過が含まれる場合にのみ利用できます。

    Connections (接続)

    Secure Remote Accessを介して接続されているサーバーを表示します。

    サーバーの設定

    サーバーの設定

    AXIS Camera Station Proサーバー設定を行うには、[Configuration > Server > Settings (設定 > サーバー > 設定)] を選択します。

    複数のAXIS Camera Station Proサーバーに接続している場合は、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンメニューから任意のサーバーを選択して、サーバー設定を行います。

    エクスポート

    Include audio when adding recordings to export (エクスポートする録画の追加時に音声を含める)

    エクスポートリストに録画を追加するときに、音声を含めるかどうかを選択します。

    ログ

    アラーム、イベント、監査を保持する日数を指定します。 1~1,000日の間で値を設定します。

    外部データ

    外部データを保持する日数を指定します。 1~1,000日の間で値を設定します。

    SMTPサーバー

    システムアラームまたはイベント設定ルールがアクティブになったときに電子メールを送信するSMTPサーバーを追加します。

    SMTPサーバーを追加するには:

    1. [SMTP servers (SMTPサーバー)] で、[Add (追加)] をクリックします。

    2. [Server (サーバー)] で、サーバーのアドレス、ポート、認証、TLSプロトコルを設定します。

    3. [Sender (送信者)] に、送信者の電子メールに表示するメールアドレスと名前を入力します。

    サーバー

    Address (アドレス)

    SMTPサーバーのアドレスを入力します。

    Port (ポート)

    ポートを入力します。 587は、SMTP TLS接続のデフォルトポートです。

    Use TLS (TLSを使用する)

    SMTPサーバーがTLSを使用している場合に選択します。 TLSはデフォルトのプロトコルです。

    Use authentication (認証を使用する)

    このサーバーにユーザー名とパスワードが必要かどうかを選択します。 サーバーへのアクセスに使用するユーザー名とパスワードを入力します。

    Edit (編集)

    SMTPサーバーを編集するには、サーバーを選択して [Edit (編集)] をクリックします。

    Remove (削除)

    SMTPサーバーを削除するには、サーバーを選択して [Remove (削除)] をクリックします。 ポップアップダイアログで [Yes (はい)] をクリックするとサーバーが削除されます。

    Test all... (すべてテスト...)

    SMTPサーバーをテストするには、サーバーを選択して [Test all... (すべてテスト...)] をクリックします。 ポップアップダイアログの [Recipient (送信先)] にメールアドレスを入力し、[OK] をクリックするとテストメールが送信されます。 SMTPサーバーがテストを実行し、結果と可能なアクションのリストが表示されます。

    矢印

    サーバーを選択し、矢印を使用してリスト内のサーバーの順序を変更します。 システムは、一覧表示されているのと同じ順序でサーバーを使用します。

    サーバーテストの結果

    OK

    SMTPサーバーとの接続に成功しました。 送信先にテストメールが届いていることを確認してください。

    Unknown error (不明なエラー)

    メールの送信時に予期しないエラーが発生しました。 SMTPサーバーが正しく動作しているかどうかを確認してください。

    接続できません

    AXIS Camera Station ProはSMTPサーバーにアクセスできません。 SMTPサーバーが正しく動作していること、AXIS Camera Station ProとSMTPサーバー間のすべてのルーターとプロキシサーバーがトラフィックを許可していることを確認してください。

    Configuration error (設定エラー)

    TLSが要求されましたが、サーバーがStartTLSをサポートしていないか、認証をサポートしていないか、または対応している認証メカニズムがありません。

    TLS/SSLハンドシェイクエラー

    無効なサーバー証明書など、TLS/SSLネゴシエーション中にエラーが発生しました。

    認証が必要

    サーバーは、電子メールを送信するには認証が必要です。

    認証エラー

    認証情報が正しくありません。

    接続が切断されました

    接続は確立されましたが、その後切断されました。

    システムアラーム

    システムアラームは、カメラが接続を失った場合、録画ストレージへのアクセスが拒否された場合、予期しないサーバーのシャットダウンが発生した場合、または録画エラーが発生した場合に発生します。 システムアラームに関する電子メール通知を送信できます。

    電子メールを送信するには、まずSMTPサーバーを追加する必要があります。

    システムアラームに関するメールを送信するには:

    1. [Send email on system alarm to the following recipients (システムアラーム発生時に以下の送信先に電子メールを送信する)] を選択してシステムアラームメールを有効にします。

    2. [Recipients (送信先)] で:

      1. アドレスを電子メールの [To]、[Cc]、または [Bcc] フィールドに含める必要があるかどうかを選択します。

      2. メールアドレスを入力します。

      3. [Add (追加)] をクリックして、メールアドレスを [Recipients (送信先)] ボックスに追加します。

    装置接続

    Keep using the hostnames even if they become unreachable (ホスト名を利用できない場合でもホスト名を使用し続けてください)

    ホスト名を使用して接続します。 IPアドレスを使用した接続に自動的に切り替えるには、チェックボックスをオフにします。 装置に接続するために、ホスト名またはIPアドレスの使用を手動で選択することができます。Connection (接続)を参照してください。

    言語

    Change the language of the server (サーバーの言語を変更してください)

    AXIS Camera Station Pro Service ControlおよびAXIS Camera Station Secure Entryの名前を変更します。 例: システムアラーム、監査ログメッセージ、[Data search (データ検索)] タブの外部データ。 変更は再起動後に有効になります。

    フィードバック

    Share anonymous server usage data with Axis Communications (Axis Communicationsと匿名サーバーの使用データを共有してください)

    Axisによるアプリケーションとユーザーエクスペリエンスの向上に協力する場合に選択します。 クライアントのオプションを変更するには、クライアントの設定を参照してください。

    詳細設定

    設定の変更は、Axisサポートから指示があった場合にのみ行ってください。

    1. 設定を変更するには、設定とその値を入力します。

    2. [[Add (追加)]] をクリックします。

    3. トラブルシューティングの目的でデバッグログをアクティブにするには、[Enable server side debug logging (サーバー側のデバッグログ出力を有効にする)] を選択します。

      この設定ではディスクのより多くの容量が消費されるため、ProgramDataディレクトリ内のlog4net.configファイルによってこの設定は上書きされます。

    コンポーネント

    コンポーネントは、システムに機能を追加するソフトウェアモジュールです。 コンポーネントページでは、コンポーネントを管理し、そのステータスを表示できます。

    インストールされているコンポーネントのリストを表示するには:

    1. [Configuration > Server > Components (設定 > サーバー > コンポーネント)] に移動します。

    2. [Show components (コンポーネントを表示)] をオンにします。

    3. Axisはコンポーネントを高度な設定と考えています。 コンポーネントの表示と管理はAxisサポートへの連絡後にのみ行ってください。

    AXIS Camera Station Proの更新

    AXIS Camera Station Proの最新バージョンを入手するには:

    1. [Configuration > Server > Update (設定 > サーバー > 更新)] を選択します。

    2. [Download and install... (ダウンロードとインストール...)] をクリックします。

    • 手動によるかスケジュールによるかに関わらず、いったん開始した更新はキャンセルできません。
    • スケジュールされた更新は自動的に開始されます。
    • セキュアリモートアクセスを介して接続されたクライアントは更新されません。
    • マルチサーバーシステムでは、常にローカルサーバーを最後に更新してください。
    • この機能は、現在使用しているタイプに関係なく、Windowsインストーラー (msi) を使用します。

    事故レポート

    事故レポートの権限がオンになっている場合は、事故に関する録画、スナップショット、メモを含む事故レポートを生成することができます。事故レポートのエクスポートを参照してください。

    以下の手順で事故レポートを設定します。

    1. [Configuration > Server > Incident report (設定 > サーバー > 事故レポート)] に移動します。

    2. [Location (場所)] で、事故レポートの保存先を選択します。

    3. [Export format (エクスポート形式)] ドロップダウンメニューから、録画のエクスポート先の形式を選択します。

    4. [Categories (カテゴリー)] で、カテゴリーを追加または削除して、事故レポートをグループ化できます。 カテゴリーをサーバーディレクトリパスの変数として設定した場合、カテゴリーをエクスポート先のフォルダー名とすることができます。

      1. 「事故」や「窃盗」など、ボックスにカテゴリー名を入力します。

      2. [Add (追加)] をクリックします。

      3. カテゴリーを削除するには、カテゴリーを選択し、[Remove (削除)] をクリックします。

    5. [Description template (説明テンプレート)] で、事故レポート生成時に [Description (説明)] に表示する情報を入力します。 例: 報告者: <名前、メール、電話番号を挿入します>。

    6. [Apply (適用)] をクリックします。

    場所

    Server directory path (サーバーディレクトリパス)

    事故レポートをコンピューターのフォルダーに保存する場合に選択して、ディレクトリパスを入力します。 サーバー名、カテゴリー、ユーザー名を変数として使用できます。 例: C:\Reports\$(サーバー名)\$(カテゴリー)\$(ユーザー名)\

    Network directory path (ネットワークディレクトリパス)

    事故レポートをネットワークストレージ上のフォルダーに保存する場合に選択します。 ディレクトリパスを入力するか、ネットワークストレージの認証情報を使用します。 共有はAXIS Camera Station Proサーバーからアクセスできる必要があります。 録画に使用するストレージの追加方法については、ストレージの管理を参照してください。

    エクスポート形式

    ASF

    [Add digital signature (デジタル署名を追加)] を選択して、デジタル署名を使用して画像の改ざんができないようにします。録画のエクスポートで「デジタル署名」セクションを参照してください。 [Use password (パスワードを使用する)] を選択して、デジタル署名にパスワードを使用することもできます。

    MP4

    エクスポートされた録画にはG.711またはG.726形式の音声は含まれません。

    エクスポートのスケジュール

    [Configuration (設定)] > [Server (サーバー)] > [Scheduled export (エクスポートのスケジュール)] に移動して、録画のエクスポートスケジュールを作成します。

    選択した時刻に、前回のエクスポート以降のすべての録画のエクスポートが開始されます。 前回のエクスポートが1週間より前に行われた場合、または前回のエクスポートがない場合は、過去1週間未満の録画のみがエクスポートされます。 それより前の録画をエクスポートするには、[Recordings (録画)] タブを開き、手動で録画をエクスポートします。録画のエクスポートを参照してください。

    複数のAXIS Camera Station Proサーバーに接続している場合は、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンメニューから任意のサーバーを選択して、エクスポートのスケジュールをオンにして管理します。

    スケジュールされた録画をエクスポートする

    1. [Scheduled export (エクスポートのスケジュール)] で、[Enable scheduled export (エクスポートのスケジュールを有効にする)] を選択して、エクスポートのスケジュールを使用します。

    2. [Cameras (カメラ)] で、録画をエクスポートするカメラを選択します。 リストされているすべてのカメラはデフォルトとして選択されています。 [Use all cameras (すべてのカメラを使用)] をオフにして、リスト内の特定のカメラを選択します。

    3. [Export (エクスポート)] で、録画の保存場所、フォーマット、プレイリストの作成を設定します。

    4. [Weekly schedule (週次スケジュール)] で、録画をエクスポートする時刻と曜日を選択します。

    5. [Apply (適用)] をクリックします。

    エクスポート

    Server directory path (サーバーディレクトリパス)

    録画を保存するコンピューター上のフォルダーのディレクトリパスを選択して入力します。

    Network directory path (ネットワークディレクトリパス)

    録画をネットワークストレージ上のフォルダーに保存する場合に選択します。 ディレクトリパスを入力するか、ネットワークストレージの認証情報を使用します。 共有はAXIS Camera Station Proサーバーからアクセスできる必要があります。 録画に使用するストレージの追加方法については、ストレージの管理を参照してください。

    プレイリストを作成 (.asx)

    Windows Media Playerで使用される.asx形式でプレイリストを作成する場合に選択します。 録画は録画された順に再生されます。

    Export format (エクスポート形式)

    録画をエクスポートする形式を選択します。

    [ASF] - [Add digital signature (デジタル署名を追加)] を選択して、デジタル署名を使用して画像の改ざんができないようにします。録画のエクスポートで「デジタル署名」セクションを参照してください。 [Use password (パスワードを使用する)] を選択して、デジタル署名にパスワードを使用することもできます。

    MP4 - エクスポートされた録画にはG.711またはG.726形式の音声は含まれません。

    Microsoft Windows 2008 Server

    Microsoft Windows 2008 Serverで動作するサーバーから録画をエクスポートするには、以下の手順でDesktop Experienceをインストールする必要があります。

    1. メニューから [Start > Administrative Tools > Server Manager (スタート > 管理ツール > サーバーマネージャー)] をクリックしてサーバーマネージャーを開きます。

    2. [Features Summary (機能の概要)] で、[Add features (機能の追加)] をクリックします。

    3. [Desktop Experience] を選択し、[Next (次へ)] をクリックします。

    4. [Install (インストール)] をクリックします。

    Microsoft Windows 2012 Server

    Microsoft Windows 2012 Serverで動作するサーバーから録画をエクスポートするには、以下の手順でDesktop Experienceをインストールする必要があります。

    1. メニューから [Start > Administrative Tools > Server Manager (スタート > 管理ツール > サーバーマネージャー)] をクリックしてサーバーマネージャーを開きます。

    2. [Manage > Add Rules and Features (管理 > 権限と機能の追加)] を選択して、権限と機能の追加ウィザードを起動します。

    3. [Features Summary (機能の概要)] で、[User Interfaces and Infrastructure (ユーザーインターフェースとインフラストラクチャ)] を選択します。

    4. [Desktop Experience] を選択し、[Next (次へ)] をクリックします。

    5. [Install (インストール)] をクリックします。

    WebRTC設定

    AXIS Camera Station WebクライアントはWebRTCを使用してサーバーと通信します。

    TURN の有効化このオプションを選択すると、AXIS Camera Station Proサーバー上のローカルTURNサーバーが有効になります。 WebRTC通信で1つのポートを使用できるようにする場合は、[Enable TURN (TURNを有効にする)] を選択します。これにより、ファイアウォールの設定が簡素化されます。
    Prioritize TURN (TURNを優先する): WebRTCでリレー候補のみを考慮する場合に、このオプションを選択します。

    新しい接続

    [> Servers > New connection (> サーバー > 新規接続)] に移動して、AXIS Camera Station Proサーバーに接続します。サーバーにログインするを参照してください。

    接続ステータス

    > [Server (サーバー)] > [Connection status (接続ステータス)] に移動すると、サーバーの接続ステータスのリストが表示されます。

    サーバー名の前にあるスライダーを使用して、サーバーに対する接続または切断を行います。

    ステータスコード説明考えられる対処法
    接続クライアントはこのサーバーとの接続を試みています。
    接続このサーバーに接続している間、クライアントはTCPを使用します。
    接続済み (セキュアリモートアクセスを使用)このサーバーに接続している間、クライアントはSecure Remote Accessを使用します。
    接続済み (HTTPを使用)

    このサーバーに接続している間、クライアントはHTTPを使用します。 HTTPはTCPよりやや非効率的で、複数のサーバーに接続する場合は遅延が生じます。

    切断中クライアントはこのサーバーとの接続を切断中です。
    切断クライアントとこのサーバーの間に接続はありません。
    再接続中クライアントはこのサーバーとの接続が切断され、再接続を試みています。
    再接続に失敗

    クライアントはこのサーバーとの再接続に失敗しました。 サーバーは見つかっても、ユーザー権限またはパスワードが変更されている可能性があります。

    • [ユーザー権限] ダイアログでユーザーを追加します。

    • ユーザー名とパスワードを確認します。

    ログインがキャンセルされましたユーザーがログインをキャンセルしました。
    ユーザー名またはパスワードが不正です[Action (アクション)] 列のリンクをクリックして、正しい認証情報を入力します。
    ユーザーがサーバーで認証されません

    サーバーはユーザーのログインを許可しません。

    [ユーザー権限] ダイアログでユーザーを追加します。

    セキュリティ確認が失敗しましたWCF関連のセキュリティチェックが失敗しました。 クライアントコンピューターとサーバーコンピューターのUTC時刻を必ず同期させてください。
    サーバーコンピューターと接続できません

    使用したアドレスのサーバーコンピューターから応答がありませんでした。

    • ネットワークが正常に動作しているかどうかを確認します。

    • サーバーが起動しているかどうかを確認します。

    サーバーが動作していません

    サーバーコンピューターにアクセスできますが、サーバーが動作していません。

    サーバーを起動します。

    通信障害

    サーバーへの接続に失敗しました。 サーバーコンピューターにアクセスできるかを確認します。

    • ネットワークが正常に動作しているかどうかを確認します。

    • サーバーが起動しているかどうかを確認します。

    無効なホスト名です

    DNSがホスト名をIPアドレスに変換できません。

    • ホスト名が正しいかどうかをチェックします。

    • DNSに必要な情報が提供されているかどうかをチェックします。

    同じサーバーにすでに接続済みですクライアントはこのサーバーとすでに接続されています。重複したサーバーエントリを削除してください。
    想定されるサーバーではありません

    想定されるサーバーとは異なるサーバーがこのアドレスで応答しました。

    サーバーリストを更新し、このサーバーに接続します。

    クライアントのバージョン (x) とサーバーのバージョン (y) の互換性がありません

    クライアントのバージョンがサーバーと比べて古すぎるか新しすぎます。

    クライアント、サーバーコンピューターの両方に、同じバージョンのAXIS Camera Station Proがインストールされているかどうかを確認します。

    サーバーがビジー状態

    パフォーマンスの問題により、サーバーが応答できませんでした。

    サーバーコンピューターとネットワークが過負荷になっていないかどうかを確認します。

    複数のサーバー

    サーバーリスト

    AXIS Camera Station Proサーバーをサーバーリストで整理できます。 1台のサーバーを複数のサーバーリストに含めることができます。 他のAXIS Camera Station Proクライアントでサーバーリストをインポート、エクスポート、使用できます。

    [> Servers > Server lists (サーバー > サーバーリスト)] に移動して、[Server lists (サーバーリスト)] ダイアログを開きます。

    [Recent connections (最近の接続)] リストがデフォルトで表示されます。このリストには、以前のセッションで使用されたサーバーが含まれています。 [Recent connections (最近の接続)] は削除できません。

    サーバーリストを選択し、 をクリックします。

    + New server list (新しいサーバーリストの追加)

    クリックして、新しいサーバーリストを追加し、リストの名前を入力します。

    Add (追加)

    サーバーをサーバーリストに追加するには、サーバーリストを選択し、[Add (追加)] をクリックします。 必要な情報を入力します。

    Export lists (リストをエクスポート)

    クリックして、すべてのサーバーリストを.mslファイル形式でエクスポートします。 サーバーリストをインポートしてサーバーにログインすることもできます。サーバーにログインするを参照してください。

    Edit (編集)

    サーバーリストのサーバーを編集するには、サーバーを選択し、[Edit (編集)] をクリックします。 1度に編集できるのは1台のサーバーのみです。

    Remove (削除)

    サーバーリストのサーバーを削除するには、サーバーを選択し、[Remove (削除)] をクリックします。

    サーバーの名前を変更する

    リストをダブルクリックし、リストの新しい名前を入力します。

    サーバーリスト内のサーバーの整理

    スイッチの設定

    AXIS Camera Station S22 Appliance Seriesの装置を使用している場合は、AXIS Camera Station Proから装置を設定するオプションがあります。 [Configuration > Switch > Management (設定 > スイッチ > 管理)] に移動し、認証情報を入力して、AXIS Camera Station Proクライアントでスイッチの管理ページを開きます。 スイッチの設定方法については、axis.comでAXIS Camera Station S22 Appliance Seriesのユーザーマニュアルを参照してください。

    AXIS Camera Station ProはスイッチのデフォルトのIPアドレスであるhttps://192.168.0.1/にのみ接続できます。

    ライセンスを管理

    [Manage licenses (ライセンス管理)] ページに、現在のライセンスステータスが表示されます。

    試用AXIS Camera Station Proをインストールすると、90日間の試用期間が与えられます。 この期間中、システムは完全に機能するため、ライセンスを購入する前にシステムを設定し、すべての機能を試すことができます。
    ライセンスの確認システムのライセンス期間が自動更新されずに期限切れになった場合、AXIS License Managerではさらに30日間の猶予期間が与えられます。
    ライセンスありシステムは、直近の有効期限まで完全にライセンスされ、動作します。
    Changes made in the system require a license synchronization (システムで行った変更にはライセンスの同期が必要)ライセンスされたシステムに装置を追加すると、AXIS Camera Station Proは変更をAXIS License Managerと同期して、システムのライセンスステータスを再評価しようとします。 自動ライセンシングを使用している場合は、このことに気づかない可能性があります。 しかし、手動ライセンシングを使用していても、30日以内にシステムの変更をAXIS License Managerと再同期できなかった場合、システムはライセンスされなくなります。
    ライセンスなしシステムは動作していますが、機能が制限されています。 録画ルールとアクションルールがアクティブです。 ライセンスされていない間も、録画が失われることはありません。 次の機能が制限されます。
    • ライブストリーム

    • 録画の再生

    • インスタント再生

    • スナップショット

    • 録画のエクスポート

    システムをライセンスするには、2つの方法があります。

    自動ライセンス (オンラインシステム) –
    このオプションを使用すると、システムがライセンス数に影響する変更をAXIS License Managerに自動的にプッシュし、新しいライセンスステータスを取得します。 このオプションにはインターネット接続が必要です。 詳細については、システムをオンラインでライセンスするを参照してください。
    手動ライセンス (オフラインシステム) –
    このオプションを使用すると、システムはライセンス数に影響する変更をAXIS License Managerに自動的にプッシュし、新しいライセンスステータスを取得します。 ライセンス数に影響するシステムの変更を行うたびに、手動ライセンスを繰り返す必要があります。 ライセンスを手動で処理する場合や、システムにインターネット接続がない場合は、このオプションを選択します。 詳細については、オフラインのシステムをライセンスするを参照してください。

    システムをオンラインでライセンスする

    自動ライセンスを使用するには、システムを登録し、組織に接続する必要があります。

    1. [Configuration (設定)] > [Licenses (ライセンス)] > [Management (管理)] に移動します。

    2. [Automatic licensing (自動ライセンス)] がオンになっていることを確認します。

    3. [Register... (登録...)] をクリックします。

    4. My Axisアカウントを使用してサインインし、画面の指示に従います。

    5. [Go to AXIS License Manager (AXIS License Managerに移動)] をクリックして、そこでライセンスを管理します。 詳細については、help.axis.comのMy Systemsユーザーマニュアルをお読みください。

    オフラインのシステムをライセンスする

    システムを手動でライセンスするには:

    1. [Configuration (設定)] > [Licenses (ライセンス)] > [Management (管理)] に移動します。

    2. [Automatic licensing (自動ライセンス)] をオフにします。

    3. [Export system file... (システムファイルのエクスポート...)] をクリックし、コンピューターにファイルを保存します。

    4. AXIS License Managerにアクセスするには、インターネット接続が必要です。 クライアントコンピューターにインターネット接続がない場合は、インターネット接続のあるコンピューターにシステムファイルをコピーします。

    5. AXIS License Managerを開きます。

    6. AXIS License Managerで:

      1. 正しい組織を選択するか、まだ作成していない場合は作成します。 詳細については、help.axis.comのMy Systemsユーザーマニュアルをお読みください。

      2. [System setup (システム設定)] に移動します。

      3. [Upload system file (システムファイルをアップロード)] をクリックします。

      4. [Upload system file (システムファイルをアップロード)] をクリックし、システムファイルを選択します。

      5. [Upload system file (システムファイルをアップロード)] をクリックします。

      6. [Download license file (ライセンスファイルのダウンロード)] をクリックします。

    7. AXIS Camera Station Proクライアントに戻ります。

    8. [Import license file... (ライセンスファイルのインポート...)] をクリックし、ライセンスファイルを選択します。

    9. [Go to AXIS License Manager (AXIS License Managerに移動)] をクリックして、そこでライセンスを管理します。

    セキュリティの設定

    ユーザー権限の設定

    [Configuration (設定)] > [Security (セキュリティ)] > [User permissions (ユーザー権限)] に移動して、AXIS Camera Station Proに存在するユーザーとグループを表示します。

    AXIS Camera Station Proサーバーを実行しているコンピューターの管理者は、自動的にAXIS Camera Station Proの管理者権限が付与されます。 管理者グループの権限を変更したり、削除したりすることはできません。

    ユーザーまたはグループを追加する前に、ユーザーまたはグループをローカルコンピューターに登録するか、Windows Active Directoryユーザーアカウントがあることを確認します。 ユーザーまたはグループを追加するには、ユーザーまたはグループの追加を参照してください。

    グループの一員であるユーザーには、個人またはグループに割り当てられる最上位の権限が与えられます。 ユーザーは個人としてアクセス権と共にグループの一員としての権限も与えられます。 たとえば、あるユーザーがユーザー個人の権限としてカメラXへのアクセス権を与えられているとします。 このユーザーは、カメラYおよびZへのアクセス権を持つグループのメンバーでもあります。したがって、ユーザーはカメラX、Y、Zへのアクセス権を持ちます。

    エントリが1人のユーザーであることを示します。

    エントリがグループであることを示します。

    Name (名前)

    ローカルコンピューターまたはActive Directoryに表示されるユーザー名。

    Domain (ドメイン)

    ユーザーまたはグループが属するドメイン。

    Role (権限)

    ユーザーまたはグループに与えられているアクセス権。

    表示される値: 管理者、オペレーター、閲覧者。

    詳細

    ローカルコンピューターまたはActive Directoryに表示されるユーザーの詳細情報。

    Server (サーバー)

    ユーザーまたはグループが属するサーバー。
    ユーザーまたはグループの追加

    Microsoft WindowsとActive DirectoryのユーザーとグループはAXIS Camera Station Proにアクセスできます。 ユーザーをAXIS Camera Station Proに追加するには、ユーザーまたはグループをWindowsに追加する必要があります。

    Windowsでユーザーを追加する方法は、使用しているWindowsのバージョンによって異なります。Microsoftのサイトにある手順に従ってください。 Active Directoryドメインネットワークを使用している場合は、ネットワーク管理者にお問い合わせください。

    ユーザーまたはグループの追加

    1. [Configuration > Security > User permissions (設定 > セキュリティ > ユーザー権限)] に移動します。

    2. [[Add (追加)]] をクリックします。

      使用可能なユーザーとグループがリストに表示されます。

    3. [Scope (対象)] で、ユーザーとグループを検索する場所を選択します。

    4. [Show (表示)] で、ユーザーまたはグループを表示するかどうかを選択します。

      ユーザーまたはグループが多すぎる場合、検索結果は表示されません。 フィルター機能を使用します。

    5. ユーザーまたはグループを選択し、[Add (追加)] をクリックします。

    対象

    Server (サーバー)

    ローカルコンピューター上のユーザーまたはグループを検索する場合に選択します。

    Domain (ドメイン)

    Active Directoryのユーザーまたはグループを検索する場合に選択します。

    Selected server (選択したサーバー)

    複数のAXIS Camera Station Proサーバーに接続している場合は、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンメニューからサーバーを選択します。

    ユーザーまたはグループの設定

    1. リストからユーザーまたはグループを選択します。

    2. [Role (権限)] で、[Administrator (管理者)]、[Operator (オペレーター)]、または [Viewer (閲覧者)] を選択します。

    3. [Operator (オペレーター)] または [Viewer (閲覧者)] を選択した場合は、ユーザーまたはグループの権限を設定することができます。ユーザーまたはグループの権限を参照してください。

    4. [Save (保存)] をクリックします。

    ユーザーまたはグループの削除

    1. ユーザーまたはグループを選択します。

    2. [Remove (削除)] をクリックします。

    3. ポップアップダイアログで [OK] をクリックするとユーザーまたはグループが削除されます。

    ユーザーまたはグループの権限

    ユーザーまたはグループに与えられる権限は3種類です。 ユーザーまたはグループの権限の定義方法については、ユーザーまたはグループの追加を参照してください。

    管理者 –
    すべてのカメラのビューのライブおよび録画ビデオへのアクセス、すべてのI/Oポートへのアクセスなど、システム全体へのフルアクセス。 システム設定を行うユーザーは、この権限が必要になります。
    オペレーター –
    カメラ、ビュー、I/Oポートを選択して、ライブおよび録画ビデオにアクセスします。 オペレーターはAXIS Camera Station Proのすべての機能 (システムの設定を除く) へのフルアクセスが許可されます。
    閲覧者 –
    選択したカメラ、I/Oポート、ビューのライブビデオにアクセスします。 録画ビデオへのアクセスやシステムの設定を行うことはできません。

    カメラ

    [Operator (オペレーター)] または [Viewer (閲覧者)] の権限を持つユーザーまたはグループは、次のアクセス権を利用できます。

    Access (アクセス権)

    カメラおよびすべてのカメラ機能へのアクセスを許可します。

    Video (ビデオ)

    このカメラからのライブビデオへのアクセスを許可します。

    Audio listen (音声を聞く)

    カメラから受話するアクセスを許可します。

    Audio speak (音声送話)

    カメラに送話するアクセスを許可します。

    Manual Recording (手動録画)

    録画の手動による開始と停止を許可します。

    Mechanical PTZ (メカニカルPTZ)

    メカニカルPTZコントロールへのアクセスを許可します。 メカニカルPTZを搭載したカメラでのみ使用できます。

    PTZ priority (PTZ優先度)

    PTZ優先度を設定します。 数値が小さいほど、優先度が高いことを意味します。 優先度を割り当てない場合は0に設定されます。 優先度が最も高いのは管理者です。 優先度の高い権限を持つユーザーがPTZカメラを操作する場合、デフォルトでは、他のユーザーは同じカメラを10秒間操作することができません。 メカニカルPTZを搭載したカメラで、[Mechanical PTZ (メカニカルPTZ)] が選択されているときにのみ使用できます。

    ビュー

    [Operator (オペレーター)] または [Viewer (閲覧者)] の権限を持つユーザーまたはグループは、次のアクセス権を利用できます。 複数のビューを選択し、アクセス権を設定することができます。

    Access (アクセス権)

    AXIS Camera Station Proのビューへのアクセスを許可します。

    Edit (編集)

    AXIS Camera Station Proのビューの編集を許可します。

    I/O

    [Operator (オペレーター)] または [Viewer (閲覧者)] の権限を持つユーザーまたはグループは、次のアクセス権を利用できます。

    Access (アクセス権)

    I/Oポートへのフルアクセスを許可します。

    Read (読む)

    I/Oポートの状態の表示を許可します。 ユーザーはポートの状態を変更できません。

    Write (書き込み)

    I/Oポートの状態の変更を許可します。

    システム

    リスト内でグレー表示されている権限は設定できません。 チェックマークが付いている権限は、ユーザーまたはグループがデフォルトでその権限を持っていることを示します。

    [Operator (オペレーター)] 権限を持つユーザーまたはグループは次のアクセス権を利用できます。 [Take snapshots (スナップショットを撮る)] は [Viewer (閲覧者)] 権限でも利用できます。

    Take snapshots (スナップショットを撮る)

    ライブビューモードおよび録画モードでのスナップショット撮影を許可します。

    Export recordings (録画のエクスポート)

    録画のエクスポートを許可します。

    Generate incident report (事故レポートの生成)

    事故レポートの生成を許可します。

    Prevent access to recordings older than (これより古い録画へのアクセスを防止)

    指定した分数よりも古い録画へのアクセスを防止します。 ユーザーが検索を利用する際、指定した時間よりも前の録画は検索できなくなります。

    Access alarms, tasks, and logs (アラーム、タスク、ログへのアクセス)

    アラーム通知を受け取り、[Alarms and tasks (アラームとタスク)] バーと [Logs (ログ)] タブへのアクセスを許可します。

    アクセスコントロール

    [Operator (オペレーター)] 権限を持つユーザーまたはグループは次のアクセス権を利用できます。 [Access Management (アクセス管理)] は [Viewer (閲覧者)] 権限でも利用できます。

    Access control configuration (アクセスコントロールの設定)

    ドアとゾーン、識別プロファイル、カードフォーマットとPIN、暗号化通信、マルチサーバーの設定を許可します。

    Access management (アクセス管理)

    アクセス管理およびActive Directory設定へのアクセスを許可します。

    システムの健全性監視

    [Operator (オペレーター)] 権限を持つユーザーまたはグループは次のアクセス権を利用できます。 [>システムの健全性監視へのアクセス] は [Viewer (閲覧者)] 権限でも利用できます。

    Configuration of system health monitoring (システムの健全性監視の設定)

    システムの健全性監視システムの設定を許可します。

    Access to system health monitoring (システムの健全性監視へのアクセス)

    システムの健全性監視システムへのアクセスを許可します。

    証明書

    AXIS Camera Station Proサーバーと装置間の証明書の設定を管理するには、[Configuration > Security > Certificates (設定 > セキュリティ > 証明書)] に移動します。

    HTTPSおよびIEEE 802.1X証明書をオンにする、削除する、表示する方法については、セキュリティを参照してください。

    AXIS Camera Station Proは次のように使用できます。

    • ルート認証局 (CA):AXIS Camera Station ProをルートCAとして使用する場合、AXIS Camera Station Proが独自のルート証明書を使用してサーバー証明書を発行し、プロセスに他のルートCAは関与しません。

    • 中間認証局: このシナリオでは、Axis装置のサーバー証明書に署名して発行するために、AXIS Camera Station ProでCA証明書とその秘密鍵をインポートする必要があります。 このCA証明書は、ルート証明書または中間CA証明書にすることができます。

    AXIS Camera Station Proをアンインストールすると、Windowsの信頼されたルート証明機関からCA証明書が削除されます。 インポートされたCA証明書は削除されません。これらの証明書は手動で削除する必要があります。

    認証局 (CA)

    CAを使用すると、クライアント/サーバー証明書がない装置で、HTTPSおよびIEEE 802.1Xをオンにすることができます。AXIS Camera Station Pro CA証明書があれば、装置でHTTPSまたはIEEE 802.1Xを使用するときに、クライアント/サーバー証明書を自動的に作成、署名、インストールすることができます。AXIS Camera Station ProをルートCAとして使用することも、CA証明書をインポートしてAXIS Camera Station Proを中間CAとして機能させることもできます。ルートCAはサーバーのインストール時に自動的に生成されます。

    Import (インポート)

    クリックすると、既存のCA証明書とその秘密鍵がインポートされます。AXIS Camera Station Proによってパスワードが保存されます。

    生成

    クリックすると、新しい公開鍵と秘密鍵、および10年間有効な自己署名CA証明書が生成されます。 新しい認証局を生成すると、すべてのコンポーネントの証明書が置き換えられ、すべてのコンポーネントが再起動されます。

    View (ビュー)

    クリックすると、CA証明書の詳細が表示されます。

    Export (エクスポート)

    CA証明書を.cerまたは.crtの形式でエクスポートする場合にクリックします。 ファイルには秘密鍵が含まれないため、暗号化されません。 証明書は、AXIS Camera Station Proによって署名された証明書を信頼する他のシステムにインストールできます。 ただし、証明書をAXIS Camera Station Proに再度インストールすることはできません。

    Number of dates the signed client/server certificates will be valid for (署名入りのクライアント/サーバー証明書が有効化される日数)

    自動的に作成されたクライアント/サーバー証明書の有効期間を日数で設定します。 最大期間は1095日 (3年間) です。 CAは自身の有効期限を超えた証明書には署名しません。

    ルートCAの生成

    AXIS Camera Station Proが起動すると、CAが検索されます。見つからない場合は、ルートCAが自動的に生成されます。 これには自己署名ルート証明書、およびパスワードで保護された秘密鍵が含まれています。AXIS Camera Station Proによってパスワードは保存されますが、表示することはできません。AXIS Camera Station Proによって生成されたCA証明書は10年間有効です。

    手動で新しいCAを生成して、古いCAと置き換えるには、CAの置き換えを参照してください。

    装置に手動でインストールした証明書を使用するバージョン5.45以前からアップグレードした場合、手動でインストールした証明書の有効期限が切れると、AXIS Camera Station Proは既存のルートCAを使用して自動的に新しい証明書をインストールします。

    生成したCA証明書は、Windowsの信頼されたルート証明書に追加されます。

    CAのインポート

    別のCAからCA証明書をインストールすると、AXIS Camera Station Proを中間CAとして使用できます。証明書と秘密鍵で構成されるファイルをインポートすることで、AXIS Camera Station Proが既存のCAに代わって証明書に署名できるようにします。インポートするファイルはPKCS#12形式であり、証明書はCA証明書であることを示す基本制約 (2.5.29.19) を含み、有効期間内に使用される必要があります。 CAをインポートして既存のCAと置き換えるには、CAの置き換えを参照してください。

    • インポートされたCAがパスワードを必要としない場合、何かでパスワードが必要になるたびにダイアログが表示されます。 たとえば、装置でHTTPSまたはIEEEを使用するときや、装置を追加するときなどです。 続行するには、[OK] をクリックする必要があります。
    • インポートしたCA証明書は、Windowsの信頼されたルート証明書に追加されます。
    • AXIS Camera Station Proをアンインストールした後、インポートしたCA証明書をWindowsの信頼されたルート証明機関から手動で削除する必要があります。
    CAの置き換え

    HTTPS接続を使用する装置で使用される署名付き証明書を発行するCAを置き換えるには:

    1. [Configuration > Security > Certificates > HTTPS (設定 > セキュリティ > 証明書 > HTTPS)] に移動します。

    2. [Temporarily ignore certificate validation (証明書の検証を一時的に無視する)] をオンにします。

    3. [Certificate authority (認証局)] で、[Generate (生成)] または [Import (インポート)] をクリックします。

    4. パスワードを入力し、[OK] をクリックします。

    5. 署名入りのクライアント/サーバー証明書の有効日数を選択します。

    6. [Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [Management (管理)] に移動します。

    7. 装置を右クリックし、[Security (セキュリティ)] > [HTTPS] > [Enable/Update (有効にする/更新する)] を選択します。

    8. [Configuration (設定)] > [Security (セキュリティ)] > [Certificates (証明書)] > [HTTPS] に移動し、[Temporarily ignore certificate validation (証明書の検証を一時的に無視する)] をオフにします。

    カスタム証明書を発行する

    AXIS Camera Station Pro認証局によって署名されたカスタム証明書を作成できます。 たとえば、これらの証明書を外部HTTPSエンドポイントに使用できます。 これらの証明書は有効期限が切れたときに、手動で更新する必要があります。 カスタム証明書を発行するには:

    • [Configuration (設定)] > [Security (セキュリティ)] > [Certificates (証明書)] に移動します。

    • [Issue custom certificate (カスタム証明書の発行)] で、[Issue certificate... (証明書の発行...)] をクリックします。

    • 証明書の詳細を入力し、[OK] をクリックします。

    証明書を発行する
    コモンネーム (CN)証明書所有者を識別します。 CNは通常、証明書をインストールする完全修飾ドメイン名 (FQDN) またはIPアドレスです。
    Private key password (秘密鍵のパスワード)秘密鍵を保護するパスワード。
    Duration (days) (期間 (日数))証明書の有効期間の日数。
    Server authentication (サーバー認証)サーバーのID証明としてサーバー上の証明書を使用する場合は、このオプションを選択します。 通常、AXIS Camera Station ProがHTTPSを使用して接続する装置またはその他のエンドポイントはサーバー装置と見なされ、その証明書ではサーバー認証を使用する必要があります。
    Client authentication (クライアント認証)サーバーへの接続を許可する前に、クライアントのID証明としてクライアント上の証明書を使用する場合は、このオプションを選択します。 たとえば、IEEE 802.1Xアクセスコントロールネットワークにアクセスする装置は、ネットワークに入る前にこの証明書を使用する必要があります。
    組織 (O)証明書所有者の組織。
    Country code (C) (国コード (C))証明書所有者の国コード。
    DNS SAN動的ネームサーバーのサブジェクト代替名。 証明書所有者に連絡するための代替FQDNです。 証明書を発行するとき、システムはCNをDNS SANとして自動的に追加します。 複数のアドレスはカンマで区切って入力できます。たとえば、次のようになります。address-1.com,address-2.com.
    IP SANIPアドレスのサブジェクトの代替名。 証明書所有者に連絡するための代替IPアドレスです。 CNがIPアドレスの場合、システムはCNをIP SANとして自動的に追加します。 複数のアドレスはカンマで区切って入力できます。たとえば、次のようになります。192.168.1.1,192.168.1.2.
    HTTPS

    デフォルトでは、AXIS Camera Station Proは、接続される各装置でアクティブなHTTPSサーバー証明書の署名を検証し、検証された証明書のない装置には接続しません。 サーバー証明書は、AXIS Camera Station ProのアクティブなCAによって署名されているか、Windows Certificate Storeを通じて検証されている必要があります。また、AXIS Camera Station Proは、[Validate device address (装置アドレスの検証)] がオンになっている場合、装置のHTTPS証明書のアドレスが装置との通信に使用されるアドレスと一致するかどうかも検証します。

    ファームウェアが7.20以降のカメラには自己署名証明書が付属しています。 これらの証明書は信頼されていません。 代わりに、HTTPSを使用するときにAXIS Camera Station Proが装置に新しい証明書を発行できるように、CAを生成するかインポートしてください。

    Validate certificate (証明書の検証)

    証明書が有効な装置のみの接続を許可する場合に、オンにします。 証明書の検証を行わないと、証明書が無効な装置へのアクセスが許可されます。

    Validate device address (装置アドレスの検証)

    ホスト名を使用せずにDHCPネットワーク上で安定した動作を実現する場合は、オフにします。

    オンにすると、追加のセキュリティのためにアドレスが一致することが求められます。 この設定は、装置が主にホスト名を使用して通信するネットワーク、または装置が静的なIPアドレスを持つネットワークでのみオンにすることをお勧めします。

    • 安全な接続 (HTTPS) が使用できない場合は、HTTP接続を使用して安全でない装置を設定します。
    • HTTPSを使用するには、ビデオ装置には5.70以降のファームウェア、アクセスコントロール装置と音声装置には1.25以降のファームウェアが必要です。

    [Limitations (制限事項)]

    • デフォルトでないポート (443以外) はサポートされていません。

    • 1つのインストールバッチ内のすべての証明書は、同じパスワードを持っている必要があります。

    • 暗号化されていないチャンネル上の証明書動作 (「ベーシック」など) はサポートされていません。 「ダイジェスト」通信を可能にするには、装置を [Encrypted & unencrypted (暗号化および非暗号化)] または [Encrypted only (暗号化のみ)] に設定する必要があります。

    • AXIS T85 PoE+ Network Switch SeriesではHTTPSをオンにすることはできません。

    IEEE 802.1X

    AXIS Camera Station Pro IEEE 802.1X認証では、要求を行う装置はLANへの接続を求めるAxisネットワーク装置です。 認証を行う装置は、イーサネットスイッチやワイヤレスアクセスポイントなどのネットワーク装置です。 認証サーバーは通常、RADIUSおよびEAPプロトコルをサポートするソフトウェアを実行しているホストです。

    IEEE 802.1Xをオンにするには、IEEE 802.1X認証CA証明書をインポートする必要があります。 IEEE 802.1X認証CA証明書とIEEE 802.1Xクライアント証明書は、IEEE 802.1Xをオンにするか更新するとインストールされます。 認証用の証明書は、IEEE 802.1X認証サーバーなど外部から取得することも、AXIS Camera Station Proから直接取得することもできます。 この証明書は各Axis装置にインストールされ、認証サーバーの検証に使用されます。

    IEEE 802.1X証明書を使用するには、ビデオ装置には5.50以降のファームウェア、アクセスコントロール装置と音声装置には1.25以降のファームウェアが必要です。

    IEEE 802.1Xを設定するには:

    1. [Configuration > Security > Certificates (設定 > セキュリティ > 証明書)] に移動します。

    2. [EAPOL Version (EAPOLのバージョン)] ドロップダウンメニューで、使用するEAP (Extensible Authentication Protocol) のバージョンを選択します。

    3. [EAP identity (EAP識別情報)] ドロップダウンメニューで、装置のMACアドレス、装置のホスト名、またはカスタムテキストのいずれを使用するかを選択します。

    4. [Custom (カスタム)] を選択した場合は、[Custom (カスタム)] にEAP識別情報となるテキストを入力します。

    5. [Import (インポート)] をクリックし、IEEE 802.1X認証CA証明書ファイルを選択します。

    6. [Common name (コモンネーム)] ドロップダウンメニューで、AXIS Camera Station Proが認証局として動作するときに装置ごとに作成される個々の証明書で、コモンネームとしてDevice IP address (装置のIPアドレス)Device EAP identity (装置のEAP識別情報) のどちらを使用するかを選択します。

    7. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] の順に移動します。

    8. 装置を右クリックし、[Security > IEEE 802.1X > Enable/Update (セキュリティ > IEEE 802.1X > 有効にする/更新する)] を選択します。

    [Limitations (制限事項)]

    • 複数のネットワークアダプターが搭載された装置 (ワイヤレスカメラなど) では、IEEE 802.1Xは最初のアダプター (通常は有線接続) でのみオンにできます。

    • パラメーターNetwork.Interface.I0.dot1x.Enabledがない装置はサポートされていません。 例: AXIS P39 Series、AXIS T85 Series、およびAXIS T87 Video Decoder

    • 暗号化されていないチャンネル上の証明書動作 (「ベーシック」など) はサポートされていません。 「ダイジェスト」通信を可能にするには、装置を [Encrypted & unencrypted (暗号化および非暗号化)] または [Encrypted only (暗号化のみ)] に設定する必要があります。

    証明書の有効期限切れの警告

    クライアント/サーバー証明書の有効期限が切れていたり有効期限が近くなっていたりすると、警告が表示されます。 この警告により、特定の証明書に対してシステムアラームもトリガーされます。 すべてのクライアント証明書とサーバー証明書、AXIS Camera Station Proによってインストールされた装置CA証明書、AXIS Camera Station Pro CA証明書、およびIEEE 802.1X証明書に対しても同様です。 警告は、[Device management (装置管理)] ページの [Status (ステータス)] にメッセージとして表示され、[Installed certificates (インストール済み証明書)] リストにアイコンとして表示されます。

    [Certificate expiration warning (証明書の有効期限切れの警告)] で、AXIS Camera Station Proに有効期限日の何日前に通知してもらいたいかを指定します。

    証明書の更新

    サーバーと装置の間の証明書を更新する

    AXIS Camera Station Proによって生成された装置クライアント/サーバー証明書は、有効期限切れの警告が表示される7日前に自動的に更新されます。 このためには、装置でHTTPSまたはIEEE 802.1Xをオンにする必要があります。 証明書を手動で更新する場合は、セキュリティを参照してください。

    サーバーとクライアントの間の証明書を更新する

    1. [Configuration > Security > Certificates (設定 > セキュリティ > 証明書)] に移動します。

    2. [Certificate renewal (証明書の更新)] で、[Renew (更新)] をクリックします。

    3. サーバーを再起動して、更新された証明書を適用します。

    パスワードをリセットする

    パスワードを変更するには:

    1. [Configuration > Security > Certificates (設定 > セキュリティ > 証明書)] に移動します。

    2. [Temporarily ignore certificate validation (証明書の検証を一時的に無視する)] をオンにして、CA証明書を使用する装置がアクセス可能であることを確認します。

    3. [Certificate authority (認証局)] で、[Generate (生成)] をクリックし、パスワードを入力します。

    4. [Certificate authority (認証局)] で、[Export (エクスポート)] をクリックしてCA証明書をローカルに保存します。

    5. [Configuration (設定)] > [Devices (デバイス)] > [Management (管理)] に移動し、選択した装置でHTTPSをオンにします。

    6. [Temporarily ignore certificate validation (証明書の検証を一時的に無視する)] をオフにします。

    アクセスコントロールの設定

    AXIS A1601 Network Door Controllerをシステムに追加している場合、バージョン5.35以降のAXIS Camera Stationでアクセスコントロールハードウェアを設定できます。

    AXIS Camera Station ProでAXIS A1601 Network Door Controllerを設定するワークフローの詳細については、「AXIS A1601 Network Door Controllerの設定」を参照してください。

    開始する前に、以下の手順を実行します。

    • [Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [Management (管理)] でコントローラーのファームウェアをアップグレードします。ファームウェアのアップグレードを参照してください。
    • [Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [Management (管理)] に移動し、コントローラーの日付と時刻を設定します。日付と時刻を設定を参照してください。
    • [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] に移動し、コントローラーでHTTPSをオンにします。セキュリティを参照してください。

    アクセスコントロール設定のワークフロー

    1. 既定の識別プロファイルを編集したり、新しい識別プロファイルを作成したりするには、識別プロファイルを参照してください。

    2. カスタム設定したカードフォーマットとPIN長を使用するには、カードフォーマットとPINを参照してください。

    3. ドアを追加し、識別プロファイルをドアに適用します。ドアの追加を参照してください。

    4. ドアを設定します。

    5. ゾーンを追加し、ゾーンにドアを追加します。ゾーンの追加を参照してください。

    ドアとゾーン

    [Configuration > Access control > Doors and zones (設定 > アクセスコントロール > ドアとゾーン)] に移動して、概要を確認し、ドアとゾーンを設定します。

    Pin chart (ピン配置図)

    ドアに関連付けられたコントローラーのピン配置図の表示。 ピン配置図を印刷する場合は、[Print (印刷)] をクリックします。

    Identification profile (識別プロファイル)

    ドアの識別プロファイルを変更します。

    Secure Channel (セキュアチャンネル)

    特定のリーダーのOSDPセキュアチャンネルをオンまたはオフにします。

    ドア
    名前ドア名です。
    ドアコントローラードアに接続されているドアコントローラーです。
    側面AドアのA面が面しているゾーンです。
    側面BドアのB面が面しているゾーンです。
    識別プロファイル識別プロファイルはドアに適用されます。
    カードフォーマットとPINカードのフォーマットまたはPINの長さを表示します。
    ステータスドアのステータス。
    • オンライン: ドアはオンラインで正しく機能しています。

    • リーダーオフライン: ドア設定のリーダーがオフラインです。

    • リーダーエラー: ドア設定のリーダーは、安全なチャンネルをサポートしていないか、セキュアチャンネルがリーダーに対してオフになっています。

    ゾーン
    名前ゾーン名です。
    ドアの数ゾーンに含まれるドアの数です。
    ドアとゾーンの例
    • ゾーンは2色、つまり 緑色と青色で表示されます。

    • ドアは3色、つまり 緑色、青色、茶色で表示されます。

    • 緑色のドアは、緑色のゾーンにある内部ドアです。

    • 青色のドアは、青色のゾーン専用の周辺ドアです。

    • 茶色のドアは、緑色のゾーンと青色のゾーン共通の周辺ドアです。

    ドアの追加
    • ドアコントローラーは、2つのロックがある1つのドア、またはそれぞれ1つのロックがある2つのドアで構成できます。
    • ドアコントローラーにドアがない場合、新しいバージョンのAXIS Camera Station Proを使用していて、ドアコントローラーのファームウェアが古いと、システムではドアを追加できません。 ただし、ドアがすでにある場合、システムコントローラーのファームウェアが古くても、システムでは新しいドアを追加できます。

    新しいドアの設定を作成してドアを追加する:

    1. [Configuration > Access control > Doors and zones (設定 > ドアとゾーン > アクセスコントロール)] に移動します。

    2. [Add door (ドアを追加)] をクリックします。

    3. ドア名を入力します。

    4. [Controller (コントローラー)] ドロップダウンメニューで、ドアコントローラーを選択します。 別のドアを追加できない場合、オフラインの場合、またはHTTPSがアクティブでない場合、コントローラーはグレー表示されます。

    5. [Door type (ドアのタイプ)] ドロップダウンメニューで、作成するドアのタイプを選択します。

    6. [Next (次へ)] をクリックして [Door configuration (ドアの設定)] ページに移動します。

    7. [Primary lock (プライマリロック)] ドロップダウンメニューで、リレーポートを選択します。

    8. ドアで2つのロックを設定するには、[Secondary lock (セカンダリロック)] ドロップダウンメニューからリレーポートを選択します。

    9. 識別プロファイルを選択します。識別プロファイルを参照してください。

    10. ドアの設定に記載されている設定を行います。 「ドア設定」を参照してください。

    11. ドアモニターの追加

    12. 緊急入力の追加

    13. リーダーの追加

    14. REX装置の追加

    15. セキュリティレベルを設定します。ドアセキュリティレベルを参照してください。

    16. [保存] をクリックします。

    既存のドアの設定をコピーしてドアを追加する:

    1. [Configuration > Access control > Doors and zones (設定 > アクセスコントロール > ドアとゾーン)] に移動します。

    2. [Add door (ドアを追加)] をクリックします。

    3. ドア名を入力します。

    4. [Controller (コントローラー)] ドロップダウンメニューで、ドアコントローラーを選択します。

    5. [Next] (次へ)] をクリックします。

    6. [Copy configuration (設定のコピー)] ドロップダウンメニューで、既存のドアの設定を選択します。 接続されているドアが表示され、コントローラーがグレー表示されている場合は、2つのドアが設定されているか、1つのドアに2つのロックが設定されています。

    7. 必要に応じて設定を変更してください。

    8. [Save (保存)] をクリックします。

    ドアを編集するには:

    1. [Configuration > Access control > Doors and zones > Doors (設定 > アクセスコントロール > ドアとゾーン > ドア)] に移動します。

    2. リストからドアを選択します。

    3. [Edit (編集)] をクリックします。

    4. 設定を変更して [Save (保存)] をクリックします。

    ドアを削除するには:

    1. [Configuration > Access control > Doors and zones > Doors (設定 > アクセスコントロール > ドアとゾーン > ドア)] に移動します。

    2. リストからドアを選択します。

    3. [Remove (削除)] をクリックします。

    4. [Yes (はい)] をクリックします。

    ドアとゾーンの追加と設定
    ドア設定
    1. [Configuration > Access control > Door and Zones (設定 > アクセスコントロール > ドアとゾーン)] に移動します。

    2. 編集するドアを選択します。

    3. [Edit (編集)] をクリックします。

    アクセス時間 (秒)

    アクセスが許可されてからドアのロック解除を継続する秒数を設定します。 ドアが開くか設定時間が終了するまで、ドアのロックは解除されたままになります。 ドアが閉まると、アクセス時間が残っていてもドアはロックされます。

    Open-too-long time (sec) (長時間のドア開放 (秒))

    ドアモニターを設定している場合にのみ有効です。 ドアが開いたままになる秒数を設定します。 設定時間が終了したときにドアが開いていると、長時間ドア開放アラームがトリガーされます。 アクションルールを設定して、長時間ドア開放イベントでトリガーするアクションを設定します。

    長いアクセス時間 (秒)

    アクセスが許可されてからドアのロック解除を継続する秒数を設定します。 Long access time (長いアクセス時間) は、この設定がオンになっているカード所持者のアクセス時間より優先されます。

    Long open-too-long time (sec) (長い長時間のドア開放 (秒))

    ドアモニターを設定している場合にのみ有効です。 ドアが開いたままになる秒数を設定します。 設定時間が終了したときにドアが開いていると、長時間ドア開放イベントがトリガーされます。 [Long access time (長いアクセス時間)] 設定をオンにしている場合、[Long open-too-long time (長い長時間のドア開放)] は、カード所持者に対してすでに設定されている [Open too long time (長時間のドア開放)] 設定よりも優先されます。

    再ロックの遅延時間 (ミリ秒)

    ドアの開閉後にロック解除されたままになる時間 (ミリ秒) を設定します。

    再ロック

    • After opening (開けた後): ドアモニターを追加した場合のみ有効です。

    • After closing (閉じた後): ドアモニターを追加した場合のみ有効です。

    ドアセキュリティレベル

    ドアに次のセキュリティ機能を追加できます。

    2人ルール –
    2人ルールでは、2人が有効な認証情報を使用してアクセスする必要があります。
    ダブルスワイプ –
    ダブルスワイプにより、カード所持者はドアの現在の状態を無効にすることができます。 たとえば、通常のスケジュール外でのドアのロックまたはロック解除に使用でき、システムにアクセスしてドアのロックを解除するよりも便利です。 ダブルスワイプは既存のスケジュールには影響しません。 たとえば、ドアが閉店時にロックされるようにスケジュールされていて、従業員が昼休みに店外に出ても、ドアはスケジュールに従ってロックされます。

    セキュリティレベルは、新しいドアの追加時に、または既存のドアで設定できます。

    既存のドアに2人ルールを追加するには:

    1. [Configuration (設定)] > [Access control (アクセスコントロール)] > [Doors and zones (ドアとゾーン)] に移動します。

    2. セキュリティレベルを設定するドアを選択します。

    3. [Edit] (編集) をクリックします。

    4. [Security level (セキュリティレベル)] をクリックします。

    5. 2人ルールをオンにします。

    6. [Apply (適用)] をクリックします。

    Two-person rule (2人ルール)
    Side A (A面)Side B (B面)ルールを使用するドアの面を選択します。
    スケジュールルールがいつアクティブになるかを選択します。
    タイムアウト (秒)タイムアウトは、カードスワイプ間または他のタイプの有効な認証情報間で許容される最長時間です。

    既存のドアにダブルスワイプを追加するには:

    1. [Configuration (設定)] > [Access control (アクセスコントロール)] > [Doors and zones (ドアとゾーン)] に移動します。

    2. セキュリティレベルを設定するドアを選択します。

    3. [Edit] (編集) をクリックします。

    4. [Security level (セキュリティレベル)] をクリックします。

    5. ダブルスワイプをオンにします。

    6. [Apply (適用)] をクリックします。

    7. カード所持者にダブルスワイプを適用します。

      1. [Access Management (アクセス管理)] タブを開きます。

      2. 編集するカード所持者の をクリックし、[Edit (編集)] をクリックします。

      3. [More (詳細)] をクリックします。

      4. [Allow double-swipe (ダブルスワイプを許可する)] を選択します。

      5. [Apply (適用)] をクリックします。

    Double-swipe (ダブルスワイプ)
    タイムアウト (秒)タイムアウトは、カードのスワイプ間または他のタイプの有効な認証情報間で許容される最長時間です。
    時間のオプション
    1. アクセス許可 - ロック解除
    2. アクセス時間
    3. アクションの実行なし - ロック施錠
    4. アクションの実行 (ドアの開放) - ロック施錠、またはドアが閉じるまでロック解除状態を維持
    5. 長時間のドア開放
    6. 長時間のドア開放アラームの生成
    1. アクセス許可 - ロック解除
    2. アクセス時間
    3. 2+3: 長いアクセス時間
    4. アクションの実行なし - ロック施錠
    5. アクションの実行 (ドアの開放) - ロック施錠、またはドアが閉じるまでロック解除状態を維持
    6. 長時間のドア開放
    7. 6+7: 長い長時間のドア開放
    8. 長時間のドア開放アラームの生成
    ワイヤレスロックの追加

    AXIS Camera Station Proは、ASSA ABLOY Aperio®のワイヤレスロックと通信ハブをサポートしています。 ワイヤレスロックは、ドアコントローラーのRS485コネクターに接続されたAperio通信ハブを介してシステムに接続します。 16個のワイヤレスロックを1台のドアコントローラーに接続できます。

    • 設定には、AxisドアコントローラーでAXIS OSバージョン11.6.16.1以降が必要です。
    • 設定には、AXIS Door Controller Extensionの有効なライセンスが必要です。
    • AxisドアコントローラーとAXIS Camera Station Proサーバーの時刻を同期する必要があります。
    • 開始する前に、ASSA ABLOYがサポートするAperioアプリケーションを使用して、AperioロックとAperioハブをペアリングします。
    1. ドアコントローラーにアクセスします。

      1. [Configuration (設定)] > [Devices (デバイス)] > [Other devices (他のデバイス)] に移動します。

      2. Aperio通信ハブに接続されているドアコントローラーのwebインターフェースを開きます。

    2. AXIS Door Controller Extensionをオンにします。

      1. ドアコントローラーのwebインターフェースで、[Apps (アプリ)] に移動します。

      2. AXIS Door Controller Extensionのコンテキストメニュー を開きます。

      3. [Activate license with a key (キーによるライセンスのアクティブ化)] をクリックし、ライセンスを選択します。

      4. AXIS Door Controller Extensionをオンにします。

    3. 通信ハブを介してワイヤレスロックをドアコントローラーに接続します。

      1. ドアコントローラーのwebインターフェースで、[Access control > Wireless locks (アクセスコントロール > ワイヤレスロック)] に移動します。

      2. [Connect communication hub (通信ハブを接続する)] をクリックします。

      3. ハブの名前を入力し、[Connect (接続)] をクリックします。

      4. [Connect wireless lock (ワイヤレスロックを接続)] をクリックします。

      5. 追加するロックのアドレスと機能を選択し、[Save (保存)] をクリックします。

    4. ワイヤレスロック付きのドアを追加し、設定します。

      1. AXIS Camera Station Proで、Configuration > Access control > Doors and zones (設定 > アクセスコントロール > ドアとゾーン)] に移動します。

      2. [Add door (ドアを追加)] をクリックします。

      3. Aperio通信ハブに接続されているドアコントローラーを選択し、[Door type (ドアタイプ)] で [Wireless door (ワイヤレスドア)] を選択します。

      4. [Next] (次へ)] をクリックします。

      5. [Wireless lock (ワイヤレスロック)] を選択します。

      6. ドアのA面とB面を定義し、センサーを追加します。 詳細については、ドアとゾーンを参照してください。

      7. [保存] をクリックします。

    ワイヤレスロックを接続すると、ドアの概要でバッテリー残量とステータスを確認できます。

    バッテリー残量Action (アクション)
    良好ありません
    ロックは意図したとおりに作動しますが、バッテリー残量が限界になる前にバッテリーを交換する必要があります。
    わずかバッテリーを交換してください。 ロックが意図したとおりに動作しない可能性があります。
    ロックステータスAction (アクション)
    オンラインありません
    ロックの詰まりロックの機械的な問題を解決してください。
    ドアモニターの追加

    ドアモニターとは、ドアの物理的な状態を監視するドアポジションスイッチです。 ドアにドアモニターを追加し、ドアモニターの接続方法を設定できます。

    1. [Door configuration (ドアの設定)] ページに移動します。ドアの追加を参照してください。

    2. [Sensors (センサー)] で、[Add (追加)] をクリックします。

    3. [Door monitor sensor (ドアモニターセンサー)] を選択します。

    4. ドアモニターを接続するI/Oポートを選択します。

    5. [Door open if (ドアが開く条件)] で、ドアモニター回路の接続方法を選択します。

    6. デジタル入力が新しい安定状態に移行するまで状態変化を無視するには、[Debounce time (デバウンス時間)] を設定します。

    7. ドアコントローラーとドアモニターの間の接続が中断された場合にイベントをトリガーするには、[Supervised input (状態監視入力)] をオンにします。状態監視入力を参照してください。

    ドアが開く条件

    回路が開いている

    ドアモニター回路はNC (Normally Closed) です。 回路が開くと、ドアモニターはドアが開いている信号を送信します。 回路が閉じると、ドアモニターはドアが閉じている信号を送信します。

    回路が閉じている

    ドアモニター回路はNO (Normally Open) です。 回路が閉じると、ドアモニターはドアが開いている信号を送信します。 回路が開くと、ドアモニターはドアが閉じている信号を送信します。

    緊急入力の追加

    緊急入力を追加して、ドアをロックまたはロック解除するアクションを開始するように設定できます。 回路の接続方法を設定することもできます。

    1. [Door configuration (ドアの設定)] ページに移動します。ドアの追加を参照してください。

    2. [Sensors (センサー)] で、[Add (追加)] をクリックします。

    3. [Emergency input (緊急入力)] を選択します。

    4. [Emergency state (緊急状態)] で、回路接続を選択します。

    5. デジタル入力が新しい安定状態に移行するまで状態変化を無視するには、[Debounce time (ms) (デバウンス時間 (ミリ秒))] を設定します。

    6. [Emergency action (緊急アクション)] で、ドアが緊急状態シグナルを受信したときにトリガーする緊急アクションを選択します。

    緊急状態

    回路が開いている

    緊急入力回路はNC (Normally Closed) です。 緊急入力は、回路が開いたときに緊急状態信号を送信します。

    回路が閉じている

    緊急入力回路はNO (Normally Open) です。 緊急入力は、回路が閉じたときに緊急状態信号を送信します。

    緊急アクション

    ドアを開錠

    緊急状態信号を受信すると、ドアのロックが解除されます。

    ドアをロック

    緊急状態信号を受信すると、ドアがロックされます。

    リーダーの追加

    ドアコントローラーは2つのリーダーを使用するように設定できます。 リーダーをドアの片面に追加するか、両面に追加するかを選択します。

    カスタム設定のカードフォーマットやPIN長をリーダーに適用すると、そのことは [Configuration > Access control > Doors and zones (設定 > アクセスコントロール > ドアとゾーン)] の [Card formats (カードフォーマット)] で確認できます。ドアとゾーンを参照してください。

    AxisネットワークインターカムをIPリーダーとして使用する場合、システムは装置のWebページで設定されたPIN設定を使用します。

    1. [Door configuration (ドアの設定)] ページに移動します。ドアの追加を参照してください。

    2. ドアのどちらかの面で [Add (追加)] をクリックします。

    3. [Card reader (カードリーダー)] を選択します。

    4. [Reader type (リーダータイプ)] を選択します。

    5. このリーダーにカスタムのPIN長さ設定を使用するには:

      1. [Advanced (詳細設定)] をクリックします。

      2. [Custom PIN length (カスタムPIN長)] をオンにします。

      3. [Min PIN length (最小PIN長)][Max PIN length (最大PIN長)][End of PIN character (PIN文字の終端)] をそれぞれ設定します。

    6. このリーダーにカスタムのカードフォーマットを使用するには:

      1. [Advanced (詳細設定)] をクリックします。

      2. [Custom card formats (カスタムカードフォーマット)] をオンにします。

      3. リーダーで使用するカードフォーマットを選択します。 すでに同じビット長のカードフォーマットを使用している場合は、まずそれを無効にする必要があります。 カードフォーマットの設定が現在のシステム設定と異なる場合、クライアントに警告アイコンが表示されます。

    7. [[Add (追加)]] をクリックします。

    8. ドアの反対側の面にリーダーを追加するには、この手順を再度行います。

    AXIS Barcode Readerの設定方法については、「AXIS Barcode Readerの設定」を参照してください。

    リーダータイプ

    OSDP RS485 half duplex (OSDP RS485半二重)

    RS485リーダーの場合は、[OSDP RS485 half duplex (OSDP RS485半二重)] とリーダーポートを選択します。

    Wiegand

    Wiegandプロトコルを使用するリーダーの場合は、[Wiegand] とリーダーポートを選択します。

    IPリーダー

    IPリーダーの場合は、[IP reader (IPリーダー)] を選択し、ドロップダウンメニューから装置を選択します。 要件およびサポートされる装置については、IPリーダーを参照してください。

    Wiegand

    LEDコントロール

    [Single wire (シングルワイヤー)] または [Dual wire (R/G) (デュアルワイヤー (R/G))] を選択します。 デュアルLEDコントロールを備えたリーダーは、通常、赤、緑のLED用にさまざまな配線を使用します。

    いたずら警告

    リーダーに対するいたずら入力がアクティブになるタイミングを選択します。

    • Open circuit (開路): リーダーは、回路が開いたときにいたずら信号を送信します。

    • Closed circuit (閉路): リーダーは、回路が閉じたときにいたずら信号を送信します。

    Tamper debounce time (いたずらのデバウンス時間)

    リーダーに対するいたずら入力が新しい安定状態に移行するまで状態変化を無視するには、[Tamper debounce time (いたずらのデバウンス時間)] を設定します。

    状態監視入力

    オンにすると、ドアコントローラーとリーダーの間の接続が中断されたときにイベントがトリガーされます。状態監視入力を参照してください。

    IPリーダー

    Axisネットワークインターカムは、AXIS Camera Station Secure EntryでIPリーダーとして使用することができます。

    • これには、AXIS Camera Station 5.38以降と、ファームウェア10.6.0.2以降を搭載したAXIS A1601 Network Door Controllerが必要です。
    • インターカムをIPリーダーとして使用するための特別な設定は必要ありません。

    対応装置:

    • ファームウェア10.5.1以降を搭載しているAXIS A8207-VE Network Video Door Station

    • ファームウェア10.5.1以降を搭載しているAXIS A8207-VE Mk II Network Video Door Station

    • AXIS I8116-E Network Video Intercom

    REX装置の追加

    REX (退出要求) 装置は、ドアの片面に取り付けるか、両面に取り付けるかを選択できます。 REX装置には、PIRセンサー、REXボタン、またはプッシュバーを使用できます。

    1. [Door configuration (ドアの設定)] ページに移動します。ドアの追加を参照してください。

    2. ドアのどちらかの面で [Add (追加)] をクリックします。

    3. [REX device (REX装置)] を選択します。

    4. REX装置を接続するI/Oポートを選択します。 使用可能なポートが1つしかない場合、ポートは自動的に選択されます。

    5. [Action (アクション)] で、ドアがREX信号を受信したときにトリガーするアクションを選択します。

    6. [REX active (REXアクティブ)] で、ドアモニター回路の接続方法を選択します。

    7. デジタル入力が新しい安定状態に移行するまで状態変化を無視するには、[Debounce time (ms) (デバウンス時間 (ミリ秒))] を設定します。

    8. ドアコントローラーとREX装置の間の接続が中断された場合にイベントをトリガーするには、[Supervised input (状態監視入力)] をオンにします。状態監視入力を参照してください。

    Action (アクション)

    ドアを開錠

    REX信号を受信したときにドアのロックを解除する場合に選択します。

    なし

    ドアがREX信号を受信したときにアクションをトリガーしない場合に選択します。

    REX有効

    回路が開いている

    REX回路がNC (Normally Closed) の場合に選択します。 REX装置は、回路が開いたときに信号を送信します。

    回路が閉じている

    REX回路がNO (Normally Open) の場合に選択します。 REX装置は、回路が閉じたときに信号を送信します。

    ゾーンの追加

    ゾーンとは、グループ化されたドアがある特定の物理的領域です。 ゾーンを作成したり、ゾーンにドアを追加したりできます。 ドアには2つのタイプがあります。

    • 敷地周辺ドア: このドアを通ってカード所持者がゾーンに出入りします。

    • 内部ドア: ゾーンの内部にあるドアです。

    • 周辺ドアは、2つのゾーンに属することができますが、 内部ドアは1つのゾーンにのみ属することができます。

    1. [Configuration > Access control > Doors and zones > Zones (設定 > アクセスコントロール > ドアとゾーン > ゾーン)] を選択します。

    2. [Add zone (ゾーンの追加)] をクリックします。

    3. ゾーン名を入力します。

    4. [Add door (ドアを追加)] をクリックします。

    5. ゾーンに追加するドアを選択し、[Add (追加)] をクリックします。

    6. デフォルトでは、ドアは敷地周辺ドアに設定されています。 これを変更するには、ドロップダウンメニューで [Internal door (内部ドア)] を選択します。

    7. 敷地周辺ドアでは、デフォルトでドアのA面がゾーンへの入口として使用されます。 これを変更するには、ドロップダウンメニューで [Leave (退出)] を選択します。

    8. ゾーンからドアを削除するには、ドアを選択し、[Remove (削除)] をクリックします。

    9. [保存] をクリックします。

    ゾーンを編集するには:

    1. [Configuration > Access control > Doors and zones > Zones (設定 > アクセスコントロール > ドアとゾーン > ゾーン)] に移動します。

    2. リストからゾーンを選択します。

    3. [Edit (編集)] をクリックします。

    4. 設定を変更して [Save (保存)] をクリックします。

    ゾーンを削除するには:

    1. [Configuration > Access control > Doors and zones > Zones (設定 > アクセスコントロール > ドアとゾーン > ゾーン)] に移動します。

    2. リストからゾーンを選択します。

    3. [Remove (削除)] をクリックします。

    4. [Yes (はい)] をクリックします。

    ゾーンセキュリティレベル

    ゾーンに次のセキュリティ機能を追加できます。

    不正通行防止 –
    ユーザーが自分より前にそのエリアに入った人と同じ認証情報を使用することを防ぎます。 これにより、ユーザーは認証情報を再度使用する前に、まずそのエリアから退出する必要があります。
    • 不正通行防止では、ゾーン内のすべてのドアにドア位置センサーが必要です。これにより、ユーザーがカードのスワイプ後にドアを開けたことをシステムが登録できます。
    • ゾーン内のすべてのドアが同じドアコントローラーに属している場合、ドアコントローラーがオフラインになっても、不正通行防止は機能します。 ただし、ゾーン内のドアが異なるドアコントローラーに属している場合は、ドアコントローラーがオフラインになると、不正通行防止は機能しなくなります。

    セキュリティレベルは、新しいゾーンの追加時に、または既存のゾーンで設定できます。 既存のゾーンにセキュリティレベルを追加するには:

    1. [Configuration (設定)] > [Access control (アクセスコントロール)] > [Doors and zones (ドアとゾーン)] に移動します。

    2. セキュリティレベルを設定するゾーンを選択します。

    3. [Edit] (編集) をクリックします。

    4. [Security level (セキュリティレベル)] をクリックします。

    5. ドアに追加するセキュリティ機能をオンにします。

    6. [Apply (適用)] をクリックします。

    Anti-passback (不正通行防止)
    Log violation only (Soft) (違反を記録のみ (ソフト))2人目のユーザーが最初の人と同じ認証情報を使用してドアから入ることを許可する場合に、このオプションを使用します。 このオプションでは、システムアラームのみが発生します。
    アクセスを拒否 (ハード)2人目のユーザーが最初のユーザーと同じ認証情報を使用してドアから入ることを禁止する場合に、このオプションを使用します。 このオプションでも、システムアラームが発生します。
    タイムアウト (秒)この時間が経過するまで、ユーザーは再入場を許可されます。 入力: 0 タイムアウトを設定しない場合、ユーザーがゾーンから退出するまで、そのソーンで不正通行防止が維持されます。 [Deny access (Hard) (アクセス拒否 (ハード))] でタイムアウトとして0を使用するのは、ゾーン内のすべてのドアの両側にリーダーがある場合に限ります。
    状態監視入力

    状態監視入力は、ドアコントローラーへの接続が中断されたときにイベントをトリガーできます。

    • ドアコントローラーとドアモニターの接続。ドアモニターの追加を参照してください。

    • Wiegandプロトコルを使用するドアコントローラーとリーダー間の接続。リーダーの追加を参照してください。

    • ドアコントローラーとREX装置間の接続。REX装置の追加を参照してください。

    監視入力を使用するには:

    1. 終端抵抗は、接続図にしたがって、できるだけ周辺機器の近くに設置してください。

    2. リーダー、ドアモニター、またはREX装置の設定ページに移動し、[Supervised input (監視入力)] をオンにします。

    3. 並列優先接続図に従った場合は、[Parallel first connection with a 22 KΩ parallel resistor and a 4.7 KΩ serial resistor (22 KΩの並列抵抗器と4.7 KΩの直列抵抗器による並列優先接続)] を選択します。

    4. 直列優先接続図に従った場合は、[Serial first connection (直列優先接続)] を選択し、[Resistor values (抵抗器の値)] ドロップダウンメニューから抵抗器の値を選択します。

    接続図

    パラレルファースト接続

    抵抗器の値は 4.7 kΩ及び 22 kΩである必要があります。

    最初のシリアル接続

    抵抗器の値は同じで、1~10 kΩの範囲内である必要があります。

    識別プロファイル

    識別プロファイルは、識別タイプとスケジュールを組み合わたものです。 識別プロファイルを1つ以上のドアに適用して、カード所持者がドアにいつどのようにアクセスできるかを設定できます。

    識別タイプは、ドアにアクセスするために必要な認証情報を運ぶものです。 一般的な識別タイプには、トークン、個人識別番号 (PIN)、指紋、顔立ちマップ、REX装置があります。 識別タイプは、1つ以上のタイプの情報を運ぶことができます。

    サポートされる識別タイプ: カード、PIN、REX、静的QR、動的QR。

    動的QRをPINと共に使用する必要があります。

    識別プロファイルを作成、編集、または削除するには、[Configuration (設定)] > [Access control (アクセス管理)] > [Identification profiles (識別プロファイル)] を選択します。

    そのまま使用したり、必要に応じて編集して使用したりできる、デフォルトの識別プロファイルが5つ用意されています。

    カード –
    カード所持者がドアにアクセスする際に、カードを読み取らせる必要があります。
    カードとPIN –
    カード所持者がドアにアクセスする際に、カードを読み取らせ、かつPINを入力する必要があります。
    PIN –
    カード所持者がドアにアクセスする際に、PINを入力する必要があります。
    カードまたはPIN –
    カード所持者がドアにアクセスする際に、カードを読み取らせるか、PINを入力する必要があります。
    QR –
    カード所持者は、ドアにアクセスするためにQRコード®をカメラに提示する必要があります。 QR識別プロファイルは、静的QRと動的QRの両方に使用できます。

    QRコードは、日本およびその他の国々におけるデンソーウェイブ株式会社の登録商標です。

    識別プロファイルを作成する手順は、以下のとおりです。

    1. [Configuration (設定)] > [Access Control (アクセスコントロール)] > [Identification profiles (識別プロファイル)] を選択します。

    2. [Create identification profile (識別プロファイルの作成)] をクリックします。

    3. 識別プロファイル名を入力します。

    4. 設備コードを [Credential validation (認証情報の検証)] フィールドの1つとして使用するには、[Include facility code for card validation (カード検証用の機能コードを含める)] を選択します。 このフィールドは、[Access management > Settings (アクセス管理 > 設定)] で [Facility code (設備コード)] をオンにしている場合のみ使用できます。

    5. ドアの片側の面で識別プロファイルを設定します。

    6. ドアの反対側の面で同じ手順を繰り返します。

    7. [OK] をクリックします。

    識別プロファイルを編集する手順は、以下のとおりです。

    1. [Configuration (設定)] > [Access Control (アクセスコントロール)] > [Identification profiles (識別プロファイル)] を選択します。

    2. 識別プロファイルを選択して をクリックします。

    3. 識別プロファイル名を変更するには、新しい名前を入力します。

    4. ドアの現在の面で編集をします。

    5. ドアの反対側の面の識別プロファイルを編集するには、ここまでの手順を繰り返します。

    6. [OK] をクリックします。

    識別プロファイルを削除する手順は、以下のとおりです。

    1. [Configuration (設定)] > [Access Control (アクセスコントロール)] > [Identification profiles (識別プロファイル)] を選択します。

    2. 識別プロファイルを選択して をクリックします。

    3. 識別プロファイルがドアで使用されている場合は、そのドア用に別の識別プロファイルを選択します。

    4. [OK] をクリックします。

    識別プロファイルの編集

    識別タイプとそれに関連するスケジュールを削除するには:

    識別タイプ

    識別タイプを変更するには、[Identification type (識別タイプ)] のドロップダウンメニューから1つ以上のタイプを選択します。

    Schedule (スケジュール)

    スケジュールを変更するには、[Schedule (スケジュール)] ドロップダウンメニューから1つ以上のスケジュールを選択します。

    [Add (追加)]

    識別タイプとそれに関連スケジュールを追加し、[Add (追加)] をクリックして、識別タイプとスケジュールを設定します。

    識別プロファイルの設定

    カードフォーマットとPIN

    カードフォーマットは、カードにデータを保存する方法を定義します。 これは、システム内で入力データを検証済みデータにする変換テーブルです。 カードフォーマットごとに、保存された情報を整理する方法に対する異なるルールがあります。 カードフォーマットを定義することで、コントローラーがカードリーダーから取得する情報をどのように解釈するかがシステムに通知されます。

    そのまま使用したり、必要に応じて編集して使用したりできる、汎用性の高い既定のカードフォーマットも用意されています。 カスタムのカードフォーマットを作成することもできます。

    [Configuration > Access Control > Card formats and PIN (設定 > アクセスコントロール > (カードフォーマットとPIN)] に移動して、カードフォーマットを作成、編集、または有効化します。 PINの設定もできます。

    カスタムカードフォーマットには、認証情報の検証に使用する以下のデータフィールドを含めることができます。

    カード番号 –
    認証情報のバイナリデータのサブセットであり、10進数または16進数としてエンコードされています。 カード番号を使用して、特定のカードまたはカード所持者を識別します。
    設備コード –
    認証情報のバイナリデータのサブセットであり、10進数または16進数としてエンコードされています。 設備コードを使用して、特定のエンドカスタマーまたはサイトを識別します。

    カードフォーマットを作成する手順は、以下のとおりです。

    1. [Configuration (設定)] > [Access Control (アクセスコントロール)] > [Card formats and PIN (カードフォーマットとPIN)] を選択します。

    2. [Add card format (カードフォーマットの追加)] をクリックします。

    3. カードフォーマットの名前を入力します。

    4. [Bit length (ビット長)] フィールドに、1~256の間のビット長を入力します。

    5. カードリーダーから受信したデータのビット順を反転するには、[Invert bit order (ビット順を反転する)] を選択します。

    6. カードリーダーから受信したデータのバイト順を反転するには、[Invert byte order (バイト順を反転する)] を選択します。 このオプションは、8で割り切れるビット長を指定している場合のみ使用できます。

    7. カードフォーマットで有効にするデータフィールドを選択して設定します。 カードフォーマットでは、[Card number (カード番号)][Facility code (設備コード)] のいずれかを有効にする必要があります。

    8. [OK] をクリックします。

    9. カードフォーマットを有効にするには、カードフォーマット名の前にあるチェックボックスをオンにします。

    • 同一ビット長の2つのカードフォーマットを同時にアクティブにすることはできません。 たとえば、32ビットカードフォーマットを2つ定義した場合、アクティブにできるのはそのうちの1つだけです。 一方のカードフォーマットを無効にすると、もう一方のフォーマットが有効になります。
    • 1つ以上のリーダーが接続されたドアコントローラーを設定している場合は、カードフォーマットを有効または無効にのみ設定できます。

    をクリックすると、ビット順を反転した後の出力例が表示されます。

    範囲

    データフィールドのデータのビット範囲を設定します。 この範囲は、[Bit length (ビット長)] に指定した範囲内である必要があります。

    出力形式

    データフィールドのデータの出力形式を選択します。

    Decimal (10進数): 10を底とする位取り記数法であり、0~9の数字で構成されます。

    Hexadecimal (16進数): 16を底とする位取り記数法であり、16個の固有の記号で構成されます。 0~9の数字とa~fの文字を使用して表記されます。

    ビット順のサブ範囲

    ビット順を選択します。

    Little endian (リトルエンディアン): 最初のビットが最小 (最下位) です。

    Big endian (ビッグエンディアン): 最初のビットが最大 (最上位) です。

    カードフォーマットを編集する手順は、以下のとおりです。

    1. [Configuration (設定)] > [Access Control (アクセスコントロール)] > [Card formats and PIN (カードフォーマットとPIN)] を選択します。

    2. カードフォーマットを選択して をクリックします。

    3. 既定のカードフォーマットを編集する場合は、[Invert bit order (ビット順を反転する)] と [Invert byte order (バイト順を反転する)] のみを編集できます。

    4. [OK] をクリックします。

    削除できるのは、カスタムカードフォーマットのみです。 カスタムカードフォーマットを削除する手順は、以下のとおりです。

    1. [Configuration (設定)] > [Access Control (アクセスコントロール)] > [Card formats and PIN (カードフォーマットとPIN)] を選択します。

    2. カスタムカードフォーマットを選択し、[Yes (はい)] をクリックします。

    既定のカードフォーマットをリセットするには:

    1. [Configuration (設定)] > [Access Control (アクセスコントロール)] > [Card formats and PIN (カードフォーマットとPIN)] を選択します。

    2. をクリックすると、カードフォーマットをデフォルトのフィールドマップにリセットできます。

    PIN長を設定する手順は、以下のとおりです。

    1. [Configuration (設定)] > [Access Control (アクセスコントロール)] > [Card formats and PIN (カードフォーマットとPIN)] を選択します。

    2. [PIN configuration (PIN設定)] をクリックします。

    3. [Min PIN length (最小PIN長)][Max PIN length (最大PIN長)][End of PIN character (PIN文字の終端)] をそれぞれ指定します。

    4. [OK] をクリックします。

    カードフォーマットの設定
    カードフォーマットの設定

    オーバービュー

    • 10進数で表記されたカード番号は64332です。

    • 1つのリーダーがカード番号を16進数のFB4Cに変換します。 別のリーダーがそれを16進数の4CFBに変換します。

    • FB4Cを受信したAXIS A1601 Network Door Controllerは、それをリーダーのカードフォーマット設定に従って10進数の64332に変換します。

    • 4CFBを受信したAXIS A1601 Network Door Controllerは、そのバイト順を反転してFB4Cにし、それをさらにリーダーのカードフォーマット設定に従って10進数の64332に変換します。

    ビット順の反転

    ビット順の反転後、リーダーから受信したカードデータは、右から左にビット順に読み取られます。

    バイト順の反転

    1バイトは8ビットです。 バイト順の反転後、リーダーから受信したカードデータは、右から左にバイト順に読み取られます。

    26ビット標準のWiegandカードフォーマット

    1. 先頭のパリティ
    2. 設備コード
    3. カード番号
    4. 末尾のパリティ

    暗号化通信

    OSDPセキュアチャンネル

    AXIS Camera Station Secure Entryは、OSDP (Open Supervised Device Protocol) セキュアチャンネルに対応し、コントローラーとAxisリーダー間の回線暗号化をアクティブにします。

    システム全体でOSDPセキュアチャンネルをオンにするには:

    1. [Configuration > Access control > Encrypted communication (設定 > アクセスコントロール > 暗号化通信)] に移動します。

    2. メインの暗号化キーを入力し、[OK] をクリックします。

    3. [OSDP Secure Channel (OSDPセキュアチャンネル)] をオンにします。 このオプションは、メインの暗号化キーを入力した後にのみ使用できます。

    4. デフォルトでは、メインの暗号化キーによってOSDPセキュアチャンネルキーが生成されます。 OSDPセキュアチャンネルキーを手動で設定するには:

      1. [OSDP Secure Channel (OSDPセキュアチャンネル)] で、 をクリックします。

      2. [Use main encryption key to generate OSDP Secure Channel key (メイン暗号化キーを使用してOSDPセキュアチャンネルキーを生成する)] をクリアします。

      3. OSDPセキュアチャンネルキーを入力し、[OK] をクリックします。

    特定のリーダーでOSDPセキュアチャンネルをオンまたはオフにする方法については、ドアとゾーンを参照してください。

    AXIS Barcode Reader

    AXIS Barcode Readerは、Axisカメラにインストールできるアプリケーションです。 Axisドアコントローラーは、認証キーを使用してアクセスを許可し、AXIS Barcode Readerを認証します。 AXISコードリーダーの設定方法の完全なワークフローについては、「AXIS Barcode Readerの設定」を参照してください。

    ドアコントローラーとAXISコードリーダー間の接続を作成するには:

    1. AXIS Camera Station Proで:

      1. [Configuration > Access control > Encrypted communication (設定 > アクセスコントロール > 暗号化通信)] に移動します。

      2. [External Peripheral Authentication Key (外部周辺機器認証)] キーで [Show authentication key (認証キーの表示)]、[Copy key (キーのコピー)] の順にクリックします。

    2. AXISバーコードリーダーが実行されている装置のwebインターフェースで:

      1. AXIS Barcode Readerアプリケーションを開きます。

      2. サーバー証明書がAXIS Camera Station Proで設定されていない場合は、[Ignore server certificate validation (サーバー証明書の検証を無視する)] をオンにします。 詳細については、「証明書」を参照してください。

      3. AXIS Camera Station Secure Entryに反対します。

      4. [追加]] をクリックし、ドアコントローラーのIPアドレスを入力し、認証キーを貼り付けます。

      5. ドアのドロップダウンメニューからバーコードを読み取るリーダーを選択します。

    マルチサーバーBETA

    マルチサーバーを使用すると、メインサーバー上のグローバルカード所持者およびカード所持者グループを接続されたサブサーバーで使用できます。

    • 1つのシステムで最大64台のサブサーバーをサポートできます。
    • AXIS Camera Station 5.47以降が必要です。
    • 前提条件として、メインサーバーとサブサーバーは同じネットワーク上にある必要があります。
    • メインサーバーとサブサーバーでかならず、WindowsファイアウォールがSecure Entryポートで入力TCP接続を許可するよう設定します。 デフォルトのポートは55767です。ポートのカスタマイズ設定については、全般を参照してください。
    ワークフロー
    1. サーバーをサブサーバーとして設定し、設定ファイルを生成します。サブサーバーから設定ファイルを生成するを参照してください。

    2. サーバーをメインサーバーとして設定し、サブサーバーの設定ファイルをインポートします。設定ファイルをメインサーバーにインポートするを参照してください。

    3. メインサーバーでグローバルなカード所持者とカード所持者グループを設定します。カード所持者の追加およびグループの追加を参照してください。

    4. サブサーバーからグローバルなカード所持者およびカード所持者グループを表示および監視します。アクセス管理を参照してください。

    サブサーバーから設定ファイルを生成する
    1. サブサーバーで、[Configuration > Access control > Multi server (設定 > アクセスコントロール > マルチサーバー)] に移動します。

    2. [Sub server (サブサーバー)] をクリックします。

    3. [Generate (生成)] をクリックします。 設定ファイルが.json形式で生成されます。

    4. [Download (ダウンロード)] をクリックし、ファイルを保存する場所を選択します。

    設定ファイルをメインサーバーにインポートする
    1. メインサーバーで、[Configuration > Access control > Multi server (設定 > アクセスコントロール > マルチサーバー)] に移動します。

    2. [Main server (メインサーバー)] をクリックします。

    3. [Add (追加)] をクリックし、サブサーバーから生成された設定ファイルに移動します。

    4. サブサーバーのサーバー名、IPアドレス、ポート番号を入力します。

    5. [Import (インポート)] をクリックして、サブサーバーを追加します。

    6. サブサーバーのステータスが [Connected (接続済み)] と表示されます。

    サブサーバーを無効にする

    サブサーバーは、設定ファイルをメインサーバーにインポートする前に限り無効にできます。

    1. メインサーバーで、[Configuration > Access control > Multi server (設定 > アクセスコントロール > マルチサーバー)] に移動します。

    2. [Sub server (サブサーバー)] をクリックしてから、[Revoke server (サーバーを無効化)] をクリックします。

      これで、このサーバーをメインサーバーまたはサブサーバーとして設定できます。

    サブサーバーを削除する

    サブサーバーの設定ファイルをインポートすると、サブサーバーがメインサーバーに接続されます。

    サブサーバーを削除するには、次の手順を実行します。

    1. メインサーバーにアクセスします。

      1. [Access management > Dashboard (アクセス管理 > ダッシュボード)] を選択します。

      2. グローバルカード所持者とグループをローカルカード所持者とグループに変更します。

      3. [Configuration > Access control > Multi server (設定 > アクセスコントロール > マルチサーバー)] に移動します。

      4. [Main server (メインサーバー)] をクリックすると、サブサーバーのリストが表示されます。

      5. サブサーバーを選択し、[Delete (削除)] をクリックします。

    2. サブサーバーから:

      • [Configuration > Access control > Multi server (設定 > アクセスコントロール > マルチサーバー)] に移動します。

      • [Sub server (サブサーバー)] をクリックしてから、[Revoke server (サーバーを無効化)] をクリックします。

    Active Directory設定BETA

    Microsoft Windowsのユーザーアカウント、Active Directoryユーザーおよびグループは、AXIS Camera Station Proにアクセスできます。 Windowsでユーザーを追加する方法は、使用しているバージョンによって異なります。 詳細については、support.microsoft.comにアクセスしてください。 Active Directoryドメインネットワークを使用している場合は、ネットワーク管理者にお問い合わせください。

    初めてActive Directory設定ページを開いたときに、AXIS Camera Station Proでカード所持者にMicrosoft Active Directoryユーザーをインポートできます。Active Directoryユーザーをインポートするを参照してください。

    初期設定の後、Active Directory設定ページに次のオプションが表示されます。

    • Active Directory内のグループに基づいてカード所持者グループを作成および管理します。

    • Active Directoryとアクセス管理システム間のスケジュールされた同期を設定します。

    • 手動で同期して、Active Directoryからインポートされたすべてのカード所持者を更新します。

    • Active Directoryからのユーザーデータとカード所持者のプロパティ間のデータマッピングを管理します。

    Active Directoryユーザーをインポートする

    AXIS Camera Station Proでカード所持者にActive Directoryユーザーをインポートするには:

    1. [Configuration (設定)] > [Access control (アクセスコントロール)] > [Active directory settings (Active Directory設定)]BETA に移動します。

    2. [Set up import (インポートを設定する)] をクリックします。

    3. 画面に表示される手順に従ってこれら3つの主な手順を完了します。

      1. データマッピングのテンプレートとして使用するユーザーをActive Directoryから選択します。

      2. Active Directoryデータベースのユーザーデータをカード所持者のプロパティにマッピングします。

      3. アクセス管理システムで新しいカード所持者グループを作成し、インポートするActive Directoryグループを選択します。

    インポートされたユーザーデータを変更することはできませんが、インポートされたカード所持者に認証情報を追加することはできます。認証情報の追加を参照してください。

    スマート検索2の設定

    スマート検索2を使用すると、複数のフィルターを設定して、Axisカメラから生成された録画から対象となる人物や車両を簡単に見つけることができます。

    スマート検索2の要件、制限、使用方法については、スマート検索2を参照してください。

    1. [Configuration > Smart search 2 > Settings (設定 > スマート検索2 > 設定)]に移動します。

    2. [Cameras (カメラ)] で:

      1. メタデータをスマート検索2に送信する必要のあるカメラを選択します。

      2. カメラに対してバックグラウンドでのサーバー分類を許可するには、[Background server classification (バックグラウンドでのサーバー分類)] で [Allow (許可)] を選択します。

        これにより、サーバーの負荷が増加しますが、ユーザーエクスペリエンスは向上します。

      3. サーバーに保存される検知の量を制限するには、[Filter (フィルター)] で、 をクリックし、[Size and duration (サイズと期間)] および [Area (エリア)] のフィルターを作成します。

        たとえば、小さな物体や、ごく短時間にしか現れない物体を除外するために使用します。

        スマート検索フィルターは既存のモーション設定フィルターを開始点として使用します。

    3. [Storage (ストレージ)] で次の設定を行います。

      • 検知を保存するドライブとフォルダーを選択し、[Apply (適用)] をクリックします。

      • ストレージサイズの上限を設定し、[Apply (適用)] をクリックします。 ストレージが上限に達すると、最も古い検知が削除されます。

    4. 特定の期間にメタデータが記録されていないことを示す結果を表示するには、[Include periods with missing metadata (メタデータがない期間を含める)] を選択します。

    バックグラウンドサーバーの分類

    サーバー分類のステータスは、サーバー分類が低速である過去1時間からのものです。 分類された検知が95%未満であると表示されます。

    サーバー分類のステータスは、サーバー分類が低速である過去1時間からのものです。 分類された検知が50%未満であると表示されます。

    System Health MonitoringBETAの設定

    • 複数のAXIS Camera Station Proサーバーに接続している場合は、接続されている任意のサーバーでシステムの健全性監視を設定できます。 そのためには、[Selected server (選択したサーバー)] ドロップダウンメニューからサーバーを選択します。
    • 別のネットワーク上のシステムを管理している場合、My Systemsのサーバー監視は、クラウド経由で同じ機能を提供します。

    設定

    Cloud connection (クラウド接続)サーバーを組織に登録している場合は、どこからでもシステムのヘルスデータを表示できます。 まだクラウド接続がない場合は、[Manage (管理)] をクリックし、画面の指示に従ってください。
    Data retrieval frequency (データ取得頻度)古いデータに関する警告やシステムの全般的なパフォーマンスの問題を解決するには、データ頻度を下げるように選択します。 マルチシステム設定では、サブシステムに親システムと同じかそれ以上の設定を使用することをお勧めします。
    • Low (低) - 装置が100台を超えるシステム向け。

    • Medium (中) - 装置が25~100台のシステム向け。

    • High (高) - 装置が25台未満のシステム向け。

    通知

    電子メール通知を送信するには:

    1. 通知の送信に使用するSMTPサーバーとメールアドレスを設定します。サーバーの設定を参照してください。

    2. 通知を受信するメールアドレスを設定します。電子メール送信先の設定を参照してください。

    3. 通知ルールを設定します。通知ルールの設定を参照してください。

    電子メール送信先の設定
    1. [Configuration (設定)] > [System Health Monitoring] > [Notifications (通知)] に移動します。

    2. [Email recipients (電子メール送信先)] で、メールアドレスを入力し、[Save (保存)] をクリックします。 同じ手順を繰り返して、複数の電子メール送信先を追加します。

    3. SMTPサーバーをテストするには、[Send test email (テスト電子メールを送信)] をクリックします。 テスト電子メールが送信されたことを示すメッセージが表示されます。

    通知ルールの設定

    デフォルトでは、次の2つの通知ルールが有効になっています。

    システムのダウン –
    単一システム設定のシステムまたはマルチシステム設定のいずれかのシステムが通常よりも長くダウンしている場合に通知を送信します。
    装置のダウン –
    System Health Monitoringに一覧表示されている装置が通常よりも長くダウンしている場合に通知を送信します。
    1. [Configuration (設定)] > [System Health Monitoring] > [Notifications (通知)] に移動します。

    2. [Notification rules (通知ルール)] で、通知ルールをオンまたはオフにします。

    3. [Applied rules (適用されたルール)] で、通知ルールが適用されたシステムと装置のリストを閲覧できます。

    マルチシステム

    System Health Monitoringを使用すると、1つのメインシステムから複数のセカンダリシステムのヘルスデータを監視できます。

    1. セカンダリシステムで、システム設定を生成します。システム設定を生成を参照してください。

    2. メインシステムで、システム設定をアップロードします。他のシステムからデータを取得するを参照してください。

    3. 他のセカンダリシステムでも、前の手順を繰り返します。

    4. メインシステムから複数のシステムのヘルスデータを監視します。System Health MonitoringBETAを参照してください。

    システム設定を生成
    1. [Configuration > System Health Monitoring > Multisystem (設定 > システムの健全性監視 > マルチシステム)] に移動します。

    2. [Generate (生成)] をクリックします。

    3. [Copy (コピー)] をクリックして、コピーをメインシステムにアップロードできるようにします。

    4. システム設定の詳細を表示するには、[Show details (詳細を表示)] をクリックします。

    5. システム設定を再生成するには、[Delete (削除)] をクリックして、最初に既存の設定を削除します。

    システム設定がメインシステムにアップロードされると、メインシステム情報が [Systems with access (アクセス可能なシステム)] の下に表示されます。

    他のシステムからデータを取得する

    セカンダリシステムのシステム設定を生成してコピーした後、そのコピーをメインシステムにアップロードできます。

    1. メインシステムで、[Configuration (設定)] > [System Health Monitoring] > [Multisystem (マルチシステム)] に移動します。

    2. [Paste (貼り付け)] をクリックして、セカンダリシステムからコピーした情報を入力します。

    3. ホストのIPアドレスを確認し、[Add (追加)] をクリックします。

      セカンダリシステムは [Available systems (利用可能なシステム)] に表示されます。

    分析機能を設定する

    AXIS Data Insights Dashboard

    AXIS Data Insights Dashboardには、装置からの分析データがグラフやチャート形式で表示されます。 このページには、システム内の装置上のAXIS Object Analyticsで設定したすべてのクロスラインカウントシナリオと範囲内の混雑シナリオが表示されます。 このページでは、次の操作を実行できます。

    • ダッシュボードに含めるシナリオを選択します。

    • シナリオにタグを付けて、ダッシュボード内のデータをフィルタリングできるようにして、たとえば、同じ場所にあるカメラをグループ化します。

    • シナリオのステータスを表示します。

    タグを作成名前を入力し、Enterキーを押すと、タグが作成されます。 タグを使用して、ダッシュボード内のデータをフィルタリングできます。
    含める[Include (含める)] 列のスイッチをオンにすると、ダッシュボードにシナリオのデータが表示されます。
    タグ[Tags (タグ)] 列のドロップダウンメニューからタグを選択して、シナリオに追加します。
    • AXIS Data Insights Dashboardでは、次の場合にカメラの既存のMQTT設定が上書きされます。
      • カメラに設定済みMQTTクライアントがない場合。

      • 別のAXIS Camera Station Proサーバーに接続されているカメラのシナリオを手動で有効にする場合。

    • AXIS Data Insights Dashboardに接続している間、カメラのMQTTクライアントはData Insights Dashboard専用です。
    • カメラとAXIS Camera Station Proサーバーは同じネットワーク上にある必要があります。
    • 最適なパフォーマンスを得るには、AXIS Camera Station ProでAXIS Data Insights Dashboardを実行するために、16 GB以上のRAMを搭載したサーバーをお勧めします。
    • 保存できるデータは最大100 MBであるため、ストレージ期間は制限されます。 例:
      • 4台のカメラがそれぞれ1日に500カウントを生成する場合、データベースには各カウントを333日間保存できます。

      • 8台のカメラがそれぞれ1日に1000カウントを生成する場合、データベースには各カウントを83日間保存できます。

      • 12台のカメラがそれぞれ1日に2,000カウントを生成する場合、データベースには各カウントを27日間保存できます。

    分割ビューにダッシュボードを追加する方法については、分割ビューのAXIS Data Insights Dashboardを参照してください。

    AXIS Data Insights Dashboardを有効にする方法

    アクセス管理

    [Access management (アクセス管理)] タブでは、システムのカード所持者、グループ、ドア、ゾーン、アクセスルールの設定や管理ができます。

    AXIS Camera Station ProでAXIS A1601 Network Door Controllerを設定するワークフローの詳細については、「AXIS A1601 Network Door Controllerの設定」を参照してください。

    カード所持者、認証情報、グループ、アクセスルールを追加したり、ドアやゾーンに対してアクションを実行したりできる、ダッシュボードを表示します。

    • 不完全なルールは黄色で強調表示されます。 たとえば、アクセスルールにカード所持者またはドアがありません。

    • エラーのあるカード所持者の設定はピンク色で強調表示されます。 たとえば、有効期限が切れているカード所持者や、停止中のカード所持者などです。

    システムに関するさまざまな種類の情報が記載されたレポートをエクスポートします。レポートのエクスポートを参照してください。

    カード所持者テンプレートにカスタムフィールドを追加したり、システムで設備コードを有効にしたりできます。アクセス管理の設定を参照してください。

    カード所持者データのインポートとエクスポートができます。 システムを前回のインポート時の状態にリセットすることもできます。インポートとエクスポートを参照してください。

    アクセス管理のワークフロー

    アクセス管理の構造には柔軟性があり、ニーズに合わせてワークフローを開発することができます。 以下はワークフローの例です。

    1. グループを追加するワークフローについては、グループの追加を参照してください。

    2. カード所持者を追加するワークフローについては、カード所持者の追加を参照してください。

    3. カード所持者とグループの追加。

    4. アクションルールを追加するワークフローについては、アクセスルールの追加を参照してください。

    5. アクセスルールへのグループの適用。

    6. アクセスルールへのゾーンの適用。

    7. アクセスルールへのドアの適用。

    カード所持者の追加

    カード所持者とは、システムに登録された一意のIDを持つ人物です。 カード所持者に、個人を識別する認証情報と、その個人にドアへのアクセスを許可するタイミングと方法を設定します。

    また、Active Directoryデータベース内のユーザーをカード所持者としてマッピングすることもできます。Active Directory設定BETAを参照してください。

    1. [Access Management (アクセス管理)] タブで、 をクリックします。

    2. [Cardholders (カード所持者)] で をクリックします。

    3. 名、姓、カード所持者ID、メールアドレスを入力します。 カード所持者IDは、カード所持者を識別するために使用される一意の番号です。

    4. [Access management > Settings (アクセス管理 > 設定)] でカスタムフィールドを設定している場合は、カスタムフィールドの情報も入力します。

    5. カード所持者の画像を追加します。 をクリックし、[Upload image (画像のアップロード)] または [Take a picture (画像を撮影)] を選択します。

    6. カード所持者が属するグループを追加します。

      1. [Groups (グループ)] を展開し、 をクリックします。

      2. カード所持者の所属先にするグループで [Add (追加)] をクリックします。

      3. 複数のグループを追加するには、同じ手順を繰り返します。

      4. をクリックして終了します。

    7. [More (詳細)] を展開し、1つ以上のオプションを選択します。

    8. 認証情報の追加.

    9. [[Add (追加)]] をクリックします。

    大きく

    カード所持者の停止

    カード所持者を停止する場合に選択します。

    長いアクセス時間

    ドアモニターが設置されていて、カード所持者に長いアクセス時間と長い長時間のドア開放を許可する場合に選択します。

    閉鎖の対象外

    閉鎖中にカード所持者がアクセスできるようにする場合に選択します。

    Exempt from anti-passback (不正通行防止からの免除)

    カード所持者に不正通行防止ルールからの免除を与える場合に選択します。 不正通行防止は、カード所持者が自分より前にそのエリアに入った人と同じ認証情報を使用することを防ぎます。 最初の人は、認証情報を再度使用する前に、まずそのエリアから退出する必要があります。

    グローバルカード所持者

    サブサーバーでカード所持者を表示および監視できるようにする場合に選択します。 このオプションは、メインサーバーで作成されたカード所持者にのみ使用できます。マルチサーバーBETAを参照してください。

    カード所持者を編集する手順は、以下のとおりです。

    カード所持者を編集する際に、カード所持者の最近のカード利用状況を確認できます。

    1. [Access Management (アクセス管理)] タブで、 をクリックします。

    2. [Cardholders (カード所持者)] を選択します。

    3. カード所持者を選択して [Edit (編集)] をクリックします。

    4. 設定を変更して [Apply (適用)] をクリックします。

    カード所持者を停止する手順は、以下のとおりです。

    1. [Access Management (アクセス管理)] タブで、 をクリックします。

    2. [Cardholders (カード所持者)] を選択します。

    3. カード所持者を選択して [Suspend (停止)] をクリックします。 これにより、カード所持者がピンク色で強調表示されます。

    4. カード所持者の停止を解除するには、停止中のカード所持者を選択してと [Unsuspend (停止解除)] をクリックします。

    QRコードをカード所持者に送信するには、以下の手順に従います。

    その前に、AXIS Barcode Readerを設定します。「AXIS Barcode Readerの設定」を参照してください。

    1. [Access Management (アクセス管理)] タブで、 をクリックします。

    2. [Cardholders (カード所持者)] を選択します。

    3. カード所持者を選択してと [Send QR code (送信された停止)] をクリックします。

    4. [OK] をクリックします。

    カード所持者を削除する手順は、以下のとおりです。

    1. [Access Management (アクセス管理)] タブで、 をクリックします。

    2. [Cardholders (カード所持者)] を選択します。

    3. カード所持者を選択し、 をクリックします。

    4. [Delete (削除)]、[Confirm (確認)] の順にクリックします。

    カード所持者とグループの追加

    認証情報の追加

    PINの認証情報とカードの認証情報をカード所持者に追加できます。カード所持者の追加を参照してください。

    PINの認証情報は常に有効です。 ドアを開けてシステム内で無音アラームをトリガーする強制PINを設定することもできます。

    ナンバープレート認証情報を追加するには:

    1. [Credentials (認証情報)] をクリックします。

    2. 車両を表す名前を入力します。

    3. 車両のナンバープレート番号を入力します。

    4. [Expiration date (有効期限)] で、有効期限を設定します。

    5. [[Add (追加)]] をクリックします。

    有効期限

    発効日

    認証情報が有効になる日時を設定します。

    失効日

    ドロップダウンメニューからオプションを選択します。

    失効日

    終了日がありません

    認証情報に有効期限を設けません。

    日付

    認証情報が失効する日時を設定します。

    最初の使用から

    認証情報を初めて使用してから失効するまでの期間を選択します。 最初に使用してからの日数、月数、年数、または回数を選択します。

    最後の使用から

    認証情報を最後に使用してから失効するまでの期間を選択します。 最後に使用してからの日数、月数、または年数を選択します。

    PINの認証情報を追加する手順は、以下のとおりです。

    1. [Credentials (認証情報)] をクリックします。

    2. PINを入力します。

    3. 強制PINを使用して無音アラームをトリガーするには、[Duress PIN (強制PIN)] をオンにして強制PINを入力します。

    4. [[Add (追加)]] をクリックします。

    カードの認証情報を追加する手順は、以下のとおりです。

    1. [Credentials (認証情報)] をクリックします。

    2. カードデータを手動で入力するには: カード名、カード番号、ビット長を入力します。

    3. ビット長は、システムに存在しない特殊なビット長のカードフォーマットを作成する場合のみ設定可能です。

    4. 前回読み取られたカードのカードデータを自動的に取得するには:

      1. [Select reader (リーダーの選択)] のドロップダウンメニューからドアを選択します。

      2. そのドアに接続されているリーダーにカードを読み取らせます。

      3. [Get last swiped card data from the door’s reader(s) (ドアのリーダーから前回読み取ったカードデータを取得)] をクリックします。

    5. 2NデスクトップUSBカードリーダーを使用して、カードデータを取得できます。 詳細については、「2NデスクトップUSBカードリーダーの設定」を参照してください。

    6. 設備コードを入力します。 このフィールドは、[Access management (アクセス管理)] > [Settings (設定)][Facility code (設備コード)] を有効にしている場合のみ使用できます。

    7. [Expiration date (有効期限)] で、有効期限を設定します。

    8. [[Add (追加)]] をクリックします。

    有効期限

    発効日

    認証情報が有効になる日時を設定します。

    失効日

    ドロップダウンメニューからオプションを選択します。

    失効日

    終了日がありません

    認証情報に有効期限を設けません。

    日付

    認証情報が失効する日時を設定します。

    最初の使用から

    認証情報を初めて使用してから失効するまでの期間を選択します。 最初に使用してからの日数、月数、年数、または回数を選択します。

    最後の使用から

    認証情報を最後に使用してから失効するまでの期間を選択します。 最後に使用してからの日数、月数、または年数を選択します。

    QRを追加する手順は、以下のとおりです。

    QRコードを認証情報として使用するには、システムコントローラーの時刻とAXIS Barcode Reader搭載のカメラの時刻が同期されている必要があります。 完全な時刻同期のためには、両方の装置で同じタイムソースを使用することをお勧めします。

    1. [Credentials (認証情報)]をクリックします。

    2. 名前を入力します。

    3. Dynamic QR (動的QR) はデフォルトでオンになっています。 動的QRとPIN認証情報と共に使用する必要があります。

    4. [Expiration date (有効期限)] で、有効期限を設定します。

    5. カード所持者を保存した後にQRコードを自動的に電子メールで送信するには、[Send QR code to cardholder when credential is saved (認証情報の保存時にカード所持者にQRコードを送信する)] を選択します。

    6. [[Add (追加)]] をクリックします。

    有効期限

    発効日

    認証情報が有効になる日時を設定します。

    失効日

    ドロップダウンメニューからオプションを選択します。

    失効日

    終了日がありません

    認証情報に有効期限を設けません。

    日付

    認証情報が失効する日時を設定します。

    最初の使用から

    認証情報を初めて使用してから失効するまでの期間を選択します。 最初に使用してからの日数、月数、年数、または回数を選択します。

    最後の使用から

    認証情報を最後に使用してから失効するまでの期間を選択します。 最後に使用してからの日数、月数、または年数を選択します。

    認証情報を編集する手順は、以下のとおりです。

    1. [Access Management (アクセス管理)] タブで、 をクリックします。

    2. [Cardholders (カード所持者)] を選択します。

    3. カード所持者を選択して [Edit (編集)] をクリックします。

    4. [Credentials (認証情報)] で認証情報を選択します。[Edit (編集)] をクリックします。

    5. 設定を変更したら、[Update (更新)][Apply (適用)] をクリックします。

    認証情報を停止する手順は、以下のとおりです。

    1. [Access Management (アクセス管理)] タブで、 をクリックします。

    2. [Cardholders (カード所持者)] を選択します。

    3. カード所持者を選択して [Edit (編集)] をクリックします。

    4. [Credentials (認証情報)] で認証情報を選択します。[Suspend (停止)] をクリックします。

    5. 認証情報の停止を解除するには、停止中の認証情報を選択して [Unsuspend (停止解除)] をクリックします。

    6. [Apply (適用)] をクリックします。

    認証情報を削除する手順は、以下のとおりです。

    1. [Access Management (アクセス管理)] タブで、 をクリックします。

    2. [Cardholders (カード所持者)] を選択します。

    3. カード所持者を選択して [Edit (編集)] をクリックします。

    4. [Credentials (認証情報)] で認証情報を選択します。[Delete (削除)] をクリックします。

    5. [Apply (適用)] をクリックします。

    ナンバープレート番号を認証情報として使用する

    この例では、ドアコントローラーと共に、AXIS License Plate Verifierをインストールしたカメラを利用することで、車両のナンバープレート番号を認証情報として使用してアクセスを許可する方法を示します。

    1. ドアコントローラーとカメラをAXIS Camera Station Proに追加します。装置の追加を参照してください。

    2. [Synchronize with server computer time (サーバーコンピューターの時刻と同期)] を使用して、新しい装置の日付と時刻を設定します。日付と時刻を設定を参照してください。

    3. 新しい装置のファームウェアを利用可能な最新バージョンにアップグレードします。ファームウェアのアップグレードを参照してください。

    4. ドアコントローラーに接続された新しいドアを追加します。ドアの追加を参照してください。

      1. [Side A (側面A)] にリーダーを追加します。リーダーの追加を参照してください。

      2. [Door settings (ドア設定)] で、[Reader type (リーダータイプ)] として [AXIS License Plate Verifier] を選択し、リーダーの名前を入力します。

      3. 必要に応じて、[Side B (側面B)] にリーダーまたはREX装置を追加します。

      4. [Ok] をクリックします。

    5. AXIS License Plate Verifierをカメラにインストールしてアクティブ化します。AXIS License Plate Verifierユーザーマニュアルを参照してください。

    6. AXIS License Plate Verifierを起動します。

    7. AXIS License Plate Verifierを設定します。

      1. [Configuration > Access control > Encrypted communication (設定 > アクセスコントロール > 暗号化通信)] に移動します。

      2. [External Peripheral Authentication Key (外部周辺機器認証)] キーで [Show authentication key (認証キーの表示)]、[Copy key (キーのコピー)] の順にクリックします。

      3. カメラのwebインターフェースからAXIS License Plate Verifierを開きます。

      4. 設定は行わないでください。

      5. [Settings (設定)] に移動します。

      6. [Access control (アクセスコントロール)] で、[Type (タイプ)] に [Secure Entry] を選択します。

      7. [IP address (IPアドレス)] に、ドアコントローラーのIPアドレスを入力します。

      8. [Authentication key (認証キー)] に、先ほどコピーした認証キーを貼り付けます。

      9. [Connect (接続)] をクリックします。

      10. [Door controller name (ドアコントローラー名)] で、使用するドアコントローラーを選択します。

      11. [Reader name (リーダー名)] で、先ほど追加したリーダーを選択します。

      12. 統合をオンにします。

    8. アクセス権を付与するカード所持者を追加します。カード所持者の追加を参照してください。

    9. 新しいカード所持者にナンバープレートの認証情報を追加します。認証情報の追加を参照してください。

    10. アクセスルールを追加します。アクセスルールの追加を参照してください。

      1. スケジュールを追加します。

      2. ナンバープレートへのアクセス権を付与するカード所持者を追加します。

      3. AXIS License Plate Verifierリーダーのあるドアを追加します。

    グループの追加

    グループを使用すると、カード所持者とそのアクセスルールをまとめて効率的に管理することができます。

    1. [Access Management (アクセス管理)] タブで、 をクリックします。

    2. [Groups (グループ)]をクリックします。

    3. グループ名を入力します。

    4. [Global group (グローバルグループ)] を選択すると、サブサーバーでカード所持者を表示および監視できるようになります。 このオプションは、メインサーバーで作成されたカード所持者にのみ使用できます。マルチサーバーBETAを参照してください。

    5. グループにカード所持者を追加する手順は、以下のとおりです。

      1. [Cardholders (カード所持者)]をクリックします。

      2. カード所持者を選択して [Add (追加)] をクリックします。

      3. 複数のカード所持者を追加するには、同じ手順を繰り返します。

      4. をクリックして終了します。

    6. [[Add (追加)]] をクリックします。

    グループを編集する手順は、以下のとおりです。

    1. [Access Management (アクセス管理)] タブで、 をクリックします。

    2. [Groups (グループ)] でグループを選択し、 をクリックします。

    3. 設定を変更して [Apply (適用)] をクリックします。

    グループを削除する手順は、以下のとおりです。

    1. [Access Management (アクセス管理)] タブで、 をクリックします。

    2. [Groups (グループ)] でグループを選択し、 をクリックします。

    3. [Delete (削除)] をクリックし、[OK] をクリックします。

    アクセスルールの追加

    アクセスルールによって、アクセス権を付与されるための条件が定義されます。 [Access rules (アクセスルール)] ですべてのアクセスルールを閲覧できます。 アクセスルールのカード所持者、グループ、ドア、ゾーンの数が表示されます。

    アクセスルールの構成要素は以下のとおりです。

    • カード所持者とカード所持者グループ: アクセス権が付与される人です。

    • スケジュール: アクセス権が付与される期間です。

    • ドアとゾーン: アクセス権が適用される場所です。

    アクセスルールを追加するには:

    1. [Access Management (アクセス管理)] タブで、 をクリックします。

    2. [Access rules (アクセスルール)] で をクリックします。

    3. アクセスルール名を入力します。

    4. スケジュールを設定する:

      1. [Schedules (スケジュール)] で をクリックします。

      2. スケジュールを選択して [Add (追加)] をクリックします。

      3. 複数のスケジュールを追加するには、同じ手順を繰り返します。

      4. スケジュールを削除するには、削除するスケジュールを選択して をクリックします。

      5. をクリックして終了します。

    5. カード所持者とグループを設定する:

      1. [Cardholders (カード所持者)][Groups (グループ)] をクリックします。

      2. カード所持者かグループを選択して [Add (追加)] をクリックします。

      3. 複数のカード所持者とグループを追加するには、同じ手順を繰り返します。

      4. リストでカード所持者かグループをクリックすると、詳細が表示されます。

      5. カード所持者かグループを削除するには、削除するものを選択して をクリックします。

      6. をクリックして終了します。

    6. ドアとゾーンを設定する:

      1. [Doors (ドア)][Zones (ゾーン)] をクリックします。

      2. ドアまたはゾーンを選択して [Add (追加)] をクリックします。

      3. 複数のドアとゾーンを追加するには、同じ手順を繰り返します。

      4. ドアまたはゾーンを削除するには、削除するものを選択して をクリックします。

      5. をクリックして終了します。

    7. [[Add (追加)]] をクリックします。

    アクセスルールを編集するには:

    1. [Access Management (アクセス管理)] タブで、 をクリックします。

    2. [Access rules (アクセスルール)] でアクセスルールを選択し、 をクリックします。

    3. 設定を変更して [Apply (適用)] をクリックします。

    アクセスルールを削除するには:

    1. [Access Management (アクセス管理)] タブで、 をクリックします。

    2. [Access rules (アクセスルール)] でアクセスルールを選択し、 と [Delete (削除)] をクリックします。

    3. [OK] をクリックします。

    アクセスルールの追加と設定

    ドア

    [Access Management (アクセス管理)] タブで、 をクリックすると、システムに追加されているドアが一覧表示され、ドアステータス、ロックステータス、ドアが属するゾーンなどを確認できます。手動でアクションを実行したり、ドアのロックを解除するスケジュールを設定したりできます。

    アクション

    ドアへのアクセス権を付与します。 このアクションは、ドアモニターが接続されている場合にのみ使用できます。

    ドアのロックを解除します。

    ドアをロックします。

    ドアを閉鎖状態にしたり、ドアの閉鎖状態を終了したりします。

    ドアを編集するには:

    1. リストでドアをクリックし、 をクリックします。

    2. ロック解除スケジュールを追加するには:

      1. [Unlock schedules (ロック解除スケジュール)] で をクリックします。

      2. スケジュールを選択して [Add (追加)] をクリックします。

      3. 複数のロック解除スケジュールを追加するには、同じ手順を繰り返します。 をクリックして終了します。

      4. ロック解除スケジュールを削除するには、削除するスケジュールを選択して をクリックします。

    3. [First person in (最初の人)] をオンにすると、ロック解除スケジュール内であっても、ドアへのアクセス権を付与された誰かがドアにアクセスするまで、ドアのロックは解除されなくなります。

    4. [Apply (適用)] をクリックします。

    [First person in (最初の人)] ルールをオンにする

    ドアに対してアクションを実行する手順は、以下のとおりです。

    1. リストからドアを選択して をクリックします。

    2. 選択したドアに対して実行するアクションを選択します。

    ドアの状態の設定

    ゾーン

    [Access Management (アクセス管理)] タブで をクリックすると、システム内のゾーンのリストとゾーンのステータスが表示されます。 手動でアクションを実行したり、ゾーンのロックを解除するスケジュールを設定したりできます。

    アクション

    ドアのロックを解除します。

    ドアをロックします。

    ドアを閉鎖状態にしたり、ドアの閉鎖状態を終了したりします。

    ゾーンを編集するには:

    1. リストでゾーンをクリックし、 をクリックします。

    2. ロック解除スケジュールを追加する手順は、以下のとおりです。

      1. [Unlock schedules (ロック解除スケジュール)] をクリックします。

      2. スケジュールを選択して [Add (追加)] をクリックします。

      3. 複数のスケジュールを追加するには、同じ手順を繰り返します。

      4. をクリックして終了します。

      5. [Perimeter doors (敷地周辺ドア)] または [Internal doors (内部ドア)] を選択して、ロック解除スケジュールを適用するドアを設定します。

    3. [Apply (適用)] をクリックします。

    ゾーンに対するアクションを実行するには:

    1. リストからゾーンを選択して をクリックします。

    2. アクションを選択します。

    3. 選択するとアクションがすべての敷地周辺ドアまたは内部ドアに適用されます。

    レポートのエクスポート

    システムに関する各種情報が記載されたレポートをエクスポートできます。 レポートはカンマ区切り値 (CSV) ファイルとしてエクスポートされ、デフォルトのダウンロードフォルダーに保存されます。

    1. [Access Management (アクセス管理)] タブで、 をクリックします。

    2. オプションをクリックし、レポートを保存する場所を選択して、[Save (保存)] をクリックします。

    カード所持者の詳細レポート

    カード所持者、認証情報、カードの有効性、前回の利用状況についての情報が記載されています。

    カード所持者のアクセスレポート

    カード所持者の情報と、カード所持者に関連するカード所持者グループ、アクセスルール、ドア、ゾーンについての情報が記載されています。

    カード所持者グループのアクセスレポート

    カード所持者グループ名と、カード所持者グループに関連するカード所持者、アクセスルール、ドア、ゾーンについての情報が記載されています。

    アクセスルールレポート

    アクセスルール名と、アクセスルールに関連するカード所持者、カード所持者グループ、ドア、ゾーンについての情報が記載されています。

    ドアのアクセスレポート

    ドアの名前と、ドアに関連するカード所持者、カード所持者グループ、アクセスルール、ゾーンについての情報が記載されています。

    ゾーンのアクセスレポート

    ゾーンの名前と、ゾーンに関連するカード所持者、カード所持者グループ、アクセスルール、ドアについての情報が記載されています。

    アクセス管理の設定

    アクセス管理ダッシュボードで使用するカード所持者フィールドをカスタマイズする手順は、以下のとおりです。

    1. [Access Management (アクセス管理)] タブで、 をクリックします。

    2. [Add custom field (カスタムフィールドの追加)] をクリックし、名前を入力します。カスタムフィールドは最大6つまで追加できます。

    3. [Apply (適用)] をクリックします。

    設備コードを使用してアクセスコントロールシステムを検証するには:

    1. [Access Management (アクセス管理)] タブで、 をクリックします。

    2. [Facility code (設備コード)] をオンにします。

    3. [Apply (適用)] をクリックします。

    4. 識別プロファイルを設定するときは、[Include facility code for card validation (カード検証用の設備コードを含める)] も選択する必要があります。識別プロファイルを参照してください。

    電子メールテンプレートを編集するには:

    1. [Access Management (アクセス管理)] タブで、 をクリックします。

    2. [Email template電子(メールテンプレート) ]で、件名と本文のテキストを変更します。

    3. [Include visiting time in the email (電子メールに訪問時間を含める)] がデフォルトで設定されます。

    4. [Apply (適用)] をクリックします。

    インポートとエクスポート

    インポート

    このオプションでは、CSVファイルからカード所持者、カード所持者グループ、認証情報、カード所持者の写真がインポートされます。 カード所持者の写真をインポートするには、サーバーが写真にアクセスできることを確認してください。

    カード所持者をインポートすると、アクセス管理システムは、すべてのハードウェア設定を含むシステム設定を自動的に保存し、以前に保存したものは削除します。

    また、Active Directoryデータベース内のユーザーをカード所持者としてマッピングすることもできます。Active Directory設定BETAを参照してください。

    インポートオプション

    新規

    このオプションを選択すると、既存のカード所持者が削除されてから、新しいカード所持者が追加されます。

    更新

    このオプションを選択すると、既存のカード所持者が更新されてから、新しいカード所持者が追加されます。

    Add (追加)

    このオプションを選択すると、既存のカード所持者が保持されたうえで、新しいカード所持者が追加されます。 カード番号とカード所持者IDは一意であり、一度しか使用できません。

    1. [Access Management (アクセス管理)] タブで、 をクリックします。

    2. [Select action (アクションを選択)] ドロップダウンメニューで、[Import (インポート)] を選択します。

    3. [New (新規)]、[Update (更新)]、または [Add (追加)] を選択します。

    4. インポート設定を行います。

    5. [Browse (参照)] をクリックし、CSVファイルを参照します。 [Load (読み込み)] をクリックします。

    6. [Column mapping (列のマッピング)] で、[First row is header (最初の行はヘッダー)] が選択されていない場合は、 をクリックし、各列にヘッダーを割り当てます。

    7. CSVファイルにカスタムフィールドがある場合、カスタムフィールドの見出しは 未定義として表示 されます。 [heading(見出し)} をクリックして割り当てます。

    8. [Import (インポート)] をクリックします。

    インポート設定

    最初の行はヘッダー

    CSVファイルに列ヘッダーが含まれている場合に選択します。

    列区切り記号

    CSVファイルの列区切り形式を入力します。

    一意の識別子

    システムでは、デフォルトでCardholder ID (カード所持者ID) を使用してカード所持者が識別されます。 姓と名、またはメールアドレスを使用することもできます。 一意の識別子により、重複するカード所持者レコードのインポートが防止されます。

    カード番号の形式

    デフォルトでは [Allow both hexadecimal and number (16進数と数字の両方を有効にする)] が選択されています。

    エクスポート

    このオプションを実行すると、システム内のカード所持者データがCSVファイルにエクスポートされます。

    1. [Access Management (アクセス管理)] タブで、 をクリックします。

    2. [Action (アクション)] のドロップダウンメニューから [Export (エクスポート)] を選択します。

    3. [Export (エクスポート)] をクリックします。

    AXIS Camera Station Proは、設定が変更されるたびに、C:\ProgramData\Axis Communications\AXIS Camera Station\Components\AXIS Secure Entry\Cardholder photosにあるカード所持者の写真を更新します。

    リセット

    カード所持者をインポートすると、設定が自動的に保存されます。 [Reset (リセット)] オプションを選択すると、カード所持者データとすべてのハードウェア設定が、最後にカード所持者をインポートした前の状態にリセットされます。

    1. [Access Management (アクセス管理)] タブで、 をクリックします。

    2. [Action (アクション)] ドロップダウンリストから [Reset (リセット)] を選択します。

    3. [Reset (リセット)] をクリックします。

    System Health MonitoringBETA

    [System Health Monitoring (システムの健全性監視)] タブで、同じネットワーク上の1つまたは複数のAXIS Camera Station Proシステムからのヘルスデータを監視できます。

    別のネットワーク上のシステムを管理している場合、My Systemsのサーバー監視は、クラウド経由で同じ機能を提供します。

    アクセスできる装置とシステムの概要を表示します。インベントリを参照してください。

    監視対象システムからの各カメラのストレージの概要と録画の詳細を表示します。ストレージを参照してください。

    監視対象システムからのSystem Health Monitoringログを表示します。通知を参照してください。

    [Limitations (制限事項)]

    • AXIS S3008 Recorderでは、録画用のストレージ容量を監視することはできません。

    • 通知設定はローカルのSystem Health Monitoringサーバーにのみ影響します。

    • 連続録画または動きをトリガーとした録画を除く録画には、録画タイプとして [None (なし)] のフラグが付けられます。

    ワークフロー

    1. System Health MonitoringBETAの設定

      1. 通知を設定する。通知を参照してください。

      2. マルチシステムを設定します。マルチシステムを参照してください。

    2. AXIS Camera Station Proシステムからのヘルスデータを監視します。

      1. インベントリ

      2. ストレージ

      3. 通知

    インベントリ

    インベントリページには、アクセスできる装置とシステムの概要が表示されます。

    1. [System Health Monitoring (システムの健全性監視)BETA] タブで、 をクリックします。

    2. システムの概要を表示するには、[AXIS Camera Station] をクリックします。

      右側のパネルに、システムとサーバーの詳細を含む情報が表示されます。

    3. システム内の装置の概要を表示するには、リスト内の装置をクリックします。

      右側のパネルに、装置の詳細とストレージの情報 (ビデオソースが含まれている場合) が表示されます。

    4. システムレポートをダウンロードするには、[Create report (レポートの作成)] ドロップダウンメニューから [AXIS Camera Station system report (AXIS Camera Stationシステムレポート)] を選択します。システムレポートを参照してください。

    5. システムの健全性監視レポートをダウンロードするには:

      1. [Create report (レポートの作成)] ドロップダウンメニューから、[System Health Monitoring report (システムの健全性監視レポート)] を選択します。

      2. レポートにデータベースを含めるには、[Include all databases (すべてのデータベースを含める)] を選択し、[Download (ダウンロード)] をクリックします。

      3. レポートが生成されたら、クリックして保存します。

    ストレージ

    ストレージページには、監視対象システムからの各カメラのストレージの概要と録画の詳細が表示されます。 [column heading (列見出し)] をクリックすると、列の値を基準にしてデータが並べ替えられます。

    1. [System Health Monitoring (システムの健全性監視)BETA] タブで、 をクリックします。

    2. マルチシステムヘルスデータを監視するときは、ドロップダウンメニューからシステムを選択します。

    概要
    ステータスストレージのステータス。ストレージの設定を参照してください。
    位置ストレージのパスと名前。
    合計ストレージ容量の合計です。 これは、保存先のWindowsプロパティで表示される [合計サイズ] と同じです。
    割り当て済み録画に割り当てられた最大ストレージ容量。
    使用中現在録画データが使用しているストレージ容量。
    最終更新日情報が最後に更新された時刻。
    カメラ
    ステータス(空白): 標準状態。
    警告アイコン: 保存期間を満たしていません。
    情報アイコン: カメラの録画が短すぎるため、保存期間が満たされていません
    名前カメラ名。
    録画タイプカメラに適用される録画タイプ。
    保存期間の設定[Configuration > Storage > Selection (設定 > ストレージ > 選択)] でカメラに設定された保存期間。
    現在の保存期間カメラからストレージに録画が保存されている日数。
    最も古い録画カメラからストレージに保存されている最も古い録画の時刻。
    最新の録画カメラからストレージに保存されている最も新しい録画の時刻。
    場所カメラが使用するストレージの場所。
    使用済みストレージこのカメラが録画に使用するストレージの量。
    最終更新日情報が最後に更新された時刻。

    通知

    通知ページには、監視対象システムからのSystem Health Monitoringログが表示されます。 [column heading (列見出し)] をクリックすると、列の値を基準にしてデータが並べ替えられます。

    [System Health Monitoring (システムの健全性監視)BETA] タブで、 をクリックします。

    歴史
    通知を送信しました通知が送信された時刻。
    アイテムdevice downによってトリガーされた通知の装置名、またはsystem downによってトリガーされた通知のsystemが表示されます。
    システムイベントが発生するシステムの名前。
    ルール通知をトリガーしたルール。System downまたはDevice down
    検出問題が検出された時刻。
    解決問題が解決された時刻。

    ホットキー

    [ホットキー] タブには、使用可能なホットキーが表示されます。 ホットキーのタイプは、ACSの制御に何を使用するかによって異なります。

    • キーボードのキーの組み合わせ

    • キーパッドのキーの組み合わせ

    • ジョイスティックボタン

    • ジョグダイアルボタン

    接続済みのサーバーからカメラまたはビューが切断されると、関連付けられているホットキーも削除されます。

    システムではホットキーは次のカテゴリに分類されます。

    • カメラ

    • 装置管理

    • カメラに移動する

    • ビューに移動する

    • ナビゲーション

    • PTZプリセット

    • 録画

    • シーケンス

    • 分割ビュー

    • タブ

    [Navigate to cameras (カメラに移動)] および [Navigate to views (ビューに移動)] カテゴリのアクションに手動で割り当てる必要があります。

    • ホットキーを追加または編集するときに、そのホットキーが別のアクションですでに使用されている場合、警告アイコンが表示されます。 マウスを警告アイコンに合わせると、競合するアクションが表示されます。 全画面モードを終了するには、 ESC を押すと操作がキャンセルされます。 全画面モードを終了するには、 入力 を押すと、そのホットキーが使用されるようになり、競合するホットキーが自動的に削除されます。
    • 複数のサーバーに接続している場合、[カメラに移動] カテゴリと [ビューに移動] カテゴリには、接続済みのサーバー上のカメラとビューも一覧表示されます。

    ホットキーの割り当て

    アクションのキーボード値がない場合は、その空の値をクリックすると、ホットキーをこのアクションで追加できます。

    • キーボードのホットキーを追加するには、Ctrl キーと他の1つ以上のキーまたはファンクションキー (F2~F12) を押します。

    • キーパッドのホットキーを追加する場合は、数値キーの組み合わせを押すか、F1~F5のいずれかのファンクションキーを押します。

    • ジョイスティックまたはジョグダイアルでホットキーを追加する場合は、アクションに割り当てるジョイスティックまたはジョグダイアルボタンを押します。

    ホットキーの編集

    アクションのキーボード値をクリックし、値を編集します。

    ホットキーの削除

    アクションのキーボード値をクリックし、値を削除します。

    クリックして、ホットキー表を印刷します。

    クリックすると、すべてのホットキーが元の設定にリセットされます。

    Video Surveillance Control Boardのキー

    ホットキーマッピング - ジョイスティックデフォルトのアクションAXIS TU9002AXIS T8311
    ボタン1プリセット1に移動J1J1
    ボタン2プリセット2に移動J2J2
    ボタン3プリセット3に移動J3J3
    ボタン4プリセット4に移動J4J4
    ボタン5左マウスボタンをシミュレートするJ5L
    ボタン6左右ボタンをシミュレートJ6R
    ボタン7分割ビュー内の前のセルを選択左上-
    ボタン8分割ビュー内の次のセルを選択右上-
    ボタン9前の録画に戻る-
    ボタン10再生/一時停止-
    ボタン11前の録画に戻る-
    ボタン12ブックマークを追加する-
    ボタン13ズームリング機能をデジタルズームと再生速度コントロールとで切り替えるM1-
    ボタン14ライブ/録画の切り替えM2-
    ボタン15前のフレームに戻る左上の切り替え-
    ボタン16次のフレームに進める右上の切り替え-
    ホットキーマッピング - キーパッドデフォルトのアクションAXIS TU9003AXIS T8312
    Aビューを開く
    B次のカメラ/ビューに移動する
    C--
    D--
    E--
    プラス (+)より遠くにフォーカスする+-
    マイナス (-)より近くにフォーカスする--
    F2ホットキーを開くF2F2
    F4ログを開くF4F4
    F5設定を開くF5F5
    F10オートフォーカスF10-
    ホットキーマッピング - ジョグデフォルトのアクションAXIS T8313
    ジョグ1エクスポートマーカーを表示または非表示にするL
    ジョグ2ブックマークを追加する
    ジョグ3前の録画に戻る
    ジョグ4 再生/一時停止
    ジョグ5次の録画に進む
    ジョグ6ライブ/録画の切り替えR

    AXIS T8311 Video Surveillance Joystickは、ジョイスティックボタン7~10をサポートしていません。

    ログ

    [Logs (ログ)] タブには、デフォルトで、ライブアラーム、イベント、監査ログなどのライブログが表示されます。 以前のログも検索できます。 ログを保存する日数は、[Configuration > Server > settings (設定 > サーバー > 設定)] で設定できます。

    Time (時間)操作の日付と時刻。
    タイプ操作のタイプで、 アラーム、イベント、または監査です。
    カテゴリー操作のカテゴリー。
    メッセージ操作の簡単な説明。
    ユーザーアクションを実行するAXIS Camera Station Proユーザー。
    コンピューターAXIS Camera Station Proがインストールされているコンピューター (Windowsドメイン名)。
    WindowsユーザーAXIS Camera Station Proを管理するWindowsユーザー。
    サーバー複数のサーバーに接続する場合にのみ表示されます。
    操作を実行するサーバーです。
    コンポーネントログが生成されるコンポーネントです。

    ログを検索

    1. [Log (ログ)] タブの [Log search (ログ検索)] で [Search (検索)] をクリックします。

    2. フィルターボックスにキーワードを入力します。AXIS Camera Station ProTime (時間) を除くログリストを検索し、すべてのキーワードを含む検索結果を表示します。 サポート対象の検索演算子については、検索の最適化を参照してください。

    3. [Filter (フィルター)] で、[Alarms (アラーム)]、[Audits (監査)] 、または [Events (イベント)] を選択します。

    4. カレンダーから日付または日付の範囲を選択します。

    5. ドロップダウンメニューから [Start time (開始時刻)]、[End time (終了時刻)] を選択します。

    6. [Search (検索)] をクリックします。

    アラームログ

    アラームログでは、システムアラームと、ルールや動体検知によって生成されたアラームがリストに表示されます。 リストには、アラームの日付と時刻、アラームのカテゴリ、アラームのメッセージも示されます。アラームを参照してください。

    アラームを選択し、 をクリックすると、[Recordings (録画)] タブが開き、アラームに録画が含まれている場合は再生が開始されます。

    アラームを選択し、 をクリックすると、アラームにアラーム手順が含まれている場合にアラーム手順が開きます。

    アラームを選択し、 をクリックすると、他のクライアントにアラームが対応されたことが通知されます。

    アラームを選択し、 をクリックすると、ログがテキストファイルにエクスポートされます。

    イベントログ

    イベントログでは、録画、トリガー、アラーム、エラー、システムメッセージなど、カメラとサーバーのイベントがリストに表示されます。 リストには、イベントの日付と時刻、イベントのカテゴリ、イベントのメッセージも示されます。 イベントを選択してツールバーの をクリックすると、イベントがテキストファイルとしてエクスポートされます。

    監査ログ

    監査ログでは、手動録画、ビデオストリームの開始と停止、アクションルール、作成済みのドア、作成済みのカード所持者など、すべてのユーザー操作を閲覧できます。 監査を選択してツールバーの をクリックすると、監査がテキストファイルとしてエクスポートされます。

    アラーム

    [Alarms (アラーム)] タブはAXIS Camera Station Proクライアントの下部にあり、トリガーされたイベントとシステムアラームが表示されます。 アラームの作成方法については、「アクションルール」を参照してください。 「データベースのメンテナンスが必要です。」というアラームの詳細については、「データベースのメンテナンス」を参照してください。

    Time (時間)

    アラームが発生した時刻。

    カテゴリー

    トリガーされたアラームのカテゴリー。

    説明

    アラームの簡単な説明。

    Server (サーバー)

    アラームを送信するAXIS Camera Station Proサーバー。複数のサーバーに接続している場合に使用できます。

    コンポーネント

    アラームをトリガーするコンポーネントです。

    アラーム手順を表示します。アラームにアラーム手順が含まれている場合にのみ使用できます。

    録画に移動します。アラームに録画が含まれている場合にのみ使用できます。

    選択したアラームを確認する

    アラームを削除します。 アラームを削除する前に確認しない場合、アラームは一時的に削除されるだけです。

    特定のアラームに対処するには:

    1. AXIS Camera Station Proクライアントの下部にある [Alarms and Tasks (アラームとタスク)] をクリックし、[Alarms (アラーム)] タブを開きます。

    2. 録画のあるアラームの場合は、アラームを選択し、 をクリックして、[Recording alerts (録画アラート)] タブで録画に移動します。

    3. 録画のないアラームの場合は、ライブビューのタブを開き、アラームをダブルクリックして、[Recording alerts (録画アラート)] タブでアラーム時刻に対応する録画を表示します。

    4. アラーム手順のあるアラームの場合は、アラームを選択し、 をクリックすると、アラーム手順が開きます。

    5. アラームが対応されたことを他のクライアントに通知するには、アラームを選択し、 をクリックします。

    6. リストからアラームを削除するには、アラームを選択し、 をクリックします。

    タスク

    [Tasks (タスク)] タブはAXIS Camera Station Proクライアントの下部にあります。

    以下のタスクは個人用であり、管理者と、タスクを開始したユーザーにのみ表示されます。

    • システムレポート

    • 事故レポートの作成

    • 録画のエクスポート

    管理者は、個人用タスクを含めて、ユーザーによって開始されたすべてのタスクを閲覧および操作できます。

    オペレーターまたは閲覧者は、以下の操作を行うことができます。

    • 自分が開始したすべてのタスクと、他のユーザーによって開始された個人用以外のタスクを閲覧する。

    • 自分が開始したタスクをキャンセルまたは再試行する。 再試行できるのは、事故レポートタスクと録画のエクスポートタスクのみです。

    • リスト内のすべてのタスクの結果を閲覧する。

    • 完了したタスクをリストから削除する。 これはローカルクライアントにのみ影響します。

    名前タスクの名前。
    開始タスクの開始時刻。
    メッセージタスクに関するステータスまたは情報を表示します。
    考えられるステータス:
    • Canceling (キャンセル中): タスクをキャンセルする前のクリーンアップ処理中。

    • Canceled (キャンセル済み): クリーンアップ処理が完了し、タスクがキャンセルされました。

    • Error (エラー): タスクは完了しましたがエラーが含まれています。たとえば、いくつかのカメラでタスクが完了していません。

    • Finished (完了): タスクは完了しました。

    • Finished during lost connection (接続の切断中に完了): サーバー接続のダウン中にタスクが完了した場合に表示されます。 タスクのステータスを確認できません。

    • Lost connection (接続の切断): タスクの実行中にクライアントとサーバーの接続が切断された場合に表示されます。 タスクのステータスを確認できません。

    • Running (実行中): タスクを実行しています。

    • Pending (保留中): サーバーの他のタスクが完了するのを待っています。

    Owner (所有者)タスクを開始したユーザー。
    進行状況タスクの進行状況を表示します。
    Server (サーバー)複数のサーバーに接続している場合に使用できます。 タスクを実行するAXIS Camera Station Proサーバーを表示します。

    1つ以上のタスクに対処するには:

    1. AXIS Camera Station Proクライアントの下部にある [Alarms and Tasks (アラームとタスク)] をクリックし、[Tasks (タスク)] タブをクリックします。

    2. タスクを選択し、いずれかのアクションをクリックします。

    クリックして、[Task result (タスクの結果)] ダイアログを表示します。

    クリックして、タスクをキャンセルします。

    クリックして、リストからタスクを削除します。

    録画のエクスポートまたはインシデントレポートの作成時にタスクが失敗した場合にクリックして、失敗したタスクを再試行します。

    タスクの結果

    タスクが複数の装置で実行された場合、ダイアログは個々の装置について、結果を表示します。 エラーの発生した操作は、手動で確認し、設定する必要があります。

    ほとんどのタスクについて詳細情報が一覧表示されます。 録画のエクスポートやシステムレポートなどのタスクについては、タスクをダブルクリックして、ファイルが保存されているフォルダーを開きます。

    MACアドレス更新された装置のMACアドレス。
    Address (アドレス)更新された装置のIPアドレス。
    メッセージタスクの実行状況に関する情報:
    • Finished (完了): 正常に終了したタスク。

    • Error (エラー): 完了に失敗した装置のタスク。

    • Canceled (キャンセル済み): 完了前にキャンセルされたタスク。

    説明タスクに関する情報。

    実行したタスクのタイプに応じて、次の詳細情報が一覧表示されます。

    新しいアドレス装置に新たに割り当てられたIPアドレス。
    アクションルール装置のファームウェアバージョンと製品名。
    詳細元の装置のシリアル番号とIPアドレス、および新しい装置のシリアル番号とIPアドレス。
    Reference ID (参照ID)事故レポートの参照ID。

    レポートの作成

    クライアント用設定シート

    [> Help > Client configuration sheet (> ヘルプ > クライアント設定シート)] に移動して、クライアントシステムの設定の概要を含むレポートをHTML形式で作成します。 サポートに連絡する際、このシートがトラブルシューティングに役立ちます。

    サーバー用設定シート

    > Help > Server configuration sheet (ヘルプ > サーバー設定シート)] に移動し、サーバーシステムの設定の概要を含むレポートをHTML形式で作成するサーバーを選択します。 このレポートには、一般的な設定情報のほか、アクションルール、スケジュール、録画ストレージ、補助装置、ライセンスを含むカメラの設定に関する情報が含まれます。 サポートに連絡する際、このシートがトラブルシューティングに役立ちます。

    システムレポート

    システムレポートは、ご使用のシステムをAxisのカスタマーサポートが分析するとき役立つ、各種パラメーターやログファイルの入った.zipファイルです。

    カスタマーサポートにお問い合わせの際は、必ずシステムレポートを作成しておいてください。

    1. システムレポートを生成するには、 [> Help > System report (> ヘルプ > システムレポート)] を選択します。

    2. 自動生成されたファイル名を変更する場合は、ファイル名を編集します。

    3. [Browse (参照)] をクリックしてシステムレポートの保存先を選択します。

    4. [Automatically open folder when report is ready (レポートが生成されたら保存先のフォルダーを自動的に開く)] を選択すると、システムレポートが作成された時点でレポートの保存先フォルダーが自動的に開きます。

    5. システムレポートにデータベースを含めるには、[Include all databases (すべてのデータベースを含める)] を選択します。 ビデオ管理システムのデータベースには、システムが正常に動作するために必要な録画やデータに関する情報が格納されています。

    6. システムレポートにスクリーンショットを含めるには、[Include screenshots of all monitors (すべてのモニターのスクリーンショットを含める)] を選択します。 すべてのモニターのスクリーンショットにより、システムレポートの分析を簡単に行うことができます。

    7. [OK] をクリックします。

    システムレポートの生成

    AXIS Installation Verifier

    AXIS Installation Verifierは、システム内のすべての装置が完全に機能することを検証するインストール後のパフォーマンステストを開始します。 テストの実行は約20分かかります。

    テスト

    Normal conditions (通常の状態)

    AXIS Camera Station Proでの現在のシステム設定を使用したデータストリーミングとデータストレージのテストです。 出力: 合格もしくは不合格

    低光量の状態

    ゲイン設定などの、標準の低光量の状態のために最適化された設定を使用したデータストリーミングとデータストレージのテストです。 出力: 合格もしくは不合格

    負荷テスト

    システムが最大制限に達するまで、データストリーミングとデータストレージを段階的に増加するテストです。 出力: 最大システムパフォーマンスに関する情報。

    • AXIS Camera Application Platform 2 (ACAP 2) 以降をサポートする装置のみテストできます。
    • テスト中、AXIS Camera Station Proはメンテナンスモードになり、すべての監視活動は一時的に使用できなくなります。

    テストを開始するには:

    1. [> Help > Installation Verifier (> ヘルプ > Installation Verifier)] を選択します。

    2. [Start (開始)] をクリックします。

    3. テスト終了後、[View report (レポートの表示)] をクリックするとレポートを表示でき、[Save report (レポートの保存)] をクリックすると保存できます。

    フィードバック

    クライアントを設定するときに、匿名のクライアント使用状況データを自動的に共有することを選択し、AXIS Camera Station Proとユーザーエクスペリエンスの向上に役立つフィードバックを手動で送信できます。クライアントの設定を参照してください。

    フィードバックフォームをサポートリクエストの送信に使用しないでください。

    1. を選択し、[Help > Feedback (ヘルプ > フィードバック)] に移動します。

    2. リアクションを選択し、フィードバックを入力します。

    3. [Send (送信)] をクリックします。

    資産の一覧

    ビデオ管理システムの資産の一覧をエクスポートできます。 資産の一覧には、次の名前、タイプ、モデル、ステータス、およびシリアル番号が含まれます。

    • 接続されているすべてのサーバー

    • 接続されているすべての装置

    • 複数のターミナルへの接続時に資産の一覧をエクスポートするクライアントターミナル

    資産の一覧をエクスポートするには:

    1. [ > Other > Asset list ( > その他 > 資産の一覧)] を選択します。

    2. [Export (エクスポート)] をクリックします。

    3. ファイルの場所を選択し、[Save (保存)] をクリックします。

    4. [Latest export (最新のエクスポート)] で、ファイルへのリンクが表示または更新されます。

    5. リンクをクリックして、ファイルの場所に移動します。

    装着式の設定

    装着式システムと接続するには、接続ファイルを作成する必要があります。Axis装着式システムの設定を参照してください。

    接続ファイルを作成する前に、サーバーのIPアドレスが変更された場合、またはAXIS Camera Stationが5.33より前のバージョンからアップグレードされた場合は、サーバー証明書を更新してください。 証明書の更新方法については、証明書を参照してください。

    接続ファイルを作成するには:

    1. [> Other > Body worn settings (> その他 > 装着式の設定)] に移動します。

    2. 装着式システムに表示されているデフォルトのサイト名を変更するには、新しい名前を入力します。

    3. [Export (エクスポート)] をクリックします。

    4. [Latest export (最新のエクスポート)] で、ファイルへのリンクが表示または更新されます。

    5. リンクをクリックして、ファイルの場所に移動します。

    Axis装着式システムの設定
    AXIS Body Worn Cameraの録画の再生とエクスポート

    Axisサービスのステータス

    1. [ > Help > Status of Axis services ( > ヘルプ > Axisサービスのステータス)]] に移動します。

    2. AxisサービスのステータスページがWebブラウザーで開き、Axisオンラインサービスのステータスを閲覧できます。

    AXIS Camera Station Pro Service Control

    サーバーは、AXIS Camera Station Pro Service Controlを使用して開始と停止、設定の変更を行います。 これは、設置が完了した後で自動的に起動します。 サーバーコンピューターが再起動した場合、Service Controlは約2分以内に自動的に再起動します。 Windowsの通知エリアにあるアイコンがサービスのステータスを示します。

    アイコンを右クリックし、[Open AXIS Camera Station Service Control (AXIS Camera Station Service Controlを開く)]、[Start Service (サービスの開始)]、[Stop Service (サービスの停止)]、[Restart Service (サービスの再起動)]、または [Exit (終了)] を選択します。

    [スタート] メニューからService Controlを開くには:

    [Start (スタート)] メニューに移動し、[All Programs > Tools > Service Control (すべてのプログラム > ツール > Service Control)] を選択します。

    動作中

    起動中

    停止

    Modify Settings (設定の変更)

    サーバー設定を変更できるようにする場合に選択します。

    Restore Default Settings (デフォルト設定に戻す)

    クリックすると、すべての設定が元のデフォルト設定に戻ります。

    開始

    クリックして、サーバーのステータスを変更します。

    停止

    再起動

    クリックして、サーバーを再起動します。

    全般

    AXIS Camera Station Pro Service Controlで、[Modify settings (設定を変更)] を選択し、[General (全般)] タブをクリックして、全般サーバー設定を変更します。

    サーバー証明書ID

    サーバー証明書ID。クライアントが正しいサーバーに接続していることを手動で確認するために使用します。

    サーバーの設定

    サーバー名

    サーバーの名前。 サーバー名はソフトウェアクライアントに表示されます。 デフォルトのサーバー名はコンピューター名です。コンピューター名を変更しても名前は変わりません。

    Web client port (Webクライアントポート)

    AXIS Camera Station Webクライアントはこのポートを使用します。

    Ports range (ポート範囲)

    ポートの範囲を指定します。 その他のポートは自動的に変更されます。

    Server HTTP port (サーバーHTTPポート)

    サーバーがクライアントとの通信で使用するHTTPポート番号。 デフォルトのポートは29200です。このポートはデフォルトではオフになっています。

    Server TCP port (サーバーTCPポート)

    サーバーがクライアントとの通信で使用するTCPポート番号。 デフォルトポートは29202です。ポート番号は、サーバーポート番号に2を加算して求めます。

    Mobile communication port (モバイル通信ポート)

    サーバーがクライアントとの通信で使用するモバイルポート番号。 デフォルトポートは29204です。ポート番号は、サーバーポート番号に2を加算して求めます。

    Mobile streaming port (モバイルストリーミングポート)

    サーバーがビデオストリーミングで使用するモバイルポート番号。 デフォルトポートは29205です。ポート番号は、サーバーポート番号に5を加算して求めます。

    Component communication port (コンポーネント通信ポート)

    コンポーネントがサーバーを介してネットワーク装置と通信するために使用するポート番号。 デフォルトポートは29207です。ポート番号は、サーバーポート番号に7を加算して求めます。

    Ports used by AXIS Camera Station Pro components (AXIS Camera Station Proコンポーネントが使用するポート)

    ポート範囲を指定すると、コンポーネントで使用できるポートがリストに表示されます。AXIS Camera Station Proコンポーネントのデフォルトのポート範囲は29214~29245です。

    Allow AXIS Camera Station Pro to add exceptions to the Windows Firewall (AXIS Camera Station ProにWindows Firewallへの例外の追加を許可する)

    ユーザーがポート範囲を変更したときに、AXIS Camera Station ProがWindows Firewallに例外を自動的に追加できるようにする場合は、このオプションを選択します。

    • サーバーとクライアントの間にNATやファイアウォールなどが存在する場合は、これらのポートの通過を許可するようにNATやファイアウォールを設定します。
    • ポート番号は1024~65534の範囲内にあることが必要です。
    プロキシの設定

    Direct connection (直接接続)

    AXIS Camera Station Proサーバーとシステム内のカメラの間にプロキシサーバーが存在しない場合は、このオプションを選択します。

    System account Internet options / automatic (システムアカウントのインターネットオプション/自動)

    デフォルトのプロキシ設定。 このオプションは、インターネットオプションの現在のプロキシ設定をシステムアカウントに使用します。

    Use manual proxy settings (手動でプロキシを設定する)

    AXIS Camera Station Proサーバーとシステム内のカメラの間にプロキシサーバーがある場合は、このオプションを選択します。 プロキシサーバーのアドレスとポート番号を入力します。 通常、Windowsのコントロールパネルの [インターネットオプション] と同じアドレス、ポート番号です。

    • 特定の文字で始まるアドレスのプロキシサーバーを使用しないように指定します。

    • 通信がプロキシサーバーを経由する必要のないローカルカメラについては、[Always bypass proxy server for local addresses (ローカルアドレスにはプロキシサーバを使用しない)] を選択し、カメラのローカルアドレスまたはホスト名を入力します。 ワイルドカードをアドレスやホスト名 ( 「192」または「mydomain.com」。

    ポートリスト

    次の表では、AXIS Camera Station Proで使用されるポートとプロトコルを示しています。 最適なパフォーマンスと使いやすさのために、以下をファイアウォールで許可することが必要になる場合があります。 この表では、HTTPメインポート29200 (デフォルトではオフ) に基づいてポート番号を計算しています。

    AXIS Camera Station Proサーバーは、装置の次のポートにデータを送信します。

    ポート番号プロトコル入出力説明
    メインHTTPおよびHTTPSポート80および443TCP送信ビデオストリームと装置データに使用されます。
    デフォルトbonjourポート5353UDPマルチキャスト (受信+送信)mDNS Discovery (Bonjour) により装置を検知するために使用されます。 マルチキャスト224.0.0.251。
    デフォルトポートにバインドできない場合は、別のアプリケーションがそのポートを使用しており、共有を拒否している可能性があります。 その場合は、ランダムなポートが使用されます。 ランダムポートを使用する場合、Bonjourはリンクローカルアドレスを使用する装置を検知しません。
    デフォルトSSDPポート1900UDPマルチキャスト (受信+送信)SSDP (UPNP) により装置を検知するために使用されます。
    マルチキャスト239.255.255.250。
    デフォルトWS-Discoveryポート3702UDPマルチキャスト (受信+送信)Onvif装置の検知に使用されるWS-Discovery Webサービス検知。
    マルチキャスト239.255.255.250。

    AXIS Camera Station Proサーバーは、次のポートでクライアントからデータを受信します。

    ポート番号プロトコル入出力通信説明
    デフォルトSSDPポート1900UDPマルチキャスト (受信+送信)サーバーとクライアントSSDP (UPNP) を使用してAXIS Camera Station Proサーバーを検知するために使用されます。
    マルチキャスト239.255.255.250。
    メインHTTPポートとHTTPストリーミングポート29200TCP受信サーバーとクライアントデフォルトではオフになっています。
    メインTCPポート29202TCP受信サーバーとクライアントメインHTTPポートから+2オフセット。
    アプリケーションデータに使用されます (TLS 1.2暗号化)。 5.15.007以下の場合、TLS 1.1暗号化が使用されます。
    API Webサーバーポート29204TCP受信サーバーとモバイルアプリメインHTTPポートから+4オフセット。
    MP4 over HTTPSを利用するアプリケーションデータおよびビデオストリームに使用されます。
    APIメディアポート29205TCP受信サーバーとモバイルアプリメインHTTPポートから+5オフセット。
    RTSP over HTTPを利用するビデオストリームに使用されます。
    ローカルプロキシHTTPポート29206TCP受信サーバーの内部通信メインHTTPポート (ServerPortParser) から+6オフセット。
    API Webサーバーポート (RemoteFacadeBinder) から+2オフセット。
    AXIS Camera Station Proサーバーコンピューターで内部でのみアクセス可能です。
    不明な問題に対する回避策ポート。 モバイルアプリはSRAモジュールを呼び出します。SRAモジュールはHTTPSを受信し、HTTPに変換して、ローカルプロキシのHTTPポートとAPIメディアポートに再送信します。
    Webプロキシエンドポイントポート29207TCP受信サーバーとコンポーネントメインHTTPポートから+7オフセット。
    コンポーネントと装置間の安全な通信に使用されます。

    その他のポート

    ポート番号プロトコル入出力通信説明
    インターネットHTTPS80および443TCP送信クライアントとサーバーからインターネットへライセンスのアクティブ化、ファームウェアのダウンロード、接続中のサービスなどに使用されます。
    サーバーTCPストリーミングポート29198TCP受信サーバーと装置メインHTTPポートから-2オフセット。
    アップグレードステータスUDPポート15156UDP受信+送信サーバーとService ControlAXIS Camera Station ProService Controlはこのポートで待ち受け、サーバーは進行中のアップグレードのステータスをブロードキャストします。

    コンポーネント用に予約されたポート

    コンポーネントインターフェースでリッスンポート番号プロトコル入出力通信説明
    Secure Entry Localhost (127.0.0.1)Webサーバーポート

    29214

    HTTPS受信クライアント ([Access management (アクセス管理)] タブ) とコンポーネントメインHTTPポートから+14オフセット。
    古いインストールではポート8081が使用されていました。
    Secure Entryすべて (0.0.0.0/INADDR_ANY)Webサーバーポート

    29215

    HTTPS受信メインサーバーとサブサーバーメインHTTPポートから+15オフセット。
    マルチサーバー設定でメインサーバーとサブサーバー間の通信に使用します。
    System Health Monitoringすべて (0.0.0.0/INADDR_ANY)Webサーバーポート

    29216

    HTTPS受信クライアント ([System Health Monitoring] タブ) とコンポーネントメインHTTPポートから+16オフセット。
    System Health Monitoring Webページをホストし、マルチシステム設定でデータを共有するために使用されます。
    システムの健全性監視クラウドサービスlocalhostWebサーバーポート

    29217

    HTTPS受信AXIS Camera Station Pro (Webページ) およびCloudServiceバックエンド (プラグイン)メインHTTPポートから+17オフセット。
    システム健全性の監視クラウドサービスに使用されて、システムの健全性監視を有効にします。
    スマート検索2localhostWebサーバーポート

    29218

    HTTPS受信クライアント ([スマート検索] タブ) とコンポーネントメインHTTPポートから+18オフセット。
    Smart Search APIをホストし、クライアントにWebページを提供するために使用されます。

    VMS APIコア

    127.0.0.1, ::1

    GraphQL API

    29219

    GraphQL

    受信

    VMS APIおよびGraphQLクライアント

    メインHTTPポートから+19オフセット。 ACSをGraphQL APIとしてクライアントに公開するために使用されます。

    VMS API認証

    127.0.0.1

    認証

    29220

    gRPC

    受信

    VMS APIコアおよび認証

    メインHTTPポートから+20オフセット。 VMS APIコアによってクライアントを認証するために使用されます。

    VMS API acsリゾルバー

    127.0.0.1

    ACSリゾルバー

    29221

    gRPC

    受信

    VMS APIコアおよびACSリゾルバー

    メインHTTPポートから+21オフセット。 VMS APIコアによってカメラ情報を取得するために使用されます。

    29222

    将来の使用のために予約。

    Webクライアント

    localhost

    Webサーバーポート

    29223

    HTTPS

    受信

    WebClientからVMS API/組み込み可能クライアントへ

    メインHTTPポートから+23オフセット。 バックエンドはVMS APIの前でプロキシとして機能します。設定可能。

    埋め込み可能クライアント

    localhost

    Webサーバーポート

    29224

    HTTPS

    受信

    組み込み可能クライアントからVMS API/WebRTC Streamer/Signaling Serverへ

    メインHTTPポートから+24オフセット。 バックエンドはVMS APIの前でプロキシとして機能します。

    Webクライアントの設定

    localhost

    Webサーバーポート

    29225

    HTTPS

    受信

    ACSクライアント (Webページ)

    メインHTTPポートから+25オフセット。 Webクライアント設定Webページとバックエンドをホストするために使用されます。

    埋め込み可能クライアントの設定

    localhost

    Webサーバーポート

    29226

    HTTPS

    受信

    ACSクライアント (Webページ)

    メインHTTPポートから+26オフセット。 組み込み可能クライアント設定Webページとバックエンドをホストするために使用されます。

    29227

    将来の使用のために予約。

    ローカルICE設定生成プログラム

    localhost

    Webサーバーポート

    29228

    HTTPS

    受信

    Signaling ServerからICE設定生成プログラムへ

    メインHTTPポートから+28オフセット。 オンプレミスのWebRTCコンポーネントの一部。

    ローカルWebRTC設定

    localhost

    Webサーバーポート

    29229

    HTTPS

    受信

    ACSクライアント (Webページ)

    メインHTTPポートから+29オフセット。 WebRTC設定Webページとバックエンドをホストするために使用されます。 オンプレミスのWebRTCコンポーネントの一部。

    ローカルTURNサーバー

    localhost

    coturnサーバーポート

    29230

    UDP

    受信/送信

    組み込み可能なクライアント/WebClient ↔ TURNサーバー

    メインHTTPポートから+30オフセット。 ACSオンプレミスの「シングルポートWebRTC」に使用されます。

    29231

    将来の使用のために予約。
    ローカルIAM (IDP)0.0.0.0IDP_OIDC (公開)

    29232

    HTTPS受信リバースプロキシとローカルIAMメインHTTPポートから+32オフセット。
    公開ポート。
    ローカルIAM (IDP)0.0.0.0MTLS (管理者)

    29233

    HTTPS受信サードパーティサービスメインHTTPポートから+33オフセット。
    管理者ポート。
    ローカルIAM (IDP)127.0.0.1トークナイザー

    29234

    HTTPS受信サードパーティサービスメインHTTPポートから+34オフセット。
    トークナイザーポート。

    WebRTC

    localhost

    オンボードAPI

    29235

    HTTPS

    受信

    クラウドコンポーネント

    メインHTTPポートから+35オフセット。 オンボーディングによってwebrtcクラウド接続を設定するために使用されます。 WebRTCコンポーネントの一部。

    オープンテレメトリ127.0.0.1gRPC ポート

    29236

    gRPC受信サードパーティサービスメインHTTPポートから+36オフセット。
    オープンテレメトリ127.0.0.1HTTPポート

    29237

    HTTPS受信サードパーティサービスメインHTTPポートから+37オフセット。

    29238

    将来の使用のために予約。

    29239

    将来の使用のために予約。

    29240

    将来の使用のために予約。

    29241

    将来の使用のために予約。

    29242

    将来の使用のために予約。

    29243

    将来の使用のために予約。
    NATSブローカー127.0.0.1NATS

    29244

    NATS受信AXIS Camera Station Proとコンポーネント間、およびコンポーネント自体間メインHTTPポートから+44オフセット。
    オープンテレメトリ127.0.0.1HTTPポート

    29245

    HTTP受信オープンテレメトリコレクターからメトリックを取得するための監視エンドポイントメインHTTPポートから+45オフセット。

    データベース

    データベースファイル

    コアデータベースファイル

    AXIS Camera Station ProはコアデータベースファイルをC:\ProgramData\AXIS Communication\AXIS Camera Station Serverに保存します。

    AXIS Camera Stationバージョン5.13より前の場合、データベースファイルは1つのみです。ACS.FDB

    AXIS Camera Stationバージョン5.13以降の場合、次の3つのデータベースファイルがあります。

    • ACS.FDB: このメインデータベースファイルには、装置、ビュー、権限、イベント、ストリームプロファイルなどのシステム設定が含まれています。

    • ACS_LOGS.FDB: このログデータベースファイルにはログへの参照が含まれています。

    • ACS_RECORDINGS.FDB: この録画データベースファイルには、メタデータと、[Configuration > Storage (設定 > ストレージ)] で指定した場所に保存されている録画への参照が含まれています。AXIS Camera Station Proでは、再生中にタイムラインに録画を表示するためにこのファイルが必要です。

    コンポーネントデータベースファイル

    SecureEntry.db –
    AXIS Secure Entryデータベースファイルには、カード所持者の写真を除くすべてのアクセスコントロールデータが含まれています。 これは、C:\ProgramData\Axis Communications\AXIS Camera Station\Components\AXIS Secure Entryの下にあります。
    smartSearch.sqlite3 –
    スマート検索データベースファイルには、カメラの設定と保存された検索フィルターが含まれています。 これは、C:\ProgramData\Axis Communications\AXIS Smart Search\dataの下にあります。

    データベースの設定

    データベースのバックアップは毎晩および各システムアップグレードの前に作成されます。AXIS Camera Station Pro Service Controlで、[Modify settings (設定を変更)] を選択し、[Database (データベース)] をクリックして、バックアップ設定を変更します。

    Backup folder (バックアップフォルダー)

    [Browse (参照)] をクリックし、データベースのバックアップを保存する場所を選択します。AXIS Camera Station Proサーバーを再起動して、変更を適用します。

    バックアップフォルダーのパスが正しくないか、AXIS Camera Station Proがネットワーク共有にアクセスできない場合、バックアップはC:\ProgramData\Axis Communications\AXIS Camera Station Server\backupに保存されます。

    Days to keep backups (バックアップの保存日数)

    バックアップを保存する日数を設定します。 1~30の数値を使用できます。 デフォルトは14日です。

    アップグレードの進捗状況

    [View details (詳細の表示)] をクリックして、最新のデータベースアップグレードに関する詳細を表示します。 この詳細には、AXIS Camera Station Pro Service Controlの最後の再起動以降に発生したイベントが含まれます。

    データベースのバックアップ

    データベースには、録画やメタデータなどシステムが正常に動作するために必要な情報が格納されています。

    重要
    • データベースに録画が保存されません。代わりに、[Configuration > Storage (設定 > ストレージ)] で録画を保存する場所を指定します。 録画を個別にバックアップします。
    • AXIS Camera Station Pro Service Controlのサーバー設定、プロキシ設定、データベース設定は保存されません。
    システムバックアップ

    システムは自動的にバックアップを実行し、[Database (データベース)] タブで指定されたフォルダーにシステムバックアップを保存します。データベースの設定を参照してください。 システムバックアップには、コアデータベースファイルとコンポーネントデータベースファイルの両方が含まれます。データベースファイルを参照してください。

    バックアップファイル

    System_YYYY-MM-DD-HH-mm-SSSS.zip

    バックアップは夜間にトリガーされます。

    PreUpgrade_YYYY-MM-DD-HH-mm-SSSS.zip

    バックアップはデータベース更新の前にトリガーされます。

    User_YYYY-MM-DD-HH-mm-SSSS.zip

    バックアップはストレージが取り外される前にトリガーされます。

    zipファイルには、以下のファイルがあります。

    ACS

    このフォルダーには、コアデータベースファイルであるACS.FDBACS_LOGS.FDBACS_RECORDINGS.FDBが含まれています。

    コンポーネント

    このフォルダーは、コンポーネントを使用する場合にのみ利用できます。 たとえば、AXIS Camera Station Secure Entryやスマート検索があります。

    • webrtc: このフォルダーにはWebRTC設定ファイルが含まれています。

    • ACMSM: このフォルダーには、AXIS Camera Station Secure Entryデータベースファイルである SecureEntry.db やカード所持者の写真が含まれています。

    • smartsearch: このフォルダーには、スマート検索データベースファイルである smartSearch-backup-yyyyMMddHHmmssfff.sqlite3が含まれています。

    Backup_Summary.txt

    このファイルには、バックアップに関する詳細情報が含まれています。

    メンテナンスバックアップ

    [Database (データベース)] タブで、メンテナンスバックアップを保存するバックアップフォルダーを指定します。データベースの設定を参照してください。 メンテナンスバックアップには、コアデータベースファイルが含まれ、各データベースファイルは別のフォルダー、PreMaintenance_YYYY-MM-DD-HH-mm-SSSSに保存されます。

    異なる方法でトリガーできます。

    • AXIS Camera Station Proを更新すると自動的に。

    • AXIS Camera Station Pro Service Controlからデータベースメンテナンスを手動で実行すると。データベースのメンテナンスを参照してください。

    • Windowsタスクスケジューラーで設定された、スケジュールされたデータベースメンテナンスタスクによって自動的に。ツールを参照してください。

    手動バックアップ

    手動バックアップでは、コアデータベースファイルのみをバックアップできます。 スマート検索データベースファイルなど、コンポーネントデータベースファイルはバックアップされません。

    手動バックアップには2つの方法があります。

    • C:\ProgramData\AXIS Communication\AXIS Camera Station Server に移動し、データベースファイルのコピーを作成します。

    • すべてのデータベースを含むシステムレポートを生成し、データベースのバックアップファイルをコピーします。 必ず [Include all databases (すべてのデータベースを含める)] を選択してください。システムレポートを参照してください。

    データベースの復元

    ハードウェア障害などの問題によってデータベースが失われた場合は、保存済みのバックアップのいずれかからデータベースをリストアできます。 デフォルトでは、バックアップファイルは14日間保存されます。 データベースのバックアップの詳細については、データベースのバックアップを参照してください。

    データベースに録画が保存されません。代わりに、[Configuration > Storage (設定 > ストレージ)] で録画を保存する場所を指定します。 録画を個別にバックアップします。

    データベースを復元するには:

    1. AXIS Camera Station Pro Service Controlに移動し、[Stop (停止)] をクリックしてサービスを停止します。

    2. データベースバックアップファイルに移動します。データベースのバックアップを参照してください。

    3. ファイルを抽出します。

    4. 抽出したフォルダーで、ACS にある以下に示すデーターベースファイルを C:\ProgramData\AXIS Communication\AXIS Camera Station Server\にコピーします。

      • ACS.FDB - データベースを復元するには、このファイルをコピーする必要があります。

      • ACS_LOGS.FDB - ログを復元する場合は、このファイルをコピーしてください。

      • ACS_RECORDINGS.FDB - 録画を復元する場合は、このファイルをコピーしてください。

    5. AXIS Camera Station Secure Entryを使用する場合は、SecureEntry.dbComponents > ACMSMからC:\ProgramData\Axis Communications\AXIS Camera Station\Components\AXIS Secure Entryにコピーします。

    6. スマート検索を使用する場合は、smartSearch-backup-yyyyMMddHHmmssfff.sqlite3smartsearchからC:\ProgramData\Axis Communications\AXIS Camera Station\Components\AXIS Smart Search\dataにコピーし、名前をsmartSearch.sqlite3に変更します。

    7. VMS Webクライアントを使用する場合は、webrtcからすべてのファイルをC:\ProgramData\Axis Communications\AXIS Camera Station\Components\WebRTCにコピーします。

    8. AXIS Camera Station Pro Service Controlに戻り、[Start (開始)] をクリックしてサービスを開始します。

    データベースのメンテナンス

    Database maintenance is required (データベースのメンテナンスが必要です)」というアラームが表示された場合、または停電後などシステムが予期せずシャットダウンした場合は、データベースのメンテナンスを実行してください。

    データベースのメンテナンスを開始するには、ツールを参照してください。

    データベースに関するベストプラクティス

    問題を回避するには、以下に注意してください。

    ディスクエラーのチェック –
    ディスクエラーが原因で、データベースが破損することがあります。 chkdsk (Check disk、別名Error checking) などのツールを利用して、データベースに使用されているハードドライブで破損したセクターを探します。 chkdskは定期的に実行してください。
    ウイルス対策ソフトウェアと外部バックアップ –
    一部のウイルス対策ソフトウェアはデータベースを破損する可能性があるため、データベースに対してウイルススキャンを実行しないでください。 外部バックアップシステムを使用する場合は、現在およびアクティブなデータベースをバックアップしないでください。 代わりに、バックアップフォルダー内のファイルからバックアップを作成してください。
    停電 –
    停電などのため予期しないシャットダウンが発生すると、データベースが破損するおそれがあります。 重要なシステムでは、UPS (無停電電源装置) を使用してください。
    空き容量の不足 –
    ハードドライブの空き容量が不足すると、データベースが破損する場合があります。 この問題を回避するには、十分なメモリーを搭載したコンピューターにAXIS Camera Station Proサーバーをインストールします。 ハードウェア要件については、axis.com/products/axis-camera-station/hardware-guidelinesを参照してください。
    RAMメモリーの破損 –
    Windowsのメモリー診断を定期的に実行し、RAMメモリーでエラーを探してください。

    ツール

    AXIS Camera Station Pro Service Controlで [Modify settings (設定を変更)] を選択して [Tools (ツール)] タブをクリックすると、データベースのメンテナンスを開始したり、部分的システムレポートを作成したりできます。

    データベースメンテナンスメンテナンス

    • AXIS Camera Station Pro Service Controlを開きます。

    • [Tools (ツール)] をクリックします。

    • [Database maintainer (データベースメンテナンス)] で、[Run (実行)] をクリックします。

    • 推定ダウンタイムが表示されます。 続行するには、[Yes (はい)] をクリックします。 このプロセスを開始すると、キャンセルすることはできません。

    • メンテナンス中は、AXIS Camera Station Proサーバーと進行中のすべての録画が停止します。 メンテナンスが終わると、サーバーが自動的に起動します。
    • メンテナンス中はコンピューターの電源を切らないでください。
    • データベースのメンテナンスを実行するには、Windowsコンピューターの管理者権限が必要です。
    • データベースのメンテナンスを実行してもデータベースを回復できない場合は、Axisの技術サポートに連絡してください。

    「Database maintenance is required (データベースのメンテナンスが必要です)」というアラームが表示された場合、または停電後などシステムが予期せずシャットダウンした場合は、必ずデータベースのメンテナンスを実行してください。

    また、WindowsタスクスケジューラのAXIS Camera Station Proデータベースメンテナンスタスクをオンにすると、データベースメンテナンスを自動で実行するようスケジュールを設定することもできます。 トリガーを編集して、データベースメンテナンスを実行するタイミングと頻度をカスタマイズできます。

    システムレポート

    部分的システムレポートは、ご使用のシステムをAxisのカスタマーサポートが分析するときに役立つ、各種パラメーターやログファイルが含まれる.zipファイルです。 カスタマーサポートにお問い合わせの際は、必ずシステムレポートを作成しておいてください。 完全なシステムレポートを生成するには、AXIS Camera Station Proクライアントで、> Help > System report (> ヘルプ > システムレポート)] に移動します。

    部分的システムレポートを生成するには:

    1. [Run (実行)] をクリックします。

    2. ダイアログで求められた情報を選択し、入力します。

    3. [Generate report (レポートを生成する)] をクリックします。

    システムレポートツール

    ファイル名

    システムレポートのファイル名を入力します。

    フォルダー

    システムレポートの保存先を選択します。

    Automatically open folder when report is ready (レポートが生成されたら保存先のフォルダーを自動的に開く)

    選択すると、システムレポートの準備ができたら自動的にフォルダーが開くようになります。 

    Include database file in report (サーバーレポートにデータベースファイルを含める)

    選択すると、システムレポートにデータベースが含まれるようになります。AXIS Camera Station Proデータベースには、システムが正常に動作するために必要な録画とデータに関する情報が保存されています。

    ネットワークのログ作成

    • リンクをクリックして、ネットワークプロトコルアナライザアプリケーションをダウンロードします。

    • インストールが完了したら、[Start (開始)] をクリックしてアプリケーションを起動します。

    トラブルシューティング

    本ガイドについて

    このガイドは、AXIS Camera Station Proに関連する問題とトラブルシューティング方法をまとめたものです。 問題は関連するトピックの下に保存されており、探しているものを見つけやすくなっています。トピックは、たとえば音声やライブビューなどです。 問題ごとに解決策が説明されています。

    詳細情報

    axis.com/supportにアクセスしてください。

    • よく寄せられる質問

    • ハードウェア要件

    • ソフトウェアのアップグレード

    • チュートリアル、トレーニング資料、その他の有益な情報

    AXIS Camera Station Proサービス

    AXIS Camera Station Proサーバーが頻繁に再起動する

    サーバーが過負荷になると、タスクキューが長くなり、データベースが破損することがあります。

    • システムのリソース管理で、AXIS Camera Station Proまたは他のアプリケーションが大量のリソースを使用しているかどうかを確認します。

    • データベースメンテナンスを実行します。AXIS Camera Station Proユーザーマニュアルのデータベースメンテナンスを参照してください。

    上記のいずれでも問題が解決しない場合は、Axisサポートに連絡してください。報告手順に移動します。

    ビデオ管理システムの装置

    一般的な問題

    カメラに接続できない

    VMSがカメラに接続できません。 一覧表示されたカメラは追加されませんでした。

    1. カメラがネットワークに接続されており、電源が供給されており、カメラが動作していることを確認してください。

    2. [Configuration > Add devices (設定 > 装置を追加)] を選択して、もう一度カメラを追加してください。

    インストールがキャンセルされました

    ユーザーがインストールをキャンセルしました。 一覧表示されたカメラは追加されませんでした。

    カメラを追加するには、[Configuration > Add devices (設定 > 装置を追加)] を選択します。

    カメラのパスワードの設定に失敗した

    一覧表示されたカメラに、パスワードを設定できませんでした。

    1. パスワードを手動で設定するには、[Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [Management (管理)] に移動します。

    2. カメラを右クリックし、[User Management > Set password (ユーザー管理 > パスワードを設定)] を選択します。

    装置を追加できない

    装置がAXIS Camera Station Proに追加する前に別のシステムで使用されていた場合:

    • 装置を工場出荷時の設定に戻します。

    装置をビデオ管理システムに追加できない場合、AXIS Device Managerへの追加を試してみてください。

    追加する装置モデルとは別の装置モデルを追加できます。

    • デバイスが新製品の場合や、ファームウェアが新しくリリースされたものである場合、互換性の問題である可能性があります。 必ず最新のAXIS Camera Station Proソフトウェアバージョンを使用してください。

    別の装置モデルを追加できない場合:

    AXIS Camera Station Proを通じて装置のファームウェアを更新できない

    webインターフェースからカメラのアップグレードができない場合:

    すべての装置でファームウェアがアップグレードできない

    • ネットワーク接続があることを確認します。

    • ネットワーク関連の問題でない場合は、AXISサポートに連絡してください。報告手順に移動します。

    特定のモデルでファームウェアがアップグレードできない。

    • 互換性の問題である可能性があります。Axisサポートに連絡してください。報告手順に移動します。

    装置が見つかりません

    ビデオ管理システムは、ネットワークを自動的に検索して、接続済みのカメラとビデオエンコーダを検出しますが、カメラが見つかりません。

    • カメラがネットワークに接続されており、電源が供給されていることを確認します。

    • クライアント、サーバー、またはカメラが別のネットワーク上にある場合は、プロキシとファイアウォールの設定を行います。

      • クライアントとサーバーの間にプロキシサーバーがある場合は、クライアントのプロキシ設定を変更します。AXIS Camera Station Proユーザーマニュアルの「クライアントプロキシ設定」を参照してください。

      • クライアントとサーバーの間にNATやセキュリティシステムがある場合は、NATやセキュリティシステムを変更します。 AXIS Camera Station Service Controlで指定されたHTTPポート、TCP (Transmission Control Protocol) ポート、およびストリーミングポートがセキュリティシステムやNATを通過できるようにしてください。完全なポートリストを閲覧するには、AXIS Camera Station Proユーザーマニュアルの「ポートリスト」を参照してください。

      • サーバーと装置の間にプロキシサーバーがある場合は、サーバーのプロキシ設定を変更します。AXIS Camera Station Proユーザーマニュアルの「Service Control全般」で「プロキシ設定」セクションを参照してください。

    • カメラを手動で追加するには、AXIS Camera Station Proユーザーマニュアルの「装置の追加」を参照してください。

    「15秒後にカメラに再接続」というメッセージが繰り返し表示される

    考えられる問題:

    • ネットワークの過負荷。

    • カメラにアクセス不可能です。 カメラがネットワークに接続されており、電源が供給されていることを確認します。

    • グラフィックカードに問題があります。

    グラフィックカードの問題の考えられる対処法:

    • 最新のグラフィックカードドライバーをインストールします。

    • より大容量のビデオメモリーを搭載した高性能なグラフィックカードにアップグレードします。

    • ビデオレンダリングにCPUを使用します。

    • プロファイル設定を低帯域幅用に最適化するなど、映像と音声の設定を変更します。

    録画

    録画や再生に影響する可能性のあるパフォーマンスの問題については、ライブビューを参照してください。

    一般的な問題

    連続録画が有効にならない

    一覧表示されたカメラで連続録画がオンになっていません。

    1. 連続録画をオンにするには、[Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] に移動します。

    2. カメラを選択し、[Continuous (連続)] をオンにします。

    指定したドライブで録画できない

    システムが録画ストレージを設定できません。

    1. 別のストレージを使用するには、[Configuration > Storage > management (設定 > ストレージ > 管理)] を選択します。

    2. ストレージを追加し、カメラのストレージ設定を行います。

    AXIS Video Content Streamアプリケーションのインストールに失敗する

    AXIS Video Content Streamをサポートするカメラに、AXIS Video Content Streamをインストールできない場合、このエラーメッセージが表示されます。

    1. アプリがを手動でインストールするには、[Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] に移動します。

    2. カメラを選択し、 をクリックします。

    録画が開始されない

    数秒経っても録画が開始または停止しない場合は、ディスクがいっぱいであるか、割り込みデータが多すぎることを示しています。

    • サーバーの設定シートの [Recording Storage (録画ストレージ)] で、空き容量があり、割り込みデータがないことを確認してください。

    • ビデオ管理システムのストレージの上限を増やします。

    • ストレージプールにさらにストレージを割り当てます。AXIS Camera Station Proユーザーマニュアルの「ストレージの設定」を参照してください。

    連続録画中の録画抜け

    録画抜けがあり、「Recording errors (録画エラー)」というラベルの付いたアラームが表示されます。 以下のような原因でギャップが発生することがあります。

    • サーバーの過負荷

    • ネットワークの問題

    • カメラの過負荷

    • ディスクの過負荷

    すべてのカメラで録画抜けが発生するかどうかを確認してください。 一部のカメラでのみこの問題が発生する場合は、そのカメラの過負荷が原因である可能性があります。 原因を見つけるために、次の質問を自問してください。

    • 録画抜けが発生する頻度は、毎時か毎日か?

    • 録画抜けの時間は、数秒か数時間か?

    • 録画抜けは、何時に発生するか?

    考えられる対処法:

    • サーバータスクマネージャーで、システムがいずれかのハードウェアリソースを通常より多く使用しているかどうかを確認します。 ディスクに過剰使用の兆候がある場合は、ディスクを追加し、いくつかのカメラの録画先を新しいディスクにしてください。

    • ディスクに書き込まれるデータ量を削減します (ビデオ設定、ZIPストリーム、フレーム/秒、解像度など)。AXIS Site Designerにより推定されるスループットにも留意してください。axis.com/support/tools/axis-site-designerを参照してください。

    詳細については、ライブビューと再生のパフォーマンスを参照してください。

    エクスポートした録画を再生できない

    Windows Media Playerでエクスポートした録画が再生されない場合は、ファイル形式を確認してください。 エクスポートした録画を再生するには、Windows Media Player (.asf) またはAXIS File Player (.asf、.mp4、.mkv) を使用します。

    詳細については、AXIS Camera Station Proユーザーマニュアルの「エクスポートした録画の再生と検証」を参照してください。

    AXIS File Playerは、プレーヤーと同じフォルダーにあるすべての録画を自動的に開きます。

    録画が消える

    録画は指定した日数のみ保存されます。 日数を変更するには、[Configuration > Storage > Selection (設定 > ストレージ > 選択)] に移動します。

    ストレージが一杯になると、指定した日数が過ぎていなくても録画が削除されます。
    ストレージがいっぱいになるのを避けるために、以下の方法を試してください。

    • ストレージを追加します。 [Configuration > Storage > Management (設定 > ストレージ > 管理)] を選択します。

    • AXIS Camera Station Proに割り当てられたストレージ容量を変更します。 [Configuration > Storage > Management (設定 > ストレージ > 管理)] を選択します。

    • 解像度やフレームレートなどを変更して、録画ファイルのサイズを小さくしてください。[Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [Stream profiles (ストリームプロファイル)] に移動します。

      • 録画にはH.264ビデオ形式を使用してください。M-JPEG形式にはより多くのストレージ容量が必要です。

      • Zipstreamを使用して、録画のサイズをさらに小さくしてください。

    フェイルオーバーによる録画の問題

    接続が回復した後、フェイルオーバーによる録画がサーバーに記録されていません。

    原因解決策

    カメラとサーバー間に、録画の転送に必要な十分な帯域幅がない。

    帯域幅を改善する

    切断中にカメラがSDカードに録画しなかった。

    • カメラのサーバーレポートを確認してください。axis.com/support/troubleshootingにアクセスしてください。

    • SDカードが動作し、録画があることを確認してください。

    接続が切れた後、カメラの時刻が変更された。

    • 今後の録画のために、必ずNTPを同期させてください。

    • カメラの時刻をサーバーと同期させるか、カメラにサーバーと同じNTPサーバーを設定してください。

    AXIS Camera Station Proでのフェイルオーバーによる録画は次のシナリオでは機能しません。

    • 制御されたサーバーシャットダウン。

    • 10秒未満の短い接続中断。

    ライブビュー

    ライブビューと再生のパフォーマンス

    このセクションでは、AXIS Camera Station Proクライアントでフレームの欠落やグラフィックの問題が発生した場合に考えられる解決策について説明します。

    クライアントハードウェア

    グラフィックカードまたはネットワークアダプターのドライバーが最新であることを確認します。

    1. DirectX診断ツールを開きます (コンピューターで「dxdiag」を検索します)。

    2. メーカーのWebサイトで、お使いのOSに対してドライバーが最新かどうかを確認します。

    3. クライアントとサーバーが同じマシン上で実行されていることを確認します。

    4. 専用コンピューター上で、クライアントを実行してみます。

    モニターの数を確認する

    内蔵グラフィックカードの場合、グラフィックカード1枚につき2台を超えるモニターはお勧めしません。

    1. DirectX診断ツールを開きます (コンピューターでdxdiagを検索します)。

    2. AXIS Camera Station Proが専用グラフィックカードをサポートしていることを確認します。

    仮想マシン上でクライアントを実行することはできません。

    接続中の装置

    同時に多数のクライアントが接続されています。

    一般的な使用事例に基づいて、システムが要件を満たし、ハードウェアガイドラインに従っていることを確認します。

    カメラがAXIS Camera Station Pro以外のビデオ管理システムに接続されている

    カメラを他のクライアントから切断し、AXIS Camera Station Proに接続する前にカメラをデフォルト設定に戻します。

    1台のカメラがさまざまなストリーム、特に高解像度のストリームを使用している

    Mラインカメラにおいて特に問題になる場合があります。

    • ストリームを同じストリーミングプロファイル、またはより低い解像度に変更します。AXIS Camera Station Proユーザーマニュアルの「ストリーミングプロファイル」を参照してください。

    • ストリームを同じストリーミングプロファイル、またはより低い解像度に変更します。AXIS Camera Station Proユーザーマニュアルの「ストリーミングプロファイル」を参照してください。

    サーバーの過負荷

    問題の発生と同じ時間に異常なCPU/RAMの使用がある

    CPU/RAMを消費する他のアプリケーションが同時に実行されていないことを確認します。

    ネットワークの問題

    問題の発生と同じ時間に異常な帯域幅の使用がある

    帯域幅を消費する他のアプリケーションが同時に実行されていないことを確認します。

    十分な帯域幅/リモートまたはローカルネットワーク

    • ネットワークトポロジを確認します。

    • カメラ、サーバー、クライアント間で使用されているスイッチ、ルーター、ネットワークアダプター、ケーブルなどのネットワーク装置の健全性チェックを行います。

    ライブビューでビデオが表示されない

    ライブビューで、既知のカメラからのビデオが表示されません。

    • ハードウェアデコーディングをオフにします。 ハードウェアデコーディングはデフォルトでオンになっています。AXIS Camera Station Proユーザーマニュアルの「ストリーミング」でハードウェアデコーディングを参照してください。

    考えられるその他の対処法:

    • webインターフェースでライブビューが表示されない場合、またはwebインターフェースが機能しない場合は、カメラのトラブルシューティングを行ってください。axis.com/support/troubleshootingにアクセスしてください。

    • カメラサーバーレポートを作成し、axis.com/support/troubleshootingにアクセスしてください。

    • ウイルス対策ソフトウェアがインストールされている場合は、ライブストリームがブロックされる可能性があります。

    • AXIS Camera Station Proのフォルダーとプロセスを許可します。「FAQ」を参照してください。

    • ファイアウォールが特定のポートでの接続をブロックしていないことを確認します。AXIS Camera Station Proユーザーマニュアルの「Service Control全般」を参照してください。

    • サポートされているWindowsサーバーOSバージョンに対応するデスクトップエクスペリエンスがインストールされていることを確認します。AXIS Camera Station Proユーザーマニュアルの「スケジュールされたエクスポート」を参照してください。

    • 低解像度のストリームが機能するかどうかを確認します。

    上記のいずれでも問題が解決しない場合は、Axisサポートに連絡するか、報告手順にアクセスしてください。

    ストレージ

    ネットワークストレージにアクセスできない

    ローカルシステムアカウントを使用してAXIS Camera Station Pro Service Controlにログインする場合、他のコンピューターの共有フォルダーにリンクしているネットワークストレージを追加することはできません。

    以下の手順で、サービスのログオンアカウントを変更してください。

    1. Windowsの [コントロールパネル] を開きます。

    2. 「サービス」を検索します。

    3. [View local services (ローカルサービスを表示)] をクリックします。

    4. AXIS Camera Station Proを右クリックし、[Properties (プロパティ)] を選択します。

    5. [Log on (ログオン)] タブに移動します。

    6. [Local System account (ローカルシステムアカウント)] から [This account (このアカウント)] に変更します。

    7. Windows Active Directoryへのアクセス権を持つユーザーを選択します。

    ネットワークストレージが利用できない

    ビデオ管理ソフトウェアを実行するコンピューターとサーバーがネットワークストレージと同じドメインに属していることを確認してください。

    新しいユーザー名とパスワードを使用してネットワークストレージに再接続できない

    認証が必要なネットワークストレージの場合、ユーザー名とパスワードを変更する前に進行中のすべての接続からネットワークストレージを切断することが重要です。

    ネットワークストレージのユーザー名とパスワードを変更して再接続する手順は、以下のとおりです。

    1. 進行中のすべての接続からネットワークストレージを切断します。

    2. ユーザー名とパスワードを変更します。

    3. [Configuration > Storage > Management (設定 > ストレージ > 管理)] を選択し、新しいユーザー名とパスワードを使用してネットワークストレージに再接続します。

    動体検知

    一般的な問題

    AXIS Video Motion Detection アプリケーションのインストールに失敗する

    AXIS Video Motion Detection 2または4をインストールできません。カメラは内蔵の動体検知を使用して動きを録画します。

    アプリケーションを手動でインストールするには、AXIS Camera Station Proユーザーマニュアルの「カメラアプリケーションのインストール」を参照してください。

    現在の動体検知の取得に失敗する

    ビデオ管理システムがカメラから動体検知パラメーターを取得できません。 このカメラは動きの録画に内蔵の動体検知を使用しています。

    アプリケーションを手動でインストールするには、AXIS Camera Station Proユーザーマニュアルの「カメラアプリケーションのインストール」を参照してください。

    動体検知が設定されていません

    一覧表示されたカメラで動体検知を設定できません。

    1. 動体検知を手動で設定するには、[Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] に移動します。

    2. カメラを選択し、[Motion Settings (動体設定)] をクリックして動体検知を設定します。

    動体検知が有効にならない

    一覧表示されたカメラで動体録画がオンになっていません。

    1. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    2. カメラを選択し、[Motion detection (動作検知)] をオンにして動体検知をオンにします。

    動体検知によって検知される動く物体が多すぎるか少なすぎる

    このセクションでは、ビデオ動体検知関連の録画で検知数が多いまたは少ない場合に考えられる解決策について説明します。

    動体設定の調整

    動きの設定を選択して、動く物体を検知する範囲を調整できます。

    1. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    2. カメラを選択し、[Motion Settings (動体設定)] をクリックします。

    3. カメラのファームウェアに合わせて設定を選択します。

    AXIS Video Motion Detection 2および4

    対象範囲を設定できます。AXIS Camera Station Proユーザーマニュアルの「AXIS Video Motion Detection 2および4の編集」を参照してください。

    カメラ内蔵の動体検知機能

    対象範囲と除外範囲を設定できます。AXIS Camera Station Proユーザーマニュアルの「内蔵動体検知の編集」を参照してください。

    トリガー期間の調整

    トリガー期間は2つの連続するトリガー間の間隔であり、この設定は連続する録画の回数を減らすために使用します。 この間隔中に別のトリガーが発生しても録画は継続されます。 別のトリガーが発生した場合、トリガー時間はその時点から再度カウントされます。

    トリガー時間を変更するには:

    1. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    2. カメラを選択します。

    3. [Advanced (詳細設定)] で、[Trigger period (トリガー期間)] を秒単位で調整します。

    音声

    ライブビューで音声が聞こえない

    ライブビューで音声が聞こえない場合は、次の操作を行ってください。

    • カメラが音声対応であることを確認します。

    • コンピューターにサウンドカードが装着されていて、使用可能になっていることを確認します。

    • 使用中のプロファイルが音声用に設定されていることを確認します。

    • ユーザーが音声に対するアクセス権があることを確認します。

    音声対応プロファイルを設定する
    1. [Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [Stream profiles (ストリームプロファイル)] に移動します。

    2. カメラを選択します。

    3. ビデオプロファイル設定の [Format (形式)] で [MPEG-4] または [H.264] を選択します。

    4. [Audio (音声)] で、[Microphone (マイク)] ドロップダウンメニューからマイクを選択します。

    5. [Use microphone for (マイクの使用目的)] ドロップダウンメニューで、音声をいつ使用するかを選択します。

    6. 必要に応じて、[Speaker (スピーカー)] ドロップダウンメニューでスピーカーを選択します。

    7. [OK] をクリックします。

    ユーザーのアクセス権を確認および変更する

    以下の設定の確認は、AXIS Camera Station Proで設定した管理者権限を持つユーザーがログオンして行ってください。

    1. [Configuration > Security > User permissions (設定 > セキュリティ > ユーザー権限)] に移動します。

    2. ユーザーまたはグループを選択します。

    3. 特定の装置に対して [Audio listen (音声を聞く)] または [Audio speak (音声を話す)] を選択します。

    4. [Apply (適用)] をクリックします。

    シーケンスで音声が聞こえない

    ストリームプロファイルで音声をオンまたはオフにできます。 詳細については、AXIS Camera Station Proユーザーマニュアルの「ストリームプロファイル」を参照してください。

    再生中に音声が聞こえない

    録画用のプロファイルで音声を有効にしていない場合、音声は録音されません。

    M-JPEGビデオでは音声は使用できません。 別のビデオ形式を選択してください。

    録画で音声を使用にするには:

    1. [Configuration > Devices > Stream profiles (設定 > 装置 > ストリームプロファイル)] に移動して、使用するビデオプロファイルのビデオ形式を設定します。

    2. [Configuration > Recording and events > Recording method (設定 > 録画とイベント > 録画方法)] を選択します。

    3. カメラを選択します。

    4. [Profile (プロファイル)] ドロップダウンメニューから設定したプロファイルを選択します。

    5. [Apply (適用)] をクリックします。

    ルールトリガー録画

    既存のルールで音声を有効にするには:

    1. [Configuration > Recording and events > Action rules (設定 > 録画とイベント > アクションルール)] を選択します。

    2. ルールを選択し、[Edit (編集)] をクリックします。

    3. [Next (次へ)] をクリックして [Actions (アクション)] に進みます。

    4. [Record (録画)] アクションを選択し、[Edit (編集)] をクリックします。

    5. 音声を使用するプロファイルを選択します。

    6. [Finish (完了)] をクリックして設定を保存します。

    ログイン

    サーバーにログインまたは接続できない

    このセクションでは、単一サーバーへの接続時に発生するログインおよび接続の問題について説明します。 複数のサーバーにログインした場合は、クライアントが起動し、ステータスバーに接続状態が表示されます。 接続ステータスの詳細については、AXIS Camera Station Proユーザーマニュアルの「接続ステータス」を参照してください。

    ユーザー名またはパスワードが正しくありません

    指定のサーバーにログインするためのユーザー名とパスワードの組み合わせが有効ではありません。

    • 正しく入力しているか、別のアカウントのユーザー名とパスワードを使用していないかを確認してください。

    • ユーザーがAXIS Camera Station Proサーバーへのアクセス権を持っていることを確認します。

    • AXIS Camera Station Proサーバーとクライアントのクロックを同期する必要があります。 ドメインユーザーの場合、ドメインサーバーのクロックをサーバーおよびクライアントと同期する必要があります。

    • サーバーに追加されていないが、ローカルの管理者グループのメンバーであるユーザーは、管理者としてクライアントを実行する必要があります。

    • ユーザーアクセス権については、AXIS Camera Station Proユーザーマニュアルの「ユーザー権限の設定」を参照してください。

    ユーザーにサーバーにログインする権限がありません

    ユーザーは指定したサーバーでAXIS Camera Station Proを使用できません。

    [ユーザー権限] ダイアログでユーザーを追加します。

    メッセージのセキュリティを確認できません

    サーバーへの安全な接続の設定中に発生するエラーは、ほとんどの場合、クライアントとサーバーの時刻の非同期が原因です。

    サーバーとクライアントのUTC時刻は適切に同期されている必要があります。 クライアントとサーバーの時刻の差が3時間以内になるよう、調整してください。

    サーバーコンピューターに接続できません

    クライアントはサーバーとの接続を確立できませんでした。

    • サーバーコンピューターがネットワークに接続されていることを確認します。

    • サーバーコンピューターが動作しているかを確認してください。

    • ファイアウォールが適切に設定されているかを確認してください。

    • サーバーアドレスが正しく入力されているかを確認してください。

    • クライアントのプロキシ設定を確認してください。

    サーバーから応答がありません。

    クライアントはサーバーコンピューターに接続できますが、AXIS Camera Station Proサーバーが実行されていません。

    正しいコンピューターに接続していること、AXIS Camera Station Proサーバーが実行中であることを確認します。

    クライアントがサーバーに接続できない

    クライアントがサーバーに接続できず、エラーメッセージが表示されます。

    ネットワークが適切に設定されていることを確認します。

    • ご使用のOSがサポートされていることを確認してください。 サポートされているOSの完全なリストについては、「リリースノート」を参照してください。

    • Service Controlから、AXIS Camera Station Proサーバーが実行中であることを確認するか、必要に応じてサーバーを起動します。

    • クライアントとサーバーが同じネットワークに接続されていることを確認してください。

      • そうでない場合、クライアントはサーバーの外部IPアドレスを使用する必要があります。

    • サーバーとクライアント間にプロキシサーバーがあるかどうかを調査してください。

      • Service Controlでサーバーのプロキシを設定します。

      • ログインページでクライアントプロキシ設定を行い、[Change proxy settings (プロキシ設定の変更)] を選択します。

      • Windowsのインターネットオプションでクライアントプロキシ設定を行い、[Change Proxy settings (プロキシ設定を変更)] でデフォルトオプションの使用を選択します。

    サーバーに接続できません

    サーバーへの接続中に不明なエラーが発生しました。

    • AXIS Camera Station Proサーバーのアドレスとポートが正しいことを確認します。

    • NAT、ファイアウォール、またはウイルス対策ソフトウェアがサーバーへの接続をブロックしていないことを確認します。

    • AXIS Camera Station ProService Controlを使用して、サーバーが実行中であることを確認します。

      • AXIS Camera Station Pro Service Controlを開きます。AXIS Camera Station Proユーザーマニュアルの「AXIS Camera Station Service Control」を参照してください。

      • [General (全般)] タブでサーバーのステータスを表示します。 ステータスが [Stopped (停止)] の場合、[Start (開始)] をクリックしてサーバーを起動します。

    サーバーを検出できません

    クライアントが、入力されたIPアドレスを解決できませんでした。

    • サーバーコンピューターがネットワークに接続されていることを確認します。

    • AXIS Camera Station Proサーバーのアドレスとポートが正しいことを確認します。

    • NAT、ファイアウォール、またはウイルス対策ソフトウェアがサーバーへの接続をブロックしていないことを確認します。

    サーバーとクライアントのバージョンが異なります

    クライアントはサーバーよりも新しいバージョンのAXIS Camera Station Proを実行しています。

    サーバーをアップグレードして、クライアントと同じバージョンを実行してください。

    サーバーはクライアントよりも新しいバージョンのAXIS Camera Station Proを実行しています。

    クライアントをアップグレードして、サーバーと同じバージョンを実行してください。

    サーバーに接続できません。 サーバーがビジー状態で応答できません。

    パフォーマンスの問題により、サーバーが応答できません。

    サーバーコンピューターとネットワークが過負荷になっていないかどうかを確認します。

    ローカルのAXIS Camera Station Proサーバーが実行されていません

    [This computer (このコンピューター)] を使用して接続しますが、インストールされているAXIS Camera Station Proサーバーが実行されていません。

    Service Controlを使用してAXIS Camera Station Proを起動するか、ログインするリモートサーバーを選択します。

    このコンピューターにAXIS Camera Station Proサーバーがインストールされていません

    [This computer (このコンピューター)] を使用して接続しようとしましたが、このコンピューターにはサーバーがインストールされていません。

    AXIS Camera Station Proサーバーをインストールするか、別のサーバーを選択します。

    選択したサーバーリストは空です

    ログインするために選択したサーバーリストが空でした。

    サーバーリストにサーバーを追加するには、サーバーリスト選択の横にある [Edit (編集)] をクリックします。

    ライセンス

    ライセンス登録の問題

    自動登録でエラーが発生した場合、以下のように対処してください。

    • システムが組織に登録されていることを確認します。

    • [Configuration (設定)] に移動して [Automatic licensing (自動ライセンス)] がオンになっていることを確認します。AXIS Camera Station Proユーザーマニュアルの「ライセンスの管理」を参照してください。

    • サーバーの時刻が正しいことを確認します。

    詳しくは、AXIS Camera Station Proのインストールと移行ガイドを参照してください。

    ユーザー

    ドメインユーザーが見つかりません

    ドメインユーザーの検索が失敗する場合、以下の手順でサービスログオンアカウントを変更してください。

    1. Windowsの [コントロールパネル] を開きます。

    2. 「サービス」を検索します。

    3. [View local services (ローカルサービスを表示)] をクリックします。

    4. AXIS Camera Station Proを右クリックし、[Properties (プロパティ)] を選択します。

    5. [Log on (ログオン)] タブをクリックします。

    6. [Local System account (ローカルシステムアカウント)] から [This account (このアカウント)] に変更します。

    7. Windows Active Directoryへのアクセス権を持つユーザーを選択します。

    証明書エラー

    証明書エラーを解決するまで、AXIS Camera Station Proは装置と通信できません。

    考えられるエラー

    証明書が見つかりません

    装置の証明書が削除された場合。

    理由がわかっている場合は、[Repair (修復)] をクリックします。 不正アクセスの疑いがある場合は、証明書をリストアする前に問題を調査してください。 [Advanced (詳細設定)] をクリックすると、証明書の詳細情報が表示されます。 証明書を削除する理由として考えられること:

    • 装置が工場出荷時の状態にリセットされた。

    • 安全なHTTPS通信が無効になった。

    • 権限のない第三者が装置に不正アクセスし、変更を行った。

    信頼できない証明書

    装置証明書がAXIS Camera Station Proの外部で変更された。 権限のない第三者が装置に不正アクセスし、変更を行った可能性があります。

    理由がわかっている場合は、[Trust This Device (この装置を信頼する)] をクリックします。 わかっていない場合は、証明書を信頼する前に問題を調査してください。 [Advanced (詳細設定)] をクリックすると、証明書の詳細情報が表示されます。

    認証局のパスワードがない

    パスワードが保存されていない認証局がAXIS Camera Station Proにある場合は、以下のアラームが表示されます。

    You need to provide a passphrase for the Certificate Authority certificate. Read the user manual for more information. (詳細については、ユーザーマニュアルをお読みください。)

    この問題は、次の3つの方法で解決できます。

    • 装置でHTTPSをオンにする

    • 既存の認証局をインポートする

    • 新しい認証局を生成する

    装置でHTTPSをオンにするには:

    1. [Configuration > Devices > Management (設定 > 装置 > 管理)] の順に移動します。

    2. リスト内で右クリックし、装置を選択して、[Security > HTTPS > Enable/Update (セキュリティ > HTTPS > 有効化/更新)] を選択します。

    3. [Yes (はい)] をクリックして確定します

    4. 認証局のパスワードを入力します。

    5. [OK] をクリックします。

    既存の認証局をインポートするには:

    1. [Configuration > Security > Certificates > HTTPS (設定 > セキュリティ > 証明書 > HTTPS)] に移動します。

    2. [Temporarily ignore certificate validation (証明書の検証を一時的に無視する)] をオンにします。

    3. [Certificate authority (認証局)] で、[Import (インポート)] をクリックします。

    4. パスワードを入力し、[OK] をクリックします。

    5. 署名入りのクライアント/サーバー証明書の有効日数を選択します。

    6. [Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [Management (管理)] に移動します。

    7. 装置を右クリックし、[Security (セキュリティ)] > [HTTPS] > [Enable/Update (有効にする/更新する)] を選択します。

    8. [Configuration (設定)] > [Security (セキュリティ)] > [Certificates (証明書)] > [HTTPS] に移動し、[Temporarily ignore certificate validation (証明書の検証を一時的に無視する)] をオフにします。

    9. AXIS Camera Station Proは装置との接続を失い、一部のシステムコンポーネントが再起動します。

    AXIS Camera Station Proで新しい認証局が生成されるようにするには:

    1. [Configuration > Security > Certificates > HTTPS (設定 > セキュリティ > 証明書 > HTTPS)] に移動します。

    2. [Temporarily ignore certificate validation (証明書の検証を一時的に無視する)] をオンにします。

    3. [Certificate authority (認証局)] で、[Generate (生成)] をクリックします。

    4. パスワードを入力し、[OK] をクリックします。

    5. 署名入りのクライアント/サーバー証明書の有効日数を選択します。

    6. [Configuration (設定)] > [Devices (装置)] > [Management (管理)] に移動します。

    7. 装置を右クリックし、[Security (セキュリティ)] > [HTTPS] > [Enable/Update (有効にする/更新する)] を選択します。

    8. [Configuration (設定)] > [Security (セキュリティ)] > [Certificates (証明書)] > [HTTPS] に移動し、[Temporarily ignore certificate validation (証明書の検証を一時的に無視する)] をオフにします。

    9. AXIS Camera Station Proは装置との接続を失い、一部のシステムコンポーネントが再起動します。

    時刻同期

    Windowsタイムサービスが実行されていない

    Windows TimeサービスとNTPサーバーが同期していません。 これは、Windows TimeサービスがNTPサーバーに到達できないためです。

    • NTPサーバーがオンラインであることを確認してください。

    • ファイアウォールの設定が正しいことを確認してください。

    • 装置はNTPサーバーと通信できるネットワーク上にあることを確認してください。

    サポートについては、システム管理者にお問い合わせください。

    {device}で{time}の時差を検出しました

    装置がサーバー時間と同期していません。 録画のタイムスタンプは、装置が録画した時刻ではなく、サーバーが録画を受信した時刻に付きます。

    1. [Configuration > Devices > Time synchronization (設定 > 装置 > 時刻同期)] に移動し、サーバー時間オフセットを確認します。

    2. サーバーの時間オフセットが2秒を超える場合:

      1. [Enable time synchronization (時刻同期を有効にする)] を選択します。

      2. 装置が指定されたNTPサーバーと通信可能であることを確認します。

      3. [Configuration > Devices > Management (設定> 装置 > 管理)] で装置を再読み込みします。

    3. サーバーのタイムオフセットが2秒未満の場合、装置が時刻同期のために十分なデータを送信しない可能性があります。

      1. [Send alarm when the time difference between server and device is larger than 2 seconds (サーバーと装置の時差が2秒を超える場合にアラームを送信する)] をオフにしてアラームを無効にします。

    ヘルプが必要な場合は、Axisサポートにお問い合わせください。

    技術サポート

    AXIS Camera Station Proのライセンスバージョンをお持ちのお客様は、技術サポートをご利用いただけます。 技術サポートに連絡するには、 > [Help (ヘルプ)] > [Online Support (オンラインサポート)] を選択するか、axis.com/supportにアクセスします。

    サポートケースにシステムレポートとスクリーンショットを送付されることをお勧めします。

    システムレポートを作成するには、 [ > Help > System report (> ヘルプ > システムレポート)] を選択します。

    報告手順

    このガイドを使用しても解決できない問題がある場合は、Axisオンラインヘルプデスクに問題を連絡してください。Axisオンラインヘルプデスクを参照してください。 弊社のサポートチームが問題を理解し、解決できるようにするために、以下の情報を含める必要があります。

    • 問題の再現方法または問題の発生状況に関する明確な説明。

    • 問題が発生する時刻および関係するカメラ名やIPアドレス。

    • 問題が発生した直後に生成されたAXIS Camera Station Proシステムレポート。 問題を再現できたクライアントまたはサーバーからシステムレポートを生成してください。

    • 問題を示すすべてのモニターからのスクリーンショットまたは録画 (オプション)。 スクリーンショットを撮ったり録画したりするときは、デバッグオーバーレイ機能をオンにしてください。

    • 必要に応じて、データベースファイルを含めてください。 アップロードを速めるには、これらを除外してください。

    問題によっては、サポートチームが必要に応じて要求する追加情報を含めてください。

    たとえば、ネットワークトレースやデータベースファイルなど、ファイルが100 MBを超える場合は、信頼できる安全なファイル共有サービスを使用してファイルを送信してください。

    追加情報

    デバッグレベルのログ

    より多くの情報を収集するためにデバッグレベルでのログ作成を使用する場合があります。 この作業は、Axisサポートエンジニアから要求があった場合にのみ行います。 手順は、Axisオンラインヘルプデスクで確認できます。

    ライブビューデバッグオーバーレイ

    場合によっては、オーバーレイ情報のスクリーンショットや、対象時間帯の値の変化を示すビデオを提供することが役立ちます。 オーバーレイ情報を追加するには、次のようにします。

    • キーの組み合わせ Ctrl + i 1回押すと、ライブビューでオーバーレイ情報が表示されます。

    • キーの組み合わせ Ctrl + i 2回押すと、デバッグ情報が追加されます。

    • キーの組み合わせ Ctrl + i 3回押すと、オーバーレイが非表示になります。

    ネットワークトレース

    サポートエンジニアから要求された場合は、システムレポートを作成する際にネットワークトレースを生成してください。 問題が再現可能であれば、問題が発生したときのネットワークトレースを取得してください。 これには以下が含まれます。

    • カメラで取得された60秒のネットワークトレース (カメラファームウェア5.20以降でのみ適用可能)

      必要に応じて、次のVAPIXコマンドを使用して、ログイン、IPアドレス、および期間 (秒) を変更してください。

      http://root:pass@192.168.0.90/axis-cgi/debug/debug.tgz?cmd=pcapdump&duration=60

    • サーバーとカメラ間での通信を示すサーバーで取得された10~30秒のネットワークトレース。

    データベースファイル

    データベースを調査または手動で修復する必要がある場合。 システムレポートを生成する前に、[Include database in the report (レポートにデータベースを含める)] を選択します。

    スクリーンショット

    UIに関連するライブビューの問題の場合は、スクリーンショットを使用してください。 たとえば、録画のタイムラインの表示が必要な場合や説明が難しい場合です。

    画面の録画

    問題を言葉で説明するのが難しい場合、たとえば問題の再現に多くのUI操作が関わる場合は、画面録画を使用してください。